JPH09146522A - 文字表示方法、文字表示装置および計算機システムの端末装置 - Google Patents

文字表示方法、文字表示装置および計算機システムの端末装置

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JPH09146522A
JPH09146522A JP7305820A JP30582095A JPH09146522A JP H09146522 A JPH09146522 A JP H09146522A JP 7305820 A JP7305820 A JP 7305820A JP 30582095 A JP30582095 A JP 30582095A JP H09146522 A JPH09146522 A JP H09146522A
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JP
Japan
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mask pattern
character
signal
image signal
input image
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Application number
JP7305820A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Azedaka
俊洋 畔高
Masashi Suenaga
雅士 末永
Shoji Yamaguchi
彰二 山口
Tomoyuki Harada
知幸 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】解像度の高い画像信号の表示に、それより解像
度の低い安価なディスプレイを利用可能にする。 【解決手段】ホスト計算機より供給された表示画像デー
タ100を、ディスプレイ装置2に映像として表示する
端末装置1において、マスクパターン記憶部20に記憶
した2次元のマスクパターンにより間引き処理を行い、
入力画像信号の本来の表示画面(例えば、1280×1
024)より小さい表示サイズ(例えば、640×51
2)に圧縮する。マスクパターンは、特定範囲の各キャ
ラクタ(例えば、16進数の0〜9及びA〜F)の圧縮
画像信号が判別できるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字の表示装置に
関し、特にマスクパターンによる圧縮表示方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子計算機を用いたアプリケーションシ
ステムの構成は、アプリケーションの開発が容易なこ
と、システム構築が柔軟にできることなどから、クライ
トアントサーバ方式をとることが多くなっている。
【0003】このシステムのサーバは、通常はホスト計
算機からネットワークを介した指令に基づいて各種の処
理を実行するので、オペレータ操作の端末装置が不要と
なる。従って、コストダウンや省スペースのため、通常
は端末装置を接続しない構成とし、ハードウェアの故障
診断や障害が発生したときの情報収集などの場合に、サ
ーバに保守用コンソールを含む端末装置を接続できる構
成としている。このため、保守用の端末装置は、運搬が
容易で保管スペースの小さい小型軽量のものが望まし
い。
【0004】ところで、昨今の小型計算機はワークステ
ーション(以下、WSと略す)を中心に改良が進み、処
理性能では大型機と遜色ない性能を有するまでになって
いる。このため、生産台数の少ない特定システムのサー
バに、コストの削減できる汎用のWSを採用することが
多くなっている。
【0005】しかし、WSはオペレータがディスプレイ
画面を見ながら操作することを前提にしているので、高
価で重い高解像度CRTディスプレイ用の画像出力イン
タフェースしか有していないため、保守用端末には向い
ていない。小型軽量の表示器として液晶表示器がある
が、WS用の高解像度を有する液晶表示器は高価であ
る。パソコン用の液晶表示器は安価だが解像度が低く、
そのままではWSの高解像度の画像出力に適用できな
い。
【0006】これらの事情から、低解像度の表示器をW
Sベースのサーバに接続するために、WSの画像出力イ
