JPH0914256A - 流体潤滑剤を流体軸受に与えるための方法および装置 - Google Patents

流体潤滑剤を流体軸受に与えるための方法および装置

Info

Publication number
JPH0914256A
JPH0914256A JP8167092A JP16709296A JPH0914256A JP H0914256 A JPH0914256 A JP H0914256A JP 8167092 A JP8167092 A JP 8167092A JP 16709296 A JP16709296 A JP 16709296A JP H0914256 A JPH0914256 A JP H0914256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
fluid
clearance space
lubricant
cap member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8167092A
Other languages
English (en)
Inventor
Carl D Williams
カール・ディ・ウィリアムス
Jackie Cordova
ジャッキー・コルドバ
Richard E Mills
リチャード・イー・ミルズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Quantum Corp
Original Assignee
Quantum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Quantum Corp filed Critical Quantum Corp
Publication of JPH0914256A publication Critical patent/JPH0914256A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C43/00Assembling bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N37/00Equipment for transferring lubricant from one container to another
    • F16N37/003Equipment for transferring lubricant from one container to another for filling bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/10Construction relative to lubrication
    • F16C33/1025Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
    • F16C33/103Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant retained in or near the bearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/10Construction relative to lubrication
    • F16C33/1025Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
    • F16C33/106Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
    • F16C33/1085Channels or passages to recirculate the liquid in the bearing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体潤滑剤を流体軸受に与える方法および関
連装置を提供する。 【解決手段】 流体潤滑剤で充填される対象の軸受(1
0)のクリアランス空間(26,28,30)が排気さ
れる。流体潤滑剤が次いでクリアランス空間に与えられ
る。一旦流体潤滑剤がクリアランス空間に与えられる
と、またはそれと同時に、クリアランス空間は周囲圧力
レベルにまで戻る。軸受内にトラップされた空気または
他の気体のどんなポケットも萎む。なぜならクリアラン
ス空間が周囲圧力レベルにまで戻るからである。この方
法は、多くの軸受が短期間で流体潤滑剤で充填され得る
ような大体積のアセンブリラインのようなプロセスに受
入れられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連特許への相互参照】この発明は、1989年1月
3日に発行された「流体軸受」のための米国特許第4,
795,275号、1991年11月26日に発行され
た「流体軸受」のための第5,067,528号、およ
び1992年5月12日に発行された「流体軸受」のた
めの第5,112,142号の主題に関する。これらの
特許はこの発明の譲受人であるカリフォルニア州ミルピ
ティスのクオンタム・コーポレイション(Quantum Corp
oration )に現在譲渡されている。これらの特許はここ
で具体的に引用により援用される。
【0002】
【発明の背景】この発明は一般に流体軸受に関する。よ
り特定的には、この発明は、流体潤滑剤を流体軸受に与
えるための方法および関連の装置に関する。
【0003】流体潤滑剤は、軸受の移動部分を分離する
クリアランス空間を充填するために軸受に与えられる。
流体潤滑剤が、この発明の教示に従ってクリアランス空
間を充填するために軸受に与えられるとき、軸受内のト
ラップされた空気のポケットに付随する問題は最小化さ
れる。特に、流体潤滑剤を軸受に与えている間に軸受内
にトラップされた空気のポケットは萎み、空気のポケッ
トの熱に関連した膨張は一旦萎むと、軸受が動作する間
に問題を提示しない。
【0004】多くのタイプの軸受および軸受アセンブリ
が、多くのさまざまなタイプの装置で用いられるように
販売されている。従来のラジアル軸受および従来の玉軸
受が、販売されていて広範囲に利用されている軸受のタ
イプの例である。
【0005】ディスクドライブアセンブリが軸受を用い
る装置の典型的な例である。ディスクドライブアセンブ
リとはコンピュータ大容量記憶装置であり、そこからデ
ータが読出され、かつ/またはそこにそのようなデータ
が書込まれ得る。一般に、ディスクドライブアセンブリ
は、1つ以上のランダムにアクセス可能な回転記憶媒体
またはディスクを含み、そこでデータがエンコードされ
る。ディスクの内径はハブに付けられ、これは、1対の
軸受、従来は玉軸受により固定のスピンドルシャフトに
回転するように結合される。軸受の対は典型的には、上
部軸受と下部軸受とで形成されている。
【0006】ディスクドライブアセンブリはますます高
さが低くなるように構成されているので、スピンドルシ
ャフトの長さ、および上部軸受と下部軸受との間の間隔
は減じられねばならない。つまり、ディスクドライブア
センブリの高さが低くなるので、それに比例してより短
いスピンドルシャフトが、低くなった高さのディスクド
ライブアセンブリ内に収容されねばならない。より短い
スピンドルシャフトが必要なので、軸受間の間隔はそれ
に対応して減じられねばならない。
【0007】上部玉軸受および下部玉軸受が、より短い
距離と、それに相伴うより小さな非反復性の振れ(NR
RO)および、より速いスピン速度への傾向とによって
間隔をおかれねばならないので、従来の玉軸受を引続き
使用することはますます問題になる。特に、軸受間のよ
り短い間隔は、その結果傾斜剛性を低減し、かつ揺れモ
ード振動数を低減し、これらのいずれかがもし深刻であ
