JP6653930B1 - 納骨堂 - Google Patents

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Abstract

【課題】お供えのためのスペースを設ける必要が無く、かつ骨壺を取出すことが容易な納骨堂を提供する。【解決手段】本発明の納骨堂は、骨壺を載置する棚板と側板を備える、複数の骨壺格納部と、前記棚板の前部に設けられている回動板とを備える。前記回動板は、水平方向に配置されている回動軸に対して、垂直状態と水平状態との間を回動する。垂直状態にある回動板は、骨壺が落下することを防止する。水平状態にある回動板には、位牌、お供え等を置くことが出来る。【選択図】図5

Description

本発明は、納骨堂に関する。
近年、大都市を中心に、墓地用地の確保が困難となり、墓不足が社会問題となっている。このような問題を解決するために、多数の骨壺を収納棚、納骨庫等に一括して格納する納骨堂が利用されている。このような納骨堂によれば、多数の骨壺が、立体的に配設された収納場所に収納されているので、大都市などの用地確保が困難な場所においても、効率的に多数の骨壺を保管することが出来る。参拝者が参拝する際には、先ず、故人の名前を納骨堂管理者に告げる。納骨堂管理者は、骨壺が保管されている収納棚からその故人の骨壺を運びだし、納骨堂に設置されている参拝ブースに置く。参拝者は、その参拝ブースで、通常の平面墓地に参拝する際と同様な感覚で、その故人の骨壺に対し参拝を行うことが出来る。そして、多くの参拝者が交互にこの参拝ブースを使用することが可能であるので、お彼岸などの混雑時においても、多くの参拝を効率的に処理することが出来る。
特許文献1には、骨壺の収容効率を従来よりもさらに向上させて、納骨できる数をより多くすることができる、コンパクトな構造を有する合祀納骨堂が開示されている。この合祀納骨堂は、内部に出入りするための戸を有する納骨堂本体を備え、納骨堂本体の内部には納骨棚装置が設けられている。納骨棚装置は、二台の固定納骨棚と、その間を出入り方向と交差する方向に移動できる一台の移動納骨棚を備えている。移動納骨棚を移動させて固定納骨棚の一方に合わせて隙間をなくした形態にすることにより、移動納骨棚と他の固定納骨棚の間の一箇所に人が入ることができる通路を形成することができる。
特許文献2には、故人との確かな絆が感じられ、お供えが自由にでき、保守・管理者側の負担を軽減できる納骨壇が開示されている。この納骨壇は、複数の納骨庫を有するロッカー式であり、各納骨庫は個別に片開き扉を備えている。各扉の中央部には画像表示器が取り付けられている。画像表示器には、故人に関する画像、あるいは仏像や仏画を含む宗教的な画像が表示される。参拝の都度扉を開ける必要がないように、画像表示器の電源スイッチは扉の外側にある。また、扉の手前には供物などを供えるためのスペースが設けられている。
特許第4842994号公報 実用新案登録第3163123号公報
特許文献1における合祀納骨堂の納骨棚装置には、図13に示されるように、複数の骨壺7が棚板56に配置されている。骨壺7が落下するのを防止するために、骨壺7の前後には、落下防止バー59が設けられている。このような納骨棚装置では、骨壺7を取り出す度に、落下防止バー59を取り外す必要がある。また、使用後の骨壺7を元の場所に戻した後には、落下防止バー59を再度納骨棚装置に取付ける必要がある。これは、骨壺取扱い作業者に面倒な作業を強いることになる。更に、この納骨棚装置では、参拝者が、納骨棚装置に置かれている故人の骨壺の前に、位牌、故人の写真、お供え等を置いて、参拝しょうとする場合、参拝者は、位牌等を置く台等を別途用意しなければならないと言う問題がある。
一方、図14に示されるように、特許文献2における納骨壇の納骨庫2A、2B、2Cには、遺骨収納容器を安置するスペース11と、片開きの扉3と、お供えのためのスペース10が設けられている。参拝者が、故人の骨壺が格納されている納骨庫に参拝するとき、扉3の前に設けられているお供えのためのスペース10に、お供えを置くことが出来る。しかしながら、特許文献2における納骨壇の場合、お供えのためのスペース10を設けなければならないので、各納骨庫2A、2B、2Cが余分のスペースを必要とすることが問題となる。
本発明の納骨堂は、
骨壺を載置する棚板と側板を備える、複数の骨壺格納部と、
前記棚板の前部に設けられている回動板と、
を備え、
前記回動板が、水平方向に配置されている回動軸に対して垂直状態と水平状態との間を回動する、
ことにより、上記課題を解決している。
本発明の納骨堂は、複数の骨壺格納部を備えている。各骨壺格納部は、骨壺が載置される棚板と、水平方向に配置されている回動軸に対して、垂直状態と水平状態との間を回動する回動板とを備えている。回動板が、垂直状態にある場合、回動板により、骨壺格納部に格納されている骨壺が落下することが防止される。回動板が、水平状態にある場合、骨壺取扱い作業者は、骨壺格納部から骨壺を容易に取り出すことが出来る。
本発明の納骨堂においては、前記骨壺格納部を、納骨棚としても良い。
本発明の納骨堂においては、前記骨壺格納部を、納骨庫としても良い。
本発明の納骨堂においては、前記回動板を、透明としても良い。回動板を、透明にすることにより、骨壺取扱い作業者、参拝者等は、配置されている多数の骨壺から所望の骨壺を容易に識別することが可能になる。
本発明の納骨堂においては、前記棚板と前記骨壺との間に一面が低摩擦性の滑りシートを介在させても良い。これにより、骨壺取扱い作業者は、滑りシート上に載置されている骨壺を骨壺格納部から容易に引き出すことが出来る。
本発明の納骨堂は、スライダを備えても良い。これにより、骨壺取扱い作業者は、スライド上に載置されている骨壺を骨壺格納部から容易に引き出すことが出来る。
本発明の納骨堂においては、前記スライダを、スライドレールとスライド部材により可動となるように構成しても良い。これにより、スライダをスムーズに移動させることが出来る。
本発明の納骨堂においては、水平位置に前記回動板を確保するための回動板固定具を備えても良い。これにより、回動板を水平位置に安定して固定させることが出来る。
本発明の納骨堂においては、前記回動板固定具をステーとしても良い。
本発明の納骨堂においては、前記回動板固定具をチェーンとしても良い。
本発明の納骨堂においては、前記棚板と前記回動板を蝶番により連結しても良い。
本発明の納骨堂においては、前記蝶番は、前記回動板を水平状態に保つストップ蝶番としても良い。これにより、回動板固定具が不要になる。
本発明の納骨堂においては、前記回動板が前記水平状態にあるときに、前記回動板の表面と前記棚板の表面が、同一面となるように、前記回動板と前記棚板を構成しても良い。これにより、回動板が水平状態において骨壺を骨壺格納部からスムーズに引出すことが出来る。
本発明の納骨堂においては、前記側板の内側にプッシュオープン金具を備えても良い。これにより、回動板の開閉が容易になる。
本発明の納骨堂を、前記回動板に連動する第二の回動板を備え、前記回動板と前記第二の回動板が、垂直状態にあるときに前記骨壺格納部の前面をカバーする、ように構成しても良い。これにより、骨壺格納部に塵埃が侵入することを防止することが出来る。
本発明の納骨堂によると、回動板を水平状態にすることにより、参拝者は、故人の骨壺の前に、位牌、故人の写真、お供え等を置いて、参拝を行うことが出来る。従って、本発明の納骨堂は、お供えのためのスペースを設ける必要が無い。また、本発明の納骨堂では、従来の納骨棚装置のように、骨壺を取出す際に落下防止バーを取外す必要が無く、回動板を水平状態にすることにより、骨壺取扱い作業者は、骨壺格納部から容易に骨壺を取出すことが出来る。容易に骨壺を取出すことが出来ることから、骨壺格納部の高さを低くすることが出来る。このことと、お供えのためのスペースを設ける必要が無いことから、本発明の納骨堂は、収容可能な骨壺の数を増大させることが出来る。
本発明の納骨堂の一実施形態である移動式集合納骨棚を示す。 (A)集合納骨棚を構成する単位納骨棚および(B)回動板を示す。 回動板が垂直状態にある、単位納骨棚の断面図である。 回動板が水平状態にある、単位納骨棚の正面図である。 回動板が水平状態にある、単位納骨棚の断面図である。 回動板が垂直状態にある、単位納骨棚の断面図である。 (A)回動板が垂直状態にある、スライダを備える単位納骨棚の正面図と(B)スライダとスライド部の関係を示す説明図である。 回動板が垂直状態にある、スライダを備える単位納骨棚の断面図である。 回動板が水平状態にある、スライダを備える単位納骨棚の正面図である。 回動板が水平状態にある、スライダを備える単位納骨棚の断面図である。 本発明の納骨堂の一実施形態である納骨壇を示す。 回動板が水平状態にある、単位納骨庫の断面図である。 従来の合祀納骨堂に使用される納骨棚を示す図である。 従来の納骨壇を示す図である。