ンタフェースから出力される高解像度の画像情報の一部
を間引いて低解像度の画像情報に変換する必要がある。
【0007】従来の画像情報を間引く技術として、特開
平5−119734号公報に記載の表示制御装置があ
る。この表示制御装置では、ディスプレイ装置の画素デ
ータの水平表示画素数が、水平物理画素数以下の範囲で
2のn乗倍した画素数を大幅に越えるような場合に、水
平方向に対し間引き開始位置と間引き間隔を設定し、デ
ータを周期的に間引いてデータの圧縮をはかっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の引用例では、間
引いても画像に支障のないデータを周期的に間引くよう
に考慮してはいるが、入力データ量に対して間引きする
データが増大して解像度が低下するに従い、表示データ
の判別が困難になる。
【0009】また、上記した保守用の端末装置では、表
示するキャラクターが限られていることが多い。たとえ
ば、電力系統総合安定化システムでは、サーバーにWS
が用いられ高解像度の画像出力インタフェースを有して
いるが、保守情報としては0〜1、A〜Fの16進数字
コードを用いているに過ぎない。この場合、低解像度の
表示器は16進数字コードを保守員が識別できれば十分
である。
【0010】本発明の目的は、限られた文字群のキャラ
クタを対象として、高解像度の画像入力を圧縮して、低
解像度の表示装置で判別可能に表示する文字表示法と装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、N個の画素(ドット)を含む所定ブロックによって
文字を表す入力画像信号を、N個より少ないM個の画素
(ドット)に圧縮してディスプレイに表示する文字表示
方法において、表示するM個の画素の前記所定ブロック
内の各位置を所定文字群に含まれる各々の文字が識別可
能となるように予め定め、この各位置に対応して前記入
力画像信号を取り込むマスクパターン信号を発生するこ
とを特徴とする。
【0012】前記マスクパターン信号は、前記所定ブロ
ックにおける水平方向にN1個の各画素について、表示
する場合は真(HIGH)及び表示しない場合は偽(L
OW)の信号を対応する水平方向パターンと、垂直方向
にN2個の各画素について同様に真(HIGH)及び偽
(LOW)の信号を対応する水平方向パターンとの組合
わせにより発生することを特徴とする。
【0013】前記マスクパターン信号は、前記入力画像
信号に含まれるドットクロックに同期して更新され、前
記入力画像信号の水平走査線が変更する度に更新される
ことを特徴とする。
【0014】表示する画素のM個が、前記所定ブロック
内で水平方向の表示する画素数M1と垂直方向の表示す
る画素数M2との積になることを特徴とする。
【0015】前記入力画像信号の1画面の走査範囲内
で、水平方向及び垂直方向の各々に最小位置と最大位置
を指定して前記所定文字群が含まれる所望の範囲を設定
し、この所望の範囲の入力画像信号に対して前記マスク
パターン信号による取り込みを行うことを特徴とする。
【0016】また、上記目的を達成するために、入力画
像信号より低解像度の表示器を備え、複数の画素を含む
所定ブロックによって文字を表す入力画像信号を圧縮し
て前記表示器に表示する文字表示装置において、前記所
定ブロックのうち前記表示器に表示する画素には真(H
IGH)、表示しない画素には偽(LOW)の信号を対
応させ、所定文字群に含まれる各々の文字が識別可能と
なるように設定したマスクパターン信号を記憶するマス
クパターン記憶手段と、前記入力画像信号から同期信号
を分離してドットクロックを出力するクロック発生手段
と、前記ドットクロックに同期して前記マスクパターン
記憶手段のアドレスを更新しながら読出した前記マスク
パターン信号が真のときに前記ドットクロックを通過さ
せて間引きドットクロックを出力するドットクロック間
引き制御手段と、前記間引きドットクロックが入力され
るときにのみ、前記入力画像を取り込むビデオメモリ
を、設けることを特徴とする。
【0017】前記マスクパターン記憶手段は、水平方向
の入力画像信号のうち前記表示器に表示するときは真の
値、表示しないときは偽の値を記憶するための水平方向
マスクパターン記憶手段と、垂直方向の入力画像信号の
うち前記表示器に表示するときは真の値、表示しないと
きは偽の値を記憶するための垂直方向マスクパターン記
