JPH0522580Y2 - - Google Patents

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JPH0522580Y2
JPH0522580Y2 JP1985004000U JP400085U JPH0522580Y2 JP H0522580 Y2 JPH0522580 Y2 JP H0522580Y2 JP 1985004000 U JP1985004000 U JP 1985004000U JP 400085 U JP400085 U JP 400085U JP H0522580 Y2 JPH0522580 Y2 JP H0522580Y2
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vertical rod
rod
vertical
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support pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は建築足場用ブラケツト、特に縦支持パ
イプに着脱可能に装着されて該パイプに沿つて延
びる縦杆と、その縦杆の一側面上部に固着されて
上部に足場板を支持し得る横杆と、その横杆と前
記縦杆の一側面下部との間に亘つて設けられる補
強杆とを備えたブラケツトに関する。
(2) 従来の技術 従来、かかるブラケツトでは、縦杆をチヤンネ
ル材より形成し、また縦杆の外側面上部および下
部にクランプ具をそれぞれ取付け、さらに補強杆
の下端部を、下部クランプ具の取付部投影面内か
ら食出させて縦杆の内側面下部に固着している。
この場合、クランプ具としては一対の半体をボル
トおよびナツトを持つ締結部材により締付けるよ
うにしたものが用いられている(実開昭52−
135323号公報参照)。
(3) 考案が解決しようとする課題 しかしながら前記のように構成すると、上部ク
ランプ具にはクランプ状態を解除する方向に大き
な引張り力が作用するので、締結部材が外れたり
破損したりする虞れがあり、この虞れをなくすた
めに上部クランプ具を厚肉頑丈に形成するとそれ
だけクランプ具の重量増を来たし、縦杆をチヤン
ネル材より構成したこととも相俟つてブラケツト
の全体重量が大幅に増大する問題がある。
ところで斯かる問題は、例えば実公昭54−
10180号公報に開示される足場用ブラケツトのよ
うに縦杆を平板状とし且つその縦杆上部にクラン
プ具に代えて半環状フツクを設けるようにすれば
解消されるが、このブラケツトでは、縦杆の外側
面下部にクランプ具に代えて、縦支持パイプに対
する突つ張り用受け具が固設されているため、縦
杆上部に対し前記半環状フツクを回動可能とし、
且つそのフツクと協働すべく縦杆上部に固定され
る締付片を特別に設けなければ、縦杆を縦支持パ
イプに着脱可能に装着することができず、それだ
け構造が複雑になると共に取扱いが面倒なものと
なる問題がある。またその縦杆は、それ自体が平
板状であることに起因して、それの一側面下部と
補強杆下端部との固着部に補強杆からの荷重が集
中すると変形を生じ易いものであるが、その固着
部に対応して設けられる上記突つ張り用受け具
は、それの平板状基部が縦杆の外側面下部に固着
されていてその接合面積を広くは確保し得ないか
ら、平板状縦杆に対する十分な補強手段とはなり
得ないものである。
本考案は、上記に鑑み提案されたもので、従来
のものの上記問題を全て解決し得る構造簡単な建
築足場用ブラケツトを提供することを目的とす
る。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、縦支持パ
イプに着脱可能に装着されて該パイプに沿つて延
びる平板状の縦杆と、その縦杆の一側面上部に固
着されて上部に足場板を支持し得る横杆と、その
横杆と前記縦杆の一側面下部との間に亘つて設け
られる補強杆とを備えた建築足場用ブラケツトに
おいて、前記縦杆の他側面上部には、前記縦支持
パイプに単独で係止可能な1個の半環状フツクが
固設され、またその縦杆の他側面下部には、開閉
可能な先部枠及び基部枠を有して前記縦支持パイ
プを挟持クランプし得るクランプ具が、前記基部
枠の扁平な側壁部を前記縦杆の他側面下部に直接
重合させて固着され、前記縦杆の一側面下部には
前記補強杆の下端部が、前記基部枠の扁平な側壁
部の、縦杆との重合方向投影面内に収まるように
固着されたことを特徴とする。
(2) 作用 平板状縦杆の他側面上部に固設されて縦支持パ
イプに単独で係止可能な1個の半環状フツクと、
縦杆の他側面下部に取付けられて縦支持パイプを
挟持クランプし得るクランプ具との協働により、
縦杆を縦支持パイプに簡単迅速に装着することが
でき、しかも上記半環状フツクはただ1個あれば
足りる上、構造が頗る単純であつて、高い強度剛
性を確保しつつ十分に軽量化することができる。
また上記クランプ具の扁平な側壁部と、これに
直接重合する縦杆下部とが広範囲に亘り相互に補
強し合う構造であるから、その補強部分で補強杆
からの大きな荷重を集中的に受け止めることがで
