JPH09142065A - 親展用はがき及びその製造方法 - Google Patents

親展用はがき及びその製造方法

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JPH09142065A
JPH09142065A JP13220396A JP13220396A JPH09142065A JP H09142065 A JPH09142065 A JP H09142065A JP 13220396 A JP13220396 A JP 13220396A JP 13220396 A JP13220396 A JP 13220396A JP H09142065 A JPH09142065 A JP H09142065A
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JP13220396A
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Katsumi Tanaka
克己 田中
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NIPPON BUSINESS FORM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、用紙の片面に印刷するだけで大
量の親展内容とともに宛て名をも記載することができる
親展用はがき及びその製造方法を提供することを課題と
する。 【解決手段】 プリント用紙1の表面1a上に主面A、
非親展面B、二つの親展面C及びDに表示すべき情報を
コンピュータ等を用いて一度に印字し、プリント用紙1
の裏面1b全面に接着剤2を塗布し、面A及びBと面C
及びDの間で表面1aを表としてプリント用紙1を二つ
折りにし、裏面1bを完全接着する。面A及びBを表と
してさらに二つ折りにし、内側に折り込まれる面Cと面
Dとを再剥離可能に互いに全面接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、親展内容が表示
された親展面を有する親展用はがき及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の親展用はがきとして、図
9に示されるように、通常のはがき2枚大の用紙を二つ
折りにして再剥離可能に互いに接着し、この接着面7a
及び7bを親展面として利用するものがあった。はがき
の受取人は、互いに接着された親展面を剥離することに
より、はがき2面分の親展内容を読むことができる。郵
送のための宛て名は、接着面7a及び7bの裏側の非接
着面7cあるいは7dに記載される。
【0003】このような二つ折りの親展用はがきでは、
はがき2面分の親展内容に限られるため、実開平7−2
6160号公報には、図10に示されるように、はがき
3枚大の用紙を三つ折りにしてそれぞれ再剥離可能に接
着することにより、はがき4面分の親展内容を含めて、
はがき料金で郵送することができる親展用はがきが開示
されている。互いに接着される2組の接着面8a及び8
bと8c及び8dが親展面として利用される。この場合
も、郵送のための宛て名は、接着面8aあるいは8dの
裏面である非接着面8eあるいは8fに記載される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、各種業務へのコ
ンピュータの利用が著しく、顧客管理もコンピュータを
用いて行われることが多くなっている。これに伴い、親
展用はがきの親展内容、宛て名等がコンピュータを介し
て印字されるようになった。
【0005】しかしながら、コンピュータでは一度に用
紙の両面に印字することは困難であるので、例えば図9
に示した従来の二つ折りの親展用はがきにおいては、接
着面7a及び7bへの親展内容の印字と、非接着面7c
あるいは7dへの宛て名等の印字とを別工程で行わなけ
ればならず、繁雑であった。図10に示した三つ折りの
親展用はがきにおいても、面8a、8b及び8fへの印
字と面8c、8d及び8eへの印字とを別々に行う必要
があった。
【0006】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、用紙の片面に印刷するだけで大量
の親展内容とともに宛て名をも記載することができる親
展用はがき及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る二つ折り
の親展用はがきは、宛て名が記載される主面Aと非親展
面Bと再剥離可能に互いに接着された二つの親展面C及
びDとを有する親展用はがきにおいて、面Aと面Bが互
いに隣接すると共に面Cと面Dが互いに隣接するように
表面上に面A〜Dに表示すべき情報がそれぞれ印字され
たプリント用紙を面A及びBと面C及びDとの間で印字
面を表として二つ折りにして完全接着し、さらに面A及
びBを表として二つ折りにして面C及びDを再剥離可能
に互いに接着したものである。
【0008】このような二つ折りの親展用はがきは、プ
リント用紙の表面上に面Aと面Bが互いに隣接すると共
に面Cと面Dが互いに隣接するように面A〜Dに表示す
べき情報をそれぞれ印字し、印字されたプリント用紙を
面A及びBと面C及びDとの間で印字面を表として二つ
折りにして裏面を完全接着し、面A及びBを表として二
つ折りにして面C及びDを再剥離可能に互いに接着する
ことにより製造することができる。なお、両側部にマー
ジナルパンチ部が設けられたプリント用紙に印字し、二
つ折りにして裏面を完全接着し、さらに二つ折りにして
面C及びDを再剥離可能に互いに接着した後、マージナ
ルパンチ部を切除するようにしてもよい。
【0009】また、印字面を表として二つ折りにされた
プリント用紙の裏面間に1枚のシールからなる第1の熱
圧着シートを挿入し、さらに面C及びDが互いに密着す
るように二つ折りにしてこれらの面C及びDの間に、予
め内面が互いに再剥離可能に接着された2枚のシールか
らなる第2の熱圧着シートを挿入し、このプリント用紙
を押し付けつつ加熱することにより第1の熱圧着シート
の両面をプリント用紙の裏面に完全接着すると共に第2
の熱圧着シートの両外面を面C及びDにそれぞれ完全接
着することもできる。
【0010】この発明に係る三つ折りの親展用はがき
は、宛て名が記載される主面Aと非親展面Bとそれぞれ
再剥離可能に互いに接着された二組の親展面C及びD並
びにE及びFとを有する親展用はがきにおいて、表面上
に面A〜Fに表示すべき情報がそれぞれ印字されたプリ
ント用紙を印字面を表として二つ折りにして完全接着
し、さらに面Cと面Dが互いに密着すると共に面Eと面
Fが互いに密着するように三つ折りにして面C及びD並
びに面E及びFをそれぞれ再剥離可能に互いに接着した
ものである。
【0011】このような三つ折りの親展用はがきは、プ
リント用紙の表面上に面A〜Fに表示すべき情報をそれ
ぞれ印字し、印字されたプリント用紙を印字面を表とし
て二つ折りにして裏面を完全接着し、面Cと面Dが互い
に密着すると共に面Eと面Fが互いに密着するように三
つ折りにして面C及びD並びに面E及びFをそれぞれ再
剥離可能に互いに接着することにより製造することがで
きる。なお、両側部にマージナルパンチ部が設けられた
プリント用紙に印字し、二つ折りにして裏面を完全接着
し、さらに三つ折りにして面C及びD並びに面E及びF
をそれぞれ再剥離可能に互いに接着した後、マージナル
パンチ部を切除するようにしてもよい。
【0012】また、印字面を表として二つ折りにされた
プリント用紙の裏面間に1枚のシールからなる第1の熱
圧着シートを挿入し、さらに面Cと面Dが互いに密着す
ると共に面Eと面Fが互いに密着するように三つ折りに
した後、面C及びDの間及び面E及びFの間に、予め内
面が互いに再剥離可能に接着された2枚のシールからな
る第2の熱圧着シートをそれぞれ挿入し、プリント用紙
を押し付けつつ加熱することにより第1の熱圧着シート
の両面をプリント用紙の裏面に完全接着すると共に第2
の熱圧着シートの両外面を面C及びD並びに面E及びF
にそれぞれ完全接着することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。 実施形態1.図1にこの発明の実施形態1に係る親展用
