JP4129246B2 - 気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置。 - Google Patents

気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置。 Download PDF

Info

Publication number
JP4129246B2
JP4129246B2 JP2004118584A JP2004118584A JP4129246B2 JP 4129246 B2 JP4129246 B2 JP 4129246B2 JP 2004118584 A JP2004118584 A JP 2004118584A JP 2004118584 A JP2004118584 A JP 2004118584A JP 4129246 B2 JP4129246 B2 JP 4129246B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horn
lightning
hole
air gap
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004118584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005302584A (ja
Inventor
武男 宗像
正俊 岡村
博 桝屋
Original Assignee
旭電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭電機株式会社 filed Critical 旭電機株式会社
Priority to JP2004118584A priority Critical patent/JP4129246B2/ja
Publication of JP2005302584A publication Critical patent/JP2005302584A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4129246B2 publication Critical patent/JP4129246B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、落雷に起因する異常高電圧が送電線に印加された時、それを速やかに接地すると共に、その後生ずる続流アークによる送電線の溶断を防止するための架空送電線用耐雷ホーンにおいて、接地側電極と課電側電極との気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンに関するものである。
従来から、送電線の落雷事故対策として、碍子装置の接地側電極に避雷機能を持たせた耐雷ホーン装置が、種々開発されて実用に供されている。懸垂碍子連の下部に取り付けられた放電電極アームと、避雷碍子の接地側電極との位置関係が、常に所定の距離内にあることが要求され、そのギャップ間隔の許容差は77〜154kVの電圧階級では、およそ+0、−10mmとかなり厳しい寸法である。
前記のような気中間隙を現場において調整し易くするために、種々の対策が提案されている。具体的な方法としては、
(1)送電線路と大地に接続された鉄塔アーム形状の支持構造物との間のホーン形スパークギャップに直列に接続された避雷器で、前記アーム形状の支持構造物は二等辺台形の平行な辺の一方はハンガ構造物によって構成され、ハンガ構造物は端部の下に装着されて、第1ホーンと第2ホーンとのスパークギャップの位置決めする機能を有する送電線路用避雷器アセンブリが知られている(例えば特許文献1)。
(2)また、避雷装置本体の先端に放電電極を、他端に碍子装置または塔体に固定する取り付け金具を備えた避雷装置において、取り付け金具を、並列された2本の連結リンクで連結した避雷装置本体取り付けアダプターと碍子連取り付けアダプターで構成し、連結リンクの碍子連長手方向への平行移動によって、避雷装置本体の位置決めと、放電電極と、この放電電極に対向する碍子装置の放電電極とのギャップ調整を行うようにしたギャップ式避雷装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
また、懸垂鉄塔の碍子装置において、ホーン取り付け金具の放電電極アーム装着側の反対側にバランスウエイトを装着して静的な平衡を保持できるようにしたものが提案されている(例えば特許文献3)。
特開平11−195472号公報 特開2003−133029号公報 実開平05−074131号公報
ところが、[特許文献1]に示す装置では、台形状の平行な2本のリンクの節点の4箇所の固定ボルトの内、いずれか2箇所の節点のボルトを固定しないと第1ホーン及び第2ホーン間のスパークギャップ間隔を固定して調整できない、という欠点がある。さらに、このようなリンク機構によるスパークギャップ間隔調整装置では、自由な可動範囲が大きすぎて、ホーン同士を衝突させたり平行リンク間に指を挟んだりする、などの安全上の問題があった。