きる。そのため縦杆はそれが平板状であつても上
記大きな荷重により妄りに変形することなく該荷
重をクランプ具側へ効率よく伝えることができる
から、平板状縦杆を採用しながらもブラケツトの
必要強度を確保することができる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、先ず本考案の一実施例を示す第1図にお
いて、このブラケツト1は、建築現場における枠
組の複数の縦支持パイプ2に、相互間の間隔をあ
けて取付けられる。足場板3は各ブラケツト1の
横杆4上に載置される。また各ブラケツト1の先
端には養生用ネツトや金網を支持するための支持
パイプ7が支持される。
このブラケツト1は、管材より形成された横杆
4と、縦支持パイプ2に沿つて延びる平板状に形
成されて該縦支持パイプ2に着脱可能に装着され
る縦杆5と、横杆4と縦杆5の一側面下部との間
に亘つて設けられた山形鋼よりなる補強杆6とを
備える。横杆4は、溶接により縦杆5の一側面上
部に直角に固着される。
第2図および第3図を併せて参照して、縦杆5
の他側面上部には、横杆4と反対側に突出するよ
うに1個の半環状フツク8が溶接により固着され
る。そのフツク8は縦支持パイプ2の外周面略半
周に単独で係止し得るように形成されている。
また縦杆5の他側面下部には、縦支持パイプ2
をクランプするためのクランプ具9が取付けられ
る。このクランプ具9は、基部枠10とその一端
に開閉揺動可能に軸支20される先部枠11とを
備えており、その各枠10,11の相対向面に
は、半円弧状のパイプ係合凹部10a,11aが
それぞれ形成される。また基部枠10の他端に
は、ボルトおよびナツトを有して先部枠11の他
端に係止し得る締付部材14が枢支されており、
先部枠11及び基部枠10間で縦支持パイプ2を
挟み、締付部材14でその両枠10,11を締付
けることにより、縦支持パイプ2がクランプ具9
にクランプされる。以上は従来周知のクランプ具
と同様の構造である。
前記基部枠10は、それの、縦杆5と対向する
扁平な側壁部10wが該縦杆5の他側面下部に重
合された状態で、ボルト12およびナツト13に
より縦杆5に締着されている。
横杆4の先端は支持板15で閉鎖されており、
この支持板15には支持パイプ7をクランプする
ためのクランプ具16が設けられる。このクラン
プ具16は前述のクランプ具9と同様のものであ
り、ボルト20で支持板15に固着される基部枠
17と、その基部枠17の一端に開閉揺動可能に
軸支21される先部枠18と、その両枠17,1
8間を締付けるべく基部枠17に枢支される締付
部材19とを備える。
山形鋼よりなる補強杆6は、その開放側を下方
に向けて配設され、その上端部が横杆4の先端寄
りの下面に固着され、下端部は縦杆5の一側面下
部に溶接により固着される。その補強杆6の下端
部は、基部枠10の前記扁平な側壁部10wの、
縦杆5との重合方向投影面内に収められる。
次にこの実施例の作用について説明すると、建
築現場の枠組に足場を組付ける際には、所望の位
置の縦支持パイプ2に、半環状フツク8を係止さ
せ、またクランプ具9で縦支持パイプ2をクラン
プするようにして、ブラケツト1を取付けてい
き、各ブラケツト1の横杆4上に足場板3を載置
するとともにクランプ具16で支持パイプ7をク
ランプする。この場合、縦杆5の上部側は半環状
フツク8を縦支持パイプ2に引掛けるだけでよい
から、その操作が容易であつて取付作業性がよ
い。
このようにブラケツト1を取付けた状態におい
て、半環状フツク8には縦支持パイプ2から離反
する方向の引張り力が作用するが、そのフツク8
は構造が頗る単純であつて、軽量でも高い強度剛
性を確保することができるから、変形破損したり
縦支持パイプ2より脱落したりする虞れはない。
また特に縦杆5の他側面下部に上記クランプ具
9が、その基部枠10の扁平な側壁部10wを縦
杆5の他側面下部に直接重合させるようにして固
着され、縦杆5の一側面下部には補強杆6の下端
部が、前記基部枠10の扁平な側壁部10wの、
縦杆との重合方向投影面内に収まるように固着さ
れるので、そのクランプ具9の扁平な側壁部10
wと、これに重合する縦杆5下部とが広範囲に亘
り相互に補強し合う構造が得られ、その補強部分
で補強杆6からの大きな荷重を集中的に受け止め
ることができるから、縦杆5はそれが平板状であ
つても上記大きな荷重により妄りに変形すること
なく該荷重をクランプ具9側へ効率よく伝えるこ
とができる。その結果、平板状縦杆5を採用しな
がらもブラケツト1の必要強度は確保される上、
クランプ具9の前記側壁部10wを、該平板状縦
杆5の補強杆6支持部に対する効果的な補強手段
に兼用することができる。
また補強杆6を山形鋼より形成すると、その固
着部とクランプ具取付け用ボルト12およびナツ
ト13との干渉を避けることができる、といつた
利点がある。また縦杆5の下部をクランプ具9で
縦支持パイプ2にクランプするので足場組立時に
下からの風で煽られてもブラケツト1は外れな
い。
第4図は本考案の他の実施例を示すものであ
り、その横杆4′は、縦杆5の上部に固着される
固定管21と、該固定管21内に摺動可能に挿入
