JPH09139584A - ジャンクションブロック用収納箱 - Google Patents

ジャンクションブロック用収納箱

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Publication number
JPH09139584A
JPH09139584A JP7298499A JP29849995A JPH09139584A JP H09139584 A JPH09139584 A JP H09139584A JP 7298499 A JP7298499 A JP 7298499A JP 29849995 A JP29849995 A JP 29849995A JP H09139584 A JPH09139584 A JP H09139584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
junction block
lower cover
legs
shelf
storage box
Prior art date
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Pending
Application number
JP7298499A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Hara
康宏 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP7298499A priority Critical patent/JPH09139584A/ja
Publication of JPH09139584A publication Critical patent/JPH09139584A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャンクションブロックのロアーカバーへの
挿入性向上と、ロアーカバーの外観の向上とを図る。 【解決手段】 ジャンクションブロック4の外側面のコ
ーナ部に脚4aを外側面と面一に突設すると共に、ロア
ーカバー1の内側面1bと棚部1cとの間にこの脚4a
が嵌合する溝1gを形成してある。ジャンクションブロ
ック4をロアーカバー1へ挿入する際には、この脚4が
挿入ガイドとして機能し、該脚4がロアーカバー1の反
りのない4コーナー部に摺接して下降し、脚4が溝1g
に嵌合するようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のエンジンル
ーム等に配置されるジャンクションブロックを防水して
保護するジャンクションブロック用収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のジャンクションブロック用収納箱
の中には、図5に示すように、上方に開放された方形ボ
ックス状のロアーカバー10の一側壁に上縁より底部側
に切り欠かれた開口部10bを形成すると共に、該ロア
ーカバー10の内側面のコーナ部に棚部10cを設け、
このロアーカバー10の内部空間10aに上方よりヒュ
ーズ、リレー、コネクタ等の電気部品11を実装したジ
ャンクションブロック12を収容すると共に、ジャンク
ションブロック12の外側面に突設されたブラケット1
2aをロアーカバー1の棚部10cに載置して、該ブラ
ケット12aを棚部10cにボルト13・ナット14で
固定することにより、ジャンクションブロック12の下
方に図外のワイヤハーネスやハーネスコネクタ等の収容
空間を確保する一方、アッパーカバー15にロアーカバ
ー10の開口部10bを閉じる側壁部15aを設け、こ
のアッパーカバー15をロアーカバー10にそれらの嵌
合部に防水パッキング16を挟んで上方より嵌合被覆
し、ロアーカバー10の外側面に取り付けられたクリッ
プ10dをアッパーカバー15の上側の受部15bに係
合することにより、パッキング13を圧縮してジャンク
ションブロック12を防水して保護する構造のものが知
られている。この類似構造は実開平1−58983号公
報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ジャンク
ションブロック用収納箱では、ロアーカバー10の特に
長辺となる側壁に図5に矢印で示す反りを生じ易く、ジ
ャンクションブロック12の挿入性が悪くなる。
【0004】また、ロアーカバー10の棚部10cにジ
ャンクションブロック12をボルト13・ナット14で
固定するために、棚部10cの肉厚を厚くする必要があ
って、側壁の棚部10cを形成した部分にひけを生じ易
い。
【0005】そこで、本発明はジャンクションブロック
の挿入性向上と、棚部の薄肉化を図り、品質感と信頼性
を向上できるジャンクションブロック用収納箱を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、上
方開放した方形ボックス状のロアーカバーの内側面のコ
ーナ部に棚部を設け、このロアーカバーの上方より内部
空間に方形のジャンクションブロックを収容して棚部上
に載置すると共に、このロアーカバーに上方よりアッパ
ーカバーをそれらの嵌合部に防水パッキングを挟んで嵌