れば、ディスクドライブアセンブリのドライブ故障を引
き起こす恐れがある。さらに、玉軸受に関連した潤滑剤
の膜の厚さは元々非常に薄く、この薄い潤滑剤膜によっ
て、玉軸受の表面の欠点および欠陥が減ることはほとん
どない。スピンドル軸受のスピン軸が描く、大量の反復
性の振れまたは反復性の経路のずれが結果として生じる
恐れがある。そのような振れおよび経路のずれは、もし
深刻であれば、ディスクドライブアセンブリへのダメー
ジも引き起こす。
【0008】前述の米国特許第4,795,275号、
5,067,528号、および5,112,142号す
べては流体軸受を開示している。あまり限定されてはい
ないが、そこに開示された軸受に類似の軸受は、ディス
クドライブアセンブリで用いられる従来の玉軸受に支持
されたスピンドルの固有の不利な点を克服するのに特に
有用である。
【0009】流体軸受は、軸受の摺動する金属表面間に
形成されたクリアランス空間に与えられる流体潤滑剤の
潤滑剤膜を含む。潤滑剤膜は高度の粘性減衰を与え、デ
ィスクドライブアセンブリで従来の玉軸受の代用として
用いられるとき、ディスクドライブアセンブリによっ
て、トラッキング性能が増大することを達成できる。ト
ラッキング性能が増大することは有利である。なぜな
ら、ディスクの駆動軌道密度が増大すること、したがっ
てディスクの記憶容量が増大することが可能になるから
である。それに加えて、潤滑剤膜はさらに、外部衝撃お
よび振動を弱める働きをする。
【0010】典型的には、一旦流体軸受が組立てられる
と、軸受の移動部分を分離するクリアランス空間を充填
するために潤滑剤が次いで与えられる。潤滑剤が与えら
れている間、軸受内に存在する空気または他の気体のポ
ケットは軸受内にトラップされる可能性がある。簡単に
するため、「空気」という言葉はここではどんな気体媒
体にも言及する。軸受が動作する間、熱が生じ、空気ポ
ケットの熱膨張特性によって、熱の発生に反応して空気
ポケットの体積の寸法が増大する。そのように空気ポケ
ットの体積寸法が増大することによって、空気ポケット
が膨張した結果、潤滑剤が軸受から押し出される恐れが
ある。したがって、潤滑剤を軸受に与えている間、軸受
内の空気のポケットのトラッピングを最小化するために
注意を払わなければならない。
【0011】この発明の重大な改善点が進歩したのは流
体軸受に対するこれらの考慮および他の背景的な情報に
関してである。
【0012】
【発明の概要】この発明は、流体潤滑剤を流体軸受に与
える方法、およびその方法を実現するための関連の装置
を有利に提供する。流体潤滑剤を軸受に与えている間に
軸受内にトラップされた空気のポケットは非常に小さな
体積に萎む。
【0013】この発明の方法および装置は、短時間で多
くの流体軸受に流体潤滑剤を与えることが可能であり、
アセンブリラインのようなプロセスに受入れられる。潤
滑剤をそこに与えている間に軸受内にトラップされるど
んな空気のポケットも萎み、それによって、軸受が動作
する間に軸受内にトラップされた空気の熱膨張に付随す
る問題は回避される。軸受内に保持された空気のポケッ
トに付随する他の問題もさらに回避される。たとえば、
軸受部分のキャビテーションが回避される。
【0014】したがって、この発明に従って、流体潤滑
剤を流体軸受に与えるための方法および関連の装置が開
示される。流体軸受のクリアランス空間が軸受の軸受部
分を分離し、少なくとも1つの通路が軸受の外面にまで
延びる。クリアランス空間のクリアランス空間圧力レベ
ルは、周囲圧力レベルに対して、低減された圧力レベル
にまで低減される。次いで、流体潤滑剤がクリアランス
空間に与えられ、クリアランス空間圧力レベルは、低減
された圧力レベルよりも上のレベルにまで戻る。
【0015】この発明のより完全な応用例およびその範
囲は、以下に簡潔に要約された添付図面、この発明の現
在好ましい実施例の以下の詳細な説明、および前掲の特
許請求の範囲から得られる。
【0016】
【好ましい実施例の詳細な説明】図1は、この発明の実
施例が動作する間に流体潤滑剤が与えられ得る軸受の典
型的な例である、包括的に10で図示される流体軸受を
示す。最初に注目すべきことは、軸受10が単に例示の
流体軸受であり、かつ流体軸受の多くの他の構造体に流
体潤滑剤を与えるためにこの発明の教示を利用すること
ができるということである。
【0017】軸受10は外部スリーブ12を含む。外部
スリーブ12は、減じられた内径の内側部分14を含
む。シャフト16がスリーブ12内に位置決めされ、シ
ャフト16とスリーブ12との間の相対的な回転運動が
可能になる。シャフト16は固定の位置に保持され、か
つ外部スリーブ12は回転し得る。その代わりとして
は、外部スリーブ12が固定して保持され、かつシャフ
ト16が回転してもよいし、またはスリーブ12および
シャフト16の両方が回転するが異なった回転速度で回
転してもよい。
【0018】図1に示される実施例において、シャフト
16はさらに、シャフトの対向する軸方向の側部で軸受
シャフト部分を規定しまたは分離する凹部17を含む。
【0019】軸受10の対向する軸方向の側部に位置決
めされたスラストプレート18および20がシャフト1
6に付けられ、これによってシャフトとともに回転し、
またはシャフトとともに固定の位置で維持される。ここ
ではOリングシールである固定シール24が、スラスト
プレート18および20とシャフト16との間でシール
を形成するように位置決めされる。シール24は、スラ
ストプレート18および20とシャフト16との境界に
沿った潤滑剤の漏れを防ぐように動作する。
【0020】クリアランス空間26,28および30
が、スリーブ12とシャフト16ならびにスラストプレ
ート18およびスラストプレート20との間で形成され
る。クリアランス空間26,28および30は、スリー
ブ12とシャフト16/スラストプレート18およびス
ラストプレート20との組合せを分離する分離距離を規
定する。より特定的には、クリアランス空間26はスラ
ストプレート18または20とスリーブ12との間で規
定され、クリアランス空間28にまで延びる。クリアラ
ンス空間28はスラストプレート18または20の内側
の側部とスリーブ12の内側部分14の端の側部との間
で規定され、クリアランス空間30にまで延びる。さら
に、クリアランス空間30はスリーブ12の内側部分と
シャフト16との間で規定される。クリアランス空間2
6,28および30はともに流体の行き来があり、軸受
10の外面から軸受の内部へ延びる流体通路または経路
をともに形成する。クリアランス空間は非常に狭い。た
とえば、クリアランス空間30は0.0002インチか
ら0.001インチの間の幅であり得るし、クリアラン
ス空間28は0.0005インチから0.002インチ
の間の幅であり得る。
【0021】クリアランス空間26,28および30を
充填するために軸受10に流体潤滑剤が与えられる。流
体潤滑剤は、たとえばオイルで形成され得る。
【0022】図に示される流体軸受10はさらに、軸方
向に延びる通路32と半径方向に延びる通路34とを含
む。軸方向に延びる通路32は、スリーブ12の周囲お
よびその内側部分14の周囲に配置され、半径方向に延
びる通路34はスリーブ12の周囲に配置される。通路
32および34はクリアランス空間の間の圧力の均等化
をもたらす。
【0023】外部スリーブ12とシャフト16/スラス
トプレート18およびスラストプレート20との間で相
対的に回転できるようにしなければならないので、クリ
アランス空間内に位置決めされた流体潤滑剤の漏れを防
ぐために動的シールをクリアランス空間26で形成する
必要がある。図に示された実施例において、動的シール
は表面張力毛管シールにより形成される。毛管シール
は、クリアランス空間26,28および30を充填する
流体潤滑剤の表面張力間のバランスにより形成され、相
