JPH07148828A - 表面化粧材用原紙 - Google Patents

表面化粧材用原紙

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JPH07148828A
JPH07148828A JP32086893A JP32086893A JPH07148828A JP H07148828 A JPH07148828 A JP H07148828A JP 32086893 A JP32086893 A JP 32086893A JP 32086893 A JP32086893 A JP 32086893A JP H07148828 A JPH07148828 A JP H07148828A
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JP
Japan
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paper
mirror surface
coating
base paper
decorative material
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Application number
JP32086893A
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English (en)
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Shinichiro Yoshida
伸一郎 吉田
Masahiko Shibuya
昌彦 渋谷
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Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
Original Assignee
Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塩化ビニルフィルムに近い、印刷意匠性の優
れた紙ベースからなる表面化粧材用原紙を提供する。 【構成】 繊維状バインダーを含有した原紙を熱プレス
したものをコーティング基材とし、コーティング基材上
にコート層を設けた後、コート層が湿潤状態のうちに鏡
面熱ロールと圧接して鏡面コート層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷意匠性の優れた紙
ベースからなる表面化粧材用原紙に関し、いわゆるFF
(フィニッシュド フォイル)用原紙に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、表面化粧材用原紙は、印刷を施
し、更に用途に応じてウレタンコート等を施し、表面化
粧材とする。そして表面化粧材を、合板、パーチクルボ
ード、MDF等の基材の表面に貼り造作材とする。この
ような造作材は、学習机等の家具分野、テレビ台キャビ
ネット、オーディオスピーカーのキャビネット等の家電
分野、システムキッチンの扉、ドア、ドア枠等の建築分
野に利用される。従来、表面化粧材用原紙には、薄紙、
紙間強化紙、含浸紙等の紙ベースや、塩化ビニルフィル
ムベースを用いていた。
【0003】特に、塩化ビニルフィルムは、他の表面化
粧材用原紙に比べ、印刷意匠性が優れており、更に塩化
ビニルフィルムを使用した造作材は、後加工適性(R曲
げ加工、V曲げ加工等)が優れている。しかし、塩化ビ
ニルフィルムは産業廃棄物処理問題や環境問題があるこ
とから、商品イメージの点で使用しないという需要がで
てきている。
【0004】そのため、紙ベースを用いた表面化粧材
を、塩化ビニルフィルムの機能に近づけようとする提案
