JP2005083022A - 固定金具 - Google Patents

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Shigeru Sasaki
茂 佐々木
Katsuji Mizuuchi
勝治 水内
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Abstract

【課題】パネル組立て嗜好性を向上させ、浪打や凹凸が発生したりパネル同士が外れることなく、傾斜地でもしっかりと固定できる固定金具を提供する。
【解決手段】切込み部(5)を備えた支持金具(3)と、前記固定金具をパネルに固定するボルト(51)を通す円形の孔(7)と前記ボルト(51)に螺合するナット部(9)を備えた台座金具(11)と、前記台座金具(11)に対向し並行に配設されたフランジ部(13)を備えクランク状に成形されたアングル部(15)下記部材を備えたことを特徴とする固定金具であり、前記切込み部(5)は、単管の外径に等しいか、やや大きき径の一端が開口した長円形状であることを特徴とする固定金具である。また、前記切込み部(5)に補強部(55)が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

工事用の仮囲い、工事現場のパーティション、その他間仕切りや目隠しに用いられるパネル同士を連結する際に用いる冶具の構造に関する。
工事現場等では、安全面、景観維持や環境への配慮等を目的として、仮囲いパネルを用いて工事現場を囲みこむことが行われている。図10には、従来用いられているパネルの取付け方法の一例を示した。
パネル141の上側には、円弧状の切込みを有する固定金具143を2個備えた支持部材142が取付けられ、下側には、同様に円弧状の切込みを有する固定金具143を2個備えた支持部材142が取付けられている。固定金具143はピン等を用いて回転可能に支持部材142に取付けられ、組み立て前には支持部材142に平行に設けられているが、パネル組み立て時には、図10で示すように支持部材142に対して直角に配設される。
パネル141を単管147に取付ける際には、パネル141を矢印148の方向に下げて、所定の位置に設けた単管147に上側の固定金具143と下側の固定金具143を単管147に掛ける。すると、固定金具143の円弧状の切込みが下向きであるため、容易に単管147に掛けることができる。
パネル141のほぼ中央部には、円弧状の切込みを逆の上方向に設けた固定金具148を備えた支持部材145が配設されている。単管147に取付ける際には、支持部材145を矢印148方向に上げて固定金具146を単管147にあてがい、支持部材145に設けられたボルト144を締め付けることで支持部材145がパネル141に固定される。
図11には、パネル141を2枚連結した状態を示した。1枚のパネル141を単管147に掛け、次のパネル141も単管147に掛け、パネル141同士を連結部149で合わせることにより、パネル41の表面に凹凸の無い仮囲いが得られる。
図12には、別の従来例の固定金具を用いてパネルを取付ける例を示した。図12(a)には、固定金具151を示した。固定金具151はU字状に形成されており、先端にはV字状にフック153が設けられている。固定金具151にはねじ孔が設けられ、ボルト155を用いて締め付けることができる。
図12(b)には、固定金具151を用いてパネル141を単管147に固定した状態を示した。パネル141の右端には、右横に連結される図示しないパネルの連結端部と嵌め合うようにクランク状に形成された連結端部157が設けられ、パネル141の左端には、左側に連結される図示しないパネルの連結端部と嵌め合うようにクランク状に形成された連結端部159が設けられている。
図12(c)には、連結部の詳細について示した。パネル141は、連結端部157と連結端部159とが嵌め合うように接合され、接合部のリップ161には固定金具151のフックが掛けられる。パネル141を固定する際には、単管147に懸架させた固定金具151のフック153を連結端部157、159のリップ161に掛けてボルト155を締めれば良い。
図13には、別の従来例を示した。特開20000―64625号公報には、パネル173のフランジ157に固定金具171を固定する例が示されている。固定金具171に備えられたクランプ177でパネル173のフランジ175を挟み、ボルトを締めて固定する方法である。
特開2000−64625号公報