はがきの製造方法を示す。プリント用紙1は、図1
(a)に示されるように、はがき4枚大の大きさで、宛
て名が記載され且つ郵送時にはがきの表側として露出す
る主面Aと、郵送時に主面Aの裏側に露出する非親展面
Bと、郵送時には外部から見えないようにはがきの内側
に折り畳まれる二つの親展面C及びDとを有している。
【0014】まず、プリント用紙1の表面1a上の面A
の縁部に、郵便はがきであることを示す「POSTCA
RD」等の表示及び料金表示を予め印刷しておく。この
プリント用紙1の表面1a上の各面A〜Dに表示すべき
情報をそれぞれ印字する。このとき、主面Aと非親展面
Bが互いに隣接すると共に二つの親展面CとDが互いに
隣接するように各面A〜Dが配置される。主面Aには受
取人の住所、氏名等の宛て名が印字され、親展面C及び
Dには親展内容が印字される。また、非親展面Bは必要
に応じて広告その他の非親展内容の表示に用いられる。
プリント用紙1の裏面を使用せず、表面1aのみに印字
するので、コンピュータ等を用いて一度に各面A〜Dの
印字を行うことができる。
【0015】次に、プリント用紙1の裏面1b全面に接
着剤2を塗布し、図1(b)に示されるように、面A及
びBと面C及びDの間で表面1aすなわち印字面を表と
してプリント用紙1を二つ折りにし、裏面1bを接着す
る。これにより、面A及びBの裏面1bと面C及びDの
裏面1bとが再剥離できないように互いに完全接着され
る。
【0016】その後、図1(c)に示されるように、面
A及びBを表としてさらに二つ折りにし、内側に折り込
まれる面Cと面Dとを再剥離可能に互いに全面接着して
親展用はがきを完成する。面Cと面Dとの接着は、図2
に示されるように、面C及びDに再剥離可能な接着剤3
を塗布することにより行うことができる。
【0017】以上のようなプリント用紙1の一連の折り
畳み及び接着処理を汎用のシーラーを用いて自動的に行
うようにすれば、容易に且つ効率良く親展用はがきを製
造することができる。
【0018】プリント用紙1としては、例えばA4版の
用紙を用いることができ、接着剤2及び3を含めた全体
の重量が2g以上6g以内となるようにプリント用紙1
を選択すれば、郵便法に規定された「通常葉書」の規格
に適合した親展用はがきが得られ、通常のはがき料金で
郵送することが可能となる。
【0019】なお、図1では縦型のはがきの製造方法を
示したが、印字の向きを変えるだけで同様にして横型の
親展用はがきも製造することができる。また、「POS
TCARD」等の表示及び料金表示をプリント用紙1に
予め印刷せずに、各面A〜Dに表示すべき情報をそれぞ
れ印字する際に同時に印字することもできる。
【0020】実施形態2.実施形態1に係る親展用はが
きの製造方法において、プリント用紙1の裏面に再剥離
不可能な接着剤2を塗布すると共に面C及びDに再剥離
可能な接着剤3を塗布する代わりに、熱圧着シートを使
用することができる。
【0021】図3に示されるように、印字面である面A
〜Dを表として二つ折りにされたプリント用紙1の裏面
1b間に1枚のシールからなる第1の熱圧着シート4を
挿入する。この第1の熱圧着シート4は、所定の温度に
加熱することによりその両面がそれぞれ接触物に溶着す
るものであり、二つ折りにされたプリント用紙1の裏面
1b間からはみ出さないように、プリント用紙1を二等
分した大きさより僅かに小さく形成されている。
【0022】第1の熱圧着シート4を挟んだ状態で、面
C及びDが互いに密着するようにプリント用紙1をさら
に二つ折りにし、これらの面C及びDの間に、第2の熱
圧着シート5を挿入する。この第2の熱圧着シート5
は、予め内面が互いに再剥離可能に接着された2枚の透
明シール51及び52からなり、各透明シール51及び
52の外面は接触物に密着させて所定の温度に加熱する
ことにより接触物に溶着するようになっている。第2の
熱圧着シート5は、面Cと面Dとの間からはみ出さない
ように、プリント用紙1を四等分した大きさ、すなわち
各面A〜Dの大きさより僅かに小さく形成されている。
