JPH09137636A - 納骨保管装置 - Google Patents

納骨保管装置

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Publication number
JPH09137636A
JPH09137636A JP7292306A JP29230695A JPH09137636A JP H09137636 A JPH09137636 A JP H09137636A JP 7292306 A JP7292306 A JP 7292306A JP 29230695 A JP29230695 A JP 29230695A JP H09137636 A JPH09137636 A JP H09137636A
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storage
worship
section
bone
storage device
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Pending
Application number
JP7292306A
Other languages
English (en)
Inventor
Ozora Hattori
大空 服部
Masao Imai
昌夫 今井
Gokichi Hatouchi
悟吉 波戸内
Yoshikazu Yamazaki
義和 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANRIYOKU KK
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
SANRIYOKU KK
Daifuku Co Ltd
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Publication date
Application filed by SANRIYOKU KK, Daifuku Co Ltd filed Critical SANRIYOKU KK
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H13/00Monuments; Tombs; Burial vaults; Columbaria
    • E04H13/001Accessories for grave sites, e.g. liners, covers, vault lowering devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体を大型化させることなく、コンパク
トに複数の遺骨を収納することができるものでありなが
ら、礼拝する者に対して、遺骨が大切に保管され且つ尊
厳を持って守られているといった安心感を与えることが
できる納骨保管装置を提供する。 【解決手段】 遺骨が収納される収納具Sを各別に収納
保管自在な複数の収納部1を備えた保管部本体Kと、収
納具Sが搬出される礼拝部3と、各収納部1と礼拝部3
との間で収納具Sを搬送する搬送装置とが備えられ、礼
拝対象となる収納具Sを搬送装置によって礼拝部3に搬
送して礼拝するように構成された納骨保管装置におい
て、収納具Sが、遺骨を収納する遺骨収納部を外観を御
堂状に形成して構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遺骨が収納される
収納具を各別に収納保管自在な複数の収納部を備えた保
管部本体と、前記収納具が搬出される礼拝部と、前記各
収納部と前記礼拝部との間で前記収納具を搬送する搬送
手段とが備えられ、礼拝対象となる収納具を前記搬送手
段によって前記礼拝部に搬送して礼拝するように構成さ
れた納骨保管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の納骨保管装置は、設置スペー
スを有効利用して、多数の遺骨を効率よく収納させるこ
とができるようにして、大都市部等において問題となっ
ている墓地の入手難を極力解消できるようにしたもので
ありながら、礼拝者の親族の遺骨だけを礼拝部に搬送さ
せて礼拝を行えるようにして、例えば、納骨箱を、単に
縦横に区分けされた扉付きのロッカーに収納させる構成
等に比較して、先祖の霊とのふれあいを求める厳かな雰
囲気を確保できて、礼拝者に精神的な満足感を与えるこ
とができるようにしたものである。
【0003】ところで、この種の納骨保管装置におい
て、従来では、第1の従来技術として、例えば特開平4
−60070号公報に示されるように、遺骨が収納され
た納骨箱を複数の収納室に収納すると共に、納骨箱を各
収納室から礼拝部としての拝殿室まで搬送装置によって
搬送して、納骨箱に対して礼拝するように構成したもの
があった。
【0004】又、第2の従来技術として、例えば特開平
7−26793号公報に示されるように、遺骨箱と墓石
とから成る墓を、複数の収納部に収納するよう構成する
と共に、収納される墓を墓参室まで搬送手段にて搬送し
て、墓参室内で礼拝するように構成したものもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1の従
来技術においては、上述したように遺骨が収納された納
骨箱を、そのままの状態で搬送して礼拝する構成であっ
て、参拝に訪れた親戚や近しい立場である礼拝者は、直
接、納骨箱を見ることになり、故人を偲んで礼拝する気
持ちを持つことができるけれども、例えば、墓地等にお
いては、墓石により遺骨が守られているといった安心感
があるが、遺骨箱がそのままの状態であれば、このよう
な礼拝者の安心感が薄れてしまうおそれがあるという不
利な面がある。
【0006】これに対して、上記第2の従来技術におい
ては、このような不利はないものの、墓石は一般に大型
であって重量が大であることから、収納保管設備やそれ
を搬送するための装置が大掛かりなものとなって、設備
全体が大型化してしまう不利があった。
【0007】そこで、本発明はこのような点に着目して
なされたものであり、その目的は、装置全体を大型化さ
せることなく、コンパクトに複数の遺骨を収納すること
ができるものでありながら、礼拝する者に対して、遺骨
が大切に保管され且つ尊厳を持って守られているといっ
た安心感を与えることができる納骨保管装置を提供する
点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、前記収納具が、前記遺骨を収納する遺骨収
納部の外観を御堂状に形成して構成されることになる。
【0009】つまり、御堂状の外観を有する遺骨収納具
