JPH09142761A - エレベータ用巻上機 - Google Patents

エレベータ用巻上機

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JPH09142761A
JPH09142761A JP30568195A JP30568195A JPH09142761A JP H09142761 A JPH09142761 A JP H09142761A JP 30568195 A JP30568195 A JP 30568195A JP 30568195 A JP30568195 A JP 30568195A JP H09142761 A JPH09142761 A JP H09142761A
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JP
Japan
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sheave
hoisting machine
brake
bed
yoke
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Application number
JP30568195A
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English (en)
Inventor
Moriya Kawaguchi
守弥 川口
Yuji Nakanishi
悠二 中西
Takeshi Hotta
剛 堀田
Nobuhiro Sudo
信博 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸の支持スパンが長くなり、その径が大きく
なり、これに関連する各部の形状、重量が増大してエレ
ベータ用巻上機が大形化するという問題点があった。 【解決手段】 電動機を、軸の突出部分15aの外周に
一体に取り付けられたヨーク21とこのヨーク21の外
周面に周方向に沿って所定の間隔で取り付けられた希土
類永久磁石からなる磁極22とを有する回転子23およ
びこの回転子23の外周に対向して配設された電機子2
5とフレーム26とからなる固定子24を備えた同期電
動機13とした。 【効果】 軸長が低減するとともに、損失も減少し、コ
ンパクト化が実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエレベータ用巻上
機に係り、特にその小型、軽量を図る技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5および図6は例えば特開昭57−9
8484号公報に記載された従来のエレベータ用巻上機
を示す図である。先ず、図5において、1は基礎上に設
置されたベッド、2は支持台1aを介してベッド1に取
り付け固定された軸受、3は直流電動機またはカゴ形誘
導電動機を使用した電動機で、その固定子3aの部分で
ベッド1に取り付け固定されている。4は電動機3の一
端に取り付けられた軸受、5は軸受2と4とに回転可能
に取り付けられた軸で、電動機3の回転子3bがこの軸
5に一体に取り付けられている。6は軸5に一体に取り
付けられた綱車、7および8は綱車6の回転に制動をか
けるブレーキドラムおよび電磁ブレーキ装置、9は綱車
6に巻き付けられたロープ、10はロープ9に吊持され
たカゴ等の昇降体である。
【0003】次に、図6の巻上機は軸5の長さを短くす
るべく、電動機3を綱車6から離し、いわゆる片持ち支
持の構造としたものである。電動機3の固定子は図中右
方の軸受2に取り付けられた取付板2aを介して取り付
け固定されている。他は、図5と同様であり、同図と同
一または相当する部分に同一の符号を付して説明は省略
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータ用巻
上機は以上のように構成されており、例えば、図5に示
すものでは、電動機3の回転子3bはその両端が軸受
2、4で支持された軸5に一体に取り付けられ安定した
構造となるが、綱車6を介して昇降体10の荷重がかか
る軸5の支持スパンが長くなり、軸5の径が大きくな
り、これに関連する各部の形状、重量が増大するという
問題点があった。
【0005】一方、例えば、図6に示すエレベータ用巻
上機は、綱車6およびブレーキドラム7のみを軸受2、
2間で支持するようにしたので、昇降体10の荷重がか
かる軸5の部分の支持スパンが短くなり、その径を小さ
くすることが可能となる。しかし、従来の電動機3の回
転子3bは、積層された電磁鋼板に形成された溝内に導
体を収容してなる構造のため、その軸方向寸法を一定以
上小さくすることは一般に困難または不経済となり、図
6に示すような片持ち支持構造は比較的小容量の範囲に
その適用が限られていた。もっとも、回転子の両端がそ
れ自体に設けられた軸受で支持される通例の電動機を使
用する場合は、上記した容量の制限はないが、同一容量
ではその軸方向寸法が長くなり、巻上機としての外形の
増大は免れない。
【0006】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、図5に示すように電動機と綱車
とを隣設する場合にも、また電動機を綱車から離してい
わゆる片持ちで支持する場合にも、小形軽量のエレベー
タ用巻上機を得ることができるようにすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るエレベー
タ用巻上機は、その電動機を、軸の一端の外周に一体に
取り付けられたヨークとこのヨークの外周面に周方向に
沿って所定の間隔で取り付けられた永久磁石片からなる
磁極とを有する回転子およびベッドに取り付け固定され
上記回転子の外周に対向して配設された固定子からなる
同期電動機としたものである。
【0008】また、請求項2に係るエレベータ用巻上機
は、その電動機を、綱車の軸方向一端の側板の外周を円
筒状に延在させて形成されたヨークとこのヨークの外周
面に周方向に沿って所定の間隔で取り付けられた永久磁
石片からなる磁極とを有する回転子、およびベッドに取
り付け固定され上記回転子の外周面に対向して配設され
た固定子からなる同期電動機としたものである。
【0009】また、請求項3に係るエレベータ用巻上機
は、その電動機を、綱車の軸方向一端の側板の外周を円
筒状に延在させて形成されたヨークとこのヨークの内周
面に周方向に沿って所定の間隔で取り付けられた永久磁
石片からなる磁極とを有する回転子、およびベッドに取
り付け固定され上記回転子の内周面に対向して配設され
た固定子からなる同期電動機としたものである。
【0010】また、請求項4に係るエレベータ用巻上機
は、請求項2または3において、その綱車とヨークと
を、球状黒鉛鋳鉄の鋳造一体成形品としたものである。
【0011】また、請求項5に係るエレベータ用巻上機
は、請求項1ないし4のいずれかにおいて、そのブレー
キ装置を、綱車の軸方向端いずれか一方の側板を径方向
外方へ延在させて形成されたブレーキディスクと、この
ブレーキディスクに対してその軸方向両側から接離可能
に構成されたブレーキパッドと、ベッドに取り付け固定
され上記ブレーキパッドを駆動するブレーキ駆動装置と
から構成したものである。
【0012】また、請求項6に係るエレベータ用巻上機
は、請求項1において、そのブレーキ装置を、ヨークを
軸方向に円筒状に延在させて形成されたブレーキ筒と、
このブレーキ筒に対してその径方向両側から接離可能に
構成されたブレーキパッドと、ベッドに取り付け固定さ
れ上記ブレーキパッドを駆動するブレーキ駆動装置とか
ら構成したものである。
【0013】また、請求項7に係るエレベータ用巻上機
は、請求項1ないし6のいずれかにおいて、その電動機
の磁極を、希土類磁石で構成するとともに、綱車に必要
な回転数がギアレスで得られるよう、上記磁極数を設定
したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1における
エレベータ用巻上機を示す図である。図において、11
は基礎上に設置されたベッド、12はベッド11に取り
付け固定された軸受、15は軸受12、12に回転可能
に取り付けられた軸、16は軸受12、12の間の軸1
5に一体に取り付けられた綱車で、その右端側板は径方
向外方へ延在してブレーキディスク17を構成してい
る。18はこのブレーキディスク17に対してその軸方
向両側(表裏)から接離可能に構成されたブレーキパッ
ドで、ブレーキディスク17の周方向2個所に設けられ
ている。19はブレーキパッド18を軸方向に駆動して
制動の動作、解除を行うブレーキ駆動装置としての電磁
ブレーキ装置(または油圧ブレーキ装置)で、軸受12
を介してベッド11に取り付け固定されている。そし
て、ブレーキディスク17、ブレーキパッド18および
電磁ブレーキ装置19によりディスクブレーキ装置20
を構成する。
【0015】21は軸15の軸受12から左方へ突出し
た部分15aの外周に一体に取り付けられたヨークで、
例えば、球状黒鉛鋳鉄のFCDダクタイル鋳鉄で形成さ
れる。22はヨーク21の外周面に周方向に沿って所定
の間隔で取り付けられた永久磁石片からなる磁極であ
る。そしてヨーク21と磁極22とにより回転子23を
構成する。
【0016】24は回転子23の外周に対向して配設さ