が数多く報告されている。その大半は、(1)Vカット
等の後加工適性の改善に関する報告(特開昭56−44
652号公報、実開平1−30230号公報、特開昭5
0−75681号公報、特開昭56−139946号公
報、特開平1−40535号公報、特開昭50−149
760号公報、特開昭49−16779号公報、特開昭
62−187036号公報、特開昭63−194949
号公報、特開平2−128843号公報等)であり、
(2)印刷意匠性の改善に関する報告としては、特開昭
63−190092号公報が挙げられるにすぎない。
【0006】印刷意匠性の改善を目的とした上記(2)
の公報には、含浸紙にクリアーコートすることにより印
刷適性を向上させる旨記載がある。
【0005】しかし、上記(2)の公報に記載される方
法によって得られる表面化粧材用原紙は、塩化ビニルフ
ィルムからなる表面化粧材用原紙と比べ、印刷意匠性が
まだ劣る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記(2)
の公報に記載される方法によって得られる表面化粧材用
原紙では印刷意匠性が満足されない問題を、改善するこ
とを課題とするものである。詳しくは、紙ベースからな
る表面化粧材用原紙において、塩化ビニルフィルムから
なるものに近い、優れた印刷意匠性を付与することを課
題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、鏡面ロールの
鏡面状態を実質的に写し取ったコート層を表面層として
設けることにより、塩化ビニルフィルムからなるものに
近い、優れた印刷意匠性を達成したものである。即ち、
本発明は、鏡面ロールの鏡面状態を実質的に写し取った
コート層を表面層に有することを特徴とする表面化粧材
用原紙である。
【0009】上記の、鏡面ロールの鏡面状態を実質的に
写し取ったコート層(以下、鏡面コート層とよぶ。)の
形成方法は、要は、鏡面ロールの鏡面状態を実質的に写
し取り、表面化粧材用原紙の表面平滑性を高める方法で
あればよい。例えば、(1)キャストコート法 〔例え
ば新・紙加工便覧678〜679頁(昭和55年11月
15日(株)紙業タイムス社発行)記載の方法等、公知
方法でよく、コーティング基材に応じて適宜適用され
る。〕、(2)実質的に未硬化の樹脂を主体とする組成
物をコーティング剤として、一旦コーティング基材上に
形成した後、形成された面を鏡面熱ロールと接触させる
方法 〔鏡面熱ロールとの接触により形成された面を軟
化させて、鏡面熱ロールの鏡面状態を写し取る。〕、等
が挙げられる。また、コーティング基材の表面状態が粗
すぎる場合には、あらかじめアンダーコート層を設けた
後、鏡面コート層を設ける。
【0010】また、鏡面コート層を形成させるコーティ
ング剤組成は、(1) アクリル系エマルジョン、酢酸
ビニル系エマルジョン、合成ゴム系エマルジョンからな
る群より選ばれる1種または2種以上からなる水分散
体、(2) 前記コーティング剤組成(1)と熱硬化性
樹脂エマルジョンとの混合体、以上のコーティング剤組
成(1)、(2)のいずれかを主体としたものが好まし
い。耐候性の点からアクリル系のものが、さらに好まし
い。
【0011】鏡面コート層の塗工量は、コーティング基
材を実質的に覆い、鏡面を写し取れる塗工量以上であれ
ば良く、コーティング基材や用途に応じて適宜設定すれ
ば良い。鏡面コート量を多くすると塗工・乾燥が難しく
なるが、熱エンボス適性は向上する。
【0012】本発明に用いるコーティング基材は、湿式
抄紙法により抄造された紙をベースとする。例えば、薄
紙(低米坪紙)、紙間強化紙、含浸紙等が挙げられる。
尚、湿式抄紙法により抄造された紙とは、狭義の紙だけ
でなく、合成繊維及び/または半合成繊維との混抄紙、
更には湿式抄紙された不織布をも含む。上記コーティン
グ基材は、各種造作材に適する表面化粧材の、求められ
る特性に応じて、適宜選択する。求められる特性が、ラ
ッピング加工、R曲げ加工、V曲げ加工の、後加工適性
の場合は、伸び率、引っ張り強度、引裂強度、突き刺し
強度等の物性が優れる原紙を用いる。具体的には、繊維
状バインダーを含有し熱融着によって実質的にフィルム
化した混抄紙や、湿式抄紙された不織布等の原紙が好ま
しい。また、求められる特性が、硬質性(引っかき試験
に基づく硬さ)である場合は、圧密化した原紙を用い
る。具体的には、繊維状バインダー、必要に応じて更に
合成繊維及び/または半合成繊維、からなる樹脂繊維を
主体とする、抄紙や不織布等を、加熱・加圧処理した原
紙が好ましく、実質的にフィルム化したものがより好ま
しい。
【0013】そして、含浸処理ができる場合は、強度の
均一化をはかるため、含浸処理を施すことが好ましい。
含浸処理を施す場合は、表面化粧材としたときの、合板
等の基材との接着性にかかわる裏面の粗面性を考慮し
て、含浸方法、含浸樹脂量及び含浸樹脂を適宜選択す
る。
【0014】なお、含浸処理に用いる含浸樹脂液は、
(1)アクリル系エマルジョン、酢酸ビニル系エマルジ
ョン、合成ゴム系エマルジョンからなる群より選ばれる
1種または2種以上からなる水分散体、(2)前記含浸
樹脂液(1)と熱硬化性樹脂エマルジョンとの混合体、
以上の含浸樹脂液(1)、(2)のいずれかを主体とし
たものが好ましい。耐候性の点からアクリル系のもの
が、さらに好ましい。
【0015】本発明の表面化粧材用原紙は、上記のコー
ティング基材、鏡面コート層(、必要に応じアンダーコ
ート層)からなる。表面化粧材用原紙に遮蔽性、着色を
求めるのであれば、コーティング基材、鏡面コート層あ
るいはアンダーコート層に、目的とする遮蔽性、着色に
応じ、例えば二酸化チタン、着色顔料等の填料を、添加
すれば良い。また、表面化粧材用原紙の厚みは各種用途
により適宜設定すれば良い。通常60〜200μmであ
る。
【0016】
【実施例】以下に、実施例を挙げる。なお、実施例にお
ける表面化粧材用原紙の物性及び特性の評価項目は次の
とおりである。 (1) 平滑性 :平滑性は表面状態を目視評価した。
(参考として、王研式平滑度(単位:秒)を測定し
た。) ○;表面状態が良好、△;○より表面状態がやや不良、
×;表面状態不良。 (2) 印刷意匠性 :グラビヤ印刷機(三正精機
(株)製プルーフマスター)にて二色木目柄印刷を行い
目視評価した(5段階評価;5が良)。 (3) 伸び率、引張強度 :幅15mmにサンプリン
グし、万能型引張試験機(テンシロン:(株)オリエン
テック製)に試験長が100mmになるように装着し、
引張速度300mm/minで測定した(20℃65%
RH)。 (4) 耐スクラッチ性 :JIS K 5400の鉛
筆引っかき試験の規定に従った。20℃65%RH条件
下に24時間以上放置した試験片を用い、表面変形(へ
こみ、傷)及び破れについて測定荷重500gで評価し
た。 (5) Vカット適性(V曲げ適性) :試験片を合板
に接着し(前記(5)と同じ方法)、V溝ビット(刃角
92゜)を装着したルーターを用いて、V溝をいれ、曲
げて、エッジ部の破れ、クラック等の有無を目視評価し
た。 ○;エッジ部異状なし、×;エッジ部に破れ、クラック
等が発生した。 (6) 接着性 :塩化ビニルシートと合板との接着に
一般に使用されているウレタン変性ビニル樹脂(コニシ
(株)製CVC33(二液硬化型))を用い、合板との
接着状態を1日後に評価した。
【0017】実施例1 広葉樹晒クラフトパルプを22゜SRに叩解した紙料6
0部に、ポリエステル系繊維(主体繊維)20部、ポリ
エステル系繊維状バインダー(融点110℃)20部、
二酸化チタン20部、黄色系顔料6部、赤色系顔料0.