(実施態様1)
本発明の実施態様1の納骨堂は、図1に示される、移動式集合納骨棚16が、紙面に垂直方向に4台設置されている。この移動式集合納骨棚16は、骨壺格納部を構成する単位納骨棚17(図2)を7段有する一列の納骨棚を、三列、左右の筐体側部12および筐体底部14内に有する。図1に示される右側の筐体側部12には、ハンドル13が、そして筐体底部14には4個の車輪15が取付けられている。骨壺取扱い作業者が、ハンドル13を回転させると、移動式集合納骨棚16は、紙面に垂直方向に移動して、隣接する移動式集合納骨棚16の間に作業スペースが形成される。骨壺取扱い作業者は、この作業スペースに入って、所望の骨壺23を取出すことが出来る。参拝者もこの作業スペースに入って、故人の骨壺23に参拝することが出来る。
図2(A)は、移動式集合納骨棚16を構成する単位納骨棚17を示し、図2(B)は、回動板25を示す。図3は、図2の単位納骨棚17の切断線A−Aについての、単位納骨棚17の断面図である。図2および図3に示されるように、単位納骨棚17は、棚板19、側板21、背面板22および回動板25を備える。回動板25は、ポリカーボネートの透明樹脂板で、蝶番27により下側の棚板19に、回動軸26に対して回動可能に固定されている。図2に示されるように、回動軸26は、水平方向に配置されている。ポリカーボネートに代えて、PET、制電塩ビ、アクリル等の樹脂も使用可能である。側板21の内側には、回動板25の水平状態を保つための回動板固定具(ステー29)と、プッシュオープン金具24が取付けられている。
図4は、回動板25が回動軸26に対して垂直状態から90°回動した水平状態にある、単位納骨棚17の正面図である。図5は、図4の切断線A−Aについての断面図である。図5に示されるように、ステー29は、回動板25が水平状態になると、完全に開き切って、回動板25の水平状態を保持する。図2の状態で、回動板25の上部を単位納骨棚17の内側方向に押込むと、プッシュオープン金具24が機能して、回動板25が垂直状態から解放される。解放された回動板25を手前に回動させることにより、回動板25を水平状態に保持することが出来る。回動板25が透明であるので、骨壺取扱い作業者は、棚板19に置かれている骨壺23を即座に認識でき、所望の骨壺23を容易に発見することが出来る。また、従来の骨壺収納棚の場合、骨壺は、落下防止バーによりその落下が防止されていたが、この落下防止バーの存在は、参拝者に故人の骨壺が工業製品のように扱われているような感覚をもたらしていた。これに対し、実施態様1の移動式集合納骨棚16においては、参拝者は、落下防止バー無しに、透明な回動板25を介して、故人の骨壺23が安置されている状態を見ることが出来るので、心が安らぐ。
図5に示されるように、回動板25の水平状態では、回動板25の表面と下側の棚板19の表面は、同一面を形成している。このため、骨壺取扱い作業者が、骨壺23を手前に引きづって取出しても、その取出しは、スムーズである。ステー29は、直線状になるまで延伸し、回動板25を水平状態に保つ。回動板固定具であるステーに代えて、チェーンを使用することも出来る。また、蝶番27に90°で止まるストップ蝶番を使用すると、回動板固定具は不要となる。骨壺は破損しやすいので、従来の納骨棚、納骨庫では、骨壺を取出す際、一度骨壺を上に持上げてから手前に移動させると言う慎重な作業が必要であった。そのため、従来の納骨棚では、骨壺を上に持上げる距離を確保するために、標準的な骨壺(高さ25cm)に対し、上下の棚板間の距離(内側の高さ)は、35cm以上とすることが必要であった。これに対し、本発明の納骨棚では、骨壺23を上に持上げることなく、骨壺23を水平に手前に引出すことが出来る。このため、上下の棚板間の距離(図3における高さH)は、30cmとすることが出来る。従来の集合納骨棚は、単位納骨棚が5〜6段であるのに対し、本発明の納骨棚では、単位納骨棚を7段にすることが出来、納骨堂に収容される骨壺の総数を増大させることが出来る。
