JPH0913998A - 排気ブレーキ装置 - Google Patents

排気ブレーキ装置

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JPH0913998A
JPH0913998A JP7168389A JP16838995A JPH0913998A JP H0913998 A JPH0913998 A JP H0913998A JP 7168389 A JP7168389 A JP 7168389A JP 16838995 A JP16838995 A JP 16838995A JP H0913998 A JPH0913998 A JP H0913998A
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JP
Japan
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valve body
diameter portion
rotary shaft
actuator
fixed
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JP7168389A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kaneko
昌弘 金子
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 口径の大きい大型の排気ブレーキバルブを採
用しても、小型のアクチュエータが使用できる。 【解決手段】 エンジンの排気ガス通路3の一部を形成
するバルブ本体4と、バルブ本体4内に配設される弁体
5と、弁体5が固着される回転軸16と、回転軸16を
回動自在に支持する軸受部材14,15と、バルブ本体
4の外側に固着される取付板17と、アクチュエータ2
と、回転軸16の端16dに固着され、アクチュエータ
2の駆動力を伝達するレバー10とを備えた排気ブレー
キ装置11であって、取付板17の外方に突出された回
転軸16の外周に、ねじりコイルばね21を巻装し、そ
れぞれの端を取付板17およびレバー10に係止し、そ
の付勢力を、アクチュエータ2の戻しばね2dの付勢力
と同一方向に付勢させ、ねじりばね21の付勢力に応じ
た分だけ、付勢力を低減させた戻しばね2dを配設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などに装備
される排気ブレーキ装置に関し、特に、該装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】排気ブレーキ装置は主としてトラックや
バスなどに装備され、エンジンの排気管の途中に配設さ
れた排気ブレーキバルブを閉じて排気ガス圧を上昇さ
せ、長い降坂路などにおいて、車両に効果的な制動を行
うようにしたものである。
【0003】従来、この種の排気ブレーキ装置として
は、例えば図4に示すものがある。同図において、該排
気ブレーキ装置は、排気ブレーキバルブ1と、流体圧で
駆動されるアクチュエータ2とからなる。
【0004】排気ブレーキバルブ1としては、エンジン
の排気ガス通路3の一部を形成するバルブ本体4と、こ
のバルブ本体4の内部に配設される円板状の弁体5と備
えるとともに、該弁体5を支持する回転軸6は、筒状の
軸受部材(ブッシュ)7,8およびパッキング(シール
リングまたはラビリンスシール)9をそれぞれ介して、
前記バルブ本体4に回動自在に取り付けられている。そ
して、前記アクチュエータ2の駆動軸たるピストンロッ
ド2cの軸心位置で、前記回転軸6の一端に固着された
レバー10に、前記アクチュエータのピストンロッド2
cから回転駆動力が伝達されて、前記回転軸6が回動さ
れ、前記排気ガス通路3を前記弁体5により開閉するよ
うになっている。なお、図4は開弁状態を示す。また、
前記アクチュエータ2は、シリンダ2aと、該シリンダ
2a内に摺動自在に配設されたピストン2bと、該ピス
トン2bに固着された駆動軸たるピストンロッド2c
と、前記ピストン2bを復動方向に押圧する戻しばね2
dとから構成されている。
【0005】そして、前記排気ブレーキバルブ1は、排
気ブレーキ作動時、すなわち流体圧により前記アクチュ
エータ2が駆動され、前記弁体5の閉弁時、該弁体5に
て前記排気ガス通路3を完全に閉塞してしまうと、排気
ガス圧が過大な負荷としてエンジンに作用し、そのた
