JPH09144416A - ドアの扉取付構造及び扉取付用ピポットヒンジ - Google Patents

ドアの扉取付構造及び扉取付用ピポットヒンジ

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JPH09144416A
JPH09144416A JP30255695A JP30255695A JPH09144416A JP H09144416 A JPH09144416 A JP H09144416A JP 30255695 A JP30255695 A JP 30255695A JP 30255695 A JP30255695 A JP 30255695A JP H09144416 A JPH09144416 A JP H09144416A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉の開き角度を大きくできるし、扉を取付け
たままドア枠の縦枠を取付できるようにする。 【解決手段】 扉9の一方の縦框7に上のピン51を設
け、この上のピン51をドア枠4の上枠に回動自在に支
承し、下枠に設けた下のピン27を前記一方の縦框7の
下部に回動自在に支承して扉9を開閉自在とする。前記
上のピン51、下のピン27を縦框7の見込み方向中心
よりも扉開き側位置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ドア等のドア
における扉をドア枠に開閉自在に取付ける構造及び扉取
付用ピポットヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】扉をドア枠に開閉自在に取付ける構造と
しては、例えば実公平4−39978号公報に示すよう
に、扉を構成する一方の縦框の上部と下部にピンをそれ
ぞれ取付け、この各ピンをドア枠を構成する上枠、下枠
に回動自在に支承し、この上下のピンを中心として扉を
回動することで開閉するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のドア取付構造に
おいては、図1に示すようにピンaが縦框bの見込み方
向中央に取付けてあるので、扉cの開き角度θを大きく
できない。また、扉cを開いた状態でも閉じた状態でも
扉cがドア枠dの見込み方向中間に位置するので、ドア
枠dを構成する縦枠eを取付開口部の縦縁部fにビスg
で取付ける際に扉cが邪魔になり、扉cを取付けた状態
でドア枠dを取付開口部に取付けできない。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたドアの扉取付構造及び扉取付用ピポットヒン
ジを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上枠と下
枠と左右の縦枠を枠組みしたドア枠に、上框と下框と左
右の縦框を枠組みしその内部にパネルを装着した扉を、
この扉の一方の縦框上下部と前記上枠、下枠を上下のピ
ンにより面外方向に回動自在に連結したドアの扉取付構
造において、前記上下のピンを扉見込方向中央よりも扉
開き側寄り位置としたことを特徴とするドアの扉取付構
造である。第2の発明は、前記発明における上下のピン
を扉見込方向中央よりも扉開き側寄り位置と扉閉じ側寄
り位置とに移動可能としたドアの扉取付構造である。第
3の発明は、前記各発明における扉の一方の縦框上部に
上のピンを取付け、前記上枠における扉閉じ側寄りの位
置に上部ピン支承部材を面内方向及び面外方向に位置調
整自在に取付け、この上部ピン支承部材に前記上のピン
を回転自在に支承したドアの扉取付構造である。第4の
発明は、前記各発明における一方の縦框上部に取付けた
ケースに上のピンを縦框見込方向の両側位置に移動可能
に取付け、この上のピンを回転可能に支承する上部ピン
支承部材を上枠の長手方向両側部に取付け可能とし、前
記一方の縦框下部に、扉見込方向に離隔した一対の下向
きに開口した一対のピン支承穴を有する下部ピン支承部
材を取付け、この1つのピン支承穴に回転可能に嵌合す
る下のピンを備えた下部ピン取付部材を、下枠の長手方
向両端部に取付け可能としたドアの扉取付構造である。
第5の発明は、前記各発明における一方の縦框上部に取
付けた上のピンを、上枠側に支承される上方位置と上枠
側から外れる下方位置に亘って上下動自在で、かつ弾性
部材によって上方位置に付勢し、その一方の縦框の開き
側縦板、閉じ側縦板に前記ピン部分と対向した開口を形
成し、この開口を閉塞するカバーに、前記上のピンを下
方位置に移動する杆体を取付けたドアの扉取付構造であ
る。第6の発明は、縦框に取付けられ上面に開口した一
対の孔を縦框見込方向に離隔して有するケースと、この