は、遺骨を収納だけのスペースを有するものであればよ
く、従前からの墓地のイメージを持たせる墓石のように
大型で大重量になることは無いから、収納スペースは小
さいもので済ませることができ、装置全体を大型化する
ことなく、設置スペースを有効利用して多くの遺骨を収
納保管することが可能となる。
【0010】しかも、遺骨が、あたかも仏像を安置する
如く御堂状の遺骨収納部に収納されるので、礼拝時にそ
れを見た礼拝者は、遺骨が御堂の中で大切に尊厳を持っ
て守られているといった気持ちを抱き、安心感を持つこ
とになる。又、個人の御堂を設置することで生前の個人
の個性が表現され、遺族はそれを祈りの対象として直接
対面でき、墓所のように個人や家族が所有する喜び、安
心を実感できるものとなる。
【0011】その結果、装置全体を大型化させることな
く、コンパクトに複数の遺骨を収納することができるも
のでありながら、参拝者に対して、遺骨が大切に保管さ
れ且つ尊厳を持って守られているといった安心感を与え
ることができる納骨保管装置を提供できるに至った。
【0012】更に、次のような利点もある。遺骨を管理
すると共に、宗教の信仰を促進する立場の寺院等におい
ては、遺骨を崇拝するのではなく、信仰対象である宗旨
の帰依御本尊をお参りするということが一般通念である
が、上述したように遺骨収納部が御堂状の外観で構成さ
れることで、納骨箱をそのままの状態で礼拝する場合と
異なり、このような遺骨管理者側における要求を満たす
ことができる。
【0013】しかも、一般的には、故人の遺骨は葬儀後
49日忌までは自宅で安置され、その納骨されることに
なるが、このように遺骨収納部が小型のもので済ませら
れることから、そのまま自宅で用いることも可能で、自
宅でお祈りし安置している状態から、そのままの祈りの
気持ちが入ったままで、そのまま移動して当該装置に収
納させることができる。
【0014】請求項2に記載の特徴構成によれば、前記
収納具が、前記御堂状の遺骨収納部を矩形状の台座の上
に建立する状態に形成されている。
【0015】従って、遺骨収納部を矩形状の台座の上に
建立されるので、矩形状の台座により安定した状態で収
納保管されると共に、礼拝時に搬送される場合において
も、安定感のある状態で安置されている、といった感じ
を見る者に与えることになり、礼拝者はより安心感を持
ってゆったりとした気持ちで礼拝することができるもの
となる。
【0016】請求項3に記載の特徴構成によれば、前記
御堂状の遺骨収納部が、底部が開口状態で且つ内部が空
洞状態に形成されて、前記台座の上に装着されるように
構成され、前記台座の上に載置された遺骨を前記御堂状
の遺骨収納部にて上方から覆うように構成されている。
【0017】従って、遺骨が台座に載置された状態で、
底部が開口して且つ内部が空洞状の遺骨収納部にて上方
から覆われているので、遺骨は、周囲が全て囲まれた状
態で安置されることになり、例えば、搬送中にずり落ち
たりする等の不安感がなく、安全に収納保管されると共
に、礼拝者に安定感を与えることになる。
【0018】請求項4に記載の特徴構成によれば、前記
御堂状の遺骨収納部が、開閉自在な蓋を備えて、その内
部に遺骨を収納するように構成されている。遺骨を納骨
するときは、蓋を開けた状態で内部に遺骨を収めた後
に、蓋を閉じるだけで納骨を行うことができ、例えば、
遺骨収納部全体を台座から取り外して納骨する等の構成
に較べて、簡単に行うことができる。
【0019】請求項5に記載の特徴構成によれば、前記
遺骨収納部が、複数の遺骨を収納可能な大きさに形成さ
れているから、1つの収納具に、1つの遺骨のみを収納
する場合だけでなく、例えば、夫婦や家族同士の複数の
遺骨を合わせて能率よく収納させることが可能となる。
【0020】請求項6に記載の特徴構成によれば、前記
収納具として、平面視の大きさが同じで且つ高さが異な
る複数種が設けられ、前記保管部本体における収納部と
して、高さの異なる種類の前記収納具の高さに合わせ
て、高さが異なる複数種が設けられている。
【0021】従って、複数の遺骨を収納可能な空間を確
保するために、遺骨収納部を大型のものに形成する場合
や、御堂状の外観を有する遺骨収納部を異なる大きさの
形状に構成する等の、様々な使用者の要求に対しても、
収納具の高さを異ならせることで、このような要求に応
えることができるようにしながら、保管部本体におい
て、夫々の収納具の高さに応じた異なる高さの収納部に
適切に収納させることが可能となる。
【0022】しかも、収納具は平面視の大きさが同じで
あることから、搬送手段による搬送形態を変更する必要
がなく、しかも、平面的な設置スペースを大きくさせる
といった不利も生じない。
【0023】請求項7に記載の特徴構成によれば、前記
収納具が、浄水を散水され、その浄水を落下排出する散
水部を、御堂状の遺骨収納部の前方側箇所に備える状態
に構成され、礼拝部には、散水部から落下排出される浄
水を回収する回収部が設けられている。
【0024】従って、礼拝者は、墓所において従来より
慣習的に行われている清めの浄水を墓所に散水するとい
う行為と同様な行為を実行することが可能となり、礼拝
する者の故人を思う気持ちを大切にすることができる。
【0025】請求項8に記載の特徴構成によれば、前記
散水部は、調湿性石材にて構成されているから、散水さ
れた浄水が滞留することを抑制できて、水が長期間の保
管の間に腐敗し、黴や害虫が発生する等のおそれを極力
回避させて、長期間にわたって良好な状態で遺骨を保管
することができるものとなる。
【0026】請求項9に記載の特徴構成によれば、前記
礼拝部が、その背面部に前記収納具の挿脱開口を部分的
に形成する状態で、その周囲が化粧壁にて覆われて構成
され、前記収納具に、それが前記礼拝部の設定箇所に置
かれた状態において、前記挿脱開口を閉じる背板が設け
られているから、収納具が挿脱されるための最小限の開
口のみが形成され、しかも、収納具が礼拝部に設置され
ている状態では、この開口が背板にて閉じられるので、
礼拝する者が、装置の内部を見ることがなく、雰囲気が
乱されることなく、落ち着いた気持ちで礼拝できるもの
となる。
【0027】請求項10に記載の特徴構成によれば、前
記収納具は、前記台座の前後方向の中央部に前記背板を
立設状態で備え、その背板の前後の台座部分に、前記御
堂状の遺骨収納部を備えるように構成されている。
【0028】従って、1つの収納具に前後一対の遺骨収
納部が備えられるから、収納効率をそれだけ向上するこ
とができ、しかも、各遺骨収納部は、中央の背板の前後
に備えられているから、夫々の遺骨収納部が礼拝部に搬
送されて設定位置に設置された状態では、他方の遺骨収
納部は背板にて隠れて礼拝する者が見ることはなく、礼