め、エンジンストップを招来する。従って、前記排気ガ
ス通路3を完全に閉塞状態にすることなく、前記弁体5
と排気ガス通路3の周面との間に僅かな隙間を設けた
り、または前記弁体5に穴5aをあけたりしている。
【0006】ところで、トラックやバスなどに搭載され
るエンジンが大型になるにつれて、その排気量が大きく
なる。従って、排気ブレーキ装置の非作動時、すなわち
開弁状態における排気ガス通路3の圧力損失を小さくす
るため、口径の大きい大型の排気ブレーキバルブ1を使
用せざるを得なかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に口
径の大きい大型の排気ブレーキバルブ1を使用し、アク
チュエータ2の圧力室2eに導入する流体圧を高くして
も、該ブレーキバルブ1の弁体5を開閉する回転軸6と
軸受部材7,8間の摺動摩擦抵抗が、口径の小さいもの
より大きくなり、復元性など前記装置の作動特性に悪影
響を及ぼすという問題点があった。
【0008】また、前記排気ブレーキバルブ1の作動を
良好にするため、前記アクチュエータ2を大型のものに
すると、取付上不具合が発生するとともに、コストが高
くなるという問題点があった。
【0009】本発明はかかるに鑑みなされたもので、そ
の目的は前記問題点を解消し、口径の大きい大型の排気
ブレーキバルブを採用しても、小型のアクチュエータが
使用できる排気ブレーキ装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、前記問題点を解消
し、口径の大きい大型の排気ブレーキバルブを採用して
も、該ブレーキバルブの弁体を開閉する回転軸と軸受部
材間の摺動摩擦抵抗を小さくする排気ブレーキ装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、(a) エンジンの排気管中に設け
られ、その排気ガス通路の一部を形成するバルブ本体
と、(b) 該バルブ本体の内部に配設される弁体と、
(c) 該弁体に固着される大径部を有し、該大径部か
ら両端側に小径部が同心軸状に延出されるとともに、そ
の一方の小径部に回転駆動力が伝達される回転軸と、
(d) 前記排気ガス通路に連通するように前記バルブ
本体に形成された2個の貫通穴内にそれぞれ嵌合され、
前記回転軸のそれぞれの小径部を回動自在に支持する筒
状の軸受部材と、(e) 前記貫通穴の一方の貫通穴を
塞ぐように前記バルブ本体の外側に固着されるととも
に、回転駆動力が伝達される前記回転軸の小径部が貫通
される取付板と、(f) 該取付板に取り付けられ、シ
リンダと、流体圧のよって駆動されるロッド付きピスト
ンと、戻しばねとからなるアクチュエータと、(g)前
記取付板の外方に突出された前記回転軸の小径部の先端
に固着され、前記アクチュエータのピストンロッドから
の回転駆動力を、前記回転軸に伝達するレバーとを備え
た排気ブレーキ装置において、次の通りである。
【0012】(1) (h) 前記取付板の外方に突出
された前記回転軸の小径部の外周に、ねじりばねを巻装
し、それぞれの端を前記取付板および前記レバーに係止
するとともに、その付勢力を、前記アクチュエータの戻
しばねの付勢力と同一方向に付勢させ、該ねじりばねの
付勢力に応じた分だけ、前記戻しばねの付勢力を低減さ
せることを特徴とする。
【0013】(2) 前記(1)において、(i) 前
記貫通穴の他方の貫通穴を塞ぐように前記バルブ本体の
外側に固定係止板を固着するとともに、前記回転軸の他
方の小径部を貫通させ、(j) 前記回転軸の他方の小
径部の端部に、回動係止板を固着し、(k) 前記固定
係止板の外方に突出された前記回転軸の他方の小径部の
外周に、ねじりばねを巻装し、それぞれの端を前記固定
係止板および前記回動係止板に係止するとともに、その
付勢力を、前記アクチュエータの戻しばねの付勢力と同
一方向に付勢させ、該ねじりばねの付勢力に応じた分だ
け、前記戻しばねの付勢力を、さらに低減させることを
特徴とする。
【0014】本発明は以上のように構成されているの
で、その作用は、排気ブレーキバルブの弁体を開閉する
回転軸の端部側の外周に、巻装されたねじりコイルばね
により、該ねじりコイルばねのねじりモーメントによる
付勢力に応じた分だけ、アクチュエータ側の戻しばね
に、その付勢力を低減させた戻しばねを使用でき、また
は該戻しばね自体を省略することができる。このため、
該アクチュエータを小型化することができる。
【0015】また、前記回転軸に巻装された前記ねじり
コイルばねの曲げモーメントによる付勢力が、前記排気
ブレーキバルブの作動時、前記弁体が受ける排気ガスに
よる押圧力を相殺する方向に作用するので、作動時にお
ける前記回転軸と軸受部材間の摺動摩擦抵抗を小さくす
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施例を例示的に詳しく説明する。図1ないし図3
は、本発明の排気ブレーキ装置の一実施例を示す図で、
図1は、その一部断面を含む正面図、図2は、図1の右
側面図、図3は、排気ブレーキバルブの弁体上における
排気ガスとねじりばねとの力関係を示す図で、図3
(a)は説明断面図、図3(b)は力関係を示すベクト
ル図であり、図4と同一部材には同一符号を付してその
説明を省略する。
【0017】本実施例の排気ブレーキ装置は、排気ブレ
ーキバルブ11と流体圧によって駆動されるアクチュエ
ータ2とから構成されており、該排気ブレーキバルブ1
1は、エンジンの排気管中であって消音器よりも前記エ
ンジン側に配設され、流体圧によりアクチュエータ2を
駆動して、前記排気管内の排気ガス通路3を開閉し、排
気ガスの流れを閉塞または開放するように形成されてい
る。
【0018】図1および図2において、前記排気ブレー
キバルブ11は、排気ガス通路3の一部を形成するほぼ
円筒形状のバルブ本体4と、このバルブ本体4の円形状
の内部通路12に開閉自在に配設される円板状の弁体5
とを備えている。前記バルブ本体4には、その内部通路
12に連通、かつ該内部通路12を横断するように両側
に同心軸状に一対の貫通穴13a,13bが形成され、
これら貫通穴13a,13bの内部には、その外周面に
単数または複数(本実施例では1箇所)の段部を有する
筒状の軸受部材(ブッシュ)14,15が、締まりばめ
により、圧入嵌合されている。
【0019】回転軸16は、前記弁体5がボルト5bに
より固定される大径部16aと、該大径部16aから両
端側に同心軸状に延出される小径部16b,16cとか
ら一体的に形成され、一方の小径部16bは、前記軸受
部材14内に、他方の小径部16cは、回動力が伝達さ
れるように、前記軸受部材15を貫通しながら該軸受部
材15内に、それぞれ回動自在に支持されている。これ
により、前記弁体5は、バルブ本体4の内部通路12内
に開閉および回動自在に支持されている。
【0020】17は、前記排気ブレーキバルブ11と前
記アクチュエータ2とを、ボルトなどにより、取り付け
るための取付板であり、前記軸受部材15の外端部を塞
ぐように、前記バルブ本体4の外側に固着されている。
そして、該取付板17からは、その貫通穴17aを貫通
して、前記回転軸16の小径部16cが外方に突出さ
れ、前記アクチュエータ2の出力駆動軸であるピストン
ロッド2cの軸心位置で、前記小径部16cの端部16
dに前記レバー10が固着されている。そして、該レバ
ー10には、前記アクチュエータ2のピストンロッド2
cが連結部材18を介して連結されており、該アクチュ
エータ2からの回動力が小径部16cを経て、前記回転
軸16に伝達されるようになっている。また、固定係止
板19は、前記軸受部材14の外端部を塞ぐように、前
記バルブ本体4の外側に固着されている。
【0021】前記アクチュエータ2の圧力室2eに、流
体圧、例えば圧縮空気が導入されると、前記ピストン2
bが戻しばね2dに抗して、図で下方に往動し、前記ピ
ストンロッド2cを駆動する。該ピストンロッド2cか
らの回動力が前記排気ブレーキバルブ1の回転軸16に
伝達されると、前記弁体5が回動されて前記内部通路1
2および排気ガス通路3が閉塞されて、排気ブレーキが
作用する。
【0022】ところで、前記取付板17の外方に突出さ
れた前記回転軸16の小径部16cであって、前記取付
板17と前記レバー10との間の前記軸16の小径部1
6cの外周に、コイル状のねじりばね21を巻装し、そ
れぞれの端を前記取付板17に設けられた係止穴17b
および前記レバー10の側端に係止するとともに、その
ねじりモーメントによる付勢力を、前記アクチュエータ
2の戻しばね2dの付勢力と同一方向(前記戻しばね2
dがピストン2bを復動させる方向)に付勢させる。同
時に、該ねじりばね21の曲げモーメントにより、前記
回転軸16を前記前記軸受部材14,15側に、かつ排
気ガスの上流方向に押圧する。
【0023】前記ねじりばね21のねじりモーメントに
よる付勢力は、前記排気ブレーキバルブ11の前記摺動
摩擦に抗して該弁体5を復動させるとともに、前記アク
チュエータ2のピストン2bをも復動させる。従って、
前記ねじりばね21により、前記アクチュエータ2のピ
ストン2bを復動させる付勢力の分だけ、前記戻しばね
2dとして、その付勢力を低減させた弱い戻しばね2d
を配設すればよくなる。また、前記ねじりばね21のね
じりモーメントによる付勢力を大きく設定すれば、前記
戻しばね2dを省略することもできる。
【0024】図3(a)および図3(b)によれば、前
記ねじりばね21の曲げモーメントによる、前記係止穴
17bを介して取付板17への付勢力Sは、前記回転軸
16を前記前記軸受部材14,15側に、かつ排気ガス
の上流方向に押圧する付勢力Rとなり、前記排気ブレー
キバルブ11の作動時、前記弁体5が受ける排気ガスに
よる押圧力Fを相殺する方向に作用するので、該バルブ
11の作動時における前記回転軸16と軸受部材14,
15間の摺動摩擦抵抗を小さくする。
【0025】さらに、前記バルブ本体4の外側に固着さ
れている前記固定係止板19からは、その貫通穴19a
を貫通して、前記回転軸16の一方の小径部16bが外
方に突出され、該小径部16bの端部に回動係止板20
が締結部材23により固着されている。
【0026】該固定係止板19の外方に突出された前記
回転軸16の小径部16bであって、前記固定係止板1
9と前記回動係止板20との間の前記小径部16bの外
周に、コイル状のねじりばね22を巻装し、それぞれの
端を前記固定係止板19に設けられた係止穴19bおよ
び前記回動係止板20の側端に係止するとともに、その
ねじりモーメントによる付勢力を、前記ねじりばね21
と同様、前記アクチュエータ2の戻しばね2dの付勢力
と同一方向に付勢させる。と同時に、該ねじりばね22
の曲げモーメントにより、前記回転軸16を前記前記軸
受部材14,15側に、かつ排気ガスの上流方向に押圧
する。
【0027】前記ねじりばね22のねじりモーメントに
よる付勢力は、前記ねじりばね21と協動して、前記排
気ブレーキバルブ11の前記摺動摩擦に抗して該弁体5
を復動させるとともに、前記アクチュエータ2のピスト
ン2bをも復動させる。従って、前記ねじりばね21,
22により、前記アクチュエータ2のピストン2bを復
動させる付勢力の分だけ、前記戻しばね2dとして、さ
らにその付勢力を低減させた弱い戻しばね2dを配設す
ればよくなる。また、前記ねじりばね21,22のねじ
りモーメントによる付勢力を、ともに大きく設定すれ
ば、前記戻しばね2dを省略することもできる。
【0028】前記ねじりばね22の曲げモーメントによ
る、前記係止穴19bを介し固定係止板19への付勢力
は、前記ねじりばね21と同様、前記回転軸16を前記
軸受部材14,15側に、かつ排気ガスの上流方向に押
圧する付勢力となり、前記排気ブレーキバルブ11の作
動時、前記弁体5が受ける排気ガスによる押圧力を相殺
する方向に作用するので、前記ねじりばね21と協動し
て、該バルブ11の作動時における前記回転軸16と軸
受部材14,15間の摺動摩擦抵抗を、さらに小さくす
ることができる。なお、24はカバーである。。
【0029】なお、本発明の技術は前記実施例における
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他
の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
排気ブレーキ装置ブによれば、前記取付板の外方に突出
された前記回転軸の小径部の外周に、ねじりばねを巻装
し、それぞれの端を前記取付板および前記レバーに係止
するとともに、その付勢力を、前記アクチュエータの戻
しばねの付勢力と同一方向に付勢させ、該ねじりばねの
付勢力に応じた分だけ、前記戻しばねの付勢力を低減さ
せるので、それ分だけ弱い戻しばねを配設すればよく、
口径の大きい大型の排気ブレーキバルブを採用しても、
小型のアクチュエータが使用できるとともに、該ブレー
キバルブの作動時、弁体を開閉する回転軸と軸受部材間
の摺動摩擦抵抗を小さくすることができる。従って、小
型のアクチュエータが使用できるので、取付上、問題が
なくなり、コストが安価になる。
【0031】さらに、前記ブレーキバルブの弁体を開閉
する回転軸とその軸受部材との摺動部分の摩擦抵抗が低
減されるので、作動上、バルブ開閉特性が悪化すること
なく、正常な作動が保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気ブレーキ装置の一実施例を示す図