ケース内に上下動自在に設けられた操作部材と、この操
作部材に縦框見込方向に移動自在に支承され前記孔に嵌
合するピンと、前記操作部材を上方に付勢してピンを孔
より上方に突出させる弾性部材を備え、前記操作部材を
ピンが孔より下方に抜け出すまで下方に移動可能とした
ことを特徴とする扉取付用ピポットヒンジである。第7
の発明は、第6の発明におけるケースにおける一対の孔
を有する一部分を着脱自在とした扉取付用ピポットヒン
ジである。第8の発明は、縦框に取付けられ上面に開口
した一対のピン挿入穴を縦框見込方向に離隔して有する
ケースと、前記ピン挿入穴に着脱自在なるピンより構成
したことを特徴とする扉取付用ピポットヒンジである。
第9の発明は、第8の発明におけるピン挿入穴内に着脱
自在に取付けられるピンケースと、このピンケースに嵌
合された軸支ピンと、この軸支ピンを上方に付勢してピ
ンケースより上方に突出させる弾性部材とにより前記ピ
ンとし、前記軸支ピンを弾性部材を抗してピンケース内
に収納する手段を設けた扉取付用ピポットヒンジであ
る。第10の発明は、縦框に取付けられ上面に開口した
円弧状のピン挿入穴を有するケースと、このケース内に
回転及び上下動自在に設けられたピン取付部材と、この
ピン取付部材に取付けられて前記ピン挿入穴に挿通する
ピンと、前記ピン取付部材を上方に付勢してピンをピン
挿入穴より上方に突出させる弾性部材より構成したこと
を特徴とする扉取付用ピポットヒンジである。
【0006】
【作 用】第1の発明によれば、扉を上枠、下枠に回
動自在に連結する上下のピンが、扉見込方向中央よりも
扉開き側寄りに位置していることにより、扉の開き角度
を大きくできる。また扉を開いた状態で一方の縦框が一
方の縦枠の閉じ側部分より離れるから、ドア枠に扉を取
付けた状態で縦枠を開口部に取付けることができる。第
2の発明によれば、ピンを扉開き側寄り位置と扉閉じ側
寄り位置とに移動可能であるから、扉を左右勝手違いに
取付けできる。第3の発明によれば、扉を開いた状態と
するとその扉が上部ピン支承部材の上枠への取付部分よ
り離れるので、扉をドア枠に取付けた状態で上部ピン支
承部材を移動することによって扉の建付け調整ができ
る。第4の発明によれば、上のピンを縦框見込方向の一
側と他側に移動できるし、上部ピン支承部材を上枠の左
右両側寄りに取付けでき、しかも下部ピン支承部材は縦
框見込方向の一側と他側にピン支承穴を有するし、下部
ピン取付部材は下枠の左右両側寄りに取付けできること
により、各部材を共通として扉を左右勝手ちがいに取付
けできる。第5の発明によれば、扉を取付けた状態で上
のピンを下方に移動して下方位置とすれば、上のピンが
上枠側から外れるので、扉を外すことが可能となり、浴
室ドアの場合に浴室内で人が倒れた際に扉を外して助け
出すことができる。第6の発明によれば、操作部材を下
方に移動した状態でピンを操作部材に沿って移動するこ
とにより、そのピンをケースの一方の孔より上方に突出
させることができ、ピンを縦框見込方向一側と他側に移
動できるから、このピポットヒンジを用いることで扉を
ドア枠に左右勝手ちがいに取付けることが可能となる。
第7の発明によれば、ケースの一部分を外すことでピン
を操作部材に沿って移動でき、そのピンを確実に移動で
きる。第8の発明によれば、ピンを一方のピン挿入穴よ
り抜き出して他方のピン挿入穴に挿入することでピンの
位置を変更でき、その操作が極めて簡単となる。第9の
発明によれば、ピンケースに対して軸支ピンが上下動す
るし、その軸支ピンを下方に移動できるから、このピボ
ットヒンジを用いて扉をドア枠に取付けた場合に軸支ピ
ンをドア枠側から外して扉を外すことが可能となる。第
10の発明によれば、ピンを持ってピン取付部材を回転
することでピンの位置を変更でき、この操作が簡単とな
るし、構造が簡単となる。
【0007】
【発明の実施の形態】図2に示すように、上枠1と下枠
2と左右の縦枠3によりドア枠4としてある。上框5と
下框6と左右の縦框7を枠組みし、その内部にパネル8
を装着して扉9としてある。この扉9の一方の縦枠7が
上枠1、下枠2に面外方向に回動自在に連結されてド
ア、例えば浴室ドアを構成している。
【0008】前記上枠1は図3に示すように、面外方向
に向う横板10の扉開き側端部に外向取付片11を一体
的に設け、この横板10の扉閉じ側端部に内向片12を
一体的に設けたものである。
【0009】前記横板10の面外方向中間部には内向き
の凹条溝13が長手方向に連続して形成してある。この
凹条溝13にナット部材14を挿入し、このナット部材
14に螺合したビス15で上部ピン支承部材16を横板
10に取付けてある。この上部ピン支承部材16にはピ