拝者は落ち着いた気持ちで礼拝できるものとなる。
【0029】請求項11に記載の特徴構成によれば、前
記保管部本体は、前記収納部が縦横方向に沿って並設さ
れる一対の保管部分を、それらの間に前記搬送手段の配
設空間を形成するように間隔を隔てて並設して構成され
ている。
【0030】従って、設置スペースを多くさせることな
く、収納部の数を極力多くさせて収納効率を向上させる
ことができるものでありながら、搬送手段が各保管部分
の間に位置するので、特別な移動経路等を設けることな
く、各保管部分における収納部の夫々に対して搬送作動
を行うことが可能で、搬送構造が複雑化することがな
い。
【0031】請求項12に記載の特徴構成によれば、前
記礼拝部が、互いに離間した状態で複数設けられている
から、該保管装置を複数台設けることなく、複数箇所で
同時に礼拝を行うことが可能となり、装置の運用効率を
向上することができると共に、複数の礼拝部が互いに離
間しているので、それらが近接する場合に較べて、異な
る礼拝者が同時に礼拝する場合であっても、夫々の礼拝
者が近づいたりすることがなく、ゆったりとして気持ち
で礼拝が行われることになる。
【0032】請求項13に記載の特徴構成によれば、上
下複数段の礼拝者の歩行用床が配設され、前記各歩行床
の夫々に対応する箇所に、前記礼拝部が設けられている
から、夫々の礼拝部において礼拝を行う礼拝者は、互い
に顔を合わすことがなく、落ち着いた雰囲気で礼拝を行
うことができる。
【0033】請求項14に記載の特徴構成によれば、制
御手段が、前記収納具の夫々を特定する識別情報と、複
数の収納部の位置情報とを対応付けて管理すると共に、
この制御手段は、開始指令手段によって開始が指令され
るに伴って、指定手段にて指定された収納具を、収納部
から礼拝部に搬送し、且つ、終了指令手段により終了が
指令されるに伴って、指定された収納具を礼拝部から収
納部に搬送するように、搬送手段の動作を制御すること
になる。
【0034】従って、礼拝者は、礼拝の開始に伴って開
始指令手段により開始を指令し、礼拝が終了すると、終
了指令手段により終了を指令するだけの操作で対応で
き、指定された収納具が礼拝部に自動的に搬送されると
共に、礼拝後は元の収納部に自動的に搬送されることに
なる。
【0035】その結果、例えば、指定すべき収納具の識
別情報や、それが収納される収納部の位置情報等を、選
択して指定操作する等の煩わしい操作が不要で、操作性
に優れたものとなる。
【0036】請求項15に記載の特徴構成によれば、前
記制御手段は、前記礼拝部に対する前記収納具の搬出入
動作を、前記収納部に対する前記収納具の搬出入動作よ
りも低速で行うように、前記搬送手段の動作を制御する
ように構成されている。つまり、礼拝部に対する収納具
の搬出入動作は、礼拝者が目で見ることができるのに対
して、収納部に対する収納具の搬出入動作は装置内部に
て行われ礼拝者は見ることはないので、見えない箇所に
おける搬出入動作を極力速く行うと共に、礼拝者に見え
る箇所では低速で搬出入動作を行うのである。
【0037】その結果、全体としての搬送効率を向上さ
せるようにしながら、近しい人の遺骨が収納されている
収納具をゆっくりと搬送させることで、礼拝者に、遺骨
が大切に扱われているという安心感を与えることができ
る。
【0038】請求項16に記載の特徴構成によれば、前
記礼拝部の前面部に、礼拝者が礼拝部の内部を見ること
を許容する可視状態と、礼拝者が礼拝部の内部を見るこ
とを抑制する不可視状態とに切換可能な視覚抑制手段が
設けられている。従って、収納具が礼拝部に搬送される
ときにおいて、この視覚抑制手段を不可視状態に切り換
えておくと、礼拝者が搬送途中において前記挿脱開口を
通して装置内部が見えて、厳かな雰囲気を乱すことを防
止できる。そして、礼拝部に収納具が設置された状態で
は視覚抑制手段を可視状態に切り換えると、礼拝者は遺
骨が収納された収納具を見ることができて、礼拝を行え
るのである。
【0039】請求項17に記載の特徴構成によれば、前
記視覚抑制手段が、開閉自在な扉にて構成されているか
ら、扉が閉まることで内部が見えない不可視状態とな
り、扉が開放されることで可視状態となり礼拝部に設置
された収納具を見ることができる。
【0040】請求項18に記載の特徴構成によれば、ガ
ラスを透視抑制状態に切り換えることで内部が見えない
不可視状態となり、透視状態に切り換えることで可視状
態となり礼拝部に設置された収納具を見ることができ
る。このように視覚抑制手段がガラスで構成されるか
ら、開閉する扉のように、大きく変位する部材がなく、
誤って礼拝者に接触する等の不利がない。
【0041】請求項19に記載の特徴構成によれば、前
記収納具が礼拝のために前記礼拝部に置かれているとき
のみ、前記視覚抑制手段を可視状態にするように、その
視覚抑制手段を可視状態と不可視状態とに自動的に切り
換える視覚抑制用の制御手段が設けられているから、手
動で切り換える構成に較べて、常に適切なタイミングで
可視状態と不可視状態とを選択的に自動切り換えでき
て、操作の煩わしさが無いと共に、誤操作に起因して、
収納具の搬送中に可視状態となって装置の内部が見え
て、厳かな雰囲気を乱される等の不利がない。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る納骨保管装置について説明する。図1、図2に示すよ
うに、この納骨保管装置は、遺骨が収納される収納具S
を、各別に収納保管自在な複数の収納部1が、上下方向
並びに横方向の夫々に並列配置された保管部分としての
収納棚2が、前後方向に設定間隔をあけて一対設けら
れ、各収納部1の夫々に各別に異なる収納具Sが収納保
管される構成となっている。従って、一対の前記各収納
棚2にて保管部本体Kが構成されている。そして、一方
の収納棚2における横幅方向の中央位置であって上下方
向中間部に、平面視において、収納部1と重複する状態
で、礼拝部3が設けられ、収納棚2に収納保管されてい
る複数の収納具Sのうち、指定された収納具Sがこの礼
拝部3まで搬送され、この礼拝部3にて礼拝者が遺骨の
参拝を行えるように構成されている。尚、この納骨保管
装置における礼拝部3を除く外面部分は、板体4にて囲
われる構成となっており、外方側から収納具Sが目視で
きない構成となっており、遺骨の尊厳が保たれるように
なっている。又、少なくとも礼拝部3が設けられる外面
部分4aには、例えば管理主体者における宗旨宗派等に
対応して、適宜、装飾が施されることになる。
【0043】又、礼拝部3が設けられる外面部分4aに
おける横一側箇所には、礼拝者あるいは管理主体者によ
り後述するような人為操作を行うための操作部5が設け
られている。