2部を添加し、更に製紙用助剤を添加して米坪量70g
/m2 の原紙を抄造した。得られた原紙をテフロン板を
備えたプレス機内に挿入して、120〜125℃、10
0kg/cm2 、3分間の熱プレスによって原紙中のポ
リエステル系繊維状バインダーを熱融着させた。プレス
から取りだした原紙100部に対して樹脂組成1を固形
分として36部含浸し、120℃、5分間乾燥した。 樹脂組成1 アクリル系エマルジョン(Tg:−12℃) 100部 メラミン樹脂 5部 メラミン硬化剤 0.5部 得られた含浸紙に蒸気ダンピングを施した後、線圧45
kg/cmでスーパーキャレンダー処理し、次いで、樹
脂組成2を塗布し、湿潤状態でフォーミングニップと8
0℃に加熱されたキャストドラムからなる装置により圧
接して固形分15g/m2 のキャストコート層を形成し
た。更に得られたキャストコート紙をテフロン板を備え
たプレス機内に挿入し、130℃、50kg/cm2
3分間の熱処理によってメラミン樹脂を反応させ、表面
化粧材用原紙を得た(米坪110g/m2 、厚さ100
μm)。 樹脂組成2 アクリル系エマルジョン(Tg:0℃) 100部 メラミン樹脂 5部 メラミン硬化剤 0.5部 得られた表面化粧材用原紙の特性及び物性を表1に示
す。
【0018】実施例2 広葉樹溶解用硫酸塩パルプを18゜SRに叩解した紙料
60部に、ポリエステル系繊維状バインダー(融点11
0℃)40部、二酸化チタン20部、黄色系顔料6部、
赤色系顔料0.2部を添加し、更に製紙用助剤を添加し
て米坪量100g/m2 の原紙を抄造した。得られた原
紙を実施例1と同様の条件の熱プレスによってポリエス
テル系繊維状バインダーを熱融着した。プレスから取り
出した原紙は含浸を施さずに蒸気ダンピング後、実施例
1と同様の条件でスーパーキャレンダー処理し、実施例
1と同様にして(樹脂組成2)固形分15g/m2 のキ
ャストコート層を形成した。更に熱処理によってメラミ
ン樹脂を反応させ、表面化粧材用原紙を得た(米坪11
0g/m2 、厚さ125μm)。得られた表面化粧材用
原紙の特性及び物性を表1に示す。
【0019】実施例3 実施例1に示した原紙配合により米坪量90g/m2
原紙を抄造した。得られた原紙を実施例1と同様の条件
の熱プレスによってポリエステル系繊維状バインダーを
熱融着した。プレスから取りだした原紙100部に対し
て樹脂組成1を固形分として50部を含浸し、120
℃、5分間乾燥した。得られた含浸紙に蒸気ダンピング
を施し、実施例1と同様の条件でスーパーキャレンダー
処理、次いで、樹脂組成2を塗工、乾燥し、固形分25
g/m2 のアンダーコート層を形成した。更にアンダー
コート層上に樹脂組成2を塗布し、実施例1と同様の条
件で固形分25g/m2 のキャストコート層を形成し
た。得られたキャストコート紙を実施例1と同様の条件
の熱処理によってメラミン樹脂を反応させ、表面化粧材
用原紙を得た(米坪185g/m2 、厚さ150μ
m)。得られた表面化粧材用原紙の特性及び物性を表1
に示す。
【0020】実施例4 広葉樹溶解用硫酸塩パルプを18゜SRに叩解した紙料
20部に、ポリエステル系繊維状バインダー(融点11
0℃)80部、二酸化チタン20部、黄色系顔料6部、
赤色系顔料0.2部を添加し、更に製紙用助剤を添加し
て米坪量100g/m2 の原紙を抄造した。得られた原
紙を実施例1と同様の条件の熱プレスによってポリエス
テル系繊維状バインダーを熱融着した。プレスから取り
出した原紙は含浸を施さずに蒸気ダンピング後、実施例
1と同様の条件でスーパーキャレンダー処理し、次い
で、樹脂組成2を塗工、乾燥し、固形分10g/m2
アンダーコート層を形成した。更にアンダーコート層上
に実施例1と同様にして樹脂組成2を塗布し、固形分1
5g/m2 のキャストコート層を形成した。更に熱処理
によってメラミン樹脂を反応させ、表面化粧材用原紙を
得た(米坪125g/m2 、厚さ120μm)。得られ
た表面化粧材用原紙の特性及び物性を表1に示す。
【0021】比較例1 実施例1の紙料100部に、二酸化チタン5部、赤色系
顔料1部、カーボンブラック0.01部を添加し、更に
製紙用助剤を添加して米坪量100g/m2 の原紙を抄
造した。得られた原紙100部に対して実施例1と同じ
樹脂組成1を固形分として35部含浸し、乾燥した。更
に樹脂組成2をワイヤーバー塗工し、固形分20g/m
2 のコート層を形成した。次いで、蒸気ダンピングを施
し、実施例1と同様にしてスーパーキャレンダー処理を
行い、表面化粧材用原紙を得た(米坪155g/m2