ン支承穴17が形成してあり、そのピン支承穴17は上
枠1の見込み方向中央よりも扉開き側寄りに位置してい
る。
【0010】前記下枠2は図3に示すように、面外方向
に向う横板20の扉開き側端部に外向取付片21を一体
的に設け、その横板20の扉閉じ側端部に内向片22を
一体的に設けたものである。
【0011】前記内向片22には扉開き側に向けて開口
した凹条溝23が長手方向に連続して形成してある。こ
の凹条溝23に下部ピン取付部材24の縦片25を挿入
し、この縦片25に螺合したビス26で下部ピン取付部
材24が取付けてある。この下部ピン取付部材24には
下のピン27が取付けてあり、その下のピン27は下枠
2の見込み方向中央よりも扉開き側寄りに位置してい
る。
【0012】前記縦枠3は図4に示すように、面外方向
に向う縦板30の扉開き側端部に外向取付片31を一体
的に設け、その縦板30の扉閉じ側端部に内向片32を
一体的に設けたものである。
【0013】前記縦框7は図4に示すように、面外方向
に対向した開き側縦板40と閉じ側縦板41と、面内方
向に対向した外側縦板42と内側縦板43と、連結縦板
44により中空部45とパネル取付凹部46を有するも
のとしてある。
【0014】一方の縦框7の中空部45の上部にはピポ
ットヒンジ50が取付けてあり、このピポットヒンジ5
0のピン51は縦框見込方向中心より扉開き側寄りに位
置し、そのピン51が上部ピン支承部材16のピン支承
穴17に回転可能に嵌合してある。
【0015】前記一方の縦框7の中空部45の下部に下
部ピン支承部材52が取付けてあり、この下部ピン支承
部材52には下向きに開口したピン支承穴53が形成し
てある。このピン支承穴53は縦框見込方向中央より扉
開き側寄りに位置し、そのピン支承穴53に下のピン2
7が回転自在に嵌合している。なお、下部ピン支承部材
52には一対のピン支承穴53が面外方向に離隔して形
成してある。
【0016】以上のように、扉9を構成する一方の縦框
7を上枠1に連結する上のピン51及び下枠2に連結す
る下のピン27は図3と図4に示すように縦框7の見込
み方向中心よりも扉開き側寄り位置となっているので、
扉9の開き角度θが90度以上に大きくなる。
【0017】また、扉9を開いた状態とすると一方の縦
框7がドア枠4の開き側に移動して縦枠3の縦板30に
おける扉閉じ側寄り部分が開放される。
【0018】これにより、縦枠3の縦板30における扉
閉じ側寄り部分をビス、木ネジ等の固着具33によって
開口部の縦縁部に固着できるので、ドア枠4に扉9を取
付けた状態でドア枠4を開口部に取付けできる。
【0019】前記上部ピン支承部材16は図5に示すよ
うに、取付片16aと縦片16bと支承片16cによっ
てほぼクランク形状となり、その取付片16aに面外方
向に向う長孔18が形成してある。この長孔18よりビ
ス15をナット部材14に螺合してあり、そのビス15
は図3に示すように上のピン51よりも扉閉じ側寄り位
置となっている。
【0020】このようであるから、前述のように扉9を
開放した状態では扉9の上部がビス15よりも扉開き側
位置となり、ビス15を弛めて上部ピン支承部材16を
長孔18に沿って面外方向に移動できるし、凹条溝13
に沿って面内方向に移動できる。したがって、ドア枠4
を取付けた状態で扉9の建付け調整ができる。
【0021】次にピポットヒンジ50の具体構造を説明
する。前記上框5は図6に示すように、見込寸法の小さ
な下部5aと見込寸法の大きな上部5bを有している。
この上框5の下部5aの端部を縦框7の内側縦板43の
切欠部より挿入して連結板44に突き当ててビスで連結
してあり、縦框7の上端面よりも上框5の上部5bが上
方に突出している。
【0022】縦框7の開き側縦板40と閉じ側縦板41
には開口部60が形成してあり、縦框7の外側縦板42
には切欠部61と孔62が形成してある。前記開口部6
0を閉塞するカバー63には杆体64が一体的に設けて
あり、その杆体64を開口部60内に入れて係止部65
を開口部60の開口縁に係合することでカバー63を縦
框7に着脱自在に取付けてある。
【0023】ピポットヒンジ50はケース70を備え、
このケース70は図6に示すように縦框7の中空部45
内に嵌合する本体部71の上部に鍔部72を一体的に設
け、その本体部71に突起片73を一体的に設け、さら
に本体部71の下部に突起74を備えたヒレ片75を一
体的に設けてあり、本体部71を中空部45内に嵌合す
ると突起片73が切欠部61に嵌まり込み、突起74が
孔62に嵌合する。これにより、ケース70が縦框7の
中空部45内に位置決めして取付けられると共に、突起
74と孔62の嵌合部により抜け出しが防止され、鍔部
72が縦框7の上端面に接し、その鍔部72の上面が上