前記U字型の固定金具を用いる従来技術では、パネル1枚の連結端部を、単管に懸架させた固定金具の引張力により固定する方法であり、しかも、固定金具1個で1箇所を固定する方法である。そのため、全部U字型固定金具を用いるとすれば合計6個が必要となるし、隣り合うパネル同士の引張力が偏るためパネルに波打や凹凸が発生し易い。
また、前記従来技術では、隣り合うパネル同士を連結端部を嵌め合わせ、連結端部に固定金具のフックを掛け、単管に懸架された固定金具による引っ張り力を与えることによって固定されている。そのため、例えば、突風等の強い衝撃を受けた場合等にパネル同士が外れることも予想される。さらに、傾斜地にパネルを設置する場合には、パネルは垂直に設け、単管は傾斜させて設けることもある。そうした場合には、固定金具の構造によっては、傾斜した単管に固定できない場合もある。
従って、本発明は、パネルを固定する際に、1個の固定金具を用いて隣り合うパネルを固定することができ、現場でのパネル組み立ての施工性を向上させ、パネルに波打や凹凸が発生したりパネル同士が外れることなく、傾斜地に用いてもしっかり固定できる構造の固定金具を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、下記部材を備えたことを特徴とする固定金具である。
(a)切込み部(5)を備えた支持金具(3)と、
(b)前記固定金具をパネルに固定するボルト(51)を通す円形の孔(7)と前記ボルト(51)に螺合するナット部(9)を備えた台座金具(11)と、
(c)前記台座金具(11)に対向し並行に配設されたフランジ部(13)を備えクランク状に成形されたアングル部(15)。
本発明の第2の態様は、前記切込み部(5)は、単管の外径に等しいか、やや大きき径の一端が開口した長円形状であることを特徴とする固定金具である。
本発明の第3の態様は、前記切込み部(5)に補強部(55)が設けられていることを特徴とする固体金具である。
本発明の第4の態様は、アングル部(85)と台座金具(81)とが一体に成形されていることを特徴とする固定金具である。
本発明の第5の態様は、前記固定金具の台座金具(11)及びアングル部(15)に対して逆方向に台座金具(31)及びアングル部(33)が設けられたことを特徴とする固定金具である。
本発明の第6の態様は、前記台座金具と前記逆方向に台座金具(31)及びアングル部(33)が設けられた固定金具とを組合わせたことを特徴とする固定金具である。
本発明の第7の態様は、前記組合わせた固定金具は、結合手段により連結されていることを特徴とする固定金具である。
本発明の第8の態様は、前記組合わせた固定金具は、支持金具同士で固着されているか、又は支持金具を共有しているかのいずれかであることを特徴とする固定金具である。
(第1の実施形態)
第1の実施の形態を以下に説明する。図1には、本実施形態の固定金具の斜視図を示した。固定金具1は、切込み部5を備えた支持金具3と、前記固定金具をパネルに固定するボルト51を通す円形の孔7と前記ボルト51に螺合するナット部9を備えた台座金具11と、前記台座金具11に対向し並行に配設されたフランジ部13を備えクランク状に成形されたアングル部15を備えている。
支持金具3は、外形が矩形状であり切込み部5を備えている。切込み部5は、パネルを固定する際に固定金具1を懸架させる単管の外径にほぼ等しい径の半円形部を有している。また、切込み部5は半円形部から反対側に向かってやや勾配を設けて寸法を大きくすると、固定金具を単管に懸架する際の作業が容易となる。
台座金具11は、例えば、支持金具3の一部を折り曲げて形成され、ほぼ中央部には、ボルトを通す円形の切込み孔7が設けられる。台座金具11の裏側には、円形の切込み孔7の内径に合わせたねじを有するナット部9が、例えば溶接固定されている。台座金具11は、支持金具3に対して直角に設けられる。なお、ナット部9は、ノットを溶接固定する構造以外に、切込み孔7をバーリング加工し、そこにねじを切って雌ねじとしても良い。
アングル部15は、例えば、支持金具3の端部が折り曲げられ、クランク状に成形されている。アングル部15は、前記台座金具11に対向し並行に配設されたフランジ部13を備えている。アングル部15の長手方向の寸法は支持金具端部全長とすることが望ましい。フランジ部13の寸法が長くなりパネルの連結端部を固定するときに安定度が増すからである。フランジ部13と台座金具11との間隔は固定するパネルの連結端部の形状や寸法等によって適宜決められる。
図2には、台座金具31及びアングル部35が図1で示した固定金具1の台座金具11及びアングル部15に対して逆方向に設けられた固定金具21とを並べて示した。固定金具21の形状その他については、固定金具1に同じである。