対的な周囲の空気圧と流体潤滑剤の圧力との間のバラン
スにより形成され、かつクリアランス空間26の寸法に
より形成される。そのような動的シールの形成および機
能は前述の特許においてさらに詳しく述べられている。
【0024】軸受10のアセンブリが一旦完了すると、
クリアランス空間26,28および30に流体潤滑剤を
与えなければならない。クリアランス空間26,28お
よび30は互いにかつ軸受10の外側の方へ流体通路を
なすので、クリアランス空間を充填しかつクリアランス
空間26で動的シールを形成するために、流体潤滑剤が
軸受に注がれまたは他の態様で与えられ得る。前に述べ
たように、流体潤滑剤が軸受に与えられるとき、クリア
ランス空間28または30のような軸受内に空気または
他の気体のポケットがトラップされる可能性がある。前
に注目したように、簡単にするため、「空気」という言
葉はどんな気体媒体も言及する。軸受が動作する間に大
きな空気ポケットは存在することはできない。そうでな
ければ、軸受が動作する間に生じた熱エネルギによって
空気ポケットが膨張する恐れがあり、それによってクリ
アランス空間26で形成された動的シールが破壊され、
かつそれによってそこから流体潤滑剤が排出される。
【0025】図2は、ここでは包括的に50で図示され
た軸受を示し、軸受には第1のキャップ部材52と第2
のキャップ部材54とが装着されている。第1のキャッ
プ部材52は軸受50の第1の軸方向の側部周囲に位置
決めされ、かつ第2のキャップ部材54は軸受の第2の
軸方向の側部周囲に位置決めされる。キャップ部材52
および54は、軸受50のそれぞれの側部周囲に位置決
めされたとき、図1に示される軸受10のクリアランス
空間26,28および30に対応している、軸受50の
クリアランス空間を分離するように機能する。
【0026】第1の流体ライン55がキャップ部材52
の本体を越えて延び、かつ弁部材58を通って真空源5
6にまで延びる。第2の流体ライン62もキャップ部材
52の本体を越えて延び、かつ弁部材66を通って周囲
のまたは代替的には制御された圧力レベル源64にまで
延びる。周囲圧力レベル源64は、弁66が開放位置に
あるときに大気への出口を与える大気圧レベル源であり
得る。第3の流体ライン68はさらに部材52の本体を
越えて延び、かつ弁部材74を通って流体潤滑剤源72
にまで延びる。
【0027】キャップ部材54は同様に、弁部材78を
通って真空圧力源56にまで延びる第1の流体ライン
(ここでは流体ライン76)と、弁82を通って周囲圧
力レベル源64にまで延びる第2の流体ライン(ここで
は流体ライン80)と、弁86を通って流体潤滑剤源7
2にまで延びる第3の流体ライン(ここでは流体ライン
84)とを含む。
【0028】注目すべきことは、図2は、そこから延び
る流体ラインを含むための第2のキャップ部材54を示
すが、他の実施例においては第2のキャップ部材54
は、軸受50の軸方向の側部の1つを分離するためだけ
に用いられ、源56、64および72にまで延びる流体
ラインを含まないということである。
【0029】流体潤滑剤が軸受50に与えられるべきと
きになると、図に示されるように、キャップ部材52お
よび54は軸受の対向する軸方向の側部に位置決めされ
る。示されるように位置決めされたとき、軸受のクリア
ランス空間はキャップ部材により分離される。
【0030】次いで、真空圧力源56に結合された弁5
8および78が開かれ、それによって軸受50内のクリ
アランス空間の圧力レベルを真空圧力源56の圧力レベ
ルにまで低減する。つまり、クリアランス空間は排気さ
れる。
【0031】一旦クリアランス空間の圧力レベルが低減
されると、弁58および78は閉じられ、かつ弁74お
よび86が開かれ、かつ流体潤滑剤はクリアランス空間
を充填するためにクリアランス空間に与えられる。ある
実施例において、流体潤滑剤は、それを軸受に容易に与
えるための圧力下で維持される。図に示される実施例に
おいて、軸受の軸方向の側部の両方に流体潤滑剤が与え
られるとき、軸受のクリアランス空間を流体潤滑剤で充
填することは容易になる。なぜならその両方の軸方向の
側部で流体が軸受内に引入れられるからである。
【0032】この発明のある実施例において、流体潤滑
剤は、クリアランス空間に与えられる前に高温にまで加
熱され、または高温で維持される。上昇した温度では、
流体潤滑剤の粘性は、クリアランス空間にそれを容易に
与えられるように変化する。
【0033】一旦軸受50のクリアランス空間が充填さ
れると、弁74および86は閉じられる。弁66および
82が開かれ、軸受は周囲圧力レベルに戻る。軸受内の
どんな空気のポケットも非常に小さな体積に萎む。軸受
の後の動作の間において、空気の膨張に付随する問題は
最小限度である。なぜなら、もしあるとしても、空気の
小体積のポケットだけが軸受内にとどまっているからで
ある。
【0034】こうして、流体潤滑剤は軸受50のクリア
ランス空間に与えられ、軸受内にトラップされたどんな
空気のポケットも小体積に萎む。一旦流体潤滑剤を軸受
50のクリアランス空間に与えることが完了し、かつク
リアランス空間が周囲圧力レベルにまで戻ると、キャッ
プ部材52および54は軸受50から取り外され、同様
の態様で別の軸受のクリアランス空間を流体潤滑剤で充
填するために工程が繰返され得る。
【0035】図3は、ここでは包括的に52′で図示さ
れる、この発明の代替的実施例のキャップ部材を示す。
キャップ部材52′は、弁58を通って真空源まで延び
かつ弁66を通って周囲圧力レベル源まで延びている1
つの流体ライン55を含む。弁58および66は交互に
開かれ、または両方の弁は閉鎖位置にあり得る。キャッ
プ部材52′はまた、流体潤滑剤源まで延びる2つの流
体ライン68と2つの弁部材74とを含む。弁部材5
8,66および74は、図2に示されるキャップ部材5
2の弁部材が、流体潤滑剤を流体軸受に与えるために開
閉されるのと類似の態様で開閉される。
【0036】キャップ部材52′はさらに、ドレイン弁
92まで延びる付加的な流体ライン88を含む。ドレイ
ン弁92は、前に説明したのと同様の態様でクリアラン
ス空間を充填するために流体潤滑剤が軸受に与えられた
後に開かれる。流体充填処置によって軸受を充填してい
る間に軸受に与えられたどんな過度の潤滑剤も、一旦弁
92が開かれると流体ライン88を通って排出される。
【0037】図4は、ここでは包括的に100で示され
る流体軸受を示し、その周囲に、第1のキャップ部材5
2′および第2のキャップ部材54′が流体潤滑剤を軸
受に与えるように位置決めされている。図1に示される
軸受50に類似して、軸受100は外部スリーブ112
と内部スリーブ114とシャフト116とを含む。スラ
ストプレート118および120がシャフト116の対
向する側部に位置決めされ、そこに付けられる。クリア
ランス空間126,128および130が、外部スリー
ブ112とシャフト116ならびにスラストプレート1
18およびスラストプレート120の組合せとの間で形
成される。さらに、軸方向に延びる通路132と半径方
向に延びる通路134とはそれぞれ、すべてが軸受10
0の部分を形成し、図1に示される軸受10の対応する
構造体の動作に類似の態様で動作可能である。
【0038】図4に示されるキャップ部材52′は、そ
れぞれそこに形成された半径方向に延びる流体ライン1
54とドレインライン158とを有する第1のリング部
材156を含む。流体ライン168もそこに形成され
る。リング部材160はリング部材156上に据えつけ
られ、リング部材156を通って形成された対応する開
口部を通って挿入される盛り上がった環状の中央部分を
含む。エラストマのシール170がリング156と16
0との間で据えつけられ、付加的なエラストマのシール
172が、軸受100上に据えつけられるようにリング
部材156の底面上に位置決めされる。
