JPH09136795A - 高所作業車のバケット干渉防止装置 - Google Patents

高所作業車のバケット干渉防止装置

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JPH09136795A
JPH09136795A JP32102495A JP32102495A JPH09136795A JP H09136795 A JPH09136795 A JP H09136795A JP 32102495 A JP32102495 A JP 32102495A JP 32102495 A JP32102495 A JP 32102495A JP H09136795 A JPH09136795 A JP H09136795A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 起伏動自在な伸縮ブーム3の先端部に水平旋
回駆動自在なアーム5を取り付け、先端部に首振り駆動
自在なバケット7を取り付けてなる高所作業車において
バケット干渉防止装置の限界値を簡易なものとする。 【解決手段】 アーム旋回駆動規制手段23、バケット
首振り駆動規制手段24、アーム旋回角度検出手段2
5、バケット首振り角度検出手段26、アーム旋回駆動
規制手段23およびバケット首振り駆動規制手段24を
作動させるための作動信号を出力する規制信号出力手段
27とからなり、規制信号出力手段27は、アームの右
回り旋回角度ΘRと、バケットの右回り旋回角度θRと
の加算値が所定値に達した時、および、アーム5の左回
り旋回角度ΘRとバケット7の左回り旋回角度θLとの
加算値が所定値に達した時に、アーム旋回駆動規制手段
23およびバケット首振り駆動規制手段24に作動信号
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、起伏動自在な伸縮ブ
ームの先端部に、水平旋回駆動自在なアームを取り付
け、このアームの先端部にバケットを首振り駆動自在に
取り付けてなる高所作業車に用いられるバケット干渉防
止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術の説明】この種の高所作業車は、図5〜図
7に示す如く、車両1上に旋回駆動自在に搭載した旋回
台2に起伏駆動自在に取り付けた伸縮ブーム3、伸縮ブ
ーム3の先端部に当該伸縮ブーム3の起伏動に係わらず
常に一定の姿勢を維持するよう取り付けられた姿勢維持
部材4、姿勢維持部材4にその基端部を水平旋回自在に
取り付けられアーム旋回駆動装置6により水平旋回駆動
されるアーム5、および、アーム5の先端部にその基端
部を首振り自在に取り付けられバケット首振り駆動装置
8により首振り駆動されるバケット7とを備えている。
【0003】姿勢維持部材4に対するアーム5の旋回範
囲は、伸縮ブーム3の先端側を経由して当該伸縮ブーム
3の右側に位置する右旋回終端位置Rlim (図6の状
態)と、伸縮ブーム3の左側に位置する左旋回終端位置
Llim (図7の状態)との間に規制されている。そし
て、アーム5を右旋回終端位置Rlim に旋回された状態
でバケット7を適宜首振りさせることでバケット7を伸
縮ブーム3の右側面に沿って近接した右沿接位置(図6
の状態)に位置させることができ、且つ、アーム5を左
旋回終端位置Llim に水平旋回させた状態でバケット7
を適宜首振りさせることでバケット7を伸縮ブーム3の
左側面に沿って近接した左沿接位置(図7の状態)に位
置させることができるようになっている。後述する説明
の都合上、バケット7の右沿接位置において、所定のア
ーム旋回角度検出基準位置(図6および図7ではこの基
準位置として伸縮ブーム3の延長軸線Oを用いている)
からのアームの右回り旋回角度をΘR0、所定のバケッ
ト首振り角度検出基準位置(図6および図7ではこの基
準位置としてアーム5の延長軸線Pを用いている)から
のバケットの右回り首振り角度θR0とする。また、バ
ケット7の左沿接位置において、所定のアーム旋回角度
検出基準位置(図6および図7ではこの基準位置として
伸縮ブーム3の延長軸線Oを用いている)からのアーム
の左回り旋回角度をΘL0、所定のバケット首振り角度
検出基準位置(図6および図7ではこの基準位置として
アーム5の延長軸線Pを用いている)からのバケットの
左回り首振り角度θL0とする。なお、図6および図7
において、S1は、アーム5の右旋回終端位置を定める
ストッパー、S2は、アーム5の左旋回終端位置を定め
るストッパーである。これらのストッパーS1、S2
は、姿勢維持部材4とアーム5間に取り付けられてい
る。しかしながら、アーム5の旋回範囲を右旋回終端位
置Rlim と左旋回終端位置Llim 間に限定するにあた
り、ストッパーS1、S2のような機械的なストッパー
によらず、アーム旋回駆動装置6の動きを油圧的に停止
させるものを用いても良いこと勿論である。
【0004】このように構成した高所作業車は、旋回台
2の旋回駆動、伸縮ブーム3の起伏並びに伸縮駆動、に
加えて、アーム5の水平旋回駆動およびバケット7の首
振り駆動を併用して、バケット7を三次元空間位置を広
範囲に調節できるという効果があり、近年多用されてい
る。
【0005】ところで、この種の高所作業車にあって
は、バケット7を図6に示す右沿接位置から誤って右回
転方向に首振り駆動させた場合、あるいは、アーム5が
右旋回終端位置Rlim に位置していない状態でバケット
7を右回転方向に首振り駆動し当該バケット7の一部が
伸縮ブーム3の右側面に近接させた状態から誤ってアー
ム5を右回転方向に旋回駆動させた場合には、バケット
7が伸縮ブーム3に衝突してバケット7回りを損傷する
という問題がある。
【0006】また、バケット7を図7に示す左沿接位置
から誤って左回転方向に首振り駆動させた場合、あるい
は、アーム5が左旋回終端位置Rlim に位置していない
状態でバケット7を左回転方向に首振り駆動し当該バケ
ット7の一部が伸縮ブーム3の左側面に近接させた状態
から誤ってアーム5を左回転方向に旋回駆動させた場合
には、バケット7が伸縮ブーム3に衝突してバケット7
回りを損傷するという問題がある。
【0007】このため、作業員がアーム5の旋回駆動操
作およびバケット7の首振り駆動操作をする場合、バケ
ット7が伸縮ブーム3と衝突しないよう細心の注意を払
って操作しているが、往々にしてバケット7を伸縮ブー
ム3に衝突させバケット7回りを損傷するという問題が
発生していた。
【0008】
【本発明が解決しようとする問題点】このような問題に
対処するため、バケット7が伸縮ブーム3に近接した時
にアーム旋回駆動装置6およびバケット首振り駆動装置
8によるバケット7の駆動を自動的に停止させるバケッ
ト干渉防止装置が望まれるところであるが、バケット首
振り駆動装置を自動停止させる限界首振り角度と、アー
ム5の旋回駆動装置を自動停止させるための限界旋回角
度とは相関関係を持っており、これら限界首振り角度お
よび限界旋回角度を一義的に定めることができない。従
って、装置が複雑になるという問題に立ち至っていた。
【0009】本発明の高所作業車のバケット干渉防止装
置は、アーム旋回駆動装置6およびバケット首振り駆動
装置8を自動停止させるための限界値として、アーム5
の旋回角度とバケット7の首振り角度の加算値を用いる
ことにより設定すべき限界値の数を極めて少くした簡単
な構成のバケット干渉防止装置を提供しようとするもの
である。
【0010】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ため本発明の高所作業車のバケット干渉防止装置は、以
下の如く構成する。
【0011】(請求項1に係る発明)起伏動自在な伸縮
ブーム3の先端部に、伸縮ブーム3の起伏動に係わらず
常に一定の姿勢を維持するよう取り付けられた姿勢維持
部材4、姿勢維持部材4にその基端部を水平旋回自在に