框5の上面と面一となる。
【0024】前記本体部71には図6ないし図9に示す
ように下面に開口した凹陥部76が形成してあると共
に、この凹陥部76に開口した一対の孔77が鍔部72
に形成してあり、その凹陥部76は縦溝78で本体部7
1の両側面に開口している。
【0025】前記凹陥部76内には操作部材79が上下
動自在に挿入してある。この操作部材79はピン取付用
凹条溝80と操作片81を有し、そのピン取付用凹条溝
80に前記ピン51の下部フランジ51aが挿通してあ
る。これによりピン51は操作部材79に沿って面外方
向に摺動すると共に、上下方向には抜け出さないように
してある。
【0026】前記操作部材79は弾性部材、例えばスプ
リング82で上方に押され、その操作片81は前記縦溝
78に突出している。前記スプリング82はプレート8
3で支持される。
【0027】このようであるから、ピン51は一対の孔
77の一方より上方に突出して上部ピン支承部材16の
ピン支承穴17に嵌合し、縦框7の上部と上枠1を面外
方向に回動自在に連結する。この状態よりカバー63を
外し、そのカバー63の杆体64を開口部60より縦溝
78を通して図8に仮想線で示すように操作片81の上
方に挿入する。
【0028】そして、杆体64を下方に移動して操作片
81を介して操作部材79を下方に移動することでピン
51を下方に摺動し、ピン51を孔77より下方まで移
動させる。
【0029】この状態で縦框7(扉9)を打撃等してピ
ン51を操作部材79のピン取付用凹条溝80に沿って
縦框7の面外方向に移動して他方の孔77と合致させ
る。そして杆体64を抜き出してスプリング82で操作
部材79を上方に移動してピン51を他方の孔77より
上方に突出する。
【0030】以上のようにすることで、ピン51を縦框
7の見込方向一側寄りと他側寄りに移動できる。また、
開口部60を閉じるキャップ63に設けた杆体64を用
いてピン51を移動できるので便利である。
【0031】また、前述のように、ピン51をスプリン
グ82に抗して下方に移動することで上部ピン支承部材
16のピン支承穴17より抜け出すから、縦框7の上部
と上枠1を分離できる。
【0032】したがって、扉9を下のピン27を支点と
して開き側に傾倒して扉9の上部をドア枠4の上枠1よ
りも開き側(浴室側)とし、その状態で扉9を持ち上げ
ることで、扉9を閉じ側(脱衣室側)より外すことがで
き、浴室内で人が倒れ扉9を開放できない場合等に扉9
を外して倒れた人を助け出すことができる。この場合
に、扉9を開かないようにロックする錠は前述のカバー
63に設けた杆体64を用いて解錠する。
【0033】前記下部ピン取付部材24は図10に示す
ように、縦片25に螺合したビス26により下枠2の凹
条溝23に取付けるものであり、そのビス26を弛める
ことで凹条溝23に沿って摺動可能であるから、下部ピ
ン取付部材24を一方の縦框7寄りから他方の縦框7寄
りに移動して取付けできる。
【0034】前記下部ピン支承部材52には一対のピン
支承穴53が縦框7の面外方向に間隔を置いて形成して
あり、前述のように下部ピン取付部材24を他方の縦框
7寄りに移動して取付けた状態で、扉9を反転すること
で開き側寄りのピン支承穴53にピン27を嵌合するこ
とができる。
【0035】以上のことにより、ピポットヒンジ50、
上部ピン支承部材16、下部ピン取付部材24、下部ピ
ン支承部材52を共通として扉9を左右勝手ちがいに取
付けできる。したがって、扉9を左右勝手ちがいに取付
けできるようにしたにもかかわらず部品点数を少なくで
きるし、左右勝手の取付けの管理が不要となり、しかも
扉9の取付け間違いがなくなる。
【0036】前述のように、扉9を左右勝手ちがいに取
付ける場合に、縦枠3と縦框7に錠を取付けてあるドア
においては次のようにすれば良い。図4に示すように、
縦枠3の縦板30に錠受け90を取付け、縦框7に錠9
1を取付けたドアにおいて、両方の縦枠3の縦板30に
錠受け取付用開口92をそれぞれ形成し、一方の縦枠3
の錠受け取付用開口92に錠受90を取付け、他方の縦
枠3の錠受け取付用開口92にキャップ93を着脱自在
に取付け、扉9を左右勝手ちがいに取付ける場合には錠
受け90とキャップ93を反対に取付ければ良い。
【0037】次に前述の具体構造の一例を説明する。錠
受け90は図11と図12に示すように、錠受け凹陥部
94を有する取付プレート95の裏面に裏板96をビス
97で取付けたものであり、縦枠3の縦板30に形成し
た錠受け取付用開口92は取付プレート95より小さ
く、裏板96の幅より大きい部分と、小さくかつ裏板9
6の長さよりも長くした部分を有する。
【0038】そして、ビス47を弛めて取付プレート9
