JP2002020063A - エレベータ用巻上機 - Google Patents

エレベータ用巻上機

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JP2002020063A
JP2002020063A JP2000206009A JP2000206009A JP2002020063A JP 2002020063 A JP2002020063 A JP 2002020063A JP 2000206009 A JP2000206009 A JP 2000206009A JP 2000206009 A JP2000206009 A JP 2000206009A JP 2002020063 A JP2002020063 A JP 2002020063A
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stator
sheave
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Kunikazu Machida
邦和 町田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定子の取り付け作業を容易にし組立時間の
短縮が可能なエレベータ用巻上機を提供する。 【解決手段】 一対の軸受22、23により支承される
綱車25と、綱車25に連結され軸受の一方23の綱車
25とは異なる側に配設される回転子29と、両側にク
ランパ31を有し回転子29を囲繞するように配置され
回転子29と協働して綱車25を駆動するモータ34を
構成する固定子33と、一方の軸受23より固定子33
側に延出され固定子33を支持するとともに固定子33
との間に通風路36を形成する円筒状の固定子支持部材
35とを備えたエレベータ巻上機において、固定子支持
部材35が軸受23と分離可能に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエレベータ用巻上
機に係り、特に駆動モータが強制冷却方式における固定
子取付部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5はこの種の従来のエレベータ用巻上
機の構成を示す部分断面した正面図、図6は図5におけ
る線VI−VIに沿った断面図である。図において、1
は基礎上に設置されたベッド、2、3はそれぞれ所定の
間隔を介しベッド1に取り付け固定された軸受、4は軸
受2、3に回転可能に取り付けられた軸、5は軸受2、
3間の軸4に嵌着して一体化された綱車、6は綱車5の
一側で径方向外方に延在して両面に摺動面が形成された
ブレーキディスク、7はブレーキディスク6の摺動面に
対してその軸方向両側から接離可能に構成されたブレー
キパッド、8はブレーキパッド7を軸方向に駆動して制
動の動作、解除を行うブレーキ駆動装置、9は軸受3を
介し綱車5と異なる側の軸4に配設された回転子、10
は回転子9を囲繞するように所定の空隙を介して同心状
に配置される固定子コア、11は固定子コア10の両側
に配置されたクランパ、11aはクランパ11に設けら
れた通気孔、12は固定子コア10に巻装された固定子
コイルで、これら10ないし12で固定子13が構成さ
れ、回転子9と協働して綱車5を駆動するモータとして
の同期電動機14をなしている。15は軸受3より固定
子13側に一体化(鋳造)して延出され、固定子13を
支持するとともに固定子13との間に軸方向に貫通する
通風路16を形成する円筒状の固定子支持部材、17は
軸受3の上部に配置され通風路16に通気する電動送風
機である。
【0003】このように構成されたエレベータ用巻上機
は、まず、ブレーキ駆動装置8が制動解除され、駆動モ
ータ14の運転で綱車5が回転することにより、綱車5
に巻き付けられたロープ(図示せず)に吊持されたカゴ
等の昇降体(図示せず)が昇降する。次に昇降体を停止
する場合は駆動モータ14を停止させ、同時にブレーキ
駆動装置8を制動方向に動作させて、ブレーキパッド7
をブレーキディスク6の摺動面に圧接させブレーキディ
スク6に制動をかけ昇降体を所定位置に停止させる。ま
た、綱車5を回転させる駆動モータ14は、運転時電動
送風機17によって通風路16に矢印のように強制的に
冷却風が通過して固定子13がその背面より冷却され温
度上昇がおさえられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の強制冷却方式の
駆動モータを備えたエレベータ用巻上機は上記のように
軸受3と固定子支持部材15が鋳造品で一体化して構成
されているので、固定子13と固定子支持部材15に焼
嵌により取り付ける際、固定子支持部材15を加熱し固
定子13との嵌合径を広げることが必要で、固定子支持
部材15と一体されている軸受3も同時に加熱すること
になり、その作業が大がかりでかつ時間を要する。さら
に一体化されていることで鋳物質量も大きく高価である
などの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、駆動モータの固定子の取り
付け作業を容易にし組立時間の短縮が可能なエレベータ
用巻上機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るエレベータ用巻上機は、一対の軸受により支承される
綱車と、綱車に連結され軸受の一方の綱車とは異なる側
に配設される回転子と、両側にクランパを有し回転子を
囲繞するように配置され回転子と協働して綱車を駆動す
るモータを構成する固定子と、一方の軸受より固定子側
に延出され固定子を支持するとともに固定子との間に通
風路を形成する円筒状の固定子支持部材とを備えたエレ
ベータ巻上機において、固定子支持部材が軸受と分離可
能に形成されているものである。
【0007】また、この発明の請求項2に係るエレベー
タ用巻上機は、請求項1において、固定子のクランパ外
周と固定子支持部材の内周との間に隙間を形成したもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図について説明する。図1はこの発明の実
施の形態1によるエレベータ用巻上機の構成を示す部分
断面した正面図、図2は図1における線II−IIに沿