憶手段を有していることを特徴とする。
【0018】前記マスクパターン記憶手段は、前記所定
文字群含む複数の文字群および/または前記所定文字群
の複数の文字形式の各々に対応する複数のマスクパター
ン信号を記憶し、参照できるように構成していることを
特徴とする文字表示装置。
【0019】本発明の構成によれば、例えば16×16
の画素数で1キャラクタを表現する入力画像信号を、8
×8の画素数の低解像度の表示器に表示する場合に、入
力画像信号の16×16の画素から8×8の画素に圧縮
するマスクパターンを用意する。
【0020】本発明では、このマスクパターンを用途な
どが限られた範囲の文字群に適用可能な構成としてい
る。例えば0〜9及びA〜Fの16進数の文字群の各文
字を判別できるように、マスクパターンの表示する画素
を定める。これによって、表示装置の解像度が入力画像
信号より小さくても判別が可能になる。
【0021】また、一つの文字群に一つのマスクパター
ンで圧縮処理でき、取り込んだ入力画像をそのまま表示
器に与え、マスクパターンで間引いたドットクロックに
応じて表示するので、マスクパターンを含む表示制御の
構成が簡単になる。
【0022】この点で、マスクパターンを水平マスクパ
ターンと垂直マスクパターンに分け、入力画像のドット
クロック同期して間引き処理を高速化しているので、入
力画像のリアルタイム表示が可能になる。
【0023】さらに、入力画像信号の1画面に含まれ、
表示器の側では不要となる画面領域(以下では、非表示
領域と呼ぶ)を間引くことにより、表示領域を表示器の
画面開始位置に移動し、その表示領域を最大限に利用で
きるようにしている。
【0024】さらに、多くの文字やフォントの文字形式
に対応するため、予め複数の文字群の各々に適用される
マスクパターンを格納したり、マスクパターンを書き替
えたりできるように構成している。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面にしたがって説明する。
【0026】図2は、本発明の端末装置を適用する計算
機利用ネットワークシステムの概略構成である。クライ
トアントサーバ方式によるサーバ3は、ホスト計算機5
のネットワーク4を介した指令に基づいて、各種の処理
を実行する装置である。サーバ3はホスト計算機5から
制御されるので、通常はオペレータ操作の端末装置を接
続しない構成とし、ハードウェア保守の故障診断、障害
が発生したときの情報収集、オペレーティングシステム
のローディング等、ホスト計算機5から操作できない場
合に、サーバ3に保守用コンソール(表示装置)2を備
える端末装置1を、接続手段6により接続する構成とし
ている。
【0027】以下では、サーバ3が高解像度の画像出力
インタフェースを有するWSの場合にも、低解像度の安
価な表示装置2を接続できる、端末装置1の構成と動作
を説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施の形態による端末
装置の構成を示すブロック図である。端末装置1は、A
/D変換部10、ドットマスクパターン記憶部20、間
引き制御部30、ビデオメモリ40、表示制御装置5
0、同期信号分離器60、ドットクロック生成器70か
らなる文字表示制御手段を有している。
【0029】次に、各部の動作について説明する。サー
バ3よりアナログRGB信号として送られてくるアナロ
グ画像信号100は、A/D変換部10にてデジタル画
像データ400に変換される。また、このアナログRG
B信号にコンポジットとして送られる同期信号200
は、同期信号分離器60にて分離され、ドットクロック
生成器70に送られる。ドットクロック生成器70は、
同期信号200と内蔵するクロックからドットクロック
300を生成し、これをA/D変換部10、間引き制御
部30に出力する。
【0030】A/D変換部10では、このドットクロッ
クのタイミングでアナログ画像データ100をデジタル
画像データ400に変換し、ビデオメモリ40に出力す
る。間引き制御部30は、各フォントに固有に決められ
るマスクパターンを記憶するドットマスクパターン記憶
部20に対し、ドットアドレス信号500を出力し、そ
れに対応したマスクパターン信号600を受け取る。間
引き制御部30は、このマスクパターン信号600によ
って間引きドット信号700を生成する。ビデオメモリ
