JPH09140081A - 小型直流モータ - Google Patents
小型直流モータInfo
- Publication number
- JPH09140081A JPH09140081A JP7298053A JP29805395A JPH09140081A JP H09140081 A JPH09140081 A JP H09140081A JP 7298053 A JP7298053 A JP 7298053A JP 29805395 A JP29805395 A JP 29805395A JP H09140081 A JPH09140081 A JP H09140081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- bottom plate
- motor
- terminal press
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種音響機器,産業機器などに使用される小
型直流モータにおいて、鉄製の底板と樹脂製のブラケッ
トを溶着した時にブラケットの端子圧入部と底板の端子
圧入部挿入用貫通孔とのクリアランスによりモータ回転
時に振動し騒音が大きくなる問題点を解決することを目
的とする。 【解決手段】 小型直流モータの鉄製の底板において、
ブラケットの端子圧入部挿入用貫通孔に突起を設けるこ
とで、ブラケットを底板に溶着したときにブラケットの
端子圧入部は底板に強固に固定されるため振動しなくな
りモータ回転時の騒音を低減できる。
型直流モータにおいて、鉄製の底板と樹脂製のブラケッ
トを溶着した時にブラケットの端子圧入部と底板の端子
圧入部挿入用貫通孔とのクリアランスによりモータ回転
時に振動し騒音が大きくなる問題点を解決することを目
的とする。 【解決手段】 小型直流モータの鉄製の底板において、
ブラケットの端子圧入部挿入用貫通孔に突起を設けるこ
とで、ブラケットを底板に溶着したときにブラケットの
端子圧入部は底板に強固に固定されるため振動しなくな
りモータ回転時の騒音を低減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響機器,産業機
器などに用いられる小型直流モータに関するものであ
る。
器などに用いられる小型直流モータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】小型直流モータで鉄製の底板を用いるも
のでは、端子を保持する樹脂製のブラケットを底板に溶
着または一体成型で固定している。
のでは、端子を保持する樹脂製のブラケットを底板に溶
着または一体成型で固定している。
【0003】以下に従来の小型直流モータについて説明
する。図3は従来の小型直流モータの底板形状を示すも
のである。図3において、1はブラケットの端子圧入部
挿入用の貫通孔である。3はブラケットの溶着部を挿入
する貫通孔である。図4は従来の小型直流モータのブラ
ケットの形状を示すものである。4は端子圧入部、6は
溶着部である。図5はブラケットと底板の固定方法を示
すものである。7はブラケット、4はブラケットの端子
圧入部、6はブラケットの溶着部、8は底板である。
する。図3は従来の小型直流モータの底板形状を示すも
のである。図3において、1はブラケットの端子圧入部
挿入用の貫通孔である。3はブラケットの溶着部を挿入
する貫通孔である。図4は従来の小型直流モータのブラ
ケットの形状を示すものである。4は端子圧入部、6は
溶着部である。図5はブラケットと底板の固定方法を示
すものである。7はブラケット、4はブラケットの端子
圧入部、6はブラケットの溶着部、8は底板である。
【0004】以上のように構成された小型直流モータに
ついて、以下その動作について説明する。上記の構成に
おいて、ブラケットの端子圧入部と溶着部が底板の各々
に対応する貫通孔に挿入された後、前記の溶着部を溶着
しブラケットと底板を固定している。
ついて、以下その動作について説明する。上記の構成に
おいて、ブラケットの端子圧入部と溶着部が底板の各々
に対応する貫通孔に挿入された後、前記の溶着部を溶着
しブラケットと底板を固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ブラケットの端子圧入部をスムーズに底板
に挿入させるため、端子圧入部は底板の貫通孔よりも小
さくしているため、そのクリアランスによりモータを回
転させたときに振動し騒音が大きくなるという問題点を
有していた。本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、低騒音の小型直流モータを提供することを目的とす
るものである。
の構成では、ブラケットの端子圧入部をスムーズに底板
に挿入させるため、端子圧入部は底板の貫通孔よりも小
さくしているため、そのクリアランスによりモータを回
転させたときに振動し騒音が大きくなるという問題点を
有していた。本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、低騒音の小型直流モータを提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の小型直流モータは、第1の手段として底板の
貫通孔にブラケットの端子圧入部固定保持のための突起
を設けた構成を有している。
に本発明の小型直流モータは、第1の手段として底板の
貫通孔にブラケットの端子圧入部固定保持のための突起
を設けた構成を有している。
【0007】また、第2の手段はブラケットの端子圧入
