JP4646750B2 - 空気調和装置、室外ユニットの制御方法、および、室外ユニットの制御プログラム - Google Patents
空気調和装置、室外ユニットの制御方法、および、室外ユニットの制御プログラム Download PDFInfo
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Description
これら代替フロンR407cおよびR410aのについて説明すると、代替フロン407cの使用圧力は、前記特定フロンR22に比べ、若干高い圧力であるのに対し、代替フロンR410aは、前記特定フロンR22に比べ、約1.6倍の使用圧力となっているが、前記代替フロンR410aの方が冷凍能力があり、冷媒の温度グライドも安定している。このため、前記代替フロンR410aへの設計転換が行われてきている。
図1は本実施の形態に係る空気調和装置の構成を示す図である。この図に示すように、空気調和装置1は、室外ユニット2と複数台の室内ユニット3a〜3nとを有し、これらの室外ユニット2および室内ユニット3a〜3nがガス管4aおよび液管4bからなるユニット間配管(冷媒配管)4および通信配線5を介して接続され、室外ユニット2と複数台の室内ユニット3a〜3nとの間でユニット間配管4を通じて代替フロンR410aを循環させて空調運転を行っている。なお、以下の説明において、室内ユニット3a〜3nのそれぞれを特に区別する必要のない場合には室内ユニット3と称する。
また、I/O部45は上記操作部31や表示部32、制御対象部品50との接続インターフェースである。この制御対象部品50は空調制御時に制御部30からの制御信号Cmによって制御される部品であり、例えば能力可変型の圧縮機10やユニット間配管4等に配設された電磁弁等が含まれている。
空調制御プログラム61は、図5に示すように、室内ユニット3からの空調能力要求に応じて圧縮機10の能力を可変すべく当該圧縮機10の駆動周波数制御などをCPU40に実行させて、当該CPU40を空調制御手段として機能させるためのプログラムであり、上記のように、この空調制御プログラム61には、代替フロンR410a用のプログラムが用いられている。すなわち、この空調制御プログラム61には、空調制御時の冷媒圧力の上限値として、代替フロンR410a用に構成された空気調和装置の耐圧(以下、「制御用圧力上限値」と言う)Pcmaxが設定されている。
補正値ΔH={(Pcmax−Ptp)/(Pk−Ptp)}×Pr
ただし、Pr≧Ptp
この結果、前掲図6に示すように、実圧力Prが圧力変化点Ptpをこえた場合に、当該実圧力Prが既設設備耐圧Pkに近づくにつれて制御用圧力Pcの増加が速くなるため、常に一定の補正値ΔHを加算する場合に比べて補正による空調能力の制限を抑えることが可能となり、さらに、当該実圧力Prが既設設備耐圧Pkに近づくにつれて制御用圧力Pcの増加が速くなるため、空調制御において冷媒圧力を下げるための処理が速やかに行うことができる。
また、冷媒の種類や既設設備などを入れ替えた場合であっても、その入れ替えに対して室外ユニット2が実圧力Prへの補正値ΔHの加算処理のみで対応させる構成としたため、入れ替えに対応させるための処理プログラムの開発が非常に簡単かつ容易となる。
さらに、作業者などがリプレース設定を変更して既設設備に対応させることが可能であるため、室外制御装置15を既設設備ごとに予め用意する必要がなく、開発コストや管理コストを削減することができる。
2 室外ユニット
3、3a〜3n 室内ユニット
4 ユニット間配管(冷媒配管)
10 圧縮機
15 室外制御装置
30 制御部
31 操作部
40 CPU
43 不揮発性メモリ
50 制御対象部品
60 制御プログラム
61 空調制御プログラム
62 冷媒圧力補正プログラム
Pr 実圧力(冷媒圧力指標値)
Pc 制御用圧力
Ph 補正圧力値
Ptp 圧力変化点
ΔH 補正値
Claims (7)