40は、この間引きドット信号700がHIGHのとき
画像データ400を読み込み、表示制御装置50の制御
信号800がHIGHのとき画像データ900を表示制
御装置50に出力する。表示制御装置50は、表示装置
2に対し画面制御を行う。
【0031】図3は、ドットマスクパターン記憶部に記
憶されるマスクパターンの構成と作用を概念的に示す説
明図である。通常、計算機が文字を出力する場合、その
計算機固有のフォントにより字体、大きさを規定してい
る。ここでフォントとは、字体や大きさが統一された一
揃いの活字または文字形のことである。
【0032】本例に示すフォント、すなわち間引き前文
字フォント27は、JIS X 9051(1984)
に規定された表示装置用16×16ドットの文字形であ
る。また、一つのマスクパターン21によって間引き可
能なフォントは、ここでは16進数の記述単位となる0
〜1及びA〜Fの文字群とする。
【0033】アナログ画像データ100として与えられ
る間引き前文字フォント27は、マスクパターン21を
介して間引き処理され、8×8ドットの間引き後文字フ
ォント28のように、入力画像に対しデータ量が1/4
に圧縮された表示が可能になる。
【0034】次に、本実施形態によるマスクパターンを
詳細に説明する。マスクパターン21は、水平ドットア
ドレス0,1,...,15と垂直ドットアドレス0,
1,...,15によりアドレス指定して、各ドットの
間引き信号/間引かない信号を読出し可能に記憶部20
に格納している。
【0035】16×16ドットのドットマスクパターン
で、図示の塗り潰しのドットは間引き部分、白地のドッ
トは間引かない部分を示している。すなわち、水平アド
レスが3〜5、7〜8及び10〜12で、垂直アドレス
が1〜2、5、7〜8、10及び13〜14となるアド
レスのドット(合計8×8=64ドット)は入力信号が
ある場合それを通過させ、その他のアドレスのドット
(合計192ドット)は入力信号の通過を禁止する。
【0036】図4、図5、図6及び図7に、本実施形態
における対象文字フォントとその間引き後の文字フォン
トの描画模式図を示す。対象文字フォントは0〜1及び
A〜Fの文字群である。
【0037】図示のように、16×16ドットサイズで
描画される間引き前の文字フォントは、マスクパターン
21の間引かないドットに対応した描画信号のみによ
り、8×8ドットサイズの間引き後文字フォントに変換
される。例えば(イ)の間引き前の文字フォントは、マ
スクパターン21を経て、水平アドレス7で垂直アドレ
ス1,2,5,7,8,10,13からなる縦線と、水
平アドレス7,8で垂直アドレス14からなる横線から
なる間引き後文字フォントとなる。
【0038】他の文字フォントも同様で、図示のように
0〜1及びA〜Fの各文字は十分に識別可能に描画で
き、これら16進文字を組合せた種々の文字又は数字の
表示が可能になる。このように、本実施形態のマスクパ
ターンは、マスクパターンを通過して圧縮された圧縮画
像信号によって、限られた範囲のキャラクターの識別が
可能となるように構成されている。
【0039】次に、本実施形態による間引き制御の詳細
を説明する。図8は、間引き制御部の詳細な構成を示す
ブロック図である。ここで、ドットマスクパターン記憶
部20には、図3で説明した構成のマスクパターン21
を記憶している。
【0040】間引き制御部30は、カウンタ31〜33
及びANDゲート34からなる。カウンタ31は、水平
ドットアドレス501をあたえるカウンタであり、ドッ
トクロック300の立ち上がりを0〜15までカウント
する。カウンタ32は、カウンタ31が0〜15までカ
ウントした回数をカウントする。アナログ画像信号10
0の水平表示画素数が1280の場合は、1280/1
6回(水平表示画素数分)までカウントした後、パルス
信号をカウンタ33に与える。カウンタ33は、垂直ド
ットアドレス502をあたえるカウンタであり、カウン
タ32からのパルス信号をカウントする。
【0041】間引き制御部30は、座標データである水
平ドットアドレス501と垂直ドットアドレス502に
より、ドットマスクパターン記憶部20のマスクパター
ン21のドットを参照し、該当するドットが間引き部分
の場合は0(LOW)、間引かない部分の場合は1(H
IGH)を読出し、マスクパターン信号600としてA
NDゲート34に出力する。ANDゲート34はマスク
パターン信号600とドットクロック300を合成し、
間引きドットクロック700出力する。
【0042】図9に、間引き制御部に入出力する信号の
タイムチャートを示す。図示例は、垂直ドットアドレス
=5(上から6行目)の場合で、マスクパターン信号6
00は水平ドットアドレス=3〜5、7〜8、10〜1
2の期間でHIGHになり、このときにドットクロック
300と同期した間引きドットクロック700が出力さ
れる。
【0043】図10は、1次元のマスクパターンを用い
た間引き制御部のブロック図である。ドットマスクパタ
ーン記憶部20には、図8の2次元とは異なり、1次元
の水平マスクパターン22と、1次元の垂直マスクパタ
ーン23が記憶されている。2次元のマスクパターン2
1は、図11に示すように、水平方向及び垂直方向に見
ると方向毎に同一パターンであり、水平マスクパターン
22と垂直マスクパターン23に分解できる。
【0044】1次元のマスクパターンによる間引き制御
は、水平ドットアドレス501で水平マスクパターン2
2を読出し、垂直ドットアドレス502で垂直マスクパ
ターン23をそれぞれ読み出し、ANDゲート24にて
合成する。この合成によるマスクパターン信号600は
ANDゲート34にてドットクロック300と合成され
間引きドットクロック700を出力する。
【0045】図12、図13に、1次元マスクパターン
を用いた間引き制御部の信号のタイムチャートを示す。
(a)は、垂直アドレス=5(6行目)で、垂直マスク
パターン23がHIGHの場合のタイムチャートであ
る。(b)は、垂直アドレス=6(7行目)で、その垂
直マスクパターン23がLOWになる場合で、マスクパ
ターン信号600と間引きドットクロック700の出力
が抑止される。
【0046】この結果、間引きドットクロック700
は、水平方向の16ドットに8個の割合で、且つ、垂直
方向の16行中の8行から発生される。ビデオメモリ4
0は、間引きドットクロック700をクロック信号とし
て、1キャラクタ当たり16×16ドットのデジタル画
像データ400を書き込むので、ビデオメモリ上では1
キャラクタ当たり8×8ドットの圧縮画像となる。
【0047】図14は、サーバの出力画像信号と圧縮画
像信号の画面表示を比較する模式図である。1280×
1024ドットの高解像度のサーバー3からの出力画像
信号は、上記した間引き処理により1/4に圧縮され、
640×512ドットの低解像度の表示装置2の画面上
に表示される。
【0048】本実施形態によれば、16進数の各キャラ
クタの識別可能に構成したマスクパターンを用いて間引
き処理し、WSからの高解像度画像信号を1/4のデー
タに圧縮して低解像度の画面による表示を可能にした。
これにより、汎用のWSをサーバとして使用するネット
ワークシステムにおいて、通常は使用しない保守用コン
ソール等に低価格の表示装置を利用できるようになっ
た。
【0049】マスクパターンは、水平及び垂直の各方向
に同一パターンとなるので簡易に構成できる。また、間
引き制御は、画像データを書き込むときにビデオメモリ
に印加するクロック信号を、水平走査ライン1本々々に
同期して制御するのみでよく、複数のドットを1つのブ
ロックとして圧縮するときの複雑な構成を一切、必要と
しない。
【0050】なお、本実施形態を16進数のキャラクタ
範囲に限定して説明したが、これ以外のキャラクタ範囲
に対しても、判別可能なマスクパターンマスクパターン
を用意することで、適用できることは言うまでもない。
【0051】
【実施例】次に、本発明の他の実施例を説明する。本例
は、画面の非表示領域を間引き、表示領域を画面の開始
位置に移動させる機能を追加している。
【0052】図15は、表示領域変更機能を備えた端末
装置の構成を示すブロック図である。この端末装置は、
図1の構成に表示領域変更部80を追加した文字表示制
御手段を有している。
【0053】図16は、本端末装置における文字表示制
御手段の構成と作用を概念的に示す説明図である。画面
領域815とその表示領域816は、入力されるコンポ
ジット信号のアナログ画像信号100と同期信号200
に内包されている。表示領域変更部80は画面領域81
5から非表示領域を省き、表示領域816を画面の開始
位置を移動し、表示領域817に制御する。表示領域内
のキャラクタ信号は、こうした領域変更処理のあと、マ
スクパターン21により、上記1と同様に間引き処理さ
れる。
【0054】図17は、表示領域変更部の詳細構成図で
ある。表示領域変更部80は、水平最小表示領域(HL
BR)を記憶するバッファ811、水平最大表示領域
(HHBR)を記憶するバッファ812、垂直最小表示
領域(VLBR)を記憶するバッファ813、垂直最大
表示領域(VHBR)を記憶するバッファ814と、1
2Bitカウンタ81、82と、比較器83〜86を有
している。12Bitカウンタ81は、ドットクロック
300をカウントして水平方向の位置をカウントし、1
2Bitカウンタ82は垂直方向の位置をカウントす
る。
【0055】表示位置を(x、y)とすると、HLBR
<x<HHBRでかつ、VLBR<y<VHBRの時の
み、比較器83〜86のANDゲート89に対する出力
がすべてHIGH状態となり、ANDゲート810から
非表示部分間引きドット信号1100が出力される。
【0056】非表示部分間引きドット信号1100は、
間引き制御部30のANDゲート34にマスクパターン
信号600と共に入力され、信号1100がHIGHと
なる表示領域817に対応して、間引きドットクロック
700が発生される。
【0057】これによれば、高解像度の画像信号が、例
えば、1画面1280×1024ドットで構成される場
合に、画像データを含まない領域を除いて低解像度の画
面一杯に、例えば、640×512ドットに展開するの
で、画面の使用効率を向上できる。
【0058】次に、さらに別の実施例を説明する。上記
の例では、ドットマスクパターン記憶部20に記憶され
ているマスクパターン21は固定パターンであった。し
かし、マスクパターンを可変とすることもできる。
【0059】図18は、マスクパターンを可変設定する
記憶部の構成を示すブロック図である。マスクパターン
を可変とするために、ドットマスクパターン記憶部20
にマスクパターン入出力部24とメモリ25を備えてい
る。マスクパターン入出力部24はメモリ25のアドレ
スを指定して、間引き部分:0、間引かない部分:1の
マスクパターンデータを、コンソール2等の入力装置9
0から取り込んで記憶する。これにより、マスクパター
ンは適用する入力文字形式やキャラクタ範囲に応じて、
適宜変更できる。
【0060】ここで、メモリ25は複数のマスクパター
ンを区別して記憶するようにしてもよい。これにより、
間引き処理を適用するキャラクタ範囲に応じ、入出力部
24で所望のパターンを指定して利用することができ
る。
【0061】これによれば、16進数のキャラクタに対
し、入力文字形式が異なる場合のマスクパターンの変更
が容易にできる。また、メモリ25を複数のファイル構
成とすることで、複数の入力形式に対応するマスクパタ
ーンの格納、更には16進数以外の所望のキャラクタ範
囲に対応するマスクパターンの格納も可能になる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、特定のキャラクタ範囲
の画像信号を判別可能に間引きするマスクパターンを、
画面の水平及び垂直の方向毎に同一パターンとなる簡単
な構成で提供できる効果がある。
【0063】本発明によれば、高解像度の画像信号の各
水平ラインの走査に同期して、特定のキャラクタ範囲の
画像信号を判別可能に圧縮した低解像度の画像信号を生
成できるので、システムの変更なしに安価で軽量な低解
像度のディスプレイ装置を利用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による端末装置(文字表示
制御手段)の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の端末装置を適用するネットワークシス
テムの概略構成図。
【図3】一実施形態によるマスクパターンの構成と作用
を概念的に示す説明図。
【図4】16進数の0〜3の範囲で、間引き前のキャラ
クタと間引き後のキャラクタを示す描画図。
【図5】16進数の4〜7の範囲で、間引き前のキャラ
クタと間引き後のキャラクタを示す描画図。
【図6】16進数の8〜Bの範囲で、間引き前のキャラ
クタと間引き後のキャラクタを示す描画図。
【図7】16進数のC〜Fの範囲で、間引き前のキャラ
クタと間引き後のキャラクタを示す描画図。
【図8】間引き制御部の詳細な構成を示すブロック図。
【図9】間引き制御部の入出力信号のタイムチャート。