取り付けられアーム旋回駆動装置6により伸縮ブーム3
の先端側を経由して当該伸縮ブーム3の右側に位置する
右旋回終端位置Rlimと伸縮ブーム3の左側に位置する
左旋回終端位置Llim との間で水平旋回駆動されるアー
ム5、および、アーム5の先端部にその基端部を首振り
自在に取り付けられバケット首振り駆動装置8により首
振り駆動されるバケット7とを備え、アーム5を前記右
旋回終端位置Rlim に水平旋回させた状態でバケット7
を適宜首振りさせることでバケット7を伸縮ブーム3の
右側面に沿って近接した右沿接位置に位置させることが
でき、且つ、アーム5を前記左旋回終端位置Llim に水
平旋回させた状態でバケット7を適宜首振りさせること
でバケット7を伸縮ブーム3の左側面に沿って近接した
左沿接位置に位置させることができるよう構成してなる
高所作業車のバケット干渉防止装置であって、 ・その作動時にアーム旋回駆動装置6によるアーム5の
旋回駆動を不能にするアーム旋回駆動規制手段、 ・その作動時にバケット首振り駆動装置8によるバケッ
ト7の首振りを不能にするバケット首振り駆動規制手
段、 ・姿勢維持部材4に対するアーム5の旋回角度を検出す
るアーム旋回角度検出手段、 ・アーム5に対するバケット7の首振り角度を検出する
バケット首振り角度検出手段、 ・および、これら前記アーム旋回角度検出手段と前記バ
ケット首振り角度検出手段からの検出信号を受け取って
演算し、前記アーム旋回駆動規制手段および前記バケッ
ト首振り駆動規制手段を作動させるための作動信号を出
力する規制信号出力手段とからなり、前記規制信号出力
手段は、所定のアーム旋回角度検出基準位置からのアー
ムの右回り旋回角度と、所定のバケット首振り角度検出
基準位置からのバケットの右回り旋回角度との加算値
が、前記右近接位置における該当加算値に達した時、お
よび、所定のアーム旋回角度検出基準位置からのアーム
の左回り旋回角度と、所定のバケット首振り角度検出基
準位置からのバケットの左回り旋回角度との加算値が、
前記左沿接位置における該当加算値に達した時に、前記
規制信号を出力するよう構成してあることを特徴とする
高所作業車のバケット干渉防止装置。
【0012】(請求項2に係る発明)前記アーム旋回駆
動規制手段は、その作動時にアーム旋回駆動装置6によ
るアームの右旋回駆動を規制する右旋回駆動規制手段
と、その作動時にアーム旋回駆動装置6によるアームの
左旋回駆動を不能にする左旋回駆動規制手段とで構成さ
れており、前記バケット首振り駆動規制手段は、その作
動時にバケット首振り駆動装置8によるバケットの右首
振り駆動を不能にする右首振り駆動規制手段と、その作
動時にバケット首振り駆動装置8によるバケットの左首
振り駆動を不能にする左首振り駆動規制手段とで構成さ
れており、前記規制信号出力手段は、所定のアーム旋回
角度検出基準位置からのアームの右回り旋回角度と、所
定のバケット首振り角度検出基準位置からのバケットの
右回り旋回角度との加算値が、前記右沿接位置における
該当加算値に達した時には、前記右旋回駆動規制手段お
よび前記右首振り駆動規制手段へ作動信号を出力し、所
定のアーム旋回角度検出基準位置からのアームの左回り
旋回角度と、所定のバケット首振り角度検出基準位置か
らのバケットの左回り旋回角度との加算値が、前記左沿
接位置における該当加算値に達した時には、前記左旋回
駆動規制手段および前記左首振り駆動規制手段へ作動信
号を出力するよう構成してあることを特徴とする請求項
1の高所作業車のバケット干渉防止装置。
【0013】
【作用】以上の如く構成した本発明の高所作業車のバケ
ット干渉防止装置によれば、所定のアーム旋回角度検出
基準位置からのアームの右回り旋回角度と、所定のバケ
ット首振り角度検出基準位置からのバケットの右回り旋
回角度との加算値が、バケット7の右沿接位置(伸縮ブ
ーム3の右側面に沿って近接させた位置…図6の状態)
における該当加算値に達した時、および、所定のアーム
旋回角度検出基準位置からのアームの左回り旋回角度
と、所定のバケット首振り角度検出基準位置からのバケ
ットの左回り旋回角度との加算値が、バケット7の左沿
接位置(伸縮ブーム3の左側面に沿って近接させた位置
…図7の状態)における該当加算値に達した時には、ア
ーム旋回駆動規制手段およびバケット首振り駆動規制手
段が作動してアーム5旋回駆動およびバケット7の首振
り駆動が自動的に停止するのである。
【0014】特に、上記請求項2に係るバケット干渉防
止装置においては、所定のアーム旋回角度検出基準位置
からのアームの右回り旋回角度と、所定のバケット首振
り角度検出基準位置からのバケットの右回り旋回角度と
の加算値が、バケット7の右沿接位置(伸縮ブーム3の
右側面に沿って近接させた位置…図6の状態)における
該当加算値に達した時には、右旋回駆動規制手段および
右首振り駆動規制手段が作動してアーム5の右旋回駆動
およびバケット7の右旋回駆動のみが自動的に停止し、
また、所定のアーム旋回角度検出基準位置からのアーム
の左回り旋回角度と、所定のバケット首振り角度検出基
準位置からのバケットの左回り旋回角度との加算値が、
バケット7の左沿接位置(伸縮ブーム3の左側面に沿っ
て近接させた位置…図7の状態)における該当加算値に
達した時には、左旋回駆動規制手段および左首振り駆動
規制手段が作動してアーム5の左旋回駆動およびバケッ
ト7の左旋回駆動のみが自動的に停止するのである。
【0015】ところで、所定のアーム旋回角度検出基準
位置からのアームの右回り旋回角度と、所定のバケット
首振り角度検出基準位置からのバケットの右回り首振り
角度との加算値は、伸縮ブーム3に対するバケットの右
回り回転角度に他ならない。また、所定のアーム旋回角
度検出基準位置からのアームの左回り旋回角度と、所定
のバケット首振り角度検出基準位置からのバケットの左
回り首振り角度との加算値は、伸縮ブーム3に対するバ
ケットの左回り回転角度に他ならない。従って、上記構
成を持つバケット干渉装置は、伸縮ブーム3に対するバ
ケットの右回り回転角度が、右沿接位置におけるそれを
越えることがないようアーム3の右まわり旋回駆動およ
びバケット7の右まわり首振り駆動を自動停止し、伸縮
ブーム3に対するバケットの左回り回転角度が、左沿接
位置におけるそれを越えることがないようアーム3の左
まわり旋回駆動およびバケット7の左まわり首振り駆動
を自動停止させることができるのである。
【0016】このため、このバケット干渉防止装置は、 ・バケット7を図6に示す右沿接位置から誤って右回転
方向に首振り駆動させた場合、あるいは、アーム5が右
旋回終端位置Rlim に位置していない状態でバケット7
を右回転方向に首振り駆動し当該バケット7の一部が伸
縮ブーム3の右側面に近接させた状態から誤ってアーム
5を右回転方向に旋回駆動させた場合には、バケット7
が伸縮ブーム3に衝突する手前でアーム3の旋回駆動お
よびバケット7の首振り駆動を自動停止することができ
るものである。 ・また、バケット7を図7に示す左沿接位置から誤って
左回転方向に首振り駆動させた場合、あるいは、アーム
5が左旋回終端位置Rlim に位置していない状態でバケ
ット7を左回転方向に首振り駆動し当該バケット7の一
部が伸縮ブーム3の左側面に近接させた状態から誤って
アーム5を左回転方向に旋回駆動させた場合には、バケ
ット7が伸縮ブーム3に衝突する手前でアーム5の旋回
駆動およびバケット7の首振り駆動を自動停止すること
ができるものである。
【0017】本発明の高所作業車のバケット干渉防止装
置においては、アーム旋回駆動装置6およびバケット首
振り駆動装置8を自動停止させるための限界値として
は、右沿接位置における、所定のアーム旋回角度検出基
準位置Oからのアームの右回り旋回角度ΘR0と所定の
バケット首振り角度検出基準位置Pからのバケットの右
回り旋回角度θROとの加算値ΘRO+θRO、およ
び、左沿接位置における、所定のアーム旋回角度検出基
準位置Oからのアームの左回り旋回角度ΘL0と所定の
バケット首振り角度検出基準位置Pからのバケットの左
回り旋回角度θLOとの加算値ΘLO+θLOの二つを
記憶しておけば足りるのである。勿論、両加算値の符号
が異なるのみで、その絶対値が同一の場合には、単一の
限界値で対処できるものである。
【0018】
【実施例】以下本発明の高所作業車のバケット干渉防止
装置の実施例を、図1〜図4に基づいて説明する。な
お、図5〜図7に示し上述した従来技術の説明において
用いた符号1〜8については、以下の説明においても同
義のものとして援用する。
【0019】(第1の実施例)図1〜図3に基づいて、
本発明のバケット干渉防止装置の第1の実施例について
説明する。図1において、6はアーム旋回駆動装置、8
はバケット首振り駆動装置を示している。アーム旋回駆
動装置6は、アーム5旋回駆動用の油圧モータ9と、油
圧モータ9の駆動を制御する制御部10とから構成して
いる。制御部10は、電磁切換型の四方向三位置の制御
弁11と、この制御弁11を切換制御するコントローラ
12とから構成されている。そして、コントローラ12
は、バケット7上に配置されアーム5の右旋回駆動、停
止、左旋回駆動を選択的に指示するアーム旋回制御スイ
ッチ13と、このアーム旋回制御スイッチ13の指示に
従って前記制御弁11が切〕られるようアーム旋回制御
スイッチ13と制御弁を接続する電気回路14および1
5で構成している。
【0020】そして、アーム旋回制御スイッチ13を、
右旋回駆動を指示する位置Rに切換えると電気回路14
を経て制御弁11のソレノイド11Rに通電され、制御
弁11が右旋回駆動位置に切り換えられるようになって
いる。また、アーム旋回制御スイッチ13を、左旋回駆
動を指示する位置Lに切換えると電気回路15を経て制
御弁11のソレノイド11Lに通電され、制御弁11が
左旋回駆動位置に切り換えられるようになっている。
【0021】バケット首振り駆動装置8は、バケット7
旋回駆動用の油圧モータ16と、油圧モータ16の駆動
を制御する制御部17とから構成している。制御部17
は、電磁切換型の四方向三位置の制御弁18と、この制
御弁18を切換制御するコントローラ19とから構成さ
れている。そして、コントローラ19は、バケット7上
に配置されバケット7の右首振り駆動、停止、左首振り
駆動を選択的に指示するバケット首振り制御スイッチ2
0と、このバケット首振り制御スイッチ20の指示に従
って前記制御弁18が切換られるようバケット首振り制
御スイッチ20と制御弁18を接続する電気回路21お
よび22で構成している。
【0022】そして、バケット首振り制御スイッチ20
を、右首振り駆動を指示する位置Rに切換えると電気回
路21を経て制御弁18のソレノイド18Rに通電さ
れ、制御弁18が右首振り駆動位置に切り換えられるよ
うになっている。また、バケット首振り制御スイッチ2
0を、左首振り駆動を指示する位置Lに切換えると電気
回路22を経て制御弁18のソレノイド18Lに通電さ
れ、制御弁18が左首振り駆動位置に切り換えられるよ
うになっている。なお、Aは、アーム旋回駆動装置6お
よびバケット首振り駆動装置8のコントローラ12,1
9の電源スイッチである。
【0023】上述したアーム旋回駆動装置6およびバケ
ット首振り駆動装置8は、従来の高所作業車において用
いられているものである。
【0024】図1において、作業車のバケット干渉防止
装置は、アーム旋回駆動規制手段23、バケット首振り
駆動規制手段24、アーム旋回角度検出手段25、バケ
ット首振り角度検出手段26、および、規制信号出力手
段27、とから構成されている。
【0025】前記アーム旋回駆動規制手段23は、その
作動時にアーム旋回駆動装置6によるアーム5の旋回駆
動を不能にするためのものであって、アーム旋回駆動装
置6のコントローラ12における電気回路14,15に
それぞれ介装したb接点型のリレースイッチで構成して
いる。
【0026】前記バケット首振り駆動規制手段24は、
