JPH09146290A - 複写機用薄葉材及びその製造方法 - Google Patents

複写機用薄葉材及びその製造方法

Info

Publication number
JPH09146290A
JPH09146290A JP32994095A JP32994095A JPH09146290A JP H09146290 A JPH09146290 A JP H09146290A JP 32994095 A JP32994095 A JP 32994095A JP 32994095 A JP32994095 A JP 32994095A JP H09146290 A JPH09146290 A JP H09146290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copying machine
resin
base material
thin
imparting agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32994095A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Sato
利雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Kogyo KK
Original Assignee
Showa Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Kogyo KK filed Critical Showa Kogyo KK
Priority to JP32994095A priority Critical patent/JPH09146290A/ja
Publication of JPH09146290A publication Critical patent/JPH09146290A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00443Copy medium
    • G03G2215/00523Other special types, e.g. tabbed
    • G03G2215/00527Fabrics, e.g. textiles

Landscapes

  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複写機用薄葉材に要求される特性を十分に満足
し得る、織物若しくは不織布から成る基材から構成され
た複写機用薄葉材を提供する。 【解決手段】複写機用薄葉材は、基材10の複写面が、
無機顔料を含有する例えば酢酸ビニル系樹脂から成る樹
脂層18で被覆されていることを特徴とする。基材10
には、複写機用薄葉材に所定の耐熱変形性を付与するた
めの耐熱変形性付与剤12が基材に含浸されていること
が好ましい。更に、基材10の複写面と樹脂層18との
間には耐熱変形性付与剤から成る層14が形成され、基
材10の裏面は耐熱変形性付与剤から成る層16で被覆
されていることが一層好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機にて用いら
れ、織物若しくは不織布から成る基材から構成された複
写機用薄葉材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、静電式のカラー複写機を用いて例
えば絵画等の原稿を複写する場合、専用の複写用紙(複
写用の薄葉紙)が用いられている。しかしながら、複写
用紙は表面が平滑なため、光線を反射し、鑑賞用として
の絵画を複写するには余り適していない。また、複写用
紙は折り曲げや破損に弱いという問題もある。また、複
写用紙に複写された絵画の量感が乏しいという問題もあ
る。このような複写用紙の問題点を解決するための一手
段として、織物若しくは不織布から成る複写機用薄葉材
を使用する方法を挙げることができる。
【0003】オフセット多色印刷に適した布製キャンバ
スが、例えば特開平3−286号から公知である。この
特許公開公報には、麻、綿、合成繊維等の布製キャンバ
スに泡を用いた目止めを施し、その上に白色の下地塗料
を塗布した後、多色印刷を行い、布製キャンバスに印刷
を施す技術が開示されている。布製キャンバスは、紙と
比較して、その表面が平滑ではなく、光線を反射し難い
ため、絵画等の複写物の印刷に適している。また、紙に
比べて白色度合が極めて高いので、色調再現性に優れて
いる。