5と裏板96の間隔を広くし、この状態で裏板96をけ
んどん式に錠受け取付用開口92内に挿入し、ビス97
を締付けて取付プレート95と裏板96で縦枠3の縦板
30を挟持して取付ける。外す場合には前述と反対の操
作をすれば良い。
【0039】キャップ93は図13に示すように、プレ
ート98に一対の係止片99を設けたものとし、その一
対の係止片99を錠受け取付用開口92に押し込んで係
合することで取付けるようにしてある。
【0040】次にピポットヒンジ50の第2実施例を説
明する。図14と図15に示すように、ケース70を構
成する鍔部72を本体部71と一体となった固定部72
aと本体部71に着脱自在な可動部72bとし、本体部
71の凹陥部76を上面と下面に開口させる。その可動
部72bに一対の孔77を形成する。前記可動部72b
の下部両側には係止突片100を設け、本体部71の上
部両側には係合溝101を設け、その係止突片100を
係合溝101にスライドして係合することで可動部72
bが本体部71に取付けてある。つまり、可動部72b
がキャップとなっている。
【0041】このようであるから、ピン51を下方に移
動して可動部72bの孔77より下方に移動し、その状
態で可動部72bを本体部71より外すことで、ピン5
1が本体部71の凹陥部76より外部に露出する。した
がって、ピン51を手等により操作部材79のピン取付
用凹条溝80に沿ってスムーズに移動できる。
【0042】ピン51を移動した後に可動部72bを取
付ければ係合片100が係合溝101に係合するので、
スプリング82によって可動部72bが外れることがな
い。
【0043】なお、可動部72bは本体部71の上面に
載置してビスで止めるようにしても良い。
【0044】次にピポットヒンジの第3実施例を説明す
る。図16に示すように、本体部71に凹陥部76を貫
通する支持ピン102を取付け、この支持ピン102に
スプリング103を支持する。このスプリング103は
図17に示すように線材をほぼ長コ字状に折り曲げ、そ
の両側脚片103aの一部分を円形状に折曲して円形部
103bとしてある。
【0045】前記スプリング103は円形部103bを
支持ピン102に挿入して取付けられ、両側脚片103
aの端部(下部103c)が凹陥部76の一側内面76
aの下部寄りに接し、上部103dが操作部材79の下
面に接している。
【0046】これにより、操作部材79はスプリング1
03によって斜め上方に向けて押され、その操作部材7
9の一側面79aが凹陥部76の一側内面76aに押し
つけられるので、操作片81により操作部材79を下方
に移動する際に操作部材79の一側面79aが凹陥部7
6の一側内面76aに沿って摺動ガイドされる。したが
って、操作部材79をガタつくことなしにスムーズに下
方に移動することができる。
【0047】次にピポットヒンジの第4実施例を説明す
る。図18ないし図21に示すように、ケース70を構
成する本体部71を上下長さが長い主部71aと上下長
さが短い副部71bにより下面が階段形状とし、その主
部71aの上部と副部71bの上部に亘って鍔部72を
一体的に設け、その主部71aに突起片73と、突起7
4を有するヒレ片75を一体的に設ける。
【0048】前記主部71aに一対のピン挿入穴110
を鍔部72に開口して形成してあり、この各ピン挿入穴
110と連続して一対の幅狭い縦溝111が鍔部72の
上面に開口して形成してある。この一対の縦溝111は
平面形状がX字状に交差し、かつ本体部71の副部71
bの下面及び主体部71aの側面に開口している。
【0049】前記ピン51は、ピン挿入穴110に挿入
される下向きテーパー形状の筒状となったピンケース1
12と、このピンケース112内に挿入される軸支ピン
113と、スプリング114と、ピンケース112の上
下方向の長孔115より軸支ピン113の穴116に差
し込みされるスプリングピン117より成る。
【0050】これにより、軸支ピン113はスプリング
114で上方に押されてピンケース112より突出し、
スプリング117を持って引き下げることで軸支ピン1
13はピンケース112内に収納される。
【0051】そして、ピンケース112を一方のピン挿
入穴110に挿入し、かつスプリングピン117を縦溝
111に挿入してピン51がケース70に取付けられ
る。これにより、スプリングピン117が本体部71の
主体部71aの縦溝111より側方に突出して副部71
bの下面と対向する。副部71bの下面には凹部118
が形成してあり、この凹部118に杆体64を挿入して
スプリングピン117を介して軸支ピン113を下方に
移動できるようにしてある。
【0052】前記ピンケース112が振動などで抜け出
ないように鍔部72にビス119を螺合し、そのビス頭
部119aでピンケース112を押えている。前記ピン
ケース112の上部には縦溝111に嵌合する突片12
0が設けてある。
【0053】このようであるから、ビス119を弛める
ことでピンケース112を一方のピン挿入穴110より
抜き出し、他方のピン挿入穴110にピンケース112
を挿入してビス119を締付けることで、ピン51を面
外方向両側位置とすることができる。
【0054】また、ピンケース112とスプリング11
4と軸支ピン113でピン51としたので、ピンケース
112を抜き出して再び挿入すれば良く、ピン51の位
置変更が簡単となるし、構造も単純となる。
【0055】次にピポットヒンジの第5実施例を説明す
る。図22と図23に示すように、ケース70に一対の
ピン挿入穴121を上面に開口して形成し、この各ピン
挿入穴121と連続した幅挟な縦溝122を上面に開口
して形成する。この縦溝122の下部と連続してストッ
パ用縦溝123がそれぞれ形成する。
【0056】前記ピン51の下部にはストッパ用ピン1
24を取付け、このストッパ用ピン124を縦溝122
に挿入すると共に、ピン51をピン挿入穴121に挿入
し、圧縮スプリング125でピン51を上方に押し上げ
る。
【0057】前記縦溝122は図24に示すようにピン
挿入穴121に沿った直線状としてあり、この縦溝12
2にストッパ用ピン124が挿通するようにしてある。
前記縦溝122の下部にストッパ用縦溝123が形成し
てあり、そのストッパ用縦溝123はほぼL字状となっ
てストッパ用ピン124が嵌まり込むようにしてある。
【0058】このようであるから、ストッパ用ピン12
4とともにピン51をピン挿入穴121内に挿入し、ピ
ン51を若干回転させてストッパ用ピン124をストッ
パ用縦溝123と合致させ、この状態でピン51より手
を離すことで圧縮スプリング125でピン51が押し上
げられ、ストッパ用ピン124がストッパ用縦溝123
に嵌合してピン51が抜け止めされる。
【0059】このようであるから、一方のピン挿入穴1
21からピン51と圧縮スプリング125を取り出し、
他方のピン挿入穴121に圧縮スプリング125を入れ
ると共に、ピン51を挿入することでピン51の位置を
変更できる。
【0060】また、ケース70の本体部71には開口1
26が両側面に開口して形成してあり、この開口126
より杆体64を挿入してストッパ用ピン124を介して
ピン51を圧縮スプリング125に抗して押し下げるこ
とで、ピン51をピン挿入穴121内に収納できるよう
にしてある。
【0061】次にピポットヒンジの第6実施例を説明す
る。図25と図26に示すように、ケース70の本体部
71に下面に開口した円形穴130を形成し、鍔部72
には平面形状が円弧状のピン挿入穴131が形成してあ
る。このピン挿入穴131の両端部は円弧状となって第
1・第2ピン支持部131a,131bとしてある。前
記円形穴130にはピン取付部材、例えば円板132が
回転及び上下動自在に挿入してあり、この円板132は
圧縮スプリング133で上方に付勢され、その円板13
2に固定したピン51がピン挿入穴131より上方に突
出するようにしてある。
【0062】前記鍔部72には円形穴130に開口する
凹溝134が形成してあり、この凹溝134と連続する
縦長の開口135が本体部71に形成してある。この凹
溝134より杆体64を挿入して押し下げることで円板
132が下方に移動してピン51が鍔部72のピン挿入
穴131内に収納するようにしてある。
【0063】前記本体部71と円板132に亘って位置
決め保持機構が設けてある。この位置決め保持機構は本
体部71の孔136に挿入したボール137とスプリン
グ138と、円板132の外周面に形成した第1・第2
凹部139,140より成る。
【0064】前記ボール137はスプリング138で円
板132の外周面に押しつけられ、前記第1凹部139
と第2凹部140はピン挿入穴131の第1・第2ピン
支持部131a,131b間の角度と同一角度としてあ
る。
【0065】このようであるから、ピン51を手で持っ
て円板132を回転することでピン51が第1ピン支持
部131a、第2ピン支持部131bの一方に接した位
置となり、それによりボール137が第1凹部139、
第2凹部140の一方に嵌合して位置決め保持される。
【0066】このように構成すれば、構造が極めて簡単
となるし、ピン51の位置を簡単に変更できる。
【0067】
【発明の効果】第1の発明によれば、扉を上枠、下枠に
回動自在に連結する上下のピンが、扉見込方向中央より
も扉開き側寄りに位置していることにより、扉の開き角
度を大きくできる。また扉を開いた状態で一方の縦框が
