JP2008262762A - がいし装置 - Google Patents

がいし装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008262762A
JP2008262762A JP2007103417A JP2007103417A JP2008262762A JP 2008262762 A JP2008262762 A JP 2008262762A JP 2007103417 A JP2007103417 A JP 2007103417A JP 2007103417 A JP2007103417 A JP 2007103417A JP 2008262762 A JP2008262762 A JP 2008262762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
horn
insulators
length
suspension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007103417A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Yasui
俊二 安井
Yoshiaki Maeda
良昭 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2007103417A priority Critical patent/JP2008262762A/ja
Publication of JP2008262762A publication Critical patent/JP2008262762A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Insulators (AREA)

Abstract

【課題】がいし連の両端部に設けられるアークホーンのホーン間隔を増加させて耐雷性能を向上させる場合に、がいし個数の増加を避け、がいし個数の増加に伴う不都合を回避する。
【解決手段】懸垂がいし1を直列に複数連結すると共にがいし連の両端部に対をなすアークホーン12,13を設けて構成されるがいし装置において、対をなすアークホーン12,13のホーン間隔を、少なくとも一部の懸垂がいし1のピン金具6の長さを調整することで、又は、少なくとも一部の隣り合う懸垂がいしを連結金具を介して連結することで可変させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、懸垂がいしを直列に複数連結すると共にがいし連の両端部に対をなすアークホーンを設けて構成されるがいし装置に関する。
電線を鉄塔などの支持物から絶縁して保持するために用いられる懸垂がいしは、所要の絶縁レベルに応じた個数だけ直列に連結して用いられるが、雷などに起因する高電圧によるがいし表面上の絶縁破壊や、それに続く交流アーク放電電流によるがいし表面の損傷を防ぐために、がいし連の両端部にアークホーンを設け、絶縁耐力をがいし表面よりも低くすることで、アークホーン間で先にフラッシオーバを起こさせ、がいしを保護するようにしている。
絶縁耐力は、常時電圧のみならず、線路開閉時に発生する開閉サージや1線地絡時の持続性異常電圧などの内部異常電圧(内雷)に対して充分なものにする必要がある。
このような観点からアークホーン間隔は、例えば、公称電圧110kvの送電線路においては、内部異常電圧が324kvにも達する場合があるので、最低でも750mmのホーン間隔が必要となる。また、この内部異常電圧に耐え得るがいし個数は、250mm懸垂がいしを用いた場合には7個必要となる。
また、海水の飛散による塩分の付着などに起因してがいし表面が汚損すると、がいし装置の絶縁強度が低下するが、この場合の常規対地電圧(通常の運転状態で主回路の電路と大地との間に加わる電圧)に耐え得るがいし個数は、公称電圧110kvの送電線路においては、9個必要となる。
これに対して、耐雷設計を行う場合には、絶縁設計および汚損設計で導出された絶縁を基に、できるだけ雷事故を低減するように設計され、従来の2回線で構成される送電線路においては、一方の回線の絶縁を高めることで、他方の回線を犠牲にして一方の回線の停電を回避するようにした不平衡絶縁方式を採用する場合も多く(例えば、非特許文献1参照)、このような不平衡絶縁方式を成立させるためには、高絶縁側と低絶縁側との間に1.22Eの絶縁差を確保できるよう高絶縁側のホーン間隔を広げ、また、ホーン間隔とがいし連長との比で表される間隔能率が高絶縁側で要求される間隔能率となるようにがいし個数を決定する必要がある。
例えば、公称電圧110kvの送電線路においては、目標とする間隔能率を低絶縁側で75%程度、高絶縁側で85%程度に設定するようにしており、図7に示すように、笠部2aと頭部2bとを有するがいし本体2と、このがいし本体2の頭部2bに固着されたキャップ金具4と、がいし本体2の頭部2bの内側に固着されたピン金具6とを有する既存の250mm懸垂がいし1を用いる場合においては、低絶縁側のがいし装置21を、図8(a)に示されるように、がいし個数を9個としてがいし連長(Z)を1332mmとし、また、がいし連の両側に連結された対をなすアークホーン(ライン側アークホーン12、接地側アークホーン13)のホーン間隔(Z)を982mmとし、間隔能率(Z/Z)を73.7%としている。これに対して、高絶縁側のがいし装置22は、図8(b)に示されるように、がいし個数を12個としてがいし連長(Z)を1776mmとし、低絶縁側との間で所要絶縁差(1.22E)をとるためにホーン間隔(Z)を1510mmとし、間隔能率(Z/Z)を85.0%としている。
このように、がいし個数を増やしてがいし連長を長くすることでホーン間隔を広げ、所要絶縁差を確保すると共に所望間隔能率を確保して高絶縁側での回線の停電を防ぐようにしている。
宅間薫,高橋一弘,柳父悟,「電力工学ハンドブック」、朝倉書店出版、2005年10月30日初版第1刷、p437
しかしながら、従来においては、がいし装置22のホーン間隔を広げて耐雷性能を向上させるためにがいしの増結を伴っており、増結されたがいしのために耐雷対策の費用が増加すると共に、がいし連の重量や風圧荷重が増大し、鉄塔強度に影響を与える不都合がある。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、アークホーンのホーン間隔を増加させて耐雷性能を向上させる場合に、がいし個数の増加を避け、がいし個数の増加に伴う上述した不都合を回避することが可能ながいし装置を提供することを主たる課題としている。
本出願人は、がいし装置の耐雷性能を向上させるために、絶縁性能、耐汚損性能が満たされていれば、がいし個数を敢えて増やす必要はないとの知見を得るに至り、鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明に係るがいし装置は、がいし本体と、このがいし本体の頭部に固着されているキャップ金具と、前記がいし本体の頭部の内側に固着されているピン金具とを有する懸垂がいしを直列に複数連結すると共に、がいし連の両端部に対をなすアークホーンを設けるように構成された装置であって、前記対をなすアークホーンのホーン間隔を、少なくとも一部の前記ピン金具の長さを調整することで可変させるようにしたことを特徴としている(請求項1)。
したがって、少なくとも一部の懸垂がいしのピン金具の長さを長くすることで、がいし連長を大きくしてホーン間隔を広げることが可能となり、がいし個数を増やすことなく絶縁能力を高めることが可能となる。よって、がいし個数の増加に伴う前述した種々の不都合を解消することが可能となる。
ここで、ピン金具の長さは、対をなすアークホーンのホーン間隔とがいし連長との比で表される間隔能率が要求される間隔能率とほぼ等しくなるように設定されるとよい(請求項3)。
また、本発明に係るがいし装置は、がいし本体と、このがいし本体の頭部に固着されているキャップ金具と、前記がいし本体の頭部の内側に固着されているピン金具とを有する懸垂がいしを直列に複数連結すると共に、がいし連の両端部に対をなすアークホーンを設けるように構成された装置であって、前記対をなすアークホーンのホーン間隔を、少なくとも一部の隣り合う懸垂がいしを連結金具を介して連結することで可変させるようにしてもよい(請求項2)。
したがって、このような構成においても、がいし間の少なくとも一部に連結金具を介在させることで、がいし連長を大きくしてホーン間隔を広げることが可能となり、がいし個数を増やすことなく絶縁能力を高めることが可能となる、よって、がいし個数の増加に伴う前述した種々の不都合を解消することが可能となる。
ここで、連結金具の長さも、対をなすアークホーンのホーン間隔とがいし連長との比で表される間隔能率が要求される間隔能率とほぼ等しくなるように設定されるとよい(請求項4)。
尚、懸垂がいしとしては、ボールソケット型を用いても、クレビス型を用いてもよい。また、連結金具としては、クレビスリンクを用いるとよい。さらに、がいしの沿面閃絡を防ぐために、がいし連の中間部に補助ホーンを設けるようにしてもよい(請求項5)。
以上述べたように、本発明によれば、懸垂がいしを直列に複数連結すると共にがいし連の両端部に対をなすアークホーンを設けるように構成されたがいし装置において、対をなすアークホーンのホーン間隔を、少なくとも一部の懸垂がいしのピン金具の長さを調整することで、又は、少なくとも一部の隣り合う懸垂がいしを連結金具を介して連結することで可変させるようにしたので、がいし個数を増やすことなくがいし連長を大きくしてホーン間隔を広げ、絶縁能力を高めることが可能となる。
よって、がいし個数の増加に伴う耐雷対策の費用の増加を避けることができ、また、がいし連の重量や風圧荷重の増大により鉄塔強度に影響を与える不都合もなくなる。
以下、本発明の最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。ここで示される例は、不平衡絶縁方式の高絶縁側のがいし装置を改良して低絶縁側のがいし装置とがいし個数を等しくし、高絶縁側で要求される耐雷性能を得るようにした構成である。