【0004】複写機用薄葉材には、トナーの現像性の観
点から適切な表面粗さが要求される。また、静電式の現
像にてトナーを複写機用薄葉材に現像させるために、複
写機用薄葉材には所定の抵抗値が要求されるし、トナー
と複写機用薄葉材との間に所定の密着強度(定着性)も
要求される。更には、複写機内を複写機用薄葉材が通過
する際、所謂紙詰まりが生じないように、複写機用薄葉
材には適切な耐熱変形性(熱変形温度が高いこと)が要
求される。更には、複写物の品質の観点から、適度な光
沢度を有することが要求されるし、ピンホール等の欠陥
が存在しないことも要求される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平3−28
6号に開示された布製キャンバスは、多色印刷には適し
ているものの、複写機用薄葉材に要求される上記の特性
の大部分を満足しておらず、かかる布製キャンバスを複
写機用薄葉材として使用することは困難である。
【0006】従って、本発明の目的は、複写機用薄葉材
に要求される特性の全てを十分に満足し得る、織物若し
くは不織布から成る基材から構成された複写機用薄葉材
及びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、複写機に
て用いられ、織物若しくは不織布から成る基材から構成
された複写機用薄葉材であって、該基材の複写面が、無
機顔料を含有する樹脂層で被覆されていることを特徴と
する本発明の複写機用薄葉材によって達成することがで
きる。
【0008】本発明の複写機用薄葉材においては、樹脂
層は、酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹
脂、澱粉系樹脂、アクリル系樹脂から成る群から選択さ
れた少なくとも1種の樹脂から成ることが好ましく、中
でも酢酸ビニル系樹脂が好ましい。
【0009】複写機内を複写機用薄葉材が通過する際、
複写機用薄葉材はトナー定着(現像)ロールと接触す
る。この際、複写機用薄葉材が熱変形すると、所謂紙詰
まりが生じる。このような紙詰まりを生じさせないため
に、複写機用薄葉材に適切な耐熱変形性を付与し、更に
は、複写機用薄葉材の寸法安定性を向上させるために、
本発明の複写機用薄葉材においては、複写機用薄葉材に
所定の耐熱変形性を付与するための耐熱変形性付与剤が
基材に含浸されていることが好ましい。
【0010】更には、紙詰まりが生じないように複写機
用薄葉材に適切な耐熱変形性を付与し、且つ、基材の複
写面に均一な樹脂層を形成することを可能にし、しか
も、複写の際の複写機用薄葉材の反り(カール)発生を
防止するために、基材の複写面と樹脂層との間に耐熱変
形性付与剤から成る層が形成され、基材の裏面は耐熱変
形性付与剤から成る層で被覆されていることが好まし
い。
【0011】上記の目的は、複写機にて用いられ、織物
若しくは不織布から成る基材から構成された複写機用薄
葉材の製造方法であって、基材の複写面に、無機顔料を
含有する樹脂を塗布した後、該樹脂を乾燥させることを
特徴とする本発明の複写機用薄葉材の製造方法によって
達成することができる。
【0012】本発明の複写機用薄葉材の製造方法におい
ては、樹脂層は、酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルアルコ
ール系樹脂、澱粉系樹脂、アクリル系樹脂から成る群か
ら選択された少なくとも1種の樹脂から成ることが好ま
しく、中でも酢酸ビニル系樹脂が好ましい。
【0013】本発明の複写機用薄葉材の製造方法におい
ては、基材の複写面に樹脂を塗布する前に、複写機用薄
葉材がトナー定着(現像)ロール温度で熱変形しないよ
うに、複写機用薄葉材に所定の耐熱変形性を付与するた
めの耐熱変形性付与剤を基材に含浸又は塗工することが
好ましい。更には、耐熱変形性付与剤を基材に含浸又は
塗工した後、基材の複写面上及び裏面上に耐熱変形性付
与剤から成る層を形成することが好ましい。
【0014】耐熱変形性付与剤として、例えば、イソブ
チレンと無水マレイン酸の共重合物、ポリビニルアルコ
ール、酢酸ビニル、及び変性メラミンホルムアルデヒド
樹脂の混合物を例示することができる。あるいは又、耐
熱変形性付与剤として、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、アクリル樹脂を例示することができる。
【0015】複写機におけるトナーの定着時、織物若し
くは不織布から成る基材は160゜C前後に加熱され
る。このような加熱によって軟化あるいは変形や物性変