[特許文献2]も[特許文献1]と全く同一のリンク機構により、連結リンクの碍子連長手方向への平行移動によって、避雷装置本体の位置決めと、放電電極と、この放電電極に対向する碍子装置の放電電極とのギャップ調整を行うようにしたギャップ式避雷装置であるから、上記したような問題点が指摘されるものである。
[特許文献3]バランスウエイトを一方に設置してギャップ間隔の調整を効率的に行おうとする場合には、静的な平衡の保持には効果を奏するものの、平衡しているゆえにわずかの外力で振動しやすく、このため、取り付け時や使用中に生じた振動を充分に抑制できず、ギャップ間隔の調整に時間を要する、という問題点があった。また、バランスウエイトは、鉄塔上でギャップ間隔の調整のために着脱が行われるため、落下させるなどの危険性があり、一人作業での取り付け調整が困難である、という問題点があった。
そこで、本発明の目的は、既設の送電線の支持装置を大幅に改修することなく耐雷ホーンを設置できると共に、接地側と課電側電極間の気中放電間隙を安全且つ容易に微調整でき、したがって、気中放電間隙を既定の値に設定することが容易なトラス構造の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、既設のホーン取り付け金具1に設けられた複数の取り付け穴1a.1bを利用し、前記ホーン取り付け金具1と1枚リンク6aと耐雷ホーン取り付け部材6の基部でトラス構造に構成し、前記トラス構造の構成要素である耐雷ホーン取り付け部材6の基部側に長角穴6bを設け、該長角穴6bを利用してトラス構造の三角形形状を変化させて耐雷ホーン取り付け部材6の先端に取り付けられた耐雷ホーン7の接地側電極8と課電側電極3との気中間隙Gを調節するようにしたことを特徴とするトラス構造の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のトラス構造の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンにおいて、長角穴6bを有する耐雷ホーン取り付け部材6と1枚リンク6aとを連結するボルトは角根丸頭ボルトとして共回りを防止したことを特徴とするトラス構造の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載のトラス構造の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンにおいて、トラス構造の気中間隙調整装置が接地側または接地側と課電側との複数箇所に設けられていることを特徴とするトラス構造の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンである。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3いずれかに記載のトラス構造の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンにおいて、耐雷ホーン7を取り付けたホーン取り付け金具1の反対側に取り付けアーム9を固着し、前記取り付けアーム9の先端には1個の丸穴9aと別個に長角穴9bが設けられ、前記丸穴9aにバランスウィト10を回動自在に取り付けると共に、前記バランスウィト10の一方側に複数のモーメント調整孔11を設け、少なくともバランスウィト10を取り付けアーム9から着脱することなくモーメントの調整を行うようにしたことを特徴とするトラス構造の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンである。
本発明によれば、次に示すような利点を提供でき、工業上顕著な効果を奏するものである。
1)トラス構造の気中間隙調整装置の三角形形状を変化させて耐雷ホーン取り付け部材6の先端に取り付けた耐雷ホーン7の接地側電極8と課電側電極3との気中間隙Gを調節するようにしたから、一人の作業員で安全且つ迅速に耐雷ホーンの設置と気中間隙調整を行うことが出来る。
2)トラス構造の気中間隙調整装置であるから、3箇所の節点のいずれかを締め付ければトラス構造の三角形の形状が固定できるから、電極間の気中間隙を速やかに規定の寸法に調整して固定することができる。
3)また、場合によりトラス構造の気中間隙調整装置を複数箇所に設けることにより、トラス構造の気中間隙調整装置をコンパクト化することが出来、気中間隙の調整幅を容易に拡大できるので種々の長さの耐雷ホーンに対応できる。
4)バランスウエイト10を取り付けアーム9から着脱することなくモーメントの調整を行うように構成したから、モーメントの調整作業が安全であり、しかも、単独での作業が可能である。
本発明の実施の形態を説明する。
[第1発明]
図1は本発明を1連懸垂碍子装置に適用した場合の一実施形態を示した正面図で、図中1はホーン取り付け金具で、中央の吊下点Pの孔は鉄塔(図示省略)へ吊下げる金具の取り付け穴である。吊下点Pの直下には碍子連2が吊下され、その下端には平行クレビス4が連結され、該平行クレビス4には上下方向に回動自在に下部ホーン取り付け金具5が連結されている。前記下部ホーン取り付け金具5の両端には、課電側電極3が固着される。また、図示を省略したが、前記下部ホーン取り付け金具5の中央下端には送電線をフリーセンタ型の懸垂クランプで線路方向および線路上下方向に可動自在に吊下する構成となっている。なお、1a、1bは、前記ホーン取り付け金具1に設けられた複数の取り付け穴である。
