JP2003092350A - 半導体集積回路及びスタンダードセルライブラリ - Google Patents

半導体集積回路及びスタンダードセルライブラリ

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JP2003092350A
JP2003092350A JP2001281433A JP2001281433A JP2003092350A JP 2003092350 A JP2003092350 A JP 2003092350A JP 2001281433 A JP2001281433 A JP 2001281433A JP 2001281433 A JP2001281433 A JP 2001281433A JP 2003092350 A JP2003092350 A JP 2003092350A
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integrated circuit
cell
power supply
buffer
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Akio Hirata
昭夫 平田
Hiroo Yamamoto
裕雄 山本
Akihito Katsura
昭仁 桂
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路の動作時における電源電圧の
電圧降下を小さくすると共に、リピータ挿入時のレイア
ウト修正を最小限にしてTATを短くする。 【解決手段】 論理機能を構成するための機能セル領域
9a、9bと、電源容量や長距離配線へのリピータを挿
入するための補助セル領域10a〜10cとを備えてい
る。そして、スタンダードセルライブラリ14として
は、半導体集積回路の論理機能を実現するための第1の
セルライブラリ群8と、電源容量5、反転バッファ6、
バッファ7のいずれかの機能を構成するための第2のセ
ルライブラリ群13とを有している。そして、機能セル
領域9a、9bには、第1のセルライブラリ群8の素子
で構成された第1のスタンダードセル1a〜1fが配置
配線され、補助セル領域10a〜10cには第2のセル
ライブラリ群13の素子で構成された第2のスタンダー
ドセル2a〜2fが配置配線されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路お
よび半導体集積回路を構成するスタンダードセルライブ
ラリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の大規模化に伴
い、電気機器のシステムを一つの半導体チップ上に構築
したシステムLSIの設計が盛んになっている。これら
の半導体集積回路では設計のTAT(Turn Around Tim
e)を短くする必要があるため、基本的な論理ごとにあ
らかじめ設計されたスタンダードセルを配置、配線する
ことにより所望の機能を実現するセミカスタム設計が主
に行われている。以下、この設計済みのスタンダードセ
ルの集合体をスタンダードセルライブラリと呼ぶ。
【0003】図6は、従来のスタンダードセルを用いて
セミカスタム設計された半導体集積回路の構成を示す概
略配置図である。すべて同じセル高さで構成されたスタ
ンダードセル51a〜51c及び51d〜51fはそれ
ぞれ行方向に配置され、同じ行に配置されたスタンダー
ドセル51a〜51cは電源線52およびグランド線5
3aを共有して構成され、また、電源線52を軸として
スタンダードセル51a〜51cに対して反転して同じ
行に配置されたスタンダードセル51d〜51fは電源
線52およびグランド線53bを共有して構成されてい
る。これらのスタンダードセル51a〜51fを構成す
るために用いられるスタンダードセルライブラリ54に
は、OR回路55aやAND回路55bなどの論理セル
55、バッファ56、反転バッファ57などのほかに、
電源容量58を形成するセルが含まれている。
【0004】近年の半導体集積回路の製造プロセスの微
細化に伴い、電源電圧は低くなる一方で動作時に流れる
電流は増加しているため、電源配線の抵抗成分による回
路動作時の電源電圧の低下(以下、IRドロップと呼
ぶ)による回路の動作に与える影響が顕著になってきて
いる。このIRドロップを防ぐには、電源とグランド間
に容量を挿入する必要がある。また、従来のバルク基板
を用いていた場合では、電源線とグランド線はN型ウェ
ル層とp型シリコン基板にそれぞれ接続されており、こ
れらのpn接合による容量が電源電圧の安定化に寄与し
ていた。しかしながら、SOI基板を用いた場合、半導
体集積回路は、絶縁層上の半導体層に形成するため、従
来のようなウェル層とシリコン基板とによるpn接合が