【0044】前後の各収納棚2は、図2に示すように、
前後両側部に夫々複数の支柱6が設けられ、これらの支
柱6にわたって複数の横桟7が連結固定され、前後の横
桟7にわたって設定間隔毎に略L字型に形成された係止
部材8が架設連結され、左右の係止部材8によって収納
具Sを載置支持することができるようにして前記各収納
部1が構成されている。
【0045】そして、前記各収納部1に収納されている
収納具Sを、前記礼拝部3に搬送すると共に、礼拝部3
から元の収納部1まで収納具Sを搬送する搬送手段とし
ての搬送装置Hが設けられている。この搬送装置Hは、
前後の各収納棚2の間に形成された配設空間に設けら
れ、次のように構成されている。収納棚2の横方向の幅
とほぼ同じ長さの昇降台9が設けられ、この昇降台9は
昇降操作機構によって水平姿勢を維持しながら上下方向
に移動操作可能に構成されている。又、この昇降台9に
は、昇降台9上に位置する収納具Sを、各収納部1や礼
拝部3に向けて移載させると共に、各収納部1や礼拝部
3に位置する収納具Sを昇降台9上に移載させる移載装
置10が、横移動操作機構によって昇降台9の長手方向
に横移動自在に載置支持されている。そして、昇降台9
の昇降作動、及び、移載装置10の横移動作動によっ
て、移載装置10がいずれか指定された収納部1あるい
は礼拝部3に対応する位置まで移動された状態で、移載
装置10によって、収納部1あるいは礼拝部3に位置す
る収納具Sを昇降台9上に移載させた後に、再度、昇降
台9の昇降作動、及び、移載装置10の横移動作動によ
り、移載装置10を指定された収納部1あるいは礼拝部
3に移動させて、移載装置10によって収納具Sを移載
させることで、搬送が行われるように構成されている。
【0046】つまり、図3に示すように、昇降台9の4
隅を夫々操作ワイヤ11にて吊り下げ支持すると共に、
各操作ワイヤ11の他端側にバランスウエイト12が連
結され、各操作ワイヤ11は収納棚2の上部に前後軸芯
周りで回転自在に支持された案内ドラム13にて垂下姿
勢で支持される構成となっている。そして、バランスウ
エイト12配設側の案内ドラム13を昇降用電動モータ
M1にて回動駆動させることで、昇降台9をほぼ水平姿
勢を維持させたままで昇降作動させることができるよう
に構成されている。そして、昇降台9の昇降位置が指定
された収納部1や礼拝部3に対応する位置まで移動した
ことは透過側光電センサ等の位置検出手段Kにて検出さ
れる構成となっている。このようにして昇降操作機構が
構成されている。尚、バランスウエイト12配設側の案
内ドラム13の近くには、補助ドラム13aが設置さ
れ、バランスウエイト12配設箇所と反対側に連結され
る操作ワイヤ11は、一旦、この補助ドラム13aに巻
回させた後に他端側の案内ドラム13に巻回させる構成
として、駆動側ドラムに対する巻回角度が充分大になる
ようにしてスリップ等が発生するおそれを少なくさせて
いる。
【0047】又、昇降台9の一端側に設けられた横移動
用電動モータM2にて、昇降台9の長手方向に沿って横
移動操作できるように構成されると共に、移載装置10
が対応する位置まで移動したことが透過側光電センサ等
の位置検出手段Kにて検出される構成となっている。前
記移載装置10は、収納具Sに対して引っ掛け係止した
係止部14をスライド移動させることによって収納部1
あるいは礼拝部3に対して、スライドさせながら移載さ
せる周知構造の係止移動操作式移載装置10にて構成さ
れている。尚、係止具14は前後両側に夫々設けられ、
互いに、相手側が係止移動させるときは反対側のものが
下方に引退して移載の邪魔にならないようになってい
る。
【0048】前記礼拝部3は、図4に示すように、平面
視において、収納部1と重複する状態、即ち、収納棚2
における一部の収納部1の形成空間を利用する形態で、
保管部本体Kの一部に区画形成される状態で構成され、
礼拝部3が構成される空間の内面は、収納棚2の内部が
目視できないように化粧壁としての壁体15で仕切られ
る構成となっており、内奥側の面には、収納具Sが出入
りするための挿脱開口としての小さな開口部16が形成
されることになる。尚、この礼拝部3には、宗旨宗派等
に対応して、適宜、装飾が施されることになる。例え
ば、花を飾ったり、電気式のローソクや照明装置等が適
宜装着されることになる。
【0049】そして、この礼拝部3の前面部には、礼拝
者が礼拝部3の内部を見ることを許容する可視状態と、
礼拝者が礼拝部3の内部を見ることを抑制する不可視状
態とに切換可能な視覚抑制手段としての調光ガラスGが
設けられている。この調光ガラスGは、図5に示すよう
に、一対の透明の板ガラス41の間に液晶部42が挟ま
れた構成となっており、液晶部42の両面側には夫々透
明導電膜43が設けられて構成されている。そして、こ
の液晶部42の両側に位置する各透明導電膜43の間に
所定の電圧が印加されると、液晶部42における液晶分
子が一定方向に整列して光を通す状態となり、透明状態
となり、礼拝者が礼拝部3の内部を見ることができる可
視状態に切り換わる(図6(イ)参照)。又、電圧の印
加が停止されると、液晶分子の整列状態が解除されて、
光が通過することができず、図6(ロ)に示すように不
透明状態となり、礼拝者が礼拝部3の内部を見ることが
できない不可視状態に切り換わることになる。
【0050】前記調光ガラスGの可視状態と不可視状態
との切り換え動作は、後述するように、収納具Sの搬送
動作に合わせて自動的に切り換え制御される構成となっ
ており、又、この調光ガラスGの下方側には、後述する
ような浄水を散水するために設定高さだけ開放されてい
る。
【0051】次に、前記収納具Sの構成について説明す
る。この収納具Sは、図7に示すように、収納部1及び
礼拝部3に安定的に載置支持するための矩形状の台座1
7が設けられ、この台座17上に、遺骨が収容される御
堂状の外観を有する遺骨収納部18が建立される状態に
形成されると共に、墓参時に一般的に行われる清めのた
めの水(浄水)が掛けられた際に、浄水が散水され、そ
の浄水を落下排出する散水部19を備えて構成されてい
る。
【0052】遺骨収納部18は、図8に示すように、遺
骨が収納される遺骨壺20が内部に位置固定状態で収め
られた状態で、それを外方側から覆うように、外観が御
堂状に形成されて御堂型墓所として構成されている。こ
のようにして、故人の遺骨が遺骨壺20のそのままの状
態で安置される場合に比較して、遺骨が御堂の内部に大
切に保管され、尊厳を持って守られている状態として、
礼拝者に安心感を与えることができるようになってい
る。前記遺骨収納部18は、底部が開口状態で且つ内部
が空洞状態に形成されて、前記台座17の上に装着され
るように構成され、台座17の上に載置された遺骨を上
方から覆うように構成され、且つ、四隅の柱部分の下端
部が台座17に対して嵌め込まれて固定される構成とな
っている。
【0053】尚、遺骨は、ガラス繊維等の耐火性能の高
い生地にて構成された収骨袋22に収めた状態で納骨壺
20内に収められると共に、この収骨袋22の内部に
は、収骨者(故人)の氏名等の情報を記載した小プレー
ト23を挿入して、若し、地震等の不測の事態において
仮に落下事故等が発生した場合であっても、落下により
遺骨が飛散したり、火災により損傷する等のおそれを少
なくして、持ち主を正確に判別できるようになってい
る。遺骨壺は図示しないベルト等の固定手段によって外
れないように固定される。
【0054】しかも、このように御堂型墓所として構成
することで、亡くなってから例えば49日後に納骨する
ということが一般的慣習であるが、その間は、遺骨は故
人の自宅にて安置されていることが多いが、この御堂型
墓所を用いることによって、遺族が自宅でお参りしてい
た思いをそのままに寺院等に収めることができ、故人を
思う気持ちを大切にすることができる。
【0055】又、前記散水部19は、特殊セラミック、
例えば、硬質ゼオライトを主原料として、表面に金属イ
オンによる特殊加工処理を施した調湿性石材から成る多
数の小石24を敷いており、防虫、防菌、防黴等の性能
に優れた構成となっており、長期間の保管においても、
墓所が黴や害虫にて汚れることを極力回避できる構成と
なっている。
【0056】又、散水部19が形成される台座部分は網
目構造であって、水がこの網目部分を通して下方に落下
する構造となっており、礼拝部3には、図4に示すよう
に、このように落下する水を回収する回収部25が設け
られている。この回収部25にて回収された水は、専用
の排水筒を通して排水させる構成としてもよく、又は設
定時間毎に溜まった水を手動で回収する構成としてもよ
い。
【0057】前記台座17における内奥側の位置する端
部には、礼拝部3に形成された開口部16とほぼ同じ大
きさの背板としての衝立26が設けられ、収納具Sが礼
拝部3における適正位置に搬送された状態では、この衝
立26により、開口部16がほぼ閉塞される構成とな
り、礼拝者が開口部16から装置内方側が目視できない
構成となっている。
【0058】又、前記台座17における内奥側の横側面
部分には、この収納具Sには、どの遺骨が収納されてい
るかについての識別情報を示す指示部としてのバーコー
ド27が付設されており、前記移載装置10には、収納
部1から移載装置10上に収納具Sが移載されたとき
に、このバーコード27の情報を読み取る検出手段とし
てのバーコードリーダ33が設けられている。尚、礼拝
部3においては、この収納具Sが移載される箇所は少し
下方に段差がある状態で設けられ、このバーコード27
は、外方側から見ることができないようになっている。
【0059】前記操作部5は、図9に示すように、礼拝
者が予め識別情報が登録されたICカードCを挿入する
ためのカード挿入部28と、礼拝が終了した後に操作さ
れる人為操作式の終了指令操作部としての終了スイッチ
29、搬送動作中に何らかに異常が発生しているとき等
に適宜操作される非常停止スイッチ30等が設けられて
いる。カード挿入部28の内部には挿入されたICカー
ドCに記録されている識別情報を判別するカードリーダ
31が設けられている。前記ICカードCには、この納
骨保管装置に新たに遺骨が保管された際に、管理主体者
(寺院等)によって、その遺骨がどの収納部1に保管さ
れているかについての管理情報、故人の名前等の識別情
報が予め登録保存されている。
【0060】図10に示すように、前記操作部5におけ
る情報並びにバーコードリーダ33の検出情報に基づい
て、前記搬送装置Hの動作を制御するマイクロコンピュ
ータを備えた制御装置32が設けられ、この制御装置3
2は、操作部5における識別情報に基づいて搬送すべき
収納具Sを指定する指定手段100、指定手段100に
より収納具Sが指定されると搬送の開始を指令する開始
指令手段101、バーコードリーダ33による検出情報
に基づいて、搬送されている収納具Sが、指定された収
納具Sであるか否かを識別する収納具識別手段102、
礼拝が終了したことを指令する終了指令手段103、収
納具Sが礼拝のために前記礼拝部に置かれているときの
み、前記調光ガラスGを可視状態にするように、その調
光ガラスGを可視状態と不可視状態とに自動的に切換る
視覚抑制用の制御手段としての視覚制御手段104の夫
々が備えられ、且つ、複数の収納具Sの夫々を特定する
識別情報と、複数の収納部1の位置情報とを対応付けて
管理すると共に、前記搬送装置Hの動作を次のように制
御するように構成されている。
【0061】先ず、礼拝者は、ICカードCをカード挿
入部28から挿入することになる。ICカードCが挿入
され、カードリーダ31にて識別情報が読み取られると
図示しないブザーが鳴動して、読み取られたことを報知
する。そうすると、ICカードCが抜き取られる。図1
1に示すように、制御装置32は、カードリーダ31か
らの情報に基づいてICカードCが挿入されたことを判
別すると、カードリーダ31に挿入されたICカードC
に記録されている識別情報を読み込み、その識別情報に
対応する収納具Sを指定する(ステップ1,2)。そし
て、収納具Sが指定されると、搬送開始を指令する(ス
テップ3)。
【0062】搬送開始が指令されると、指定された礼拝
対象である収納具Sを収納されている収納部1から搬送
させる(ステップ4)。このとき、移載装置10上に収
納具Sが移載された状態でそれに付設されているバーコ
ードの識別情報がバーコードリーダ33により検出され
て、その検出された識別情報が、ICカードCより読み
込まれた識別情報と合致するか否かが判断され、(ステ
ップ5,6)。合致していれば、当該収納具Sを礼拝部
3に搬送させる(ステップ7)。これらの識別情報が合
致していなければ、指定された収納具Sと異なる収納具
Sが搬送されていると判断して、その搬送中に収納具S
は元の収納部1に戻され、再度、カードリーダ31にて
読みこまれた識別情報より、対応する収納具Sを指定す
ることになる(ステップ8)。尚、図示はしないが、こ
のような再チェックが設定回数行われても合致しない場
合には、再度、ICカードCを挿入する必要があること
を使用者に知らせるようになっている。
【0063】前記搬送作動において、移載装置による動
作は、各収納部1からの昇降台9上への移載動作、並び
に、昇降台9上から各収納部1への移載動作は、素早く
行われる構成として、能率よく搬送作動を行えるように
なっている。それに対して、礼拝部3に対する移載動作
は、収納部に対する移載速度よりも低速でゆっくりと行