部に底板と固定保持されるための突起を設けた構成を有
している。
部に底板と固定保持されるための突起を設けた構成を有
している。
【0008】
(実施の形態1)以下、本発明の実施の形態について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施の形態における
小型直流モータの底板形状である。図1において、1は
ブラケットの端子圧入部挿入用の貫通孔、2は端子圧入
部固定保持用の突起、3はブラケットの溶着部を挿入す
る貫通孔である。
小型直流モータの底板形状である。図1において、1は
ブラケットの端子圧入部挿入用の貫通孔、2は端子圧入
部固定保持用の突起、3はブラケットの溶着部を挿入す
る貫通孔である。
【0010】以上のように構成された小型直流モータに
ついて以下その動作を説明する。上記の構成において、
ブラケットの端子圧入部と溶着部が底板の各々に対応す
る貫通孔に挿入された後、前記の溶着部を溶着しブラケ
ットと底板を固定するが、底板の前記端子圧入部挿入用
貫通孔に設けられた突起により強固に固定される。
ついて以下その動作を説明する。上記の構成において、
ブラケットの端子圧入部と溶着部が底板の各々に対応す
る貫通孔に挿入された後、前記の溶着部を溶着しブラケ
ットと底板を固定するが、底板の前記端子圧入部挿入用
貫通孔に設けられた突起により強固に固定される。
【0011】以上のように本実施の形態によれば、底板
の貫通孔にブラケットの端子圧入部固定保持のための突
起を設けることにより、ブラケットの端子圧入部は底板
に強固に固定され振動しなくなりモータ回転時の騒音を
低減できる。
の貫通孔にブラケットの端子圧入部固定保持のための突
起を設けることにより、ブラケットの端子圧入部は底板
に強固に固定され振動しなくなりモータ回転時の騒音を
低減できる。
【0012】(実施の形態2)以下本発明の第2の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。
の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0013】図2は本発明の第2の実施の形態における
小型直流モータのブラケット形状である。図2におい
て、4は端子圧入部、5は端子圧入部固定保持用の突
起、6は溶着部である。図1の構成と異なるのは端子圧
入部固定保持用の突起をブラケット側に設けた点であ
る。
小型直流モータのブラケット形状である。図2におい
て、4は端子圧入部、5は端子圧入部固定保持用の突
起、6は溶着部である。図1の構成と異なるのは端子圧
入部固定保持用の突起をブラケット側に設けた点であ
る。
【0014】以上のように構成された小型直流モータに
ついて、以下その動作を説明する。上記の構成におい
て、ブラケットの端子圧入部と溶着部が底板の各々に対
応する貫通孔に挿入された後、前記の溶着部を溶着しブ
ラケットと底板を固定するが、ブラケットの端子圧入部
に設けられた突起により強固に固定される。
ついて、以下その動作を説明する。上記の構成におい
て、ブラケットの端子圧入部と溶着部が底板の各々に対
応する貫通孔に挿入された後、前記の溶着部を溶着しブ
ラケットと底板を固定するが、ブラケットの端子圧入部
に設けられた突起により強固に固定される。
【0015】以上のように本実施の形態によれば、ブラ
ケットの端子圧入部に突起を設けることにより、ブラケ
ットの端子圧入部は底板に強固に固定され振動しなくな
りモータ回転時の騒音を低減できる。
ケットの端子圧入部に突起を設けることにより、ブラケ
ットの端子圧入部は底板に強固に固定され振動しなくな
りモータ回転時の騒音を低減できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、底板の貫通孔に
ブラケットの端子圧入部固定保持のための突起を設ける
ことにより、さらに前記底板の貫通孔の突起の代わりに
ブラケットの端子圧入部に突起を設けることにより、ブ
ラケットの端子圧入部は底板に強固に固定され振動しな
くなりモータ回転時の騒音を低減できるすぐれた小型直
流モータを実現できるものである。
ブラケットの端子圧入部固定保持のための突起を設ける
ことにより、さらに前記底板の貫通孔の突起の代わりに
ブラケットの端子圧入部に突起を設けることにより、ブ
ラケットの端子圧入部は底板に強固に固定され振動しな
くなりモータ回転時の騒音を低減できるすぐれた小型直
流モータを実現できるものである。
【図1】本発明の第1の実施の形態による小型直流モー
タの底板形状を示す図
タの底板形状を示す図
【図2】本発明の第2の実施の形態による小型直流モー
タのブラケットの形状図
タのブラケットの形状図
【図3】従来の小型直流モータの底板形状図
【図4】従来の小型直流モータのブラケットの形状図
【図5】ブラケットと底板の固定方法を示す断面図
1 ブラケットの端子圧入部挿入用の貫通孔 2 端子圧入部固定保持用の突起 3 ブラケットの溶着部を挿入する貫通孔 4 ブラケットの端子圧入部 5 ブラケットの端子圧入部固定保持用の突起 6 ブラケットの溶着部 7 ブラケット 8 底板
Claims (2)
- 【請求項1】 端子を圧入固定する樹脂製のブラケット
と、このブラケットの端子圧入部が挿入される貫通孔を
有してこのブラケットを溶着にて固定する鉄製の底板
と、前記底板の貫通孔にブラケットの端子圧入部固定保
持のための突起を備えた小型直流モータ。 - 【請求項2】 底板と固定保持されるための突起をブラ
ケットの端子圧入部に備えた請求項1記載の小型直流モ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7298053A JPH09140081A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 小型直流モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7298053A JPH09140081A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 小型直流モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09140081A true JPH09140081A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17854528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7298053A Pending JPH09140081A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 小型直流モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09140081A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6465927B2 (en) | 2000-10-31 | 2002-10-15 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Miniature electric motor |
WO2019054090A1 (ja) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | 日本電産株式会社 | モータ及び電動パワーステアリング装置 |
WO2019111443A1 (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-13 | 日本電産株式会社 | モータ及び電動パワーステアリング装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60103249U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-13 | 株式会社日立製作所 | 電気機器の接続端子 |
JPS61456U (ja) * | 1984-06-06 | 1986-01-06 | マブチモ−タ−株式会社 | 小型モ−タ |
JPS61455U (ja) * | 1984-06-06 | 1986-01-06 | マブチモ−タ−株式会社 | 小型モ−タ |
JPH03169237A (ja) * | 1989-11-27 | 1991-07-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 整流子モータの軸受装置 |
JPH0530699A (ja) * | 1991-07-19 | 1993-02-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 整流子モータの刷子支持装置 |
-
1995
- 1995-11-16 JP JP7298053A patent/JPH09140081A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60103249U (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-13 | 株式会社日立製作所 | 電気機器の接続端子 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1202436B1 (en) * | 2000-10-31 | 2013-07-24 | Mabuchi Motor Co., Ltd | Miniature electric motor with reduced noise emission |
WO2019054090A1 (ja) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | 日本電産株式会社 | モータ及び電動パワーステアリング装置 |
CN111033963A (zh) * | 2017-09-15 | 2020-04-17 | 日本电产株式会社 | 马达和电动助力转向装置 |
JPWO2019054090A1 (ja) * | 2017-09-15 | 2020-10-15 | 日本電産株式会社 | モータ及び電動パワーステアリング装置 |
US11355994B2 (en) | 2017-09-15 | 2022-06-07 | Nidec Corporation | Motor and electric power steering system |
WO2019111443A1 (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-13 | 日本電産株式会社 | モータ及び電動パワーステアリング装置 |
JPWO2019111443A1 (ja) * | 2017-12-04 | 2020-12-03 | 日本電産株式会社 | モータ及び電動パワーステアリング装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050125 |