支持金具23には、切込み部5を補強するために、補強部55を設けることが望ましい。補強部55は、板材を重ねてもよく、エンボス加工によって設けても良い。なお、図示されていないが、支持金具3にも補強部を設けることが望ましい。
図3には、固定金具を用いてパネルを固定した状態の平面略図及び側面略図を示した。図3(a)は、図2で示した固定金具1及び固定金具21を組合わせた固定金具121を用いてパネルに固定したものである。図3(b)には、同上の側面略図を示した。
パネル61、63のクランク状に折り曲げて形成された連結端部は、パネル面に平行なフランジ部65、67と、パネル面に直角かつパネル面に向くように折り曲げて形成されたリップ69、71とを備えている。パネル61、63は、夫々の連結端部を突き合わせて、クランク状に折り曲げた連結部73で連結されるので、パネル同士がずれることがない。
固定金具121のアングル部15、35は、パネル61、63のリップ69、71及びフランジ部65、67に当接するようにクランク状に成形されている。ボルト51をナット部53にねじ込み、パネル61、63のフランジ部65、67を固定金具1、21のフランジ部13、33に当接させて締付け、固定金具121をパネル61、63に固定できる。そして、パネル61、63に固定した固定金具121の切欠き部5を単管に懸架して、パネル同士を連結できる。
なお、パネル61、63にリップ69、71が設けられていない場合であっても、パネルのフランジ部65、67と固定金具121のフランジ部13、33に当接させてボルト51をナット部53にねじ込み締付けることにより、固定金具121をパネル61、63に固定することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図4に示した。図4(a)には、図3で示した固定金具1及び固定金具21を組合わせて結合手段75を用いて連結された固定金具123を用いてパネル同士を連結した平面略図を示した。図4(b)には、同上の側面略図を示した。
本実施形態では、連結部73で連結されたパネル同士が離れないように、固定金具1のボルト51と固定金具21のボルト51とが結合手段75を用いて結合されている。結合手段75は、鉄板等を用いて固定金具1のボルト51が貫通できる孔と、固定金具21のボルト51が貫通できる孔を設けたものである。この孔にボルト51を通し、ナット部53にねじ込むと、パネル同士が連結部73で緩まないように固定できる。
なお、結合手段75は、固定金具1のボルト51が貫通できる孔を設けるとともに、固定金具21のボルトに係着できるラッチ機構を設けても良い。また、ボルト51同士を固定するか、ボルト51とパネル61、63のフランジ部65、67との間に鉄板等を挿入し、ボルト51でしっかり圧着させても良い。いずれにしろ、固定金具1、21が離れない手段であれば結合手段75として用いることができる。
なお、パネル61、63にリップ69、71が設けられていない場合であっても、パネルのフランジ部65、67と固定金具123のフランジ部13、33に当接させてボルト51をナット部53にねじ込み締付けることにより、固定金具をパネル61、63に固定することができる。
しかも、2枚のパネルを1組の固定金具を用いて同時に単管に固定することができる。そのため、施工作業性が向上する。しかも、隣合うパネルの端部を同時に同じ位置で引っ張るため、引張力が偏らずパネルに凸凹が発生しない。
(第3の実施形態)
第3の実施の形態を以下に説明する。図5には、本実施形態の固定金具の斜視図を示した。固定金具81は、切込み部5を備えた支持金具83と、前記固定金具をパネルに固定するボルト51を通す円形の孔7とボルト51と螺合するナット部9を備えた台座金具85と、前記台座金具85に対向し並行に配設されたフランジ部87を備えクランク状に成形されたアングル部89を備えており、アングル部89と台座金具85とが一体に成形されていることを特徴とする。
支持金具83は、外形が矩形状であり切込み部5を備えている。切込み部5は、パネルを固定する際に固定金具81を懸架させる単管の外径にほぼ等しい径の半円部分を有している。また、切込み部5は半円部分から反対側に向かってやや勾配を設けて寸法を大きくすると、固定金具を単管に懸架する際の作業が容易となる。
台座金具85は、例えば、支持金具3の端部の手前から折り曲げて形成され、ほぼ中央部にボルトを通す円形の切込み孔7と、裏側に溶接固定され前記円形の切込み孔7の内径に合わせたねじを有するナット部9を備えており、支持金具に対して直角に設けられる。なお、ナット部9はノットを溶接固定する構造以外に、切込み孔7をバーリング加工し、そこにねじを切って雌ねじとしても良い。
アングル部89は、例えば台座金具85と一体に折り曲げられクランク状に成形されている。アングル部89は、前記台座金具85に対向し並行に配設されたフランジ部87を備えている。アングル部89の折り曲げ箇所の寸法は台座金具85の折り曲げ箇所の寸法に同じである。
図6には、台座金具95及びアングル部99が図5で示した固定金具81の台座金具85及びアングル部89に対して逆方向に設けられた固定金具91とを並べて示した。固定金具91の形状その他については、固定金具81に同じである。
支持金具93には、単管に懸架させてパネルを支える際に、切込み部5を補強するために、補強部55を設けることが望ましい。補強部55は、板材を重ねてもよく、エンボス加工によって設けても良い。なお、図示されていないが、支持金具83にも補強部を設けることが望ましい。
本実施形態では、固定金具の支持金具同士が固着されていることを特徴とする。図7には、支持金具83と支持金具93とが固着されている固定金具125を示した。支持金具同士を固着することにより、支持金具の強度を高めることができる。又、金具同士を一体化させているので取扱いが簡単である。
図8(a)には、図7で示した固定金具125を用いてパネルを連結した平面略図を示した。図8(b)には、同上の側面略図を示した。
パネル61、63のクランク状に折り曲げて形成された連結端部は、パネル面に平行なフランジ部65、67と、パネル面に直角かつパネル面に向くように折り曲げて形成されたリップ69、71とを備えている。パネル61、63は、夫々の連結端部を突き合わせて、クランク状に折り曲げた連結部73で連結されるので、パネル同士がずれることがない。
固定金具125のアングル部89、99は、パネル61、63のリップ69、71及びフランジ部65、67に当接するようにクランク状に成形されている。ボルト51をナット部53にねじ込み、パネル61、63のフランジ部65、67を固定金具125のフランジ部87、97に当接させて締付け、固定金具81、91をパネル61、63に固定できる。そして、パネル61、63に固定した固定金具125の切欠き部5を単管に懸架して、パネル同士を連結できる。
なお、パネル61、63にリップ69、71が設けられていない場合であっても、パネルのフランジ部65、67と固定金具125のフランジ部13、33に当接させてボルト51をナット部53にねじ込み締付けることにより、固定金具125をパネル61、63に固定することができる。
しかも、2枚のパネルを1個の固定金具を用いて同時に単管に固定することができる。そのため、施工作業性が向上する。しかも、隣合うパネルの端部を同時に同じ位置で引っ張るため、引張力が偏らずパネルに凸凹が発生しない。
(第4の実施形態)
第4の実施形態を図9に示した。図9の例では、図6で示した固定金具のどちらか一方を用い、逆方向のアングル部109と一体化した台座金具105を溶接固定して取付けたものである。このような固定金具127を用いても第3の実施形態で示した効果を得ることができる。
支持金具93の片面、又は両面には、単管に懸架させてパネルを支える際に、切込み部5を補強するために、補強部55を設けても良い。補強部55は、板材を重ねてもよく、エンボス加工によって設けても良い。
図3で示した固定金具を、板厚1.6mmのメッキ鋼板を用いて試作した。ボルト(M10×16mm)を通すために円形の切込み孔(12mm直径)を設け、ボルトを固定するためにナット部(M10 P1.25)を溶接固定した。単管を懸架させるための開口部の半円部の半径は20mmとした。
このように作製した固定金具を用い、幅が300mmで高さが3000mmのパネルを用いて連結した。連結する際は固定金具を懸架させために直径が47mmの単管を用いた。
図10、11で示したパネルの上中下段ともに本実施形態の固定金具を用いて仮囲いの仮設試験を行った。その結果、本発明の固定金具を用いて固定したパネル面には、波状のしわや凹凸が生じることがなかった。
実施例1のようにして図4に示した固定金具を試作した。結合手段としては、鉄板を用いてボルトが貫通できる孔をボルトの間隔に合わせて2箇所設け、この孔にボルトを通して用いた。
このように作製した固定金具を用い、幅が300mmで高さが3000mmのパネルを用いて連結した。連結する際は固定金具を懸架させために直径が47mmの単管を用いた。
図10、11で示したパネルの上中下段ともに本実施形態の固定金具を用いて仮囲いの仮設試験を行った。その結果、パネル面全体には、波状のしわや凹凸が生じることがなかった。
また、従来例のパネル設置時間に較べて半分以下の時間で組み立てることができた。さらに、工事現場に仮置きし自然環境での痛みやぐらつき等について確認試験を行ったところパネル同士の緩みやずれもなく良好な状態を維持できた。
実施例1のようにして図7に示した固定金具を作製した。支持金具同士の接合はスポット溶接を用いた。固定金具を用い、幅が300mmで高さが3000mmのパネルを用いて連結した。連結する際は固定金具を懸架させために直径が47mmの単管を用いた。
図10、11で示したパネルの上中下段ともに本実施形態の固定金具を用いて仮囲いの仮設試験を行った。その結果、パネル面全体には、波状のしわや凹凸が生じることがなかった。
また、従来例のパネル設置時間に較べて半分以下の時間で組み立てることができた。さらに、工事現場に仮置きし自然環境での痛みやぐらつき等について確認試験を行ったところパネル同士の緩みやずれもなく良好な状態を維持できた。
パネルを固定する際に、1組の固定金具を用いて隣り合うパネルを固定することができるので、現場でのパネル組み立ての施工性を向上させ、パネルに波打や凹凸が発生したりパネル同士が外れることなく、傾斜地に用いてもしっかり固定できる。
実施形態1の固定金具の斜視図である。 実施形態1の固定金具を並べた斜視図ある。 実施形態1の固定金具の平面図及び側面図である。 実施形態2の固定金具の平面図及び側面図ある。 実施形態3の固定金具の斜視図である。 実施形態3固定金具を並べた斜視図ある。 実施形態3の固定金具の斜視図である。 実施形態3の固定金具の平面図及び側面図ある。 実施形態4の固定金具の平面図及び側面図ある。 従来例である。 パネルを連結させた従来例である。 従来例である 従来例である。
符号の説明
1 固定金具
3 支持金具
5 切込み部
7 孔
9 ナット部
11 台座金具
13 フランジ部
15 アングル部
17 ナット部
21 固定金具
23 支持金具
25 アングル部
31 台座金具
33 フランジ部
35 アングル部
51 ボルト
53 ナット部
55 補強部
61 パネル
63 パネル
65 フランジ部
67 フランジ部
69 リップ
71 リップ
73 連結部
75 結合手段
81 固定金具
83 支持金具
85 台座金具
87 フランジ部
89 アングル部
91 固定金具
93 支持金具
95 台座金具
99 アングル部
105 台座金具
107 フランジ部
109 アングル部
121 固定金具
123 固定金具
125 固定金具
127 固定金具
141 パネル
143 固定金具
144 ボルト
145 支持部材
147 単管
148 矢印
149 連結部
151 固定金具
153 フック
155 ボルト
157 連結端部
159 連結端部
161 リップ
163 フランジ部
171 固定金具
173 パネル
175 フランジ部
177 クランプ
179 ボルト
181 フック

Claims (8)

  1. 下記部材を備えたことを特徴とする固定金具。
    (a)切込み部(5)を備えた支持金具(3)と、
    (b)前記固定金具をパネルに固定するボルト(51)を通す円形の孔(7)と前記ボルト(51)に螺合するナット部(9)を備えた台座金具(11)と、
    (c)前記台座金具(11)に対向し並行に配設されたフランジ部(13)を備えクランク状に成形されたアングル部(15)。
  2. 前記切込み部(5)は、単管の外径に等しいか、やや大きき径の一端が開口した長円形状であることを特徴とする請求項1に記載の固定金具。
  3. 前記切込み部(5)に補強部(55)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体金具。
  4. アングル部(85)と台座金具(81)とが一体に成形されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の固定金具。
  5. 前記固定金具の台座金具(11)及びアングル部(15)に対して逆方向に台座金具(31)及びアングル部(33)が設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の固定金具。
  6. 前記台座金具と前記逆方向に台座金具(31)及びアングル部(33)が設けられた固定金具とを組合わせたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の固定金具。
  7. 前記組合わせた固定金具は、結合手段により連結されていることを特徴とする請求項6に記載の固定金具。
  8. 前記組合わせた固定金具は、支持金具同士で固着されているか、又は支持金具を共有しているかのいずれかであることを特徴とする請求項6又は7に記載の固定金具。
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