【0039】キャップ部材54′が、軸受100の第2
の軸方向の側部に位置決めされる。キャップ部材54′
は、そこに形成された流体ライン174,176および
178を含む1つの円筒形リングで形成されている。流
体ライン174はキャップ部材52′の流体ライン15
4に対応し、流体ライン176はキャップ部材52′の
流体ライン158に対応し、かつ流体ライン178はキ
ャップ部材52′の流体ライン168に対応する。ここ
ではOリング184および186である固定シールが軸
受100の外周面に接して据えつけられる。
【0040】流体潤滑剤が軸受100に与えられるべき
ときになると、キャップ部材52′および54′は、示
されるような態様で軸受100の対向する軸方向の側部
に位置決めされる。エラストマのシール172ならびに
Oリング184および186が軸受100上に据えつけ
られ、キャップ部材の他の部分とともに、軸受100の
クリアランス空間および通路を分離する。図2に関して
前に説明された態様に類似して、クリアランス空間は、
クリアランス空間を真空源に接続することにより排気さ
れる。一旦排気されると、流体潤滑剤がクリアランス空
間に与えられ、クリアランス空間は周囲圧力レベルにま
で戻る。そのとき、過度の潤滑剤は軸受から排出され
る。キャップ部材52′および54′は、軸受100と
の係合が外れて取り外され、キャップ部材52′および
54′は、その後、次の軸受に流体潤滑剤を与えること
ができるように再び位置決めされ得る。
【0041】より特定的には、一旦キャップ部材52′
および54′が軸受100の周囲に位置決めされると、
流体ライン154および174は、流体ライン154お
よび174と真空圧力源との間に接続された真空弁(図
4には図示されず)を開くことにより真空圧力源に接続
される。軸受100のクリアランス空間は、排気され
る。なぜなら、クリアランス空間がキャップ部材52′
および54′を通って真空圧力源と流体通路をなすから
である。
【0042】一旦排気されると、真空弁は閉じられ、流
体ライン168および178と流体潤滑剤源との間に接
続された流体潤滑剤弁(図示せず)が開かれる。クリア
ランス空間の排気が原因の圧力差動によって、流体潤滑
剤は「加圧され」、またはクリアランス空間内に「押込
まれる」。
【0043】次いで、流体ライン154および174と
周囲圧力レベル源(たとえば大気)との間に接続された
出口弁(図4には図示せず)が開かれる。軸受内のどん
な空気のポケットも萎む。なぜなら流体潤滑剤がクリア
ランス空間に与えられかつクリアランス空間が周囲圧力
レベルにまで戻るからである。
【0044】流体潤滑剤弁は、出口弁の開放と同時にま
たはその前に交互に開かれ得る。真空の出口弁が次いで
閉じられ、ライン158と176との間に接続されたド
レイン弁(図4には図示せず)が、軸受からどんな過度
の潤滑剤でも排出するように開かれる。ドレイン弁は次
いで閉じられ、キャップ部材は軸受から取り外される。
【0045】さらに注目すべきことは、図2から図4は
1つの軸受だけに流体潤滑剤を与えることを示している
が、キャップ部材を多くの軸受に付け、かつ上で説明し
た態様で流体潤滑剤を軸受に与えることによって、同時
に多くの軸受に流体潤滑剤を与えることができる。複数
のキャップ部材が、たとえば共通の弁部材に結合され、
流体潤滑剤が同時に軸受に与えられるようにできる。
【0046】図5は、200で包括的に示されるこの発
明の代替的な実施例の装置を示し、これによって軸受の
クリアランス空間を充填するために流体潤滑剤が軸受に
与えられる。装置200は、入口端部206と出口端部
208とを有する真空タンク204を含む。流体潤滑剤
212は真空タンク204内にプールされる。コンベア
214は、真空タンクの入口端部を通って、流体潤滑剤
のプールに沿ってかつ真空タンクの出口端部208に出
るように延びている。コンベア214は、先行する図に
示される軸受10,50および100と同様の軸受をそ
れに沿って運ぶ。
【0047】ここでは軸受250である軸受は、真空タ
ンク204に入る前に、破線で示されるブロック258
により表わされる第1の位置により図に示されるコンベ
ア214上に最初に位置決めされる。コンベア214
は、破線で示されるブロック262により表わされる、
タンク204内の第2の位置に位置決めされるように軸
受250を真空タンク204に運ぶ。一旦軸受250が
真空タンク204内に位置決めされると、真空タンク
は、タンクの圧力レベルを低減するために排気される。
【0048】図に示される実施例において、軸受250
は、軸受の縦軸が水平方向に延びるようにコンベア21
4上に位置決めされる。別の実施例において、軸受は、
縦軸が垂直方向に延びるように位置決めされる。さら
に、別の実施例において、軸受は、縦軸が水平方向と垂
直方向との間のある角度で延びるようにコンベア上に支
持され、またはコンベアは適切に傾斜している。
【0049】コンベア214は次いで軸受250を流体
潤滑剤のプール212内の第3の位置に運ぶ。第3の位
置は、図に破線で示されるブロック264により表わさ
れる。流体潤滑剤内に浸されるとき、大きなシール区域
と軸受の部分とを充填することにより、流体潤滑剤は軸
受250のクリアランス空間を部分的に充填する。
【0050】ある実施例において、流体潤滑剤は、潤滑
剤の粘性特徴を向上させるために高温で維持される。加
熱エレメント(図示せず)が、たとえば熱エネルギを生
じて流体潤滑剤を加熱するように真空タンク204内に
位置決めされ得るし、または流体潤滑剤は、真空タンク
204内に位置決めされる前に加熱され得る。
【0051】軸受が、ブロック265により表わされる
第3の位置に運ばれるとき、真空タンクは周囲圧力レベ
ルへの出口を与えられ、またはそうでなければ圧力レベ
ルは、排気された圧力レベルに対して増大する。たとえ
ば、加圧された気体のタンクは真空タンクに接続され得
るし、加圧された気体は、その圧力を増大させるために
タンクに与えられ得る。タンクがこのように再加圧され
る間に、クリアランス空間の残りの部分は流体潤滑剤で
充填される。
【0052】その後、コンベア214は、破線で示され
るブロック266により表わされる第4の位置へ軸受2
50を運ぶ。
【0053】さらなる実施例において、コンベア214
は、軸受250の配向を変えるために、1つを上回る配
向で好ましくは傾斜している。なぜなら、軸受を流体潤
滑剤内に浸した後に軸受がそれに沿って運ばれるからで
ある。軸受の配向を変えることによって、軸受内にトラ
ップされた空気のポケットは容易にリリースされる。
【0054】次いで、コンベア214は、真空タンク2
04を越えて、破線で示されるブロック268により表
わされる第5の位置に軸受を運ぶ。
【0055】さらに注目すべきことは、図に示される装
置200によって、多くの数の軸受250をコンベアに
沿って運ぶことができかつ同時に真空タンク204に挿
入することができる。したがって、多くの数の軸受25
0を流体潤滑剤で同時に充填することができる。
【0056】この発明のさまざまな実施例によって、流
体潤滑剤を、流体潤滑剤を軸受に与えている間に軸受内
にトラップされた空気に付随する問題を最小限にする流
体軸受に与えることが可能である。軸受は、潤滑剤の槽
内に軸受を運ぶことまたは潤滑剤を軸受内に運ぶことの
いずれかによって流体潤滑剤で囲まれる。軸受内に保持
された空気のポケットに関連する、軸受部分のキャビテ
ーションのような他の問題がさらに回避される。流体潤
滑剤は短時間で多くの軸受に与えられ得るし、かつアセ
ンブリラインのようなプロセスに受入れられる。この発
明はさらに、ここでは図1に示される例示の軸受を含む
流体軸受の多くのさまざまな構造体のどんなものにでも
流体潤滑剤を与えるように有利に利用され得る。この発
明を用いて流体潤滑剤を流体軸受の他の構造体に与える
ことは、当然のことながら同様に果たされ得る。
