JPH09145174A - 空気調和機及びその運転制御方法 - Google Patents

空気調和機及びその運転制御方法

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JPH09145174A
JPH09145174A JP7300129A JP30012995A JPH09145174A JP H09145174 A JPH09145174 A JP H09145174A JP 7300129 A JP7300129 A JP 7300129A JP 30012995 A JP30012995 A JP 30012995A JP H09145174 A JPH09145174 A JP H09145174A
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refrigerant
pressure
refrigerant circuit
capacity
compressor
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JP7300129A
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English (en)
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Shigeya Ishigaki
茂弥 石垣
Mikiyasu Shinshi
幹泰 進士
Tomohito Koizumi
友人 小泉
Katsuyuki Tsuno
勝之 津野
Takahiro Suzuki
孝浩 鈴木
Masanori Akutsu
正徳 阿久津
Norio Abukawa
則男 虻川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • F25B49/02Arrangement or mounting of control or safety devices for compression type machines, plants or systems
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    • F25B9/006Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant containing more than one component
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    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で冷媒回路における異常な高圧の
発生を防止するととともに運転能力の低下を防止するこ
とができる空気調和機及びその運転制御方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明は、能力可変型の圧縮機の運転能
力を制御する制御装置を備えた空気調和機において、検
出された冷媒回路の圧力が第1圧力値P1を越えた場合
には、補正処理部107が現行の運転能力を降下させる
補正信号を発し、第1圧力値よりも低い第2圧力値を越
えた場合には第2補正処理部が運転能力の上昇を禁止す
る信号を発し、これらの信号に基づいて駆動部が圧縮機
の運転能力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吐出能力が可変の
能力可変型の圧縮機を備える空気調和和機及びその運転
方法に関し、特に、冷媒として特性の異なる冷媒が2種
類混合された混合冷媒を用いた空気調和機及びその運転
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機の冷媒回路は、圧縮
機、四方切換弁、凝縮器、減圧器、蒸発器を冷媒管で接
続して構成されており、冷媒回路に冷媒を循環させてい
る。
【0003】冷媒回路では、冷媒を圧縮吐出して循環さ
せているため、冷媒回路内には所定の冷媒圧力が発生す
るが、所定の圧力に十分耐え得るような安全設計がされ
ている。しかしながら、外気温度が予想外に上昇したよ
うな場合のように、外部環境等の影響により想定された
圧力以上に冷媒回路内の圧力が異常に高まる場合があ
る。このように冷媒回路内の冷媒圧力が異常に高くなっ