【図10】間引き制御部の別の構成を示すブロック図。
【図11】マスクパターンの水平方向と垂直方向のパタ
ーンを示す説明図。
【図12】別の間引き制御部の入出力信号で、垂直マス
クパターンHIGHの場合のタイムチャート。
【図13】別の間引き制御部の入出力信号で、垂直マス
クパターンLOWの場合のタイムチャート。
【図14】間引き前画像信号と間引き後画像信号による
表示画面の変化を示す説明図。
【図15】他の実施例による端末装置(文字表示制御手
段)の詳細な構成を示すブロック図。
【図16】図15の端末装置(文字表示制御手段)の作
用を概念的に示す説明図。
【図17】表示領域変更部の詳細を示す構成図。
【図18】さらに他の実施例によるマスクパターンの可
変設定構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…端末装置、2…表示装置(保守用コンソール)、3
…サーバ(WS)、4…ネットワーク、5…ホスト計算
機、6…端末の接続手段、7…ケーブル、10…A/D
変換器、20…ドットマスクパターン記憶部、21…ド
ットマスクパターン、22…水平マスクパターン、23
…垂直マスクパターン、27…間引き前文字フォント、
28…間引き後文字フォント、30…間引き制御部、3
1〜33…カウンタ、24,34…ANDゲート、40
…ビデオメモリ、50…表示制御装置、60…同期信号
分離器、70…ドットクロック生成器、80…表示領域
変更部、100…アナログ画像信号、200…同期信
号、300…ドットクロック、400…デジタル画像信
号、500…ドットアドレス信号、501…水平ドット
アドレス、502…垂直ドットアドレス、600…マス
クパターン信号、601…水平マスクパターン、602
…垂直マスクパターン、700…間引きドットクロッ
ク、900,1000…デジタル画像データ、1100
…非表示部分間引きドット信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 知幸 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の画素(ドット)を含む所定ブロッ
    クによって文字を表す入力画像信号を、N個より少ない
    M個の画素(ドット)に圧縮してディスプレイに表示す
    る文字表示方法において、 表示するM個の画素の前記所定ブロック内の各位置を所
    定文字群に含まれる各々の文字が識別可能となるように
    予め定め、この各位置に対応して前記入力画像信号を取
    り込むマスクパターン信号を発生することを特徴とする
    文字表示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記マスクパターン信号は、前記所定ブロックにおける
    水平方向にN1個の各画素について、表示する場合は真
    (HIGH)及び表示しない場合は偽(LOW)の信号
    を対応する水平方向パターンと、垂直方向にN2個の各
    画素について同様に真(HIGH)及び偽(LOW)の
    信号を対応する水平方向パターンとの組合わせにより発
    生することを特徴とする文字表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記マスクパターン信号は、前記入力画像信号に含まれ
    るドットクロックに同期して更新され、また、前記入力
    画像信号の水平走査線が変更する度に更新されることを
    特徴とする文字表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 表示する画素のM個が、前記所定ブロック内で水平方向
    の表示する画素数M1と垂直方向の表示する画素数M2
    の積となる文字表示方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、 前記入力画像信号の1画面の走査範囲内で、水平方向及
    び垂直方向の各々に最小位置と最大位置を指定して前記
    所定文字群が含まれる所望の範囲を設定し、この所望の
    範囲の入力画像信号に対して前記マスクパターン信号に
    よる取り込みを行うことを特徴とする文字の表示方法。
  6. 【請求項6】 16×16個の画素(ドット)を含む方
    形ブロックによって16進文字(0〜9及びA〜F)を