存在しないので電源容量が低下するという深刻な問題が
ある。
【0005】また、別の課題としては、製造プロセスの
微細化に伴い、配線の抵抗と寄生容量成分による遅延時
間が大きくなっている。特に、長距離の配線においては
この遅延時間によるシステム全体に与える影響が大きく
なってきている。この配線による遅延時間を削減するに
は、配線の途中にバッファや反転バッファを挿入し長距
離配線を分割する手法が一般的に用いられる。以下、こ
れらのバッファや反転バッファのことをリピータと呼
ぶ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スタンダードセルを用いたセミカスタム設計において
は、さまざまな論理機能を実現するセルと、電源容量を
形成するセルと、リピータとがすべて同一セル高さで構
成され、同じセル行上に配置されていた。また、レイア
ウト設計後に長距離配線によるタイミング違反が発見さ
れた場合にはスタンダードセルの駆動能力を変化させた
り、リピータセルの挿入が行われたりするため再レイア
ウトを行う必要があるので、設計工数が大きくなるとい
う問題があった。
【0007】本発明の目的は、半導体集積回路の動作時
における電源電圧の電圧降下を小さくすると共に、リピ
ータ挿入時のレイアウト修正を最小限にしてTATを短
くすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、スタンダードセルライブラリに含まれる複数のセル
を配置し電気的に接続してなる半導体集積回路におい
て、論理機能を構成するためのセルが配置された機能セ
ル領域と、少なくとも電源容量を構成するためのセルが
配置された補助セル領域とを備えている。
【0009】この構成によれば、論理機能を構成するセ
ルは機能セル領域に配置し、電源容量セルは論理機能を
構成するセルとは独立して補助セル領域に多数配置する
ことが可能となり、動作時の電源電圧の変化を小さくす
ることができる。また、リピータを形成するためのバッ
ファや反転バッファを論理機能を形成するセルとは独立
して、補助セル領域に配置することにより、リピータ挿
入時のレイアウト修正を最小限にすることができる。
【0010】上記半導体集積回路において、補助セル領
域の高さは、機能セル領域の高さよりも低くなってい
る。これにより、半導体集積回路の面積を縮小すること
ができる。
【0011】また、上記半導体集積回路において、補助
セル領域には、電源線とグランド線が配置されており、
機能セル領域に配置されているセルは、補助セル領域に
配置されている電源線またはグランド線を共有するよう
に配線されている。
【0012】また、半導体集積回路において、補助セル
領域には、反転バッファまたはバッファが配置配線され
ている。
【0013】また、上記半導体集積回路において、反転
バッファまたはバッファのセル幅は、電源容量を構成す
るセルのセル幅と同一または整数倍になっている。これ
により、リピータ挿入時に既に配置された電源容量セル
を反転バッファまたはバッファに容易に置き換えること
が可能となり、リピータ挿入時のレイアウト修正をさら
に容易にすることができる。
【0014】また、上記半導体集積回路において、反転
バッファは、pチャネル型MISFETのドレイン領域
とnチャネル型MISFETのドレイン領域とが同一領
域を共有している。これにより、反転バッファおよび反
転バッファを組み合わせて形成するバッファの面積を小
さくすることができ、半導体集積回路の面積を削減する
ことができる。
【0015】また、上記半導体集積回路において、反転
バッファと電源容量とは、同一構成のMISFETを基
本セルとし、配線のレイアウトによってそれぞれの機能
を実現している。これにより、配線の繋ぎ変えのみで電
源容量と反転バッファの機能を変更することができ、設
計が容易になる。また、リピータ挿入の設計変更が生じ
た場合、配線のみの変更で済むのでTATを短くするこ
とができる。
【0016】また、上記半導体集積回路において、半導
体集積回路は、SOI基板上に形成されている。これに
より、ドレイン、ソースの接合容量を小さくすることが
でき、半導体集積回路の電力を削減することができる。
また、pチャネル型MISFETのドレイン領域とnチ
ャネル型MISFETのドレイン領域とを共有した反転
バッファを容易に形成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の構成を
示す概略配置図である。図1に示すように、本発明の半
導体集積回路は、論理機能を構成するための機能セル領
域9a、9bと、電源容量や長距離配線へのリピータを
挿入するための補助セル領域10a、10b、10cと
を備え、機能セル領域9a、9b及び補助セル領域10
a、10b、10cは、それぞれ異なる行配列上に配置
されている。そして、スタンダードセルライブラリ14
としては、AND回路8aやOR回路8b、反転バッフ
ァ8c、バッファ8dなどの半導体集積回路の論理機能
を実現するのに十分な種類を備えた第1のセルライブラ
リ群8と、電源容量5、反転バッファ6、バッファ7の
いずれかの機能を構成するための第2のセルライブラリ
群13とを有しており、機能セル領域9a、9bには、
第1のセルライブラリ群8から選択された素子によって
構成された第1のスタンダードセル1a〜1fが配置配
線され、補助セル領域10a、10b、10cには第2
のセルライブラリ群13から選択された素子によって構
成された第2のスタンダードセル2a〜2fが配置配線
されている。
【0018】そして、第1の補助セル領域10aには、
第2のスタンダードセル2a、2bとグランド線3aと
電源線4aとが配置されており、第2の補助セル領域1
0bには、第2のスタンダードセル2c、2dとグラン
ド線3bと電源線4bとが配置されており、第3の補助
セル領域10cには、第2のスタンダードセル2e、2
fとグランド線3cと電源線4cとが配置されている。
【0019】また、第1の機能セル領域9aは、第1の
補助セル領域10aと第2の補助セル領域10bとの間
に位置し、第1の補助セル領域10aの電源線4aと第
2の補助セル領域10bのグランド線3bとを共有する
ように、第1のスタンダードセル1a〜1cが配置され
ている。そして、第2の機能セル領域9bは、第2の補
助セル領域10bと第3の補助セル領域10cとの間に
位置し、第2の補助セル領域10bの電源線4bと第3
の補助セル領域10cのグランド線3cとを共有するよ
うに、第1のスタンダードセル1d〜1fが配置されて
いる。
【0020】さらに、第1のスタンダードセル1a〜1
f及び第2のスタンダードセル2a〜2fとグランド線
3a〜3c及び電源線4a〜4cとを繋ぐ配線(図示せ
ず)や第1のスタンダードセル1a〜1f及び第2のス
タンダードセル2a〜2fのセル間を繋ぐ配線(図示せ
ず)とから構成される。
【0021】図2は、本発明の第1の実施の形態に係る
第2のスタンダードセルを構成する素子の一つである電
源容量5であり、(a)はレイアウトを示す平面図、
(b)は回路図である。図2に示すように、ソースSお
よびドレインDはグランド線3に接続し、ゲートGは電
源線4に接続している。これにより、ゲートGとMIS
FETmn1のチャネル領域との間に形成された容量が
電源線4とグランド線3の間に挿入される。また、電源
線4とグランド線3は、その製造プロセスで製造可能な
最小配線間隔だけ離して配置される。これにより、電源
線4とグランド線3を形成するメタル配線間に容量が形
成され、電源容量をより大きくすることができる。
【0022】図3は、本発明の第1の実施の形態に係る
第2のスタンダードセルを構成する素子の一つである反
転バッファ6であり、(a)はレイアウトを示す平面
図、(b)は回路図である。反転バッファ6は、pチャ
ネル型MISFETmp1とnチャネル型MISFET
mn1とを各1つ用いて構成されている。pチャネル型
MISFETmp1のソースSは電源線4に接続され、
ゲートGは入力端子INに接続され、ドレインDは出力
端子OUTに接続される。nチャネル型MISFETm
n1のソースSはグランド線3に接続され、ゲートGは
入力端子INに接続され、ドレインDは出力端子OUT
に接続される。
【0023】図3(a)に示すレイアウトでは、pチャ
ネル型MISFETmp1のドレインDとnチャネル型
MISFETmn1のドレインDが同じ領域を共有する
ように配置されており、これにより回路面積を削減した
形態を示したものであり、このような形態はSOI基板
を用いることにより実現できる。なお、バルク基板を用
いる場合には、nチャネル型MISFETのドレインと
pチャネル型MISFETのドレインを分離したレイア
ウトにすれば良い。また、バッファは、反転バッファ6
を2つ接続して構成することができる。
【0024】図4は、本発明の第1の実施の形態に係る
半導体集積回路の構成を示す平面図である。第1の補助
セル領域10aには、2つの反転バッファ6a、6bと
グランド線3aと電源線4aとが配置されており、この
2つの反転バッファ6a、6bを接続してバッファ7が
構成されており、第2の補助セル領域10bには電源容
量5a、5bとグランド線3bと電源線4bとが配置さ
れている。また、第1の補助セル領域10aと第2の補
助セル領域10bとの間の第1の機能セル領域9aに
は、電源線4aとグランド線3bを共有するように論理
セル18a、18b、18cが配置されている。
【0025】電源容量5a、5bを配置することによ
り、論理セル18a、18b、18cが動作して電源線
4aとグランド線3bの間に電流が流れるとき電源電圧
