JP2018111605A - 水平関節プラットフォームアームアセンブリ - Google Patents

水平関節プラットフォームアームアセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】空中デバイスのユーティリティプラットフォームがブームアセンブリに衝突することを機械的に防止する。
【解決手段】空中デバイスは、基部とブームアッセンブリ14と水平関節プラットフォームアーム18とユーティリティプラットフォームアセンブリ16とを含んでいる。水平関節プラットフォームアーム18は水平関節アーム20と回転制限器アセンブリ22とを含み、回転制限器アセンブリ22は、水平関節アーム20の一端とブームアセンブリ14との間に生じる第1の角度と、水平関節アーム20の他端とユーティリティプラットフォームアセンブリ16との間に生じる第2の角度との合計が最大全体角度を超えるのを機械的に妨げることで、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16とブームアッセンブリ14との衝突を防止する。
【選択図】図2

Description

背景
1.分野
本発明の実施形態は、空中デバイス及びユーティリティプラットフォームに関するものである。より具体的には、本発明の実施形態は、プラットフォーム関節アームに関するものである。
2.関連技術
公共施設作業者は、アクセスできない場所に到達するために空中デバイスを用いている。この空中デバイスは、一般的に、ブームの遠位端にユーティリティプラットフォームが接続されたブームアセンブリを含んでいる。1人以上の公共施設作業者がユーティリティプラットフォーム内に立つ。公共施設作業者は、典型的には、設置、修理、又はメンテナンスのために架空電力線や電源コンポーネントにアクセスするために空中デバイスを用いる。密集した都会の環境や木が生い茂った環境などの環境においては、公共施設作業者が電源コンポーネントにアクセスできる方向にユーティリティプラットフォームを巧みに操ることが難しい。これは、これらの密集した環境は、正確な配置を要求し、ある地上の位置からのみアクセスできる場合があるからである。
ユーティリティプラットフォームを回転できるようにすることにより、ユーティリティプラットフォームがこれらの離れた位置にある密集した場所にアクセス可能となる。しかしながら、ユーティリティプラットフォームを回転できるようにすることにより、ユーティリティプラットフォームが回転しすぎてブームに衝突し、ユーティリティプラットフォーム、ブーム、あるいはその両方にダメージを与える可能性があるという問題が生じる。従来技術に欠けていたものは、過度の回転を防止しつつ、ユーティリティプラットフォームの回転を許容するシステムである。
概要
本発明の実施形態は、水平関節プラットフォームアームアセンブリを提供することにより上述した問題を解決するものである。この水平関節プラットフォームアームアセンブリは、ユーティリティプラットフォームが数多くの中間位置に回転することを許容するが、ユーティリティプラットフォームがブームに衝突することを回転制限器を介して機械的に防止するものである。
本発明の第1の実施形態は、水平関節プラットフォームアームアセンブリに向けられている。この水平関節プラットフォームアームアセンブリは、水平関節アームと回転制限器とを含んでいる。上記水平関節アームは、近位端と遠位端とを有している。上記水平関節アームの上記近位端は、ブームアセンブリに旋回可能に取り付けられるように構成され、上記水平関節アームの上記遠位端は、ユーティリティプラットフォームアセンブリに旋回可能に取り付けられるように構成される。上記水平関節アームは、整列配置に置かれるように構成される。第1の角度は、上記近位端と上記ブームアセンブリとの間における上記整列配置からの偏位であり、第2の角度は、上記遠位端と上記ユーティリティプラットフォームアセンブリとの間における上記整列配置からの偏位である。上記回転制限器アセンブリは、上記第1の角度と上記第2の角度の合計が最大全体角度を超えることを機械的に防止するように構成される。
本発明の第2の実施形態は、水平関節アームが最大全体角度を超えることを防止するように構成される回転制限器に向けられている。この回転制限器は、近位角度検出器、遠位角度検出器、及びカットオフバルブアセンブリを備えている。上記近位角度検出器は、上記水平関節アームとブームアセンブリとの間の第1の角度を検出するように構成される。上記遠位角度検出器は、上記水平関節アームとユーティリティプラットフォームアセンブリとの間の第2の角度を検出するように構成される。上記カットオフバルブアセンブリは、作動された際に、上記ユーティリティプラットフォームアセンブリの移動を妨げるように構成される。上記カットオフバルブアセンブリは、上記第1の角度と上記第2の角度の合計が最大全体角度を超えた場合に上記カットオフバルブアセンブリが作動されるように上記遠位角度検出器及び上記近位角度検出器と関連付けられる。
本発明の第3の実施形態は、水平関節アームと回転制限器とを備える水平関節プラットフォームアームアセンブリに向けられている。上記水平関節アームは、近位端と遠位端とを有する。上記水平関節アームの上記近位端は、ブームアセンブリに旋回可能に取り付けられるように構成され、上記水平関節アームの上記遠位端は、ユーティリティプラットフォームアセンブリに旋回可能に取り付けられるように構成される。上記水平関節アームは、整列配置に置かれるように構成される。第1の角度は、上記近位端と上記ブームアセンブリとの間における上記整列配置からの偏位であり、第2の角度は、上記遠位端と上記ユーティリティプラットフォームアセンブリとの間における上記整列配置からの偏位である。上記回転制限器アセンブリは、上記第1の角度と上記第2の角度の合計が最大全体角度を超えることを機械的に防止するように構成される。上記回転制限器アセンブリは、上記第1の角度を検出するように構成される近位角度検出器と、上記第2の角度を検出するように構成される遠位角度検出器と、作動された際に、上記ユーティリティプラットフォームアセンブリの移動を妨げるように構成されるカットオフバルブアセンブリと、上記遠位角度検出器及び上記近位角度検出器の周囲に取り付けられるバンドとを備える。上記カットオフバルブアセンブリは、上記第1の角度と上記第2の角度の合計が上記最大全体角度を超えた場合に上記カットオフバルブアセンブリが作動されるように上記遠位角度検出器及び上記近位角度検出器と関連付けられる。
本発明の第4の実施形態は、ブームと水平関節プラットフォームアームとを含むブームアセンブリに向けられている。本発明の第5の実施形態は、ユーティリティプラットフォームと水平関節プラットフォームアームとを含むユーティリティプラットフォームアセンブリに向けられている。本発明の第6の実施形態は、基部と、ブームアセンブリと、ユーティリティプラットフォームアセンブリと、水平関節プラットフォームアームとを含む空中デバイスに向けられている。本発明の第7の実施形態は、水平関節プラットフォームアームを制御する方法に向けられている。本発明の第8の実施形態は、ブームアセンブリとユーティリティプラットフォームアセンブリとの間に関節プラットフォーム水平関節アームを設置する方法に向けられている。
この概要は、以下の詳細な説明でさらに述べられる概念を抽出したものを簡略化した形で紹介するために提供されるものである。この概要は、特許請求の範囲に記載された主題の重要な特徴又は必要不可欠な特徴を特定することを意図するものではなく、また、特許請求の範囲に記載された主題の範囲を制限するために使用されることを意図するものでもない。本発明の他の側面及び利点は、以下の実施形態についての詳細な説明と添付した図面から明らかになるであろう。
以下に、本発明の実施形態が添付された以下の図面を参照して詳細に説明される。
図1は、ブームアセンブリ、ユーティリティプラットフォームアセンブリ、及び水平関節プラットフォームアームを有する空中デバイスの周囲環境図である。
図2は、図1のブームアセンブリ、ユーティリティプラットフォームアセンブリ、及び水平関節プラットフォームアームの斜視図である。
