JPH09144682A - 摩擦再生ポンプ - Google Patents

摩擦再生ポンプ

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JPH09144682A
JPH09144682A JP30573195A JP30573195A JPH09144682A JP H09144682 A JPH09144682 A JP H09144682A JP 30573195 A JP30573195 A JP 30573195A JP 30573195 A JP30573195 A JP 30573195A JP H09144682 A JPH09144682 A JP H09144682A
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Toshihiko Yamauchi
俊彦 山内
Eisuke Kato
英介 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々変化させた吐出圧の全域において流量を
多くでき、また、吐出圧と流量との関係を直線的にでき
て、回転始動直後にも一定の吐出圧を確保でき、流量特
性を向上させることができる摩擦再生ポンプを提供する
こと。 【解決手段】 ケーシング内に収納されて回転する略円
板状のインペラ25が、外周縁に、インペラ25の両端
面側に凹部27を設けてインペラ25の周方向に形成さ
れる仕切壁28と、仕切壁28と交差するようにインペ
ラ25の両端面側に突出する複数の羽根板30と、を備
える。各羽根板30は、球殻の一部から形成される形状
として、インペラ25の回転方向に凹側を配置させて構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の燃料ポン
プ等に使用される摩擦再生ポンプに関し、特に、流量特
性を向上させた摩擦再生ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の摩擦再生ポンプP01・P02
は、図14・15・16・17に示すものがあった(特
開平6−159282号公報、特開平6−229388
号公報等参照)。
【0003】これらの摩擦再生ポンプP01・P02
は、ケーシング1内に収納されて回転する略円板状のイ
ンペラ3が、外周縁に、インペラ3の両端面側に凹部4
を設けてインペラ3の周方向に形成される仕切壁5と、
仕切壁5と交差するようにインペラ3の両端面側に突出
する複数の羽根板6と、を備えて構成されていた。2
は、ケーシング1内のインペラ3の外周縁の周囲に、略
円環状に形成した流体流路であり、流体流路2の所定位
置には、流体の流入口と流出口とが配置されていた。
【0004】そして、図14・15に示す摩擦再生ポン
プP01では、各羽根板6が、インペラ3の外周面への
投影形状において、インペラ3の回転方向に凹側を配置
させたV字形状に形成されていた。
【0005】また、図16・17に示す摩擦再生ポンプ
P02では、各羽根板6が、インペラ3の端面側から見
て、円筒形の一部を切り取ったような円弧状に形成され
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の2つのポンプP
01・P02を比較すると、各羽根板6がインペラ3の
外周面への投影形状をV字形状とするポンプP01で
は、吐出圧と流量との関係において、直線的に反比例
し、回転始動直後でも一定の吐出圧を確保することがで
きる。しかし、ポンプP02に比べて、回転始動直後以
降における種々変化させた吐出圧の全域において、流量
が低くなる課題があった。
【0007】各羽根板6がインペラ3の端面側から見て
円筒形の一部を切り取ったような円弧状とするポンプP
02では、ポンプP01に比べて、回転始動直後以降に
おける種々変化させた吐出圧の全域において、流量が多
い。しかし、吐出圧と流量との関係が直線的でなく、回
転始動直後(吐出流量の0(l/min) 付近)の吐出圧が低
くなって、流量特性が良好でなかった。
【0008】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、種々変化させた吐出圧の全域において流量を多くで
き、また、吐出圧と流量との関係を直線的にできて、回
転始動直後にも一定の吐出圧を確保でき、流量特性を向
上させることができる摩擦再生ポンプを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る摩擦再生ポ
ンプは、ケーシング内に収納されて回転する略円板状の
インペラが、外周縁に、前記インペラの両端面側に凹部
を設けて前記インペラの周方向に形成される仕切壁と、
該仕切壁と交差するように前記インペラの両端面側に突
出する複数の羽根板と、を備えて構成される摩擦再生ポ
ンプにおいて、前記各羽根板が、球殻の一部から形成さ
れる形状として、前記インペラの回転方向に凹側を配置
させて構成されていることを特徴とする。
【0010】前記各羽根板は、内周面の半径を1.5mm
前後とした球殻における略半割部分に相当する略正方形
の曲り板の形状とすることが望ましい。
【0011】また、前記インペラは、両端面側に前記凹
部を有してなる前記仕切壁と、前記各羽根板の配置部位
に設けた前記羽根板嵌合用の凹溝と、を備えたインペラ
本体を準備し、前記各羽根板を前記インペラ本体の凹溝
に嵌めて固着させることにより製造することが望まし
い。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る摩擦再生ポンプでは、イン
ペラが回転すると、仕切壁と各羽根板とで囲まれて区画
され凹部内の流体が、それぞれの区画された凹部におけ
るインペラ回転方向後方側の羽根板により、遠心力を付
与されて、吐出圧を高めて吐出される。
【0013】その際、各羽根板が、球殻の一部から形成
される形状として、インペラの回転方向に凹側を配置さ
せて構成されて、ポンプP01・P02の各羽根板6を
合体させた形状としていることから、ポンプP01・P
02のそれぞれの長所でそれぞれの短所を補って、流体
を吐出させることとなる。
【0014】そのため、本発明に係る摩擦再生ポンプで
は、種々変化させた吐出圧の全域において流量を多くで
き、また、吐出圧と流量との関係を直線的にできて、回
転始動直後に一定の吐出圧を確保でき、流量特性を向上
させることができる。
【0015】特に、各羽根板として、内周面の半径を
1.5mm前後とした球殻における略半割部分に相当する
略正方形の曲り板の形状とする場合には、ポンプ効率が
良好となる。
【0016】そして、このような効果を奏するインペラ
を、両端面側に所定の凹部を有してなる仕切壁と、各羽
根板の配置部位に設けた羽根板嵌合用の凹溝と、を備え
たインペラ本体を準備し、各羽根板をインペラ本体の凹
溝に嵌めて固着させるように製造すれば、円板状素材か
ら、切削を利用して、仕切壁や羽根板を製造する場合に
比べ、簡単に製造することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】実施形態の摩擦再生ポンプP1は、図2に
示すように、自動車用燃料ポンプとして使用されるもの
であり、ポンプ本体10とモータ部35とを備えて構成
され、ポンプ本体10のケーシング11内にインペラ2
5が配設された摩擦再生ポンプである。
【0019】ポンプ本体10のケーシング11は、アウ
タボディ12とインナボディ19とを備えて構成されて
いる。これらのボディ12・19は、モータ部35から
延びる略円筒状のカバー37に覆われている。そして、
アウタボディ12とインナボディ19との間に、インペ
ラ25が配設されている。
【0020】アウタボディ12には、外周縁付近の下面
にニップル13が形成されるとともに、上面側に、イン
ペラ25を収納する収納部14が配設されている。さら
に、収納部14の周縁には、インペラ25の外周縁付近
を覆うように配置されて、後述する凹部22とで流体流
路33を形成する略円環状の凹部15が形成されてい
る。凹部15の所定位置には、ニップル13と一致する
位置に、燃料Lを流体流路33に流入させる流入口16
が形成されている。さらに、収納部14の中央には、モ
ータ部35の後述するロータ41の駆動軸42を配置さ
せる凹部17が形成されている。
【0021】インナボディ19には、中央に、駆動軸4
2を挿通させる貫通孔20が形成され、下面には、イン
ペラ25を収納する凹部21が形成され、凹部21の周
縁には、インペラ25の外周縁付近を覆うように配置さ
れて、アウタボディ12の凹部15と対向する略円環状
の凹部22が形成されている。そして、凹部22の端部
には、インナボディ19を貫通する流出口23が形成さ
れている。
【0022】なお、図2では、流出口23は、流入口1
6と一致した位置に図示しているが、実際には、燃料L
の吐出圧を高めて流出口23から燃料Lを吐出できるよ
うに、流入孔16とずれて配置されている。
【0023】インペラ25は、図1・2に示すように、
中央にロータ41の駆動軸42に組み付けるための組付
孔26aを備えた略円板状として、外周縁に、インペラ
25の両端面側に凹部27を設けてインペラ25の周方
向に形成される仕切壁28と、仕切壁28と交差するよ
うにインペラ25の両端面側に突出し、さらに、インペ
ラ25の半径方向外方にも突出する複数の羽根板30
と、を備えて構成されている。
【0024】そして、各羽根板30は、球殻の一部から
形成される形状として、インペラ25の回転方向に凹側
を配置させている。
【0025】このインペラ25の製造は、円板状の素材
から切削して形成しても良いが、簡単に製造できよう
に、予め製造しておいた羽根板30を、インペラ本体2
6に組み付けて製造することが望ましい。
【0026】詳しく述べると、まず、図6・7に示すよ
うに、両端面側に凹部27を有してなる仕切壁28と、
各羽根板30の配置部位に設けた羽根板嵌合用の凹溝2
9と、を備えたインペラ本体26を準備する。なお、イ
ンペラ本体26には、組付孔26aも形成しておく。
【0027】また、図8・9・10に示すように、所定
肉厚の球殻31を切断して各羽根板30を準備する。特
に、実施形態の各羽根板30は、内周面の半径を1.5
mm前後とした球殻31における略半割部分に相当する略
正方形の曲り板の形状として、球殻31から取り出され
ている。
【0028】そして、各羽根板30を、インペラ本体2
6の各凹溝29に嵌め、エポキシ系等の接着剤を利用し
て、インペラ本体26に固着させれば、インペラ25を
製造することができる。
【0029】また、モータ部35は、図2に示すよう
に、略円筒状のカバー37と、アウタボディ38と、ポ
ンプ本体10のインナボディ19と、から構成されるケ
ーシング36に、ロータ41を配置させ、ロータ41の
周囲に、カバー37に固定された複数のマグネット43
を配置させ、さらに、ロータ41を回転させるための、
コンミュテータ・ブラシ・チョークコイル(図符号省
略)等を備えて構成されている。
【0030】そして、このモータ部35では、ポンプ本
体10の流出口23からの燃料Lを、ロータ41の周囲
を通過させて、チェックバルブ40を備えたニップル3
9から排出させるように構成されている。
【0031】なお、44・45は、インナボディ19や
アウタボディ38に固定される軸受である。
【0032】実施形態の摩擦再生ポンプP1では、モー
タ部35に通電されてロータ41が回転駆動され、駆動
軸42に固着されたインペラ25が回転すると、燃料L
が、ホンプ本体10のニップル13・流入口16を経
て、流体流路33内に流入し、さらに、流出口23を経
てモータ部35内に流入し、モータ部35では、ロータ
41の周囲を経てニップル39から流出することとな
る。
【0033】そして、インペラ25の回転時には、図4
・5に示すように、仕切壁28と各羽根板30とで囲ま
れて区画され凹部27a内の燃料Lが、それぞれの区画
された凹部27aにおけるインペラ回転方向後方側の羽
根板30により、遠心力を付与されて、吐出圧を高めて
吐出される。
【0034】その際、各羽根板30が、球殻31の一部
から形成される形状として、インペラ25の回転方向に
凹側を配置させて構成されて、ポンプP01・P02の
各羽根板6を合体させた形状としていることから、ポン
プP01・P02のそれぞれの長所でそれぞれの短所を
補って、燃料Lを吐出させることとなる。
【0035】そのため、実施形態の摩擦再生ポンプP1
では、種々変化させた吐出圧の全域において流量を多く
でき、また、吐出圧と流量との関係を直線的にできて、
回転始動直後に一定の吐出圧を確保でき、流量特性を向
上させることができる。
【0036】ちなみに、この摩擦再生ポンプP1と従来
の摩擦再生ポンプP01・P02とを比較したグラフ図
を図11・12に示す。
【0037】なお、実施形態のポンプP1と従来例のポ
ンプP01・P02とは、インペラ3・25の各羽根板
6・30の形状が相違する他、他の部材を同一として形
成されている。
【0038】図11は、吐出圧を一定(284KPa )と
した際の回転数(N)と吐出流量(Q)との関係のN−
Q特性を示すものであり、図12は、印加電圧を8V、
6Vにした場合の吐出圧(P)と吐出流量(Q)との関
係のP−Q特性を示すものである。なお、8Vは、自動
車のバッテリー電圧において、雰囲気温度が高温の場合
に保証される最低電圧であり、6Vは、自動車のバッテ
リー電圧において、雰囲気温度が低温の場合に保証され
る最低電圧である。
【0039】これらのグラフ図に基けば、ポンプP01
は、図11・12から、回転数や吐出圧と吐出流量との
関係において、直線的に正比例や反比例し、図12か
ら、回転始動直後(図12における吐出流量の0(l/mi
n) 付近)でも一定の吐出圧を確保できることが解る。
しかし、ポンプP1・P02に比べて、種々変化させた
吐出圧の全域において、吐出流量が低いことが解る。
【0040】ポンプP02は、図11・12から、ポン
プP01に比べて、回転始動直後以降における種々変化
させた吐出圧の全域において、吐出流量が多いことが解
る。しかし、図12から、回転始動直後(図12におけ
る吐出流量の0(l/min) 付近)の吐出圧が低く、吐出圧
と吐出流量との関係が直線的でなく、流量特性が良好で
なかった。この課題は、図11からも解るように、低回
転数の場合には、他のポンプP01・P1に比べて、一
定の吐出流量を確保できないこととなる。そして、この
回転始動直後の低回転の状態では、吐出流量を確保でき
ず、燃料Lをエンジンの吸気流路に供給でき難いことと
なって、雰囲気温度が高温や低温となっている状態で
は、自動車のエンジンを始動させ難くする課題を生じさ
せてしまう。
【0041】これらのポンプP01・P02に対し、実
施形態のポンプP1は、種々変化させた吐出圧の全域に
おいて吐出流量を多くでき、また、回転数や吐出圧と吐
出流量との関係を直線的にできて、回転始動直後に一定
の吐出圧を確保でき、流量特性を向上させていることが
理解できる。
【0042】また、実施形態のポンプP1において、各
羽根板30を取り出す球殻31としては、球殻31の内
周面の半径R(図8参照)や各羽根板30の幅W(図3
参照)・高さH(図4参照)とポンプ効率との関係にお
いて、種々調べた結果、図13のグラフ図に示すように
なった。
【0043】すなわち、球殻内周面の半径R=(羽根板
幅W+羽根板高さH)/4とした場合、ポンプ効率が良
好となる球殻内周面の半径Rは、1.5mm付近となっ
た。なお、実施形態の羽根板幅Wは、2.7mm、羽根板
高さHは、2.5mm、球殻31の肉厚tは、0.5mmで
ある。
【0044】また、羽根板幅Wと羽根板高さHとの関係
は、ポンプP01・P02の羽根板6相互を合体させた
効果を有効に発揮できるように、略等しくすることが望
ましい。
【0045】その結果、各羽根板30としては、内周面
の半径を1.5mm前後とした球殻31における略半割部
分に相当する略正方形の曲り板の形状とすることが望ま
しい。
【0046】勿論、ポンプ効率が若干劣るが、各羽根板
30を、実施形態の寸法にすることなく、任意寸法の内
周面半径を有した球殻の一部から、長方形(望ましくは
略正方形)の曲り板を取り出し、その曲り板を羽根板3
0として利用しても、流量特性を向上させた摩擦再生ポ
ンプを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すインペラの斜視図で
ある。
【図2】同実施形態の摩擦再生ポンプの縦断面図であ
る。
【図3】同実施形態のインペラを外周側から見た状態の
使用態様図である。
【図4】同実施形態のインペラを端面側から見た状態の
使用態様図である。
【図5】同実施形態のインペラの使用態様を示す断面図
である。
【図6】同実施形態のインペラ本体を端面側から見た図
である。
【図7】同実施形態のインペラ本体の斜視図である。
【図8】同実施形態の羽根板の断面図である。
【図9】同実施形態の羽根板の正面図である。
【図10】同実施形態の羽根板の斜視図である。
【図11】同実施形態と従来例とのN−Q特性を示すグ
ラフ図である。
【図12】同実施形態と従来例とのP−Q特性を示すグ
ラフ図である。
【図13】同実施形態の羽根板を構成する球殻半径とポ
ンプ効率との関係を示すグラフ図である。
【図14】従来例のインペラを外周側から見た状態の使
用態様図である。
【図15】同従来例のインペラを端面側から見た状態の
使用態様図である。
【図16】さらに他の従来例のインペラを外周側から見
た状態の使用態様図である。
【図17】同従来例のインペラを端面側から見た状態の
使用態様図である。
【符号の説明】
1・11…ケーシング、 3・25…インペラ、 4・27…凹部、 5・28…仕切壁、 6・30…羽根板、 26…インペラ本体、 29…凹溝、 31…球殻、 L…(流体)燃料、 P01・P02・P1…摩擦再生ポンプ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に収納されて回転する略円
    板状のインペラが、外周縁に、前記インペラの両端面側
    に凹部を設けて前記インペラの周方向に形成される仕切
    壁と、該仕切壁と交差するように前記インペラの両端面
    側に突出する複数の羽根板と、を備えて構成される摩擦
    再生ポンプにおいて、 前記各羽根板が、球殻の一部から形成される形状とし
    て、前記インペラの回転方向に凹側を配置させて構成さ
    れていることを特徴とする摩擦再生ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記各羽根板が、内周面の半径を1.5
    mm前後とした球殻における略半割部分に相当する略正方
    形の曲り板の形状としていることを特徴とする請求項1
    記載の摩擦再生ポンプ。
  3. 【請求項3】 ケーシング内に収納されて回転する略円
    板状のインペラが、外周縁に、前記インペラの両端面側
    に凹部を設けて前記インペラの周方向に形成される仕切
    壁と、該仕切壁と交差するように前記インペラの両端面
    側に突出する複数の羽根板と、を備え、 前記各羽根板が、球殻の一部から形成される形状とし
    て、前記インペラの回転方向に凹側を配置させて構成さ
    れている摩擦再生ポンプのインペラの製造方法であっ
    て、 両端面側に前記凹部を有してなる前記仕切壁と、前記各
    羽根板の配置部位に設けた前記羽根板嵌合用の凹溝と、
    を備えたインペラ本体を準備し、 前記各羽根板を前記インペラ本体の凹溝に嵌めて固着さ
    せることにより製造することを特徴とする摩擦再生ポン
    プのインペラの製造方法。
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