JPH09308184A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH09308184A JPH09308184A JP8124198A JP12419896A JPH09308184A JP H09308184 A JPH09308184 A JP H09308184A JP 8124198 A JP8124198 A JP 8124198A JP 12419896 A JP12419896 A JP 12419896A JP H09308184 A JPH09308184 A JP H09308184A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- vibration
- mounting plate
- positioning
- brushless motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
用されるブラシレスモータにおいて、取付板に振動が伝
わることで、より大きな振動を誘発するという課題を解
決することを目的とする。 【解決手段】 ハウジング3と取付板1との間を防振材
14を介してネジ13により圧接固定することにより、
低振動のブラシレスモータが得られる。
Description
ンター等のOA機器に使用されるブラシレスモータの構
造に関するものである。
A機器はユーザーニーズに伴い、高性能,小型化,静音
化の傾向にあり、尚且つパーソナル化により安価で静か
な商品が要望されている。このような市場状況にあっ
て、OA機器の駆動源として使用されるブラシレスモー
タも高出力,小型,低騒音,低振動,低価格の商品が要
望されている。以下に従来のブラシレスモータの構造に
ついて述べる。
すものである。図2において3はハウジングで軸受9と
10を保持する。1は取付板でプリント基板2を保持し
ハウジング3をカシメ付けにより保持する。4はコアで
絶縁層5を介して巻線6が施されステータを構成する。
7はネジでコア4を貫通し、ハウジング3に締め付けら
れステータとハウジング3を圧接固定する。11は出力
軸で、コア4の外周方向に空隙を介して配置したマグネ
ット12を接着保持したロータフレーム8を圧入固定し
ハウジング3に外輪を保持された軸受9及び10の内輪
に接着固定される。取付板1は防振材14を介してOA
機器のモータを取り付ける筐体(以下セットシャーシ)
15にネジ16により圧接固定される。
について、以下その動作について説明する。まず、プリ
ント基板に実装された電子部品を介して巻線に電流が供
給され、巻線を施したコアに電磁作用により磁界が発生
する。この磁界とコアに対向して配置したマグネットの
磁界との間に反発、吸引力が発生しマグネットを保持し
たロータフレームがロータ軸一体で回転する。それに伴
い、巻線を施したコア及びマグネットを保持したロータ
フレームより振動が発生し、ロータシャフト,軸受を介
してハウジング,取付板に伝わり、特に取付板の板厚方
向は剛性が低く、振動を増大させるという問題を有して
いた。また、取付板とセットシャーシは防振材を介して
ネジにより圧接固定されているが、防振材の弾性により
出力軸の位置決めを高精度で行えないという問題点を有
していた。
法には、例えば特公平2−95152号公報,特公平7
−143701号公報に開示されているように、防振材
を介してネジにより圧接固定する方法が提案されてい
る。
の構成では、巻線が施されたステータコア及びマグネッ
トを保持したロータフレームよりロータシャフト,軸受
を介してハウジングに伝わる振動が直接取付板に伝わ
り、より大きな振動を誘発するという問題を有してい
る。また、取付板とセットシャーシとの間を防振材を介
してネジにより圧接固定されているため、防振材の弾性
により出力軸の位置決めを高精度で行えないという問題
を有している。
に本発明のブラシレスモータは、ハウジングと取付板と
の間を防振材を介してネジにより圧接固定し、かつハウ
ジングに位置決め用の凸部を設けることにより低振動で
位置決めの容易なモータを構成する。
タコア及び軸受を介してマグネットを保持したロータフ
レームに圧接固定された出力軸を保持するハウジングと
取付板との間を防振材を介してネジにより圧接固定し、
かつハウジングには位置決め用の凸部を備えたことを特
徴とするブラシレスモータであり、この構成により取付
板への振動伝達を防ぎ、取付板を介してセットシャーシ
に伝達する出力軸方向の振動を低減することができ、か
つハウジングに設けた位置決め用凸部により出力軸の位
置決めが容易であるという作用を有する。
説明する。
るブラシレスモータの断面図を示し、図1において3は
ハウジングで軸受9と10を保持する。1はプレート
で、プリント基板2を保持しハウジング3と防振材14
を介してネジ13で圧接固定される。4はコアで絶縁層
5を介して巻線6が施されステータを構成する。7はネ
ジでコア4を貫通し、ハウジング3に締め付けられステ
ータとハウジング3を圧接固定する。11は出力軸で、
コア4の外周方向に空隙を介して配置したマグネット1
2を接着保持したロータフレーム8を圧入固定しハウジ
ング3に外輪を保持された軸受9及び10の内輪に接着
固定される。
において、巻線が施されたステータコア及びマグネット
を保持したロータフレームよりロータシャフト,軸受を
介してハウジングに伝わる振動が発生するが、ハウジン
グの振動はハウジングと取付板との間を防振材を介して
ネジにより圧接固定されているため、取付板への伝達が
防がれ、取付板及びセットシャーシの振動を低減するこ
とが出来る。
設けられており、セットシャーシと嵌合することにより
出力軸の位置決めを行うが、ハウジングの振動は出力軸
直角方向のみセットシャーシに伝わるが、これはセット
シャーシの剛性が強い方向となるため振動を誘発しにく
く、セットシャーシに振動を誘発させることなく出力軸
の位置決めを容易にすることが出来る。
の振動伝達を防止するため、位置決め用の凸部を有した
ハウジングと取付板との間を防振材を介してネジにより
圧接固定することにより、取付板への振動伝達を防ぎ、
取付板を介してセットシャーシに伝達する出力軸方向の