れた固定子で、積層した電磁鋼板と固定子コイルとから
なる電機子25およびフレーム26から構成され、軸受
12を介してベッド11に取り付け固定されている。そ
して、上記構造の回転子23および固定子24により、
同期電動機13を構成する。ここで、回転子磁極とする
永久磁石片には希土類磁石を使用し、磁極数としては、
綱車16に必要な回転数がギアレスで得られるよう、例
えば16〜20Pに設定される。
【0017】巻上機としての動作は従来と同様である
が、駆動源として、回転子磁極に希土類永久磁石を使用
した同期電動機13としたので、いわゆる多極設計の採
用が容易となり、軸長を大幅に短縮することが可能とな
る。従って、電動機の片持ち支持において、軸の突出部
分15aにかかるモーメントが低減し、その径寸法の低
減が可能となる。
【0018】また、永久磁石の採用により、抵抗損失が
固定子側のみの損失ですむため効率が改善される。更
に、同期電動機であるため、誘導機のように多極化に伴
う力率悪化の問題もなく高力率運転が可能となり、誘導
機を使用した場合に比較して、電源容量を約15%以上
低減することができる。
【0019】また、綱車16の側板自体をブレーキディ
スク17として利用するディスクブレーキ装置20を採
用したので、従来のブレーキドラムタイプのものに比較
して、軸長が低減するとともに重量、コストの低減が可
能となる。更に、ブレーキパッド18を周方向に2組設
けたので、軸長を増やすことなく、必要なブレーキ力が
得られる。
【0020】なお、実施の形態1を採用して実際に製作
した試作機を従来品と比較した結果を以下に記す。即
ち、40KW定格の具体例で比較した場合、従来の直流
電動機を使用した巻上機の重量2,400Kg、軸長
1,325mm、同じく従来の誘導電動機を使用した巻
上機の重量2,690Kg、軸長1,445mmに対
し、この発明による試作巻上機の重量は1,600K
g、軸長は1,000mmと重量、寸法の大幅な低減、
コンパクト化が実証された。
【0021】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2におけるエレベータ用巻上機を示すもので、以下、
実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。27は軸
15の突出部分15aの外周に一体に取り付けられたヨ
ークで、ここではその外周部分を更に軸方向に円筒状に
延在させることによりブレーキ筒28が一体に形成され
ている。そして、このヨーク27と永久磁石の磁極22
とにより回転子23を構成する。18はブレーキ筒28
に対してその径方向両側から接離可能に構成されたブレ
ーキパッドで、ブレーキ筒28の周方向2個所に設けら
れている。19はブレーキパッド18を径方向に駆動し
て制動の動作、解除を行う電磁ブレーキ装置である。そ
して、ブレーキ筒28、ブレーキパッド18および電磁
ブレーキ装置19によりディスクブレーキ装置20を構
成する。
【0022】以上のように、この実施の形態2において
は、同期電動機13の回転子とディスクブレーキ装置2
0のブレーキディスクに相当するブレーキ筒とを一体の
構造のものとしたので、部品点数が減り、形態1と同
様、小形軽量のエレベータ用巻上機が得られる。なお、
FCDダクタイル鋳鉄を使用してヨーク27およびブレ
ーキ筒28を、鋳造一体成形品で製造することにより、
高い機械的強度をそなえるとともに、生産効率を高めて
コスト低減を図ることができる。
【0023】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3におけるエレベータ用巻上機を示すもので、綱車と
電動機とディスクブレーキ装置とを一体化して一層の小
形軽量コンパクト化を実現したものである。即ち、図に
おいて、綱車16の左端側板は図1の場合と同様にブレ
ーキディスク17として機能し、このブレーキディスク
17とブレーキパッド18および電磁ブレーキ装置19
とによりディスクブレーキ装置20を構成する。
【0024】更に、綱車16の右端側板はその外周部分
を円筒状に延在させることによりヨーク29が一体に形
成されている。そして、このヨーク29の外周面に周方
向に沿って所定の間隔で永久磁石からなる磁極22が取
り付けられ回転子23を構成する。そして、この回転子
23の外周面に対向して電機子25およびフレーム26
からなる固定子24が設けられている。
【0025】以上のようにこの実施の形態3において
は、綱車16の両側板をそれぞれブレーキディスクおよ
び回転子のヨークと一体化したので、同期電動機13の
駆動力が軸15を介さず直接綱車16に伝達され、ま