の変動を小さくすることができる。また、配線11aと
配線11bは足した長さが1mm超の長距離配線である
とする。このとき、配線11aと配線11bとの間に、
配線11aを入力とし、配線11bを出力とするバッフ
ァ7からなるリピータが挿入されていることにより、配
線11aと配線11bが直接つながれている場合に比べ
遅延時間を小さくできる。
【0026】本発明の実施の形態によれば、機能セル領
域とは別に、電源容量を配置するための補助セル領域を
設けたことにより、論理機能を構成するセルとは独立し
て多数の電源容量を配置することが可能となり、動作時
の電源電圧の変化を小さくすることができる。また、論
理機能を構成するセルとは独立して、補助セル領域にリ
ピータを形成するためのバッファや反転バッファを配置
することにより、リピータ挿入時のレイアウト修正を最
小限にすることができる。
【0027】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態に係る第2のスタンダードセルであり、
(a)は基本セルのレイアウトを示す平面図、(b)は
(a)の基本セルを用いて構成した反転バッファのレイ
アウトを示す平面図、(c)は(a)の基本セルを用い
て構成した電源容量のレイアウトを示す平面図である。
【0028】本実施の形態の第2のスタンダードセル
は、図5(a)に示すように、ソースSとドレインDと
ゲートGとを有するnチャネル型MISFETmn1と
ソースSとドレインDとゲートGとを有するpチャネル
型MISFETmp1とを各1つずつ備えている基本セ
ル12を基にして、配線を変えることにより、電源容量
5や反転バッファ6あるいはバッファ7を形成するもの
である。
【0029】図5(b)は、基本セル12を基にして配
線することにより形成した反転バッファ6のレイアウト
を示す平面図である。nチャネル型MISFETmn1
のソースSはグランド線3に接続され、ゲートGは入力
端子INに接続され、ドレインDは出力端子OUTに接
続されている。pチャネル型MISFETmp1のソー
スSは電源線4に接続され、ゲートGは入力端子INに
接続され、ドレインDは出力端子OUTに接続されてい
る。
【0030】図5(c)は、基本セル12を基にして配
線することにより形成した電源容量5のレイアウトを示
す平面図である。nチャネル型MISFETmn1のソ
ースS及びドレインDはグランド線3に接続され、ゲー
トGは電源線4に接続される。pチャネル型MISFE
Tmp1のソースS及びドレインDは電源線4に接続さ
れ、ゲートGはグランド線3に接続される。また、電源
線4とグランド線3は、その製造プロセスで製造可能な
最小配線間隔だけ離して配置される。これにより、電源
線4とグランド線3を形成するメタル配線間に容量が形
成され、電源容量をより大きくすることができる。
【0031】このように、本発明の第2の実施の形態に
よれば、基本セルを基にして配線のみを変更することで
電源容量や反転バッファを構成することができるので、
機能変更を容易することができ、設計が容易になる。ま
た、リピータ挿入の設計変更が生じた場合、配線のみの
変更で済むのでTATを短くすることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、機能セル領域とは別に
補助セル領域を設け、補助セル領域に電源容量を配置す
ることにより、論理機能を構成するセルとは独立して、
多数の電源容量を配置することが可能となり、動作時の
電源電圧の変化を小さくすることができる。また、リピ
ータを形成するためのバッファや反転バッファを、論理
機能を形成するセルとは独立して、補助セル領域に配置
することにより、リピータ挿入時のレイアウト修正を最
小限にすることができる。
【0033】また本発明の別の効果としては、リピータ
挿入の設計変更が生じた場合、配線のみの変更で済むの
でTATを短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回
路の構成を示す概略配置図
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る第2のスタン
ダードセルを構成する素子の一つである電源容量であ
り、 (a)はレイアウトを示す平面図 (b)は回路図
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る第2のスタン
ダードセルを構成する素子の一つである反転バッファで
あり、 (a)はレイアウトを示す平面図 (b)は回路図
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回
路の構成を示す平面図
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る第2のスタン
ダードセルであり、 (a)は基本セルのレイアウトを示す平面図 (b)は(a)の基本セルを用いて構成した反転バッフ
ァのレイアウトを示す平面図 (c)は(a)の基本セルを用いて構成した電源容量の
レイアウトを示す平面図
【図6】従来の半導体集積回路の構成を示す概略配置図
【符号の説明】
1a〜1f 第1のスタンダードセル 2a〜2f 第2のスタンダードセル 3a〜3c グランド線 4a〜4c 電源線 5 電源容量 6 反転バッファ 7 バッファ 8 第1のセルライブラリ群 8a AND回路 8b OR回路 8c 反転バッファ 8d バッファ 9a、9b 機能セル領域 10a〜10c 補助セル領域 11a、11b 配線 12 基本セル 13 第2のセルライブラリ群 14 スタンダードセルライブラリ 18a、18b、18c 論理セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桂 昭仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5F038 CD02 CD14 EZ20 5F064 AA05 BB26 DD05 DD07 DD14 DD24 DD26 HH12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタンダードセルライブラリに含まれる
    複数のセルを配置し電気的に接続してなる半導体集積回
    路において、 論理機能を構成するためのセルが配置された機能セル領
    域と、 少なくとも電源容量を構成するためのセルが配置された
    補助セル領域とを備えていることを特徴とする半導体集
    積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、 前記補助セル領域の高さは、前記機能セル領域の高さよ
    りも低いことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体集積回路に
    おいて、 前記補助セル領域には、電源線とグランド線が配置され
    ており、 前記機能セル領域に配置されている前記セルは、前記補
    助セル領域に配置されている電源線またはグランド線を
    共有するように配線されていることを特徴とする半導体
    集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちのいずれか1項に記
    載の半導体集積回路において、 前記補助セル領域には、反転バッファまたはバッファが
    配置配線されていることを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路におい
    て、 前記反転バッファまたは前記バッファのセル幅は、前記
    電源容量を構成するセルのセル幅と同一または整数倍に
    なっていることを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の半導体集積回路に
    おいて、 前記反転バッファは、pチャネル型MISFETのドレ
    イン領域とnチャネル型MISFETのドレイン領域と
    が同一領域を共有していることを特徴とする半導体集積
    回路。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の半導体集積回路におい
    て、 前記反転バッファと前記電源容量とは、同一構成のMI
    SFETを基本セルとし、配線のレイアウトによってそ
    れぞれの機能を実現していることを特徴とする半導体集
    積回路。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のうちのいずれか1項に記
    載の半導体集積回路において、 前記半導体集積回路は、SOI基板上に形成されている
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 半導体集積回路を構成するためのスタン
    ダードセルライブラリにおいて、 前記半導体集積回路の所望の論理機能を構成するための
    複数の論理セルを備えた第1のスタンダードセル群と、 電源容量、反転バッファ及びバッファを備えた第2のス
    タンダードセル群とを備え、 前記第1のスタンダードセル群のセル高さと第2のスタ
    ンダードセル群のセル高さが異なっていることを特徴と
    するスタンダードセルライブラリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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