JPH1194134A - 空調装置の冷媒配管用の吊りバンド金具 - Google Patents

空調装置の冷媒配管用の吊りバンド金具

Info

Publication number
JPH1194134A
JPH1194134A JP29313997A JP29313997A JPH1194134A JP H1194134 A JPH1194134 A JP H1194134A JP 29313997 A JP29313997 A JP 29313997A JP 29313997 A JP29313997 A JP 29313997A JP H1194134 A JPH1194134 A JP H1194134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
shape
pipe
bolt
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29313997A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoteru Taniai
清照 谷合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIKO KUCHO KK
Original Assignee
DAIKO KUCHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAIKO KUCHO KK filed Critical DAIKO KUCHO KK
Priority to JP29313997A priority Critical patent/JPH1194134A/ja
Publication of JPH1194134A publication Critical patent/JPH1194134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/14Hangers in the form of bands or chains

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】二本の冷媒管を体裁良く吊り下げ、冷媒配管の
仮置きを容易に実現し、結露の発生を防ぎ、連結部材と
してのナットボルトの落下を防止し、かつ、内外連絡電
線を係り止める部材を吊り金具本体に備えることによ
り、冷媒配管施行工事の完成度を高めると共に作業効率
をすこぶる促進することができる空調装置の冷媒配管用
の吊りバンド金具を提供する。 【構成】帯板を屈曲させた配管支持部材1と該配管支持
部材1の下端に揺動自在に連結される蓋部材2とが、吊
り配管金具3を介しナット付きボルトをもって貫通結合
される空調装置の冷媒配管用の吊りバンド金具におい
て、吊り下げ金具本体の連結状態の全体形状が下方にし
たがい幅広になる水滴状に形成され、蓋部材2の上部に
穿設されるナット付きボルト4が嵌合される孔5の形状
が大小二円の重なるダルマ状に形成されると共に、配管
支持部材1側面部に外側に向かって切り起こされる内外
連絡電線係止片6を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の床スラブ下
面に対し、空調装置の並列の冷媒管を吊り配管させるた
めに配置した各アンカークリップに取り付ける空調装置
の冷媒配管用の吊りバンド金具に関するものである。
【0002】従来、建物のコンクリート床スラブ下面に
対して、空調装置の並列冷媒管を吊り配管させるために
使用される吊り金具は、一本の鉄管吊り用の金具を援用
することが散見される。該鉄管吊り用金具は、連結状態
の全体形状が円状を形成し、一対の半円状の帯板が上端
部において連結されたうえ、それらが底部中央で蝶番止
めされるものであり、上端部連結を解除すると一方の半
円状帯板は真下に垂れ下がる構成を有するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、冷媒管は径のそ
れぞれ異なる管を並列に吊り下げることを要するが、本
来は鉄管に用いるものを便宜上援用した円状吊り金具で
は、冷媒管を嵌装させた場合、現状、冷媒管専用の吊り
バンド金具がないので、隙間が生じたり、殊に径が小さ
すぎて保温材の持つ長所である空気層をつぶして結露を
生じてしまう弊害が顕著である。このため、作業者にあ
っては、その隙間をなくすためあるいは結露を防止せん
として援用した円状吊り金具本体にハンマーなどで打撃
を加え変形させたうえ用いるのが現状である。しかしな
がら、これでは配管の外観が著しく劣悪化し、多数の吊
りバンド金具を並列するこの種の施工全体の完成度にお
いても非常に好ましくない。また、極めて硬質な鉄管吊
り用金具を変形させることは容易ではなく、結局はなお
も隙間が残存するため、冷媒配管はその定置安定性を著
しく欠き、なお打撃を加えすぎて径が小さくなり結露の
発生原因を生じさせるものとなる。更に、一つ一つの金
具にハンマー打撃作業を強いるのは、多量の吊りバンド
を要する施工においては作業効率を常に著しく減退させ
るものである。加えて、前述したように、鉄管用吊り下
げ金具は上端部連結を解除すると一方の半円状帯板が底
部中央を支点に真下に垂れ下がってしまう構造のため、
冷媒管を仮に載置することができず、作業者は複数人の
協力の下、テーピングをもって管をバンド金具に仮止め
することが必要になる。これは施工工事において極めて
繁雑な作業を強いることとなり、人件費の増大、施工技
術の複雑化を招来することとなる。一方、従来品におい
ては、上部の連結部のボルト貫通孔が単に円形に形成さ
れているため、この種の施工工事には宿命的に繰り返さ
れる吊り金具の仮締め、開放といった作業中、ナットボ
ルトがよく落下してしまい、かかる事態は、高所かつ暗
く視認性の悪い作業現場においては看過し得ない障害と
なり、作業の効率を著しく鈍化させるものである。すな
わち、従来品においてはナットの直径に比し小さい径を
有する円形状ボルト貫通孔が穿設されているため、前記
作業中、ボルトの取り外し、取り付けを繰り返すことを
余儀なくされる。しかしながら本発明は、ボルト貫通孔
に相当する孔を、開閉自在に連結された蓋部材上部に穿
設し、かかる孔の形状をダルマ状に形成し、下部の孔を
ナットの直径に比し大きい径にすることにより、冷媒配
管仮置き後、ナット裏部にあそびがありボルトが下方に
動くため、ボルトを何ら取り外すことなく蓋部材を嵌装
することが可能となり、従来品における上記弊害を一気
に解決することが可能となる。また、従来品において
は、冷媒配管に並行して延長設置される内外連絡電線の
係り止め部が存しないため、一度冷媒配管作業完了時に
締めつけた吊りバンド金具のボルトナットを取り外し、
再度、吊り金具の内側に内外連絡電線を冷媒管に併設す
る作業を要求され、ボルトナットの落下、二重作業等作
業能率も悪いものとなっている。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、二本の冷媒管
を体裁良く吊り下げ、冷媒配管の仮置きを容易に実現
し、結露の発生を防ぎ、連結部材としてのナットボルト
の落下を防止し、且つ、内外連絡電線を係り止め部材を
吊り金具本体に備えることにより、冷媒配管施工工事の
完成度を高めると共に作業効率をすこぶる促進すること