化が生じないような材料から基材を選択すればよい。か
かる材料として、綿、麻、レーヨン、ポリエステル、ナ
イロン及びビニロンから構成された材料群から選ばれた
少なくとも1種の材料から成る、生機厚さ0.3乃至
0.35mm(公称値)の平織布若しくは不織布を挙げ
ることができる。具体的には、綿、麻、レーヨン、ポリ
エステル、ナイロン又はビニロンの平織布若しくは不織
布、綿とポリエステルを混紡した平織布若しくは不織
布、綿とビニロンを混紡した平織布若しくは不織布、綿
とナイロンを混紡した平織布若しくは不織布を例示する
ことができる。
【0016】樹脂層に含有される無機顔料としては、所
定の表面粗さ、抵抗値及び光沢度を複写機用薄葉材に付
与できる材料であれば如何なる材料であってもよく、ル
チル形二酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウムを例示す
ることができるが、中でも、ルチル形二酸化チタンを用
いることが好ましい。
【0017】本発明においては、織物若しくは不織布か
ら成る基材の表面を無機顔料を含有する樹脂層で被覆す
ることによって、複写機用薄葉材の表面に適切な表面粗
さを付与することができ、また、複写機用薄葉材に所定
の表面抵抗値及び体積抵抗値を与えることができ、更に
は、複写機用薄葉材の表面に適度な光沢度を与えること
ができるし、ピンホール等の発生を効果的に抑制するこ
とが可能となる。また、樹脂層を形成することで、トナ
ーと複写機用薄葉材との間に高い密着強度(定着性)を
得ることができる。
【0018】また、耐熱変形性付与剤を基材に含浸させ
ることによって、複写機内を複写機用薄葉材が通過する
際の複写機用薄葉材の熱変形を確実に防止することがで
き、所謂紙詰まりが生じることを防ぐことができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して、好ましい実施例に基
づき本発明を説明する。
【0020】本発明の複写機用薄葉材の模式的な一部断
面図を図1に示す。実施例における複写機用薄葉材は、
織物(綿とポリエステルを混紡した平織布)から成る基
材10と、無機顔料を含有する酢酸ビニル系樹脂から成
る樹脂層18とから構成されており、酢酸ビニル系樹脂
から成る樹脂層18は基材10の複写面(表面・おもて
めん)を被覆している。実施例の複写機用薄葉材におい
ては、更に、基材10の複写面と樹脂層18との間に耐
熱変形性付与剤から成る層14が形成され、基材10の
裏面は耐熱変形性付与剤から成る層16で被覆されてい
る。無機顔料を含有する酢酸ビニル系樹脂から成る樹脂
層18は、具体的には、アニオン系の酢酸ビニルホモポ
リマー(62重量部)と、ルチル形二酸化チタン(38
重量部)を主成分としている。また、織物から成る基材
10には、複写機用薄葉材に所定の耐熱変形性を付与す
るための耐熱変形性付与剤として、イソブチレンと無水
マレイン酸の共重合物、ポリビニルアルコール、酢酸ビ
ニル、変性メラミンホルムアルデヒド樹脂の混合物が含
浸されている。ここで、耐熱変形性付与剤を含浸された
部分を参照番号12で示した。また、層14,16は、
同一成分の耐熱変形性付与剤から形成されている。
【0021】以下、本発明の複写機用薄葉材の製造方法
を説明する。
【0022】綿、麻、レーヨン等のセルロース系織布あ
るいはその混紡布を基材として用いる場合には、生機に
混在する羽毛、油脂類、糊剤等を除去するために、予
め、毛焼、糊抜き、一種の油抜きである精錬を行うこと
が好ましい。実施例においては、基材として、生機厚さ
0.30〜0.35mm(公称値)の綿とポリエステル
を混紡した平織布を使用した。必要に応じてこれらの前
処理を行った基材に、先ず、複写機用薄葉材に所定の耐
熱変形性を付与するための耐熱変形性付与剤を含浸又は
塗工する。耐熱変形性付与剤の組成の概要は以下の表1
のとおりである。尚、耐熱変形性付与剤の含浸において
は、耐熱変形性付与剤を同重量の水で希釈した調製液を
用い、基材を調製液に浸漬した後、基材を面圧3.0k
gf/cm2のニップロールに通し、次いで、赤外乾燥
にて水分を蒸発させ、基材を乾燥、反応(架橋)させ
た。尚、耐熱変形性付与剤の含浸量(乾後)を15g/
2とした。この状態を、図2の(A)の模式的な一部
断面図に示す。
【0023】
【表1】
【0024】次に、ドクターコーターを用いて、基材の
複写面に耐熱変形性付与剤を塗布した後、赤外乾燥(1
80゜Cに設定)に耐熱変形性付与剤を乾燥、反応(架
橋)させた。耐熱変形性付与剤の塗布量(乾後)を37
g/m2とした。これによって、基材の複写面には、耐
熱変形性付与剤から成る層14が形成された。図2の
(B)の模式的な一部断面図に示す。
【0025】その後、ドクターコーターを用いて、基材
の裏面に耐熱変形性付与剤を塗布した後、赤外乾燥(1
50゜Cに設定)に耐熱変形性付与剤を乾燥、反応(架
橋)させた。耐熱変形性付与剤の塗布量(乾後)を22
g/m2とした。これによって、基材の裏面は、耐熱変
形性付与剤から成る層16で被覆された。この状態を、
図2の(C)の模式的な一部断面図に示す。
【0026】次に、ドクターコーターを用いて、基材の
複写面(より具体的には、基材の複写面に形成された耐
熱変形性付与剤から成る層の上)に無機顔料を含有する
酢酸ビニル系樹脂から成る樹脂を2回塗布し、都度乾燥
させた。樹脂の塗布量(乾後)を78g/m2とした。
これによって、基材の複写面は、無機顔料を含有する酢
酸ビニル系樹脂から成る樹脂層18で被覆された。こう
して、図1に模式的な一部断面図を示した構造の複写機
用薄葉材を製造することができる。
【0027】最後に、必要に応じてカレンダー掛けを酢
酸ビニル系樹脂から成る樹脂層18に対して施した。
【0028】こうして得られた複写機用薄葉材の特性評
価を行った。その結果を表2に示すが、得られた特性は
要求特性の全てを満足していた。尚、表面粗さはJIS
P8119にて測定した。また、抵抗値はJIS K
6911にて測定した。尚、複写機用薄葉材の耐熱変形
性を定量的に測定するには、クラーク式剛軟度を用いれ
ばよい。
【0029】
【表2】
【0030】尚、実施例にて得られた複写機用薄葉材を
用いてカラー複写機にて絵画を複写したところ、複写機
の所謂紙詰まりの発生は皆無であった。また、複写後の
複写機用薄葉材を折り曲げても、複写物に傷が発生する
ことも無かった。更には、トナーの定着時に何ら異常が
発生することも無かった。また、複写機用薄葉材の表面
は適度の光沢度を有していた。
【0031】以上、本発明を、好ましい実施例に基づき
説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。実施例にて説明した各種の条件、組成、加工方法は
例示であり、適宜変更することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明においては、複写機用薄葉材の表
面に適切な表面粗さを付与することができ、トナーの複
写機用薄葉材に対する優れた付着性を得ることができ、
トナーの定着時に何ら異常が発生することも無い。ま
た、複写機用薄葉材に所定の表面抵抗値及び体積抵抗値
を与えることができ、優れた定着性、現像性を得ること
ができる。更には、複写機用薄葉材の表面に適度な光沢
度を与えることができ、トナーと複写機用薄葉材との間
に所定の密着強度(定着性)が得られる。
【0033】更には、複写機用薄葉材に所定の耐熱変形
性を付与するための耐熱変形性付与剤を含浸、塗工する
ことによって、複写機内を複写機用薄葉材が通過する
際、トナー現像(定着)ロールとの接触による熱変形が
複写機用薄葉材に発生することがなく、所謂紙詰まりが
生じることを防止でき、しかも、高い寸法安定性を複写
機用薄葉材に付与することができる。また、耐熱変形性
付与剤から成る層を基材の両面に形成することで、紙詰
まりが生じないように複写機用薄葉材に適切な耐熱変形
性を付与し、且つ、複写機用薄葉材の複写面に均一な樹
脂層を形成することができ、しかも、複写の際の複写機
用薄葉材の反り(カール)の発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複写機用薄葉材の模式的な一部断面図
である。
【図2】本発明の複写機用薄葉材の製造方法の各工程に
おける基材等の模式的な一部断面図である。
【符号の説明】
10 基材 12 耐熱変形性付与剤を含浸された部分 14,16 耐熱変形性付与剤から成る層 18 酢酸ビニル系樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 27/00 D06M 11/12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写機にて用いられ、織物若しくは不織布
    から成る基材から構成された複写機用薄葉材であって、
    該基材の複写面が、無機顔料を含有する樹脂層で被覆さ
    れていることを特徴とする複写機用薄葉材。
  2. 【請求項2】前記樹脂層は、酢酸ビニル系樹脂、ポリビ
