JP6538420B2 - 空調システム - Google Patents
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Description
1.空調システムの概要
本実施形態は、通信機器室やサーバ室等の空調を行う空調システムに本発明に係る空調システムを適用したものである。すなわち、本実施形態に係る空調システムは、サーバ室に設置された情報通信技術用機器(以下、ICT機器という。)等の発熱機器に冷却用の空気を供給することにより、複数のICT機器等を冷却する。
2.1 空調システム構成の概要
室内空調機5はICT機器側に供給される冷却風を生成する。複数のICT機器が設置されたサーバ室等には、少なくとも1台(図1では、2台)の室内空調機5が設置されている。各室内空調機5は、室内熱交換器5A、流量調整弁5B及び室内送風機5C等を有するエアーハンドリングユニット(AHU)にて構成されている。
室内熱交換器5Aで発生する熱交換能力、つまり室内熱交換器5Aで発生する冷却能力は、流量調整弁5Bの開度、室内送風機5Cの送風量、室内熱交換器5Aに供給される冷水量(二次ポンプP2の送水量)、及び当該冷水の温度(熱源装置7で発生する冷凍能力)によって変化する。
3.1 制御の概要
<各制御部の自律制御>
統合制御装置10は、各制御部10A〜10Eに制御指令信号を発する。各制御部10A〜10Eは、その制御対象を駆動する駆動回路等を有するとともに、当該制御対象を直接的に制御する。
例えば、各室内空調機5には吹出空気温度センサS1が設けられている。吹出空気温度セサS1は、室内空調機5から室内に供給される空気、つまり室内熱交換器5Aにて熱交換が終了した空気の温度(以下、熱交換後温度という。)を検出する。
余裕度制御モードは、余裕度Aが予め決められた値(以下、下限余裕度Acという。)以上に維持されるように空調装置を構成する各機器が制御される。当該余裕度制御モードは、空調装置の稼働時において実行される。
(2)1−{(現実の室内送風機5Cの回転数/室内送風機5Cの最大回転数)の平均}
最大回転数:各室内送風機5Cの上限回転数
(3)1/{(吹出空気温度−目標吹出温度Tao)の平均}
(4)1−{(吹出空気温度−目標吹出温度Tao)の平均}/n
n:(吹出空気温度−目標吹出温度Tao)に相当する値であって、予め設定された値、つまり、nは許容温度差(許容乖離温度)を意味する。
(6)1−{(冷水吐出温度−目標吐出冷水温度Two)の平均}/n
n:(冷水吐出温度−目標吐出冷水温度Two)に相当する値であって、予め設定された値、つまり、nは許容温度差(許容乖離温度)を意味する。
<切替制御の概要>
上述したように、外気温Towが閾値Th未満となったときにフリークーリング運転が実行され、かつ、外気温Towが閾値Th以上となったときに通常空調運転が実行される。
状態指標には、例えば、(a)「余裕度A」、(b)「空調装置を構成する複数の機器のうち故障状態にある機器が予め設定された数以下であるか否かを示す情報」、(c)「空調装置が予め設定された非常時状態に該当するか否かを示す情報」、及び(d)「空調装置の作動状態を検知するセンサが予め設定された故障状態に該当するか否かを示す情報」等が含まれる。
図2及び図3は、統合制御装置10で実行される切替制御を示すフローチャートである。当該切替制御を実行するためのプログラム(ソフトウェア)は、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されている。
(a)室内空気の湿球温度を検出する室内温度センサ(図示せず。)の出力信号
(b)室内空気の相対湿度を検出する室内湿度センサ(図示せず。)の出力信号
(c)室内空調機5(AHU)が故障したことを示す出力信号
(c)空調システム1(空調装置)への電力供給が停止した旨を示す信号
(d)ICT機器の消費電力を示す信号
(e)いずれかの箇所で冷水の漏れが発生したことを示す信号
(f)制御優先度が高いセンサや機器等の重要ポイントとの通信状況が不通となったことを示す信号
(g)各流量調整弁5Bの開度を示す信号
図2及び図3に示す切替制御は、空調装置(空調システム)の起動と共に起動された後、所定時間間隔で実行される。そして、空調装置(空調システム)が停止したときに停止する。
本実施形態では、環境指標を用いてフリークーリング運転を実行するか否かを判断することにより空調システム1の消費エネルギーを削減する。そして、「室内の空調環境が設定環境から逸脱する」と推定された場合には、熱源機7Aによる通常空調運転を実行することにより高い信頼性を確保することが可能となる。
第1実施形態では、冷却塔7Bにて冷却された熱媒体が熱源機7Aを経由して室内空調機5に直接的に供給される方式であった。