で、その一部断面を含む正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】排気ブレーキバルブの弁体上における排気ガス
とねじりばねとの力関係を示す図で、図3(a)は説明
断面図、図3(b)は力関係を示すベクトル図である。
【図4】従来の排気ブレーキ装置を示す一部断面図であ
る。
【符号の説明】
1,11 排気ブレーキ装置 2 アクチュエータ 2a シリンダ 2b ピストン 2c ピストンロッド 2d 戻しばね 3 排気ガス通路 4 バルブ本体 5 弁体 10 レバー 12 内部通路 13a,13b,17a,19a 貫通穴 14,15 軸受部材 16 回転軸 16a 大径部 16b,6c 小径部 16d 端部 17 取付板 17b,19b 係止穴 19 固定係止板 20 回動係止板 21,22 ねじりばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) エンジンの排気管中に設けら
    れ、その排気ガス通路の一部を形成するバルブ本体と、 (b) 該バルブ本体の内部に配設される弁体と、 (c) 該弁体に固着される大径部を有し、該大径部か
    ら両端側に小径部が同心軸状に延出されるとともに、そ
    の一方の小径部に回転駆動力が伝達される回転軸と、 (d) 前記排気ガス通路に連通するように前記バルブ
    本体に形成された2個の貫通穴内にそれぞれ嵌合され、
    前記回転軸のそれぞれの小径部を回動自在に支持する筒
    状の軸受部材と、 (e) 前記貫通穴の一方の貫通穴を塞ぐように前記バ
    ルブ本体の外側に固着されるとともに、回転駆動力が伝
    達される前記回転軸の小径部が貫通される取付板と、 (f) 該取付板に取り付けられ、シリンダと、流体圧
    のよって駆動されるロッド付きピストンと、戻しばねと
    からなるアクチュエータと、 (g)前記取付板の外方に突出された前記回転軸の小径
    部の先端に固着され、前記アクチュエータのピストンロ
    ッドからの回転駆動力を、前記回転軸に伝達するレバー
    とを備えた排気ブレーキ装置において、 (h) 前記取付板の外方に突出された前記回転軸の小
    径部の外周に、ねじりばねを巻装し、それぞれの端を前
    記取付板および前記レバーに係止するとともに、その付
    勢力を、前記アクチュエータの戻しばねの付勢力と同一
    方向に付勢させ、該ねじりばねの付勢力に応じた分だ
    け、前記戻しばねの付勢力を低減させることを特徴とす
    る排気ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の排気ブレーキ装置にお
    いて、 (i) 前記貫通穴の他方の貫通穴を塞ぐように前記バ
    ルブ本体の外側に固定係止板を固着するとともに、前記
    回転軸の他方の小径部を貫通させ、 (j) 前記回転軸の他方の小径部の端部に、回動係止
    板を固着し、 (k) 前記固定係止板の外方に突出された前記回転軸
    の他方の小径部の外周に、ねじりばねを巻装し、それぞ
    れの端を前記固定係止板および前記回動係止板に係止す
    るとともに、その付勢力を、前記アクチュエータの戻し
    ばねの付勢力と同一方向に付勢させ、該ねじりばねの付
    勢力に応じた分だけ、前記戻しばねの付勢力を、さらに
    低減させることを特徴とする排気ブレーキ装置。
JP7168389A 1995-07-04 1995-07-04 排気ブレーキ装置 Pending JPH0913998A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528874A (ja) * 2005-02-03 2008-07-31 ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 特に自動車用の排ガス熱交換器
CN106089449A (zh) * 2016-07-29 2016-11-09 中国北方发动机研究所(天津) 排气制动装置
EP4108466A1 (en) 2021-06-22 2022-12-28 FUJIFILM Corporation Blowing unit, drying device, liquid applying system, and printing system

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