った断面図である。図において、21は基礎上に設置さ
れたベッド、22、23はそれぞれ所定の間隔を介しベ
ッド21に取り付け固定された軸受、24は軸受22、
23に回転可能に取り付けられた軸、25は軸受23、
24間の軸24に嵌着して一体化された綱車、26は綱
車25の一側で径方向外方に延在して両面に摺動面が形
成されたブレーキディスク、27はブレーキディスク2
6の摺動面に対してその軸方向両側から接離可能に構成
されたブレーキパッド、28はブレーキパッド27を軸
方向に駆動して制動の動作、解除を行うブレーキ駆動装
置、29は軸受23を介し綱車25と異なる側の軸24
に配設された回転子、30は回転子29を囲繞するよう
に所定の空隙を介して同心状に配置される固定子コア、
31は固定子コア30の両側に配置されたクランパ、3
1aはクランパ31に設けられた通気孔、32は固定子
コア30に巻装された固定子コイルでこれら30ないし
32で固定子33が構成され、回転子29と協働して綱
車25を駆動するモータとしての同期電動機34をなし
ている。35は軸受23より固定子33側に延出され固
定子33を支持するとともに、固定子33との間に通風
路36を形成する円筒状でかつ、軸受23と締付ボルト
(図示せず)結合で分離可能に構成された固定子支持部
材、37は軸受23の上部に配置され通風路36に通気
する電動送風機である。
【0009】このように実施の形態1によれば、軸受2
3と固定子支持部材35を分離できるように締付ボルト
によって結合し一体化するようにしたので、固定子33
の組み込み作業が容易で組立時間の短縮ができる。ま
た、軸受23の部分のみを鋳物にすることで鋳物質量を
大幅に小さくでき総合的に安価にすることが可能とな
る。
【0010】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2におけるエレベータ用巻上機の構成を示す部分断面
した正面図、図4は図3における線IV−IVに沿った
断面図である。図において、実施の形態1におけると同
様な部分は同一符号を付してその説明は省略する。38
は外周と固定子支持部材35の内周との間に隙間を形成
し固定子コア30の両側に配置されたクランパで、これ
ら30、32、38で固定子39が構成される。
【0011】このように実施の形態2によれば、固定子
39のクランパ38の外周と固定子支持部材35の内周
との間に隙間を形成するようにしたので実施の形態1に
比較して冷却風の通風路36を広く確保することができ
固定子39の冷却効果を高めることが可能であり、ま
た、クランパ38の形状も簡素化され安価にすることが
可能である。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、一対の軸受により支承される綱車と、綱車に連結さ
れ軸受の一方の綱車とは異なる側に配設される回転子
と、両側にクランパを有し回転子を囲繞するように配置
され回転子と協働して綱車を駆動するモータを構成する
固定子と、一方の軸受より固定子側に延出され固定子を
支持するとともに固定子との間に通風路を形成する円筒
状の固定子支持部材とを備えたエレベータ巻上機におい
て、固定子支持部材が軸受と分離可能に形成されている
ので、固定子を固定子支持部材に取り付けるのを容易に
し組立時間の短縮が可能なエレベータ用巻上機を提供す
ることができる。
【0013】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、固定子のクランパ外周と固定子支持部材
の内周との間に隙間を形成したので、固定子の冷却効果
をさらに高めることが可能なエレベータ用巻上機を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるエレベータ
用巻上機の構成を示す部分断面した正面図である。
【図2】 図1における線II−IIに沿った断面図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態2におけるエレベータ
用巻上機の構成を示す部分断面した正面図である。
【図4】 図3における線IV−IVに沿った断面図で
ある。
【図5】 従来のエレベータ用巻上機の構成を示す部分
断面した正面図である。
【図6】 図5における線VI−VIに沿った断面図で
ある。
【符号の説明】
22 軸受、23 軸受、24 軸、25 綱車、29
回転子、30 固定子コア、31 クランパ、31a
通気穴、33 固定子、34 同期電動機(モー
タ)、35 固定子支持部材、36 通風路、38 ク
ランパ、39 固定子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の軸受により支承される綱車と、上
    記綱車に連結され上記軸受の一方の上記綱車とは異なる
    側に配設される回転子と、両側にクランパを有し上記回
    転子を囲繞するように配置され上記回転子と協働して上
    記綱車を駆動するモータを構成する固定子と、上記一方
    の軸受より上記固定子側に延出され上記固定子を支持す
    るとともに上記固定子との間に通風路を形成する円筒状
    の固定子支持部材とを備えたエレベータ巻上機におい
    て、上記固定子支持部材が上記軸受と分離可能に形成さ
    れていることを特徴とするエレベータ巻上機。
  2. 【請求項2】 固定子のクランパ外周と固定子支持部材
    の内周との間に隙間を形成したことを特徴とする請求項
    1記載のエレベータ巻上機。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51132505U (ja) * 1975-04-18 1976-10-25
JPS617185A (ja) * 1984-06-22 1986-01-13 株式会社東芝 エレベ−タ用巻上装置
JPS61273486A (ja) * 1985-05-27 1986-12-03 株式会社東芝 エレベ−タ用巻上機
JPH09142761A (ja) * 1995-11-24 1997-06-03 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用巻上機

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