厚さ145μm)。得られた表面化粧材用原紙の特性及
び物性を表1に示す。
【0022】参考例1 市販の表面化粧材用着色塩化ビニルフィルム(厚さ10
0μm)について、平滑性、印刷意匠性を評価した結果
を表2に示す。また、該着色塩化ビニルフィルムを使用
した市販のワイピング塩化ビニル化粧シート(厚さ18
0μm)について、伸び、引っ張り強度、耐スクラッチ
性、Vカット適性を評価した結果を表1に示す。
【0023】参考例2 市販の表面化粧材用薄紙(米坪30g/m2 、厚さ40
μm)の特性及び物性を表1に示す。
【0024】参考例3及び4 市販のPP系合成紙((株)王子油化合成紙製ユポKP
K)(参考例3)、及び市販のPE系表面化粧材シート
(アルコア社製アルコールセル)(参考例4)の接着性
について評価したが、接着していない状態であった。な
お、上記実施例、比較例及び参考例1、2は接着してい
た。
【0025】
【表1】 表1から、鏡面コートを設けた実施例1〜4は、一般的
なワイヤーバー塗工によるクリアーコート層を設けた比
較例1と比べて、塩化ビニルフィルム(参考例1)に近
い、優れた印刷意匠適性を示す。さらに、コーティング
基材を特定することにより、塩化ビニルフィルム(参考
例1)に近い、優れた後加工適性及び耐スクラッチ性を
有する。
【0026】
【発明の効果】本発明の紙ベースからなる表面化粧材用
原紙は、表面層を鏡面コート層とすることにより、塩化
ビニルフィルムからなるものに近い、優れた印刷意匠適
性を示す。さらに、コーティング基材を特定することに
より、塩化ビニルフィルムからなるものに近い、優れた
後加工適性及び耐スクラッチ性を有する。また、本発明
は、一般的な塗工方法であるワイヤーバー塗工方法によ
るもの(比較例1)と比べ、印刷意匠性の向上が顕著に
見られる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡面ロールの鏡面状態を実質的に写し取
    ったコート層を表面層に有することを特徴とする表面化
    粧材用原紙。
  2. 【請求項2】 鏡面状態を写し取る方法がキャストコー
    ト法であることを特徴とする請求項1記載の表面化粧材
    用原紙。
  3. 【請求項3】 鏡面状態を写し取る方法が、樹脂を主体
    とし実質的に未硬化の状態のコート層を一旦形成した
    後、鏡面を有する熱ロールと接触させ、軟化させて鏡面
    を写し取る方法であることを特徴とする請求項1記載の
    表面化粧材用原紙。
  4. 【請求項4】 繊維状バインダーを含有させて湿式抄紙
    法により抄造した原紙に、更に樹脂を含浸させた含浸紙
    に、鏡面を写し取ったコート層を設けたことを特徴とす
    る請求項1、2または3記載の表面化粧材用原紙。
  5. 【請求項5】 繊維状バインダーを含有し、熱融着によ
    り実質的にフィルム化した原紙に、鏡面を写し取ったコ
    ート層を設けたことを特徴とする請求項1、2または3
    記載の表面化粧材用原紙。
JP32086893A 1993-11-29 1993-11-29 表面化粧材用原紙 Pending JPH07148828A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002086657A (ja) * 2000-09-13 2002-03-26 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート及び化粧材
WO2005118718A1 (de) * 2004-05-27 2005-12-15 Basf Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung von beschichteten substraten
CN102505560A (zh) * 2011-11-11 2012-06-20 东莞光群雷射科技有限公司 一种玻璃卡纸的制作方法

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WO2005118718A1 (de) * 2004-05-27 2005-12-15 Basf Aktiengesellschaft Verfahren zur herstellung von beschichteten substraten
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