JPH0718224Y2 - スピ−カ−装置 - Google Patents
スピ−カ−装置Info
- Publication number
- JPH0718224Y2 JPH0718224Y2 JP1986146708U JP14670886U JPH0718224Y2 JP H0718224 Y2 JPH0718224 Y2 JP H0718224Y2 JP 1986146708 U JP1986146708 U JP 1986146708U JP 14670886 U JP14670886 U JP 14670886U JP H0718224 Y2 JPH0718224 Y2 JP H0718224Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input terminal
- back plate
- outer shell
- shell case
- speaker device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は高忠実度再生を目的とするスピーカー装置に
おける再生音質の改善構造に関する。
おける再生音質の改善構造に関する。
第2図は従来のスピーカー装置の背面構造を示す斜視図
であり,この従来のスピーカー装置では,図示のように
外殻ケース(1)の背面封塞用の裏板(2)の中央上部
に入力端子板取付け穴(3)が開設されていた。
であり,この従来のスピーカー装置では,図示のように
外殻ケース(1)の背面封塞用の裏板(2)の中央上部
に入力端子板取付け穴(3)が開設されていた。
第3図は上記従来装置における裏板(2)のモデルアナ
リシス図形で裏板(2)の中央部が凹んだ状態であり,
図中の中央部点線(5)が裏板(2)の静止状態を示
し,中央部実線(6)は振動で裏板(2)が動いた状態
を表わしている。
リシス図形で裏板(2)の中央部が凹んだ状態であり,
図中の中央部点線(5)が裏板(2)の静止状態を示
し,中央部実線(6)は振動で裏板(2)が動いた状態
を表わしている。
すなわち裏板(2)の最も低い共振周波数状態で,入力
端子板取付け穴(3)の下端開口縁部が実線(6)の終
端点(6a)に該当し裏板(2)の中での最大変移個所に
なつている。
端子板取付け穴(3)の下端開口縁部が実線(6)の終
端点(6a)に該当し裏板(2)の中での最大変移個所に
なつている。
これは裏板(2)の中央部に入力端子板取付け穴(3)
が設けられていることにより,その剛性が該部で低下す
ることに起因する。これがため端子およびこれに接続さ
れた電線が大きく振動されると共に,入力端子板それ自
体の機械的振動音が輻射されることになり,スピーカー
の再生音質を悪化させていた。
が設けられていることにより,その剛性が該部で低下す
ることに起因する。これがため端子およびこれに接続さ
れた電線が大きく振動されると共に,入力端子板それ自
体の機械的振動音が輻射されることになり,スピーカー
の再生音質を悪化させていた。
また、外殻ケースの背面の一部を切欠き,そこに入力端
子板を設けるものも提案されたが,これは外殻ケースに
切欠きを設けることにより製造工程が増加してコストア
ツプをもたらし,さらに,切欠きを設けることにより外
殻ケースの剛性が低下し,音響特性を悪化させていた。
子板を設けるものも提案されたが,これは外殻ケースに
切欠きを設けることにより製造工程が増加してコストア
ツプをもたらし,さらに,切欠きを設けることにより外
殻ケースの剛性が低下し,音響特性を悪化させていた。
この考案は,外殻ケースや裏板に何等加工を施すことな
く,入力端子板を振動の最も少い個所に設置して上記の
問題点を解消することを目的とする。
く,入力端子板を振動の最も少い個所に設置して上記の
問題点を解消することを目的とする。
この考案の場合は入力端子板(7)を外殻ケース(1)
の背面上部隅角部(A)に,該部の裏板(2)に跨るよ
うに一体に重合固着させている。
の背面上部隅角部(A)に,該部の裏板(2)に跨るよ
うに一体に重合固着させている。
この考案の場合は,入力端子板が振動の最も少い個所に
設けられているので,端子およびこれに接続された電線
の振動が低減されるばかりでなく,入力端子板からの振
動音輻射も低下し,また,外殻ケースや裏板に切欠きや
穴等の入力端子板取付け用の加工が施されていないの
で,製造原価が低下するとともに外殻ケースや裏板の剛
性も高められる。
設けられているので,端子およびこれに接続された電線
の振動が低減されるばかりでなく,入力端子板からの振
動音輻射も低下し,また,外殻ケースや裏板に切欠きや
穴等の入力端子板取付け用の加工が施されていないの
で,製造原価が低下するとともに外殻ケースや裏板の剛
性も高められる。
以下この考案の一実施例について説明する。すなわち第
1図において(1)は外殻ケース,(2)はこの外殻ケ
ースの背面開口を閉塞する裏板,(7)は外殻ケース
(1)の背面隅角部(A)にねじ(9)で固着した入力
端子板で,これは該部の裏板(2)および外殻ケース
(1)の周側板(1a)に跨るように取付けられている。
1図において(1)は外殻ケース,(2)はこの外殻ケ
ースの背面開口を閉塞する裏板,(7)は外殻ケース
(1)の背面隅角部(A)にねじ(9)で固着した入力
端子板で,これは該部の裏板(2)および外殻ケース
(1)の周側板(1a)に跨るように取付けられている。
なおこの入力端子板(7)はその重合面からの空気漏れ
を防ぐために,ガスケツトあるいは接着剤を併用して取
付けられている。その他図中の(8)は入力端子板
(7)に設けた入力端子である。
を防ぐために,ガスケツトあるいは接着剤を併用して取
付けられている。その他図中の(8)は入力端子板
(7)に設けた入力端子である。
この考案のスピーカー装置は以上のように構成されてい
るので,端子およびこれに接続された電線の振動が低減
されるばかりでなく,入力端子板の振動音輻射も低下
し,その分スピーカーの再生音質が改善され,しかも入
力端子板取付けのために外殻ケースや裏板に切欠きや穴
等の製造原価を高め剛性を低下させる加工を施す必要が
ないという効果がある。
るので,端子およびこれに接続された電線の振動が低減
されるばかりでなく,入力端子板の振動音輻射も低下
し,その分スピーカーの再生音質が改善され,しかも入
力端子板取付けのために外殻ケースや裏板に切欠きや穴
等の製造原価を高め剛性を低下させる加工を施す必要が
ないという効果がある。
第1図はこの考案のスピーカー装置の一実施例を示す背
面斜視図,第2図は従来のスピーカー装置,第3図は第
2図のものにおける裏板の振動時におけるモデルアナリ
シス図形である。 なお図中(1)は外殻ケース,(2)は裏板,(7)は
入力端子板,(A)は隅角部を示すものである。
面斜視図,第2図は従来のスピーカー装置,第3図は第
2図のものにおける裏板の振動時におけるモデルアナリ
シス図形である。 なお図中(1)は外殻ケース,(2)は裏板,(7)は
入力端子板,(A)は隅角部を示すものである。
Claims (1)
- 【請求項1】外殻ケース背面開口を裏板で封塞するよう
構成したスピーカー装置において,入力端子板を上記外
殻ケースの背面上部隅角部に,該部の裏板を跨ぐように
これらに一体に重合固着させたことを特徴とするスピー
カー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986146708U JPH0718224Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | スピ−カ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986146708U JPH0718224Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | スピ−カ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6352373U JPS6352373U (ja) | 1988-04-08 |
JPH0718224Y2 true JPH0718224Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31059422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986146708U Expired - Lifetime JPH0718224Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | スピ−カ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718224Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS506829U (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-24 |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP1986146708U patent/JPH0718224Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS506829U (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6352373U (ja) | 1988-04-08 |
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