その作動時にバケット首振り駆動装置8によるバケット
7の首振り駆動を不能にするためのものであって、バケ
ット首振り駆動装置8のコントローラ19における電気
回路20,21にそれぞれ介装したb接点型のリレース
イッチで構成している。
【0027】前記アーム旋回角度検出手段25は、姿勢
維持部材4に対するアーム5の旋回角度Θを検出するも
のであって、ポテンショメータで構成している。前記バ
ケット首振り角度検出手段26は、アーム5に対するバ
ケット7の首振り角度θを検出するものであって、ポテ
ンショメータで構成している。
【0028】前記規制信号出力手段27は、アーム旋回
角度検出手段25およびバケット首振り角度検出手段2
6からの検出信号を受け取って演算し、前記アーム旋回
駆動規制手段23およびバケット首振り駆動規制手段2
4へ作動信号aを出力するものである。この例では、演
算を司るマイクロコンピュータと入出力インターフエー
スとから構成している。
【0029】この規制信号出力手段27における演算
を、図2および図3を参照しながら説明すると以下の通
りである。規制信号出力手段27は、アーム旋回角度検
出手段25およびバケット首振り角度検出手段26から
の検出信号を基に、所定のアーム旋回角度検出基準位置
(図2および図3ではこの基準位置として伸縮ブーム3
の延長軸線Oを用いている)からのアームの右回り旋回
角度ΘRと、所定のバケット首振り角度検出基準位置
(図3および図4ではこの基準位置としてアーム5の延
長軸線Pを用いている)からのバケットの右回り首振り
角度θRとの加算値ΘR+θRが、バケット7の右沿接
位置(アーム5を右旋回終端位置Rlim に旋回させた状
態で、バケット7を伸縮ブーム3の右側面に沿って近接
させた位置…図6の状態)おける該当加算値ΘR0+θ
R0に達した時、および、所定のアーム旋回角度検出基
準位置Oからのアームの左回り旋回角度ΘLと、所定の
バケット首振り角度検出基準位置Pからのバケットの左
回り旋回角度θLとの加算値が、左沿接位置(アーム5
を左旋回終端位置Rlim に旋回させた状態で、バケット
7を伸縮ブーム3の左側面に沿って近接させた位置…図
6の状態)における該当加算値ΘLO+θLOに達した
時に、アーム旋回駆動規制手段23とバケット首振り駆
動規制手段24に作動信号を出力するのである。
【0030】規制信号出力手段27からの作動信号によ
り、アーム5の旋回駆動およひバケット7の首振り駆動
が不能となるのである。上記した第1の実施例では、ア
ーム旋回駆動規制手段23およびバケット首振り駆動規
制手段24は、規制信号出力手段27からの作動信号を
受け取った時には、アーム5およびバケット7の左右方
向の回転(旋回、首振り)駆動を停止するようになって
いる。このため、図1に符号Sで示す停止解除スイッチ
を、作動信号回路中に介装し、この解除スイッチSによ
り安全側への復帰駆動を可能にしている。
【0031】(第2の実施例)この第2の実施例では、
図4に示す如く、アーム旋回駆動規制手段23は、その
作動時にアーム旋回駆動装置6によるアームの右旋回駆
動を規制する右旋回駆動規制手段23Rと、その作動時
にアーム旋回駆動装置6によるアームの左旋回駆動を不
能にする左旋回駆動規制手段23Lとで構成されてお
り、前記バケット首振り駆動規制手段24は、その作動
時にバケット首振り駆動装置8によるバケットの右首振
り駆動を不能にする右首振り駆動規制手段24Rと、そ
の作動時にバケット首振り駆動装置8によるバケットの
左首振り駆動を不能にする左首振り駆動規制手段24L
とで構成している。
【0032】そして、規制信号出力手段27は、所定の
アーム旋回角度検出基準位置Oからのアーム5の右回り
旋回角度ΘRと、所定のバケット首振り角度検出基準位
置Pからのバケット7の右回り旋回角度θLとの加算値
ΘR+θRが、右沿接位置(アーム5を右旋回終端位置
Rlim に旋回させた状態で、バケット7を伸縮ブーム3
の右側面に沿って近接させた位置…図6の状態)におけ
る該当加算値ΘR0+θR0に達した時には、右旋回駆
動規制手段23Rおよび前記右首振り駆動規制手段24
Rへ作動信号を出力し、所定のアーム旋回角度検出基準
位置Oからのアーム5の左回り旋回角度ΘLと、所定の
バケット首振り角度検出基準位置Pからのバケット7の
左回り旋回角度θLとの加算値ΘL+θLが、左沿接位
置(アーム5を左旋回終端位置Llim に旋回させた状態
で、バケット7を伸縮ブーム3の左側面に沿って近接さ
せた位置…図7の状態)における該当加算値ΘL0+θ
L0に達した時には、前記左旋回駆動規制手段23Lお
よび前記左首振り駆動規制手段24Lへ作動信号を出力
するよう構成している。
【0033】このように構成した第2の実施例では、限
界位置において、アーム5およびバケット7の危険側へ
の回転駆動(旋回駆動および首振り駆動)のみが規制さ
れるので、上記第1実施例のように安全側への復帰駆動
時に解除スイッチSを設ける必要がないものである。
【0034】
【効果】以上の如く構成し作用する本発明の高所作業車
のバケット干渉防止装置は、アーム旋回駆動装置6およ
びバケット首振り駆動装置8を自動停止させるための限
界値として、アーム5の旋回角度とバケット7の首振り
角度の加算値を用いることにより設定すべき限界値の数
を極めて少くした簡単な構成のバケット干渉防止装置を
提供し得るという優れた効果を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る高所作業車のバケット干渉防止
装置の第1の実施例を示す説明図である。
【図2】 伸縮ブーム3先端部回りの平面視における説
明図である。
【図3】 伸縮ブーム3先端部回りの平面視における説
明図である。
【図4】 本発明に係る高所作業車のバケット干渉防止
装置の第2の実施例を示す説明図である。
【図5】 高所作業車の側面図である。
【図6】 バケット7を右沿接位置に位置させた時の伸
縮ブーム3先端部回りの平面視における説明図である。
【図7】 バケット7を左沿接位置に位置させた時の伸
縮ブーム3先端部回りの平面視における説明図である。
【符号の説明】
1;車両、2;旋回台、3;伸縮ブーム、4;姿勢維持
部材、5;アーム、6;アーム旋回駆動装置、7;バケ
ット、8;バケット首振り駆動装置、9;油圧モータ、
10;制御部、11;制御弁、11R,11L;ソレノ
イド、12;コントローラ、13; アーム旋回制御ス
イッチ、14,15;電気回路、16;油圧モータ、1
7;制御部、18;制御弁、18R,18L;ソレノイ
ド、19;コントローラ、20;バケット首振り制御ス
イッチ、21,22;電気回路、23;アーム旋回駆動
規制手段、23R;右旋回駆動規制手段、23L左旋回
駆動規制手段、24;バケット首振り駆動規制手段 24R;右首振り駆動規制手段、24L;左首振り駆動
規制手段、25;アーム旋回角度検出手段、26;バケ
ット首振り角度検出手段、27;規制信号出力手段、
A;電源スイッチ、Rlim ;アーム5の右旋回終端位
置、Llim ;アーム5の左旋回終端位置、O;アーム旋
回角度検出基準位置、P;バケット首振り角度検出基準
位置、ΘR;基準位置Oからのアーム5の右回り旋回角
度、ΘL;基準位置Oからのアーム5の左回り旋回角
度、θR;基準位置Pからのバケット7の右回り旋回角
度、θL;基準位置Pからのバケット7の左回り旋回角
度、ΘL0;アーム5の右旋回終端位置Rlim における
アーム旋回角度、θL0;アーム5の左旋回終端位置L
lim におけるアーム旋回角度、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起伏動自在な伸縮ブーム3の先端部に、
    伸縮ブーム3の起伏動に係わらず常に一定の姿勢を維持
    するよう取り付けられた姿勢維持部材4、姿勢維持部材
    4にその基端部を水平旋回自在に取り付けられアーム旋
    回駆動装置6により伸縮ブーム3の先端側を経由して当
