JPH11221983A - 封書の封緘構造 - Google Patents

封書の封緘構造

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JPH11221983A
JPH11221983A JP4110298A JP4110298A JPH11221983A JP H11221983 A JPH11221983 A JP H11221983A JP 4110298 A JP4110298 A JP 4110298A JP 4110298 A JP4110298 A JP 4110298A JP H11221983 A JPH11221983 A JP H11221983A
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JP
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piece
sealed
sealing
sealed letter
envelope
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JP4110298A
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English (en)
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Tsutomu Kato
努 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封筒に宛名ラベルを貼付して郵送する場合、
封筒を封緘する工程と宛名ラベルを貼る工程が別々に必
要であったため、例えば企業のダイレクトメール等、一
度に大量の封書を手作業で封緘して発送するような場合
に、多くの時間とコストを費やさねばならない問題点が
あった。 【解決手段】 封書本体Aに封緘片を形成しその封緘片
を封書本体Aに折重ねて貼り付けるようにした封書にお
いて、封緘片を封書本体Aの表側に折り重なるように
形成する、表面に宛名記載領域があり裏面が粘着構造
である宛名ラベルを使用する、封緘片を封書本体Aの
表側に折重ねるとともに、その封緘片と封書本体Aの双
方に跨るようにして宛名ラベルを貼り付け、以て宛名ラ
ベルを介して封緘片を封書本体Aに貼り付ける、という
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、封書の封緘構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の封書を図12〜図14により説明
する。図12,図13の封書本体100は、表紙片10
1と裏紙片102を袋状に貼り合わせた横長の角型封筒
(いわゆる洋封筒)であって、表紙片101に封緘片1
03が連設されており、その封緘片103を裏紙片10
2に折り重ねて貼り付ける封緘構造になっている。一
方、図14は郵便書簡として一般に市販されているもの
であり、長方形の封書本体100に平行な二本の山折線
105,105を形成して表紙片101、裏紙片10
2、折込紙片106の三つ折り構造に形成するとともに
表紙片101の三辺に封緘片103,103,103を
連設し、前記封書本体100を三つ折りしてから各封緘
片103…を裏紙片102側に折り重ねて貼り付ける封
緘構造になっている。なお、この郵便書簡の封書を開封
する場合は、印刷された切取線107に沿って各封緘片
103…を全て切り落とすようにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記図12,図13の
封書で、例えば、表面に宛名記載領域Xがあり裏面が粘
着構造であるいわゆる宛名ラベルYを使用して郵送する
場合は、先ず、封筒に手紙や広告などの内容物を入れ、
次ぎに封緘片103を裏紙片102に糊付けし、最後に
表紙片101に宛名ラベルYを貼る。また、図14の郵
便書簡の封書で前記宛名ラベルYを使用する場合は、封
書本体100に直接文面等を印刷する場合はそのまま三
つ折りし、また、写真などを同封する場合は三つ折りし
た封書本体100の間にそれを挟み込み、次ぎに全ての
封緘片103…を裏紙片102の縁に糊付けし、最後に
表紙片101に前記宛名ラベルYを貼る。
【0004】このように従来の封書は、封緘する工程と
宛名ラベルYを貼る工程が別々に必要であったため、例
えば企業のダイレクトメールなど、一度に大量の封書を
手作業で封緘して発送するような場合に、多くの時間と
コストを費やさねばならない問題点があった。
【0005】本発明は上記に鑑みなされたもので、その
目的は、封緘する工程と宛名ラベルを貼る工程とを一工
程化し、もって封書発送作業の能率向上を図ることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、封書本体に封緘片を形成し、その封緘片を
