JP4676446B2 - アース側アークホーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、架空送電線の耐張鉄塔部においてジャンパ側アークホーンと対向するように設置されるアース側アークホーン装置に関するものである。
アース側アークホーン装置の使用状態を図4に示す。図において、11は耐張鉄塔のアーム、13は耐張碍子連、15は架空送電線、17は耐張碍子連13を鉄塔アーム11に連結する連結金具(具体的にはヨーク)、19は架空送電線15を引き留める引留めクランプ、21は引留めクランプ19を耐張碍子連13に引き留める引留め金具、23は鉄塔の両側の架空送電線15、15を電気的に接続するパイプ式ジャンパ装置である。パイプ式ジャンパ装置23は、水平配置された2本のパイプ導体25と、2本のパイプ導体25の間隔を平行に保持するスペーサ27と、パイプ導体25の両端付近のスペーサ27と前記引留め金具21とを連結する吊下げ棒29と、パイプ導体25の端部と引留めクランプ19とを接続するジャンパ線31などから構成されている。
上記のように構成された架空送電線の耐張鉄塔部において、連結金具17には下方へ延びだすホーン支持金具33が一体に設けられており、このホーン支持金具33にアース側アークホーン35が下向きに取り付けられている。一方、アース側アークホーン35の直下の、パイプ導体25の中間を把持するスペーサ27には、ジャンパ側アークホーン37が上向きに取り付けられている(特許文献1の図4(ニ)参照)。アース側アークホーン35とジャンパ側アークホーン37は、架空送電線15に誘起された異常高電圧(雷サージ電圧など)を、両者間の放電によりアース側に逃して、送電線路全体の絶縁協調を図るためのものである。このため、アース側アークホーン35の下端とジャンパ側アークホーン37の上端との間隔Gは、両者間が所定の電圧以上になるとアーク放電が発生するように規定の間隔に正確に設定する必要がある。
ホーン支持金具33とアース側アークホーン35で構成されるアース側アークホーン装置39は、従来、図5のような構成となっている。すなわち、ホーン支持金具33の下端部にホーン取付け用の補助金具41をボルトナット43により取り付け、この補助金具41にアース側アークホーン35をボルトナット45により取り付けた構成となっている。アース側アークホーン35は細長い板状で、長手方向に所定の間隔をおいて多数のボルト穴47を形成したものである。これによりアース側アークホーン35は、補助金具41に取り付ける際にボルト穴47を選択することで、ホーン支持金具33の下端からの突出長さを調整し、前記ホーン間隔Gを規定の間隔に設定できるようになっている。
特開2006−246635号公報
耐張鉄塔部における耐張碍子連のカテナリー角α(図4参照)は、送電線路の地形の起伏などによって変化する。従来のアース側アークホーン装置は、連結金具と一体に設けられたホーン支持金具に、アース側アークホーンを固定した構造であるため、カテナリー角αが変わると、アース側アークホーンの傾き角が変わり、アース側アークホーンの下端が耐張碍子連方向にずれて、ホーン間隔Gが変化することになる。そこで、耐張碍子連のカテナリー角αが普通の角度(アース側アークホーンの下端がジャンパ側アークホーンの真上にくる角度)より大きい(又は小さい)場合にはアース側アークホーンの突出長さを長くして規定のホーン間隔を確保するようにしている。
しかし、アース側アークホーンの下端が耐張碍子連方向にずれて、アース側アークホーンの下端がジャンパ側アークホーンの真上に位置しなくなると、アース側アークホーンの突出長さを調整して規定のホーン間隔に設定する作業やホーン間隔を測定する作業が極めて面倒である。また、アース側アークホーンの下端がジャンパ側アークホーンの真上に位置しない状態で規定のホーン間隔を確保するには、アース側アークホーンの突出長さを長くする必要があるため、長さの長いアース側アークホーンを用意しなければならない。さらに、カテナリー角αがマイナス側になる場合は、アース側アークホーンの突出長さを特に長くする必要があるため、風圧荷重に耐えられるように板厚を厚くしなければならないケースも出てくる。
本発明の目的は、ホーン支持金具下端からのアース側アークホーンの突出長さを調整する作業やホーン間隔を測定する作業が容易で、しかもアース側アークホーンの長さが従来よりも短くて済むアース側アークホーン装置を提供することにある。
この目的を達成するため本発明は、耐張碍子連を鉄塔アームに連結する連結金具から下方へ延び出したホーン支持金具と、このホーン支持金具の下端部にホーン取付け用の補助金具を介して上下方向の位置を調整可能に取り付けられたアース側アークホーンとを備えたアース側アークホーン装置において、前記補助金具のアース側アークホーンを取り付けるための上下2つのボルト穴のうち、一方のボルト穴を他方のボルト穴を中心とする円弧状に形成するか、双方のボルト穴を円弧状に形成し、前記補助金具に取り付けられるアース側アークホーンが、その下端の位置を耐張碍子連の軸線方向に調整できるようになっていることを特徴とするものである。
