JP2002086657A - 化粧シート及び化粧材 - Google Patents

化粧シート及び化粧材

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JP2002086657A
JP2002086657A JP2000277436A JP2000277436A JP2002086657A JP 2002086657 A JP2002086657 A JP 2002086657A JP 2000277436 A JP2000277436 A JP 2000277436A JP 2000277436 A JP2000277436 A JP 2000277436A JP 2002086657 A JP2002086657 A JP 2002086657A
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JP2000277436A
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Kazuhiro Takahashi
一弘 高橋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙系化粧シートでありながらも、ラッピング
加工適性及びVカット加工適性の良好な化粧シートを提
供する。 【解決手段】 伸率10%以上の紙基材1を選択し、そ
の表面に装飾処理を施したことを特徴としている。ここ
で言う装飾処理は、絵柄層2の形成、紙への着色、着色
塗膜の形成等を包含する。そして、紙基材1として、パ
ルプ繊維と伸率10%以上の合成樹脂繊維を混抄してな
るものを使用することが好ましい。また、紙基材1にさ
らに伸率10%以上の合成樹脂を含浸しているとより好
ましい。紙基材1の表面に透明塗膜3が形成されていて
もよい。Vカット加工やラッピング加工に必要なシート
強度と適度の伸び、耐衝撃性及び可撓性が得られ、紙系
化粧シートでありながらもVカット適性及びラッピング
加工適性が良好となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物内装材、建
具、家具等に使用される化粧シートであって、Vカット
加工やラッピング加工などの曲げ加工を伴う用途に好適
に用いられる化粧シート及びそれを用いた化粧材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の化粧シートとしては、ポ
リ塩化ビニル、ポリオレフィン等からなる化粧シートが
一般的に広く用いられている。また、薄葉紙や含浸紙か
らなる化粧シートも用いられている。そして、これらの
化粧シートは、例えば、一旦平板上に化粧シートを貼着
した後にVカット加工等でその平板を折り曲げたり、或
いは、木材からなる柱状等の被着基材の表面にラッピン
グ加工により貼着したり等の曲げ加工を伴った状態で使
用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたポ
リ塩化ビニルからなる化粧シートは、加工適性からする
と優れたものであるが、焼却時に塩素系のガスを発生す
るので、エコロジーの観点から紙系化粧シートへの変更
要望が強い。ところが、薄葉紙からなる化粧シートS
は、図1(a)に示す如くラッピング加工時に被着基材
Bの隅角部で紙破れが発生したり、或いは図1(b)に
示す如くVカット加工時に被着基材Bの隅角部(折曲
部)で紙破れが発生するという欠点がある。また、含浸
紙からなる化粧シートSは、上記紙破れを完全に防ぐに
足る程、高弾性樹脂を多量に含浸すると、紙基材に弾性
復元力が強くなり過ぎて、図1(c)に示す如くラッピ
ング加工時に被着基材Bの細かい曲率部分に対して追従
しなかったり、或いは図1(d)に示す如くVカット加
工時に隅角部(折曲部)が浮きやすいという欠点があ
る。
【0004】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、紙系化粧シ
ートでありながらも、Vカット加工適性及びラッピング
加工適性の良好な化粧シートを提供し、併せてそれを用
いた化粧材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明者が試作・研究を行ったところ、Vカット加
