JP2006253242A - 半導体集積回路装置及びその設計法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドミノ回路の適用箇所を拡大してより高速動作可能なLSIを設計できるようにして、設計自動化に対応可能なドミノ回路を含む半導体集積回路装置の設計法を得る。
【解決手段】 論理部を構成する各トランジスタ間が未接続状態とされたダイナミック型論理回路セル100が2次元アレイ状に配列され、これらダイナミック型論理回路セルの各列毎にクロック信号を分配するための配線が施された半導体集積回路装置において、セルに対して論理機能を割当て、クロック信号のクロックサイクルにより定まる評価期間内におけるセルの直列接続段数を求め、直列接続段数が規定段数を超えない場合に、半導体集積回路装置上にセルを配置して遅延計算を行って制約を満足できるかどうか判定する。満足すれば、終了であり、満足しなければ、修正となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体集積回路装置及びその設計法に関し、特にドミノ回路セルアレイを含む半導体集積回路装置及びその設計法に関するものである。
高速動作可能なLSIを設計する場合には、通常のCMOS回路で構成されるスタティック回路では、集積度の関係でその占有面積が不足する状況が増えてきている。特に、1GHzを越える周波数で動作するプロセッサ等を設計する場合には、このことは特に顕著となる。このために、このような設計では、スタティック回路に代わってダイナミック回路が使用されることが多い。ドミノ回路はこうしたダイナミック回路の1つとして有名であり、特に利用実績が増えてきている(特許文献1,2参照)。
しかしながら、ドミノ回路を用いた設計は、これまでほとんど人手設計にて行われてきた。これは、スタティック回路とは異なるドミノ回路特有の設計上の問題点に起因している。1つは、基本となるセル回路(プリミティブ・ブロックと呼ぶ場合もある)を設計した後、スタティック回路では、直流ノイズマージンのみを検証すれば良いが、ドミノ回路では、これに加えて交流ノイズマージン、プリチャージ時間、チャージシェア等の複数の検証を実施する必要があることである。
これによりドミノ回路セルは、スタティック回路のように標準ライブラリとして用意されず、全て必要とする設計者が用意して検証を行う必要がある。また、スタティック回路と比べてノイズに弱く、論理誤動作を行う可能性が高い。加えて、スタティック回路とは異なり、ドミノ回路セル全てに対して、ダイナミック動作のためのクロックを分配する必要があり、レイアウト設計が完了して遅延検証を行った後で、各ドミノ回路ステージ毎の遅延時間と要求されるクロックサイクルとの制約を確認しながら、分配するクロックを決定する必要があることから、遅延制約を満足できない場合の修正や後戻りが大きくなる。
特開昭63−108814号公報 特開平10−336015号公報
上述したドミノ回路セルアレイを含む半導体集積回路における設計法には、以下に示すような問題がある。第1の課題は、これまでのドミノ回路設計は人手設計を前提としているため、設計の自動化が困難であることである。第2の課題は、設計自動化が困難なため、ドミノ回路の適用範囲は限られた箇所だけに限定されており、適用箇所をより広範囲に拡大できないことである。
本発明の目的は、ドミノ回路の適用箇所を拡大してより高速動作可能なLSIを設計できるようにして、設計自動化に対応可能なドミノ回路を含む半導体集積回路装置及びその設計法を提供することである。
本発明による半導体集積回路装置は、論理部を構成する各トランジスタ間が未接続状態とされたダイナミック型論理回路セルの2次元アレイ状配列と、これらダイナミック型論理回路セルの各列毎にクロック信号を分配するための配線とを含むことを特徴とする。
本発明による半導体集積回路装置の設計法は、論理部を構成する各トランジスタ間が未接続状態とされたダイナミック型論理回路セルが2次元アレイ状に配列され、これらダイナミック型論理回路セルの各列毎にクロック信号を分配するための配線が施された半導体集積回路装置の設計法であって、前記セルに対して論理機能を割当てるステップと、前記クロック信号のクロックサイクルにより定まる評価期間内における前記セルの直列接続段数を求めるステップと、前記直列接続段数が規定段数を超えない場合に、前記半導体集積回路装置上に前記セルを配置して遅延計算を行うステップとを含むことを特徴とする。