    ニルアルコール系樹脂、澱粉系樹脂、アクリル系樹脂か
    ら成る群から選択された少なくとも1種の樹脂から成る
    ことを特徴とする請求項1に記載の複写機用薄葉材。
  3. 【請求項3】複写機用薄葉材に所定の耐熱変形性を付与
    するための耐熱変形性付与剤が基材に含浸されているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の複写機用
    薄葉材。
  4. 【請求項4】基材の複写面と樹脂層との間には耐熱変形
    性付与剤から成る層が形成され、基材の裏面は耐熱変形
    性付与剤から成る層で被覆されていることを特徴とする
    請求項3に記載の複写機用薄葉材。
  5. 【請求項5】耐熱変形性付与剤は、イソブチレンと無水
    マレイン酸の共重合物、ポリビニルアルコール、酢酸ビ
    ニル、変性メラミンホルムアルデヒド樹脂の混合物から
    成ることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の複
    写機用薄葉材。
  6. 【請求項6】基材は、綿、麻、レーヨン、ポリエステ
    ル、ナイロン及びビニロンから構成された材料群から選
    ばれた少なくとも1種の材料から成る、生機厚さ0.3
    乃至0.35mmの平織布若しくは不織布であることを
    特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載
    の複写機用薄葉材。
  7. 【請求項7】無機顔料はルチル形二酸化チタンであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載の複写機用薄葉材。
  8. 【請求項8】複写機にて用いられ、織物若しくは不織布
    から成る基材から構成された複写機用薄葉材の製造方法
    であって、基材の複写面に、無機顔料を含有する樹脂を
    塗布した後、該樹脂を乾燥させることを特徴とする複写
    機用薄葉材の製造方法。
  9. 【請求項9】前記樹脂は、酢酸ビニル系樹脂、ポリビニ
    ルアルコール系樹脂、澱粉系樹脂、アクリル系樹脂から
    成る群から選択された少なくとも1種の樹脂から成るこ
    とを特徴とする請求項8に記載の複写機用薄葉材の製造
    方法。
  10. 【請求項10】基材の複写面に樹脂を塗布する前に、複
    写機用薄葉材に所定の耐熱変形性を付与するための耐熱
    変形性付与剤を基材に含浸又は塗工することを特徴とす
    る請求項8又は請求項9に記載の複写機用薄葉材の製造
    方法。
  11. 【請求項11】耐熱変形性付与剤を基材に含浸又は塗工
    した後、基材の複写面上及び裏面上に耐熱変形性付与剤
    から成る層を形成することを特徴とする請求項10に記
    載の複写機用薄葉材の製造方法。
  12. 【請求項12】耐熱変形性付与剤は、イソブチレンと無
    水マレイン酸の共重合物、ポリビニルアルコール、酢酸
    ビニル、変性メラミンホルムアルデヒド樹脂の混合物か
    ら成ることを特徴とする請求項10又は請求項11に記
    載の複写機用薄葉材の製造方法。
  13. 【請求項13】基材は、綿、麻、レーヨン、ポリエステ
    ル、ナイロン及びビニロンから構成された材料群から選
    ばれた少なくとも1種の材料から成る、生機厚さ0.3
    乃至0.35mmの平織布若しくは不織布であることを
    特徴とする請求項8乃至請求項12のいずれか1項に記
    載の複写機用薄葉材の製造方法。
  14. 【請求項14】無機顔料はルチル形二酸化チタンである
    ことを特徴とする請求項8乃至請求項13のいずれか1
    項に記載の複写機用薄葉材の製造方法。
JP32994095A 1995-11-24 1995-11-24 複写機用薄葉材及びその製造方法 Pending JPH09146290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32994095A JPH09146290A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 複写機用薄葉材及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32994095A JPH09146290A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 複写機用薄葉材及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09146290A true JPH09146290A (ja) 1997-06-06