た場合には、冷媒回路の破損等が生じるおそれがあるた
め冷媒回路中の圧縮機の駆動を停止して、冷媒回路内の
異常な圧力の高まりを防止している。
【0004】一方、冷媒回路に充填される冷媒として、
従来、塩素基を有するRー12等を用いていたが、地上
上空のオゾン層破壊の潜在性があるため、環境保全の目
的から塩素基の含有量の少ないRー22(クロロジフル
オロメタン)や、塩素基を含まないRー32(ジフルオ
ロメタン)、Rー125(ペンタフルオロエタン)、R
ー134a(テトラフルオロエタン)あるいはこれらの
混合物等(以下「HFC系冷媒」という)が代替冷媒と
して使用されている。
【0005】冷媒として、このようなHFC系冷媒を用
いた場合には、その混合冷媒の性質として、運転圧力が
従来の単一冷媒(例えばRー22)より高圧であるた
め、冷媒回路に異常な高圧が発生しやすくなる。
【0006】例えば、混合冷媒を使用した場合には、従
来の単一冷媒の場合と同じ温度で約1.5倍の圧力にな
ることもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような運転時の圧
力が高いHFC系冷媒を冷媒として用いた場合に、従来
の冷媒回路(冷媒管や冷媒機器等)をそのまま使用すれ
ば、冷媒回路の損傷を防止するために上述した圧縮機の
停止が必要になる。
【0008】しかし、運転途中に圧縮機を停止すれば、
空気調和機としての運転能力は中断され、特に運転時の
圧力が高い混合冷媒を使用した場合にはしばしば、圧縮
機を停止することとなり、頻繁に運転が中断されること
となるので好ましくない。
【0009】また、冷媒回路の耐圧を見直すことも考え
られるが、耐圧を見直すことは、冷媒管や冷媒機器等の
構成部品の強度設定の変更を要したり、冷媒管の肉厚が
厚くなり重量が増したり大型化する等の問題点がある。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、簡単な構成で冷媒回路における異常な
高圧の発生を防止するととともに運転能力の低下を防止
することができる空気調和機及びその運転制御方法を提
供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、能力可変型の圧縮機、凝縮機、減圧装置、蒸発器を
有する冷媒回路を備え、この冷媒回路の負荷要求に基づ
いて前記圧縮機の運転能力を制御するように成した空気
調和機において、前記冷媒回路中を循環し特性が異なる
少なくとも2種以上の冷媒と、前記冷媒回路の負荷の要
求に応じて前記圧縮機の運転能力を算出しこの運転能力
を表す運転能力信号を出力する演算部と、この演算部の
運転能力信号に応じた運転能力が得られるように前記圧
縮機の運転能力を制御する駆動部と、前記冷媒回路中の
冷媒圧力が第1圧力値を越えた場合に前記運転能力信号
を前記運転能力が減少する方向へ補正する補正処理手段
とを備えるものである。
【0012】この請求項1に記載の発明によれば、冷媒
回路の冷媒圧力が所定の第1圧力値よりも高い場合に
は、負荷要求が高い場合であっても運転能力信号を現行
の運転能力よりも低くなるように補正処理手段が補正し
て駆動部に発する。従って、簡単な構成で冷媒回路にお
ける異常な高圧の発生を防止するととともに、圧縮機を
停止させることがないため、運転が中断されることによ
る運転能力の低下を防止することができる。特に、冷媒
として混合冷媒を用いた場合でも、従来の耐圧設計され
た冷媒回路を使用できる。
【0013】請求項2に記載の発明は、能力可変型の圧
縮機、凝縮機、減圧装置、蒸発器を有する冷媒回路を備
え、この冷媒回路の負荷要求に基づいて前記圧縮機の運
転能力を制御するように成した空気調和機において、前
記冷媒回路中を循環し特性が異なる少なくとも2種以上
の冷媒と、前記冷媒回路の負荷の要求に応じて前記圧縮
機の運転能力を算出しこの運転能力を表す運転能力信号
を出力する演算部と、この演算部の運転能力信号に応じ
た運転能力が得られるように前記圧縮機の運転能力を制
御する駆動部と、前記冷媒回路中の冷媒圧力が第1圧力
値を越えた場合に前記運転能力信号を前記運転能力が減
少する方向へ補正する第1補正処理手段と、前記冷媒回
路中の冷媒圧力が第1圧力値より低い第2圧力値を越え
た場合に前記運転能力信号を前記運転能力が増加しない
ように補正する第2補正処理部とを備えるものである。