【0023】以上のようにして裏面1b間に第1の熱圧
着シート4が、面Cと面Dとの間に第2の熱圧着シート
5がそれぞれ挟み込まれたプリント用紙1を図示しない
ヒートシーラーによって押圧しつつ所定の温度以上にま
で加熱する。これにより、第1の熱圧着シート4の両面
がプリント用紙1の裏面1bに完全接着されると共に第
2の熱圧着シート5の両外面がプリント用紙1の面Cと
面Dに完全接着され、親展用はがきが製造される。
【0024】このように、第1及び第2の熱圧着シート
4及び5を使用すれば、接着剤の塗布が不要となり、よ
り効率良く親展用はがきを製造することができる。
【0025】実施形態3.図4に実施形態3に係る親展
用はがきの製造方法を示す。図4(a)に示されるよう
に、プリント用紙11ははがき2枚分の幅の用紙の両側
部に沿ってそれぞれマージナルパンチ部12が備えられ
た連続用紙をその幅方向に切断してはがき4枚大の大き
さとしたものである。このようなプリント用紙11を用
いて、上述した実施形態1と同様に親展用はがきを製造
することができる。
【0026】すなわち、プリント用紙11の表面11a
上に主面A、非親展面B、二つの親展面C及びDに表示
すべき情報をコンピュータ等を用いて一度に印字する。
次に、プリント用紙11の裏面11b全面に接着剤2を
塗布し、図4(b)に示されるように、面A及びBと面
C及びDの間で表面11aを表としてプリント用紙11
を二つ折りにし、裏面11bを完全接着する。図4
(c)に示されるように、面A及びBを表としてさらに
二つ折りにし、内側に折り込まれる面Cと面Dとを再剥
離可能に互いに全面接着した後、マージナルパンチ部1
2を切除して親展用はがきを完成する。
【0027】このようにマージナルパンチ部12を有す
る連続用紙を利用したプリント用紙11を用いれば、コ
ンピュータによるプリント用紙11への印字並びにシー
ラーによる折り畳み及び接着処理を連続的に行うことが
可能となり、親展用はがき製造の効率が一段と向上す
る。
【0028】なお、この実施形態3においても、実施形
態2で説明したような第1の熱圧着シート4を使用して
プリント用紙11の裏面11bを完全接着すると同時に
第2の熱圧着シート5を使用してプリント用紙11の面
Cと面Dとを再剥離可能に互いに接着することができ
る。
【0029】実施形態4.図5に実施形態4に係る親展
用はがきの製造方法を示す。図5(a)に示されるよう
に、プリント用紙21は、はがき6枚大の大きさで、宛
て名が記載され且つ郵送時にはがきの表側として露出す
る主面Aと、郵送時に主面Aの裏側に露出する非親展面
Bと、郵送時には外部から見えないようにはがきの内側
に折り畳まれる四つの親展面C〜Fとを有している。ま
た、面Aと面Fとの境界部に双方の面A及びFにまたが
って切欠22が形成されている。
【0030】まず、プリント用紙21の表面21a上の
面Eの縁部に、郵便はがきであることを示す「POST
CARD」等の表示及び料金表示を予め印刷しておく。
このプリント用紙21の表面21a上に各面A〜Fに表
示すべき情報をそれぞれ印字する。主面Aには受取人の
住所、氏名等の宛て名が印字され、親展面C〜Fには親
展内容が印字される。また、非親展面Bは必要に応じて
広告その他の非親展内容の表示に用いられる。
【0031】次に、プリント用紙21の裏面21b全面
に接着剤2を塗布し、図5(b)に示されるように、面
A、C及びDと面B、E及びFとの間で表面21aすな
わち印字面を表としてプリント用紙21を二つ折りに
し、裏面21bを再剥離できないように完全接着する。
【0032】その後、図5(c)及び図6に示されるよ
うに、面Cと面Dが互いに密着すると共に面Eと面Fが
互いに密着するように三つ折りにし、内側に折り込まれ
る面C及び面D並びに面E及び面Fをそれぞれ再剥離可
能に互いに全面接着して親展用はがきを完成する。この
とき、面Aの縁部に切欠22が形成されているので、面
Eの縁部に予め印刷された「POSTCARD」の表示
23は切欠22を介して面A側に露出している。
【0033】以上のようなプリント用紙21の一連の折
り畳み及び接着処理を汎用のシーラーを用いて自動的に