6は耐雷ホーン取り付け部材であり、図2に示すように、その基部には取り付け穴1aに適合する角穴6cと、気中間隙Gを調節するための長角穴6bが設けられている。
また、図3に示す1枚リンク6aは、丸穴6eと丸穴6fとを有し、耐雷ホーン取り付け部材6の先端耐雷ホーン7の基部金具7c取り付けられ、丸穴6eは耐雷ホーン取り付け部材6の長角穴6bに取り付けられ、丸穴6fはホーン取り付け金具6の外側にある取り付け穴1bに取り付けられる
本発明では、前記複数の取り付け穴1a、1bを利用し、前記ホーン取り付け金具1と1枚リンク6aと耐雷ホーン取り付け部材6の基部でトラス構造に構成し、前記トラス構造の構成要素である耐雷ホーン取り付け部材6の基部側の長角穴6bを利用して、トラス構造の三角形形状を変化させて耐雷ホーン取り付け部材6の先端に取り付けられた耐雷ホーン7の接地側電極8と課電側電極3との気中間隙Gを調節する構成としたものである。また、6dは、図3に示すように、ホーン取り付け金具1の厚さに相当する凸部形成部であり、1枚リンク6aと遊離しないように一体に形成されている。
以上の構成からなる第1発明は、1枚リンク6aを、長角穴6bに添って取り付け穴1aを軸心として前後に回動させることにより、耐雷ホーン7の接地側電極8と課電側電極3との気中間隙Gを容易に調節することが出来る。この調節作業の際は、節点のボルトは全て仮止め状態となっているので、ボルトやナット類が脱落する恐れはなく安全であり、且つ一人でも設置および気中間隙調節作業をすることが出来る。このように、本発明では、従来の気中間隙調節機能のない耐雷ホーンに比べ、設置のための施工性を格段に優れたものとすることが出来る。また、図4には、耐雷ホーン7の下部側に取り付けられる接地側電極8の詳細形状を示しているが、本発明では、前記接地側電極8の長角穴8bを利用して、トラス構造の気中間隙調装置の調整機能を補強することができる。
[第2発明]
本発明の第2実施形態は、気中間隙調整時の施工性の改良に関するものであり、トラス構造の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンにおいて、長角穴6bを有する耐雷ホーン取り付け部材6と1枚リンク6aとを連結するボルトは、角根丸頭ボルトとして共回りを防止したことを特徴とするものである。即ち、気中間隙調整のため、仮締めから本締め作業に移る際、高所における作業であるから片手作業となる動作が少なくない。特にボルトなどの締め付け作業では丸穴同士であると共回りして、確実な本締めが困難となりやすい、という問題があった。
本発明では、特にトラス機構の耐雷ホーン取り付け部材6の基部側2箇所(6b、6c)を長角穴または角穴として、前記角穴に適合する角根丸頭ボルトで共回りを防止して施工性の向上を図ったものである。特に長角穴6b部では、従来のボルトであると、本締めの際にボルトが回転して固定位置がずれて、気中間隙Gの微調整が困難であった。本発明では、該長角穴箇所6bに角根丸頭ボルトを適用したので、前記長角穴内でボルトの角根部がスムースにスライド出来るとともに、共回りすることがなく、気中間隙の微調整を迅速且つ安全に行うことが出来るようにしたものである。
[第3発明]
本発明の第3実施形態は、トラス構造の気中間隙調整装置の調整幅拡大とコンパクト化に関するものである。即ち、耐雷ホーンにおいては、それが使用される電圧階級により耐雷ホーンの長さおよび碍子装置の長さや形状が異なるので、気中間隙調整装置の標準化が困難であり、種々の気中間隙調整装置を揃える必要がありコスト高となる、という問題があった。
そこで、この問題を解消するために、第3実施形態では、気中間隙調整装置を複数箇所に設置して、耐雷ホーンの長さが変わっても、気中間隙の調整幅を大幅に拡大できるようにしたものである。1ヶ所の設置で対応しようとすると、トラス構造の部材が長大なものとなって、鉄塔部材や碍子装置などとの機械的および電気的なクリアランスが確保できなくなる問題が生ずるが、複数箇所に分散して設置すれば前記したような問題を解消できるばかりでなく、トラス構造の気中間隙調整装置のコンパクト化と標準化を図れるなどの利点がある。
[第4発明]
本発明の第4実施形態は、バランスウエイト10のモーメント調整構造に関するものである。即ち、図1に示すように、耐雷ホーン7を取り付けたホーン取り付け金具1の反対側に取り付けアーム9を固着し、前記取り付けアーム9の先端には1個の丸穴9aと別個に長角穴9bが設けられ、前記丸穴9aにバランスウィト10を回動自在に取り付けると共に、前記バランスウィト10の一方側に複数のモーメント調整孔11を設け、少なくともバランスウィト10を、取り付けアーム9から着脱することなくモーメントの調整を行うようにしたことを特徴とする耐雷ホーンである。
