JPH09140038A - ジャンパ装置の鉄塔側ホーン - Google Patents

ジャンパ装置の鉄塔側ホーン

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JPH09140038A
JPH09140038A JP7322275A JP32227595A JPH09140038A JP H09140038 A JPH09140038 A JP H09140038A JP 7322275 A JP7322275 A JP 7322275A JP 32227595 A JP32227595 A JP 32227595A JP H09140038 A JPH09140038 A JP H09140038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped portion
steel tower
mounting
horn
tower side
Prior art date
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Pending
Application number
JP7322275A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Uino
弘幸 宇井野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄塔側ホーンにおいてU字形部を取付金具に
締め付けボルトで結合する作業を容易にする。 【解決手段】 鉄塔側ホーン20は,鉄塔アーム4に固
定されて下方に延びる平行な2本の取付金具10に上向
きのU字形部21をボルト12で結合してなる。U字形
部21の左右の上端の取付部21a間にステー21dを
掛け渡し溶接固定する。取付金具10は取り付け高さ調
整用の複数のボルト挿通穴10aを持つ。U字形部21
を取付金具10に固定する作業は,一人の作業者が宙吊
りになって行うが,U字形部21のステー21dに上方
の滑車に通したロープを掛け,このロープを片手で持っ
てU字形部21を吊り,その取り付け高さを調整する。
他方の手で,取付金具10側の選択したボルト挿通穴1
0aとU字形部21の取付部21aのボルト挿通穴との
位置合わせ,およびそのボルト挿通穴への締め付けボル
ト12の挿通作業を行う。U字形部21は取り付け状態
の姿勢で吊られるので,上記の作業は容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,鉄塔部における
ジャンパ装置の絶縁協調を図るために,ジャンパパイプ
側にジャンパホーンを取り付け,これに対向する上方の
鉄塔アームに鉄塔側ホーンを取り付ける場合における前
記鉄塔側ホーンに関する。
【0002】
【従来の技術】鉄塔部におけるジャンパ装置の絶縁協調
を図るために,図4に示すように,ジャンパ装置1のジ
ャンパパイプ2にジャンパホーン3を取り付け,これに
対向する上方の鉄塔アーム4に鉄塔側ホーン5を取り付
けることが従来より行われている。この種の従来の鉄塔
側ホーン5は,図5にも示すように,鉄塔アーム4に固
定されて下方に延びる平行な2本の取付金具10と,こ
の取付金具10に取り付けられる上向きのU字形部11
とを締め付けボルト12で結合した構造を有している。
この場合,取付金具10の下部近傍に上下に並ぶ取り付
け高さ調整用のボルト挿通穴10aを複数あけ,前記U
字形部11の左右上端の取付部11aにあけたボルト挿
通穴11bを前記ボルト挿通穴10aのうちの選択した
ボルト挿通穴10aに重ね合わせ,両ボルト挿通穴10
a,11bにわたって挿通した締め付けボルト12を締
め付けて取付金具10とU字形部11とを結合してい
る。なお,図4において,6は送電線であり,この送電
線6は碍子連7を介して鉄塔アーム4に連結され,前記
ジャンパパイプ2は支持装置8により支持されるととも
に,ジャンパ線9を介して送電線6に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】絶縁協調を図るため
に,ジャンパホーン3と鉄塔側ホーン5との間のギャッ
プzは所定の寸法に設定する必要があるが,この場合
は,鉄塔側ホーン5のU字形部11の底部11cにロー
プを掛け,このロープを上下させながら取付金具10の
ボルト挿通穴10aとU字形部11のボルト挿通穴11
bとの位置合わせを行うことになるが,U字形部11の
ボルト挿通穴11bの位置がU字形部11の底部11c
よりも上方にあるため,作業が安定しないという問題が
ある。すなわち,U字形部11をロープで吊った場合,
該U字形部11は逆様となり,下向きのU字形となるの
で,取付金具10に取り付ける際には,上向きU字形に
反転させなければならず,締め付けボルト12の取り付
け作業を行う作業性が悪い。つまり,一人の作業者が一
方の手でロープを保持しつつ,もう一方の手でU字形部
11の操作および締め付けボルト12の挿入作業を行う
が,この作業は非常に困難である。
【0004】本発明は上記従来の欠点を解消するために
なされたもので,U字形部を取付金具に締め付けボルト
で結合する作業を容易に行うことができるジャンパ装置
の鉄塔側ホーンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は,鉄塔アームに固定されて下方に延びる平行な2本
の取付金具とこの取付金具に取り付けられる上向きのU
字形部とを,前記取付金具の下部近傍にあけた上下に並
ぶ取り付け高さ調整用の複数のボルト挿通穴のうちの選
択したボルト挿通穴と,前記U字形部の左右上端の取付
部にあけたボルト挿通穴とにわたって挿通した締め付け
ボルトにより締め付けて結合してなるジャンパ装置の鉄
塔側ホーンにおいて,前記U字形部の左右上端近傍間に
ステーを架け渡し固定したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図1
〜図3に示す一実施例のジャンパ装置の鉄塔側ホーンを
参照して説明する。図1は本発明の一実施例の鉄塔側ホ
ーン20をジャンパホーン3とともに示した正面図,図