【0014】この請求項2に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明と同様に、冷媒回路の冷媒圧力が所定
の第1圧力値よりも高い場合には、現行の運転能力より
も低い運転能力で圧縮機を駆動するが、更に、第1圧力
値よりも低い値の第2圧力値を設定しており、冷媒回路
の圧力値がこの第2圧力値を超えた場合には、第2補正
処理部が現行の運転能力の上昇を禁止する。従って、第
1圧力値から第2圧力値の範囲では、圧縮機の運転能力
の上昇はないものの運転能力の減少を生じさせないで、
冷媒回路の異常な高圧の発生を防止する。特に、急激な
圧力上昇に対応することができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記第2圧力値は、前記第1圧力値よ
り2%乃至3%低い値としたものである。
【0016】この請求項3に記載の発明において、2%
乃至3%の範囲を規定しているのは、2%より小さいと
上昇禁止処理をしても圧力検出器が検出する圧力に遅れ
が生じるため第1圧力値をすぐに超えてしまうおそれが
あるためであり、3%よりも大きいと、圧縮機の運転が
制限されやすくなり運転能力を効果的に維持できなくな
るためである。また、冷媒回路における脈動をも考慮す
ると、空気調和機の快適な運転を得るためにはこのよう
な範囲が望ましかったからである。
【0017】請求項4に記載の発明は、能力可変型の圧
縮機、凝縮機、減圧装置、蒸発器を有する冷媒回路を備
え、この冷媒回路の負荷要求に基づいて前記圧縮機の運
転能力を制御するように成した空気調和機の制御方法に
おいて、前記冷媒回路中に特性が異なる少なくとも2種
以上の冷媒を循環させ、前記冷媒回路の負荷の要求に応
じて算出される前記圧縮機の運転能力を表す運転能力信
号に応じた運転能力が得られるように前記圧縮機の運転
能力を駆動部で制御し、前記冷媒回路中の冷媒圧力が第
1圧力値を越えた場合に前記運転能力信号を前記運転能
力が減少する方向へ補正し、前記冷媒回路中の冷媒圧力
が第1圧力値より低い第2圧力値を越えた場合に前記運
転能力信号を前記運転能力が増加しないように補正する
ものである。
【0018】この請求項4に記載の発明では、請求項2
に記載した発明の制御方法を達成したもので、第1圧力
値から第2圧力値の範囲では、圧縮機の運転能力の上昇
はないものの運転能力の減少を生じさせないで、冷媒回
路の異常な高圧の発生を防止した運転ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0020】図1は、一般的な家庭用の空気調和機を示
す斜視図である。この種の空気調和機は、室内に配置さ
れる利用側ユニットAと、室外に配置される熱源側ユニ
ットBとからなり、両者は冷媒管300によりつながれ
ている。
【0021】図2は、図1に示す空気調和機の冷凍サイ
クルを示す冷媒回路図である。
【0022】1はモータ部と、このモータ部により駆動
される圧縮部とからなり、後述するインバータスイッチ
により周波数制御されるいわゆるインバータ圧縮機(能
力可変型の圧縮機)である。圧縮機の能力可変手段とし
ては他にDCモータを用いた場合の電圧制御又は容量可
変弁を用いた場合の吐出量制御などがある。尚、図示し
ないが、このインバータ圧縮機(以下、単に「圧縮機」
ともいう)1から吐出される冷媒の脈動による振動・騒
音を抑えるためにマフラーが設けられている。3は冷房
/暖房運転時の冷媒の流れを切り替えるための四方切換
弁である。4は熱源側熱交換器、5はキャピラリーチュ
ーブ、6はスクリーンフィルター、7は利用側熱交換
器、8はマフラー、9はアキュームレータ、10は電磁
開閉弁である。
【0023】圧縮機1の吐出側には、冷媒の吐出圧力を
検出する圧力検出手段としての圧力センサ2が設けられ
ている。
【0024】この圧力センサ2は、冷媒回路内の高圧圧
力を検出するものであり、キャピラリチューブの前後に
冷房用と暖房用とが設けられている。上述する制御装置
としてのマイクロコンピュータ41に接続されて検出信
号を発するようになっている。圧力センサ2は、常時圧
力を検出するものであってもよいし、又は、マイクロコ
ンピュータ41が所定時間毎に検出指令を発し、その指
令があった場合に圧力を測定するものであってもよい。
【0025】このような冷媒回路の構成により、圧縮機
1から吐出される冷媒は、四方切換弁3の切り替わり位