た、部品点数が削減され、一層のコンパクト化が可能と
なる。更に、この一体化した綱車16を、FCDダクタ
イル鋳鉄を使用した鋳造一体成形品で製造するようにす
れば、高い機械的強度が得られるとともに、生産性が向
上しコストが低減する。
【0026】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4におけるエレベータ用巻上機を示すもので、綱車1
6と一体に構成する回転子23を固定子24の外周側に
配置する点が実施の形態3と異なるのみであり、詳細な
説明は省略するが、永久磁石の磁極22がヨーク29の
内周側に取り付けられるので、回転時の遠心力に対する
条件が緩和され、磁極22の取り付けがより安定したも
のになる利点がある。なお、形態3、4の選択、即ち、
回転子23と固定子24との径方向の配置は、例えば、
綱車16に課せられるトルクの大きさや回転数、更には
その他の寸法制限等を考慮して決定されることになる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係るエレベー
タ用巻上機においては、その電動機を、軸の一端の外周
に一体に取り付けられたヨークとこのヨークの外周面に
周方向に沿って所定の間隔で取り付けられた永久磁石片
からなる磁極とを有する回転子および上記ベッドに取り
付け固定され上記回転子の外周に対向して配設された固
定子からなる同期電動機としたので、電動機の軸長の低
減が可能となり、巻上機としてのコンパクト化が実現す
る。
【0028】また、請求項2に係るエレベータ用巻上機
においては、その電動機を、綱車の軸方向一端の側板の
外周を円筒状に延在させて形成されたヨークとこのヨー
クの外周面に周方向に沿って所定の間隔で取り付けられ
た永久磁石片からなる磁極とを有する回転子、および上
記ベッドに取り付け固定され上記回転子の外周面に対向
して配設された固定子からなる同期電動機としたので、
綱車と電動機との一体化が可能となり、部品点数が削減
され、一層のコンパクト化が実現する。
【0029】また、請求項3に係るエレベータ用巻上機
においては、その電動機を、綱車の軸方向一端の側板の
外周を円筒状に延在させて形成されたヨークとこのヨー
クの内周面に周方向に沿って所定の間隔で取り付けられ
た永久磁石片からなる磁極とを有する回転子、および上
記ベッドに取り付け固定され上記回転子の内周面に対向
して配設された固定子からなる同期電動機としたので、
綱車と電動機との一体化が可能となり、部品点数が削減
され一層のコンパクト化が実現するとともに、磁極の取
り付けがより安定したものとなる。
【0030】また、請求項4に係るエレベータ用巻上機
においては、その綱車とヨークとを、球状黒鉛鋳鉄の鋳
造一体成形品としたので、高い機械的強度をそなえると
ともに、生産効率が高まりコスト低減が可能となる。
【0031】また、請求項5に係るエレベータ用巻上機
においては、そのブレーキ装置を、綱車の軸方向端いず
れか一方の側板を径方向外方へ延在させて形成されたブ
レーキディスクと、このブレーキディスクに対してその
軸方向両側から接離可能に構成されたブレーキパッド
と、ベッドに取り付け固定され上記ブレーキパッドを駆
動するブレーキ駆動装置とから構成したので、綱車とブ
レーキディスクとの一体化が可能となり、部品点数が削
減され一層のコンパクト化が実現する。
【0032】また、請求項6に係るエレベータ用巻上機
においては、そのブレーキ装置を、ヨークを軸方向に円
筒状に延在させて形成されたブレーキ筒と、このブレー
キ筒に対してその径方向両側から接離可能に構成された
ブレーキパッドと、ベッドに取り付け固定され上記ブレ
ーキパッドを駆動するブレーキ駆動装置とから構成した
ので、電動機とブレーキ筒との一体化が可能となり、部
品点数が削減され一層のコンパクト化が実現する。
【0033】また、請求項7に係るエレベータ用巻上機
においては、その電動機の磁極を、希土類磁石で構成す
るとともに、綱車に必要な回転数がギアレスで得られる
よう、上記磁極数を設定したので、巻上機に必要な回転
数の設定と軸長の低減を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるエレベータ
用巻上機を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2におけるエレベータ
用巻上機を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3におけるエレベータ
用巻上機を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態4におけるエレベータ
用巻上機を示す図である。
