JPH09144800A - ベローズ式ダンパ - Google Patents

ベローズ式ダンパ

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JPH09144800A
JPH09144800A JP7326341A JP32634195A JPH09144800A JP H09144800 A JPH09144800 A JP H09144800A JP 7326341 A JP7326341 A JP 7326341A JP 32634195 A JP32634195 A JP 32634195A JP H09144800 A JPH09144800 A JP H09144800A
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JP
Japan
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bellows
partition plate
supported
opening area
support
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Pending
Application number
JP7326341A
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English (en)
Inventor
Taeko Saito
多恵子 齋藤
Akihito Otani
章仁 大谷
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大きな引っ張り力や振動の入力した場合には、
低圧状態を迅速に解消させて気泡の発生を抑え、減衰機
能の低下を防ぐことのできるベローズ式ダンパを提供す
る。 【解決手段】ベローズ式ダンパ10は、支持ベローズ1
1と第二ベローズ12が、スリット14Aが形成された
仕切板14を挟んで結合されると共に、両ベローズ1
1,12の内部に粘性流体13が充填され、仕切板14
の支持ベローズ11側の面のスリット14Aと対応する
位置には揺動自在なシャッター16が設けられている。
シャッター16は、支持ベローズ11側からスリット1
4に粘性流体13が流入する方向では所定の開口面積を
残して閉じ、逆方向では開放するように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持部材と被支持
部材の間に介設されて被支持部材に作用する衝撃や被支
持部材の振動を減衰させるダンパに関し、詳しくは、一
方端が開口し他端が閉塞形成された一対のベローズが、
その開口端を対向させて、液体流通孔が貫通形成された
仕切板部材を挟んで結合されると共に、両ベローズ内部
に作動液体が充填されて成り、一方のベローズの閉塞側
端部に被支持部材を支持すると共に仕切板部材が支持部
材に固定されるベローズ式ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】機械的振動の虞のある機器や配管等の被
支持部材と支持部材との間に介設されて被支持部材に作
用する衝撃やその振動を減衰させるダンパとして、実開
昭5年第94546号公報開示のごとくベローズを利用
するものがある。
【0003】これは、図8に縦断面図を示すように一方
端が開口し他端が閉塞形成された一対のベローズ(支持
ベローズa及び第二ベローズb)が、その開口端を対向
させて、液体流通孔cが貫通形成された仕切板部材dを
挟んで結合されると共に、両ベローズa,b内部に鉱物
油等の所定の粘性を有する作動液体eが充填されて構成
され、一方のベローズ(支持ベローズa)の閉塞側端部
に振動発生機器等の被支持部材fを支持すると共に仕切
板部材dが固定アームgを介して固定構造物hに固定さ
れて固定構造物hと被支持部材fの間に介設される。
【0004】このような構成のベローズ式ダンパは、被
支持部材fの移動によってベローズa,b内の作動液体
eが仕切板部材dの液体流通孔cを介して流通して両ベ
ローズa,bが互いに逆位相で伸縮し、この作動液体e
が仕切板部材dの液体流通孔cを通る際の粘性抵抗が被
支持部材fの運動エネルギーを吸収して被支持部材fに
作用する衝撃や振動を減衰させるように作用する。
【0005】即ち、支持ベローズaに圧縮力が作用する
と、当該支持ベローズa内の作動液体eの圧力が高まっ