置と電磁開閉弁10の開閉とに応じて、実線の矢印(冷
房運転)、点線の矢印(暖房運転)、実線中点の矢印
(除霜運転)のように、3つのモードに従って、流れる
方向が決まる。
【0026】冷房運転時には、熱源側熱交換器4が凝縮
器として、利用側熱交換器7が蒸発器として機能する。
また暖房運転時には、利用側熱交換器7が凝縮器とし
て、熱源側熱交換器4が蒸発器として機能する。除霜運
転時(暖房運転中)には、圧縮機1から吐出される高温
の冷媒の一部が、熱源側熱交換器4の温度を上昇させる
ために、熱源側熱交換器4に直接供給される。これによ
り、熱源側熱交換器4の温度が上昇し除霜が行われる。
尚、この除霜運転が充分に機能しない時(外気温が特に
低い時など)には逆サイクル除霜(実線矢印の流れ)で
強制的に除霜が行われる。
【0027】図3は、空気調和機の制御回路図である。
図3の中央の一点鎖線を境にして、左側は、利用側ユニ
ットAの制御回路を示し、右側は、熱源側ユニットBの
制御回路を示している。両方の制御回路は、動力線10
0と制御線200とを介してつながれている。
【0028】利用側ユニットAには、整流回路11と、
モータ用の電源供給回路12と、制御用の電源供給回路
13と、モータ駆動回路15と、スイッチ基板17と、
受信回路18aと、表示基板18と、フラップモータ1
9とが設けられる。
【0029】整流回路11は、プラグ10aによって供
給される100Vの交流電圧を整流する。モータ用の電
源供給回路12はDCファンモータ16に供給される直
流電圧を10〜36Vの電圧に調整する。このDCファ
ンモータ16は、マイクロコンピュータ14から送られ
てくる信号に応じて被調和室内に調和された空気を吹き
出すためのものである。
【0030】制御用の電源供給回路13は、マイクロコ
ンピュータ14に供給される5Vの直流電圧を発生す
る。モータ駆動回路15は、マイクロコンピュータ14
からの信号に応答して、DCファンモータ16の回転位
置情報に基づいて、ステータ巻線への通電タイミングを
制御して回転周波数を制御する。スイッチ基板17は利
用側ユニットAの操作パネルに固定され、このスイッチ
基板17にはオン/オフスイッチ、試運転スイッチ、な
どが設けられている。受信回路18aは、ワイヤレスリ
モートコントローラ60からの遠隔操作信号(例えば、
オン/オフ信号、冷房/暖房切り替え信号、或いは室温
設定信号など)を受信する。表示基板18は、空気調和
機の運転状態を表示する。フラップモータ19は、冷/
暖空気の吹き出し方向を変更するフラップを動かすよう
に機能する。
【0031】さらに、この制御回路には、室温を測定す
るための室温センサ20と、利用側熱交換器の温度を測
定するための熱交換器温度センサ21と、部屋の湿度を
測定するための湿度センサ22とが設けられる。これら
センサによって検出された測定値はA/D変換されてマ
イクロコンピュータ14に取り込まれる。マイクロコン
ピュータ14からの制御信号は、シリアル回路23と端
子板T3 とを通じて、熱源側ユニットBに送られる。ま
た、トライアック26とヒータリレー27とは、ドライ
バー24を通じてマイクロコンピュータ14により制御
され、これによってドライ運転時に使われる再加熱ヒー
タ25に供給する電力を段階的に制御する。
【0032】符号30は、空気調和機の型と特性を示す
特定データを保存した外部ROMである。これらの特定
データは、電源スイッチが入力され且つ操作が停止され
た後に、すぐに外部ROM30から取り出される。電源
スイッチが入力されたときはROM30からの特定デー
タの取り出しが完了するまで、ワイヤレスリモートコン
トローラ60からの命令の入力、あるいはON/OFF
スイッチ又は試運転スイッチ(操作は後述する)の状態
の検知はなされない。
【0033】次に、熱源側ユニットBの制御回路につい
て説明する。
【0034】熱源側ユニットBにおいて、端子板T´1
、T´2 、T´3 は、それぞれ利用側ユニットAに配
置された端子板T1 、T2 、T3 に接続されている。符
号31は、端子板T´1 とT´2 に平行に接続されたバ
リスタであり、32はノイズフィルタ、34はリアク
タ、35は電圧を倍にする倍電圧整流回路、36はノイ
ズフィルタである。
【0035】符号39は、端子板T´3 を介して利用側
ユニットAから供給された制御信号を変換するシリアル
サーキットであり、その変換された信号はマイクロコン
ピュータ41へ伝達される。40は、熱源側ユニットB