参拝者は、故人の骨壺23の前に位置する、水平状態の回動板25の上に、位牌31、故人の写真33、お供え物等を置いて、故人の骨壺23に参拝することが出来る。参拝者は、参拝が終わると、回動板25上の位牌31、故人の写真33、お供え物等を片付けて、回動板25を垂直状態に戻す。従って、本発明の納骨堂では、水平状態の回動板25の上に、位牌31、故人の写真33、お供え物等を置くことが出来るので、従来の納骨壇のようにお供えのためのスペースを設ける必要が無い。
実施態様1では、垂直状態の回動板25は、その上端と上の棚板19の間は、オープンであるが、この部分(例えば、上下の棚板19間の内側距離の1/3)に第二の透明(または不透明)回動板を設けても良い。回動板25を垂直状態から水平状態に回動させると、この第二の回動板も、回動板25に連動して、垂直状態から水平状態に回動する。このような構成により、外部から塵埃等が単位納骨棚17の内部に侵入することを防ぐことが出来る。
(実施態様2)
図6に基づいて、実施態様2の発明を説明する。実施態様2の発明は、滑りシート28が骨壺23と下側の棚板19との間に設けられている点で、実施態様1のそれと相違するが、これ以外では何ら相違しない。滑りシート28は、ナフロンPTTE、テフロン(登録商標)等の樹脂からなるシートで、下側の棚板19の面に当たる表面は、低摩擦になっている。骨壺23は、このような低摩擦の滑りシート28の上に載置されているので、回動板25が水平状態にある場合、骨壺取扱い作業者は、滑りシート28の前端を掴んで、手前に引出すのみ(水平移動のみ)で、単位納骨棚17から容易に取出すことが出来る。この際、従来の骨壺収納棚のように、骨壺を持上げて、取出す必要が無いので、単位納骨棚17の上下の棚板19の内側距離(図6における高さH)は、従来のそれに比較し、減小させることが出来る。
(実施態様3)
図7−10に基づいて、実施態様3の発明を説明する。図7は、(A)回動板25が垂直状態にある、スライダ35を備える単位納骨棚17の正面図と、(B)スライダ35、スライド部36、スライドレール37の関係を示す説明図である。図8は、回動板25が垂直状態にある、スライダ35を備える単位納骨棚17の、図7(A)における切断線B−Bについての断面図である。図9は、回動板25が水平状態にある、スライダ35を備える単位納骨棚17の正面図である。図10は、回動板25が水平状態にある、スライダ35を備える単位納骨棚17の、図7(A)における切断線B−Bについての断面図である。実施態様3の発明は、スライダ35とスライド部36が骨壺23と下側の棚板19との間に設けられている点で、実施態様1のそれと相違するが、これ以外では何ら相違しない。
図7(B)に示されるように、スライダ35に固定されているスライド部材39が、下側の棚板19に設けられているスライドレール37に係合することにより、スライド35およびそれに載置されている骨壺23は、図8の単位納骨棚17内の載置位置から図10の水平状態の回動板25の上の位置まで、単位納骨棚17内を容易に移動させることが出来る。従って、骨壺取扱い作業者は、骨壺23が載置されているスライド35を手前に引出し、図10に示される、回動板25の水平状態で、骨壺23を容易に取出すことが出来る。本発明の単位納骨棚17では、従来の骨壺収納棚のように、骨壺を持上げて、取出す必要が無いので、上下の棚板19の内側距離(図10における高さH)は、従来のそれに比較し、減小させることが出来る。さらに、骨壺23がスライダ35に載置されているので、スライダ35を手前に引寄せるのみで、所望の骨壺23を容易に得ることが出来る。この際、骨壺23はスライダ35に載置されているので、従来の納骨堂のように、骨壺を取出す際に落下等によりそれを破損させることが発生しない。
(実施態様4)
図11および図12に基づいて、実施態様4の発明を説明する。実施態様4の発明は、骨壺格納部として、単位納骨棚17に代えて納骨庫41が用いられている点で、実施態様1のそれと相違するが、これ以外では両者は相違しない。図12は、図11における切断線C−Cに関する納骨庫41の断面図である。実施態様4の発明は、複数の納骨庫41を備える納骨壇43に対して実施される。納骨壇43は、図11に示されるように、縦4段、横3列の納骨庫41から構成される。各納骨庫41は、実施態様1と同様に、回動板25、プッシュオープン金具24、ステー29を備えている。更に、回動板25は、蝶番27により下側の棚板19に、回動軸26に対して回動可能に固定されている。回動軸26は、水平方向(図12においては、紙面に垂直方向)に位置している。図11は、回動板25が透明でかつ水平状態にある、最左列かつ上から二段目の納骨庫41、回動板25が透明でかつ垂直状態にある最右列かつ上から三段目の納骨庫41、および回動板25が不透明でかつ垂直状態にあるその他の納骨庫41を示しているが、回動板25は、全て透明であっても良い。
参拝者は、故人の骨壺23が安置されている納骨庫41の前に立ち、納骨庫41の回動板25を手前に開く。参拝者は、水平状態になった回動板25の上に、位牌31、故人の写真33、お供え物等を置いて、回動板25の奥にある故人の骨壺23に参拝する。参拝者は、参拝が終わると、回動板25上の位牌31、故人の写真33、お供え物等を片付けて、回動板25を垂直状態に戻す。このように、本発明の納骨庫41では、従来の納骨庫のように、お供えのためのスペースを設ける必要が無いので、納骨庫のスペースを有効に使用することが出来る。お供えのためのスペースに使用されていたスペースに骨壺を置くことが可能になるので、本発明の納骨堂に収容される骨壺の総数は、従来の納骨堂(納骨壇)のそれの倍にすることが出来る。前述の実施態様と同様に、実施態様4の納骨庫41でも、従来の納骨壇のように、骨壺を持上げて、取出す必要が無いので、上下の棚板19の内側距離(図12における高さH)を、従来のそれに比較し、減小させることが出来る。
2A、2B、2C 特許文献2における納骨庫
3 扉
7 特許文献2における骨壺
10 お供えのためのスペース
11 遺骨収納容器を安置するスペース
12、12’ 筐体側部
13 ハンドル
14 筐体底部
15 車輪
16 移動式集合納骨棚
17 単位納骨棚
19 棚板
21 側板
22 背面板
23 骨壺
24 プッシュオープン金具
25 回動板
26 回動軸
27 蝶番
28 滑りシート
29 ステー
31 位牌
33 写真
35 スライダ
36 スライド部
37 スライドレール
39 スライド部材
41 納骨庫
43 納骨壇
56 特許文献1における棚板
59 落下防止バー

Claims (12)

  1. 板と側板を備え、複数の骨壺が左右方向に載置されている納骨棚と、
    前記棚板の前部に設けられている回動板と、
    を備える納骨堂であって、
    前記回動板が、水平方向に配置されている回動軸に対して垂直状態と水平状態との間を回動
    前記回動板が、前記納骨棚に載置されている前記複数の骨壺の落下を防止することを可能とする大きさを有し、
    前記回動板全体が、透明である、
    納骨堂。
  2. 前記棚板と前記骨壺との間に一面が低摩擦性の滑りシートを介在させた、請求項1に記載の納骨堂。
  3. スライダを備える、請求項1に記載の納骨堂。
  4. 前記スライダが、スライドレールとスライド部材により可動となるように構成されている、請求項に記載の納骨堂。
  5. 水平位置に前記回動板を確保するための回動板固定具を備える、請求項1−の何れかに記載の納骨堂。
  6. 前記回動板固定具がステーである、請求項に記載の納骨堂。
  7. 前記回動板固定具がチェーンである、請求項に記載の納骨堂。
  8. 前記棚板と前記回動板が蝶番により連結されている、請求項1−の何れか1項に記載の納骨堂。
  9. 前記蝶番が、前記回動板を水平状態に保つストップ蝶番である、請求項に記載の納骨堂。
  10. 前記回動板が前記水平状態にあるときに、前記回動板の表面と前記棚板の表面が、同一面となるように、前記回動板と前記棚板が構成されている、請求項1−の何れか1項に記載の納骨堂。
  11. 前記側板の内側にプッシュオープン金具を備える、請求項1−10の何れか1項に記載の納骨堂。
  12. 前記回動板に連動する第二の回動板を備え、前記回動板と前記第二の回動板が、垂直状態にあるときに前記納骨棚の前面をカバーする、請求項1−11の何れか1項に記載の納骨堂。
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