上述の実施形態では、フリークーリング運転時には、熱源機7Aを停止させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、フリークーリング運転時に熱源機7Aを稼働させて冷却塔7Bにて冷却された冷水を再冷却して室内空調機5に供給する、又は熱源機7Aで冷却された冷水と冷却塔7Bに冷却された冷水とを混合して室内空調機5に供給する等してもよい。
上述の第1実施形態に係る空調システム1では、室内空調機5から還流する冷水が通常空調運転時であっても冷却塔7B(室外熱交換器)を循環していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、常空調運転時には、冷却塔7Bを迂回して熱源機7Aに還流する構成としてもよい。
5… 室内空調機
7A… 熱源機
7B… 冷却塔
10… 統合制御装置
10A… 空調機制御部
10B… 二次ポンプ制御部
10C… 一次ポンプ制御部
10D… 熱源制御部
10E… 冷却塔制御部
Claims (7)
- 室内を予め設定された空調環境(以下、設定環境という。)に維持するための空調システムにおいて、
室内空調に利用される冷熱を生成する熱源機を有し、前記熱源機により生成された冷熱を利用した室内空調(以下、通常空調運転という。)、及び室外空気から回収した冷熱を利用した室内空調(以下、フリークーリング運転という。)を実行可能な空調装置と、
室外空気の湿球温度を検出する外気温度検知部と、
前記空調装置の作動を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、
室内の空調環境及び室外環境を直接的又は間接的に示す環境指標を用いて前記フリークーリング運転を実行するか否かを判断する判断処理、
室内の空調環境が前記設定環境から逸脱するか否かを推定する推定処理であって、前記環境指標及び前記空調装置の作動状態を示す状態指標のうち少なくとも一方の指標を用いて当該推定をする推定処理、並びに
前記推定処理にて「室内の空調環境が前記設定環境から逸脱する」と推定された場合には、前記通常空調運転を実行する通常運転処理が実行可能であり、
前記制御装置は、前記外気温度検知部が検知した温度(以下、検知外気温という。)が前記判断処理にて決定された閾値未満の場合に前記フリークーリング運転を実行するフリークーリング制御部を有しており、
前記判断処理は、前記フリークーリング運転を実行すると判断したときには、前記検知外気温以上の値を前記閾値として決定することを特徴とする空調システム。 - 前記状態指標には、前記空調装置で発揮可能な最大空調能力と現時の空調能力との差に関するパラメータである「余裕度」が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
- 前記状態指標には、前記空調装置を構成する複数の機器のうち故障状態にある機器が予め設定された数以下であるか否かを示す情報が含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調システム。
- 前記環境指標には、室内で発生する熱量の増加率が予め設定された増加率を越えているか否かを示す情報が含まれていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の空調システム。
- 前記状態指標には、前記空調装置が予め設定された非常時状態に該当するか否かを示す情報が含まれていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の空調システム。
- 前記状態指標には、前記空調装置の作動状態を検知するセンサが予め設定された故障状態に該当するか否かを示す情報が含まれていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の空調システム。
- 前記空調装置は、室内で発生した熱を外気中に放熱する冷却塔を有しており、
前記判断処理では、
室内で発生した熱を回収した熱媒体の温度、及び室外空気の湿球温度を利用して前記冷却塔にて回収した冷熱を室内に供給可能であるか否を判断する第1判断処理、並びに
前記第1判断処理にて供給可能と判断された場合には前記フリークーリング運転を実行すると判断し、供給不可能と判断された場合には前記フリークーリング運転を不実行と判断する第2判断処理
が実行されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の空調システム。
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