即ち、ホーン取り付け金具1の一方側に偏在して耐雷ホーン7を取り付けた場合、吊下軸Pの左右でアンバランスなモーメントが生じ安定した気中間隙Gが保持できない恐れがある。そこで前記モーメントに釣合うバランスウエイト10の設置が必要となる。本発明では、上記のように第1図において、丸穴9aを回転軸としてバランスウエイト10が破線のように回動出来、適当な位置で左右のモーメントがバランスしたところで、調整孔11にボルトを通して固定するようにしたものである。従って、従来の耐雷ホーンのように搭上で危険なウエイトの着脱作業を省略できるから、設置作業を安全性の高いものとすることが出来る。
図5は本発明を二連耐張碍子装置に適用した場合の実施形態を示したもので、形状および機能が同一のものは図1と同番号を付して示した。図5において、12は一対の二連ヨークで、前記二連ヨーク間に直角クレビスリンク13と直角クレビス14とを介して、複数の碍子2を連結して二連耐張碍子装置を構成する。15は課電側電極である。16は接地側の二連ヨーク12に取り付けられたT字状のホーン取り付け金具で、その垂直脚には耐雷ホーン取り付け部材6と1枚リンク6aとを取り付けるための2つの取り付け穴が設けられている。前記T字状のホーン取り付け金具16の垂直脚孔に耐雷ホーン取り付け部材6と1枚リンク6aとをボルトで連結してトラス構造を構成し、耐雷ホーン取り付け部材6の先端に耐雷ホーン7の基部金具7cに設けられた固定穴に適合する角穴7aを設けて、角根丸頭ボルトにより供回りを防止して前記耐雷ホーン7を取り付け、接地側電極8と課電側電極15とを対向させ、その気中間隙Gを調節する構成としたものである。なお、二連耐張碍子装置の場合には耐雷ホーンの曲げモーメントによる曲げ応力に対して、二連ヨーク12に作用する水平張力が非常に大きく、また、相対的な揺動も起き難いのでバランスウエイトは不要である。
図6は、本発明に使用する耐雷ホーン7の単体の平面図(a)と側面図(b)であり、その詳細構造は、例えば特開2002−353009号公報に示すとおりなので、ここでの説明は省略するが、耐雷ホーン7の基部側金具7bは、場合により図6(a’)のように図6(a)と90度変更したものも使用される。(a’)のような基部金具7bを使用すると、接地側電極8と課電側電極3または15との気中間隙Gを調整する際に、上下方向のみならず線路と直角方向のずれも三次元的に調整できるので、より正確な気中間隙Gの調整が行える利点がある。
以上、本発明の実施形態として一連懸垂碍子装置および二連耐張碍子装置に適用した場合に関して説明したが、この用途に限らず、例えば一連耐張碍子や二連懸垂碍子装置、また、長幹碍子を使用したV吊り懸垂碍子装置あるいは長幹支持碍子装置などにも設置することが出来て極めて実用範囲が広いものである。
また、本発明は上記した実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を以下のように変更して実施できるものである。
1)トラス機構を複数箇所に設けて気中間隙調整範囲を拡大すること。例えば、耐雷ホーン7の基部金具7c側に設けたり、あるいは課電側電極3または15側に設けたりすること。
2)バランスウエイト10に設けた複数のモーメント調整孔11を長角穴として、モーメントの調整を連続的に調整可能とすること。
3)1枚リンク6aの丸穴6eを長角穴として気中間隙調整幅を拡大すること。
4)取り付けアーム9を両側から挟持している板状のバランスウエイト10の重心位置を大地側に偏在させること。即ち、バランスウエイト10の大地側下方部を肉厚の厚い形状とするほか、弛度調整金具のような扇形などの形状とすること。
5)また、取り付けアーム9の長角穴内でバランスウエイトを摺動させてモーメントの調整を行うようにすること。
6)バランスウエイトを1枚の板状としたり、適当な形状に適宜変更すること。
7)全ての締め付けボルトを角根丸頭ボルトとして共回りを防止し、片手締め付け作業を可能とすること。
8)締め付けボルトには割りピンを装着し、ボルトが緩んでも構成部品の脱落などを防止するようにすること。
以上のような変更を適宜採用すれば、本発明の付加価値を一層高め得るものである。
本発明による気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンを1連懸垂碍子装置に適用した場合を示す側面図。 耐雷ホーン取り付け部材6の平面図(a)と側面図(b)。 1枚リンクの平面図(a)と側面図(b)。 接地側電極の平面図(a)と側面図(b)。 本発明気中間隙調整装置を有する耐雷ホーンを二連耐張碍子装置に適用した場合を示す側面図(a)と平面図(b)および上面図(c)。 耐雷ホーン7単体の外観を示す平面図(a)と側面図(b)、および、耐雷ホーン7単体の接地側ホーン取り付け金具7bを90度回転して組み立てた形状を示す一部欠載平面図(a’)。
符号の説明
1 ホーン取り付け金具
1a,1b 取り付け穴
2 碍子連
3,15 課電側電極
4 平行クレビス
5 課部ホーン取り付け金具
6 耐雷ホーン取り付け部材
6a 1枚リンク
6b,9b 長角穴
6c,7a 角穴
6d 凸部形成部
6e,9a 丸穴
7 耐雷ホーン
7b 接地側ホーン取り付け金具
7c 基部金具
8 接地側電極
8b 長穴
9 取り付けアーム
10 バランスウエイト
11 モーメント調整孔
12 二連ヨーク
13 直角クレビスリンク
14 直角クレビス
16 T字状ホーン取り付け金具
G 気中間隙
P 吊下金具取り付け穴