行うようにすれば、容易に且つ効率良く親展用はがきを
製造することができる。
【0034】互いに裏面が完全接着された面Cと面Eか
らなり「POSTCARD」の表示23がなされた本体
部分が2g以上で且つ接着剤2及び3を含めた全体の重
量が6g以内となるようにプリント用紙21を選択する
と共に切欠22の大きさを選択すれば、郵便法に規定さ
れた「通常葉書」の規格に適合した親展用はがきが得ら
れ、四つの親展面C〜Fを含みながらも通常のはがき料
金で郵送することが可能となる。
【0035】なお、図5では縦型のはがきの製造方法を
示したが、同様にして横型の親展用はがきも製造するこ
とができる。ただし、郵便はがきであることを示す「P
OSTCARD」等の表示23の位置が変わる場合に
は、親展用はがきを完成したときにこの表示23が面A
の側に露出するような位置に切欠22を形成する必要が
ある。
【0036】実施形態5.実施形態4に係る親展用はが
きの製造方法において、プリント用紙21の裏面21b
に再剥離不可能な接着剤2を塗布すると共に面C及びD
並びに面E及びFに再剥離可能な接着剤3を塗布する代
わりに、熱圧着シートを使用することができる。
【0037】図7に示されるように、印字面である面A
〜Fを表として二つ折りにされたプリント用紙21の裏
面21b間に1枚のシールからなる第1の熱圧着シート
6を挿入する。この第1の熱圧着シート6は、実施形態
2で用いた熱圧着シート4と同様に、所定の温度に加熱
することによりその両面がそれぞれ接触物に溶着するも
のであり、二つ折りにされたプリント用紙21の裏面2
1b間からはみ出さないように、プリント用紙21を二
等分した大きさより僅かに小さく形成されている。
【0038】第1の熱圧着シート6を挟んだ状態で、面
Cと面Dが互いに密着すると共に面Eと面Fが互いに密
着するようにプリント用紙3をさらに三つ折りにし、内
側に折り込まれる面C及びDの間並びに面E及びFの間
に、実施形態2で用いられた第2の熱圧着シート5をそ
れぞれ挿入する。
【0039】以上のようにして裏面21b間に第1の熱
圧着シート6が挟み込まれ、面Cと面Dとの間並びに面
Eと面Fとの間に第2の熱圧着シート5がそれぞれ挟み
込まれたプリント用紙21を図示しないヒートシーラー
によって押圧しつつ所定の温度以上にまで加熱する。こ
れにより、第1の熱圧着シート6の両面がプリント用紙
21の裏面21bに完全接着されると共に第2の熱圧着
シート5の両外面がプリント用紙21の面Cと面D並び
に面Eと面Fにそれぞれ完全接着され、親展用はがきが
製造される。
【0040】このように、第1及び第2の熱圧着シート
6及び5を使用すれば、接着剤の塗布が不要となり、よ
り効率良く親展用はがきを製造することができる。
【0041】実施形態6.図8に実施形態6に係る親展
用はがきの製造方法を示す。図8(a)に示されるよう
に、プリント用紙31ははがき3枚分の幅の用紙の両側
部に沿ってそれぞれマージナルパンチ部34が備えられ
た連続用紙をその幅方向に切断してはがき6枚大の大き
さとしたものである。このようなプリント用紙31を用
いて、上述した実施形態4と同様に親展用はがきを製造
することができる。
【0042】すなわち、プリント用紙31の表面31a
上に主面A、非親展面B、四つの親展面C〜Fに表示す
べき情報をコンピュータ等を用いて一度に印字する。次
に、プリント用紙31の裏面31b全面に接着剤2を塗
布し、図8(b)に示されるように、面A、C及びDと
面B、E及びFとの間で表面31aを表としてプリント
用紙31を二つ折りにし、裏面31bを再剥離できない
ように完全接着する。図8(c)に示されるように、面
Cと面Dが互いに密着すると共に面Eと面Fが互いに密
着するように三つ折りにし、内側に折り込まれる面C及
び面D並びに面E及び面Fをそれぞれ再剥離可能に互い
に全面接着した後、マージナルパンチ部34を切除して
親展用はがきを完成する。
【0043】このようにマージナルパンチ部34を有す
る連続用紙を利用したプリント用紙31を用いれば、コ
ンピュータによるプリント用紙31への印字並びにシー