【図5】 従来のエレベータ用巻上機を示す図である。
【図6】 図5とは異なる従来のエレベータ用巻上機を
示す図である。
【符号の説明】
11 ベッド、12 軸受、13 同期電動機、15
軸、16 綱車、17 ブレーキディスク、18 ブレ
ーキパッド、19 電磁ブレーキ装置、20 ディスク
ブレーキ装置、21 ヨーク、22 磁極、23 回転
子、24 固定子、27 ヨーク、28 ブレーキ筒、
29 ヨーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 信博 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド、このベッドに取り付け固定され
    た軸受を介して回転可能に取り付けられた軸、この軸に
    一体に取り付けられた綱車、上記綱車を回転駆動する電
    動機、および上記綱車の回転に制動をかけるブレーキ装
    置を備えたエレベータ用巻上機において、 上記電動機を、上記軸の一端の外周に一体に取り付けら
    れたヨークとこのヨークの外周面に周方向に沿って所定
    の間隔で取り付けられた永久磁石片からなる磁極とを有
    する回転子および上記ベッドに取り付け固定され上記回
    転子の外周に対向して配設された固定子からなる同期電
    動機としたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
  2. 【請求項2】 ベッド、このベッドに取り付け固定され
    た軸受を介して回転可能に取り付けられた軸、この軸に
    一体に取り付けられた綱車、上記綱車を回転駆動する電
    動機、および上記綱車の回転に制動をかけるブレーキ装
    置を備えたエレベータ用巻上機において、 上記電動機を、上記綱車の軸方向一端の側板の外周を円
    筒状に延在させて形成されたヨークとこのヨークの外周
    面に周方向に沿って所定の間隔で取り付けられた永久磁
    石片からなる磁極とを有する回転子、および上記ベッド
    に取り付け固定され上記回転子の外周面に対向して配設
    された固定子からなる同期電動機としたことを特徴とす
    るエレベータ用巻上機。
  3. 【請求項3】 ベッド、このベッドに取り付け固定され
    た軸受を介して回転可能に取り付けられた軸、この軸に
    一体に取り付けられた綱車、上記綱車を回転駆動する電
    動機、および上記綱車の回転に制動をかけるブレーキ装
    置を備えたエレベータ用巻上機において、 上記電動機を、上記綱車の軸方向一端の側板の外周を円
    筒状に延在させて形成されたヨークとこのヨークの内周
    面に周方向に沿って所定の間隔で取り付けられた永久磁
    石片からなる磁極とを有する回転子、および上記ベッド
    に取り付け固定され上記回転子の内周面に対向して配設
    された固定子からなる同期電動機としたことを特徴とす
    るエレベータ用巻上機。
  4. 【請求項4】 綱車とヨークとを、球状黒鉛鋳鉄の鋳造
    一体成形品としたことを特徴とする請求項2または3に
    記載のエレベータ用巻上機。
  5. 【請求項5】 ブレーキ装置を、綱車の軸方向端いずれ
    か一方の側板を径方向外方へ延在させて形成されたブレ
    ーキディスクと、このブレーキディスクに対してその軸
    方向両側から接離可能に構成されたブレーキパッドと、
    ベッドに取り付け固定され上記ブレーキパッドを駆動す
    るブレーキ駆動装置とから構成したことを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれかに記載のエレベータ用巻上
    機。
  6. 【請求項6】 ブレーキ装置を、ヨークを軸方向に円筒
    状に延在させて形成されたブレーキ筒と、このブレーキ
    筒に対してその径方向両側から接離可能に構成されたブ
    レーキパッドと、ベッドに取り付け固定され上記ブレー
    キパッドを駆動するブレーキ駆動装置とから構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベータ用巻上機。
  7. 【請求項7】 電動機の磁極を、希土類磁石で構成する
    とともに、綱車に必要な回転数がギアレスで得られるよ
    う、上記磁極数を設定したことを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれかに記載のエレベータ用巻上機。
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