本発明によるプログラムは、論理部を構成する各トランジスタ間が未接続状態とされたダイナミック型論理回路セルが2次元アレイ状に配列され、これらダイナミック型論理回路セルの各列毎にクロック信号を分配するための配線が施された半導体集積回路装置の設計法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記セルに対して論理機能を割当てる処理と、前記クロック信号のクロックサイクルにより定まる評価期間内における前記セルの直列接続段数を求める処理と、前記直列接続段数が規定段数を超えない場合に、前記半導体集積回路装置上に前記セルを配置して遅延計算を行う処理とを含むことを特徴とする。
本発明の作用を述べる。高速動作回路として知られるCMOSダイナミック回路の中でも特に利用実績の多いドミノ回路に関して、プリチャージPMOS部、NMOS論理部、クロックゲーティングNMOS部、Leaker部、駆動インバータ部の各回路に対して、複数種の回路構成を採りうる未配線のドミノ回路セルを、予め、2次元アレイ状に半導体集積回路上に形成しておき、各ドミノ回路セル列毎に必要なクロック信号を予め分配配線しておく。
また、この半導体集積回路の設計法として、ドミノ回路セルが実現可能な各種論理構成の中から最大の遅延時間を求めておき、論理合成と最適化後のクロックサイクル中の最大ドミノ回路段数から遅延制約を満足可能がどうか予め判断することで、配置配線を行う前にRTL(Register Transfer Level )修正による遅延改善を実施する。
更に、プリチャージPMOS部やクロックゲーティングNMOS部のトランジスタ構成も可変にしておき、NMOS論理部のNMOSトランジスタ接続状態に応じて、プリチャージ時間やチャージシェアなどのドミノ回路特有の回路規則制約を満足するように、後から配線を追加する。このように、本発明では、ドミノ回路を使用した設計を自動化できるようにしているので、これまで適用範囲が限られていたドミノ回路をより広範囲に適用して、より高速なLSIを設計することができる。
本発明による第1の効果は、論理構成を変更可能なドミノ回路セルを2次元アレイ状に敷き詰めた半導体集積回路を用意して、その設計手法を開示しているので、ドミノ回路を使用した設計を自動化できることである。また、本発明による第2の効果は、ドミノ回路の設計を自動化できるようにしているので、これまで適用範囲が限られていたドミノ回路を、より広範囲に適用したLSIを設計できることである。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1を参照すると、本発明の一実施例としてのドミノ回路セル100が示されている。図1において、プリチャージPMOS部110は、複数のPMOSトランジスタ111〜114から構成されており、その中で1つのPMOSトランジスタ111のみが電源VDDと接続ノード170を介してNMOS論理部120に接続されている。また、このPMOSトランジスタ111のゲート電極は、クロック信号160に接続されている。
NMOS論理部120は、複数のNMOSトランジスタ121−1〜121−3,122−1〜122−3,123−1〜123−3,124−1〜124−3から構成されており、これらのNMOSトランジスタは全て未接続の状態になっている。なお、NMOS論理部120の各NMOSトランジスタにおけるゲート電極がこのドミノ回路セルの入力信号となりうる。
クロックゲーティングNMOS部130は、NMOS論理部120と接地GNDとの間に接続されており、複数のNMOSトランジスタ131〜134から構成されている。この中の1つのトランジスタ131のみが接地GNDと接続ノード180を介してNMOS論理部120に接続されている。プリチャージPMOS部110とNMOS論理部120との間の接続ノード170は、チャージノードとも呼ばれる。チャージノード170は、更にLeaker部140と駆動インバータ部150とに接続されている。