封書本体に折り重ねて貼り付けるようにした封書におい
て、次の〜の要件を具備してなる封書の封緘構造を
提供する。 前記封緘片を封書本体の表側に折り重なるように形成
する。 表面に宛名記載領域があり、裏面が粘着構造である宛
名ラベルを使用する。 前記封緘片を封書本体の表側に折り重ねるとともに、
その封緘片と封書本体の双方に跨るようにして宛名ラベ
ルを貼り付け、もって、宛名ラベルを介して封緘片を封
書本体に貼り付ける。
【0007】本発明の封書の封緘構造は、封書の表側に
封じ目を設定し、その封じ目に宛名ラベルを貼って封緘
するものであり、従来の封緘工程と宛名ラベルの貼付工
程が一工程で完了する。
【0008】
【発明の実施形態1】以下に本発明の実施形態1を図面
を参照しつつ説明する。なお、図1は封書の完成状態を
示す正面図、図2は封筒の正面図、図3は封筒の背面
図、図4は封筒の展開図である。
【0009】実施形態1の封書本体Aは、横長の角型封
筒である。この角型封筒は図4の展開図に示したよう
に、表紙片1の下側に山折線2を介して裏紙片3を連設
し、さらにその裏紙片3の下側に山折線4を介して封緘
片5を連設してなる。そして、表紙片1の両横に連設し
た糊付け片6,6を山折りして裏側に折返し、次ぎに山
折線2を折曲して裏紙片3を表紙片1に折り重ね、糊付
け片6,6を裏紙片3の内面に接着して袋形態にする。
従って、封緘片5は、裏紙片3と一体で封書本体Aの表
側に折り重なる向きになっている。
【0010】次ぎに、上記角型封筒を使用する場合は、
先ず手紙や広告などの内容物を中に入れ、山折線4を折
って封緘片5を表紙片1の上に重ねる。次ぎに、図1の
ように表面に宛名記載領域Xがあり裏面が粘着構造であ
る公知の宛名ラベルYを前記封緘片5と表紙片1(封書
本体A)の双方に跨るようにして貼り付ける。こうする
ことにより宛名ラベルYを介して封緘片5が封書本体A
に貼り付けられる。そして、封緘片5と封書本体Aの双
方に跨るようにして切手Kを貼り付ければ、そのまま郵
送することができる。
【0011】前記のように封緘片5と封書本体Aの双方
に跨らせて切手Kを貼り付ければ、その切手Kに封印機
能を発揮させることができる。また、切手Kを使用しな
い場合は、図1一点鎖線のように宛名ラベルYの宛名記
載領域Xの一部に「料金後納郵便」のような通信マーク
Mを施すようにしてもよい。そのための表示手段は、白
紙の宛名ラベルYに予め印刷しておくようにするか、或
いはワープロソフトなどで宛名と一緒に印字されるよう
にプログラムしておいてもよい。
【0012】なお、宛名ラベルYの宛名記載領域Xの一
部に「料金後納郵便」、「料金別納郵便」、「宅配便」
などの通信マークMを施す技術的思想は、そのような通
信マークを印刷するにはコストが掛かりすぎる場合、す
なわち比較的少ない枚数の封書を対象とする場合や、或
いは透明な市販の樹脂製封筒に前記通信マークを入れる
場合などに有用性があり、従って、従来の一般的な封書
に対しても利用価値がある。また、図5一点鎖線に示し
たように宛名ラベルYの宛名記載領域Xの一部に差出人
の写真や似顔絵をワンポイントマークPで記載するよう
にすることもできる。その場合、例えば顔写真などをス
キャナで読み込んでコンピュータで画像処理し、それを
宛名ラベルYの宛名記載領域Xにプリンターでプリント
するか、或いは、顔写真を撮影してシール用紙にプリン
トする自動販売機型の撮影装置で宛名ラベルを製造す
る。
【0013】以上実施形態1の封書を横長の角型封筒を
例に説明したが、もちろん図5に示したように縦長の角
型封筒(いわゆる和封筒)でも同じである。その場合、
下の空白部分7は広告欄として利用することができる。
【0014】その他、図面中符号Zは郵便番号枠であ
る。
【0015】
【発明の実施形態2】図6,図7は実施形態2を示すも
のであって、図6は封書の展開図、図7は封書の斜視図
である。この実施形態2の封書は、従来技術で説明した
郵便書簡と同じように封書本体Bに直接必要な事項を記
載し、それを三つ折りして開放端を封じる構造に特徴が
ある。すなわち、長方形の封書本体Bに平行な二本の山
折線8,8を形成して折込紙片9、表紙片1、裏紙片3
の三つ折り構造とし、さらに裏紙片3の一辺に山折線1
0を介して封緘片5を連設してなる。そして、先ず表紙
片1の裏側に折込紙片9を折り重ね、次ぎに折込紙片9
の上に裏紙片3を折り重ね、さらに表紙片1の上に封緘
片5を折り重ねて封書本体Bを折り畳む。次ぎに、図7
のように実施形態1と同じ宛名ラベルYを封緘片5と表
紙片1(封書本体B)の双方に跨るようにして貼り付
け、もって宛名ラベルYを介して封緘片5を封書本体B
に貼り付ける。
【0016】なお、図6,図7は縦置き形態の封書を示
したが、図8,図9に示したように横置き形態の封書に
することもできる。また、言うまでもなく実施形態2の
封書本体Bの折り数は、二つ折り以上で任意に設定可能