図3は、水平関節プラットフォームアームを介したブームアセンブリに対するユーティリティプラットフォームアセンブリの様々な方向と位置を示す上面図である。
図4は、水平関節プラットフォームアームの斜視図である。
図5は、プラットフォーム水平関節アームアセンブリの回転制限器の斜視図である。
図6は、図5の回転制限器の分解図である。
これらの図面は、本発明を本明細書に開示され述べられる特定の実施形態に限定するものではない。これらの図面は、必ずしも縮尺通りではなく、本発明の原理を明確に図示するように強調されている。
詳細な説明
以下の詳細な説明は、本発明を実施することができる特定の実施形態を図示する添付図面を参照するものである。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施することができる程度に十分に詳細に本発明の側面を述べることを意図するものである。本発明の範囲を逸脱することなく、他の実施形態を利用することができ、変更が可能である。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味に捉えるべきではない。本発明の範囲は、添付した特許請求の範囲が有するすべての均等物の範囲とともに、この特許請求の範囲によってのみ画定されるものである。
この説明においては、「一実施形態」、「ある実施形態」、又は「実施形態」に対する言及は、言及された単一又は複数の特徴が当該技術の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味している。この説明における「一実施形態」、「ある実施形態」、又は「実施形態」に対する別個の言及は、必ずしも同一の実施形態について言及しているものではなく、互いに排他的であると述べておらず、さらに/あるいはこの説明から当業者が容易に理解できるものでない場合には、互いに排他的なものでもない。例えば、一実施形態において述べられた特徴、構造、動作などは、他の実施形態に含まれることもあるが、必ずしも含まれるものではない。このように、本技術は、本明細書に述べられた実施形態の様々な組み合わせ及び/又は統合を含み得る。
本発明の様々な実施形態に従い構成される空中デバイス10が図1に示されている。この空中デバイス10は、概して、基部を含んでおり、この基部にはブームアセンブリ14が回転可能に搭載されている。公共施設作業者による作業を完了させるための空中プラットフォームを提供するユーティリティプラットフォームアセンブリ16がブームアセンブリ14に配置されている。ブームアセンブリ14とユーティリティプラットフォームアセンブリ16との間に水平関節プラットフォームアーム18が配置されている。この水平関節プラットフォームアーム18は、水平関節アーム20と回転制限器22とを含んでいる。水平関節プラットフォームアーム18は、(図3において示され、後述するような)ブームアセンブリ14に対する幅広い構成をユーティリティプラットフォームアセンブリ16に与える。水平関節プラットフォームアーム18の構成要素及び動作について説明する前に、本発明の一実施形態についての例示的利用分野として空中デバイス10の他の構成要素を説明する。また、本発明の実施形態は、ブームアセンブリ14に関連付けられた他の道具及びツールとともに利用できることは理解すべきである。
空中デバイス10の基部12は、選択的に安定化されたプラットフォームである。本発明の実施形態においては、基部12は、(図1に示されているような)小型トラック24、クレーン基部12、油田掘削装置、土工用機械、又は固定構造である。基部12は、ブームアセンブリ14により支持される負荷に対する安定性とカウンタウェイトを提供する。また、基部12は、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16の移動に動力を与える油圧動力系統、空気圧動力系統、電力系統、又は他の系統(図示せず)を提供する。
ブームアセンブリ14は、概して、外側ブーム部26アセンブリと、少なくとも1つの内側ブーム部28とを含んでいる。図1に示されるように、ブームアセンブリ14の一実施形態は、少なくとも1つのピボットブーム部30をさらに含んでいてもよい。ブームアセンブリ14は、近位端32と遠位端34とを有する。近位端32は、基部12のブーム旋回塔36に回転可能及び/又は旋回可能に取り付けられている。遠位端34は、水平関節プラットフォームアーム18及び/又はユーティリティプラットフォームアセンブリ16に取り付けられている。少なくとも1つの内側ブーム部28は、少なくとも部分的に外側ブーム部26アセンブリの内部に配置されている。少なくとも1つの内側ブーム部28は、外側ブーム部26アセンブリに対して伸縮自在に嵌まり込んでいる。ピボットブーム部30は、他のブーム部に対して伸縮自在に嵌まり込んでいない。その代わりに、ピボットブーム部30は、基部12を中心として回転し、外側ブーム部26は、ピボットブーム部30に対して旋回及び/又は回転する。ピボットブーム部30を用いることにより、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16が所定の領域に到達することが可能となり、作業環境における障害物を避けることが可能となる。
図2に最も良く示されているように、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16は、少なくとも1人の公共施設作業者がそこから作業できるような高い面を提供する。図1及び図3に示されるように、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16の実施形態は、併せてキャビティ42を形成する4つのバケット側壁38とバケット床部40とを含んでいる(図2に最も良く示されている)。また、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16は、少なくとも1つのバケット側壁の上部に沿ってバケットリップ44を有していてもよい。ユーティリティプラットフォームアセンブリ16は、バケット側壁38のうちの少なくとも1つの側壁に、公共施設作業者を出入り可能とするための段部46及び/又はドア(図示せず)をさらに含んでいてもよい。また、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16は、手すり(図示せず)を備えていてもよい。ユーティリティプラットフォームアセンブリ16の4つのバケット側壁38とバケット床部40は、キャビティ42を形成している。4つのバケット側壁38は、単一のものであってもよく、すなわち、単一の一体構造から形成されていてもよく、あるいは、互いに連結されていてもよい。連続するバケット側壁38の間及び/又はバケット側壁38とバケット床部40との間は丸められていてもよく、アーチ状であってもよい。
ある実施形態では、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16は、実質的に矩形状の水平断面を有している。このため、対向するバケット側壁38のうち2つのバケット側壁は、他の2つの対向するバケット側壁38よりも広い幅を有し得る。図5に示されるような他の実施形態では、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16は、実質的に正方形状の水平断面を有している。ユーティリティプラットフォームアセンブリ16の他の実施形態は、水平断面に関して、楕円形状、円形状、D字形状、三角形状、台形状、菱形状、又は他の四辺形状などの他の形状を有していてもよい。