工或いはラッピング加工時の紙破れと紙基材の伸率との
間には相関関係があり、紙基材の伸率が10%の所に、
上記加工時の紙破れの有無の臨界点が存在することを見
出した。また、紙基材に合成樹脂を含浸する場合でも、
先ず合成樹脂の混抄で或る程度紙の伸率を向上させ、そ
の上で合成樹脂含浸を行って、更に紙の伸率を補強する
ようにすれば、含浸樹脂の復元力を紙の繊維成分(パル
プ及び合成樹脂)のズレ変形による塑性的変形によって
相殺するため、上記加工時の化粧シートの浮きも防止で
きることを見出した。本発明は斯かる知見に基づくもの
であり、本発明の化粧シートは、伸率10%以上の紙基
材を選択し、その表面に装飾処理を施したことを特徴と
している。ここで言う装飾処理は、絵柄層の形成、紙へ
の着色、着色塗膜の形成等を包含する。
【0006】そして、上記構成の化粧シートにおいて
は、紙基材として、パルプ繊維と伸率10%以上の合成
樹脂繊維を混抄してなるものを使用することが好まし
い。また、紙基材にさらに伸率10%以上の合成樹脂を
含浸しているとより好ましい。
【0007】また、上記構成の化粧シートにおいて、紙
基材の表面に透明塗膜が形成されていてもよい。
【0008】本発明の化粧材は、被着基材上に上記した
いずれかの化粧シートを積層してなることを特徴とす
る。
【0009】また、本発明の化粧材は、平板状の被着基
材表面に、上記したいずれかの化粧シートを積層した
後、該基材裏面に断面V字型の溝を切削し、該溝内に接
着剤を塗工し、しかる後に基材及び化粧シートを溝の所
で折り曲げて、溝を閉鎖接着することによって得たもの
である。
【0010】また、本発明の化粧材は、柱状の被着基材
の隣接する2以上の側面上に、上記したいずれかの化粧
シートを、加圧ローラを用いて各側面毎に順次追従さ
せ、密着させて積層して得たものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は本発明に係る化粧シートの
一例を示す断面図である。同図に示されるように、化粧
シートSは、紙基材1の表面に絵柄層2からなる装飾処
理が施され、それを覆って表面保護層としての透明塗膜
3が形成された構成をしている。図示の例では、絵柄層
2は更に全面ベタインキ2aと絵柄インキ2bとからな
る。
【0012】図3は本発明に係る化粧材の一例を示す断
面図であり、この化粧材は被着基材Bの上に接着剤層a
を介して図2の化粧シートSを積層したものである。
【0013】本発明においては、化粧シートにVカット
加工適性及びラッピング加工適性を付与せしめるため
に、紙基材として、伸率10%以上のものを選択する。
一般に、パルプ繊維のみからなる紙の伸率は数%の桁に
なるため、紙基材の伸率を10%以上とするためには、
紙に何らかの処理を施す必要がある。伸率10%以上の
紙基材は、代表的には、パルプ繊維と合成樹脂繊維を混
抄して得られるが、このうちパルプ繊維としては、蝦夷
松、赤松、椴松等の針葉樹材(N材)、山毛欅、椎等の
広葉樹材(L材)等の木材、藁、綿等の一般パルプ等の
繊維素(セルロース)からなる通常のものが用いられ
る。また、合成樹脂繊維としては、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ナイロン6、ナイロン66、ポリカーボネ
ート等からなる伸率10%以上の合成樹脂繊維が用いら
れる。中でも強度、伸率の点でポリプロピレンの繊維が
好ましい。本発明での伸率は、化粧シートをVカット加
工或いはラッピング加工に供する温度(雰囲気温度)、
すなわち室温(通常5〜40℃程度)での引張破断時の
伸率である。引張速度は50〜500mm/分程度で測
定する。
【0014】そして、パルプ繊維と合成樹脂繊維を混抄
するに際し、好ましくは質量比でパルプ/樹脂繊維=5
0/60〜90/30程度の割合で混抄する。混抄紙の
米坪量は20〜100g/m2 程度とする。
【0015】伸率10%以上の紙基材を得る手法として
は、この他に、紙に伸率10%以上の樹脂を含浸させて
得ることもできるし、或いは、紙に伸率10%以上の合
成樹脂繊維を混抄し、尚且つ伸率10%以上の合成樹脂
を含浸して得ることもできる。ただし、一般に伸率10
%以上の合成樹脂を含浸して紙基材の伸率を10%以上
とすると、紙の弾性復元力が強くなり過ぎて、隅角部で
の化粧シートの浮きを生じやすくなることが多い。その
ため、合成樹脂を含浸する場合は、紙に伸率10%以上
の合成樹脂繊維を混抄して、紙の塑性変形性を保持した
まま、可能なところまで紙基材の伸率を向上せしめてお
き、それでなお目標に達しない分を必要最低限の含浸に
よって補強する設計とすることが好ましい。好適な含浸
率は通常100%以下である。なお、含浸は、(含浸
率)=((含浸後の米坪量−含浸前の米坪量)/含浸前
の米坪量)×100[%]で定義される。
【0016】紙基材に含浸させる合成樹脂としては、上
記した樹脂が挙げられ、その他にウレタン樹脂も挙げら
れる。なお、本発明の技術思想上は、紙基材の伸率の上
限は存在しない。ただし、本発明の紙基材の伸率を実施
上規定する混抄或いは含浸すべき合成樹脂の伸率が一般
に上限が800%程度(低密度ポリエチレンが通常のも
ので90〜800%程度)であるため、本発明における
紙基材の伸率も自ずとこの程度の値が実質上の上限とな
る。また、実用上は、通常のVカット加工法及びラッピ
ング加工法を用い、通常の形状の被着基材に化粧シート
を積層する場合は、紙基材の伸率は大体の場合20%程
度あれば十分である。
【0017】紙基材には、意匠的外観を付与するために
装飾処理が施される。この装飾処理としては、紙基材表
面への絵柄層の形成の他に、金属薄膜層の形成、着色塗
膜の形成、或いは紙基材への着色等が挙げられる。これ
ら複数の装飾処理を併用することもできる。
【0018】絵柄層は、インキを用いて公知の印刷法に
より形成する。ただし、紙基材自体を着色したり、透明
塗膜自体を着色したり、金属薄膜を形成する場合、紙基
材、金属薄膜、或いは塗膜の色のみで意匠的に十分であ
れば絵柄層は省略可能である。絵柄は、木目、石目、布
目、皮絞、タイル貼り模様、煉瓦積模様、幾何学模様、
全面ベタ等がある。或いはこれらの組合せでもよい。
【0019】インキは、バインダー樹脂と染料、顔料等
の着色剤とで構成し、これに必要に応じて各種の添加剤
を加える。バインダー樹脂としては、硝化綿、酢酸セル
ロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセル
ロース(繊維素)系樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸メチ
ル、ポリ(メタ)アクリル酸エチル、ポリ(メタ)アク
リル酸ブチル、(メタ)アクリル酸メチル−(メタ)ア
クリル酸ブチル共重合体、(メタ)アクリル酸メチル−
スチレン共重合体、(メタ)アクリル酸メチル−(メ
タ)アクリル酸ブチル−(メタ)アクリル酸2ヒドロキ
シエチル−スチレン共重合体等のアクリル樹脂(なお、
ここで(メタ)アクリル酸とは、アクリル酸或いはメタ
クリル酸を意味する。)、塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体、ポリエステル樹脂、塩素化ポリプロピレン、ウレ
タン樹脂(後述の2液硬化型ウレタン樹脂、或いは熱可
塑性ウレタン樹脂)等から選んだ1種単体、或いは2種
以上の混合物が使用できる。
【0020】着色剤としては、弁柄、銀朱、黄鉛、クロ
ムバーミリオン、群青、紺青、チタン白、亜鉛華、カー
ボンブラック、鉄黒等の無機顔料、イソインドリノンイ
エロー、ベンジジンイエロー、キナクリドンレッド、ポ
リアゾレッド、フタロシアニンブルー、インダスレンブ
ルー、アニリンブラック等の有機顔料、アルミニウム、
真鍮等の鱗片状箔粉からなる金属顔料、二酸化チタン被
覆雲母等の鱗片状箔粉からなる真珠顔料等が使用され
る。
【0021】インキに加える添加剤としては、熱安定
剤、光安定剤、酸化防止剤、界面活性剤、体質顔料、可
塑剤、溶剤等が使用される。
【0022】印刷方法としては、グラビア印刷、シルク
スクリーン印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷、イン
クジェット印刷等がある。
【0023】金属薄膜は、アルミニウム、クロム、銅等
の金属を、真空蒸着、スパッタリング等の方法により紙
表面に形成する。
【0024】着色塗膜は、前述のインキによる絵柄層を
全面ベタとして印刷するか、或いは後述の透明塗膜に前
述のインキのところで列挙した着色剤を添加することに
よって得られる。
【0025】紙への着色は、紙の抄造時に前述のインキ
のところで列挙した着色剤を練込むか混抄することによ
って行われる。