である。
【0017】
【発明の実施形態3】図10,図11は実施形態3を示
すものであって、図10は封書の展開図、図11は封書
の斜視図である。この実施形態3の封書は、前記実施形
態2の変形であって、封緘片5と内折り片11を組み合
わせた点に特徴がある。すなわち、図10に示したよう
に、封書本体Cの裏紙片3の端に山折線12を介して内
折り片11を形成し、その内折り片11を切り込んで封
緘片5を形成する。そして、先ず表紙片1の裏に折込紙
片9を折り重ね、次ぎに裏紙片3の裏に内折り片11と
封緘片5を一体にして折り重ね、次ぎに裏紙片3を表紙
片1の裏に折り重ね、最後に表紙片1の端を封緘片5の
下に挟み込んで図11のように宛名ラベルYで封じる。
【0018】この実施形態3の封書は、裏紙片3のコー
ナー部分(図10,図11中符号13参照)が内折り片
11を折り重ねたことによって二重構造となるため、十
分な形態安定性を確保しつつ封緘片5をコンパクト化す
ることができる。ちなみに、内折り片11を設けずに封
緘片5のコンパクト化を実施した場合は、裏紙片3の封
緘片5側のコーナー部分が一枚構造になるため、配達さ
れるまでの過程で折れたり破れたりする可能性が高い。
【0019】以上本発明を実施形態1〜3について説明
したが、もちろん本発明は上記実施形態1〜3に限定さ
れるものではない。例えば、実施形態1では紙製の角型
封筒を使用したが、透明な合成樹脂製の封筒であっても
よい。なお、従来の樹脂製封筒では封緘片に塗布した接
着剤が内容物を取り出すときに貼り付く不具合があった
が、本発明では宛名ラベルYで封緘するため封緘片5に
接着剤を塗布する必要がなく、従って、内容物が取り出
しやすくなるという特有の効果がある。
【0020】
【発明の効果】本発明の封書の封緘構造は、封書の表側
に封じ目を設定し、その封じ目に宛名ラベルを貼って封
緘するようにしたため、封緘工程と宛名ラベルの貼付工
程が一工程で完了する。従って、封書の発送作業の能率
を飛躍的に向上させ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 封書の完成状態を示す正面図である。
【図2】 封筒の正面図である。
【図3】 封筒の背面図である。
【図4】 封筒の展開図である。
【図5】 封書の完成状態を示す正面図である。
【図6】 封書の展開図である。
【図7】 封書の斜視図である。
【図8】 封書の展開図である。
【図9】 封書の斜視図である。
【図10】 封書の展開図である。
【図11】 封書の斜視図である。
【図12】 従来の封書の正面図である。
【図13】 従来の封書の背面図である。
【図14】 郵便書簡の展開図である。
【符号の説明】 A〜C…封書本体 X …宛名記載領域 Y …宛名ラベル 5 …封緘片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封書本体に封緘片を形成し、その封緘片
    を封書本体に折り重ねて貼り付けるようにした封書にお
    いて、次の〜の要件を具備してなることを特徴とす
    る封書の封緘構造。 前記封緘片を封書本体の表側に折り重なるように形成
    する。 表面に宛名記載領域があり、裏面が粘着構造である宛
    名ラベルを使用する。 前記封緘片を封書本体の表側に折り重ねるとともに、
    その封緘片と封書本体の双方に跨るようにして宛名ラベ
    ルを貼り付け、もって、宛名ラベルを介して封緘片を封
    書本体に貼り付ける。
JP4110298A 1998-02-06 1998-02-06 封書の封緘構造 Pending JPH11221983A (ja)

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JP4110298A JPH11221983A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 封書の封緘構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001270532A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Akinao Tsuda 慶弔用現金書留封筒
JP2013180819A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Papyrus Company Co Ltd デリバリーパック

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001270532A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Akinao Tsuda 慶弔用現金書留封筒
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