本発明の実施形態においては、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16は、図2に最も良く示されているように、1組の上側ブームコントロール48をさらに備えている。この1組の上側ブームコントロール48は、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16及び/又はブームアセンブリ14を所望の位置及び構成に移動するように、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16内に立っている作業者により操作されるように構成されている。実施形態においては、1組の上側ブームコントロール48は、1組の油圧ライン(図示せず)により油圧流体の形態により供給される油圧動力を利用する。水平関節プラットフォームアーム18は、1組の上側ブームコントロール48(及び/又はこれに関連付けられた油圧アクチュエータ)に対して利用できる動力流体を除去し、再誘導し、あるいは低減して、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16がブームアセンブリ14又は他のコンポーネントに衝突することを防止してもよい。
本発明の実施形態においては、ブームアセンブリ14及び/又はユーティリティプラットフォームアセンブリ16は、作業ジブ(図示せず)をさらに備えている。作業ジブは、ブームアセンブリ14の遠位端34に配置されている。作業ジブは、作業者が望むように物体を持ち上げたり他の作業を行ったりするように構成されている。作業ジブは、ブームアセンブリ14に旋回可能に取り付けられたジブアームを有している。負荷に取り付けられるように下げられるように、あるいは他の作業を行うように負荷ラインがジブアームから延びている。
次に、水平関節プラットフォームアーム18をより詳細に説明する。本発明の実施形態においては、水平関節プラットフォームアーム18により、ブームアセンブリ14に対して、従来のユーティリティプラットフォームアセンブリ16で可能なものよりも多くの位置及び方向にユーティリティプラットフォームアセンブリ16を配置することが可能になる。これらの付加的な位置及び方向により、作業者は、作業を行うために所望の位置及び/又は方向にユーティリティプラットフォームアセンブリ16を位置決めするように、障害物を避けたり通過したりして到達することが可能となる。一例として、作業者は、密集した都会の環境における2つのビルの間でユーティリティプラットフォームアセンブリ16を巧みに操ることができる。他の例として、作業者は、ユーティリティポールにアクセスするように木の周囲でユーティリティプラットフォームアセンブリ16を巧みに操ることができる。
従来のユーティリティプラットフォームアセンブリは、ブームアセンブリ14に対して単一の旋回軸を中心として旋回する。これに対して、水平関節プラットフォームアーム18は、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16をその周りに回転させるために、水平関節アーム20により分離された少なくとも2つの旋回軸を提供する。これは、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16を操作する際により大きな制御力と柔軟性を作業者に提供する。また、動作可能となれば作業者はユーティリティプラットフォームアセンブリ16の位置と方向に対してより大きな制御力を有しているので、作業者が空中デバイス10の基部12を正確に配置しなければならないのが軽減される場合がある。
本発明の実施形態においては、水平関節プラットフォームアーム18は、図4に最も良く示されているように、水平関節アーム20と回転制限器22とを有している。水平関節アーム20は、上述した2つの回転軸の間を横方向に分離する。また、水平関節アーム20は、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16及び/又はブームアセンブリ14上に配置された他の道具に対する構造的な支持を提供している。回転制限器22は、最大全体角度を超える回転を防止する。最大全体角度は、水平関節プラットフォームアーム18がブームアセンブリ14に衝突するのを防止する水平関節プラットフォームアーム18の2つの角度の合計である。実施形態においては、回転制限器22は、(以下に詳述するように)いずれの角度も最大全体角度の半分を超えることを許容するが、その合計が最大全体角度を超えることを防止する。したがって、回転制限器22は、2つの角度を選択する際に柔軟性を作業者に与える。
水平関節アーム20は、近位端52と遠位端54とを有する細長部材50である。ある実施形態では、水平関節アーム20は、ポリマー又は他の絶縁材料から形成され、空中デバイス10の水平関節アーム20、ブームアセンブリ14、及び基部12を通じた放電を防止又は低減するようになっている。水平関節アーム20の近位端52は、ブームアセンブリ14に旋回可能に取り付けられるように構成されている。本発明の実施形態においては、近位端52は、プラットフォームレベラ56でブームアセンブリ14に旋回可能に取り付けられる。プラットフォームレベラ56は、ブームアセンブリ14の角度にかかわらず、プラットフォームが実質的にプラットフォームレベラ56と同一の高さのままになることを保証するブームアセンブリ14のコンポーネントである。水平関節アーム20の近位端52をプラットフォームレベラ56に取り付けることにより、移動中に水平関節アーム20が実質的に同一の高さのままとなることが保証される。これにより、移動を作業者が理解できるように簡略化することができ、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16の配置に対してより大きな制御力が作業者に与えられる。本発明の他の実施形態においては、プラットフォームレベラ56が水平関節アーム20の遠位端54に取り付けられるか、プラットフォームレベラ56が水平関節アーム20から独立している。
水平関節アーム20の近位端52は、近位ピボット58を介してプラットフォームレベラ56(又はブームアセンブリ14の他のコンポーネント)に旋回可能に取り付けられている。近位ピボット58により、水平関節アーム20がプラットフォームレベラ56に対して回転することが可能となる。また、近位ピボット58は、(図1に示されるような)初期設定の整列配置に対して近位ピボット58が旋回する角度を(以下に述べるように)決定することができるように、回転制限器22に関連付けられている。
水平関節アーム20の遠位端54は、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16に旋回可能に取り付けられるように構成されている。本発明の実施形態においては、水平関節アーム20の遠位端54は、プラットフォームヨーク60でユーティリティプラットフォームアセンブリ16に旋回可能に取り付けられている。プラットフォームヨーク60は、これに対する旋回を許容するように水平関節アーム20を取り付けるように構成されている。プラットフォームヨーク60は、第1の延出部62と第2の延出部64と遠位ピボット66とを含み得る。遠位ピボット66は、第1の延出部62、水平関節アーム20内の開口(図示せず)、及び第2の延出部64を貫通して横切る。また、遠位ピボット66は、初期設定の整列配置に対して遠位ピボット66が旋回する角度を(以下に述べるように)決定することができるように、回転制限器22に関連付けられている。
水平関節アーム20は、図3に示されるような整列配置に置かれるように構成されている。図3は、水平関節プラットフォームアーム18を介してユーティリティプラットフォームアセンブリ16が置かれ得る数々の位置を示している。図3においては、A、B、C、D、及びEとラベルが付された5つの方向が示されている。それぞれを順番に説明する。図示された方向は、水平関節アーム20及び/又はユーティリティプラットフォームアセンブリ16をそれぞれの旋回軸を中心として旋回させることにより得られる。
方向Aは、整列配置にあるユーティリティプラットフォームアセンブリ16を図示している。整列配置においては、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16、水平関節アーム20、及びブームアセンブリ14は、実質的に同軸上に整列されている。図示された他の方向において、第1の角度αは、近位端52とブームアセンブリ14との間で整列配置から偏位しており、さらに/あるいは、第2の角度βは、水平関節アームの遠位端とユーティリティプラットフォームアセンブリ16との間で整列配置から偏位している。
方向Bは、第1の角度がゼロ(例えば整列配置)であり、第2の角度が(図3においてラベルが付され、図示された例では約120度である)最大の第2の角度であるユーティリティプラットフォームアセンブリ16を図示している。最大の第2の角度は、第1の角度にかかわらず、水平関節アーム20に対して許容される最大偏位角である。理解されるように、最大の第2の角度は、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16の角部68が水平関節アーム20に衝突することを防止している。最大の第2の角度は、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16、プラットフォームヨーク60、水平関節アーム20、又は他のコンポーネントに関連付けられた機械的ストッパにより実現される。この機械的ストッパは、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16が最大の第2の角度を超えることを物理的に防止する。また、機械的ストッパの例は、ロータリアクチュエータ内のストロークの端部を含み得る。
方向Cは、第1の角度が(図3においてラベルが付され、図示された例では約125度である)最大の第1の角度であり、第2の角度がゼロ(例えば整列配置)であるユーティリティプラットフォームアセンブリ16を図示している。最大の第1の角度は、第2の角度にかかわらず、ブームアセンブリ14に対して許容される最大偏位角である。理解されるように、最大の第1の角度は、水平関節アーム20が(プラットフォームレベラ56のような)ブームアセンブリ14の角部70に衝突することを防止している。最大の第1の角度は、水平関節アーム20、プラットフォームレベラ56、ブームアセンブリ14、又は他のコンポーネントに関連付けられた機械的ストッパにより実現される。この機械的ストッパは、水平関節アーム20が最大の第1の角度を超えることを物理的に防止する。
最大の第1の角度及び最大の第2の角度は、それぞれのコンポーネントの幾何的構成により決定される独立した値であることに留意すべきである。これらの図示された例示的実施形態においては、約125度が最大の第1の角度であり、約120度が最大の第2の角度である。しかしながら、種々のコンポーネントの他の寸法、形状、及び偏位により、最大の第1の角度及び最大の第2の角度が異なる値になり得ることは理解すべきである。例えば、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16が、(ユーティリティプラットフォームアセンブリ16が水平関節アーム20に衝突する角部68を有さないか、角部68が小さくなるような)実質的に涙滴形状又は楕円形状である場合には、最大の第2の角度は、図示されているものよりも大きくてもよい。他の例としては、ブームアセンブリ14が図示されているものより大きい場合には、最大の第1の角度を小さくしてもよい。
方向D及び方向Eは、2つの例示的な最大全体角度におけるユーティリティプラットフォームアセンブリ16を図示している。上述したように、最大全体角度は、第1の角度と第2の角度の合計である。本発明の実施形態においては、最大全体角度は、最大の第1の角度と最大の第2の角度の合計よりも小さい。例えば、最大全体角度は、(方向Dにおいて示されているように)最大の第2の角度と最大の第1の角度未満の第1の角度であってもよい。他の例としては、最大全体角度は、(方向Eにおいて示されているように)最大の第1の角度と最大の第2の角度未満の第2の角度であってもよい。さらに他の例としては、最大全体角度は、最大の第1の角度未満の第1の角度と最大の第2の角度未満の第2の角度であってもよい(図示せず)。例示的に図示した最大全体角度は、約180度であり得る。それぞれの最大の角度と同様に、本発明の実施形態は、種々のコンポーネントの相対的なサイズ、幾何的配置、及び偏位に基づいて、他の最大全体角度を用いてもよい。
したがって、最大全体角度は、ブームアセンブリ14に衝突するユーティリティプラットフォームアセンブリ16に関連付けられている。そのため、回転制限器22は、(図3に示されているような)揺動領域にわたってユーティリティプラットフォームアセンブリ16の自由な運動を許容しつつ、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16がブームアセンブリ14と衝突することを防止する。揺動領域は、例示的な水平関節アーム20と回転制限器22とともに考えられる、ブームに対してユーティリティプラットフォームアセンブリ16が取り得る位置を示している。本発明の他の実施形態では揺動領域の他のサイズや形状も考えられることは理解すべきである。
ここで、回転制限器22をより詳細に説明する。回転制限器22は、図5及び図6に最も良く示されている。本発明のいくつかの実施形態においては、回転制限器22が、回転制限器22を保護するハウジング内に配置されていてもよいことは理解すべきである。簡略化のため、ハウジングはいずれの図(すなわち図1、図2、又は図4)にも示されていない。回転制限器22は、第1の角度と第2の角度の合計が最大全体角度を超えることを機械的に防止するように構成されている。本発明のある実施形態においては、回転制限器22は、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16及び/又は水平関節プラットフォームアーム18に対する油圧動力を遮断することにより、上記合計が最大全体角度を超えることを防止している。この油圧動力の遮断は、油圧流体を油圧タンクに戻すように油圧バルブを開くことにより行うことができる。したがって、回転制限器22は、第1の角度と第2の角度の合計が最大全体角度を超えることを機械的に防止するように構成されている。
本発明の実施形態においては、図4〜図6に最も良く示されているように、回転制限器22は、近位角度検出器72と、遠位角度検出器74と、カットオフバルブアセンブリ76と、バンド78とを備えている。近位角度検出器72は、第1の角度を検出するように構成されている。遠位角度検出器74は、第2の角度を検出するように構成されている。カットオフバルブアセンブリ76は、作動しているときに、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16の移動を妨げるように構成されている。ある実施形態では、カットオフバルブアセンブリ76は、第1の角度と第2の角度の合計が最大全体角度を超えた場合にカットオフバルブアセンブリ76が作動されるように遠位角度検出器74及び近位角度検出器72に関連付けられている。バンド78は、遠位角度検出器74及び近位角度検出器72の周囲に取り付けられている。
図4に最も良く示されているように、近位角度検出器72は、水平関節アーム20とブームアセンブリ14との間の第1の角度を検出するように構成されている。本発明の実施形態においては、近位角度検出器72は、近位スプロケット80と、近位ポスト82と、ブームインタフェイスブラケット84とを備えている。近位スプロケット80は、バンド78の少なくとも一部をその周囲で受けるように構成されている。近位スプロケット80は、バンド78と相互に結びつくように構成される一連の突起86を有していてもよい。近位スプロケット80は、その周囲で回転するバンド78、又はその周囲で回転する水平関節アーム20、又はその双方に関連して回転し得る。
近位ポスト82は、近位スプロケット80に対して軸方向に整列され、近位スプロケット80に取り付けられている。近位ポスト82は、ブームアセンブリ14に対する水平関節アーム20の回転(上述した第1の角度)を近位スプロケット80の対応する回転に変換する。近位ポスト82は、ブームアセンブリ14に対する(上述したような)旋回軸を水平関節アーム20に与えるものである。本発明の実施形態においては、近位ポスト82は、近位ポスト82の下端にオピニング(opining)88を含んでいてもよい。オピニング88は、留め具90を受け入れて、近位角度検出器72の他のコンポーネントに近位ポスト82を取り付けるように構成されている。
近位角度検出器72は、近位スプロケット80の下方に配置された近位バンドサポート92をさらに備えていてもよい。近位バンドサポート92は、バンド78を近位スプロケット80の位置に合わせ、近位スプロケット80に接触し続けるものである。近位角度検出器72は、(後述するように)カットオフバルブアセンブリ76のカムホイール96を支持するように構成されたカムマウント94をさらに備えていてもよい。カムマウント94は、1組の留め具90を受け入れる1組の開口98を有していてもよい。留め具90は、カムホイール96をカムマウント94に取り付け、カムホイール96を近位ポスト82及び近位スプロケット80の位置に合わせ続けるものである。他の実施形態では、カムマウント94及びカムホイール96は、遠位角度検出器74に関連付けられていてもよい。
ブームインタフェイスブラケット84は、ブームアセンブリ14(及び/又はプラットフォームレベラ56のようなブームアセンブリ14のコンポーネント)に関連付けられている。本発明の実施形態においては、近位ポスト82は、近位ポスト82が水平関節アーム20とともに回転するように水平関節アーム20に固定的に取り付けられている。水平関節アーム20が第1の角度だけ回転すると、近位ポスト82及び近位スプロケット80は第1の角度だけ回転する。したがって、ブームインタフェイスブラケット84は、水平関節アーム20及び/又はカットオフバルブアセンブリ76の少なくとも一部における近位角度検出器72に近接する位置に近位ポスト82を取り付けてもよい(後述する)。
図4に最も良く示されているように、遠位角度検出器74は、水平関節アーム20とユーティリティプラットフォームアセンブリ16との間の第2の角度を検出するように構成されている。本発明の実施形態においては、遠位角度検出器74は、遠位スプロケット100と、遠位ポスト102と、プラットフォームインタフェイスブラケット104とを備えている。遠位スプロケット100は、バンド78の少なくとも一部をその周囲で受けるように構成されている。遠位スプロケット100は、バンド78と相互に結びつくように構成される一連の突起86を有していてもよい。遠位スプロケット100は、その周囲で回転するバンド78、又はその周囲で回転するユーティリティプラットフォームアセンブリ16、又はその双方に関連して回転し得る。
遠位ポスト102は、遠位スプロケット100と軸方向に整列され、遠位スプロケット100に取り付けられている。遠位ポスト102は、水平関節アーム20に対するユーティリティプラットフォームアセンブリ16の回転(上述した第2の角度)を遠位スプロケット100の対応する回転に変換する。遠位ポスト102は、水平関節アーム20に対する(上述したような)旋回軸をユーティリティプラットフォームアセンブリ16に与えるものである。本発明の実施形態においては、遠位ポスト102は、遠位ポスト102の下端にオピニング88を含んでいてもよい。オピニング88は、留め具90を受け入れて、(後述するような遠位バンドサポート106のような)遠位角度検出器74の他のコンポーネントに遠位ポスト102を取り付けるように構成されている。遠位角度検出器74は、遠位スプロケット100の下方に配置された遠位バンドサポート106をさらに備えていてもよい。遠位バンドサポート106は、バンド78を遠位スプロケット100の位置に合わせ、遠位スプロケット100に接触し続けるものである
プラットフォームインタフェイスブラケット104は、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16(及び/又はプラットフォームヨーク60のようなユーティリティプラットフォームアセンブリ16のコンポーネント)に関連付けられている。本発明の実施形態においては、遠位ポスト102は、遠位ポスト102がユーティリティプラットフォームアセンブリ16とともに回転するようにユーティリティプラットフォームアセンブリ16に固定的に取り付けられている。ユーティリティプラットフォームアセンブリ16が第2の角度だけ回転すると、遠位ポスト102及び遠位スプロケット100は第2の角度だけ回転する。したがって、プラットフォームインタフェイスブラケット104は、水平関節アーム20及び/又はカットオフバルブアセンブリ76の少なくとも一部における遠位角度検出器74に近接する位置に遠位ポスト102を取り付けてもよい(後述する)。
ここで、図5及び図6に最も良く示されているように、バンド78をより詳細に説明する。バンド78は、遠位角度検出器74及び近位角度検出器72の周囲に取り付けられている(あるいはこれらに関連付けられている)。本発明の実施形態においては、バンド78は、遠位角度検出器74の遠位スプロケット100及び近位角度検出器72の近位スプロケット80の周囲に取り付けられている。バンド78は、角度検出器72,74の少なくとも一方のそれぞれの位置を伝達するものである。ある実施形態では、バンド78は、第2の角度を近位角度検出器72に機械的に伝達する。ある実施形態では、バンド78は、遠位スプロケット100の第2の角度に少なくとも部分的に基づいて近位スプロケット80の角度に影響を及ぼすことによって機械的に伝達する。この機械的伝達を用いて、第1の角度と第2の角度の合計が最大全体角度を超えているか否かを決定する(以下に詳述する)。
本発明の実施形態においては、バンド78は、実質的に連続したループ(図示せず)である。これらの実施形態においては、バンド78は、バンド78がそれぞれ2つのスプロケットにくっつくような伸縮性のあるものであってもよく、収縮性のあるものであってもよい。絶縁されていない本発明の実施形態においては、簡略化のために、あるいは、連続したループが絶縁材料で形成されている実施形態においては、連続したループを用いてもよい。
本発明の他の実施形態においては、バンド78は、2つの可撓性のあるセグメント108と、2つの剛性のあるセグメント110とを含んでいる。2つ剛性のあるセグメント110は、互いに反対側に配置され、2つの可撓性のあるセグメント108はそれらの間であって互いに反対側に配置されている。このように、バンド78は、それぞれ2つのスプロケット80,100の周囲に配置された場合に概略錠剤形状をなす。スプロケットが回転する角度は、(上述した)それぞれの機械的ストッパにより制限されるので、剛性のあるセグメント110は、それぞれ2つの可撓性のあるセグメント108の間に配置されていてもよい。可撓性のあるセグメント108は、(ロープ、チェーン、ポリマー、又はゴムのような)任意の可撓性のある材料から形成され得る。
本発明の実施形態においては、バンド78は、(第1の可撓性のあるセグメント108である)第1のチェーン112と、(第2の可撓性のあるセグメント108である)第2のチェーン114と、第1のチェーン112と第2のチェーン114との間の右側に配置された(第1の剛性のあるセグメント110である)第1の絶縁ロッド116と、第1のチェーン112と第2のチェーン114との間の左側に配置された(第2の剛性のあるセグメント110である)第2の絶縁ロッド118とを含んでいる。第1のチェーン112は、近位角度検出器72の近位スプロケット80の周囲に取り付けられるように構成されている。第2のチェーン114は、遠位角度検出器74の遠位スプロケット100の周囲に取り付けられるように構成されている。本発明の実施形態においては、第1のチェーン112及び第2のチェーン114は、金属から形成され、標準的な自転車のチェーンに類似するものであり(それぞれのスプロケットは標準的な自転車のギアに類似している)、第1の絶縁ロッド116及び第2の絶縁ロッド118は、少なくとも部分的にポリマーから形成される。