合被覆するジャンクションブロック用収納箱において、
前記ジャンクションブロックをロアーカバーに内接する
大きさの方形に形成して、該ジャンクションブロックの
外側面のコーナ部に該外側面と面一に脚を突設すると共
に、前記ロアーカバーの内側面と棚部との間に前記脚が
嵌合する溝を形成したことを特徴としている。
【0007】この請求項1の構成によれば、ジャンクシ
ョンブロックのコーナ部に設けた脚がロアーカバーへの
挿入ガイドとして機能し、この脚がロアーカバーの反り
のないコーナ部に摺接してジャンクションブロックをロ
アーカバーの内部空間へスムーズに挿入できて、ジャン
クションブロックの挿入性を向上することができる。
【0008】また、ジャンクションブロックの脚がロア
ーカバーの溝に嵌合することにより、脚の内側に位置し
たロアーカバーの棚部がジャンクションブロックの横移
動荷重を負担し、ジャンクションブロックのがたつきを
防止してしっかりと固定することができるため、ジャン
クションブロックをロアーカバーに固定するためのボル
ト・ナットを廃止することができて、棚部の薄肉化が可
能となり、以て、側壁にひけが発生するのを回避するこ
とができる。
【0009】請求項2にあっては、請求項1に記載の脚
を平面視ほぼL字形に形成したことを特徴としている。
この請求項2の構成によれば、脚をL字形に形成して剛
性をもたせてあるので、該脚及び棚部の厚さを薄く、お
よび溝の幅を狭く形成することができて、ロアーカバー
に収容されたジャンクションブロックの下方に形成され
るワイヤハーネスやハーネスコネクタ等の収容空間の有
効容積を広くすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
と共に詳述する。
【0011】図1〜4において、1は上方に開放した方
形ボックス状のロアーカバーで、内側面1bの4コーナ
部に棚部1cを突設してあると共に、長辺となる一側壁
に上縁より底部側に切り欠かれた開口部1dを形成して
あり、この開口部1dを含む開口縁部1eの外側面にリ
ブ1fを突設してある。
【0012】また、短辺となる側壁の外側面にはクリッ
プ1hを回転操作可能に取付けてある。この実施形態で
はロアーカバー1の内側面1bと棚部1cとの間に後述
するジャンクションブロック4の脚4aを嵌合する溝1
gを形成してある。
【0013】2はアッパーカバーで、一側壁より下方に
延設されてロアーカバー1の開口部1dを閉じる側壁部
2aと、この側壁部2aを含む周縁に形成された溝枠2
bと、外側面にロアーカバー1のクリップ1hを係合す
る受部2cとを有しており、前記溝枠2bの内部にはゴ
ムや合成樹脂等のような弾性材からなるパッキング3を
挿入装着してある。
【0014】4はロアーカバー1に内接する大きさの方
形に形成したジャンクションブロックで、その外側面の
4コーナ部に該外側面と面一に平面視ほぼL字形の脚4
aを下方に向けて突設してある。
【0015】5はジャンクションブロック4に実装され
たヒューズ、リレ、コネクタ等の電気部品である。
【0016】以上の実施形態の構造によれば、ジャンク
ションブロック4をロアーカバー1の上方より内部空間
1aに挿入する際、ジャンクションブロック4の脚4a
がロアーカバー1への挿入ガイドとして機能し、脚4が
ロアーカバー1の反りのない4コーナ部に沿って摺接下
降して溝1gに嵌合し、ジャンクションブロック4がロ
アーカバー1の棚部1c上に載置される。
【0017】この状態において、アッパーカバー2の側
壁部2aの左右両側縁の縦溝に形成された溝枠2b内に
ロアーカバー1の開口部1dの左右両側の開口縁部1e
及びリブ1fを嵌合すると共に該開口縁部1e縁部を溝
枠2b内のパッキング3に当接し、アッパーカバー2を
押し下げてジャンクションブロック4とロアーカバー1
とにその上方より被覆して、アッパーカバー2の全周縁
の溝枠2b内にロアーカバー1の開口部1dの全周の縁
部1eとリブ1fとを嵌合する。
【0018】そして、クリップ1hを操作してアッパー
カバー2の受部2cに係合することにより、ロアーカバ
ー1の開口縁部1eでアッパーカバー2の溝枠2b内の
パッキング3を圧縮して、ジャンクションブロック用収
納箱の組み立てが完了する。
【0019】ここで、この実施形態の構造によれば、ジ
ャンクションブロック4の4コーナ部に脚4aを設ける
と共に、ロアーカバー1の内側面1bと棚部1cとの間
に脚4aが嵌合する溝1gを設けてあるので、前述のよ
うにジャンクションブロック4をロアーカバー1へ挿入
する際に、脚4aが挿入ガイドとして機能してロアーカ
バー1の反りのない4コーナ部に摺接してスムーズにロ
アーカバー1内へ挿入され、ジャンクションブロック4
の挿入性を向上することができる。
【0020】また、ジャンクションブロック4の脚4a
をロアーカバー1の溝1gに嵌合することによって、各
脚4aの内側に位置した棚部1cがジャンクションブロ
ック4の横移動荷重を負担し、ジャンクションブロック
4をがたつきを防止してしっかりと固定することができ
るため、ジャンクションブロック4をロアーカバー1に
固定するためのボルト・ナットを廃止することができ
て、その分棚部1cの薄肉化が可能となり、側壁の棚部
1cを形成した部分にひけが発生するのを回避できて、
品質感および信頼性を向上することができる。
【0021】しかも、脚4aを平面視ほぼL字形に形成
して剛性をもたせてあるので、該脚4a及び棚部1cの
厚さを薄く、および溝1gの幅を狭く形成することがで
きて、ロアーカバー1に収容されたジャンクションブロ
ック4の下方に形成されるワイヤハーネスやハーネスコ
ネクタ等の収容空間の有効容積を広くすることができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に述べる効果を
奏せられる。請求項1によれば、ジャンクションブロッ
クのコーナ部に設けた脚がロアーカバーへの挿入ガイド
として機能し、この脚がロアーカバーの反りのないコー
ナ部に摺接してジャンクションブロックをロアーカバー
の内部空間へスムーズに挿入できて、ジャンクションブ
ロックの挿入性を向上することができる。
【0023】また、ジャンクションブロックの脚がロア
ーカバーの溝に嵌合することにより、脚の内側に位置し
たロアーカバーの棚部でジャンクションブロックの横移
動荷重を負担し、ジャンクションブロックのがたつきを
防止してしっかりと固定することができるため、ジャン
クションブロックをロアーカバーに固定するためのボル
ト・ナットを廃止することができて、棚部の薄肉化が可
能となり、以って、側壁にひけが発生するのを回避でき
て、品質感および信頼性を向上することができる。
【0024】請求項2によれば、脚をL字形に形成して
剛性をもたせてあるので、該脚及び棚部の厚さを薄く、
および溝の幅を狭く形成することができて、ロアーカバ
ーに収容されたジャンクションブロックの下方に形成さ
れるワイヤハーネスやハーネスコネクタ等の収容空間の
有効容積を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す分解斜視図。
【図2】同実施形態のロアーカバーの平面図。
【図3】同実施形態のジャンクションブロックの底面
図。
【図4】同実施形態の要部を示す断面図。
【図5】従来のジャンクションブロック用収納箱を示す
分解斜視図。
【符号の説明】
1 ロアーカバー 1a 内部空間 1b 内側面 1c 棚部 1e 開口縁部 1g 溝 2 アッパーカバー 2b 溝枠 3 パッキング 4 ジャンクションブロック 4a 脚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方開放した方形ボックス状のロアーカ
    バーの内側面のコーナ部に棚部を設け、このロアーカバ
    ーの上方より内部空間に方形のジャンクションブロック
    を収容して棚部上に載置すると共に、このロアーカバー
    に上方よりアッパーカバーをそれらの嵌合部に防水パッ
    キングを挟んで嵌合被覆するジャンクションブロック用
    収納箱において、前記ジャンクションブロックをロアー
    カバーに内接する大きさの方形に形成して、該ジャンク
    ションブロックの外側面のコーナ部に該外側面と面一に
    脚を突設する一方、前記ロアーカバーの内側面と棚部と
    の間に前記脚が嵌合する溝を形成したことを特徴とする
    ジャンクションブロック用収納箱。
  2. 【請求項2】 脚を平面視ほぼL字形に形成したことを
    特徴とする請求項1記載のジャンクションブロック用収
    納箱。
JP7298499A 1995-11-16 1995-11-16 ジャンクションブロック用収納箱 Pending JPH09139584A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7298499A JPH09139584A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 ジャンクションブロック用収納箱

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JPH09139584A true JPH09139584A (ja) 1997-05-27

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ID=17860509

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JP7298499A Pending JPH09139584A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 ジャンクションブロック用収納箱

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JP (1) JPH09139584A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076521A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱の位置決め構造
CN103057855A (zh) * 2012-12-14 2013-04-24 深圳市华星光电技术有限公司 一种液晶面板包装箱及其防水结构
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