Family

ID=18226977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32994095A Pending JPH09146290A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 複写機用薄葉材及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09146290A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003248335A (ja) * 2002-02-26 2003-09-05 Reiji Murata 画像記録媒体及びその製造方法
WO2010071154A1 (ja) * 2008-12-16 2010-06-24 長瀬カラーケミカル株式会社 印捺物の製造方法、捺染物の製造方法、印捺装置、及び、捺染システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003248335A (ja) * 2002-02-26 2003-09-05 Reiji Murata 画像記録媒体及びその製造方法
WO2010071154A1 (ja) * 2008-12-16 2010-06-24 長瀬カラーケミカル株式会社 印捺物の製造方法、捺染物の製造方法、印捺装置、及び、捺染システム
JPWO2010071154A1 (ja) * 2008-12-16 2012-05-31 長瀬カラーケミカル株式会社 印捺物の製造方法、捺染物の製造方法、印捺装置、及び、捺染システム
US8798512B2 (en) 2008-12-16 2014-08-05 Nagase & Co., Ltd. Apparatus and methods for electrostatically producing dye-printed material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5297601B2 (ja) フォーム用紙
US4246311A (en) Wall covering comprising a web having an impregnation and a back coating
WO1997031294A1 (en) Coated paper stocks for use in electrostatic imaging applications
CN100353259C (zh) 电子照相转印纸和成像方法
JPH09146290A (ja) 複写機用薄葉材及びその製造方法
JPS6356662A (ja) 定着方法
JPH0769628B2 (ja) 電子写真用転写紙
JP4771640B2 (ja) 印刷物の製造方法
JP3967022B2 (ja) 画像プリントシステム
JP2001271279A (ja) 記録シート
JP4386646B2 (ja) インクジェットプリント用基材およびその製造方法
JP4729459B2 (ja) 電子写真転写用紙
JP4180150B2 (ja) 定着ロール用クリーニングシート、定着ロール用クリーニング材、及び定着ロール用クリーニング装置
JP3263465B2 (ja) 複写機用クリーニングシート
JP3619892B2 (ja) カラーコピー用クロスシート
JP2888940B2 (ja) 電子写真用転写紙
JP4410360B2 (ja) オイル付着物用オイル除去シート、オイル付着物用オイル除去材及びオイル付着物用オイル除去装置
JPH07148828A (ja) 表面化粧材用原紙
JPS59174850A (ja) 第二原図用紙
JP2007219534A (ja) 拡散反射型スクリーン及びその製造方法
KR100329975B1 (ko) 잉크내수 정착성을 보유한 포토잉크젯 용지 및 그 제조방법
JP2005025133A (ja) 拡散反射型スクリーン及びその製造方法
JPH0987998A (ja) 画像転写用剥離紙及びその製造方法
JPH07287496A (ja) 複写機クリーニング用ウエブ
JP2001134003A (ja) 電子写真用オーバーヘッドプロジェクター用シート