2は図1の鉄塔側ホーン20の右側面図である。この鉄
塔側ホーン20は,図4,図5の従来の鉄塔側ホーン5
と同様に鉄塔アーム4(図1中ではその一部のみを示し
ている)に固定される。この鉄塔側ホーン20は,鉄塔
アーム4に固定されて下方に延びる例えば山形鋼による
平行な2本の取付金具10と上向きのU字形部21とを
締め付けボルト12で結合してなる。取付金具10は従
来と同じであるが,鉄塔アーム4にボルトで固定した継
ぎ手プレート22にボルトで固定され,上下に並ぶ高さ
調整用の複数のボルト挿通穴10aを持ち,中間に左右
の取付金具10を連結する例えば山形鋼による補強部材
23をボルトで固定している。図示例の取付金具10
は,下方のジャンパホーン3の真上にくるように,上部
において屈曲し傾斜した形状をなしている。
【0007】前記U字形部21は,丸パイプをU字形に
屈曲し,その左右上端を平坦に潰して取付部21aを形
成し,この取付部21aにボルト挿通穴21b(図3
(ロ)参照)をあけている。本発明では,前記U字形部
21の左右上端の取付部21a間に細長い板状のステー
21dを掛け渡し溶接固定している。
【0008】上記のU字形部21を取付金具10に取り
付ける作業について説明する。作業者は鉄塔アームから
宙吊りになって一人でその作業を行うが,まずU字形部
21のステー21dにロープを掛けてこのU字形部21
を片手で吊る。ステー21dはU字形部21の取付部2
1a側すなわち上端近傍にあるので,ロープで吊られた
U字形部21は反転することなく取り付け時の姿勢で安
定して吊られることになる。したがって,作業者は,一
方の手で持ったロープでU字形部21を安定して吊りつ
つ,もう一方の手でU字形部21のボルト挿通穴21b
と取付金具10の選択したボルト挿通穴10aとの位置
合わせを行う作業,および,両ボルト挿通穴10a,2
1bにボルト12を挿入する作業を行うことができ,そ
の作業は容易である。締め付けボルト12を両ボルト挿
通穴10a,21bに挿通した後はほぼ両手を使えるの
で,両手でボルト12にナットを螺合させ締め付けて,
U字形部21を取付金具10に固定する。以上により,
U字形部21の取付金具10への取り付けが行われる。
【0009】なお,取付金具10は,山形鋼に限らず,
任意の材料を用いることができる。また,補強部材23
は必要に応じて設けるが,設けないことも考えられる。
また,実施例のU字形部21は丸パイプを用いたが,丸
パイプに限定されない。また,U字形部21の取付部2
1aは,実施例ではパイプを潰して形成しているが,別
部材のプレートを溶接固定することも可能である。ま
た,ステー21dの材料も板状のものに限らず,任意で
ある。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば,鉄塔側ホーンのU字形
部の左右上端近傍間にステーを掛け渡し固定したので,
U字形部は取り付け状態と同じ姿勢でロープで吊ること
ができ,したがって,U字形部を取付金具に取り付ける
作業が容易になり,作業性が向上する。また,ステーが
存在することで,鉄塔側ホーンの下端近傍の強度が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のジャンパ装置の鉄塔側ホー
ンをジャンパホーンとともに示した正面図である。
【図2】図1における鉄塔側ホーンの右側面図である。
【図3】(イ)は図1のA−A線における鉄塔側ホーン
の拡大断面図,(ロ)は(イ)における鉄塔側ホーンの
要部正面図である。
【図4】従来の鉄塔側ホーンを用いたジャンパ装置の片
側部分の正面図である。
【図5】図4における鉄塔側ホーンおよびジャンパホー
ンのみを拡大して示した図である。
【符号の説明】
1 ジャンパ装置 2 ジャンパパイプ 3 ジャンパホーン 4 鉄塔アーム 10 取付金具 10a ボルト挿通穴 20 鉄塔側ホーン 21 U字形部 21a 取付部 21b ボルト挿通穴 21d ステー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄塔アームに固定されて下方に延びる平
    行な2本の取付金具とこの取付金具に取り付けられる上
    向きのU字形部とを,前記取付金具の下部近傍にあけた
    上下に並ぶ取り付け高さ調整用の複数のボルト挿通穴の
    うちの選択したボルト挿通穴と,前記U字形部の左右上
    端の取付部にあけたボルト挿通穴とにわたって挿通した
    締め付けボルトにより締め付けて結合してなるジャンパ
    装置の鉄塔側ホーンにおいて,前記U字形部の左右上端
    近傍間にステーを架け渡し固定したことを特徴とするジ
    ャンパ装置の鉄塔側ホーン。
JP7322275A 1995-11-16 1995-11-16 ジャンパ装置の鉄塔側ホーン Pending JPH09140038A (ja)

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JP (1) JPH09140038A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008171673A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Viscas Corp アース側アークホーン装置
JP2008262762A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Chugoku Electric Power Co Inc:The がいし装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008171673A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Viscas Corp アース側アークホーン装置
JP4676446B2 (ja) * 2007-01-11 2011-04-27 株式会社ビスキャス アース側アークホーン装置
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