    該伸縮ブーム3の右側に位置する右旋回終端位置と伸縮
    ブーム3の左側に位置する左旋回終端位置との間で水平
    旋回駆動されるアーム5、および、アーム5の先端部に
    その基端部を首振り自在に取り付けられバケット首振り
    駆動装置8により首振り駆動されるバケット7とを備
    え、アーム5を前記右旋回終端位置に水平旋回させた状
    態でバケット7を適宜首振りさせることでバケット7を
    伸縮ブーム3の右側面に沿って近接した右沿接位置に位
    置させることができ、且つ、アーム5を前記左旋回終端
    位置に水平旋回させた状態でバケット7を適宜首振りさ
    せることでバケット7を伸縮ブーム3の左側面に沿って
    近接した左沿接位置に位置させることができるよう構成
    してなる高所作業車のバケット干渉防止装置であって、 ・その作動時にアーム旋回駆動装置6によるアーム5の
    旋回駆動を不能にするアーム旋回駆動規制手段、 ・その作動時にバケット首振り駆動装置8によるバケッ
    ト7の首振りを不能にするバケット首振り駆動規制手
    段、 ・姿勢維持部材4に対するアーム5の旋回角度を検出す
    るアーム旋回角度検出手段、 ・アーム5に対するバケット7の首振り角度を検出する
    バケット首振り角度検出手段、 ・および、これら前記アーム旋回角度検出手段と前記バ
    ケット首振り角度検出手段からの検出信号を受け取って
    演算し、前記アーム旋回駆動規制手段および前記バケッ
    ト首振り駆動規制手段を作動させるための作動信号を出
    力する規制信号出力手段とからなり、 前記規制信号出力手段は、所定のアーム旋回角度検出基
    準位置からのアームの右回り旋回角度と、所定のバケッ
    ト首振り角度検出基準位置からのバケットの右回り旋回
    角度との加算値が、前記右近接位置における該当加算値
    に達した時、および、所定のアーム旋回角度検出基準位
    置からのアームの左回り旋回角度と、所定のバケット首
    振り角度検出基準位置からのバケットの左回り旋回角度
    との加算値が、前記左沿接位置における該当加算値に達
    した時に、前記規制信号を出力するよう構成してあるこ
    とを特徴とする高所作業車のバケット干渉防止装置。
  2. 【請求項2】 前記アーム旋回駆動規制手段は、その作
    動時にアーム旋回駆動装置6によるアームの右旋回駆動
    を規制する右旋回駆動規制手段と、その作動時にアーム
    旋回駆動装置6によるアームの左旋回駆動を不能にする
    左旋回駆動規制手段とで構成されており、前記バケット
    首振り駆動規制手段は、その作動時にバケット首振り駆
    動装置8によるバケットの右首振り駆動を不能にする右
    首振り駆動規制手段と、その作動時にバケット首振り駆
    動装置8によるバケットの左首振り駆動を不能にする左
    首振り駆動規制手段とで構成されており、 前記規制信号出力手段は、所定のアーム旋回角度検出基
    準位置からのアームの右回り旋回角度と、所定のバケッ
    ト首振り角度検出基準位置からのバケットの右回り旋回
    角度との加算値が、前記右沿接位置における該当加算値
    に達した時には、前記右旋回駆動規制手段および前記右
    首振り駆動規制手段へ作動信号を出力し、所定のアーム
    旋回角度検出基準位置からのアームの左回り旋回角度
    と、所定のバケット首振り角度検出基準位置からのバケ
    ットの左回り旋回角度との加算値が、前記左沿接位置に
    おける該当加算値に達した時には、前記左旋回駆動規制
    手段および前記左首振り駆動規制手段へ作動信号を出力
    するよう構成してあることを特徴とする請求項1の高所
    作業車のバケット干渉防止装置。
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