及び変流器(CT)33内の負荷に供給された電流を検
出する電流検出器であり、DC電圧に電流を整流し、そ
してマイクロコンピュータ41にDC電圧を付与する。
41はマイクロコンピュータ、42はマイクロコンピュ
ータ41の動作用電力を発生させるための切り替え電力
供給回路、38はマイクロコンピュータ41からの制御
信号に基づいて後述するコンプレッサモータに供給され
る電力のPWM制御を達成するモータドライバーであ
る。このモータドライバー38は、例えば6個のパワー
トランジスタを三相ブリッジの形で接続した、いわゆる
インバータユニットを構成している。
【0036】符号43は冷凍サイクルのコンプレッサ1
を運転するためのコンプレッサモータであり、44はコ
ンプレッサの吐出側の冷媒の温度を検知する吐出側温度
センサである。45は、回転数が3段階に制御され、室
外熱交換器に空気をおくるファンモータであり、四方切
換弁3、電磁弁10は、前述したように冷凍サイクルの
冷媒通路を切り替えるようになっている。また、熱源側
ユニットBには、室外温度を検出する室外温度センサ4
8が、空気取り入れ口に近接配置されており、室外熱交
換器の温度を検知する室外熱交換器温度センサ49が配
置されている。更に、冷媒圧力を検出する圧力センサ2
が圧縮機1の吐出側に配置されている。これら温度セン
サ48、49及び圧力センサ2によって得られた検出値
は、A/D変換され、且つマイクロコンピュータ41に
取り入れられる。
【0037】符号50は、利用側ユニットAの外部RO
M30と同様な機能を有する外部ROMである。この熱
源側ユニットBについての特有のデータは、後に詳述す
るような、圧縮機の運転周波数を制御する場合の禁止ゾ
ーンを決定する第1圧力値P1と、この圧力値P1より
低い第2圧力値P2とを含み、さらにこの外部ROM3
0は、圧力値P1以上の降下ゾーンでの圧力値を降下さ
せる所定の割合をも記憶して、マイクロコンピュータ4
1からモータドライバ38を制御する周波数制御手段を
構成する。
【0038】熱源側ユニットBと利用側ユニットAの各
制御回路における記号Fは、ヒューズである。
【0039】マイクロコンピュータ(制御回路)14と
41のそれぞれは、予めプログラムを収納したROM、
参照データを収納したRAM、そしてプログラムを実行
するCPUを、同一の容器に収納したものである(例え
ば、インテル コーポレーション販売の87C196M
C(MCSー96シリーズ))。
【0040】次に、冷媒について説明する。
【0041】本実施の形態においては、運転時における
圧力が高い冷媒に適しており、単一冷媒、混合冷媒のい
ずれの冷媒をも使用することもでき、例えば、Rー41
0AやRー410Bが用いられる。Rー410Aは、2
成分系の混合冷媒であり、Rー32を50Wt %、Rー
125を50Wt %の構成であり、沸点は−52.2
℃、露点は−52.2℃である。Rー410Bは、Rー
32を45Wt %、Rー125を55Wt %の構成であ
る。
【0042】このような2成分混合冷媒では、HCFC
ー22の従来の単一冷媒と比較した場合、所定の条件に
おける、コンプレッサの吐出温度がHCFCー22では
66.0℃に対してRー410Aでは73.6℃であ
り、凝縮圧力がHCFCー22では17.35barで
あるのに対してRー410Aでは27.30barであ
り、蒸発圧力がHCFCー22では6.79barであ
るのに対してRー410Aでは10.86barという
特性を有し、冷媒回路全体として、従来のHCFCー2
2の単一冷媒を使用する場合より高い温度であり且つ高
い圧力となる。
【0043】一方、Rー410A及びRー410B等の
共沸混合冷媒を用いた場合には、各成分の冷媒の沸点が
近似しているために、冷媒組成に変化が生じにくく、冷
媒組成の変化によって生じる温度グライド等の問題を考
慮する必要がない。このために運転中における制御がし
やすくなる。
【0044】次に、本実施の形態における作用を説明す
る。
【0045】冷房運転時には、図2に実線矢印で示すよ
うに、圧縮機1から吐出された冷媒は、マフラー2、四
方切換弁3、熱源側熱交換器(室外熱交換器)4、減圧
器としてのキャピラリチューブ5、スクリーンフィルタ
ー6、利用側熱交換器(室外熱交換器)7、マフラー
8、四方切換弁3、アキュームレータ9の順序で冷媒回
路を循環し、利用側熱交換器7が蒸発器として機能し、