クロック信号160がLow(ロー)レベルの時は、プリチャージPMOS部110のPMOSトランジスタがオン状態になり、クロックゲーティングNMOS部130のNMOSトランジスタがオフ状態になる。このため、NMOS論理部120の入力信号がどのような状態であっても、チャージノード170は電源VDDに接続され、High(ハイ)レベルに充電される。クロック信号160 がHighレベルの時は、逆にプリチャージPMOS部160がオフ状態、クロックゲーティングNMOS部130がオン状態となり、NMOS論理部120の状態により、チャージノード170はHighレベルを維持するか、それともLowレベルに放電されるかが決定される。
この時、NMOS論理部120の入力信号にノイズが乗ると、意図せずチャージノード170がLowレベルに放電され、誤動作する可能性がある。そこで、Leaker部140がチャージノード170に接続され、このような誤動作を防止してHighレベルを維持するように動作する。Leaker部140には、チャージノード170と電源VDDの間にPMOSトランジスタ141が接続されており、そのゲート電極には、チャージノード170を入力とする論理反転回路142(以下インバータと称する)の出力が接続されている。これにより、チャージノードがHighレベルにある間はPMOSトランジスタ141がオン状態にあり、Lowレベルに放電しようとしても、このPMOSトランジスタにより再充電される。
NMOS論理部120がその入力信号により論理的にチャージノード170を放電しようとする場合には、Leaker部140のPMOSトランジスタ141よりも大きな電流駆動力で放電するように設計することで、ノイズによる誤動作と論理による正常動作とを区別できるようにする。チャージノード170の論理値は、駆動インバータ部150によりドミノ回路セル100の出力信号190を駆動して、次段の論理回路に信号を伝達する。
駆動インバータ部150は、PMOSトランジスタ151−1,152−1,153−1,154−1とNMOSトランジスタ151−2,152−2,153−2,154−2の対で構成される複数のインバータで構成される。その中で1つのPMOSトランジスタ151−1のみが電源VDDと、1つのNMOSトランジスタ151−2のみが接地GNDと接続され、PMOSトランジスタ151−1とNMOSトランジスタ151−2の接続ノードがドミノ回路セル100の出力信号190としてインバータが構成されている。
図2を参照すると、図1に示すドミノ回路セル100を2次元アレイ状に敷き詰めた半導体集積回路200が示されている。図2では、便宜上、ROW00からROW12までの13列を例示している。各列毎に、ドミノ回路セル100を並べて配置している。各ドミノ回路セル100は、半導体プロセスにおける、トランジスタを構成する下地層と第1層の配線層を使用して製造されている。また、各列上には予めクロック配線201,202が第2層の配線層を使用して直線に配線されており、各ドミノ回路セル100のクロック入力端子に接続されている。
図3を参照すると、図2に示すクロック配線201,202に伝達されるクロック信号が示されている。ドミノ回路セルに供給されるクロック信号としては、システムクロック300と、同位相のクロック信号301と、逆位相のクロック信号302とがある。ドミノ回路セルは、いずれのクロック信号が接続されても、クロック信号がLowレベルの間は、プリチャージ期間としてチャージノードをHighレベルに充電し、クロック信号がHighレベルの間は、評価期間としてドミノ回路セルの入力信号の状態に応じて、チャージノードをHighレベルのまま維持するか、Lowレベルに放電するか、のどちらかの動作を行う。
図2に示した半導体集積回路200においては、ROW00からROW04及びROW10からROW12に対しては、正位相クロック信号201を分配して配線しており、ROW05からROW09に対しては、逆位相クロック信号202を分配して配線している。
上述した半導体集積回路200において、第2層以上の配線層を使用して各ドミノ回路セル100の配線、及び各ドミノ回路セル100間を接続する配線を追加することで、所望の論理機能を実現することができる。