ラーによる折り畳み及び接着処理を連続的に行うことが
可能となり、大量の親展内容を含む親展用はがき製造の
効率が一段と向上する。
【0044】なお、この実施形態6においても、実施形
態5で説明したような第1の熱圧着シート6を使用して
プリント用紙31の裏面31bを完全接着すると同時に
第2の熱圧着シート5を使用してプリント用紙31の面
Cと面D並びに面Eと面Fとをそれぞれ再剥離可能に互
いに接着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1に係る親展用はがきの製
造方法を示し、(a)はプリント用紙の平面図、(b)
はプリント用紙を二つ折りにする状態を示す斜視図、
(c)はさらに二つ折りにして親展用はがきを形成する
状態を示す斜視図である。
【図2】図1(c)の状態の親展用はがきの断面図であ
る。
【図3】この発明の実施形態2における親展用はがきの
製造工程を示す断面図である。
【図4】この発明の実施形態3に係る親展用はがきの製
造方法を示し、(a)はプリント用紙の平面図、(b)
はプリント用紙を二つ折りにする状態を示す斜視図、
(c)はさらに二つ折りにして親展用はがきを形成する
状態を示す斜視図である。
【図5】この発明の実施形態4に係る親展用はがきの製
造方法を示し、(a)はプリント用紙の平面図、(b)
はプリント用紙を二つ折りにする状態を示す斜視図、
(c)はさらに三つ折りにして親展用はがきを形成する
状態を示す斜視図である。
【図6】図5(c)の状態の親展用はがきの断面図であ
る。
【図7】この発明の実施形態5における親展用はがきの
製造工程を示す断面図である。
【図8】この発明の実施形態6に係る親展用はがきの製
造方法を示し、(a)はプリント用紙の平面図、(b)
はプリント用紙を二つ折りにする状態を示す斜視図、
(c)はさらに三つ折りにして親展用はがきを形成する
状態を示す斜視図である。
【図9】従来の親展用はがきを示す断面図である。
【図10】従来の他の親展用はがきを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1,11,21,31 プリント用紙 2,3 接着剤 4,6 第1の熱圧着シート 5 第2の熱圧着シート 12,34 マージナルパンチ部 22,32 切欠 23,33 表示 51,52 透明シール 1a,11a,21a,31a 表面 1b,11b,21b,31b 裏面 A 主面 B 非親展面 C,D,E,F 親展面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宛て名が記載される主面Aと非親展面B
    と再剥離可能に互いに接着された二つの親展面C及びD
    とを有する二つ折りの親展用はがきにおいて、 面Aと面Bが互いに隣接すると共に面Cと面Dが互いに
    隣接するように表面上に面A〜Dに表示すべき情報がそ
    れぞれ印字されたプリント用紙を面A及びBと面C及び
    Dとの間で印字面を表として二つ折りにして完全接着
    し、さらに面A及びBを表として二つ折りにして面C及
    びDを再剥離可能に互いに接着したことを特徴とする親
    展用はがき。
  2. 【請求項2】 宛て名が記載される主面Aと非親展面B
    と再剥離可能に互いに接着された二つの親展面C及びD
    とを有する二つ折りの親展用はがきの製造方法におい
    て、 プリント用紙の表面上に面Aと面Bが互いに隣接すると
    共に面Cと面Dが互いに隣接するように面A〜Dに表示
    すべき情報をそれぞれ印字し、 印字されたプリント用紙を面A及びBと面C及びDとの
    間で印字面を表として二つ折りにして裏面を完全接着
    し、 面A及びBを表として二つ折りにして面C及びDを再剥
    離可能に互いに接着することを特徴とする親展用はがき
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 両側部にマージナルパンチ部が設けられ
    たプリント用紙に印字し、二つ折りにして裏面を完全接
    着し、さらに二つ折りにして面C及びDを再剥離可能に