【0057】この発明の現在好ましい実施例はある程度
特定的に説明された。以上の説明はこの発明を実現する
ための好ましい例であり、この発明の範囲はこの説明に
より必ずしも限定されるべきではない。この発明の範囲
は前掲の特許請求の範囲により規定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例が動作する間に流体潤滑剤が
与えられ得る軸受を例示する流体軸受の断面図である。
【図2】流体潤滑剤を軸受に与えるために流体軸受とと
もに位置決めされた、この発明の実施例の装置の部分的
機能ブロックおよび部分的概略図である。
【図3】この発明の代替的な実施例のその第1の端部か
ら見られる端面図である。
【図4】流体潤滑剤を軸受に与えるために流体軸受とと
もに位置決めされた、この発明の実施例の装置の縦断面
図である。
【図5】流体潤滑剤を流体軸受に与えるための、この発
明の別の代替的な実施例を示す図である。
【符号の説明】
26 クリアランス空間 28 クリアランス空間 30 クリアランス空間 10 流体軸受
フロントページの続き (72)発明者 ジャッキー・コルドバ アメリカ合衆国、80907 コロラド州、コ ロラド・スプリングス、メイプルウッド・ ドライブ、407 (72)発明者 リチャード・イー・ミルズ アメリカ合衆国、80904 コロラド州、コ ロラド・スプリングス、スリー・グレイシ ズ・ドライブ、4255

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体潤滑剤を、軸受の前記軸受部分を分
    離しかつ前記軸受の外面に延びる少なくとも1つの通路
    を規定するクリアランス空間を有する流体軸受に与える
    ための方法であって、 周囲圧力レベルに対して前記クリアランス空間のクリア
    ランス空間圧力レベルを低減された圧力レベルに低減す
    るステップと、 前記流体潤滑剤を前記クリアランス空間に与えるステッ
    プと、 前記クリアランス空間圧力レベルを前記低減された圧力
    レベルよりも上のレベルに戻すステップとを含む、方
    法。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記軸受を部分的に前記流体
    潤滑剤で囲むステップをさらに含む、請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】 前記クリアランス空間を前記周囲圧力レ
    ベルから分離する導入ステップをさらに含む、請求項1
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記軸受の前記外面にまで延びる前記少
    なくとも1つの通路は、前記外面で通路開口部を規定
    し、前記分離するステップは、前記通路開口部の周囲に
    キャップ部材を位置決めするステップを含む、請求項3
    に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記位置決めするステップの間に前記通
    路開口部周囲に位置決め可能な前記キャップ部材は、流
    体潤滑剤の源と真空圧力源と周囲圧力レベル源とに接続
    可能であり、前記低減するステップは、前記キャップ部
    材を前記真空圧力源に接続するステップを含む、請求項
    4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記与えるステップは、前記キャップ部
    材を流体潤滑剤の前記源に接続するステップを含む、請
    求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記戻すステップは、前記キャップ部材
    を前記周囲圧力レベル源に接続するステップを含む、請
    求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記キャップ部材はさらにドレイン排出
    ラインに接続可能であり、前記方法は、前記キャップ部
    材を前記ドレイン排出ラインに接続して、前記与えるス
    テップの間に与えられた過度の量の流体潤滑剤を放出す
    るステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つの通路は、前記軸受
    の第1の軸方向の側部で形成されかつ前記軸受の前記外
    面で第1の通路開口部を規定する第1の通路と、前記軸
    受の第2の軸方向の側部で形成されかつ前記軸受の前記
    外面で第2の通路開口部を規定する第2の通路とを含
    み、前記分離するステップは、第1のキャップ部材を前
    記第1の通路開口部の周囲に位置決めするステップと、
    第2のキャップ部材を前記第2の通路開口部の周囲に位
    置決めするステップとを含む、請求項3に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のキャップ部材は、前記位置
    決めするステップの間に前記第1の通路の周囲に位置決
    め可能でありかつ潤滑剤弁を通って流体潤滑剤の源に接
    続可能であり、真空弁を通って真空圧力源に接続可能で
    ありかつ出口弁を通って周囲圧力レベル源に接続可能で
    あり、前記低減するステップは、前記真空弁を開いて、
    前記真空圧力源を前記第1のキャップ部材に接続しかつ
    前記第1の通路を通って前記クリアランス空間に接続す
    るステップを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記与えるステップは、前記真空弁を
    閉じかつ前記潤滑剤弁を開いて、流体潤滑剤の前記源を
    前記第1のキャップ部材に接続しかつ前記第1の通路を
    通って前記クリアランス空間に接続するステップを含
    む、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記与えるステップは、前記流体潤滑
    剤を前記軸受内に押し込むステップをさらに含む、請求
    項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記戻すステップは、前記出口弁を開
    いて、前記周囲圧力レベル源を前記第1のキャップ部材
    に接続しかつ前記第1の通路を通って前記クリアランス
    空間に接続するステップを含む、請求項11に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記分離するステップは、前記軸受
    を、前記潤滑剤のプールを含む真空タンク内に運ぶステ
    ップを含む、請求項3に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記低減するステップは、前記軸受が
    前記真空タンク内に運ばれた後に前記真空タンクを排気
    するステップを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記与えるステップは、前記軸受を前
    記潤滑剤の前記プール内に運ぶステップを含む、請求項
    15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記戻すステップは、前記排気するス
    テップの間に排気された前記真空タンクの圧力レベルを
    上げ、かつ前記軸受を前記潤滑剤の前記プールから運び
    出すステップを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記軸受を前記真空タンク内に運び、
    前記軸受を前記プール内に運びかつ前記軸受を前記プー
    ルから運び出す前記ステップは、前記軸受をコンベアの
    上に位置決めするステップと、前記コンベア上の前記軸
    受を前記真空タンク内に運ぶステップと、前記軸受を前
    記プール内に運ぶステップと、前記軸受を前記プールか
    ら運び出すステップとを含む、請求項17に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 前記流体潤滑剤を前記クリアランス空
    間に与える前記ステップの前に、前記流体潤滑剤を加熱
    するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記流体潤滑剤が前記クリアランス空
    間に与えられた後、前記流体軸受の少なくとも1つの軸
    方向の配向を変えるステップをさらに含む、請求項1に
    記載の方法。
  21. 【請求項21】 所望の配向で前記流体軸受を位置決め
    する導入ステップをさらに含む、請求項1に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 流体潤滑剤を、軸受の前記軸受部分を
    分離しかつ前記軸受の外面にまで延びる少なくとも1つ
    の通路を規定するクリアランス空間を有する流体軸受に
    与えるための装置であって、 前記クリアランス空間のクリアランス空間圧力レベルを
    低減するための手段と、 少なくとも前記軸受を部分的に前記流体潤滑剤で囲み、
    前記クリアランス空間を周囲圧力レベルから分離するた
    めの手段と、 前記流体潤滑剤を前記クリアランス空間に与えるための
    手段と、 一旦前記流体潤滑剤が前記与えるための手段により与え
    られると、前記クリアランス空間の圧力レベルを前記周
    囲圧力レベルにまで戻すための手段とを含む、装置。
  23. 【請求項23】 流体潤滑剤を、軸受の前記軸受部分を
    分離しかつ前記軸受の外面にまで延びてそこにある通路
    開口部を規定する、少なくとも1つの通路を規定するク
    リアランス空間を有する流体軸受に与えるための装置で
    あって、 前記少なくとも1つの通路開口部の周囲にシーリング係
    合で位置決め可能な第1のキャップ部材と、 前記第1のキャップ部材と真空圧力源との間に位置決め
    された真空弁とを含み、前記真空弁は、前記真空圧力源
    と前記クリアランス空間との間に第1の流体接続を形成
    しかつ前記軸受の前記クリアランス空間を減圧するため
    に開放位置に駆動可能であり、さらに、 前記第1のキャップ部材と前記流体潤滑剤の源との間に
    位置決めされた潤滑剤弁を含み、前記潤滑剤弁は、流体
    潤滑剤の前記源と前記クリアランス空間との間に第2の
    流体接続を形成しかつ前記流体潤滑剤を前記クリアラン
    ス空間に与えるために開放位置に駆動可能であり、さら
    に、 前記第1のキャップ部材と周囲圧力レベル源との間に位
    置決めされた出口弁を含み、前記出口弁は、前記周囲圧
    力レベル源と前記クリアランス空間との間に第3の流体
    接続を形成しかつ前記クリアランス空間に前記周囲圧力
    レベル源の周囲圧力レベルへの出口を与えるために開放
    位置に駆動可能である、装置。
  24. 【請求項24】 ドレインエレメントと前記第1のキャ
    ップ部材との間に位置決めされたドレイン弁をさらに含
    み、前記ドレイン弁は、前記クリアランス空間に与えら
    れた過度の量の流体潤滑剤を排出するために開放位置に
    駆動可能である、請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記少なくとも1つの通路は、前記軸
    受の第1の軸方向の側部で形成されかつ前記軸受の前記
    外面で第1の通路開口部を規定する第1の通路と、前記
    軸受の第2の軸方向の側部で形成されかつ前記軸受の前
    記外面で第2の通路開口部を規定する第2の通路とを含
    み、前記第1のキャップ部材は、前記第1の通路開口部
    の周囲に位置決め可能であり、前記装置はさらに、前記
    第2の通路開口部の周囲に位置決め可能な第2のキャッ
    プ部材を含む、請求項23に記載の装置。
  26. 【請求項26】 流体潤滑剤を、軸受の前記軸受を分離
    するクリアランス空間を有しかつ前記軸受の外面と前記
    クリアランス空間との間に延びる少なくとも1つの通路
    を有する流体軸受に与えるための装置であって、 真空タンクを含み、前記真空タンクは、周囲圧力レベル
    と排気された圧力レベルとの間で調整可能な圧力レベル
    を有し、さらに、 前記タンク内で支持された前記流体潤滑剤のプールと、 前記真空タンク内へ、前記流体潤滑剤の前記プールを通
    って、前記プールを越えてかつ前記真空タンクの外へ前
    記軸受を運ぶためのコンベアとを含む、装置。
JP8167092A 1995-06-28 1996-06-27 流体潤滑剤を流体軸受に与えるための方法および装置 Withdrawn JPH0914256A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/495,822 US5524728A (en) 1995-06-28 1995-06-28 Method and apparatus for applying lubricant to a hydrodynamic bearing
US08/495822 1995-06-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0914256A true JPH0914256A (ja) 1997-01-14

Family

ID=23970123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8167092A Withdrawn JPH0914256A (ja) 1995-06-28 1996-06-27 流体潤滑剤を流体軸受に与えるための方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (2) US5524728A (ja)
EP (1) EP0751313B1 (ja)
JP (1) JPH0914256A (ja)
KR (1) KR970002018A (ja)
DE (2) DE751313T1 (ja)
SG (1) SG66314A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005078291A1 (ja) * 2004-02-18 2005-08-25 Seiko Instruments Inc. 流体動圧軸受の作動流体注入装置、方法および流体動圧軸受の製造方法
US7168463B2 (en) 2004-02-23 2007-01-30 Nidec Corporation Method of charging dynamic-pressure bearing device with lubricating fluid, and method of inspecting dynamic-pressure bearing device
US7328511B2 (en) 2003-07-02 2008-02-12 Nidec Corporation Method for use in the manufacturing of a fluid dynamic pressure bearing

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1059023C (zh) * 1993-03-18 2000-11-29 巴马格股份公司 将受控润滑剂供应到低摩擦轴承的装置