本発明の実施形態においては、第1の絶縁ロッド116及び第2の絶縁のそれぞれは、ロッドキャップ120と、ロッドセグメント122と、ロッドボルトキャップ124と、寸法調整ボルト126と、ボルトキャップ128とを含んでいる。ロッドセグメント122は、ポリマー又は他の絶縁材料から形成され、バンド78を介した放電を防止している。ロッドキャップ120、ロッドボルトキャップ124、寸法調整ボルト126、及びボルトキャップ128は、それぞれ金属から形成されていてもよい。ロッドセグメント122は、ロッドキャップ120とロッドボルトキャップ124との間に配置され、そこにずっと取り付けられていてもよい。寸法調整ボルト126は、ロッドボルトキャップ124とボルトキャップ128との間に配置されている。寸法調整ボルト126は、ロッドボルトキャップ124及びボルトキャップ128の一方又は両方に回転挿入されるように構成されている。このため、作業者又は設置者は、寸法調整ボルト126及び/又は関連するナット130を回転させてバンド78の張り具合を所望のものにすることができる。また、作業者又は設置者は、寸法調整ボルト126をロッドボルトキャップ124及びボルトキャップ128の一方又は両方に取り付けることにより、近位角度検出器72及び近位角度検出器72の周囲にバンド78を据え付けることができる。
ここで、図5及び図5に最も良く示されているように、カットオフバルブアセンブリ76について詳細に説明する。カットオフバルブアセンブリ76は、作動されたときにユーティリティプラットフォームアセンブリ16の移動を妨げるように構成されている。様々な実施形態においては、カットオフバルブアセンブリ76は、油圧動力、空気圧動力、電力を遮断することにより、あるいは機械的ストッパを適用することにより作動する。カットオフバルブアセンブリ76は、近位角度検出器72及び遠位角度検出器74と(直接的又は間接的に)機械的に連結される。カットオフバルブアセンブリ76は、第1の角度と第2の角度の合計が最大全体角度を超える場合にカットオフバルブアセンブリ76が作動するように遠位角度検出器74及び近位角度検出器72に関連付けられている。カットオフバルブアセンブリ76は、これに関連付けられたアクチュエータ132によって作動され、このアクチュエータ132は、回転制限器22の他のコンポーネントによって作動される。アクチュエータ132は、押し下げられ、旋回され、接触され、あるいは作動されるように、カットオフバルブアセンブリ76から突出している。
本発明のある実施形態においては、カットオフバルブアセンブリ76は、カムホイール96とバルブアセンブリ134とを含んでいる。カムホイール96は、後述するように、バルブアセンブリ134に対して全体角度(例えば、第1の角度と第2の角度との合計)回転する。カムホイール96は、カムホイール96の回転が最大全体角度に達するか最大全体角度に近づいたときに、バルブアセンブリ134を作動させる(あるいはバルブアセンブリ134に指示を与える)。右回りの回転又は左回りの回転のいずれかで最大全体角度に達したときに、カムホイール96がバルブアセンブリ134を作動させることを理解すべきである。また、様々なコンポーネントの相対的な幾何学的構成及び対称性に応じて、左回りの最大全体角度が右回りの最大全体角度と異なっていてもよいことは理解すべきである。
カムホイール96は、カムマウント94に固定的に取り付けられている。これに加えてあるいはこれに代えて、カムホイール96は、近位ポスト82に固定的に取り付けられていてもよい。本発明の実施形態においては、カムホイール96は、円筒状の壁を有するような略ディスク形状である。カムホイール96は、水平関節アーム20と連係して回転軸を中心として回転する。カムホイール96は、バルブアセンブリ134に隣接しているか、あるいはバルブアセンブリ134に関連付けられており、カムホイール96は、カムホイール96(そして拡大解釈するとユーティリティプラットフォームアセンブリ16)が最大全体角度にあることをバルブアセンブリ134に示すように作動するか、あるいはこれをバルブアセンブリ134に示すことができる。
本発明の実施形態においては、カムホイール96は、少なくとも1つのカム突起136を有している。カム突起136sは、カムホイール96がバルブアセンブリ134に対して最大全体角度だけ回転するときに、バルブアセンブリ134のアクチュエータ132を作動させるように構成されている。カム突起136sは、カムホイール96の円筒状の壁から半径方向に延びている。カム突起136sは、円筒状の壁上の最大全体角度に関連付けられた位置に位置している。例えば、カム突起136sは、カムホイール96に対する初期設定の整列方向から最大全体角度だけ離れて位置していてもよい。ある実施形態では、カム突起136sは、カスタマイズ可能であり、設置者は、水平関節プラットフォームアーム18を設置しようとしている空中デバイス10に適切な最大全体角度を選択することができる。
ここで、バルブアセンブリ134をより詳細に説明する。バルブアセンブリ134は、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16への動力を遮断するか、あるいは、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16のさらなる回転を拘束するように構成されている。ある実施形態では、バルブアセンブリ134は、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16の(最大全体角度から離れるような)他の移動を許容しつつ、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16が最大全体角度を超えて移動することを妨げるように動力を遮断するだけでもよい。他の実施形態では、バルブアセンブリ134は、1組の下側ブームコントロール又は他の二次制御システムが最大全体角度の範囲外でユーティリティプラットフォームアセンブリ16を移動させなければならないように、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16に対するすべての動力を遮断してもよい。本発明の実施形態においては、バルブアセンブリ134は、少なくとも1つのアクチュエータ132を含んでいる。
本発明の実施形態においては、バルブアセンブリ134は、左側バルブハウジング138と右側バルブハウジング140とを含んでいる。左側バルブハウジング138は、最大全体角度を超えた左回りの回転を検出する。右側バルブハウジング140は、最大全体角度を超えた右回りの回転を検出する。左側バルブハウジング138は、左回りに最大全体角度に達するか、あるいはこれを超える場合にユーティリティプラットフォームアセンブリ16の移動を妨げるように、ブームインタフェイスブラケット84の左側142に取り付けられている。左側バルブハウジング138は、左側カム突起136によって作動される。右側バルブハウジング140は、右回りに最大全体角度に達するか、あるいはこれを超える場合にユーティリティプラットフォームアセンブリ16の移動を妨げるように、ブームインタフェイスブラケット84の右側144に取り付けられている。右側バルブハウジング140は、右側カム突起136によって作動される。
他の実施形態では、図示はしないが、バルブアセンブリ134は、2つの突起が延びる単一のバルブハウジングを含んでいる。それぞれのカム突起136sが最大全体角度に達するか、これを超えた場合に、カム突起136が2つの突起のそれぞれを乗り越えてもよい。どちらの突起を乗り越えるかに応じて、その方向の連続的な移動に対する油圧動力又は空気圧動力が、(その方向のさらなる移動を妨げるように)弱められるか、あるいは開放される。
バルブハウジングは、作動流体交換部146と、内部バルブ(図示せず)と、ダンプ出口148とを含んでいる。典型的には、(例えば、バルブアセンブリ124が作動していないときには)油圧流体は、バルブを通過してダンプ出口に出ない。これにより、油圧流体を利用することが可能となる。油圧流体がアクチュエータへの途中でカットオフバルブを通過しないように、カットオフバルブへの油圧ラインはアクチュエータへのメイン油圧ラインから始まる。バルブアセンブリ134が作動すると、油圧流体の少なくとも一部がダンプ出口148を介して出るように内部バルブが移動する。ダンプ出口148は、油圧流体を油圧動力システムに関連付けられたタンクに戻す。内部バルブが開くと、作動流体交換部146に取り付けられた油圧ラインから油圧の少なくとも一部が開放される。この圧力損失は、油圧流体が(ユーティリティプラットフォームアセンブリ16をブームアセンブリ14内に移動し続けることのような)付加的な仕事を行うのにうまく利用されるのを妨げる。