本発明に係るアース側アークホーン装置は、耐張碍子連の軸線方向を含む垂直面内で、前記ホーン支持金具に対するアース側アークホーンの取付け角度が調整可能となっていることが好ましい。
本発明によれば、アース側アークホーンの下端の位置を耐張碍子連の軸線方向に調整できるようになっているので、アース側アークホーンの下端をジャンパ側アークホーンのほぼ真上に位置させることが可能となり、アース側アークホーンの突出長さを調整する作業やホーン間隔を測定する作業を容易に行うことができる。また、アース側アークホーンの突出長さの調整範囲が小さくて済むため、アース側アークホーンの長さを従来よりも短くでき、コストダウンを図ることができる。
図1(A)、(B)は本発明の一実施形態を示す。図1において、図5と同一部分には同一符号を付してある。このアース側アークホーン装置39も、ホーン支持金具33に補助金具41を介してアース側アークホーン35を取り付けている点では従来と同様である。
このアース側アークホーン39の特徴は、図1(B)に示すように、補助金具41の下部が上部より幅広に形成され、アース側アークホーン35を取り付けるための2つのボルト穴49A、49Bのうちの下側のボルト穴49Bが、上側のボルト穴49Aを中心とする円弧状に形成されていることである。このため、このアース側アークホーン装置39は、図2(A)〜(C)のように、耐張碍子連の軸線方向を含む垂直面内(この実施形態ではホーン支持金具33を含む垂直面内)でのホーン支持金具33の中心軸線に対するアース側アークホーン35の取付け角度を調整することが可能である。図2(A)はカテナリー角αが普通の場合、(B)はカテナリー角αが大きい場合、(C)はカテナリー角αが小さいかマイナスの場合である。なお、アース側アークホーン35の上下方向の位置が調整可能であることは従来と同じである。
このアース側アークホーン装置39は上記のような構成であるため、これを、図3のように鉄塔アーム11の脇の連結金具17の部分に設置する際には、耐張碍子連13のカテナリー角αの大きさに応じてホーン支持金具33に対するアース側アークホーン35の取付け角度を調整することで、アース側アークホーン39の下端の位置を耐張碍子連方向に調整し(矢印A参照)、アース側アークホーン39の下端をジャンパ側アークホーン37のほぼ真上に位置させることができる。したがって、アース側アークホーン35のホーン支持金具33からの突出長さを調整する作業やホーン間隔を測定する作業を容易に行うことができる。また、アース側アークホーン35をより鉛直方向下方に向けることができるため、アース側アークホーンの突出長さの調整範囲が小さくて済み、アース側アークホーンの長さを従来よりも短くできる。
お、アース側アークホーンを取り付ける中心ボルト穴49Aと円弧状ボルト穴49Bは上下を反対にしてもよいし、2つのボルト穴49A、49Bを両方とも円弧状に形成してもよい。
本発明に係るアース側アークホーン装置の一実施形態を示す、(A)は側面図、(B)はアース側アークホーンを取り外した状態の正面図。 (A)〜(C)は図1のアース側アークホーン装置におけるアース側アークホーンの取付け角度の調整範囲を示す正面図。 図1のアース側アークホーン装置の使用状態を示す正面図。 従来のアース側アークホーン装置の使用状態を示す正面図。 従来のアース側アークホーン装置を示す、(A)は側面図、(B)は正面図。
符号の説明
11:鉄塔アーム
13:耐張碍子連
15:架空送電線
17:連結金具
19:引留めクランプ
21:引留め金具
23:パイプ式ジャンパ装置
25:パイプ導体
27:スペーサ
29:吊下げ棒
31:ジャンパ線
33:ホーン支持金具
35:アース側アークホーン
37:ジャンパ側アークホーン
39:アース側アークホーン装置
41:補助金具
43、45:ボルトナット
47:ボルト穴
49A:中心ボルト穴
49B:円弧状ボルト穴
α:カテナリー角
G:ホーン間隔

Claims (2)

  1. 耐張碍子連を鉄塔アームに連結する連結金具から下方へ延び出したホーン支持金具と、このホーン支持金具の下端部にホーン取付け用の補助金具を介して上下方向の位置を調整可能に取り付けられたアース側アークホーンとを備えたアース側アークホーン装置において、前記補助金具のアース側アークホーンを取り付けるための上下2つのボルト穴のうち、一方のボルト穴を他方のボルト穴を中心とする円弧状に形成するか、双方のボルト穴を円弧状に形成し、前記補助金具に取り付けられるアース側アークホーンが、その下端の位置を耐張碍子連の軸線方向に調整できるようになっていることを特徴とするアース側アークホーン装置。
  2. 耐張碍子連方向の軸線方向を含む垂直面内で、前記ホーン支持金具に対するアース側アークホーンの取付け角度が調整可能となっていることを特徴とする請求項1記載のアース側アークホーン装置。
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