JP2004303624A - アークホーン間のギャップを調整する方法 - Google Patents

アークホーン間のギャップを調整する方法 Download PDF

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進 富田
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Abstract

【課題】避雷碍子4のアークホーン5、6(放電電極)間の気中放電ギャップを規定値に容易に調整する方法を提供するとともに、その作業を安全に行うことである。
【解決手段】碍子連2に金具3を介して接続された避雷碍子4と、該避雷碍子4に接続された接地側のアークホーン5、該接地側のアークホーン5に対向して配置された課電側のアークホーン6を備えた避雷装置の接地側のアークホーン5と課電側のアークホーン6間のギャップを調整する方法において、一方の前記アークホーンの先端にギャップゲージ7の一端を予め固定した後、前記ギャップゲージ7の他端の面に他方の前記アークホーンの先端をあてがうことを特徴としたアークホーン間のギャップを調整する方法である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は避雷碍子を有する避雷装置に関し、避雷碍子のアークホーン(放電電極)間の気中放電ギャップを規定値に容易に調整するための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
送電線を支持するための支持碍子連を備えた鉄塔において、送電線や鉄塔に雷撃があった場合に、雷電流を地中に逃がすために、避雷装置が設けられている。
避雷装置の主要部は図2に示したように、送電線1を支持する支持碍子連2、避雷碍子取付金具3を介して接続された避雷碍子4、該避雷碍子4の先に接続された接地側のアークホーン5、接地側のアークホーンに対向して設置された課電側のアークホーン6を備えている。
【0003】
一般的に避雷装置を設置していないと、架空地線や鉄塔に雷撃があった場合、鉄塔の電位が上昇し、送電線1との電位差が大きくなる。この電位差が支持碍子連2の両端から延びるアークホーン8、9の放電電圧以上になると、フラッシュオーバーが発生し、支持碍子連2が短絡状態となる。これにより、送電線系統を流れる電流が鉄塔を経て大地に流れ込み短絡事故の原因となる。
【0004】
こういった短絡状態を回避するため、避雷碍子4を設け、雷撃電流のみを逃がす方法が採用される。すなわち、架空地線や鉄塔に雷撃があって鉄塔の電位が上昇し送電線1との電位差が大きくなると、接地側のアークホーン5と課電側のアークホーン6の間の電圧が上昇しその間で放電が発生し、避雷碍子4に雷電流が流れる。
【0005】
避雷碍子4の要素部には酸化亜鉛素子(ZnO素子)が収納されている。この素子は優れた非直線性を有しているため、印加電圧が比較的低い時は絶縁物並の高抵抗値となっているが、印加電圧が高くなると抵抗値が激減して大電流を流し、それ以上の電圧上昇を抑制する。
これにより、アークホーン8、9間にはフラッシュオーバーが発生せず、地絡事故を回避することができる。
【0006】
ここで、雷撃電流を逃がすための接地側のアークホーン5と課電側のアークホーン6の気中放電ギャップRの間隔は、極めて高い精度が要求される。そのため、避雷装置の接地側の放電電極(アークホーン)のねじ部に螺合されたナットからなる微調節機構を設けて、接地側の放電電極(アークホーン)と課電側の放電電極(アークホーン)との気中放電ギャップを規定値に調節する避雷装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0007】
また、気中放電ギャップの調節を片手作業により、容易に且つ安全に行なうようにすると共に、調節設定後、気中放電ギャップに狂いが生じるのを防止できる避雷碍子装置の気中放電ギャップ調節の方法とそのギャップゲージが提案されている(例えば特許文献2参照)。
【0008】
さらに、碍子装置に取り付けられる避雷碍子の気中放電ギャップを、正確に且つ容易にしかも安全に計測できるようにした、ギャップ計測のための専用ゲージが提案されている(例えば特許文献3参照)。
【0009】
【特許文献1】
実開平06−062426号公報(図1)
【特許文献2】
特開平06−215655号公報(図1)
【特許文献3】
特開2002−357402号公報(図1〜図2)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の気中放電ギャップの調整方法は、懸垂鉄塔の支持アームに吊下された支持碍子連の下端に課電側の放電電極(アークホーン)を取り付けると共に、避雷碍子の下端に接地側の放電電極(アークホーン)を取り付けて、両放電電極(アークホーン)の間に所定の気中放電ギャップを設ける。そして避雷碍子の接地側の放電電極(アークホーン)に気中放電ギャップを微調整するための、ねじに螺合するナットとからなる微調節機構を設けたものである。