【0026】化粧シートの耐水性、耐摩耗性、耐汚染性
等の表面物性を向上させる必要がある場合、或いは、化
粧シートに所望の光沢度を付与する必要がある場合は、
紙(或いは紙上の絵柄層、又は金属薄膜)の表面に表面
保護層としての、或いは光沢度(艶)調整層としての透
明塗膜を形成する。この透明塗膜は、樹脂分と必要に応
じて加える添加剤とからなる。
【0027】透明塗膜の樹脂分としては、2液硬化型ウ
レタン樹脂、アミノアルキッド樹脂、アクリル樹脂(前
記のものと同じ)、電離放射線硬化性樹脂が用いられ
る。Vカット加工やラッピング加工に適した可撓性と耐
擦傷性、耐水性等の表面物性との両立の点からは、2液
硬化型ウレタン樹脂が好ましい。透明塗膜の厚みは1〜
20μm程度とする。
【0028】2液硬化型ウレタン樹脂とは、ポリオール
(多価アルコール)を主剤とし、イソシアネート化合物
を架橋剤(硬化剤)とする組成物である。
【0029】ポリオールは、分子中に2個以上の水酸基
を有するもので、基本的には、単量体ジオール、トリオ
ール等、及びその分子量に主に寄与するアルキレン繰返
し単位の鎖を包含する重合体ジオール、トリオールを含
む。典型的な重合体ポリオールは、ヒドロキシ基で停止
した上記繰返し単位の直鎖もしくは分岐鎖のいずれかか
ら実質的になり、好ましくは、2,3,4またはそれ以
上のヒドロキシ基を有する単量体ポリオールを含む。例
えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、1,2,6−ヘキ
サントリオール、ブテンジオール、シュークロース、グ
ルコース、ソルビトール、ペンタエリスリトール、マン
ニトール、トリエタノールアミン、n−メチルジメタノ
ールアミン、ならびに環式芳香族および脂肪族およびト
リオールを含む。さらに、ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、アクリルポリオール、ポリエ
ステルポリオール、ポリエーテルポリオール等が用いら
れる。
【0030】一方、イソシアネート化合物としては、分
子中に2個以上のイソシアネート基を有する多価イソシ
アネート化合物が用いられる。例えば、2,4−トリレ
ンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、
クルードMDIと称されるポリフェニルメタンポリイソ
シアネート、キシリレンジイソシアネート等の芳香族イ
ソシアネート化合物、イソホロンジイソシアネート、
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、ジシクロヘ
キシルメタン−4,4’−ジイソシアネート、トリフェ
ニルメタントリイソシアネート等の脂肪族乃至は脂環族
イソシアネート化合物、水素添加トリレンジイソシアネ
ート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート等の
水素添加イソシアネート化合物、或いはポリイソシアネ
ート化合物と低分子量グリコールまたはトリオール、例
えば、ジプロピレングリコール、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,2,6ヘキサントリオール、トリメチロール
プロパンと反応させて得られる、イソシアネート末端低
分子量付加体等のイソシアネート付加体、或いは、トリ
レンジイソシアネート3量体等のイソシアネート多量体
等が使用できる。
【0031】電離放射線硬化性樹脂としては、(メタ)
アクリレート系単量体、又はプレポリマー、エポキシ系
樹脂、或いは不飽和ポリエステル等が用いられる。電離
放射線としては、通常、電子線或いは紫外線が用いられ
る。
【0032】上記(メタ)アクリレート系単量体として
は、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト等が挙げられる。上記(メタ)アクリレート系プレポ
リマーとしては、ポリエステル(メタ)アクリレート、
ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アク
リレート、メラミン(メタ)アクリレート、シリコン
(メタ)アクリレート等が挙げられる。これら(メタ)
アクリレート系単量体と(メタ)アクリレート系プレポ
リマーとの適宜比率の混合物を用いて硬化物の架橋密度
を調整することもできる。なお、ここで(メタ)アクリ
レートとは、アクリレート或いはメタクリレートを意味
する。
【0033】なお、紫外線で硬化させる場合は、光重合
開始剤を0.1〜10質量%程度添加する。光重合開始
剤としては、(メタ)アクリレート系の場合、ベンゾフ
ェノン類、アセトフェノン類、チオキサントン類等が、
又エポキシ系の場合、芳香族ヨードニウム塩、芳香族ジ
アゾニウム塩、メタセロン化合物等が用いられる。
【0034】透明塗膜に耐摩耗性、耐擦傷性を付与する
ため、アルミナ、シリカ、硝子、炭化硅素等の硬質無機
材料からなる球形、多角形、燐片形等の平均粒径3〜3
0μm程度の粒子を減摩剤として5〜30質量部程度添
加することができる。耐擦傷性、耐セロハンテープ剥離
性を向上させるため、蝋、ポリエチレンワックス、モン
タンワックス、シリコン樹脂等からなる滑剤を添加する
こともできる。
【0035】耐候性を付与するため、ベンゾトリアゾー
ル系、ベンゾフェノン系、微粒子酸化セリウム系等の紫
外線吸収剤、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤等の光
安定剤、或いはこれらの両方を添加することもできる。
添加量は、紫外線吸収剤、光安定剤とも0.1〜1質量
%程度である。
【0036】所望の光沢度を付与するに際し、高光沢を
求める場合は、艶消剤は無添加とするが、低光沢を付与
する場合は、所望の低光沢度となるよう、適宜の量だけ
艶消剤を添加する。艶消剤としては、シリカ、炭酸カル
シウム等の無機物の粉末、或いはナイロン、ポリカーボ
ネート、ウレタン等の樹脂の粉末(乃至ビーズ)が用い
られる。所望の色相を付与する場合は着色剤(前記のも
のと同じ)を添加してもよい。
【0037】化粧シートを積層する被着基材は、平板、
曲面板を問わない。或いは、多角柱等の柱状体でもよ
い。基材の材質は、杉、松、樫、楢、欅、ラワン、チー
ク、メラピー等の樹木からなる単板、合板、繊維板、集
成材、パーチクルボード等の木質材、鉄、ステンレス
鋼、アルミニウム、ジュラルミン、真鍮、銅等の金属、
セメント、パルプセメント、スラグセメント、ALC
(軽量気泡コンクリート)、GRC(硝子繊維強化コン
クリート)、石膏、珪酸カルシウム等の非セラミックス
系窯業材料、硝子、陶器、磁器、土器、琺瑯等のセラミ
ックス系窯業材料、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ABS樹脂、フェノール樹脂等の合成樹
脂が挙げられる。
【0038】箱型或いは横断面L字型の板状基材の表面
に化粧シートが貼着された化粧材を得る場合には、Vカ
ット加工法によることが好ましい。
【0039】図4はVカット加工法の一例を示す説明図
である。まず、図4(a)に示すように、化粧シートS
を接着剤層aを介して平板状基材B表面に貼着する。次
に、図4(b)に示すように、基材Bの裏面(化粧シー
ト非貼着側)に横断面V字型の溝Gを切削し、その溝G
に接着剤bを塗工する。しかる後、図4(c)に示すよ
うに、基材B及び化粧シートSを溝Gのところで折り曲
げることにより、断面L字型の化粧材を得る。
【0040】また、横断面V字型の溝を切削する代わり
に、横断面U字型の溝や櫛歯型の溝を切削して曲げ加工
することもできる。特に、櫛歯型の溝の場合は曲面形状
の曲げ加工が行える。なお、これらの曲げ加工はいずれ
も実公大15−31122号公報、特開昭48−479
72号公報、実開昭59−176518号公報等により
公知の手法である。
【0041】また、化粧シートを被着基材上に積層(ラ
ミネート)する方法としては、接着剤層を介した状態
で、ゴム等の弾性体を表面に被覆した加圧ローラで押圧
したり、或いは真空成形法により積層する方法が代表的
である。特に、柱状基材における少なくとも隣接する2
以上の側面にわたって連続して化粧シートを積層するに
は、所謂ラッピング加工法によることが好ましい。この
方法は弾性体等の加圧ローラを用いる接着積層法の1種
である。
【0042】図5はラッピング加工機の一例を示す概略
構成図である。図示のように、複数個の加圧ローラ即ち
ラッピングローラ10a〜10fを使用し、搬送ローラ
11上を移動する柱状基材Bの複数の側面F1 、F2
3 、F4 及びF5 に順次化粧シートSを押圧すること
で、接着・積層して化粧材Dとする。このラッピング加
工機では巻取12から繰り出した化粧シートSに対して
Tダイ型の接着剤塗工ヘッド13により接着剤を塗工し
ているが、柱状基材Bの側に接着剤を塗工するようにし
てもよい。柱状基材Bの予熱装置14は必要に応じて適
宜設ける。ラッピングローラは、通常は金属(鉄等)の
軸芯表面をシリコンゴム等の弾性体で被覆したものを用
いるが、金属ロールを用いることも可能である。なお、
図5では、軸受、動力、引張調整機構等の周辺付帯設備
を省略して図示している。斯かるラッピング加工も、特
公昭61−5895号公報、特公昭56−23771号
公報、特公昭57−5183号公報等により公知の手法
である。
【0043】本発明の化粧材の用途としては、建築物に
おける壁、床、天井等の内装材、廻縁、幅木等の造作部
材、窓枠、扉枠、扉等の建具、家電製品のキャビネッ
ト、箪笥等の家具が挙げられる。
【0044】
【実施例】以下の実施例及び比較例では、合成樹脂繊維
の伸率、紙基材に含浸させる合成樹脂の伸率、及び紙基
材の伸率を、それぞれ気温20℃、相対湿度60%の雰
囲気中において引張強度100mm/分にて測定した。
なお、紙基材に含浸させる合成樹脂については膜厚50
μmに製膜した状態で測定した。
【0045】(実施例1)木材パルプ(L材)と合成樹
脂繊維(伸率550%のポリプロピレン)を質量比7
0:30の割合で混合し、それに適量の調合剤を加えた
材料を長網抄紙機にて抄紙し、米坪量50g/m2 の紙
基材を得た。そして、その紙基材の表面にグラビア印刷
法により全面ベタ層と木目模様層とを順次印刷して絵柄
層を形成した。全面ベタ層は、硝化綿とアクリル樹脂と
の混合物をバインダー樹脂とし、チタン白、弁柄及び黄
鉛を主成分とする顔料を着色材としたインキを使用し
た。木目模様層は、硝化綿とアルキド樹脂との混合物を
バインダー樹脂とし、弁柄及びカーボンブラックを主成
分とする顔料を着色材としたインキを使用した。さら
に、その絵柄層の表面に、アクリルポリオール100質
量部と、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート6質
量部とからなる2液硬化型ウレタン樹脂を5g/m2
量で塗工し、40℃の雰囲気中で3日間養生することで
架橋硬化せしめて透明塗膜を形成し、化粧シートを得
た。
【0046】(実施例2)実施例1で抄紙した紙基材
に、水系ウレタン樹脂(伸率500%)をディッピング
含浸機により含浸量30g/m2 で含浸させて乾燥させ
てから、実施例1と同様の手順で絵柄層と透明塗膜を形
成して化粧シートを得た。
【0047】(実施例3)実施例2で抄紙した紙基材
に、水系ウレタン樹脂(伸率500%)をディッピング
含浸機により含浸量30g/m2 で含浸させて乾燥させ
てから、実施例1と同様の手順で絵柄層と透明塗膜を形
成して化粧シートを得た。
【0048】(比較例1)木材パルプ(L材)に適量の
調合剤を加えた材料(合成樹脂繊維の混抄なし、また合
成樹脂の含浸もなし)を長網抄紙機にて抄紙し、米坪量
50g/m2 の紙基材を得た。そして、実施例1と同様
の手順で絵柄層と透明塗膜を形成して化粧シートを得
た。
【0049】(比較例2)比較例1で抄紙した紙基材
に、水系アクリル樹脂(伸率30%)をディッピング含
浸機により含浸量30g/m2 で含浸させて乾燥させて
から、実施例1と同様の手順で絵柄層と透明塗膜を形成
して化粧シートを得た。
【0050】(比較例3)木材パルプ(L材)と合成樹
脂繊維(伸率550%のポリプロピレン)を質量比9
5:5の割合で混合し、それに適量の調合剤を加えた材
料を長網抄紙機にて抄紙し、米坪量50g/m2 の紙基
材を得た。そして、実施例1と同様の手順で絵柄層と透
明塗膜を形成して化粧シートを得た。
【0051】(比較例4)木材パルプ(L材)と合成樹
脂繊維(伸率550%のポリプロピレン)を質量比9
0:10の割合で混合し、それに適量の調合剤を加えた
材料を長網抄紙機にて抄紙し、米坪量50g/m2 の紙
基材を得た。そして、実施例1と同様の手順で絵柄層と
透明塗膜を形成して化粧シートを得た。
【0052】上記の実施例1〜3と比較例1〜4で得ら
れた化粧シートに対し、実用試験として、厚さ10mm
のラワン合板に酢酸ビニル系樹脂接着剤でラミネートし
た後、20℃の雰囲気中で図4の如くVカット加工を行