される移動杆22とから成る。補強杆6は固定管
21と縦杆5の下部との間にわたつて設けられ、
固定管21の下部には移動管22の位置を定める
ためのねじ部材23が螺着される。また移動杆2
2の先端にクランプ具16が設けられる。
この実施例によれば、前述の実施例と同様の効
果を奏することができる上に、さらに足場板3の
幅の大小に容易に対応することができる。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、縦支持パイプに
沿つて延びる平板状縦杆の他側面上部に、縦支持
パイプに単独で係止可能な1個の半環状フツクを
固設し、また縦杆の他側面下部に、開閉可能な先
部枠及び基部枠を有して縦支持パイプを挟持クラ
ンプし得るクランプ具を取付けたので、そのクラ
ンプ具と半環状フツクとの協働により縦杆を縦支
持パイプに簡単迅速に装着することができ、しか
も上記半環状フツクはただ1個あれば足りる上、
構造が頗る単純であつて、高い強度剛性を確保し
つつ十分な軽量化を図ることができるから、縦杆
を平板状とした効果とも相俟つてブラケツトの全
体重量軽減に大いに寄与することができる。
また特に縦杆の他側面下部に上記クランプ具
が、その基部枠の扁平な側壁部を縦杆の他側面下
部に直接重合させるようにして固着され、縦杆の
一側面下部には補強杆の下端部が、前記基部枠の
扁平な側壁部の、縦杆との重合方向投影面内に収
まるように固着されるので、そのクランプ具の扁
平な側壁部と、これに重合する縦杆下部とが広範
囲に亘り相互に補強し合う構造が得られ、その補
強部分で補強杆からの大きな荷重を集中的に受け
止めることができるから、縦杆はそれ自体が平板
状であつても上記大きな荷重により妄りに変形す
ることなく該荷重をクランプ具側へ効率よく伝え
ることができ、従つて平板状縦杆を採用しながら
もブラケツトの必要強度を確保することができ、
しかもクランプ具の基部枠側壁部を、該平板状縦
杆の補強杆支持部に対する効果的な補強手段に兼
用することができてその補強構造の簡素化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は使用状態におけるブラケツトの側面図、
第2図は第1図の矢視図、第3図はブラケツト
の分解斜視図、第4図は本考案の他の実施例の側
面図である。 2……縦支持パイプ、3……足場板、4,4′
……横杆、5……縦杆、6……補強杆、8……フ
ツク、9……クランプ具、10……基部枠、10
w……側壁部、11……先部枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦支持パイプ2に着脱可能に装着されて該パイ
    プ2に沿つて延びる平板状の縦杆5と、その縦杆
    5の一側面上部に固着されて上部に足場板3を支
    持し得る横杆4,4′と、その横杆4,4′と前記
    縦杆5の一側面下部との間に亘つて設けられる補
    強杆6とを備えた建築足場用ブラケツトにおい
    て、前記縦杆5の他側面上部には、前記縦支持パ
    イプ2に単独で係止可能な1個の半環状フツク8
    が固設され、またその縦杆5の他側面下部には、
    開閉可能な先部枠11及び基部枠10を有して前
    記縦支持パイプ2を挟持クランプし得るクランプ
    具9が、前記基部枠10の扁平な側壁部10wを
    前記縦杆5の他側面下部に直接重合させて固着さ
    れ、前記縦杆5の一側面下部には前記補強杆6の
    下端部が、前記基部枠10の扁平な側壁部10w
    の、縦杆5との重合方向投影面内に収まるように
    固着されたことを特徴とする建築足場用ブラケツ
    ト。
JP1985004000U 1985-01-16 1985-01-16 Expired - Lifetime JPH0522580Y2 (ja)

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JPS61120851U JPS61120851U (ja) 1986-07-30
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Families Citing this family (2)

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EP3339534B1 (de) * 2016-12-21 2020-02-26 Tobler AG Befestigungskonsole für gerüstbretter

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JPS5410180U (ja) * 1977-06-23 1979-01-23

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JPS61120851U (ja) 1986-07-30

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