- 圧縮機および室外熱交換器を備える室外ユニットと、室内熱交換器を備える室内ユニットと、前記室外ユニットと前記室内ユニットとを接続する冷媒配管とを有し、前記冷媒配管を通じて前記室外ユニットおよび前記室内ユニットの間で冷媒を循環させて空調運転する空気調和装置において、
前記室外ユニットは、
前記冷媒配管内の冷媒圧力を示す冷媒圧力指標値に基づいて前記冷媒圧力が所定の圧力上限値をこえないように前記圧縮機を駆動して空調制御を実行する空調制御手段と、
前記冷媒配管の耐圧が前記圧力上限値よりも低い場合に、
前記冷媒圧力指標値が前記冷媒配管の耐圧に対応する圧力まで上昇したときに、前記冷媒圧力指標値に対して補正値を加算することによって、補正値加算後の前記冷媒圧力指標値が前記圧力上限値と同等又はそれ以上となるように前記補正値を選定した上で、前記冷媒圧力指標値に補正値を加算して、当該冷媒圧力指標値により示される冷媒圧力を高くして前記空調制御手段に入力する補正手段と
を具備することを特徴とする空気調和装置。 - 前記補正手段は、
前記冷媒圧力指標値により示される冷媒圧力が前記冷媒配管の耐圧に近づくにしたがって、当該冷媒圧力指標値に加算する前記補正値を大きくする
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。 - 前記補正手段は、
前記冷媒圧力指標値により示される冷媒圧力が、予め設定された設定圧力をこえた場合にだけ当該冷媒圧力指標値に補正値を加算して、当該冷媒圧力指標値により示される冷媒圧力を高くする
ことを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置。 - 前記冷媒配管の耐圧および前記設定圧力を含むリプレース設定をユーザが入力設定可能に構成したことを特徴とする請求項3に記載の空気調和装置。
- 前記冷媒圧力指標値は、前記圧縮機の吐出側へ設けられた圧力センサで検出された冷媒圧力の実圧力値、または、前記圧縮機の吐出側へ設けられた吐出温度センサで検出された冷媒圧力の温度値である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和装置。 - 圧縮機および室外熱交換器を有し、室内熱交換器を有する室内ユニットと冷媒配管を介して接続され、前記室内ユニットからの空調要求に応じて前記圧縮機を駆動して空調制御を実行する室外ユニットの制御方法において、
前記冷媒配管内の冷媒圧力を示す冷媒圧力指標値に基づいて前記冷媒圧力が所定の圧力上限値をこえないように前記空調制御を実行すると共に、
前記冷媒配管の耐圧が前記圧力上限値よりも低い場合には、
前記冷媒圧力指標値が前記冷媒配管の耐圧に対応する圧力まで上昇したときに、前記冷媒圧力指標値に対して補正値を加算することによって、補正値加算後の前記冷媒圧力指標値が前記圧力上限値と同等又はそれ以上となるように前記補正値を選定した上で、前記冷媒圧力指標値に補正値を加算して当該冷媒圧力指標値により示される冷媒圧力を高くして前記空調制御を実行する
ことを特徴とする制御方法。 - 圧縮機および室外熱交換器を有し、室内熱交換器を有する室内ユニットと冷媒配管を介して接続され、前記室内ユニットからの空調要求に応じて前記圧縮機を駆動して空調制御を実行する室外ユニットの制御プログラムにおいて、
前記室外ユニットを、
前記冷媒配管内の冷媒圧力を示す冷媒圧力指標値に基づいて前記冷媒圧力が所定の圧力上限値をこえないように前記圧縮機を駆動して空調制御を実行する手段、および、
前記冷媒配管の耐圧が前記圧力上限値よりも低い場合に、前記冷媒圧力指標値が前記冷媒配管の耐圧に対応する圧力まで上昇したときに、前記冷媒圧力指標値に対して補正値を加算することによって、補正値加算後の前記冷媒圧力指標値が前記圧力上限値と同等又はそれ以上となるように前記補正値を選定した上で、前記冷媒圧力指標値に補正値を加算して、当該冷媒圧力指標値により示される冷媒圧力を高くして前記空調制御を実行する手段
として機能させるための制御プログラム。
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