US5778948A (en) * 1994-06-29 1998-07-14 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Method for inserting a fluid in a bearing device
US5601125A (en) * 1995-07-18 1997-02-11 Seagate Technology, Inc. Vacuum fill technique for hydrodynamic bearing
JPH09303400A (ja) * 1996-05-17 1997-11-25 Nippon Densan Corp 動圧流体軸受及びその関連技術
US5862841A (en) * 1997-02-20 1999-01-26 Seagate Technology, Inc. Apparatus for filling a hydrodynamic bearing
JP3579258B2 (ja) 1998-06-18 2004-10-20 日本電産株式会社 モータおよびその製造方法
US6173234B1 (en) * 1998-08-05 2001-01-09 International Business Machines Corporation Axial bearing fly-height measurement to detect oil deficiency
JP2001187920A (ja) * 1998-12-24 2001-07-10 Nsk Ltd スピンドルモータ
US6305439B1 (en) 1999-02-25 2001-10-23 Seagate Technology Llc Vacuum fill/assembly method for fluid dynamic bearing motor
JP3663325B2 (ja) * 1999-12-01 2005-06-22 株式会社日立製作所 モータの組立て方法
JP2002174243A (ja) * 2000-12-11 2002-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動圧軸受装置の製造方法および動圧軸受装置
DE10238558A1 (de) * 2002-03-12 2003-10-16 Minebea Co Ltd Hydrodynamisches Lager für einen Spindelmotor
US20030173156A1 (en) * 2002-03-14 2003-09-18 Borcherding Gary W. Lubricant retention assembly
JP2003314791A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Seiko Instruments Inc 流体動圧軸受の流体注入装置
DE20211588U1 (de) 2002-07-15 2003-07-03 Minebea Co Ltd Hydrodynamisches Lagersystem, insbesondere zur Drehlagerung von Spindelmotoren
US7043839B2 (en) * 2002-10-31 2006-05-16 Nidec Corporation Method and apparatus for charging oil into fluid-dynamic-pressure bearings, spindle motor utilizing fluid-dynamic-pressure bearings, and signal record-and-playback device utilizing fluid-dynamic-pressure bearings
US6985324B2 (en) * 2003-02-12 2006-01-10 Seagate Technology Llc Counteracting gas ingestion in a hydrodynamic bearing spindle motor
US7028721B2 (en) * 2003-04-16 2006-04-18 Seagate Technology Llc Method and apparatus for fluid dynamic bearing motor lubricating fluid injection
US7056024B2 (en) * 2003-06-27 2006-06-06 Seagate Technology Llc Through hub oil fill and vent for a fluid dynamic bearing motor
JP2005134208A (ja) * 2003-10-29 2005-05-26 Fanuc Ltd 光学式ロータリエンコーダ
US7226212B2 (en) * 2004-03-01 2007-06-05 Minebea Co., Ltd. Shield and sealing method for a hydrodynamic bearing
JP4753378B2 (ja) * 2004-09-07 2011-08-24 セイコーインスツル株式会社 作動流体注入装置、作動流体注入方法および流体動圧軸受の製造方法
EP2055971B1 (en) * 2007-11-03 2012-08-08 Delaware Capital Formation, Inc. Radial sliding bearing
CN102042300B (zh) * 2009-10-12 2014-03-26 富准精密工业(深圳)有限公司 轴承系统
US8677973B2 (en) 2011-05-12 2014-03-25 Caterpillar Inc. Thrust plate for an internal combustion engine and method of operating same
US9903364B2 (en) * 2014-12-05 2018-02-27 Aktiebolaget Skf Backup lubricant supply system
US20160160857A1 (en) * 2014-12-05 2016-06-09 Hans Wallin Liquid refrigerant pumping system
CN105134799B (zh) * 2015-08-26 2017-12-26 无锡双益精密机械有限公司 一种注脂压盖机
FR3058773B1 (fr) * 2016-11-16 2018-11-02 Energiestro Dispositif de lubrification sous vide pour volant d’inertie
CN110332241A (zh) * 2019-06-28 2019-10-15 无锡双益精密机械有限公司 一种轴承自动装配生产方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US579385A (en) * 1897-03-23 dodge
GB689647A (en) * 1950-07-31 1953-04-01 Isaac Edward Good Improvements in or relating to bearings for spindles
US3282306A (en) * 1964-04-02 1966-11-01 Pastemaster Inc Process and apparatus for the charging of containers
US4066869A (en) * 1974-12-06 1978-01-03 Carrier Corporation Compressor lubricating oil heater control