われるように、動作速度が設定されている。
【0064】このようにして、礼拝者の近しい故人の遺
骨が安置されている収納具Sを大切に扱っていることを
表して、礼拝者に不快感を与えないで、ゆったりとした
気持ちで礼拝が行えるように考慮されている。
【0065】そして、指定された収納具Sが礼拝部3に
搬送されたことが、礼拝部3に設けられた検出スイッチ
(図示せず)によって検出されると、調光ガラスGに対
して電圧を印加させて、可視状態に切り換える(ステッ
プ9,10)。このようにして、礼拝者が収納具Sを見
ることができる。
【0066】遺骨への礼拝(墓参)が終了して終了スイ
ッチ29が操作されたことを判別するか、又は、ICカ
ードCが挿入されたときから設定時間以上経過したこと
が判別されると、終了を指令することになる(ステップ
11,12,13)。終了が指令されると、調光ガラス
Gに対して電圧の印加を停止させて、礼拝部3の内部が
見えない状態に切り換えて、礼拝が終了した収納具Sを
元の収納部1まで搬送させて(ステップ14,15)、
搬送動作を終了する。
【0067】尚、引き続いて別の収納具Sに収納されて
いる遺骨を参りたいときは、前記設定時間が経過するま
でに、別のICカードにて別の収納具を指定することに
なる(ステップ16)。そして、ICカードが挿入さ
れ、終了スイッチ29が操作されると、調光ガラスGに
対して電圧の印加を停止させて、礼拝部3の内部が見え
ない状態に切り換えて、礼拝が終了した収納具Sを元の
収納部1まで搬送させて(ステップ17,18,1
9)、ステップ4に移行して、新たに指定された収納具
Sをそれが収納保管される収納部から礼拝部3に向けて
搬送させることになる。
【0068】上述したように、遺骨への礼拝が終了した
後に、終了スイッチ29の操作を忘れた場合であって
も、設定時間以上経過すると自動的に礼拝対象としての
収納具Sが元の収納部1に戻されて、安置されることに
なり、礼拝部3にそのまま残るといったことがなく、次
の礼拝者が無関係な別の遺骨を誤って礼拝するといった
不利も生じないのである。
【0069】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、収納具として、台座17上に
1個の遺骨が収納され、御堂状の遺骨収納部にて覆われ
る構成としたが、次のように複数の遺骨を収納可能な大
きさに形成するようにしてもよい。図21に示すよう
に、前記台座17の上に、金属製の箱体51を載置固定
すると共に、この箱体51における後方側上部に御堂状
の遺骨収納具18を建立して、箱体51の前方側上部面
に開閉自在な蓋52が設けられる構成とし、この蓋52
を上方側に開放させた状態で、この箱体51の内部に複
数の遺骨(納骨壺あるいは納骨箱に収納された状態、あ
るいは、収容袋に収納された状態のいずれでもよい)を
収納させる構成としてもよい。尚、前記蓋52は鍵が掛
けられ特定の管理者以外の者が開けることができないよ
うになっている。
【0070】このように構成すると、遺骨壺等が収納さ
れる箱体51が設けられ、且つ、その上部に御堂状の遺
骨収納部18が設けられることから、上記実施形態にお
ける収納具よりも背高に構成されることになる。しか
し、台座17は同じであることから、収納具Sとしての
平面視での大きさは変化せず、同じ大きさとなる。
【0071】そこで、このような高さの異なる収納具を
混在させた状態で保管できる構成としてもよい。つま
り、保管部本体における収納部として、高さの異なる種
類の前記収納具の高さに合わせて、高さが異なる複数種
が設けられる構成としてもよい。
【0072】つまり、図22に示すように、前記各収納
部1を構成するための横桟7の取付け間隔が狭い部分と
広い部分とを夫々混在させる形態として、保管部本体K
を構成して、上述したような高さの異なる収納具Sを混
在させて収納保管させることができる。尚、この場合、
前記挿脱開口は背が高い収納具に合わせて高さが大に形
成されることになる。このような改良構成においては、
上記実施形態における構成に比較して、横桟の取付け間
隔を変更するだけの改良で済み、搬送装置等その他の構
成は変更する必要はない。
【0073】又、御堂状の外観を有する下方開放形の遺
骨収納部を、前記台座に貼付け固定された底板に差し込
み固定する構成としてもよい。
【0074】(2)上記実施形態では、1つの収納具S
には1つの台座17に1つの遺骨収納部のみが設けられ
るようにしたが、図19、図20に示すように、1つの
台座上に複数の遺骨収納部を同時に収納させる構成とし
てもよい。例えば、夫婦の遺骨を同時に収納させたり、
家族の遺骨を同時に収納させる場合等に適用できる。
【0075】図19に示すように、衝立26を隔てて前
後に一対の遺骨を収納するときは、図18に示すよう
に、前後の収納棚2に夫々礼拝部3を設ける構成とし
て、礼拝部3の内奥壁15を衝立26に対応する位置に
設けるようにして、反対側の遺骨は、他方側の礼拝部3
にて礼拝されることになる。
【0076】図20に示すように、衝立26を隔てて前
後左右に4個の遺骨を収納するときは、同図に示すよう
に、礼拝部3の中間部を仕切り具40にて左右に仕切る
構成として、各別に礼拝できる構成としてもよい。
【0077】又、衝立を設ける構成に代えて、礼拝部3
における前記開口部16を開閉自在なシャッターや扉等
を設ける構成としてもよい。
【0078】(3)上記実施形態では、前記礼拝部3が
1個だけ設けられる構成としたが、次のように構成して
もよい。図17に示すように、礼拝部3が同一面に、互
いに設定距離離間する状態で複数設けられる構成として
もよく、この場合には、夫々の礼拝部3の間に、夫々の
礼拝者が顔を合わさないように仕切られた空間になるよ
うにするとよい。図13に示すように、前後の収納棚2
に夫々礼拝部3を設ける構成としてもよい。図14に示
すように、上下複数段の礼拝者の歩行用床44が配設さ
れ、収納棚2における前記各歩行用床44の夫々に対応
する箇所に、前記礼拝部3が設けられる構成としてもよ
く、更には、図15、図16に示すように、建物におけ
る複数階部分にわたって収納棚(保管部本体)が設けら
れ、夫々、別の階に対応する箇所に、礼拝部が夫々設け
られる構成としてもよい。このようにすると、1台の納
骨保管装置にて、各階において異なる墓所管理者(寺
院)が管理する等の形態をとることも可能となる。
【0079】前記保管部本体の一部を地下に埋め込み、
地上に露出した部分に礼拝部を設ける構成としてもよ
い。
【0080】又、礼拝部の外方側に装飾用の台を別途設
ける構成としてもよい。
【0081】(4)上記実施形態では、調光ガラスGの
下方側が開放され、浄水を散水することが可能になる構