【0011】
前記の調節機構は避雷碍子の吊下げ方向、即ちほぼ垂直方向にのみ上下微動可能でその他の方向には調節できない構造である。また、調節箇所は避雷碍子の下端に設けられており、視認位置が不便な箇所でかなり面倒で危険を伴う作業となり、気中放電ギャップの間隔確認も面倒であると言う問題がある。
【0012】
特許文献2の避雷碍子におけるギャップ調節方法およびそれに使用するギャップゲージでは、課電側および接地側の両放電電極(アークホーン)間にギャップゲージを係止した状態で、いずれか一方の放電電極(アークホーン)の取付位置を変更して気中放電ギャップを調節するようにしたものであるが、いずれの放電電極(アークホーン)を取り付ける金具に対しても調節機構を設ける必要があり、無駄が多く複雑化すること、およびギャップゲージは両放電電極(アークホーン)に対して単に係合または係止している、即ち引掛けているだけであるので自重によりずり下がってしまい、必ずしも所定のギャップの位置に係止出来ない欠点があった。
【0013】
特許文献3の気中放電ギャップ計測のための専用のギャップゲージでは、従来の気中放電ギャップ計測ゲージの計側部の両端部にアークホーンに係止しやすくするため段部を設けるとともに、碍子装置に乗らずに計測できるように柄を長くしたものである。上記のゲージの問題点は、柄を長くしたことにより避雷装置先端にかかるモーメントが大きくなり、所定の気中放電ギャップの許容範囲の上下限で避雷装置を固定しても、そのモーメントの作用によりゲージを除去後に許容差を外れる恐れのあることと、一人作業では避雷装置の気中放電ギャップの調整が出来ないという問題があった。
【0014】
以上の問題に鑑み本発明が解決しようとする課題は、避雷碍子のアークホーン(放電電極)間の気中放電ギャップを規定値に容易に調整する方法を提供するとともに、その作業を安全に行うことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は従来のアークホーン間のギャップを調整における問題を解決するため、以下のような特徴を有する。図1及び図2を参照しながら説明する。
まず、本発明の第一は請求項1に記載のように、碍子連2に避雷碍子取付金具3を介して接続された避雷碍子4と、該避雷碍子4に接続された接地側のアークホーン5、該接地側のアークホーン5に対向して配置された課電側のアークホーン6を備えた避雷装置の接地側のアークホーン5と課電側のアークホーン6間のギャップを調整する方法において、一方の前記アークホーンの先端にギャップゲージ7の一端を予め固定した後、前記ギャップゲージ7の他端の面に他方の前記アークホーンの先端をあてがうことを特徴とする。
【0016】
本発明の第一では、ギャップゲージ7を予め接地側のアークホーン5、又は課電側のアークホーン6の一方に固定しているため、ギャップ調整の際には、ギャップゲージ7が固定されている接地側または課電側のアークホーンの一方だけを動かせばよい。そのため、ギャップ調整が容易である。
【0017】
本発明の第二は請求項2に記載のように、前記ギャップゲージ7は、一端に固定部11を有し、他端に曲面部10を有することを特徴とする。
【0018】
本発明の第二では、本発明の第一におけるギャップ調整において、ギャップゲージ7にあてがわれるアークホーンの先端が、ギャップゲージ7の曲面部10に接触することになる。そのため、ギャップ調整前のアークホーン5、6の位置がいかなる位置にある場合であっても、必ず所定のギャップRでもってギャップ調整をすることができる。
【0019】
このギャップゲージ7は、固定部11から計測した曲面部10までの半径が一定のものを用いるのが好ましい。すなわち、曲面部10が、円弧状又は球状になっているのが好ましい。これにより、確実に所定のギャップRでもってギャップ調整をすることができる。
【0020】
本発明の第三は請求項3に記載のように、ギャップの微調整は前記避雷碍子取付金具に接続された前記避雷碍子4の基部12を動かすことにより行うことを特徴とする。
【0021】
本発明の第三では、ギャップ調整における最後の微調整を避雷碍子4の基部12を動かすことにより行うことにしているため、作業者が手元で調整を行いやすく、また、鉄塔側で調整を行うことができるので、安全に作業を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
本発明に係る方法を実施するための避雷装置は図1及び図2に示すように、送電線1を支持する支持碍子連2に避雷碍子取付金具3を介して接続された避雷碍子4と、接地側のアークホーン5、接地側のアークホーン5側に向かって延びる課電側のアークホーン6を備えている。
【0023】
8は碍子連2の課電側のアークホーン、9は碍子連2の接地側のアークホーン、12は避雷碍子4の基部、18及び19はホーン取付金具、20は懸垂クランプ、21は避雷碍子4の質量とモーメントバランスするような質量を有し、碍子連2の軸芯よりも偏位して取り付けられたバランスウェイトである。