    互いに接着した後、マージナルパンチ部を切除すること
    を特徴とする請求項2に記載の親展用はがきの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 印字面を表として二つ折りにされたプリ
    ント用紙の裏面間に1枚のシールからなる第1の熱圧着
    シートを挿入し、 さらに面C及びDが互いに密着するように二つ折りにし
    てこれらの面C及びDの間に、予め内面が互いに再剥離
    可能に接着された2枚のシールからなる第2の熱圧着シ
    ートを挿入し、 プリント用紙を押し付けつつ加熱することにより第1の
    熱圧着シートの両面をプリント用紙の裏面に完全接着す
    ると共に第2の熱圧着シートの両外面を面C及びDにそ
    れぞれ完全接着することを特徴とする請求項2または3
    に記載の親展用はがきの製造方法。
  5. 【請求項5】 宛て名が記載される主面Aと非親展面B
    とそれぞれ再剥離可能に互いに接着された二組の親展面
    C及びD並びにE及びFとを有する三つ折りの親展用は
    がきにおいて、 表面上に面A〜Fに表示すべき情報がそれぞれ印字され
    たプリント用紙を印字面を表として二つ折りにして完全
    接着し、さらに面Cと面Dが互いに密着すると共に面E
    と面Fが互いに密着するように三つ折りにして面C及び
    D並びに面E及びFをそれぞれ再剥離可能に互いに接着
    したことを特徴とする親展用はがき。
  6. 【請求項6】 宛て名が記載される主面Aと非親展面B
    とそれぞれ再剥離可能に互いに接着された二組の親展面
    C及びD並びにE及びFとを有する三つ折りの親展用は
    がきの製造方法において、 プリント用紙の表面上に面A〜Fに表示すべき情報をそ
    れぞれ印字し、 印字されたプリント用紙を印字面を表として二つ折りに
    して裏面を完全接着し、 面Cと面Dが互いに密着すると共に面Eと面Fが互いに
    密着するように三つ折りにして面C及びD並びに面E及
    びFをそれぞれ再剥離可能に互いに接着することを特徴
    とする親展用はがきの製造方法。
  7. 【請求項7】 両側部にマージナルパンチ部が設けられ
    たプリント用紙に印字し、二つ折りにして裏面を完全接
    着し、さらに三つ折りにして面C及びD並びに面E及び
    Fをそれぞれ再剥離可能に互いに接着した後、マージナ
    ルパンチ部を切除することを特徴とする請求項6に記載
    の親展用はがきの製造方法。
  8. 【請求項8】 印字面を表として二つ折りにされたプリ
    ント用紙の裏面間に1枚のシールからなる第1の熱圧着
    シートを挿入し、 さらに面Cと面Dが互いに密着すると共に面Eと面Fが
    互いに密着するように三つ折りにした後、面C及びDの
    間及び面E及びFの間に、予め内面が互いに再剥離可能
    に接着された2枚のシールからなる第2の熱圧着シート
    をそれぞれ挿入し、 プリント用紙を押し付けつつ加熱することにより第1の
    熱圧着シートの両面をプリント用紙の裏面に完全接着す
    ると共に第2の熱圧着シートの両外面を面C及びD並び
    に面E及びFにそれぞれ完全接着することを特徴とする
    請求項6または7に記載の親展用はがきの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018192778A (ja) * 2017-05-18 2018-12-06 ケイディケイ株式会社 往復葉書及びその製造方法
JP2019010855A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 ケイディケイ株式会社 往復葉書及びその製造方法
JP2019193999A (ja) * 2018-05-02 2019-11-07 ケイディケイ株式会社 折り畳み封書

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