成としたが、このような構成に代えて、調光ガラスGを
礼拝部の前面部における全領域を覆う状態で設けられる
構成としてもよい。
【0082】(5)上記実施形態では、視覚抑制手段Y
として調光ガラスGが用いられる構成としたが、このよ
うな構成に代えて、図12に示すように、礼拝部3の前
面部に開閉自在な扉50を設けて、この扉50を開放さ
せることで、礼拝者が礼拝部3の内部を見ることを許容
する可視状態に切り換えられ、扉を閉じることで、礼拝
者が礼拝部3の内部を見ることを抑制する不可視状態に
切り換える構成としてもよく、扉50は、電動モータ等
の駆動手段にて自動で開閉操作される構成として、前記
視覚制御手段104による制御に基づいて自動的に開閉
させるとしてもよい。又、カーテンやブラインド形式の
視覚抑制手段を用いてもよい。
【0083】(6)上記実施形態では、収納具が礼拝の
ために前記礼拝部に置かれているときのみ、前記視覚抑
制手段を可視状態にするように、その視覚抑制手段を可
視状態と不可視状態とに自動的に切り換える視覚抑制用
の制御手段が設けられる構成としたが、このような構成
に代えて、例えば、収納具が礼拝部に置かれていること
を報知する報知手段を設け、その報知に伴って、手動操
作にて不可視状態から可視状態に切り換える構成として
もよい。しかも、扉の開閉にて切り換える構成において
は、扉の閉じ操作に伴って、礼拝が終了したことを指令
することで、自動的に収納具が元の収納部に自動搬送さ
せる構成とする等、各種の構成にて実施することができ
る。
【0084】(7)上記実施形態では、収納具Sに散水
部19が設けられ、浄水として普通の水が用いられるよ
うにしたが、浄水として、各種の香りつきの水を用いて
もよい。又、収納具Sにこのような散水部19を設けな
い構成としてもよい。
【0085】(8)上記実施形態では、ICカードCの
挿入に伴って、礼拝者に関する識別情報が自動的に読み
込まれて、搬送の開始が指令される構成として、操作の
煩わしさを極力少なくさせる構成としたが、このように
構成に限らず、次のように構成してもよい。例えば、I
CカードCの識別情報が判別された後に、搬送開始スイ
ッチを操作することで、搬送の開始が指令される構成と
してもよく、又、ICカードCに代えて、礼拝者の識別
情報をキーボードにより入力する構成としてもよい。
又、ICカードCを用いる場合に、礼拝の日付を逐次記
憶させる構成としてもよい。更に、ICカードCに代え
て、磁気カードを用いてもよい。
【0086】(9)上記実施形態では、終了スイッチ2
9の操作に伴って、並びに、操作開始が指令されてから
設定時間経過するに伴って、終了が指令される構成とし
たが、終了スイッチ29の操作のみに基づいて終了が指
令される構成としてもよく、操作開始が指令されてから
設定時間経過することのみに基づいて終了が指令される
構成としてもよい。
【0087】(10)上記実施形態では、搬送手段とし
て、昇降台上を横移動する移載装置が設けられる構成と
したが、このような構成に限らず、例えば、収納棚の長
手方向に案内レールにより支持される自走式の搬送台車
に移載装置を昇降自在に支持させたスタッカークレーン
や、あるいは、上下方向並びに横方向に移動自在な搬送
ロボット等の各種の搬送手段を用いることができる。
【0088】(11)上記実施形態では、収納棚が前後
一対設けられる場合を示したが、1つの収納棚だけで構
成される場合であってもよく、又、収納棚として、上下
方向並びに横方向に収納部が並列配置される構成に代え
て、横方向にのみ複数の収納部が並列配置された構成で
あってもよく、更に、上下方向にのみ複数の収納部が並
列配置された構成であってもよい。
【0089】(12)上記実施形態では、礼拝部が収納
棚の一部に区画される状態で設けられ、礼拝部に対して
収納具が前後方向に搬出される構成としたが、このよう
な構成に代えて、礼拝部が収納棚の横側端部に設けら
れ、収納具が横方向に搬出される構成としてもよい。
【0090】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】全体斜視図
【図2】収納構造並びに搬送装置を示す斜視図
【図3】搬送装置を示す斜視図
【図4】縦断側面図
【図5】調光ガラスの断面図
【図6】視界切り換え状態を示す図
【図7】収納具の斜視図
【図8】収納具の分解斜視図
【図9】操作具の正面図
【図10】制御ブロック図
【図11】制御動作のフローチャート
【図12】扉の開閉状態を示す図
【図13】別実施形態の側面図
【図14】別実施形態の側面図
【図15】別実施形態の側面図
【図16】別実施形態の側面図
【図17】別実施形態の全体斜視図
【図18】別実施形態の側面図
【図19】別実施形態の収納具の斜視図
【図20】別実施形態の収納具の斜視図
【図21】別実施形態の収納具の斜視図
【図22】別実施形態の収納棚の斜視図
【符号の説明】
1 収納部 2 保管部分 3 礼拝部 15 化粧壁 16 挿脱開口 17 台座 18 遺骨収納部 19 散水部 25 回収部 26 背板 32 制御手段 44 歩行用床 50 扉 52 蓋 100 指定手段 101 開始指令手段 103 終了指令手段 104 視覚抑制用の制御手段 G ガラス H 搬送手段 K 保管部本体 S 収納具 Y 視覚抑制手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 昌夫 滋賀県蒲生郡日野町中在寺1225 株式会社 ダイフク滋賀事業所内 (72)発明者 波戸内 悟吉 滋賀県蒲生郡日野町中在寺1225 株式会社 ダイフク滋賀事業所内 (72)発明者 山崎 義和 滋賀県蒲生郡日野町中在寺1225 株式会社 ダイフク滋賀事業所内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遺骨が収納される収納具(S)を各別に
    収納保管自在な複数の収納部(1)を備えた保管部本体
    (K)と、 前記収納具(S)が搬出される礼拝部(3)と、 前記各収納部(1)と前記礼拝部(3)との間で前記収
    納具(S)を搬送する搬送手段(H)とが備えられ、 礼拝対象となる収納具(S)を前記搬送手段(H)によ
    って前記礼拝部(3)に搬送して礼拝するように構成さ
    れた納骨保管装置であって、 前記収納具(S)が、前記遺骨を収納する遺骨収納部
    (18)の外観を御堂状に形成して構成されている納骨
    保管装置。
  2. 【請求項2】 前記収納具(S)が、前記御堂状の遺骨
    収納部(18)を矩形状の台座(17)の上に建立する
    状態に形成されている請求項1記載の納骨保管装置。