    表す入力画像信号を、8×8個の画素(ドット)に圧縮
    して低解像度のディスプレイに表示する文字表示方法に
    おいて、 16進文字に含まれる各キャラクタが識別可能となるよ
    うに、表示する8×8個の画素の前記方形ブロック内に
    おける各位置を予め定め、この各位値に対応して前記入
    力画像信号を取り込むマスクパターン信号を発生するこ
    とを特徴とする文字表示方法。
  7. 【請求項7】 入力画像信号より低解像度の表示器を備
    え、複数の画素を含む所定ブロックによって文字を表す
    入力画像信号を圧縮して前記表示器に表示する文字表示
    装置において、 前記所定ブロックのうち前記表示器に表示する画素には
    真(HIGH)、表示しない画素には偽(LOW)の信
    号を対応させ、所定文字群に含まれる各々の文字が識別
    可能となるように設定したマスクパターン信号を記憶す
    るマスクパターン記憶手段と、 前記入力画像信号から同期信号を分離してドットクロッ
    クを出力するクロック発生手段と、 前記ドットクロックに同期して前記マスクパターン記憶
    手段のアドレスを更新しながら読出した前記マスクパタ
    ーン信号が真のときに前記ドットクロックを通過させて
    間引きドットクロックを出力するドットクロック間引き
    制御手段と、 前記間引きドットクロックが入力されるときにのみ、前
    記入力画像を取り込むビデオメモリを、設けることを特
    徴とする文字表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記マスクパターン記憶手段は、水平方向の入力画像信
    号のうち前記表示器に表示するときは真の値、表示しな
    いときは偽の値を記憶するための水平方向マスクパター
    ン記憶手段と、垂直方向の入力画像信号のうち前記表示
    器に表示するときは真の値、表示しないときは偽の値を
    記憶するための垂直方向マスクパターン記憶手段を有し
    ていることを特徴とする文字表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、 前記マスクパターン記憶手段は、前記所定文字群含む複
    数の文字群および/または前記所定文字群の複数の文字
    形式の各々に対応する複数のマスクパターン信号を記憶
    し、参照できるように構成していることを特徴とする文
    字表示装置。
  10. 【請求項10】 計算機から出力され、複数の画素を含
    むブロックによって文字を表す入力画像信号を、その画
    素数を圧縮して画素数の少ない表示器に表示する計算機
    システムの端末装置において、 前記所定ブロックのうち前記表示器に表示する画素また
    は表示しない画素を、所定文字群に含まれる各々の文字
    が識別可能となるように設定するマスクパターン信号を
    記憶するマスクパターン記憶手段と、 前記マスクパターン記憶手段のアドレスをドットクロッ
    クに同期して更新しながら、読出した前記マスクパター
    ン信号に従って前記入力画像信号の間引きを行う表示制
    御手段と、を設けることを特徴とする計算機システムの
    端末装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記マスクパターン記憶手段を外部から書換える手段を
    有することを特徴とする計算機システムの端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001033538A1 (fr) * 1999-10-29 2001-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil de production d'affichage et video, procede d'affichage et procede de production video
JP2003524785A (ja) * 2000-02-18 2003-08-19 カール−ツアイス−スチフツング 工作機械または座標測定装置のコントロールユニット

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