キャピラリチューブ5で減圧される。暖房運転時には、
破線の矢印示すように、圧縮機1から吐出された冷媒
は、マフラー2、四方切換弁3、マフラー8、利用側熱
交換器(室外熱交換器)7、スクリーンフィルター6、
キャピラリチューブ5、熱源側熱交換器(室外熱交換
器)4、四方切換弁3、アキュームレータ9の順序で冷
媒回路を循環し、熱源側熱交換器4が蒸発器として機能
し、キャピラリチューブ5で減圧される。
【0046】本実施の形態では、前述の如く、2成分混
合冷媒であるRー410AやRー410Bを冷媒として
用いているので、単一冷媒を使用した場合に比較して、
冷媒管内の冷媒圧力が高い。一方、冷媒回路における冷
媒圧力の耐圧には、所定の限界がある。特に、単一冷媒
を使用するように設計された冷媒回路を用いて混合冷媒
を使用する場合には、冷媒圧力がこの耐圧を越えるよう
な異常な高圧とならないように制御する必要がある。
【0047】このため、本実施の形態では、冷媒回路に
圧力センサ2を設け、検出した圧力値に基づいて圧縮機
運転(吐出量)を制御して、冷媒回路が異常に高圧にな
るのを防止している。以下、圧縮機の運転の制御につい
て説明する。
【0048】図4は、圧縮機制御の主要な構成を示すブ
ロック図である。
【0049】要求負荷部101では、リモートコントロ
ーラ60から発せられる目標温度と現在室温とに差から
演算された要求負荷や、急速冷房指令等による負荷要求
を受ける。そして、周波数演算部(演算部)103で
は、要求負荷に応じた圧縮機の運転周波数を演算する。
【0050】一方、ゾーン処理部105では、圧力検出
器2から発せられた圧力信号を受けると、検出圧力が、
いずれのゾーンにある圧力かを判断して、ゾーンに応じ
た補正命令を発する。即ち、図6に示すように、圧力検
出器2の検出圧力値Pが、第2圧力値P2より小さい
(P<P2)範囲のフリーゾーンA、第2圧力値P2以
上で第1圧力値P1以下(P2≦P≦P1)の範囲の上
昇禁止ゾーンB、第1圧力値P1より大きい(P>P
1)の範囲の降下ゾーンCのいずれの範囲にあるかを判
断し、各ゾーンに対応した補正信号を補正処理部(補正
処理手段)107に発する。
【0051】補正処理部107は、前述の周波数演算部
で演算した圧縮機の運転周波数に対して補正をした後、
圧縮機のモータに駆動信号を発してモータを駆動するも
のである。即ち、補正処理部107では、周波数演算部
103で演算された周波数に対して以下のように制御す
る。
【0052】検出圧力Pが、P<P2のフリーゾーンA
にある場合には、補正処理部107では、何等補正を加
えない。従って、周波数演算部103で、リモートコン
トローラ60等の要求負荷に基づいて演算した値通りに
圧縮機1を駆動する。
【0053】検出圧力Pが、P2≦P≦P1の上昇禁止
ゾーンBにある場合には、周波数演算部103で演算し
た値に対して周波数を上昇するような指令信号を禁止す
る。即ち、負荷を高める要求があっても現行の圧縮機の
運転を維持し、負荷を低くする要求があった場合のみ、
駆動部に新たな運転周波数による運転信号が発せられ
る。
【0054】検出圧力Pが、P>P1の降下ゾーンCに
ある場合には、要求負荷に基づいて周波数演算部103
で演算した周波数信号を受けれず、且つ圧縮機に現在運
転している周波数を下げる信号を発する。周波数の下降
の度合いは、特に、制限されないが、例えば、1Hz又
は2Hz下げる運転信号を発する。
【0055】ここで、第1圧力値P1と第2圧量値とに
ついて説明する。
【0056】第1圧量値P1は、冷媒回路の耐圧値又は
これに近い値に設定されるもので、単一冷媒が使用され
ている家庭用の空気調和機では、一般に約35kg/cm
2 である。第2圧量値P2は、前記第2圧力値は、前記
第1圧力値より2%乃至3%低い値であることが望まし
く、例えば、第1圧力値を約35kg/cm2 とした場合
の第2圧量値P2は34kg/cm2 である。
【0057】第2圧力値P2を第1圧力値P1より2%
乃至3%程低い値に規定しているのは、2%以上として
いるのはこれより小さいと応答の遅れ時間や、脈動によ
る誤差のために第1圧力値を容易に超えてしまうおそれ
があるためである。3%よりも大きいと、本実施の形態
による制御が頻繁になりすぎて運転能力の維持が図れな
くなるおそれがあるからである。
【0058】次に、図5のフローチャートを参照して、
圧縮機1の制御動作を説明する。
【0059】スタートステップにおいて制御動作が開始
すると、ステップS1において、外気温度が温度センサ
44によって検出され、マイクロコンピュータ41にそ
の検出した値の検出信号を発してステップS2に進む。
【0060】ステップS2では、リモートコントローラ
60による室温設定値(目標温度)や室温センサ等の各
種センサからの状態信号を受け必要運転周波数を演算
し、ステップS3に進む。
【0061】ステップS3では、圧力センサ2aにより
現在の冷媒回路の圧力P(吐出圧力値)を検出し、ステ
ップS4にすすむ。
【0062】ステップS4では、検出値Pを第1圧力値
P1と比較し、検出値Pが第1圧力値P1より大きい場
合には、検出した圧力値Pは図6に示す降下ゾーンCに
あるから、ステップS5に進み、現在運転の周波数設定
値を更に1乃至2Hzだけ小さくした周波数で圧縮機の
モータを駆動するように指令信号を発する。一方、検出
値Pが第1圧力値P1より大きくない場合にはステップ
S6に進んで第2圧力値P2と比較する。
【0063】ステップS6では、検出値Pが第2圧力値
P2以上であれば、検出した圧力値Pは図6に示す上昇
禁止ゾーンBにあるから、ステップS7に進み、新たな
要求負荷に対する周波数設定値が現在の運転周波数を上
回る場合には、現在の運転周波数を維持する補正をす
る。従って、新たな要求負荷が現在の運転周波数よりも
低い場合には、制御装置は圧縮機モータにその運転周波
数による指令信号を発する。
【0064】尚、ステップS7では、室温センサ20か
らの検出値や外気温度の検出値をも取り入れて、圧縮機
1の運転周波数を決定する。
【0065】ステップS6で、検出値Pが第2圧力値P
2以上でない場合には、検出した圧力値Pは図6に示す
フリーゾーンAにあるから、特に制限することなく、要
求出力に応じて周波数演算部で演算した周波数信号をそ
のまま用いて圧縮機モータ43を駆動する。
【0066】このように運転周波数を冷媒回路の圧力の
検出値に応じて、上昇を禁止したり、あるいは強制的に
下降制御することによって、冷暖房運転時の能力低下を
防ぎつつ異常な高圧の発生を防止できる。また、冷媒と
して単一冷媒を使用する冷媒回路を、混合冷媒にも用い
ることができるので製品コストを低減できる。
【0067】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能で
ある。
【0068】例えば、上述した実施例では、冷房運転を
例に用いて説明したが、これに限らず、暖房運転におい
ても同様な効果を得ることが出来る。
【0069】また、下降ゾーンCにおけるゾーン設定圧
力値はひとつに限定されない。すなわち、複数の下降ゾ
ーンを設定して、それぞれの領域での周波数下降の割合
を変化させるようにしても良い。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、冷媒回
路の冷媒圧力が所定の第1圧力値よりも高い場合には、
負荷要求が高い場合であっても圧縮機に出力される運転
能力信号を、現行の運転能力よりも低くなるように補正
して、圧縮機を駆動する構成であるから、冷媒回路にお
ける異常な高圧の発生を防止できる。また、圧縮機の運
転が中断されることがないから運転能力の低下を防止す
ることができる。特に、冷媒として混合冷媒を用いた場
合でも、従来の冷媒回路の耐圧のままで効率良い冷暖房
運転が可能になる。
【0071】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様な効果を得られるほか、更に、第1
圧力値よりも低い値の第2圧力値を設定して、冷媒回路
の圧力値がこの第2圧力値を超えた場合には、第2補正
処理部が現行の運転能力の上昇を禁止する。従って、第
1圧力値から第2圧力値の範囲では、圧縮機の運転能力
の上昇はないものの運転能力の減少を生じさせないで、
冷媒回路の異常な高圧の発生を防止する。特に、急激な
圧力上昇に対応することができる。
【0072】請求項3に記載の発明によれば、第2圧力
値を第1圧力値より2%乃至3%低い範囲に規定してい
るので、空気調和機としての運転能力を中断することな
く、安定した運転状態を確保しつつ、効率良い運転が可
能になる。
【0073】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の空気調和機を制御する方法を提供するものであるか
ら、請求項1に記載の発明と同様に、簡単な構成で冷媒
回路における異常な高圧の発生を防止するととともに運
転能力の低下を防止することができる。
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる空気調和機の斜視
図である。
【図2】図1に示す空気調和機の冷媒回路図である。
【図3】図1に示す空気調和機の制御回路図である。
【図4】インバータ圧縮機の主要な制御を示すブロック
図である。
【図5】空気調和機の主要な運転制御方法を示すフロー
チャートである。
【図6】検出圧力と運転周波数の制御との関係を示すグ
ラフ図である。
【符号の説明】
1 インバータ圧縮機 2 圧力センサ 103 周波数演算部(演算部) 107 補正処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津野 勝之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 鈴木 孝浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 阿久津 正徳 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 虻川 則男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】能力可変型の圧縮機、凝縮機、減圧装置、
    蒸発器を有する冷媒回路を備え、この冷媒回路の負荷要
    求に基づいて前記圧縮機の運転能力を制御するように成
    した空気調和機において、 前記冷媒回路中を循環し特性が異なる少なくとも2種以
    上の冷媒と、前記冷媒回路の負荷の要求に応じて前記圧
    縮機の運転能力を算出しこの運転能力を表す運転能力信
    号を出力する演算部と、この演算部の運転能力信号に応
    じた運転能力が得られるように前記圧縮機の運転能力を
    制御する駆動部と、前記冷媒回路中の冷媒圧力が第1圧
    力値を越えた場合に前記運転能力信号を前記運転能力が
    減少する方向へ補正する補正処理手段とを備えることを
    特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】能力可変型の圧縮機、凝縮機、減圧装置、
    蒸発器を有する冷媒回路を備え、この冷媒回路の負荷要
    求に基づいて前記圧縮機の運転能力を制御するように成
    した空気調和機において、 前記冷媒回路中を循環し特性が異なる少なくとも2種以
    上の冷媒と、前記冷媒回路の負荷の要求に応じて前記圧
    縮機の運転能力を算出しこの運転能力を表す運転能力信
    号を出力する演算部と、この演算部の運転能力信号に応
    じた運転能力が得られるように前記圧縮機の運転能力を
    制御する駆動部と、前記冷媒回路中の冷媒圧力が第1圧
    力値を越えた場合に前記運転能力信号を前記運転能力が
    減少する方向へ補正する第1補正処理手段と、前記冷媒
    回路中の冷媒圧力が第1圧力値より低い第2圧力値を越
    えた場合に前記運転能力信号を前記運転能力が増加しな
    いように補正する第2補正処理部とを備えたことを特徴
    とする空気調和機。
  3. 【請求項3】前記第2圧力値は、前記第1圧力値より2
    %乃至3%低い値であることを特徴とする請求項2に記
    載の空気調和機。
  4. 【請求項4】能力可変型の圧縮機、凝縮機、減圧装置、
    蒸発器を有する冷媒回路を備え、この冷媒回路の負荷要
    求に基づいて前記圧縮機の運転能力を制御するように成
    した空気調和機の制御方法において、 前記冷媒回路中に特性が異なる少なくとも2種以上の冷
    媒を循環させ、前記冷媒回路の負荷の要求に応じて算出
    される前記圧縮機の運転能力を表す運転能力信号に応じ
    た運転能力が得られるように前記圧縮機の運転能力を駆
    動部で制御し、前記冷媒回路中の冷媒圧力が第1圧力値
    を越えた場合に前記運転能力信号を前記運転能力が減少
    する方向へ補正し、前記冷媒回路中の冷媒圧力が第1圧
    力値より低い第2圧力値を越えた場合に前記運転能力信
    号を前記運転能力が増加しないように補正することを特
    徴とする空気調和機。
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