Claims (4)

  1. ホーン取り付け金具(1)に設けられた複数の取り付け穴(1a,1b)を利用し、前記ホーン取り付け金具(1)と1枚リンク(6a)と耐雷ホーン取り付け部材(6)の基部でトラス構造に構成し、前記トラス構造の構成要素である耐雷ホーン取り付け部材(6)の基部側に長角穴(6b)を設け、該長角穴(6b)を利用してトラス構造の三角形形状を変化させて耐雷ホーン取り付け部材(6)の先端に取り付けられた耐雷ホーン(7)の接地側電極(8)と課電側電極(3)との気中間隙Gを調節するように構成された気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置であって、
    ホーン取り付け金具(1)は、碍子連(2)が吊下される中央の吊下点(P)から耐雷ホーン(7)の側に、取り付け穴(1a)とそれより外側の取り付け穴(1b)とを、備え、
    耐雷ホーン取り付け部材(6)は、その基部に取り付け穴(1a)に適合する角穴(6c)と、気中間隙Gを調節するための長角穴(6b)とを、備え、
    1枚リンク(6a)は、丸穴(6e)と丸穴(6f)とを、備え、
    ホーン取り付け金具(1)の取り付け穴(1a)を、耐雷ホーン取り付け部材(6)の角穴(6c)に取り付け、
    ホーン取り付け金具(1)の取り付け穴(1b)を、1枚リンク(6a)の丸穴(6f)に取り付け、
    耐雷ホーン取り付け部材(6)の長角穴(6b)を、1枚リンク(6a)の丸穴(6e)に取り付け、
    「ホーン取り付け金具(1)/1枚リンク(6a)/耐雷ホーン取り付け部材(6)」によって、3箇所の節点を有する変化可能な三角形状のトラス構造を形成する、ことを特徴とする気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置
  2. 請求項1記載の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置において、
    長角穴(6b)を有する耐雷ホーン取り付け部材(6)と1枚リンク(6a)とを連結するボルトは、角根丸頭ボルトとして共回りを防止したことを特徴とする気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置
  3. 請求項1または2に記載の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置において、
    トラス構造の気中間隙調整装置が、接地側または接地側と課電側との複数箇所に設けられていることを特徴とする気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置において、
    耐雷ホーン(7)を取り付けたホーン取り付け金具(1)の反対側に取り付けアーム(9)を固着し、前記取り付けアーム(9)の先端には1個の丸穴(9a)と別個に長角穴(9b)が設けられ、前記丸穴(9a)にバランスウィト(10)を回動自在に取り付けると共に、前記バランスウィト(10)の一方側に複数のモーメント調整孔(11)を設け、少なくともバランスウィト(10)を取り付けアーム(9)から着脱することなくモーメントの調整を行うようにしたことを特徴とする気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置
JP2004118584A 2004-04-14 2004-04-14 気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置。 Expired - Lifetime JP4129246B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004118584A JP4129246B2 (ja) 2004-04-14 2004-04-14 気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004118584A JP4129246B2 (ja) 2004-04-14 2004-04-14 気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005302584A JP2005302584A (ja) 2005-10-27
JP4129246B2 true JP4129246B2 (ja) 2008-08-06