【0024】
避雷碍子4は図3(a)、(b)に示すように、基部12に避雷碍子取付金具3に固定するための基部取付孔15が並列に2個設けられている。絶縁笠部4Aはシリコンゴムなどからなり、この内部には図示しないが酸化亜鉛などからなる非直線抵抗素子が格納されている。
【0025】
また、避雷碍子4の基部12を固定する避雷碍子取付金具3には、図4(a)、(b)に示すように、避雷碍子4の基部取付孔15に対応させて2個のボルト挿入孔を開け、ボルト13、14とナット17でもって基部12を固定するといったような固定手段を設ける。
【0026】
避雷碍子取付金具3に2箇所開けられたボルト挿入孔のうち、一方のボルト挿入孔には、図5に示すようにな偏芯カムボルト14を用い、他方のボルト挿入孔に通常のボルト13を用いる。すなわち、図5に示すように、偏芯カムボルト14は長手方向の一部に細径部16を有しており、これがX−X`軸心よりhだけ偏芯している。この、偏芯カムボルト14の首部の径をD、偏芯部の細径部16の径をdとした時、D>dとなるようにしてある。
【0027】
通常のボルト13と偏芯カムボルト14によって、固定された基部12は、偏芯カムボルト14の細径部16が軸芯X−X`より偏芯しているため、避雷碍子4はθの角度幅の遊びを持つようになる(図4(a)参照)。そのため、以下に説明するように両アークホーン5、6先端のギャップ間隔を簡単に微調整することが出来るようになる。
【0028】
以上においては避雷碍子4を一本の偏芯カムボルト14により、角度幅θを微調整する場合を説明したが、偏芯カムボルト14を複数本用いることにより、基部12の上下、前後の微調整の融通性を大きくすることもできる。
【0029】
また上記の形態においては、偏芯カムボルト14としてボルト首部の径Dに対して細径部16の径dがd<Dとなるようにしたが、基部取付孔15または前記基部取付孔15に対応する避雷碍子取付金具3のボルト挿入孔を若干長穴としておけば、より広範囲な微調整が可能である。以上のような遊びができるようにすることで作業者は避雷碍子4の基部12側に位置していても簡単に手元で微調整でき、安全に作業を行うことができる。
【0030】
以上のような構成からなる避雷装置の接地側のアークホーン5と課電側のアークホーン6間のギャップを所定のRとするために、本発明では図6に示したようなギャップゲージ7を使用する。このギャップゲージ7は、接地側のアークホーン5又は課電側のアークホーン6の一方と接続固定するための固定部11をギャップゲージ7の一端側に有し、その他端側に他方のアークホーンの端部とあてがうような曲面部10を有する。
また、曲面部10には左右方向に若干ずれても計測できるように所定の幅Bを設けておき、固定部11から計測した曲面部10までの半径が一定のものを用いるのが好ましい。すなわち、曲面部10が、円弧状又は球状になっているのが好ましい。
【0031】
次に上記ギャップゲージ7を用いて接地側のアークホーン5と課電側のアークホーン6間のギャップを調整する方法について説明する。先ず図4に示したように、避雷碍子取付金具3で避雷碍子4の基部12を挟持した状態で、その基部取付孔15、避雷碍子取付金具3のボルト挿入孔に偏芯カムボルト14と通常のボルト13を挿入し、避雷碍子4が上下方向に動く程度にナット17で緩着する。
【0032】
なお、ギャップゲージ7は予め図6に示すように、避雷碍子4の接地側のアークホーン5にアークホーン挿入孔22を挿入して、アークホーン固定装置23で固定する。
【0033】
次に避雷碍子4を動かして、ギャップゲージ7の曲面部10を課電側のアークホーン6に近接させてギャップを大まかに合わせる。そして、曲面部10が課電側のアークホーン6にあてがわれるように、避雷碍子4の基部12を固定する偏芯カムボルト14を微調整する。ここで、図5に示すように、偏芯カムボルト14の細径部16が軸芯X−X`より偏芯しているので、避雷碍子4はθの角度幅で、遊びを持つようになるため両アークホーン5、6間の先端のギャップRを簡単に微調整することが出来る。
以上の微調整を行い、所定の許容ギャップRとなった時に、ナット17を締め上げて避雷碍子4を固定する。
【0034】
以上説明した接地側のアークホーン5と課電側のアークホーン6間のギャップを調整する方法の実施形態の対象となった鉄塔は懸垂鉄塔であるが、耐張鉄塔についても実施することができる。耐張鉄塔の避雷装置の主要部も図7に示したように、送電線1を支持し、鉄塔24に引き留められた支持碍子連2、避雷碍子取付金具3を介して接続され基部12を有する避雷碍子4、該避雷碍子4の先に接続された接地側のアークホーン5、接地側のアークホーンに対向して設置された課電側のアークホーン6を備えている。ここで、28はジャンパ線で送電線1同士を電気的に接続する。
【0035】
こういった耐張鉄塔に対して、本発明に係る接地側のアークホーン5と課電側のアークホーン6間のギャップを調整する方法の実施をする場合も以上説明した方法と全く同様である。