高絶縁側のがいし装置に用いられる懸垂がいし1は、磁器製の絶縁体であるがいし本体2を有している。このがいし本体2は、半径方向外方に向かって延在するフランジ状の笠部2aとこの笠部2aの中央から一方向(図中、上方)に突出する筒状の頭部2bとを有して構成されている。
このがいし本体2の頭部2bには、キャップ金具4がセメント3等により接合されて固着され、また、がいし本体2の頭部2bの内側には、ピン金具6がセメント5等により接合されて固着されている。
キャップ金具4は、例えば、鋳鉄製のもので、がいし本体2の頭部2b全体を覆うように固着されており、上部には、所定間隔を開けて対向する対をなすクレビス7が突設され、これらクレビス7に挿通孔8が形成されてコッタボルト9が挿通可能となっている。
ピン金具6は、例えば、鋼製のもので、がいし本体2の内側から頭部2bと反対側(図中、下方)に突出するように延設され、この突出した部分が他の懸垂がいしなどの対をなすクレビス間に挿入可能となるよう扁平に形成され、この扁平部分に挿通孔10が形成されてコッタボルトが挿通可能となっている。
このピン金具6は従前の懸垂がいしに比べて長く形成されており、この例においては、懸垂がいし1の長さ(クレビス7に形成された挿通孔8の中心とピン金具6に形成された挿通孔10の中心との距離)を従前の懸垂がいしの長さ(148mm)より50mm長くして198mmとなるようにピン金具6の長さが設定されている。即ち、ピン金具6とがいし本体2との固定が従前と同様である場合には、ピン金具6を50mm長くすることで懸垂がいしの長さを50mm長くしている。
そして、例えば公称電圧110kVの送電線路に用いられる高絶縁側のがいし装置22は、図2に示されるように、上述した懸垂がいし1を直列に9個連結し、このがいし連の両端部に従来と同様の対をなすアークホーン(ライン側アークホーン12,接地側アークホーン13)を連結して構成されており、がいし連長を1782mm(198mm×9個)としている。また、ホーン間隔は、低絶縁側の回線との間に1.22E以上の絶縁差が確保される長さに設定されており、この例では、1516mmに設定されている。
尚、低絶縁側のがいし装置21は、図8(a)で示す従前と同様の構成であり、図7で示す従前の250mmクレビス型懸垂がいし(148mm)を9個直列に連結してがいし連長(Z)を1332mm、ホーン間隔(Z)を982mmとし、間隔能率(Z/Z)を73.7%としている。
したがって、高絶縁側においては、ホーン間隔(Z)とがいし連長(Z)との比で表される間隔能率(Z/Z)は、1516/1782≒0.85となり、高絶縁側で要求される間隔能率(85%)とほぼ一致させることが可能となる。即ち、高絶縁側でのがいし個数を低絶縁側でのがいし個数と等しくした上で、懸垂がいし1のピン金具6の寸法を長くすることで高絶縁側で要求される間隔能率にほぼ等しくすることが可能となる。このため、高絶縁側のがいし装置22においても、がいし個数を増やす必要がなくなり、がいしの増結に伴う費用の増加を抑えることができると共に、がいし連の重量や風圧荷重の増大を少なくし、鉄塔強度に与える影響を小さくすることが可能となる。
図3及び図4において、高絶縁側のがいし装置22の他の構成例が示されている。このがいし装置22は、笠部2aと頭部2bとを有するがいし本体2と、このがいし本体2の頭部2bに固着されているキャップ金具4と、がいし本体2の頭部2aの内側に固着されているピン金具6とを有する図7で示す従前の懸垂がいし1を、少なくとも一部の懸垂がいし間に連結金具である例えばクレビスリンク15を介在させて直列に複数連結して構成されている。この例では、クレビスリンク15を、一端部に挿通孔16が形成された対をなすクレビス17を設け、他端に挿通孔18が同方向に形成された1つのクレビス19を設けた平行クレビスリンクとして構成し、8箇所の隣り合う懸垂がいし間のうち7箇所に介在させ、クレビスリンク15の対をなすクレビス17間に懸垂がいし1のピン金具6を嵌め入れ、コッタボルト20をそれぞれの挿通孔16,10に挿着させることで懸垂がいし1のピン金具6とクレビスリンク15とを連結し、また、クレビスリンク15の他端に形成されたクレビス19を懸垂がいし1のキャップ金具4の対をなすクレビス7間に嵌め入れ、コッタボルト9をそれぞれの挿通孔8,18に挿着させることで懸垂がいし1のキャップ金具4とクレビスリンク15とを連結させるようにしている。
そして、高絶縁側のがいし装置22は、9個の懸垂がいし1を直列に連結するにあたり、例えば中程の一箇所を直接連結し、他の7箇所をクレビスリンク15を介して連結し、このがいし連の両端部に従来と同様のアークホーン(ライン側アークホーン12,接地側アークホーン13)を連結している。この例において、クレビスリンク15の長さ(一端に形成された対をなすクレビス17の挿通孔16と他端に形成されたクレビス19の挿通孔18との距離)を65mmとし、がいし連長を1787mm(148mm×9個+65mm×7個)としている。また、ホーン間隔は、低絶縁側の回線との間に1.22E以上の絶縁差が確保される長さに設定されており、この例では、1522mmに設定されている。
尚、他の構成は、前記構成と同様であるので、同一箇所に同一符号を付して説明を省略する。
したがって、このような構成においても、高絶縁側においては、ホーン間隔(Z)とがいし連長(Z)との比で表される間隔能率(Z/Z)が1522/1787≒0.85となり、高絶縁側で要求される間隔能率(85%)とほぼ一致させることが可能となり、高絶縁側でのがいし個数を低絶縁側でのがいし個数と等しくした上で、従来の懸垂がいし間の少なくとも1箇所以上に連結金具15を介在させることで高絶縁側において要求される間隔能率にほぼ等しくすることが可能となる。このため、高絶縁側のがいし装置22においても、がいし個数を増やす必要がなくなり、がいしの増結に伴う費用の増加を抑えることができると共に、がいし連の重量や風圧荷重の増大を少なくし、鉄塔強度に与える影響を小さくすることが可能となる。また、上述した構成においては、既存の懸垂がいし1とクレビスリンク15とを用いて対応することが可能となるので、新規ながいしの設計が不要となるメリットもある。
尚、以上のいずれの構成においても、図2や図4の破線で示すように、必要によりがいし連の中間部に補助ホーン25を設け、がいしの沿面閃絡を防止するようにしてもよい。
補助ホーン25の具体例としては、図5に示されるように、中間部の懸垂がいし1のキャップ金具4にボルト及びナットにより締結金具26を締め付け、この締め付けられた締結金具26に溶接等によりリングホーン27を接合する構成とし、ライン側のアークホーン12と接地側のアークホーン13との間の絶縁ギャップを2分割にしてもよい。
また、第2の構成例においては、クレビスリンク15をライン側から接地側のほぼ全域に亘って懸垂がいし間に介在させるようにしたが、一箇所の懸垂がいし間を寸法の長いクレビスリンクで連結してがいし連長を確保するようにしても、或いは、電圧分担の小さいアース側又は中間部(がいし連の各がいしに加わる分担電圧はライン側で最も大きく、接地側でやや大きく、途中で最小である)に長尺のクレビスリンクを集中的に配置させてがいし連長を確保するようにしてもよい。
例えば、図6に示されるように、がいし連の接地側で長尺の連結金具(長尺のクレビスリンク15’)を用い、中間部及びライン側には連結金具を設けずにキャップ金具4のクレビス7を隣接する懸垂がいし1のピン金具6に直接連結し、高絶縁側でのがいし個数を低絶縁側で要求されるがいし個数と等しくすると共に、長尺の連結金具の長さを間隔能率が高絶縁側で要求される間隔能率(約85%)とほぼ等しくなるように設定してもよい。
このような構成においては、上述した同様の作用効果が得られると共に、連結金具の数を減らすことが可能となるので、がいし装置の新設やがいしの交換時での作業効率が図れ、また、既存のがいし装置からの変更が容易となる。
同様に、第1の構成例においても、懸垂がいし1のピン金具6の長さに長短を設け、一箇所の懸垂がいし1のピン金具6を長くしてがいし連長を確保するようにしても、或いは、電圧分担の小さいアース側又は中間部の懸垂がいしのピン金具6のみを長尺にしてがいし連長を確保するようにしてもよい。
尚、上述の構成においては、懸垂がいし1として、クレビス型を用いた例を示したが、ボールソケット型を用いて、ピン金具を長くしたり、がいし間に連結金具を介在させることで同様の構成を得るようにしてもよい。
また、上述の構成においては、不平衡絶縁方式の高絶縁側に本発明の構成を適用した例を示したが、不平衡絶縁方式に限らず、絶縁性能、耐汚損性能が満たされているがいし装置の耐雷性能を向上させるために、がいし個数を増やすことなくホーン間隔を増大させる場合において有用である。
図1は、本発明に係るがいし装置に用いられる懸垂がいしの構成例を示す図であり、(a)は懸垂がいしの一部を切り欠いた断面図、(b)は(a)を左方から見た側面図である。 図2は、図1に示す懸垂がいしを用いた高絶縁側のがいし装置を示す図である。 図3は、本発明に係るがいし装置に用いられる懸垂がいしと連結金具とを示す図であり、(a)は懸垂がいしに連結金具を連結させた状態を示す一部切り欠きの断面図、(b)は連結金具を示す図、(c)は(a)の連結した状態を左方からみた側面図である。 図4は、図3に示す懸垂がいしと連結金具を用いた高絶縁側のがいし装置の一例を示す図である。 図5は、がいし連の途中に補助ホーンを設けた構成例を示す図であり、(a)はがいし装置の全体を示す図、(b)は補助ホーンを示す図である。 図6は、長尺の連結金具を用いてがいし装置を構成した例を示す図であり、(a)は長尺の連結金具を示す図、(b)はがいし装置の全体を示す図である。 図7は、従来の懸垂がいしを示す図であり、(a)は懸垂がいしの一部を切り欠いた断面図、(b)は(a)を左方から見た側面図である。 図8は、従来の懸垂がいしを用いて不平衡絶縁方式を採用した場合の例を示すもので、(a)は低絶縁側のがいし装置を示す図であり、(b)は高絶縁側のがいし装置を示す図である。
符号の説明
1 懸垂がいし
2 がいし本体
2b 頭部
4 キャップ金具
6 ピン金具
12 ライン側アークホーン
13 接地側アークホーン
15,15’ クレビスリンク
25 補助ホーン

Claims (5)

  1. がいし本体と、このがいし本体の頭部に固着されているキャップ金具と、前記がいし本体の頭部の内側に固着されているピン金具とを有する懸垂がいしを直列に複数連結すると共に、がいし連の両端部に対をなすアークホーンを設けるように構成されたがいし装置において、
    前記対をなすアークホーンのホーン間隔を、少なくとも一部の前記ピン金具の長さを調整することで可変させるようにしたことを特徴とするがいし装置。
  2. がいし本体と、このがいし本体の頭部に固着されているキャップ金具と、前記がいし本体の頭部の内側に固着されているピン金具とを有する懸垂がいしを直列に複数連結すると共に、がいし連の両端部に対をなすアークホーンを設けるように構成されたがいし装置において、
    前記対をなすアークホーンのホーン間隔を、少なくとも一部の隣り合う懸垂がいしを連結金具を介して連結することで可変させるようにしたことを特徴とするがいし装置。
  3. 前記ピン金具の長さは、前記対をなすアークホーンのホーン間隔とがいし連長との比で表される間隔能率が要求される間隔能率とほぼ等しくなるように設定されることを特徴とする請求項1記載のがいし装置。
  4. 前記連結金具の長さは、前記対をなすアークホーンのホーン間隔とがいし連長との比で表される間隔能率が要求される間隔能率とほぼ等しくなるように設定されることを特徴とする請求項2記載のがいし装置。
  5. 前記がいし連の中間部に補助ホーンを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のがいし装置。
JP2007103417A 2007-04-11 2007-04-11 がいし装置 Pending JP2008262762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007103417A JP2008262762A (ja) 2007-04-11 2007-04-11 がいし装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007103417A JP2008262762A (ja) 2007-04-11 2007-04-11 がいし装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008262762A true JP2008262762A (ja) 2008-10-30

Family

ID=39985081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007103417A Pending JP2008262762A (ja) 2007-04-11 2007-04-11 がいし装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008262762A (ja)

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS429480Y1 (ja) * 1965-06-17 1967-05-23
JPS53116695U (ja) * 1977-02-25 1978-09-16
JPS6118522U (ja) * 1984-07-09 1986-02-03 株式会社 日本可鍛鋳鉄所 3相配電線方向変換架線装置
JPH04106818A (ja) * 1990-08-28 1992-04-08 Kansai Electric Power Co Inc:The 鳥害防止付き碍子装置
JPH07262851A (ja) * 1994-03-17 1995-10-13 Ngk Insulators Ltd 避雷碍子装置におけるアークホーンの取付構造
JPH08138470A (ja) * 1994-11-16 1996-05-31 Ngk Insulators Ltd 送電線路における避雷碍子装置の適用構造
JPH08191533A (ja) * 1995-01-11 1996-07-23 Ngk Insulators Ltd 変電所近傍架空線路
JPH09140038A (ja) * 1995-11-16 1997-05-27 Fujikura Ltd ジャンパ装置の鉄塔側ホーン
JP2000311531A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Hitachi Cable Ltd 碍子連の共鳴音防止構造
JP2003031062A (ja) * 2001-07-12 2003-01-31 Ngk Insulators Ltd 碍子および碍子装置
JP2003133029A (ja) * 2001-10-22 2003-05-09 Ngk Insulators Ltd ギャップ式避雷装置
JP2004303624A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Furukawa Electric Co Ltd:The アークホーン間のギャップを調整する方法
JP2006202776A (ja) * 2006-05-02 2006-08-03 Asahi Tec Corp 耐張がいし装置
JP2007020341A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Tokyo Electric Power Co Inc:The がいし被害判定装置およびプログラム

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS429480Y1 (ja) * 1965-06-17 1967-05-23
JPS53116695U (ja) * 1977-02-25 1978-09-16
JPS6118522U (ja) * 1984-07-09 1986-02-03 株式会社 日本可鍛鋳鉄所 3相配電線方向変換架線装置
JPH04106818A (ja) * 1990-08-28 1992-04-08 Kansai Electric Power Co Inc:The 鳥害防止付き碍子装置
JPH07262851A (ja) * 1994-03-17 1995-10-13 Ngk Insulators Ltd 避雷碍子装置におけるアークホーンの取付構造
JPH08138470A (ja) * 1994-11-16 1996-05-31 Ngk Insulators Ltd 送電線路における避雷碍子装置の適用構造
JPH08191533A (ja) * 1995-01-11 1996-07-23 Ngk Insulators Ltd 変電所近傍架空線路
JPH09140038A (ja) * 1995-11-16 1997-05-27 Fujikura Ltd ジャンパ装置の鉄塔側ホーン
JP2000311531A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Hitachi Cable Ltd 碍子連の共鳴音防止構造
JP2003031062A (ja) * 2001-07-12 2003-01-31 Ngk Insulators Ltd 碍子および碍子装置
JP2003133029A (ja) * 2001-10-22 2003-05-09 Ngk Insulators Ltd ギャップ式避雷装置
JP2004303624A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Furukawa Electric Co Ltd:The アークホーン間のギャップを調整する方法
JP2007020341A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Tokyo Electric Power Co Inc:The がいし被害判定装置およびプログラム
JP2006202776A (ja) * 2006-05-02 2006-08-03 Asahi Tec Corp 耐張がいし装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7701688B2 (en) Structure for installing lightning arrester for electric pole
CA2719348C (en) High-voltage insulator and high-voltage electric power line using said insulator
US9634470B2 (en) Method of constructing a distribution line using an extra-high voltage neutral line
US8173904B1 (en) Post insulator blade adaptor
CA2968035C (en) Link-plate connection for monopole reinforcing bars
CN201725643U (zh) 一种均压环
US1786631A (en) Supporting pole for electrical conductors
CN101013626A (zh) 一种干式电抗器
US9502160B2 (en) Corona-free cap assembly
JP2008262762A (ja) がいし装置
RU2400894C1 (ru) Устройство грозозащиты для воздушной линии электропередачи (варианты)
CN110159052B (zh) 变电构架
CN202930140U (zh) 一种防风偏复合绝缘子
US3383459A (en) Anticorona suspension clamp
JP5149772B2 (ja) がいし連への避雷器取付構造
CN107393661A (zh) 一种复合绝缘子防鸟害均压环
JP2013126304A (ja) 避雷防止装置、及び避雷防止送電線システム
CN203871092U (zh) 一种增强架空裸导线绝缘性能的新型护套结构
CN210508617U (zh) 变电构架
CN106207924A (zh) 输配电线路并联间隙的结构
CN206098064U (zh) 一种用在双联绝缘子串上的支撑架
CN215731112U (zh) 接地极线路用耐张串
CN220020749U (zh) 复合绝缘子串及架空输电装置
JPH03235612A (ja) 送電鉄塔の雷電流分流装置
KR200363571Y1 (ko) 고압 전기 감전 방지용 에프알피 부재 지선 결합구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100310

A977 Report on retrieval

Effective date: 20120425

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Written amendment

Effective date: 20120806

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120918

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02