ここで、本発明の様々な方法を説明する。水平関節プラットフォームアーム18を制御する方法は、以下のステップを含み得る。ユーティリティプラットフォームアセンブリ16が最大全体角度に達した又は最大全体角度を超えたことを示すことを受け取り、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16から動力流体を開放するようにバルブを開け、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16がもはや最大全体角度に達しなくなった又は最大全体角度を超えなくなったことを示すことを受けてバルブを閉める。ブームアセンブリ14とユーティリティプラットフォームアセンブリ16との間に水平関節プラットフォームアーム18を設置する方法は、以下のステップを含み得る。水平関節プラットフォームアーム18の近位端52をブームアセンブリ14の遠位端34にプラットフォームレベラ56などで取り付け、水平関節アーム20の遠位端54をユーティリティプラットフォームアセンブリ16にプラットフォームヨーク60などで取り付け、水平関節プラットフォームアーム18の近位角度検出器72及び遠位角度検出器74の周囲にバンド78を取り付け、水平関節プラットフォームアーム18のバルブアセンブリ134が、ユーティリティプラットフォームアセンブリ16が最大全体角度を超えた際に油圧流体をタンクに送るように構成されるように、1組の油圧ラインを空中デバイス10の基部12とユーティリティプラットフォームアセンブリ16の双方から水平関節プラットフォームアーム18に取り付ける。
添付した図面に示された実施形態を参照して本発明を述べてきたが、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲を逸脱することなく、本明細書において均等物を利用することができ、代替物を作ることができることに留意すべきである。このように、本発明の様々な実施形態について述べてきたが、新しいと主張され、特許により保護が求められているものは、以下のものを含む。
添付した図面に示された実施形態を参照して本発明を述べてきたが、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲を逸脱することなく、本明細書において均等物を利用することができ、代替物を作ることができることに留意すべきである。
このように、本発明の様々な実施形態について述べてきたが、新しいと主張され、特許により保護が求められているものは、以下のものを含む。
本発明の実施形態においては、第1の絶縁ロッド116及び第2の絶縁ロッド118のそれぞれは、ロッドキャップ120と、ロッドセグメント122と、ロッドボルトキャップ124と、寸法調整ボルト126と、ボルトキャップ128とを含んでいる。ロッドセグメント122は、ポリマー又は他の絶縁材料から形成され、バンド78を介した放電を防止している。ロッドキャップ120、ロッドボルトキャップ124、寸法調整ボルト126、及びボルトキャップ128は、それぞれ金属から形成されていてもよい。ロッドセグメント122は、ロッドキャップ120とロッドボルトキャップ124との間に配置され、そこにずっと取り付けられていてもよい。寸法調整ボルト126は、ロッドボルトキャップ124とボルトキャップ128との間に配置されている。寸法調整ボルト126は、ロッドボルトキャップ124及びボルトキャップ128の一方又は両方に回転挿入されるように構成されている。このため、作業者又は設置者は、寸法調整ボルト126及び/又は関連するナット130を回転させてバンド78の張り具合を所望のものにすることができる。また、作業者又は設置者は、寸法調整ボルト126をロッドボルトキャップ124及びボルトキャップ128の一方又は両方に取り付けることにより、近位角度検出器72及び遠位角度検出器74の周囲にバンド78を据え付けることができる。
本発明の実施形態においては、カムホイール96は、少なくとも1つのカム突起136を有している。カム突起136は、カムホイール96がバルブアセンブリ134に対して最大全体角度だけ回転するときに、バルブアセンブリ134のアクチュエータ132を作動させるように構成されている。カム突起136は、カムホイール96の円筒状の壁から半径方向に延びている。カム突起136は、円筒状の壁上の最大全体角度に関連付けられた位置に位置している。例えば、カム突起136は、カムホイール96に対する初期設定の整列方向から最大全体角度だけ離れて位置していてもよい。ある実施形態では、カム突起136は、カスタマイズ可能であり、設置者は、水平関節プラットフォームアーム18を設置しようとしている空中デバイス10に適切な最大全体角度を選択することができる。
他の実施形態では、図示はしないが、バルブアセンブリ134は、2つの突起が延びる単一のバルブハウジングを含んでいる。それぞれのカム突起136が最大全体角度に達するか、これを超えた場合に、カム突起136が2つの突起のそれぞれを乗り越えてもよい。どちらの突起を乗り越えるかに応じて、その方向の連続的な移動に対する油圧動力又は空気圧動力が、(その方向のさらなる移動を妨げるように)弱められるか、あるいは開放される。
バルブハウジングは、作動流体交換部146と、内部バルブ(図示せず)と、ダンプ出口148とを含んでいる。典型的には、(例えば、バルブアセンブリ134が作動していないときには)油圧流体は、バルブを通過してダンプ出口に出ない。これにより、油圧流体を利用することが可能となる。油圧流体がアクチュエータへの途中でカットオフバルブを通過しないように、カットオフバルブへの油圧ラインはアクチュエータへのメイン油圧ラインから始まる。バルブアセンブリ134が作動すると、油圧流体の少なくとも一部がダンプ出口148を介して出るように内部バルブが移動する。ダンプ出口148は、油圧流体を油圧動力システムに関連付けられたタンクに戻す。内部バルブが開くと、作動流体交換部146に取り付けられた油圧ラインから油圧の少なくとも一部が開放される。この圧力損失は、油圧流体が(ユーティリティプラットフォームアセンブリ16をブームアセンブリ14内に移動し続けることのような)付加的な仕事を行うのにうまく利用されるのを妨げる。

Claims (20)

  1. 近位端と遠位端とを有する水平関節アームを備え、
    前記水平関節アームの前記近位端は、ブームアセンブリに旋回可能に取り付けられるように構成され、
    前記水平関節アームの前記遠位端は、ユーティリティプラットフォームアセンブリに旋回可能に取り付けられるように構成され、
    前記水平関節アームは、整列配置に置かれるように構成され、
    第1の角度は、前記近位端と前記ブームアセンブリとの間における前記整列配置からの偏位であり、
    第2の角度は、前記遠位端と前記ユーティリティプラットフォームアセンブリとの間における前記整列配置からの偏位であり、
    前記第1の角度と前記第2の角度の合計が最大全体角度を超えることを機械的に防止するように構成される回転制限器アセンブリを備える、
    水平関節プラットフォームアーム。
  2. 前記水平関節アームは、実質的に水平な平面の周りを回転するように構成される、請求項1の関節プラットフォーム水平関節アーム。
  3. 前記最大全体角度は、前記ユーティリティプラットフォームアセンブリが前記ブームアセンブリに衝突することに関連付けられており、
    前記回転制限器は、前記ユーティリティプラットフォームアセンブリが前記ブームアセンブリに衝突することを防止する、
    請求項1の関節プラットフォーム水平関節アーム。
  4. 前記水平関節アームは、前記整列配置から最大近位角度まで前記ブームアセンブリに対して回転するように構成され、
    前記水平関節アームは、前記ユーティリティプラットフォームアセンブリが前記整列配置から最大遠位角度まで前記水平関節アームに対して回転することを許容するように構成される、
    請求項1の関節プラットフォーム水平関節アーム。
  5. 前記最大近位角度は、前記最大遠位角度と実質的に等しい、請求項4の関節プラットフォーム水平関節アーム。
  6. 前記最大全体角度は、前記最大近位角度と前記最大遠位角度の合計よりも小さい、請求項4の関節プラットフォーム水平関節アーム。
  7. 前記回転制限器は、
    前記第1の角度を検出するように構成される近位角度検出器と、
    前記第2の角度を検出するように構成される遠位角度検出器と、
    作動された際に、前記ユーティリティプラットフォームアセンブリの移動を妨げるように構成されるカットオフバルブアセンブリと
    を備え、
    前記カットオフバルブアセンブリは、前記第1の角度と前記第2の角度の合計が前記最大全体角度を超えた場合に前記カットオフバルブアセンブリが作動されるように前記遠位角度検出器及び前記近位角度検出器と関連付けられる、
    請求項1の関節プラットフォーム水平関節アーム。
  8. 前記回転制限器は、
    前記遠位角度検出器及び前記近位角度検出器の周囲に取り付けられるバンド
    をさらに備え、
    前記バンドは、前記第2の角度を前記近位角度検出器に機械的に伝達する、
    請求項7の関節プラットフォーム水平関節アーム。
  9. 水平関節アームが最大全体角度を超えることを防止するように構成される回転制限器であって、
    前記水平関節アームとブームアセンブリとの間の第1の角度を検出するように構成される近位角度検出器と、
    前記水平関節アームとユーティリティプラットフォームアセンブリとの間の第2の角度を検出するように構成される遠位角度検出器と、
    作動された際に、前記ユーティリティプラットフォームアセンブリの移動を妨げるように構成されるカットオフバルブアセンブリと
    を備え、
    前記カットオフバルブアセンブリは、前記第1の角度と前記第2の角度の合計が最大全体角度を超えた場合に前記カットオフバルブアセンブリが作動されるように前記遠位角度検出器及び前記近位角度検出器と関連付けられる、
    回転制限器
  10. 前記遠位角度検出器及び前記近位角度検出器の周囲に取り付けられるバンド
    をさらに備える、請求項9の回転制限器。
  11. 前記バンドは、前記第2の角度を前記近位角度検出器に機械的に伝達する、請求項10の回転制限器。
  12. 前記バンドは、
    第1のチェーンと、
    第2のチェーンと、
    前記第1のチェーンと前記第2のチェーンとの間で右側に配置される第1の絶縁ロッドと、
    前記第1のチェーンと前記第2のチェーンとの間で左側に配置される第2の絶縁ロッドと
    を備え、
    前記第1のチェーン、前記第1の絶縁ロッド、前記第2のチェーン、及び前記第2の絶縁ロッドは、細長い円形形状を形成する、
    請求項10の回転制限器。
  13. 前記第1のチェーンは、前記近位角度検出器の近位スプロケットの周囲に取り付けられるように構成され、
    前記第2のチェーンは、前記遠位角度検出器の遠位スプロケットの周囲に取り付けられるように構成される、
    請求項12の回転制御器。
  14. 前記遠位角度検出器は、
    その周囲に前記バンドの少なくとも一部を受け入れるように構成される遠位スプロケットと、
    前記遠位スプロケットに対して軸方向に整列され、前記遠位スプロケットに取り付けられる遠位ポストと、
    前記ユーティリティプラットフォームアセンブリに関連付けられるプラットフォームインタフェイスブラケットと
    を備える、
    請求項10の回転制限器。
  15. 前記遠位ポストは、前記遠位ポストが前記ユーティリティプラットフォームアセンブリとともに回転するように前記プラットフォームインタフェイスブラケットに固定的に取り付けられ、
    前記ユーティリティプラットフォームアセンブリが前記第2の角度だけ回転すると、前記遠位ポスト及び前記遠位スプロケットは前記第2の角度だけ回転する、
    請求項14の回転制限器。
  16. 前記近位角度検出器は、
    その周囲に前記バンドの少なくとも一部を受け入れるように構成される近位スプロケットと、
    前記遠位スプロケットに対して軸方向に整列され、前記遠位スプロケットに取り付けられる近位ポストと、
    前記ブームアセンブリに関連付けられるブームインタフェイスブラケットと
    を備える、
    請求項10の回転制限器。
  17. 前記近位ポストは、前記近位ポストが前記水平関節アームとともに回転するように前記水平関節アームに固定的に取り付けられ、
    前記水平関節アームが前記第1の角度だけ回転すると、前記近位ポスト及び前記近位スプロケットは前記第1の角度だけ回転する、
    請求項16の回転制限器。
  18. 前記カットオフバルブアセンブリは、
    前記近位ポストに固定的に取り付けられ、カム突起を有するカムホイールと、
    前記ブームインタフェイスブラケットに取り付けられるバルブアセンブリと
    を備え、
    前記バルブアセンブリは、該バルブアセンブリから延びるバルブ突起であって、前記カムホイールの前記カム突起によって作動されるように構成されるバルブ突起を含む、
    請求項16の回転制限器。
  19. 前記バルブアセンブリは左側のバルブハウジングであり、前記カム突起は第1のカム突起であり、
    前記左側のバルブハウジングは、右回りに前記最大全体角度を超えるときに前記ユーティリティプラットフォームの移動を妨げるように前記ブームインタフェイスブラケットの左側に取り付けられ、
    前記左側のバルブハウジングは、前記第1のカム突起により作動され、
    前記カットオフバルブアセンブリは、
    前記ブームインタフェイスの右側に取り付けられる右側のバルブハウジング
    をさらに備え、
    前記右側のバルブハウジングは、左回りに前記最大全体角度を超えるときに前記ユーティリティプラットフォームアセンブリの移動を妨げるように構成され、
    前記右側のバルブハウジングは、前記第2のカム突起により作動される、
    請求項18の回転制限器。
  20. 近位端と遠位端とを有する水平関節アームを備え、
    前記水平関節アームの前記近位端は、ブームアセンブリに旋回可能に取り付けられるように構成され、
    前記水平関節アームの前記遠位端は、ユーティリティプラットフォームアセンブリに旋回可能に取り付けられるように構成され、
    前記水平関節アームは、整列配置に置かれるように構成され、
    第1の角度は、前記近位端と前記ブームアセンブリとの間における前記整列配置からの偏位であり、
    第2の角度は、前記遠位端と前記ユーティリティプラットフォームアセンブリとの間における前記整列配置からの偏位であり、
    前記第1の角度と前記第2の角度の合計が最大全体角度を超えることを機械的に防止するように構成される回転制限器アセンブリを備え、
    前記回転制限器アセンブリは、
    前記第1の角度を検出するように構成される近位角度検出器と、
    前記第2の角度を検出するように構成される遠位角度検出器と、
    作動された際に、前記ユーティリティプラットフォームアセンブリの移動を妨げるように構成されるカットオフバルブアセンブリと
    を備え、
    前記カットオフバルブアセンブリは、前記第1の角度と前記第2の角度の合計が前記最大全体角度を超えた場合に前記カットオフバルブアセンブリが作動されるように前記遠位角度検出器及び前記近位角度検出器と関連付けられ、
    前記回転制限器アセンブリは、
    前記遠位角度検出器及び前記近位角度検出器の周囲に取り付けられるバンド
    を備える、
    水平関節プラットフォームアーム。
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