ができる空調装置の冷媒配管用の吊りバンド金具を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における空調装置の冷媒配管用の吊りバンド
金具は、帯板を屈曲させた配管支持部材1と該配管支持
部材1の下端に揺動自在に連結される蓋部材2とが、吊
り配管金具3を介しナット付きボルト4をもって貫通結
合される空調装置の冷媒配管用の吊りバンド金具におい
て、吊り下げ金具本体の連結状態の全体形状が下方にし
たがい幅広になる水滴状に形成され、蓋部材2の上部に
穿設されるナット付きボルト4が嵌合される孔5の形状
が大小二円の重なるダルマ状に形成されると共に、配管
支持部材1側面部に外側に向かって切り起こされる内外
連絡電線係止辺6を備えることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。建物のコンクリート床スラブの下面の空調装置の
並列冷媒配管吊り位置に打ち込まれて配備されたアンカ
ークリップに螺着してなるネジ棒Sの下端部に螺着する
ナット金具Nを、平面の頂部中央部の嵌孔に回動状にカ
シメ付けた吊り配管金具3の下方側面部に穿設された嵌
孔に貫通するナット付きボルト4によって、配管支持部
材1と蓋部材2が連結される。配管支持部材1は、帯板
が屈曲され凹状に形成されるため、該凹状部に冷媒配管
を載置することができるので、蓋部が開いた状態にあっ
ても冷媒配管KK’の仮置きが容易になすことが可能と
なる。また、配管支持部材1の上部には吊り下げ部材3
及び蓋部材2とを連結するナット付きボルト4が嵌合す
る嵌孔が穿設される。さらに、配管支持部材1側面部に
は外側に向かって内外連絡電線Rを係り止めるための係
止片6が設けられている。該内外連絡電線係止辺6は、
配管支持部材1の側面部中央部を下辺を残し帯状に切り
欠き、これを外側に起立させた上、配管支持部材1と対
称になるように屈曲をもたせることにより、内外連絡電
線Rが容易且つ体裁良く配置することが可能となる。蓋
部材2はその下端を配管支持部材1下端を蝶番式に連結
される。また、蓋部材2上部には前記したナット付きボ
ルト4が貫通する孔5が穿設され、その形状を大小二つ
の円が重なるダルマ状に形成される。かかる形状に形成
することにより、裏部ナットにあそびがあり、ボルトが
下方に動くため、仮締めされたナットボルトの落下を防
止することができ作業の効率を飛躍的に高めることが可
能となる。配管支持部材1と蓋部材2は連結された状態
において全体形が下方にしたがい幅広になる水滴状に形
成されるように帯板を屈曲させる。これにより大小径の
異なる保温材Hに覆われた冷媒配管KK’を重ね嵌装さ
せ、隙間のない非常に体裁の良く、且つ安定性に富む吊
り下げ状態に仕上がる。また、保温材Hの持つ長所であ
る空気層をつぶし結露を生じてしまう弊害を防止するこ
とができる。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るので、以下に記載されるような効果を有する。冷媒配
管を隙間なく嵌装することができるため、吊り下げ状態
においてその安定性に富み、結露防止に多大な効果をも
たらす、仕上がりの完成度が非常に高い施工工事を実現
することが可能となる。ボルト嵌合孔をダルマ状に形成
し、下部の孔がナットの直径に比し大きくしてあるた
め、冷媒配管仮置き後ボルトを取り外すことが必要なく
嵌合でき、かつダルマ状上部の小孔にボルトが納まるの
でナットを締め付けるという一連の作業が実現し、煩雑
な作業を回避するうえ、作業中におけるボルトの落下を
防止することとなり、ひいては作業の効率を高めること
が可能となる。内外連絡電線を係り止める係止片を本体
に備えるので、冷媒配管施工後、一気に電線施工が可能
となり、施工工事全体としての作業効率を飛躍的に高め
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図
【図2】本発明の実施例を示す斜視図
【図3】本発明の実施例を示す斜視図
【図4】従来例を示す図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯板を屈曲させた配管支持部材1と該配管
    支持部材1の下端に揺動自在に連結される蓋部材2と
    が、吊り配管金具3を介しナット付きボルト4をもって
    貫通結合される空調装置の冷媒配管用の吊りバンド金具
    において、 吊り下げ金具本体の連結状態の全体形状が下方にしたが
    い幅広になる水滴状に形成され、蓋部材2の上部に穿設
    されるナット付きボルト4が嵌合される孔5の形状が大
    小二円の重なるダルマ状に形成されると共に、配管支持
    部材1側面部に外側に向かって切り起こされる内外連絡
    線係止片6を備えることを特徴とする空調装置の冷媒配
    管用の吊りバンド金具。
JP29313997A 1997-09-18 1997-09-18 空調装置の冷媒配管用の吊りバンド金具 Pending JPH1194134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29313997A JPH1194134A (ja) 1997-09-18 1997-09-18 空調装置の冷媒配管用の吊りバンド金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29313997A JPH1194134A (ja) 1997-09-18 1997-09-18 空調装置の冷媒配管用の吊りバンド金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1194134A true JPH1194134A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17790933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29313997A Pending JPH1194134A (ja) 1997-09-18 1997-09-18 空調装置の冷媒配管用の吊りバンド金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1194134A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7073761B2 (en) * 2004-01-16 2006-07-11 Bellsouth Intellectual Property Corporation Communication cable support
JP2010266007A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Burest Kogyo Kenkyusho Co Ltd 結露防止プレート用保持具
JP2013164137A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Showa Corporation 多配管・多配線用吊りバンド
KR101467455B1 (ko) * 2014-03-21 2014-12-02 (주)유진이엔지 다목적 천장용 행거
CN109066500A (zh) * 2018-08-06 2018-12-21 北京长城华冠汽车科技股份有限公司 线束卡扣和汽车

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7073761B2 (en) * 2004-01-16 2006-07-11 Bellsouth Intellectual Property Corporation Communication cable support
JP2010266007A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Burest Kogyo Kenkyusho Co Ltd 結露防止プレート用保持具
JP2013164137A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Showa Corporation 多配管・多配線用吊りバンド
KR101467455B1 (ko) * 2014-03-21 2014-12-02 (주)유진이엔지 다목적 천장용 행거
CN109066500A (zh) * 2018-08-06 2018-12-21 北京长城华冠汽车科技股份有限公司 线束卡扣和汽车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100414036B1 (ko) 바아행거 및 장착용 클립조립체
JPH1194134A (ja) 空調装置の冷媒配管用の吊りバンド金具
US20030201373A1 (en) Methods and apparatus for suspending fixtures
US20030222190A1 (en) Methods and apparatus for suspending fixtures
CA2491659C (en) Mounting bracket, and method therefor
CN212078409U (zh) 一种天花板吊顶构件
JP3051462U (ja) 空調装置の冷媒管と鋼管両用の吊りバンド金具
JP3135385U (ja) 吊りボルト用固定金具
KR102110705B1 (ko) 소방 배관 지지용 클램프
JPH10122434A (ja) 配管用吊り金具
JP2867229B2 (ja) Bsアンテナの設置方法
JPH0683047U (ja) スプリンクラ−の取付具
JP3033026U (ja) 横引配管の取付装置
JP3792356B2 (ja) 庇の取付構造
JP3069424U (ja) 橋桁下全面吊り足場と、橋桁間2段足場を同時に吊る事が可能な足場吊り金具
JP2710651B2 (ja) 壁パネル取付構造
KR20220067123A (ko) 작업성이 개선되는 파이프 행거
JP2733467B2 (ja) 天井の設備機器先付け工法
JP3003623U (ja) 立体トラス用吊り金具
JPH0416569Y2 (ja)
JP2005207493A (ja) 空調用ダクトの吊り金具
JPH036115Y2 (ja)
JP2831341B2 (ja) 天井埋め込み式エアコンなどの吊り下げ装置
JP2710650B2 (ja) 壁パネル取付構造
JPH0921204A (ja) 吊屋根構造