JPH09308184A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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Publication number
JPH09308184A
JPH09308184A JP8124198A JP12419896A JPH09308184A JP H09308184 A JPH09308184 A JP H09308184A JP 8124198 A JP8124198 A JP 8124198A JP 12419896 A JP12419896 A JP 12419896A JP H09308184 A JPH09308184 A JP H09308184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
vibration
mounting plate
positioning
brushless motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8124198A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Adachi
壮 安達
Seiji Mitamura
聖司 三田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8124198A priority Critical patent/JPH09308184A/ja
Publication of JPH09308184A publication Critical patent/JPH09308184A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 P.P.C.,プリンター等のOA機器に使
用されるブラシレスモータにおいて、取付板に振動が伝
わることで、より大きな振動を誘発するという課題を解
決することを目的とする。 【解決手段】 ハウジング3と取付板1との間を防振材
14を介してネジ13により圧接固定することにより、
低振動のブラシレスモータが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はP.P.C.,プリ
ンター等のOA機器に使用されるブラシレスモータの構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、P.P.C.,プリンター等のO
A機器はユーザーニーズに伴い、高性能,小型化,静音
化の傾向にあり、尚且つパーソナル化により安価で静か
な商品が要望されている。このような市場状況にあっ
て、OA機器の駆動源として使用されるブラシレスモー
タも高出力,小型,低騒音,低振動,低価格の商品が要
望されている。以下に従来のブラシレスモータの構造に
ついて述べる。
【0003】図2は従来のブラシレスモータの構造を示
すものである。図2において3はハウジングで軸受9と
10を保持する。1は取付板でプリント基板2を保持し
ハウジング3をカシメ付けにより保持する。4はコアで
絶縁層5を介して巻線6が施されステータを構成する。
7はネジでコア4を貫通し、ハウジング3に締め付けら
れステータとハウジング3を圧接固定する。11は出力
軸で、コア4の外周方向に空隙を介して配置したマグネ
ット12を接着保持したロータフレーム8を圧入固定し
ハウジング3に外輪を保持された軸受9及び10の内輪
に接着固定される。取付板1は防振材14を介してOA
機器のモータを取り付ける筐体(以下セットシャーシ)
15にネジ16により圧接固定される。
【0004】以上のように構成されたブラシレスモータ
について、以下その動作について説明する。まず、プリ
ント基板に実装された電子部品を介して巻線に電流が供
給され、巻線を施したコアに電磁作用により磁界が発生
する。この磁界とコアに対向して配置したマグネットの
磁界との間に反発、吸引力が発生しマグネットを保持し
たロータフレームがロータ軸一体で回転する。それに伴
い、巻線を施したコア及びマグネットを保持したロータ
フレームより振動が発生し、ロータシャフト,軸受を介
してハウジング,取付板に伝わり、特に取付板の板厚方
向は剛性が低く、振動を増大させるという問題を有して
いた。また、取付板とセットシャーシは防振材を介して
ネジにより圧接固定されているが、防振材の弾性により
出力軸の位置決めを高精度で行えないという問題点を有
していた。
【0005】このようなモータの振動を遮断する取付方
法には、例えば特公平2−95152号公報,特公平7
−143701号公報に開示されているように、防振材
を介してネジにより圧接固定する方法が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、巻線が施されたステータコア及びマグネッ
トを保持したロータフレームよりロータシャフト,軸受
を介してハウジングに伝わる振動が直接取付板に伝わ
り、より大きな振動を誘発するという問題を有してい
る。また、取付板とセットシャーシとの間を防振材を介
してネジにより圧接固定されているため、防振材の弾性
により出力軸の位置決めを高精度で行えないという問題
を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のブラシレスモータは、ハウジングと取付板と
の間を防振材を介してネジにより圧接固定し、かつハウ
ジングに位置決め用の凸部を設けることにより低振動で
位置決めの容易なモータを構成する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、巻線が施されたステー
タコア及び軸受を介してマグネットを保持したロータフ
レームに圧接固定された出力軸を保持するハウジングと
取付板との間を防振材を介してネジにより圧接固定し、
かつハウジングには位置決め用の凸部を備えたことを特
徴とするブラシレスモータであり、この構成により取付
板への振動伝達を防ぎ、取付板を介してセットシャーシ
に伝達する出力軸方向の振動を低減することができ、か
つハウジングに設けた位置決め用凸部により出力軸の位
置決めが容易であるという作用を有する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図を用いて
説明する。
【0010】(実施例1)図1は本発明の一実施例によ
るブラシレスモータの断面図を示し、図1において3は
ハウジングで軸受9と10を保持する。1はプレート
で、プリント基板2を保持しハウジング3と防振材14
を介してネジ13で圧接固定される。4はコアで絶縁層
5を介して巻線6が施されステータを構成する。7はネ
ジでコア4を貫通し、ハウジング3に締め付けられステ
ータとハウジング3を圧接固定する。11は出力軸で、
コア4の外周方向に空隙を介して配置したマグネット1
2を接着保持したロータフレーム8を圧入固定しハウジ
ング3に外輪を保持された軸受9及び10の内輪に接着
固定される。
【0011】以上のように構成されたブラシレスモータ
において、巻線が施されたステータコア及びマグネット
を保持したロータフレームよりロータシャフト,軸受を
介してハウジングに伝わる振動が発生するが、ハウジン
グの振動はハウジングと取付板との間を防振材を介して
ネジにより圧接固定されているため、取付板への伝達が
防がれ、取付板及びセットシャーシの振動を低減するこ
とが出来る。
【0012】また、ハウジングには位置決め用の凸部が
設けられており、セットシャーシと嵌合することにより
出力軸の位置決めを行うが、ハウジングの振動は出力軸
直角方向のみセットシャーシに伝わるが、これはセット
シャーシの剛性が強い方向となるため振動を誘発しにく
く、セットシャーシに振動を誘発させることなく出力軸
の位置決めを容易にすることが出来る。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、取付板へ
の振動伝達を防止するため、位置決め用の凸部を有した
ハウジングと取付板との間を防振材を介してネジにより
圧接固定することにより、取付板への振動伝達を防ぎ、
取付板を介してセットシャーシに伝達する出力軸方向の
振動を低減することができる。すなわち、従来のブラシ
レスモータと同等の位置決め精度を保ちつつ、より低振
動の優れたブラシレスモータを実現することが出来ると
いう有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるブラシレスモータの断
面図
【図2】従来のブラシレスモータの断面図
【符号の説明】
1 取付板 2 プリント基板 3 ハウジング 4 コア 5 絶縁層 6 巻線 7,13,16 ネジ 8 ロータフレーム 9,10 軸受 11 出力軸 12 マグネット 14 防振材 15 セットシャーシ 17 位置決め用凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻線が施されたステータコア及び軸受を介
    してマグネットを保持したロータフレームに圧接固定さ
    れた出力軸を保持するハウジングと取付板との間を防振
    材を介してネジにより圧接固定し、かつハウジングには
    位置決め用の凸部を備えたことを特徴とするブラシレス
    モータ。
JP8124198A 1996-05-20 1996-05-20 ブラシレスモータ Pending JPH09308184A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8124198A JPH09308184A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 ブラシレスモータ

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JPH09308184A true JPH09308184A (ja) 1997-11-28

Family

ID=14879423

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JP8124198A Pending JPH09308184A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 ブラシレスモータ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101240462B1 (ko) * 2011-11-15 2013-04-15 하남전기주식회사 Bldc 모터의 케이스 지지 구조 장치
JP2018129927A (ja) * 2017-02-08 2018-08-16 株式会社ケーヒン 空調用ブロアモータユニット

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