一方の縦枠の閉じ側部分より離れるから、ドア枠に扉を
取付けた状態で縦枠を開口部に取付けることができる。
【0068】第2の発明によれば、ピンを扉開き側寄り
位置と扉閉じ側寄り位置とに移動可能であるから、扉を
左右勝手違いに取付けできる。
【0069】第3の発明によれば、扉を開いた状態とす
るとその扉が上部ピン支承部材の上枠への取付部分より
離れるので、扉をドア枠に取付けた状態で上部ピン支承
部材を移動することによって扉の建付け調整ができる。
【0070】第4の発明によれば、上のピンを縦框見込
方向の一側と他側に移動できるし、上部ピン支承部材を
上枠の左右両側寄りに取付けでき、しかも下部ピン支承
部材は縦框見込方向の一側と他側にピン支承穴を有する
し、下部ピン取付部材は下枠の左右両側寄りに取付けで
きる。したがって、各部材を共通として扉を左右勝手ち
がいに取付けできる。
【0071】第5の発明によれば、扉を取付けた状態で
上のピンを下方に移動して下方位置とすれば、上のピン
が上枠側から外れるので、扉を外すことが可能となり、
浴室ドアの場合に浴室内で人が倒れた際に扉を外して助
け出すことができる。また、上のピンを下方位置に移動
する杆体は開口を閉塞するカバーに設けてあり、カバー
を外して杆体を開口より挿入することで上のピンを下方
位置に移動できるから、扉を外す操作が簡単で迅速に行
えるし、上のピンを下方位置に移動する工具等をさがす
ことが不要となる。
【0072】第6の発明によれば、操作部材を下方に移
動した状態でピンを操作部材に沿って移動することによ
り、そのピンをケースの一方の孔より上方に突出させる
ことができ、ピンを縦框見込方向一側と他側に移動でき
る。したがって、このピポットヒンジを用いることで扉
をドア枠に左右勝手ちがいに取付けることが可能とな
る。
【0073】第7の発明によれば、ケースの一部分を外
すことでピンを操作部材に沿って移動でき、そのピンを
確実に移動できる。
【0074】第8の発明によれば、ピンを一方のピン挿
入穴より抜き出して他方のピン挿入穴に挿入することで
ピンの位置を変更でき、その操作が極めて簡単となる。
【0075】第9の発明によれば、ピンケースに対して
軸支ピンが上下動するし、その軸支ピンを下方に移動で
きるから、このピボットヒンジを用いて扉をドア枠に取
付けた場合に軸支ピンをドア枠側から外して扉を外すこ
とが可能となる。しかも、ピンケースと軸支ピンと弾性
部材を一度にピン挿入穴から抜き出したり、再び挿入し
たりできるので、その操作が簡単となる。
【0076】第10の発明によれば、ピンを持ってピン
取付部材を回転することでピンの位置を変更でき、この
操作が簡単となるし、構造が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の横断面図である。
【図2】本発明の実施例を示すドアの全体正面図であ
る。
【図3】ドアの縦断面図である。
【図4】ドアの横断面図である。
【図5】上部ピン支承部材の斜視図である。
【図6】ピポットヒンジの第1実施例を示す分解斜視図
である。
【図7】ピポットヒンジの側面図である。
【図8】ピポットヒンジの正面図である。
【図9】ピポットヒンジの縦断面図である。
【図10】下部ピン取付部材と下部ピン支承部材の斜視
図である。
【図11】錠受けの正面図である。
【図12】錠受けの側面図である。
【図13】カバーの斜視図である。
【図14】ピポットヒンジの第2実施例を示す正面図で
ある。
【図15】図14のA−A断面図である。
【図16】ピポットヒンジの第3実施例を示す縦断面図
である。
【図17】スプリングの斜視図である。
【図18】ピポットヒンジの第4実施例を示す分解斜視
図である。
【図19】ピポットヒンジの正面図である。
【図20】ピポットヒンジの平面図である。
【図21】ピポットヒンジの側面図である。
【図22】ピポットヒンジの第5実施例を示す正面図で
ある。
【図23】ピポットヒンジの平面図である。
【図24】縦溝形状の説明図である。
【図25】ピポットヒンジの第6実施例を示す縦断面図
である。
【図26】ピポットヒンジの平面図である。
【符号の説明】
1…上枠、2…下枠、3…縦枠、4…サッシ枠、5…上
框、6…下框、7…縦框、8…パネル、9…扉、16…
上部ピン支承部材、24…下部ピン取付部材、27…下
のピン、50…ピポットヒンジ、51…上のピン、52
…下部ピン支承部材、53…ピン支承穴、60…開口、
63…カバー、64…杆体、70…ケース、77…ピン
挿入穴、79…操作部材、82…スプリング、90…錠
受け、103…スプリング、110…ピン挿入穴、11
1…縦溝、112…ピンケース、113…軸支ピン、1
14…圧縮スプリング、121…ピン挿入穴、122…