て仕切板部材dの液体流通孔cを通って低圧の第二ベロ
ーズb内に流入し、逆に支持ベローズaに引っ張り力が
作用した場合には、支持ベローズa内の作動液体eが低
圧となるために第二ベローズb内から作動液体eを吸引
する。何れの状態でも、仕切板部材dの液体流通孔cを
通過する作動液体eの流通抵抗が支持ベローズaの伸縮
を抑制し、これによって被支持部材fの運動を減衰させ
る。尚、力の作用がなくなると両ベローズa,bはその
弾性力で平衡状態に復帰する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のごと
きベローズ式ダンパでは、被支持部材fを支持する支持
ベローズaに大きな引っ張り力が作用した場合、支持ベ
ローズa内の圧力が低下するがこの低圧状態は作動液体
eの粘性抵抗で迅速には解消されないため、支持ベロー
ズa内において作動液体eが気化して気泡を生ずる虞が
ある。
【0007】また、被支持部材fが振動するものの場合
には、支持ベローズaには圧縮力と引っ張り力が交互に
作用し、従って、支持ベローズa内が高圧となって作動
液体eが支持ベローズa内から第二ベローズb内に流入
する状態と、支持ベローズa内が低圧となって第二ベロ
ーズb内の作動液体eが支持ベローズa内に流入する状
態が交互に繰り返されることになり、この支持ベローズ
aに作用している力が圧縮力から引っ張り力に変化する
際には支持ベローズa内の圧力が高圧から一転して低圧
となるために第二ベローズb内の圧力に対して相対的に
負圧となって気泡を生ずる虞がある。
【0008】作動液体e内に気泡が生ずると、その後に
支持ベローズaに圧縮力が作用してもこの気泡が圧縮さ
れるのみであって作動液体eの圧力が上昇せず、その結
果、作動液体eが第二ベローズb側に流通しなくなって
衝撃や振動の減衰機能が低下してしまうものである。
【0009】本発明は上記解決課題に鑑みて成されたも
のであって、大きな引っ張り力や振動の入力した場合に
は、低圧状態を迅速に解消させて気泡の発生を抑え、減
衰機能の低下を防ぐことのできるベローズ式ダンパを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のベローズ式ダンパは、一方端が開口し他端が閉塞形
成された一対のベローズが、その開口端を対向させて、
液体流通孔が貫通形成された仕切板部材を挟んで結合さ
れると共に、前記両ベローズ内部に作動液体が充填され
て成り、一方のベローズの閉塞側端部に被支持部材を支
持すると共に仕切板部材が固定部材に固定され、前記固
定部材と被支持部材の間に介設されるダンパにおいて、
前記仕切板部材の液体流通孔に、前記作動液体の流通方
向が前記被支持部材を支持するベローズから流入する方
向では所定の開口面積の閉状態となり、逆方向では開い
てより広い開口面積となる弁機構が設けられて構成され
ていることを特徴とする。
【0011】上記機能を有する弁機構は、例えば、上記
仕切板部材の上記被支持部材を支持するベローズ側の面
に、弁部材が揺動可能に枢着されて構成される。
【0012】また、一方端が開口し他端が閉塞形成され
た一対のベローズが、その開口端を対向させて、液体流
通孔が貫通形成された仕切板部材を挟んで結合されると
共に、前記両ベローズ内部に作動液体が充填されて成
り、一方のベローズの閉塞側端部に被支持部材を支持す
ると共に仕切板部材が固定部材に固定され、前記固定部
材と被支持部材の間に介設されるダンパにおいて、前記
仕切板部材は、所定開口面積より大きな開口面積の貫通
孔に絞り部材が遊嵌してその隙間が上記液体流通孔とし
て形成されると共に、前記絞り部材は、前記被支持部材
を支持するベローズの閉塞端部に連結部材を介して連結
され、その形状は所定量以上の振動方向の移動によって
前記流体流通孔の開口面積が拡大するように形成されて
構成されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明に係るベロ
ーズ式ダンパの概念構成を示す縦断面図である。
【0014】図示ベローズ式ダンパ10は、一対のベロ
ーズ(支持ベローズ11及び第二ベローズ12)が仕切
板部材としての仕切板14を挟んで結合され、両ベロー
ズ11,12の内部に作動液体として所定粘性を有する
粘性流体13が充填されて構成されている。
【0015】支持ベローズ11及び第二ベローズ12
は、肉薄の弾性を有する金属によって大径部と小径部が
交互に連続して管状に形成されると共に一方の端部が端
板によって閉塞され、各々開放側の端部が仕切板14に
気密的に結合固定されている。
【0016】支持ベローズ11の閉塞端部には支持板1
5が固定されており、この支持板15に被支持部材とし
ての振動発生機器等20が固定されるようになってい
る。
【0017】仕切板14は、所定厚さの板状であって、
図1のA−A断面図である図2に示すように両ベローズ
11,12の開口部と対応する領域内に、厚さ方向に貫
通する液体流通孔としての所定幅且つ所定長さのスリッ
ト14Aが所定間隔で形成されている。尚、本例ではス
リット14Aは三条形成されているが、数はこれに限る
ものではなく、形状も適宜変更可能なものである。
【0018】また、仕切板14の支持ベローズ11側の
面には、スリット14Aと対応して弁部材としてのシャ
ッター16が設けられている。
【0019】シャッター16は、所定厚さで所定幅の板
状であって、長さはスリット14Aと対応し、スリット
14Aの長辺側の両縁部に、当該縁部に平行に配設され
た枢支軸16Aによって図2のB−B断面図である図3
に示すように揺動自在に枢着され、仕切板14の外面に
沿った状態から図3中破線で示すように起立方向に揺動
可能となっている。両縁に設けられた両シャッター16
が仕切板14の外面に沿った状態では、シャッター16
は閉じた状態であって両シャッター16はスリット13
Aを所定範囲で覆い、その先端の間は所定の間隔となる
ようになっている。つまり、シャッター16が閉じると
スリット14Aの開口面積を所定開口面積に絞る状態と
なるようになっているものである。
【0020】このシャッター16は、仕切板14のスリ
ット14Aを流れる粘性流体13の流動圧力によって揺
動操作され、粘性流体13が支持ベローズ11内から第
二ベローズ12内に向けて流れる際には仕切板14に向
けて押圧され、逆に第二ベローズ12内から支持ベロー
ズ11内に向けて流れる際には仕切板14に対して起立
する。従って、支持ベローズ11側から第二ベローズ1
2側に粘性流体13が移動する際には、このシャッター
16によって絞られた開口面積と粘性流体13の粘性に
よって流通抵抗が規定されるようになっているものであ
る。
【0021】上記のごとく構成されたベローズ式ダンパ
10は、仕切板14に固定された固定アーム17が固定
部材としての固定構造物1に固定されると共に、前述の
ごとく支持ベローズ11の支持板15に振動発生機器等
20を支持し、当該ベローズ式ダンパ10が固定構造物
1と振動発生機器等20の間に介設された状態で設置さ
れる。従って、振動発生機器等20の振動は、専ら支持
ベローズ11に作用するようになっている。
【0022】次に、上記構成のベローズ式ダンパ10の
作用を説明する。振動発生機器等20の振動によって支
持ベローズ11に圧縮力が作用すると、当該支持ベロー
ズ11の内圧が高まり、内部の粘性流体13が仕切板1
4のスリット14Aを通って第二ベローズ12側に流出
する。この粘性流体13のスリット14Aを通過する際
の粘性抵抗が支持ベローズ11の圧縮に対する抵抗とな
り、圧縮力を減衰させる。この時、仕切板14に設けら
れたシャッター16は粘性流体13の流動圧力によって
図1に示すように仕切板14に押しつけられ、その結
果、粘性流体13はシャッター16の先端によって絞ら
れたスリット14Aより狭い開口面積を通って第二ベロ
ーズ12に流入することとなる。つまり、圧縮に対する
減衰力はシャッター16によって絞られた開口面積によ
って規定され、従って、減衰力は粘性流体13の粘性と
の関係でこのシャッター16による開口面積を決定する
ことで適宜設定できるものである。
【0023】一方、支持ベローズ11に引っ張り力が作
用すると、当該支持ベローズ11の内圧が低下し、第二
ベローズ12内の粘性流体13を仕切板14のスリット
14Aを介して吸引する。この時、仕切板14に設けら
れたシャッター16は粘性流体13の流動圧力によって
仕切板14に対して起立するように揺動操作され、その
結果、図4に示すようにスリット14Aが開放されて粘
性流体13はこの開放されたスリット14Aを通って支
持ベローズ11内に流入することとなる。つまり、支持
ベローズ11内が低圧となって第二ベローズ12内から
粘性流体13を吸引する際にはシャッター16が開いて
粘性流体13の通路面積がスリット14Aの開口面積そ
のものまで拡大するものであり、これによって支持ベロ
ーズ11内への粘性流体13の流入抵抗が減少して流入
が容易となって当該支持ベローズ11内の負圧状態が迅
速に解消し、負圧状態の粘性流体13が気化して気泡を
生ずることが防がれるものである。
【0024】尚、上記構成では、三条設けられたスリッ
ト14Aの全てにシャッター16を設けたものである
が、必ずしも全てのスリットにシャッターを設けなけれ
ばならないものではなく、十分な開口面積が得られれば
特定のスリットのみにシャッターを設けて構成しても良
いものである。
【0025】次に、図5に示す他の例のベローズ式ダン
パを説明する。尚、上記例と同機能の部位には同符号を
付して説明は省略する。
【0026】図示ベローズ式ダンパ10′は、仕切板1
4に開口形成された貫通孔としての開口部14Bに、支
持ベローズ11の閉塞端部に支持アーム18Aを介して
支持された絞り部材18がその周囲に隙間を有して遊嵌
し、この絞り部材18の周囲と開口部14Bの内周縁部
との間の隙間14Cが液体流通孔とされて所定の開口面
積に設定されて構成されているものである。
【0027】絞り部材18は、図5のC−C断面図であ
る図6に示すように、仕切板14の開口部14Bと相似
形の正面形状で、支持ベローズ11の伸縮方向である図
5中左右方向には所定の長さに設定され、前後方向の端
縁は所定の大きさで面取り18Cが施されている。そし
て、当該ベローズ式ダンパ10′に外力が作用しない平
衡状態の時、仕切板14の開口部14Bにその厚さ方向
に所定の重合関係(嵌合量)となるように設定されてい
る。尚、本例は仕切板14の開口部14Bを矩形とした
ものであるが、その形状は円形とする等適宜変更可能な
ものである。
【0028】本構成では、外力の作用による支持ベロー
ズ11の伸縮によって仕切板14の開口部14B内を絞
り部材18が移動する。支持ベローズ11の伸縮量が大
きいと、図7に示すように絞り部材18の端面が仕切板
14の端面近傍まで移動することとなって、面取り18
Cが開口部14Bの外縁部に対応して絞り部材18と開
口部14Bとの間に形成される開口面積が大きくなり、
さら移動量が大きいと絞り部材18が開口部14Bから
外れてよりいっそう開口面積が大きくなるものである。
【0029】これにより、大きな力が作用して支持ベロ
ーズ11が大きく変形し、支持ベローズ11と第二ベロ
ーズ12の内圧の差が大きくなる状態では、仕切板14
の粘性流体13が流通する開口面積が大きくなり、粘性
流体13の流通が容易となって圧力差の解消が促進され
るものである。従って、支持ベローズ11に大きな力が
作用して当該支持ベローズ11内が大きな負圧状態とな
っても迅速に解消し、負圧状態の粘性流体13が気化し
て気泡を生ずることが防がれるものである。また、本構
成では、絞り部材18自体が粘性流体13内を移動する
ために粘性流体13によるその移動抵抗も衝撃・振動に
対する減衰力として作用するものである。
【0030】尚、絞り部材18の移動方向の形状は上記
形状に限るものではなく、支持ベローズ11の変形に伴
う移動によって、当該絞り部材18の外周面と仕切板1
4の開口部14Bの内周縁部とによって形成される隙間
14Cの開口面積が、当該隙間14Cを通る粘性流体1
3の粘性抵抗によって任意の減衰力が得られる開口面積
となるように適宜角度のテーパー等に形成することがで
きるものである。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係るベロ
ーズ式ダンパによれば、弁機構によって作動流体の流通
方向が被支持部材を支持するベローズから流入する方向
では所定の開口面積の閉状態となると共に逆方向では開
いてより広い開口面積となるため、被支持部材を支持す
るベローズ内が低圧で当該ベローズ側に作動液体が流入
する際には作動液体の流通が容易となって低圧状態が迅
速に解消し、気泡の発生が抑制されて減衰機能の低下を
防ぐことができるものである。
【0032】また、請求項2に係るベローズ式ダンパに
よれば、仕切板部材の貫通孔に遊嵌した絞り部材が被支
持部材を支持するベローズの伸縮に伴って移動し、大き
な引っ張り力や振動が入力した場合には貫通孔と絞り部
材との間に形成される隙間の開口面積が拡大して作動液
体の流通が容易となり、ベローズ内の低圧状態が迅速に
解消し、気泡の発生が抑制されて減衰機能の低下を防ぐ
ことができる。これにより、大きな入力にも対応できる
ものと成し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベローズ式ダンパの一例の概念構
成を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図1の状態から支持ベローズに引っ張り力が作
用した状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係るベローズ式ダンパの他の例の概念
構成を示す縦断面図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】図5の状態から支持ベローズに大きな引っ張り
力が作用した状態を示す縦断面図である。
【図8】従来例としてのベローズ式ダンパの縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 固定構造物(固定部材) 10,10′ ベローズ式ダンパ 11 支持ベローズ 12 第二ベローズ 13 粘性流体(作動液体) 14 仕切板(仕切板部材) 14A スリット(液体流通孔) 14B 開口部(貫通孔) 14C 隙間(液体流通孔) 16 シャッター(弁部材,弁機構) 18 絞り部材 18A 支持アーム(連結部材) 20 振動発生機器等(被支持部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方端が開口し他端が閉塞形成された一対
    のベローズが、その開口端を対向させて、液体流通孔が
    貫通形成された仕切板部材を挟んで結合されると共に、
    前記両ベローズ内部に作動液体が充填されて成り、一方
    のベローズの閉塞側端部に被支持部材を支持すると共に
    仕切板部材が固定部材に固定され、前記固定部材と被支
    持部材の間に介設されるダンパにおいて、 前記仕切板部材の液体流通孔に、前記作動液体の流通方
    向が前記被支持部材を支持するベローズから流入する方
    向では所定の開口面積の閉状態となり、逆方向では開い
    てより広い開口面積となる弁機構が設けられて構成され
    ていることを特徴とするベローズ式ダンパ。
  2. 【請求項2】上記弁機構は、上記仕切板部材の上記被支
    持部材を支持するベローズ側の面に、弁部材が揺動可能
    に枢着されて構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のベローズ式ダンパ。
  3. 【請求項3】一方端が開口し他端が閉塞形成された一対
    のベローズが、その開口端を対向させて、液体流通孔が
    貫通形成された仕切板部材を挟んで結合されると共に、
    前記両ベローズ内部に作動液体が充填されて成り、一方
    のベローズの閉塞側端部に被支持部材を支持すると共に
    仕切板部材が固定部材に固定され、前記固定部材と被支
    持部材の間に介設されるダンパにおいて、 前記仕切板部材は、所定開口面積より大きな開口面積の
    貫通孔に絞り部材が遊嵌してその隙間が上記液体流通孔
    として形成されると共に、前記絞り部材は、前記被支持
    部材を支持するベローズの閉塞端部に連結部材を介して
    連結され、その形状は所定量以上の振動方向の移動によ
    って前記流体流通孔の開口面積が拡大するように形成さ
    れて構成されていることを特徴とするベローズ式ダン
    パ。
JP7326341A 1995-11-21 1995-11-21 ベローズ式ダンパ Pending JPH09144800A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005043988A1 (de) * 2005-09-14 2007-03-22 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Dämpferelement
CN101825153A (zh) * 2010-03-26 2010-09-08 北京工业大学 无轴防泄漏粘滞阻尼器
JP2017067272A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 三菱電機株式会社 ベローズ式ダンパ、振動絶縁装置及びベローズ式ダンパの設計方法

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