【0036】
しかし、耐張鉄塔に対して接地側のアークホーン5と課電側のアークホーン6間のギャップを調整する場合、懸垂鉄塔の場合とは異なり、鉄塔24付近で前記避雷碍子4の基部12を動かしてギャップの微調整を行う際に、ギャップゲージ7が確実に課電側のアークホーン6に接しているかどうかの確認が困難な場合もある。
【0037】
そのため、ジャンパ線28と、避雷碍子4の接地側のアークホーン5とギャップゲージ7またはホーン取付端子とを導線27で結線して閉回路を形成し、前記閉回路内に電池などの電源装置25とブザー等の報知手段26とを挿入した報知回路を形成しておき、ギャップゲージ7と課電側のアークホーン6とが接触しているときに報知手段26の報知音が鳴り、離れると報知手段26が報知音を停止するようにしてもよい。
【0038】
これにより、ギャップゲージ7の接触状態を気にせずに、作業者は避雷碍子4の設置作業に専念できて、迅速かつ正確なギャップ調整作業が単独で安全に出来る。この場合、ギャップゲージ7はアルミ材などの軽量でしかも導電性の材料で構成するようにすることが必要である。
【0039】
また、報知手段26としてブザー等の報知音で警報する代わりに、報知信号を着色ランプの点滅あるいは簡単なテスターなどで代用できるように回路を形成しても良い。さらに、報知回路の形成は本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0040】
【発明の効果】
請求項1に係る発明では、ギャップゲージ7を予めアークホーン5、6の一方に固定しているため、ギャップ調整の際には、ギャップゲージ7が固定されている接地側または課電側のアークホーン5、6の一方だけを動かせばよい。そのため、ギャップ調整が容易である。
【0041】
請求項2に係る発明では、本発明の第一におけるギャップ調整において、ギャップゲージ7にあてがわれるアークホーンの先端が、ギャップゲージ7の曲面部10に接触することになる。そのため、ギャップ調整前のアークホーン5、6の位置がいかなる位置にある場合であっても、必ず所定の長さのギャップRでもってギャップ調整をすることができる。
【0042】
請求項3に係る発明では、ギャップ調整における最後の微調整を避雷碍子4の基部12を動かすことにより行うことにしているため、調整を行いやすく、また、作業者は鉄塔側で調整を行うことができるので、安全に作業を行うことができる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】避雷碍子のアークホーン間のギャップをギャップゲージを用いて調整を行っている状態である。
【図2】碍子連に取り付けられた避雷碍子装置を示したものである。
【図3】避雷碍子の外観を示したものである。
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】避雷碍子取付金具に避雷碍子が取り付けられた状態の拡大図である。(a)は正面図、(b)は上面図である。
【図5】偏芯カムボルト装置の断面図である。
【図6】ギャップゲージをアークホーンの先端に取り付けている状態である。
【図7】耐張鉄塔の避雷碍子のアークホーン間のギャップをギャップゲージを用いて調整を行っている状態である。
【符号の説明】
1 送電線
2 支持碍子連
3 金具
4 避雷碍子
5 接地側のアークホーン
6 課電側のアークホーン
7 ギャップゲージ
8 アークホーン
9 アークホーン
10 曲面部
11 固定部
12 基部
13 ボルト
14 偏芯カムボルト
15 基部取付孔
16 細径部
17 ナット
18 ホーン取付金具
19 ホーン取付金具
20 懸垂クランプ
21 バランスウェイト
22 アークホーン挿入孔
23 アークホーン固定装置
24 鉄塔
25 電源装置
26 報知手段
27 導線
28 ジャンパ線

Claims (3)

  1. 碍子連に避雷碍子取付金具を介して接続された避雷碍子と、該避雷碍子に接続された接地側のアークホーンと、該接地側のアークホーンに対向して配置された課電側のアークホーンを備えた避雷装置の前記接地側のアークホーンと前記課電側のアークホーン間のギャップを調整する方法において、一方の前記アークホーンの先端にギャップゲージの一端を予め固定した後、前記ギャップゲージの他端の面に他方の前記アークホーンの先端をあてがうことを特徴とするアークホーン間のギャップを調整する方法。
  2. 請求項1記載の前記ギャップゲージは、一端に固定部を有し、他端に曲面部を有することを特徴とするアークホーン間のギャップを調整する方法。
  3. 請求項1または請求項2記載のアークホーン間のギャップを調整する方法において、ギャップの微調整は前記避雷碍子取付金具に接続された前記避雷碍子の基部を動かすことにより行うことを特徴とするアークホーン間のギャップを調整する方法。
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