US4346947A (en) * 1980-08-13 1982-08-31 Citizen Watch Company Limited Hydrostatic pressure gas-liquid double phase bearing
JPS59103021A (ja) * 1982-12-03 1984-06-14 Ichikawa Seisakusho:Kk 静圧型流体軸受
US5112142A (en) * 1987-08-12 1992-05-12 Digital Equipment Corporation Hydrodynamic bearing
US4795275A (en) * 1987-08-12 1989-01-03 Digital Equipment Corporation Hydrodynamic bearing
US5067528A (en) * 1989-07-19 1991-11-26 Digital Equipment Corporation Hydrodynamic bearing
US5224782A (en) * 1990-10-25 1993-07-06 Ebara Corporation Hydrodynamic bearing
US5240090A (en) * 1992-12-15 1993-08-31 At&T Bell Laboratories Apparatus and method of lubricating component leads

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7328511B2 (en) 2003-07-02 2008-02-12 Nidec Corporation Method for use in the manufacturing of a fluid dynamic pressure bearing
US7676928B2 (en) 2003-07-02 2010-03-16 Nidec Corporation Method for use in the manufacturing of a fluid dynamic pressure bearing
WO2005078291A1 (ja) * 2004-02-18 2005-08-25 Seiko Instruments Inc. 流体動圧軸受の作動流体注入装置、方法および流体動圧軸受の製造方法
JP2005233262A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Seiko Instruments Inc 流体動圧軸受の作動流体注入装置、方法および流体動圧軸受の製造方法
JP4525102B2 (ja) * 2004-02-18 2010-08-18 セイコーインスツル株式会社 流体動圧軸受の作動流体注入装置、方法および流体動圧軸受の製造方法
US7905019B2 (en) 2004-02-18 2011-03-15 Seiko Instruments Inc. Working fluid injection apparatus for a fluid dynamic pressure bearing
US7168463B2 (en) 2004-02-23 2007-01-30 Nidec Corporation Method of charging dynamic-pressure bearing device with lubricating fluid, and method of inspecting dynamic-pressure bearing device

Also Published As

Publication number Publication date
EP0751313A1 (en) 1997-01-02
SG66314A1 (en) 1999-07-20
US5524728A (en) 1996-06-11
DE69615098T2 (de) 2002-01-24
EP0751313B1 (en) 2001-09-12
KR970002018A (ko) 1997-01-24
DE69615098D1 (de) 2001-10-18
US5575355A (en) 1996-11-19
DE751313T1 (de) 1997-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0914256A (ja) 流体潤滑剤を流体軸受に与えるための方法および装置
JP2525216Y2 (ja) 流体力学的ベアリング
US5533811A (en) Hydrodynamic bearing having inverted surface tension seals
US5601125A (en) Vacuum fill technique for hydrodynamic bearing
US5067528A (en) Hydrodynamic bearing
US5487608A (en) Single plate hydrodynamic bearing with self-balancing fluid level and fluid circulation
US5558445A (en) Self-contained hydrodynamic bearing unit and seals
US5993066A (en) Fluid retention principle for hydrodynamic bearings
JP3835820B2 (ja) 低い感温性をもった流体ベアリング
KR100359185B1 (ko) 자기디스크저장시스템 및 이를 위한 유체역학적 유체베어링장치
JP4056416B2 (ja) 動圧軸受及びこれを用いたスピンドルモータ並びにこのスピンドルモータを備えたディスク駆動装置
US6219199B1 (en) Spindle device having a dynamic-pressure-fluid bearing
JP2000186716A (ja) 流体動圧軸受、スピンドルモ―タ、及び回転体装置
US5977674A (en) Single plate hydrodynamic bearing with self-balancing fluid level
JPH11287240A (ja) 動的流体ベアリング及びその提供方法、スピンドル・モータ並びにディスク・ドライブ
KR100679794B1 (ko) 디스크 드라이브 모터 및 디스크 드라이브 모터용 유체 베어링 시스템
JP2008121849A (ja) 動圧流体軸受装置、スピンドルモータおよび記録再生装置
US20040184689A1 (en) Hydrodynamic bearing and disc rotation apparatus using the same
US6694617B2 (en) Method of assembling a low cost fluid dynamic bearing motor
US7056026B2 (en) Capillary seal with fill pool
US6746151B2 (en) Parallel capillary seal for a disk drive
JP4121144B2 (ja) スピンドルモータ及びこのスピンドルモータを用いたディスク駆動装置
JP3611387B2 (ja) 動圧流体軸受を備えたモータ
JPH08105445A (ja) 非分離形流体ベアリング装置および非分離形流体ベアリングディスクスピンドルアセンブリ
JP3828464B2 (ja) スピンドルモータ及びこれを備えたディスク駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902