い、隅角部における化粧シートの龜裂、破れ及び浮きを
目視にて評価した。各化粧シートの紙基材の伸率とVカ
ット適性の結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の化粧シー
トは、紙基材の伸率を10%以上とし、該紙基材に装飾
処理を施してなる構成を採ったことにより、Vカット加
工やラッピング加工に必要なシート強度と適度の伸び、
耐衝撃性及び可撓性が得られ、紙系化粧シートでありな
がらもVカット適性及びラッピング加工適性が良好とな
る。したがって、被着基材にラッピング加工したり或い
はVカット加工する際に、隅角部での化粧シートの亀
裂、破断を生じることがなく、また小曲率の凹部及び凸
部にも化粧シートを追従させ成形しつつ貼着することが
できる。
【0055】また、紙基材の伸率を10%以上とするに
当たって、紙基材をパルプ繊維と伸率10%以上の合成
樹脂繊維を混抄したり、或いは更に伸率10%以上の樹
脂を含浸することにより、Vカット加工時或いはラッピ
ング加工時に、折曲部分において紙基材を構成する繊維
同士がズレて塑性変形するため、紙基材に10%以上の
高伸率を付与した上で、尚且つ弾性復元力の増大を防止
し、隅角部での化粧シートの浮きを確実に防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】化粧シートのラッピング加工時及びVカット加
工時における不良を示す説明図である。
【図2】本発明に係る化粧シートの一例を示す断面図で
ある。
【図3】本発明に係る化粧材の一例を示す断面図であ
る。
【図4】Vカット加工法の一例を示す説明図である。
【図5】ラッピング加工機の一例を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
S 化粧シート B 基材 G 溝 D 化粧材 1 紙基材 2 絵柄層 2a 全面ベタインキ 2b 絵柄インキ 3 透明塗膜 10a〜10f ラッピングローラ 11 搬送ローラ 12 巻取 13 接着剤塗工ヘッド 14 予熱装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01A AR00C AT00B BA01 BA03 BA07 BA10A BA10C DG01A DG10A GB08 GB48 HB00 HB00A JK02 JK08 JK08A JK11 JL01 JM02C JN01C YY00A 4L055 AA03 AF17 AG15 AG19 AG22 AG46 AG70 AG71 AG85 AH02 AH37 AJ03 AJ04 BE08 BE20 EA01 EA06 EA15 FA11 GA22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸率10%以上の紙基材に装飾処理を施
    したことを特徴とする化粧シート。
  2. 【請求項2】 パルプ繊維と伸率10%以上の合成樹脂
    繊維を混抄してなる紙基材を用いたことを特徴とする請
    求項1に記載の化粧シート。
  3. 【請求項3】 紙基材にさらに伸率10%以上の合成樹
    脂を含浸してなることを特徴とする請求項2に記載の化
    粧シート。
  4. 【請求項4】 紙基材の表面に透明塗膜が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の化
    粧シート。
  5. 【請求項5】 被着基材上に請求項1〜4のいずれかに
    記載の化粧シートを積層してなることを特徴とする化粧
    材。
  6. 【請求項6】 平板状の被着基材表面に、請求項1〜4
    のいずれかに記載の化粧シートを積層した後、該基材裏
    面に断面V字型の溝を切削し、該溝内に接着剤を塗工
    し、しかる後に基材及び化粧シートを溝の所で折り曲げ
    て、溝を閉鎖接着することによって得たことを特徴とす
    る化粧材。
  7. 【請求項7】 柱状の被着基材の隣接する2以上の側面
    上に、請求項1〜4のいずれかに記載の化粧シートを、
    加圧ローラを用いて各側面毎に順次追従させ、密着させ
    て積層して得たことを特徴とする化粧材。
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