縦溝、123…ストッパ用縦溝、125…圧縮スプリン
グ、131…ピン挿入穴、132…ピン取付部材、13
3…スプリング。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠と下枠と左右の縦枠を枠組みしたド
    ア枠に、上框と下框と左右の縦框を枠組みしその内部に
    パネルを装着した扉を、この扉の一方の縦框上下部と前
    記上枠、下枠を上下のピンにより面外方向に回動自在に
    連結したドアの扉取付構造において、 前記上下のピンを扉見込方向中央よりも扉開き側寄り位
    置としたことを特徴とするドアの扉取付構造。
  2. 【請求項2】 前記上下のピンを扉見込方向中央よりも
    扉開き側寄り位置と扉閉じ側寄り位置とに移動可能とし
    た請求項1記載のドアの扉取付構造。
  3. 【請求項3】 前記扉の一方の縦框上部に上のピンを取
    付け、前記上枠における扉閉じ側寄りの位置に上部ピン
    支承部材を面内方向及び面外方向に位置調整自在に取付
    け、 この上部ピン支承部材に前記上のピンを回転自在に支承
    した請求項1又は2記載のドアの扉取付構造。
  4. 【請求項4】 前記一方の縦框上部に取付けたケースに
    上のピンを縦框見込方向の両側位置に移動可能に取付
    け、この上のピンを回転可能に支承する上部ピン支承部
    材を上枠の長手方向両側部に取付け可能とし、 前記一方の縦框下部に、扉見込方向に離隔した一対の下
    向きに開口した一対のピン支承穴を有する下部ピン支承
    部材を取付け、 この1つのピン支承穴に回転可能に嵌合する下のピンを
    備えた下部ピン取付部材を、下枠の長手方向両端部に取
    付け可能とした請求項1又は2又は3記載のドアの扉取
    付構造。
  5. 【請求項5】 前記一方の縦框上部に取付けた上のピン
    を、上枠側に支承される上方位置と上枠側から外れる下
    方位置に亘って上下動自在で、かつ弾性部材によって上
    方位置に付勢し、 その一方の縦框の開き側縦板、閉じ側縦板に前記ピン部
    分と対向した開口を形成し、 この開口を閉塞するカバーに、前記上のピンを下方位置
    に移動する杆体を取付けた請求項1又は2又は3又は4
    記載のドアの扉取付構造。
  6. 【請求項6】 縦框に取付けられ上面に開口した一対の
    孔を縦框見込方向に離隔して有するケースと、 このケース内に上下動自在に設けられた操作部材と、 この操作部材に縦框見込方向に移動自在に支承され前記
    孔に嵌合するピンと、 前記操作部材を上方に付勢してピンを孔より上方に突出
    させる弾性部材を備え、 前記操作部材をピンが孔より下方に抜け出すまで下方に
    移動可能としたことを特徴とする扉取付用ピポットヒン
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記ケースにおける一対の孔を有する一
    部分を着脱自在とした請求項6記載の扉取付用ピポット
    ヒンジ。
  8. 【請求項8】 縦框に取付けられ上面に開口した一対の
    ピン挿入穴を縦框見込方向に離隔して有するケースと、 前記ピン挿入穴に着脱自在なるピンより構成したことを
    特徴とする扉取付用ピポットヒンジ。
  9. 【請求項9】 前記ピン挿入穴内に着脱自在に取付けら
    れるピンケースと、このピンケースに嵌合された軸支ピ
    ンと、この軸支ピンを上方に付勢してピンケースより上
    方に突出させる弾性部材とにより前記ピンとし、 前記軸支ピンを弾性部材を抗してピンケース内に収納す
    る手段を設けた請求項8記載の扉取付用ピポットヒン
    ジ。
  10. 【請求項10】 縦框に取付けられ上面に開口した円弧
    状のピン挿入穴を有するケースと、 このケース内に回転及び上下動自在に設けられたピン取
    付部材と、 このピン取付部材に取付けられて前記ピン挿入穴に挿通
    するピンと、 前記ピン取付部材を上方に付勢してピンをピン挿入穴よ
    り上方に突出させる弾性部材より構成したことを特徴と
    する扉取付用ピポットヒンジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011214218A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Aisin Kiko Co Ltd サッシ部品固定裏板、サッシ部品取付構造及びサッシ部品取付方法

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