  3. 【請求項3】 前記御堂状の遺骨収納部(18)が、底
    部が開口状態で且つ内部が空洞状態に形成されて、前記
    台座(17)の上に装着されるように構成され、 前記台座(17)の上に載置された遺骨を前記御堂状の
    遺骨収納部(18)にて上方から覆うように構成されて
    いる請求項1又は2記載の納骨保管装置。
  4. 【請求項4】 前記御堂状の遺骨収納部(18)が、開
    閉自在な蓋(52)を備えて、その内部に遺骨を収納す
    るように構成されている請求項1又は2記載の納骨保管
    装置。
  5. 【請求項5】 前記遺骨収納部(18)が、複数の遺骨
    を収納可能な大きさに形成されている請求項1、2、3
    又は4記載の納骨保管装置。
  6. 【請求項6】 前記収納具(S)として、平面視の大き
    さが同じで且つ高さが異なる複数種が設けられ、前記保
    管部本体(K)における収納部(1)として、高さの異
    なる種類の前記収納具(S)の高さに合わせて、高さが
    異なる複数種が設けられている請求項1、2、3、4又
    は5記載の納骨保管装置。
  7. 【請求項7】 前記収納具(S)が、浄水を散水され、
    その浄水を落下排出する散水部(19)を、前記御堂状
    の遺骨収納部(18)の前方側箇所に備える状態に構成
    され、 前記礼拝部(3)には、前記散水部(19)から落下排
    出される浄水を回収する回収部(25)が設けられてい
    る請求項1、2、3、4、5又は6記載の納骨保管装
    置。
  8. 【請求項8】 前記散水部(19)は、調湿性石材にて
    構成されている請求項7記載の納骨保管装置。
  9. 【請求項9】 前記礼拝部(3)が、その背面部に前記
    収納具(S)の挿脱開口(16)を部分的に形成する状
    態で、その周囲が化粧壁(15)にて覆われて構成さ
    れ、 前記収納具(S)に、それが前記礼拝部(3)の設定箇
    所に置かれた状態において、前記挿脱開口(16)を閉
    じる背板(26)が設けられている請求項1、2、3、
    4、5、6、7又は8記載の納骨保管装置。
  10. 【請求項10】 前記収納具(S)は、前記台座(1
    7)の前後方向の中央部に前記背板(26)を立設状態
    で備え、その背板(26)の前後の台座部分に、前記御
    堂状の遺骨収納部(1)を備えるように構成されている
    請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の納
    骨保管装置。
  11. 【請求項11】 前記保管部本体(K)は、前記収納部
    (1)が縦横方向に沿って並設される一対の保管部分
    (2)を、それらの間に前記搬送手段(H)の配設空間
    を形成するように間隔を隔てて並設して構成されている
    請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記
    載の納骨保管装置。
  12. 【請求項12】 前記礼拝部(3)が、互いに離間した
    状態で複数設けられている請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10又は11記載の納骨保管装置。
  13. 【請求項13】 上下複数段の礼拝者の歩行用床(4
    4)が配設され、前記各歩行用床(44)の夫々に対応
    する箇所に、前記礼拝部(3)が設けられている請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は
    12記載の納骨保管装置。
  14. 【請求項14】 前記収納具(S)の夫々を特定する識
    別情報と、複数の収納部(1)の位置情報とを対応付け
    て管理すると共に、前記搬送手段(H)の動作を制御す
    る制御手段(32)と、 礼拝対象となる収納具(S)を指定する指定手段(10
    0)とが備えられ、 前記制御手段(32)は、 開始指令手段(101)によって開始が指令されるに伴
    って、前記指定手段(100)にて指定された収納具
    (S)を、前記収納部(1)から前記礼拝部(3)に搬
    送し、且つ、 終了指令手段(103)により終了が指令されるに伴っ
    て、前記指定された収納部(1)と前記礼拝部(3)か
    ら前記収納部(1)に搬送するように、前記搬送手段
    (H)の動作を制御するように構成されている請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、1
    2又は13記載の納骨保管装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段(32)は、前記礼拝部
    (3)に対する前記収納具(S)の搬出入動作を、前記
    収納部(1)に対する前記収納具(S)の搬出入動作よ
    りも低速で行うように、前記搬送手段(H)の動作を制
    御するように構成されている請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10、11、12、13又は14
    記載の納骨保管装置。
  16. 【請求項16】 前記礼拝部(3)の前面部に、礼拝者
    が礼拝部(3)の内部を見ることを許容する可視状態
    と、礼拝者が礼拝部(3)の内部を見ることを抑制する
    不可視状態とに切換可能な視覚抑制手段(Y)が設けら
    れている請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、
    10、11、12、13、14又は15記載の納骨保管
    装置。
  17. 【請求項17】 前記視覚抑制手段(Y)が、開閉自在
    な扉(50)にて構成されている請求項16記載の納骨
    保管装置。
  18. 【請求項18】 前記視覚抑制手段(Y)が、透視可能
    な状態と透視を抑制する透視抑制状態とに切換可能なガ
    ラス(G)にて構成されている請求項16記載の納骨保
    管装置。
  19. 【請求項19】 前記収納具(S)が礼拝のために前記
    礼拝部(3)に置かれているときのみ、前記視覚抑制手
    段(Y)を可視状態にするように、その視覚抑制手段
    (Y)を可視状態と不可視状態とに自動的に切り換える
    視覚抑制用の制御手段(104)が設けられている請求
    項16、17又は18記載の納骨保管装置。
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