以上詳細に実施例の構成を述べたが、図1に示すプリチャージPMOS部110、NMOS論理部120、クロックゲーティングNMOS部130、駆動インバータ部150にそれぞれ含まれるMOSトランジスタ数に関しては、図1に示した数に限定されるものではない。
また、Leaker部140の構成に関して、図1では、チャージノード170を入力とするインバータ142によりPMOSトランジスタ141のゲート電極を駆動しているが、駆動インバータ部150の出力信号190で直接PMOSトランジスタ141のゲート電極を駆動して、Leaker部140のインバータ142を削除したドミノ回路セルの構成は、当業者にとって良く知られており、このような回路変更は、本発明の内容とは直接関係しない。
同じように、クロックゲーティングNMOS部130の持たずに、論理NMOS部120とクロックゲーティングNMOS部130間の接続ノード180を直接接地GNDに接続するドミノ回路セルの構成も、当業者にとって良く知られている。
また、図2に示す半導体集積回路200において、2次元アレイ状に敷き詰めたドミノ回路セルに関して、各列間や各セル間に隙間を空けて敷き詰めるかどうかという構成の違いは、本発明の内容とは直接関係しない。また、各クロック相をどれだけのドミノ回路セル列に接続するかは、設計対象に依存して自由に設定すべきものであることは、当業者にとっては明らかなことであり、図2に例示する列数に限定されることはない。
次に、図1のドミノ回路セル100を用いた図2の半導体集積回路200の設計法を、図4に示すフローチャートを使用して説明する。本発明の設計法では、以下のステップで設計を行う。
1.RTLを作成する(ステップ401)。一般的に、VerilogやVHDL(VHSIC Hardware Description Language )といった記述言語を用いてRTLが作成される。
2.RTLを論理合成/最適化により論理式に変換する(ステップ402)。ドミノ回路は正論理の回路であるため、通常のCMOSスタティック回路の負論理とは異なることに注意する。論理合成/最適化の結果は、正論理の論理式とする必要がある。
3.正論理の論理式からドミノ回路セルのNMOS論理部のNMOSトランジスタ接続構成を決定する(ステップ403)。この時、ドミノ回路セルのNMOS論理部の取り得る最大構成を予め限定しておく。すなわち、NMOSトランジスタの最大縦積み段数と最大並列数の組み合わせ種類を何通りか設定しておくことである。例えば、縦積みNMOSトランジスタが4段の場合には、並列は3列まで、縦積み3段の場合は、並列4列まで、縦積み2段の場合には、並列6列まで、縦積み1段の場合には、並列8列まで、といった規定である。
4.ステップ403で決定された各ドミノ回路セルのNMOS論理部構成から、ルールに従ってプリチャージPMOS部の並列PMOSトランジスタ数を決定する(ステップ404)。NMOS論理部の縦積みNMOSトランジスタ段数が少なく、並列数が多い場合には、チャージノードに接続される容量値が等価的に大きく見えることから、プリチャージ時間を規定時間以内に納めるために、プリチャージPMOS部のPMOSトランジスタの並列数を大きくする必要がある。
5.ステップ403で決定された各ドミノ回路セルのNMOS論理部構成から、ルールに従ってクロックゲーティングNMOS部の並列NMOSトランジスタ数を決定する(ステップ405)。NMOS論理部の縦積みNMOSトランジスタ段数が多く、並列数が少ない場合には、NMOSトランジスタ部のチャージノードに対する放電電流駆動力が小さくなることから、チャージノードの放電時間を短縮してドミノ回路セルの遅延時間を短縮するために、クロックゲーティングNMOS部のNMOSトランジスタの並列数を大きくする必要がある。
6.各クロック位相信号に接続されるドミノ回路セルの同一評価期間内(0.5クロックサイクル)における直列接続段数の最大数を算出する(ステップ406)。
7.ステップ403において予め限定したNMOS論理部の最大構成における遅延時間を用いて、ステップ406で算出した評価期間内の最大ドミノ回路セル段数がクロックサイクルの50%以内に収まるかどうかを判断する(ステップ407)。収まっていない場合には、遅延時間制約が満足できない可能性が高いので、ステップ401に戻ってRTLの修正、すなわち論理構成の修正を行う。
8.ステップ407において最大ドミノ回路セル段数が要求されるクロックサイクルから導かれる規定段数以内に収まっている場合には、各ドミノ回路セルを2次元アレイ状に配置された半導体集積回路上に配置する(ステップ408)。
9.ステップ408での配置結果を受けて、各ドミノ回路セル間の接続配線長を算出する(ステップ409)。
10.ステップ409で算出された各ドミノ回路セル間の接続配線長に従い、波形鈍り制限や遅延時間制約を考慮して必要な駆動力を求めて、各ドミノ回路セルの駆動インバータ部の並列インバータ数を決定する(ステップ410)。
11.以上のステップにより、必要な論理機能の回路化と半導体集積回路上での配置配線が完了するので、詳細な遅延計算を実施する(ステップ411)。
12.ステップ411にて遅延が制約を満足していれば終了、制約を満足していない場合には、ステップ408に戻って各ドミノ回路セルの配置を修正するか、ステップ401に戻ってRTLの修正を行う(ステップ412)。
以上の各ステップを実行することで、2次元アレイ状に配置されたドミノ回路セル上に論理機能を実現することができる。
ここで、上記の各ステップによる設計法の中で、一部を図面を用いて詳細に説明する。図5を参照すると、ドミノ回路セル内の配線を行って、ある論理機能を実現した一実施例が示されている。図において、ドミノ回路セル500のNMOS論理部520に関して、4つのNMOSトランジスタ521−1〜524−1がそれぞれチャージノード570に接続されている。また、この4つのNMOSトランジスタ521−1〜524−1はそれぞれクロックゲーティングNMOS部530との接続ノード580にも接続されている。
このNMOS論理部内の接続配線は、図4のフローチャートにおけるステップ403を実行した結果である。4つのNMOSトランジスタ521−1〜524−1のゲート電極が、このドミノ回路セル500の入力信号となり、このドミノ回路セル500は、この4つの入力信号の論理和機能を実現することができる。NMOS論理部520の回路構成が決定すると、図4のフローチャートにおけるステップ404を実行することで、プリチャージPMOS部510の2つのPMOSトランジスタ512,513が、新たに電源VDDとチャージノード570に接続される。
NMOS論理部520の回路構成がNMOSトランジスタ縦積み1段でかつ並列数が4となっており、チャージノード570の容量値が大きいことから、プリチャージPMOS部510のPMOSトランジスタの並列数を当初の1つから3つに増やした結果である。更に、図4のフローチャートにおけるステップ405を実行することで、クロックゲーティングNMOS部のNMOSトランジスタ並列数を決定する。
図5のドミノ回路セルの例では、NMOS論理部520の回路構成においてNMOSトランジスタ縦積み段数が1段であることから、クロックゲーティングNMOS部530のNMOSトランジスタ並列数は当初の1つのままとなり、新たな配線は発生していない。
図6を参照すると、別の論理機能を実現するドミノ回路セル600内の配線が示されている。図において、NMOS論理部620は、3組の、それぞれ2つのNMOSトランジスタ621−1と621−2、622−1と622−2、623−1と623−2が、それぞれ縦積み接続された回路構成となっている。6つのNMOSトランジスタ621−1,621−2,622−1,622−2,623−1,623−2のゲート電極が、それぞれこのドミノ回路セル600の入力信号となり、これらの入力信号を順番にA〜Fとすると、このドミノ回路セル600は、A*B+C*D+E*F(*は論理積を、+は論理和を表す)という論理機能を実現することができる。
プリチャージPMOS部610は、NMOS論理部620の構成を考慮して、新たに1つのPMOSトランジスタ612が電源VDDとチャージノード670に接続されるよう配線が追加されている。また、クロックゲーティングNMOS部630も同様に、新たに1つのNMOSトランジスタ632がNMOS論理部620との接続ノード680及び接地GNDに接続されるよう配線が追加されている。これらは、図5に関する説明と同様に、図4のフローチャートにおけるステップ403からステップ405を実行することで、実現されている。
なお、上述したプリチャージPMOS部やクロックゲーティングNMOS並列数は、実施例の説明のために便宜上定義した値であり、上記の説明におけるNMOS論理部の回路構成と直接は関係がない。実際には、より詳細な検証を行って決定される値であり、使用する半導体プロセスや温度、電圧等の環境条件に応じて最適な値にする必要があることは、明確である。
図7を参照すると、ドミノ回路セルが2次元アレイ状に配置された半導体集積回路700に対して、実際に論理機能を実現したドミノ回路セルを配置する様子が示されている。図において、4つのドミノ回路セル710,720,730,740(それぞれ、ドミノ回路セルA、ドミノ回路セルB、ドミノ回路セルC、ドミノ回路セルDとする)が配置されている。この中で、2つのドミノ回路セル710,720は正相クロック信号が分配接続され、あと2つのドミノ回路セル730,740は逆相クロック信号が分配接続されている。
このような半導体集積回路上にドミノ回路セルを配置することは、図4のフローチャートにおけるステップ408を実行することで実現される。そして、ステップ409を実行することで、各ドミノ回路セル間の配線711,721,731を引いて配線長を算出することができる。各ドミノ回路間の配線長が算出されたら、図4にフローチャートにおけるステップ410を実行して、各ドミノ回路セル内の駆動インバータ部の並列インバータ数を決定して、それに応じた配線を追加することになる。
例えば、図7においてドミノ回路セルB(720)とドミノ回路セルC(730)間の配線721は、配線長が比較的短いため、図5に示したドミノ回路セル500の駆動インバータ部550のように、当初のインバータ接続数1のままとすることができる。また、ドミノ回路セルA(710)とドミノ回路セルC(730)間の配線711は、配線長が比較的長いため、図6に示したドミノ回路セル600の駆動インバータ部650のように、新たに2組のインバータを構成するトランジスタ652−1と652−2、653−1と653−2を、電源VDDと接地GND及びチャージノード670と出力信号690に接続して、駆動力を高めることになる。
以上のような処理を繰り返すことで、本発明によるドミノ回路セルを含む半導体集積回路を設計することができ、また、図4のフローチャートに示した各ステップは設計自動化が可能である。
本発明の他の実施例として、その基本的構成は上記の通りであるが、ドミノ回路セルに供給するクロックに関して、互いにオーバラップする4位相のクロックとする実施例を提示する。図8を参照すると、互いにオーバラップする4位相のクロック信号が示されている。システムクロック800に対して、同位相のクロック信号CLK0(801)、90度位相が遅れたクロック信号CLK1(802)、180度位相が遅れたクロック信号CLK2(803)、270度位相が遅れたクロック信号CLK3(804)がある。
CLK0とCLK1、CLK1とCLK2、CLK2とCLK3、CLK3とCLK0のそれぞれ隣り合うクロック信号はクロックがHighレベルであるドミノ回路の評価期間が互いに4分の1周期づつオーバラップしている。このようなオーバラップしたクロック信号を使用する場合、各クロック相で動作するドミノ回路セルから次のクロック位相で動作するドミノ回路セルへの信号伝達がオーバラップする評価期間内に行われるように遅延設計をすることで、クロックスキューやジッタなどのクロック信号に起因する遅延悪化要因をキャンセルすることが可能であり、ある特定のクロックサイクル内の遅延時間が制限を満足できなくても、全てのドミノ回路セル段数合計での遅延時間値が規定遅延時間制約を満足していれば、動作可能になる利点がある。
このために、前述した2相クロック信号を用いるドミノ回路や通常のスタティックCMOS回路と比較して、同じクロックサイクルにより多くの論理機能を納めたり、同じ論理機能を実現するためにより高い動作周波数を実現することが可能になる。
図9を参照すると、ドミノ回路セルを2次元アレイ状に配置し、4相クロック信号を配線した半導体集積回路900が示されている。ROW00からROW02とROW10からROW11には、システムクロックと同位相のクロック信号CLK0を分配した配線901が存在する。ROW03からROW04とROW12には、システムクロックから90度位相が遅れた信号CLK1を分配した配線902が存在する。ROW05からROW07には、システムクロックから180度位相が遅れた信号CLK2を分配した配線903が存在する。ROW08からROW09には、システムクロックから270度位相が遅れた信号CLK3を分配した配線904が存在する。
図10を参照すると、4相クロックを配線した半導体集積回路900の設計法がフローチャートで示されている。ステップ1001〜1007は、図4に示したフローチャートのステップ401〜407までと同様の処理である。また、ステップ1010からステップ1014までは、図4に示したフローチャートのステップ408〜412までと同様の処理である。
図10のフローチャートでは、4相クロックを使用したドミノ回路の特徴であるクロックのオーバーラップを考慮した透過性遅延検証に関する処理を追加しており、ステップ1008と1009とがドミノ回路セル配置前の処理として、またステップ1015〜1017がドミノ回路セル配置後の処理として追加されている。ステップ1008と1009とでは、ドミノ回路セルの段数が各クロックサイクル当たりで規定段数を超えている場合でも、全ドミノ回路セル段数が、要求されるドミノ回路ブロックの入力から出力までの遅延時間から求められる最大許容段数以内であれば、実現可能性があることから、これを算出して判断している。
ここでも規定段数を超えている場合には、ステップ1001に戻ってRTL修正を行うことになる。また、ステップ1015〜1016では、各ドミノ回路セルを半導体集積回路上に配置して、各ドミノ回路セル間の配線を実行した後の遅延計算にて、同様に全ドミノ回路セルを通した遅延計算を行って制約を満足するかどうかを判断している。
なお、実際には、ここでの遅延計算はドミノ回路ブロックの入力から出力までの遅延時間だけでなく、4相の各クロック信号間の全ての組み合わせ(CLK0からCLK2やCLK1からCLK4、更にはCLK0から1クロックサイクル経過後のCLK3まで、など、ドミノ回路ブロックの入力から出力までの間に分配される全てのクロック信号間のあらゆる組み合わせが含まれる)において、それぞれ遅延制約を満足する必要がある。
ここで、ドミノ回路ブロックの入力から出力までの遅延時間は制約を満足するが、各クロック信号間の遅延時間で制約を満足できない組み合わせがある場合には、ステップ1017を実行する。すなわち、各ドミノ回路セルに供給されている4相のクロック信号割り当てを前後の位相のクロック信号に変更することで、各クロック信号間の遅延時間制約を満足させようとすることである。
この場合、4相クロック信号は予め半導体集積回路900上で分配され配線されているドミノ回路セル列が決まっているため、各ドミノ回路セルに供給するクロック信号を変更した場合は、そのドミノ回路セルは半導体集積回路上で配置を変更しなければならない。そのため、ステップ1010に戻って、各ドミノ回路セルの配置から再度実行することになる。
以上のようにして、4相クロック信号を使用するドミノ回路についても、本発明により設計を自動化することが可能である。また本発明における設計手法では、4相クロック信号を使用することで、2相クロック信号を使用する場合よりも、1クロックサイクル当たりの論理段数を増加させたり、同じ論理段数であればより動作周波数を上げたりすることが、自動化した設計で可能になる。
なお、ここではオーバラップした4相クロックを例にして説明したが、各クロック信号がオーバラップしていればクロック信号の相数については特に限定されないことは明らかである。
上述した図4及び図10のフローチャートに従うドミノ回路セルアレイを含む半導体集積回路の設計法は、予めその動作手順をプログラムとしてROMなどの記録媒体に格納しておき、これをコンピュータであるCPUにより読み取って実行するように構成できることは明白である。
本発明の実施例によるドミノ回路セルを示す図である。 図1に示すドミノ回路セルを2次元アレイ状に配置した半導体集積回路の例を示す図である。 図2に示すクロック配線に伝達されるクロック信号の波形を示す図である。 図2に示した半導体集積回路の設計法を示すフローチャートである。 ドミノ回路セル内の配線を行ってある論理機能を実現した例を示す図である。 ドミノ回路セル内の配線を行ってある論理機能を実現した他の例を示す図である。 ドミノ回路セルが2次元アレイ状に配置された半導体集積回路に対して、実際に論理機能を実現したドミノ回路セルを配置する様子を示す図である。 4相クロック信号の波形例を示す図である。 図1に示すドミノ回路セルを2次元アレイ状に配置し、4相クロック信号を配線した半導体集積回路の例を示す図である。 4相クロックを配線した半導体集積回路の設計法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 ドミノ回路セル
110 プリチャージPMOS部
120 NMOS論理部
130 クロックゲーティングNMOS部
140 Leaker部
150 駆動インバータ部

Claims (8)

  1. 論理部を構成する各トランジスタ間が未接続状態とされたダイナミック型論理回路セルの2次元アレイ状配列と、これらダイナミック型論理回路セルの各列毎にクロック信号を分配するための配線とを含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記ダイナミック型論理回路セルの各々は、前記トランジスタ間の接続状態に応じて複数種類の論理構成が自在であるこを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. ダナミック型論理回路セルの各々は、前記論理部の他に、プリチャージ部、クロックゲーティング部、駆動部を有しており、前記プリチャージ部、クロックゲーティング部、駆動部をそれぞれ構成する各トランジスタ間も未接続状態とされていることを特徴とする請求項1または2記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記プリチャージ部、クロックゲーティング部、駆動部をそれぞれ構成する各トランジスタ間は、回路の規則制約に従って接続状態とされることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の半導体集積回路装置。
  5. 論理部を構成する各トランジスタ間が未接続状態とされたダイナミック型論理回路セルが2次元アレイ状に配列され、これらダイナミック型論理回路セルの各列毎にクロック信号を分配するための配線が施された半導体集積回路装置の設計法であって、
    前記セルに対して論理機能を割当てるステップと、
    前記クロック信号のクロックサイクルにより定まる評価期間内における前記セルの直列接続段数を求めるステップと、
    前記直列接続段数が規定段数を超えない場合に、前記半導体集積回路装置上に前記セルを配置して遅延計算を行うステップと、
    を含むことを特徴とする半導体集積回路装置の設計法。
  6. 前記直列接続段数が規定段数を超える場合や、前記遅延計算の結果が予め定められた制約を満足しない場合には、論理構成の修正をなすステップを、更に含むことを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路装置の設計法。
  7. 論理部を構成する各トランジスタ間が未接続状態とされたダイナミック型論理回路セルが2次元アレイ状に配列され、これらダイナミック型論理回路セルの各列毎にクロック信号を分配するための配線が施された半導体集積回路装置の設計法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記セルに対して論理機能を割当てる処理と、
    前記クロック信号のクロックサイクルにより定まる評価期間内における前記セルの直列接続段数を求める処理と、
    前記直列接続段数が規定段数を超えない場合に、前記半導体集積回路装置上に前記セルを配置して遅延計算を行う処理と、
    を含むことを特徴とするプログラム。
  8. 前記直列接続段数が規定段数を超える場合や、前記遅延計算の結果が予め定められた制約を満足しない場合には、論理構成の修正をなす処理を、更に含むことを特徴とする請求項7記載のプログラム。
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