Family

ID=35333809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004118584A Expired - Lifetime JP4129246B2 (ja) 2004-04-14 2004-04-14 気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4129246B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200451818Y1 (ko) * 2008-07-25 2011-01-13 제룡산업 주식회사 송전선로용 갭형 피뢰기의 간격 조정장치
CN103490284A (zh) * 2013-09-30 2014-01-01 山东迅实电气有限公司 城市轨道接触网用外置柱式限压器
CN104218451B (zh) * 2014-09-17 2017-09-01 国家电网公司 一种放电间隙装置的组合电极
KR101537085B1 (ko) * 2015-02-27 2015-07-17 제룡산업 주식회사 송전선로 피뢰기 설치용 브라켓 연결금구

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005302584A (ja) 2005-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101236132B1 (ko) 송전선로 피뢰기설치용 고정금구
KR101537085B1 (ko) 송전선로 피뢰기 설치용 브라켓 연결금구
JP4129246B2 (ja) 気中間隙調整装置を有する耐雷ホーン装置。
JP2011065928A (ja) 避雷装置付き3連耐張碍子装置
KR100784984B1 (ko) 송전선로의 점퍼지지대 겸용 아킹혼 장치
JP2003217790A (ja) 避雷装置
JP2014103723A (ja) 耐張鉄塔用ギャップ式避雷装置
KR200431118Y1 (ko) 송전선로의 점퍼지지대 겸용 아킹혼 장치
CN206210492U (zh) 招弧角及并联间隙装置
JP2013126304A (ja) 避雷防止装置、及び避雷防止送電線システム
KR20100001822U (ko) 송전선로용 폴리머 피뢰기의 설치대
JP2607611B2 (ja) 耐雷ホーン碍子装置用の碍子取付アダプタ
JPH0250568B2 (ja)
JP3844949B2 (ja) 避雷器装置
KR200259345Y1 (ko) 애자 보호용 아킹장치
JPH0250569B2 (ja)
JP2510911Y2 (ja) 耐雷ホ―ン碍子装置
JPH0254813A (ja) 避雷碍子装置
JP2548882Y2 (ja) 耐雷ホーン装置における課電側放電電極の取付構造
JPH01260720A (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JPH0724167B2 (ja) 架空送電線用避雷碍子装置
JPH01258319A (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JPH01200521A (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JP2007207631A (ja) 架空送電線懸垂装置の横揺れ防止構造
JPH0724168B2 (ja) 架空送電線用避雷碍子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080513

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080516

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4129246

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140523

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250