振動を低減することができる。すなわち、従来のブラシ
レスモータと同等の位置決め精度を保ちつつ、より低振
動の優れたブラシレスモータを実現することが出来ると
いう有利な効果が得られる。
面図
Claims (1)
- 【請求項1】巻線が施されたステータコア及び軸受を介
してマグネットを保持したロータフレームに圧接固定さ
れた出力軸を保持するハウジングと取付板との間を防振
材を介してネジにより圧接固定し、かつハウジングには
位置決め用の凸部を備えたことを特徴とするブラシレス
モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8124198A JPH09308184A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8124198A JPH09308184A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09308184A true JPH09308184A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14879423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8124198A Pending JPH09308184A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09308184A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101240462B1 (ko) * | 2011-11-15 | 2013-04-15 | 하남전기주식회사 | Bldc 모터의 케이스 지지 구조 장치 |
JP2018129927A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-08-16 | 株式会社ケーヒン | 空調用ブロアモータユニット |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP8124198A patent/JPH09308184A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101240462B1 (ko) * | 2011-11-15 | 2013-04-15 | 하남전기주식회사 | Bldc 모터의 케이스 지지 구조 장치 |
JP2018129927A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-08-16 | 株式会社ケーヒン | 空調用ブロアモータユニット |
US10630136B2 (en) | 2017-02-08 | 2020-04-21 | Keihin Corporation | Air-conditioning blower motor unit |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2990432B1 (ja) | ステッピングモータ | |
JPH08223885A (ja) | ディスク駆動用モータ | |
JPH09308184A (ja) | ブラシレスモータ | |
JPH08289523A (ja) | 小型ブラシレスモータ | |
JPH118951A (ja) | 軸方向空隙型ファンモータ | |
JP3815857B2 (ja) | スピンドルモータ用ステータ及びこれを備えたスピンドルモータ | |
JP3327063B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JPH10191593A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2000197328A (ja) | モータ | |
JP2004208400A (ja) | アウターロータ型モータ | |
JP3214913B2 (ja) | ラジアル型アウターロータ方式ブラシレスモータ | |
JP2000166207A (ja) | ブラシレスファンモータ | |
JPH06253492A (ja) | モータ及びモータ組込機器 | |
JP2959166B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JPH08130847A (ja) | モータ | |
JPH1118386A (ja) | ブラシレスモータ | |
JPH11341769A (ja) | ブラシレス振動モータ | |
JPH0370447A (ja) | 単相ブラシレス振動モータ | |
JPH1118336A (ja) | ブラシレスモータ | |
JPH0458752A (ja) | 低ノイズ化した回転ヨーク型ブラシレスモータ | |
JP2003158836A (ja) | モーター装置 | |
JPH0441743Y2 (ja) | ||
JP3481137B2 (ja) | ターンテーブル部を備えたブラシレスモータ | |
JPH1189196A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP3336837B2 (ja) | ブラシレスモータの組み立て方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20051206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20051215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20051226 |
|
A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072 Effective date: 20060509 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |