JP3481137B2 - ターンテーブル部を備えたブラシレスモータ - Google Patents

ターンテーブル部を備えたブラシレスモータ

Info

Publication number
JP3481137B2
JP3481137B2 JP15748998A JP15748998A JP3481137B2 JP 3481137 B2 JP3481137 B2 JP 3481137B2 JP 15748998 A JP15748998 A JP 15748998A JP 15748998 A JP15748998 A JP 15748998A JP 3481137 B2 JP3481137 B2 JP 3481137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turntable
shaft
rotor
brushless motor
rotor case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15748998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11356023A (ja
Inventor
忠男 山口
尚久 小柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Parts Ind Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority to JP15748998A priority Critical patent/JP3481137B2/ja
Publication of JPH11356023A publication Critical patent/JPH11356023A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3481137B2 publication Critical patent/JP3481137B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、CD−ROM、
DVD−ROMなどのメディア駆動用として好適なター
ンテーブル部を備えたブラシレスモータに関する。 【0002】 【従来の技術】従来よりCDなどのメディア駆動用ブラ
シレスモータとしては、図3に示すように浅い円筒型ロ
ータケースKの一側に快削黄銅を切削してなるメディア
載置用ターンテーブルTを一体化するとともに他側にマ
グネットMを配したロータRと、このロータRを支持す
る軸Sと、この軸Sを軸ホルダJとステータベースBか
らなるハウジングHに支承させるとともに、このハウジ
ングHの一部に載置して前記ロータRを駆動させるステ
ータSTを備えたものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなメディア載置用ターンテーブルTは、快削黄銅を切
削してなるため、このコストや取り付け手間などが問題
となる。特に最近においては軸垂直度が厳しく要求され
ているので、軸に取り付けたときの精度が問題となって
いる。 【0004】この発明の目的は、快削黄銅などを切削し
てなる高価なターンテーブルを使用しなくても機能を果
たすことができるようにしてコスト的に有利なターンテ
ーブル部を備えたブラシレスモータを提供するものであ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するには、請求項1に示すようにロータケースの一側に
ターンテーブル部を一体化するとともに他側にマグネッ
トを配したロータと、このロータを支持する軸と、この
軸を支承するハウジングと、このハウジングの一部に載
置して前記ロータを駆動させるステータを備えたブラシ
レスモータにおいて、前記ロータケースの外周にターン
テーブルとして機能するメディア載置部を形成すると共
にその内側を凹部にし、このようにしたロータケースを
前記軸に圧入後、この軸を基準にして前記メディア載置
部を切削加工してリング状の切削加工面を形成し、その
リング状切削加工面に防錆を兼ねスリップ防止膜として
シートを張り付けたターンテーブル部を備えたようにす
れば達成できる。 【0006】請求項1に示す発明では、軸垂直度が十分
確保でき、黄銅製のメディア載置用ターンテーブルを特
別に用意しなくてすむので、コストと取り付け手間を省
くことができ、切削加工面に防錆を兼ね、高速型でもス
リップを防止できる。 【0007】 【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1はこの発明のターンテーブル部
を備えたブラシレスモータの第1の実施の形態として径
方向空隙式コアード型の構成を示す要部断面図、図2は
同モータの主要部材の部分の拡大要部断面図である。 【0008】図1において、1はハウジングを構成する
薄手のステンレス板などからなるステータベースで、上
面にガラスクロスエポキシ板からなる回路基板2を配す
ると共に、中央に橋絡部1aを残して3個の支骨片1b
‥‥を立ち上げ、この支骨片1b‥‥の部分を高摺動性
樹脂で一体成形してなる軸ホルダ3を設けている。この
軸ホルダ3の外周には複数個の突極4a‥‥にそれぞれ
電機子コイル4b‥‥を巻き線してなる2枚のコア4d
が接着、溶着などの手段によって固着され、前記各電機
子コイル4b‥‥の端末4cを前記の回路基板2の所定
のパターンに半田結線することによってステータ4を構
成している。 【0009】一方、ロータRは、前記の軸ホルダ3に直
接回転自在に装着した軸5と、この軸5を圧入すること
によって取り付けられたロータケース6と、このロータ
ケース6の内側において前記コア4dの突極4a‥‥に
径方向空隙を介して臨ませるように板状のものをカール
して圧入固着したリング状ラバーマグネット7からな
り、前記ロータケース6の外周にターンテーブルとして
機能するメディア載置部6aを形成すると共にその内側
を凹部6bにし、このようにしたロータケース6を前記
軸5に圧入後、この軸5を基準にして前記メディア載置
部6aを切削加工することにより軸垂直度を出したもの
である。なお、圧入強度を得るために前記軸5の圧入部
に平目のローレットを形成しておくのが望ましい。 【0010】そして、高速回転型メディア用として図2
に示すように切削加工したメディア載置部6aに防錆を
兼ねたゴム系の塗料を塗布してスリップ防止膜6cを形
成させるのがよい。 【0011】また、ゴム系の塗料を塗布する代わりに同
様な材質のシートを貼付してもよいものである。さら
に、上記実施の形態はコアを2枚ラミネートした薄手の
もので示したが、数十枚ラミネートした軸方向に長いも
のにも採用できるのはいうまでもない。 【0012】 【発明の効果】この発明は、上記のようにな請求項1に
示す発明では、軸垂直度が十分確保でき、メディア載置
用ターンテーブルを特別に用意しなくてすむので、コス
トと取り付け手間を省くことができ、切削加工面に防錆
を兼ね、高速型でもスリップを防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明のターンテーブル部を備えたブラシレ
スモータの第1の実施の形態として径方向空隙式コアー
ド型の構成を示す要部断面図である。 【図2】同モータの主要部材の部分の拡大要部断面図で
ある。 【図3】従来のターンテーブル部を備えたブラシレスモ
ータの要部断面図である。 【符号の説明】 1 ステータベース 1a 橋絡部 1b 支骨片 1c 切り欠き 2 回路基板 3 軸ホルダ 3a 電機子コイル 3c コアカバー 4 ステータコア数個の突極4a 4a 突極 4b 電機子コイル 5 軸 6 ロータケース 6a メディア載置部 6b 凹部 6c スリップ防止膜 7 リング状ラバーマグネット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−30001(JP,A) 特開 平9−259516(JP,A) 特開 平9−217782(JP,A) 特開 平9−158332(JP,A) 実開 昭61−477(JP,U) 実開 平5−27373(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/00 H02K 21/00 G11B 19/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ロータケースの一側にターンテーブル部
    を一体化するとともに他側にマグネットを配したロータ
    と、このロータを支持する軸と、この軸を支承するハウ
    ジングと、このハウジングの一部に載置して前記ロータ
    を駆動させるステータを備えたブラシレスモータにおい
    て、前記ロータケースの外周にターンテーブルとして機
    能するメディア載置部を形成すると共にその内側を凹部
    にし、このようにしたロータケースを前記軸に圧入後、
    この軸を基準にして前記メディア載置部を切削加工して
    リング状の切削加工面を形成し、そのリング状切削加工
    面に防錆を兼ねスリップ防止膜としてシートを張り付け
    ターンテーブル部を備えたブラシレスモータ。
JP15748998A 1998-06-05 1998-06-05 ターンテーブル部を備えたブラシレスモータ Expired - Fee Related JP3481137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15748998A JP3481137B2 (ja) 1998-06-05 1998-06-05 ターンテーブル部を備えたブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15748998A JP3481137B2 (ja) 1998-06-05 1998-06-05 ターンテーブル部を備えたブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11356023A JPH11356023A (ja) 1999-12-24
JP3481137B2 true JP3481137B2 (ja) 2003-12-22

Family

ID=15650812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15748998A Expired - Fee Related JP3481137B2 (ja) 1998-06-05 1998-06-05 ターンテーブル部を備えたブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3481137B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101101580B1 (ko) * 2010-06-30 2012-01-02 삼성전기주식회사 모터용 턴테이블 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11356023A (ja) 1999-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006223012A (ja) ブラシレスモータ
JP3354856B2 (ja) 伝達手段を備えたブラシレスモータ
JP3481137B2 (ja) ターンテーブル部を備えたブラシレスモータ
JP4325559B2 (ja) ブラシレスモータ
JP4397465B2 (ja) 回転電機の回転軸の取付構造
JP3358667B2 (ja) ディスク回転用モータ
JP2004146056A (ja) スピンドルモータ用ターンテーブル
JP3815857B2 (ja) スピンドルモータ用ステータ及びこれを備えたスピンドルモータ
JP2002136091A (ja) ブラシレス直流モータ
JP3745975B2 (ja) 扁平な回転ヨーク型ブラシレスモータ
JP3530037B2 (ja) 樹脂製ターンテーブルを備えたブラシレスモータ
JPH0365041A (ja) ブラシレスモータ
JP2001086693A (ja) 高効率、高トルク、高支持力を有する外部ローター式モータ
JP3325466B2 (ja) ラビリンスを備えたロータ露出型モータ
JP3339501B2 (ja) 扁平なコアード型ブラシレス振動モータ
JP2001065497A (ja) 直流ブラシレスファンモータ
JP2591057Y2 (ja) ディスクの回転駆動装置のロータ装置
JP3694171B2 (ja) ファンモータ
JP2549357Y2 (ja) 固定ヨ−ク型偏平ブラシレス振動モ−タ
JP2959166B2 (ja) ブラシレスモータ
JPH0370447A (ja) 単相ブラシレス振動モータ
JP3527775B2 (ja) カップ型コアレスモータ
JP4424725B2 (ja) スピンドルモータ
JPH11332202A (ja) スピンドルモータ
JP2002112507A (ja) ブラシレスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081010

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091010

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091010

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101010

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101010

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees