JPH0338489Y2 - - Google Patents

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JPH0338489Y2
JPH0338489Y2 JP9641485U JP9641485U JPH0338489Y2 JP H0338489 Y2 JPH0338489 Y2 JP H0338489Y2 JP 9641485 U JP9641485 U JP 9641485U JP 9641485 U JP9641485 U JP 9641485U JP H0338489 Y2 JPH0338489 Y2 JP H0338489Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は油圧アクチユエータを使用した油圧駆
動装置に関するものである。
(従来技術) 油圧駆動装置を備えた作業装置、例えば第1図
に示す如く油圧駆動装置によつて屈伸及び旋回せ
しめられるブーム3の先端3aに照明用のライト
アツセンブリ7を取付けてなる照明車Zにおいて
は、トラツク1の車体フレーム2上に搭載した発
電機ユニツト21から取り出された給電ケーブル
23をそのままブーム3の側方に沿わせて該ブー
ム先端3aのライトアツセンブリ7に導くように
しているため、例えば該ブーム3を旋回座12を
中心として全旋回(360゜の連続旋回)させた場合
には、該ブーム3を支持するポスト11部分に給
電ケーブル23が捲き付き、場合によつては該給
電ケーブル23の破断事故につながるおそれがあ
る。
このような問題は、この種の照明車のみなら
ず、例えばトラツクの車体フレーム上に旋回動自
在に取付けられたブームに側方にコンクリート圧
送用ホースを配置したコンクリートポンプ車等の
作業装置においても同様である。
このため、この種の作業装置においては、従来
よりブームの旋回範囲を適宜に規制しもつて相対
変位するブームと車体フレームとの間に跨つて配
設される給電ケーブルあるいは圧送用ホース等の
破損を未然に防止する規制手段が設けられてい
る。
この種の規制手段のうち、代表的なものとして
は、ブーム3及びこれを支持するポスト11を一
体的に旋回動自在に支持する旋回座12部分に配
置されて該旋回座12に旋回駆動力を付与せしめ
る旋回用駆動装置として油圧モータを用いたもの
において、該油圧モータの油圧回路中に、操作レ
バーの変位を受けて油圧モータの作動を制御する
制御弁とソレノイド駆動式のアンロード弁とを設
け、上記旋回座の旋回角が所定角度になつたとき
これをリミツトスイツチで検知し、該リミツトス
イツチからの制御信号によつて上記アンロード弁
を作動させて該旋回座の旋回動作を強制的に停止
させるようにしたものがある。
ところが、このようなリミツトスイツチとアン
ロード弁との組合わせによる規制手段では、 (1) 油圧回路が急速にアンロードされるため、旋
回座の停止(即ち、ブームの旋回停止)に伴う
旋回慣性力によるシヨツクが大きく、装置各部
の過大な応力負荷を招くおそれがある、 (2) 比較的高価なリミツトスイツチとアンロード
弁を使用するところから装置がコストアツプと
なり且つ構造も複雑化する、 (3) また、旋回規制位置が近づいたことを操作す
る作業者が事前に知ることができれば、予じめ
該旋回規制位置付近において旋回速度を緩めて
アンロード弁の作動に伴うシヨツクを緩和し得
るわけであるが、この従来構造のものにおいて
は事前に旋回規制位置への接近を知ることがで
きないため有効なシヨツク緩和対策を講じるこ
とができない、 等の問題がある。
(考案の目的) 本考案は上記従来技術の項で指摘した問題点を
解決又は改善しようとするもで、油圧アクチユエ
ータによつて被駆動部材を駆動するとともに、油
圧アクチユエータの作動を該被駆動部材の移動位
置に応じて強制的に停止させるようにした油圧駆
動装置において、 (1) 油圧アクチユエータの作動停止に伴うシヨツ
クが少なく、 (2) 構造が簡単で且つ安価であり、 (3) しかも油圧アクチユエータの停止を事前に感
知できる、 ようにすることを目的とするものである。
(目的を達成するための手段) 本考案は上記の目的を達成するための手段とし
て、基台と該基台に対して相対変位自在に取付け
られた可動部材とを適宜に相対変位させるための
油圧アクチユエータと、上記基台に取付けられて
該油圧アクチユエータの作動を制御する制御弁と
を備えるとともに、上記制御弁が、操作レバーの
操作力を受けて上記油圧アクチユエータを作動さ
せる作動位置と該油圧アクチユエータの作動を停
止させる中立位置とに択一的に位置決めされる手
動弁で構成された油圧駆動装置において、上記基
台と可動部材の間に、上記制御弁に連動連結され
て上記操作レバーによる該制御弁の切換操作に連
動して適宜に変位せしめられる基台側係合部材
と、上記可動部材側に設けられて上記基台側係合
部材に対して該可動部材の変位方向において係合
することにより該可動部材の変位を上記基台側係
合部材に伝達して該基台側係合部材をして上記制
御弁を作動位置から中立位置に強制的に位置変更
せしめる如く作用する可動部材側係合部材よりな
る規制手段を設けたものである。
(作用) 本考案では上記の手段によつて、 (1) 基台に対して可動部材を油圧アクチユエータ
の駆動力によつて相対変位させている状態にお
いて、基台と可動部材との相対位置が所定位置
に達すると、規制手段が該可動部材の変位に連
動して自動的に作動して制御弁を該可動部材の
変位力によつて強制的に作動位置から中立位置
側に切換えるため、該可動部材の作動状態から
の停止動作が、油圧アクチユエータの作動をソ
レノイド式のアンロード弁によつて切換える場
合の如く瞬間的に行われる(即ち、急減速状
態)のではなく、徐々に行われる(緩減速の実
現)、 (2) また基台と可動部材との相対変位に伴つて規
制手段の基台側係合部材と可動部材側係合部材
とが相対変位方向において相互に係合し、さら
にその係合状態が進行するに従つて制御弁が作
動位置から中立位置に徐々に切換えられるが、
その場合、該基台側係合部材と可動部材側係合
部材との係合時の衝撃が、両者の係合開始信号
として操作レバーを介して作業者に直接伝達さ
れるため、作業者は基台と可動部材との相対位
置が予じめ定めた規制位置(たとえば許容最大
旋回角)付近に達したことを事前にしかも的確
に感知できる、 等の作用が得られる。
(実施例) 以下、第1図ないし第5図を参照し、第1図の
照明車Zに本考案を適用した場合を実施例として
説明する。
(:構成) 第1図には本考案の実施例に係る油圧駆動装置
をブーム旋回機構に組込んだ照明車Zが示されて
おり、同図において符号1はトラツク、2は車体
フレーム、3はベースブーム4とセカンドブーム
5とトツプブーム6よりなる3段屈曲式ブーム、
7は該ブーム3の先端部3aに取付けられた照明
用のライトアツセンブリである。又、符号21は
発電機ユニツト、22は油圧ユニツト、23は発
電機ユニツト21と上記ライトアツセンブリ7の
間に配設された給電ケーブルである。
このブーム3は、旋回座12を介してトラツク
1側の固定フレーム13に対して旋回動自在に支
持されたポスト11の先端部11aに起伏動自在
に取付けられている。
尚、このブーム3の旋回即ち、旋回座12の旋
回駆動は、第2図及び第7図に示す如く該旋回座
12部分に取付けられた油圧モータ36の駆動力
によつて行われる。又、この油圧モータ36の回
転制御と、上記ブーム3の各屈曲用油圧シリンダ
18A,18B,18C,18Dの伸縮制御並び
に前側アウトリガ14と後側アウトリガ17の制
御は、該前側アウトリガ14の側部に配置した操
作レバーユニツト30の各操作レバーの傾動操作
によつて行われる。即ち、これを油圧モータ制御
部について略述すれば、第2図及び第3図に示す
如く前側アウトリガ14の一側端部に固定配置し
たスプール式手動制御弁31を操作レバー32に
よつて作動位置(右旋回位置と左旋回位置)と中
立位置とに切換えることにより行われる。又、こ
の場合、制御弁31の制御を車体の両側で行える
ように、該制御弁31は車幅方向に向けて配置さ
れるロツド33Cを介して反対側に配置された他
方の操作レバー(図示省略)に連結されている
(尚、このような左右一対の操作レバーを連動連
結するロツドは第5図において符号33Aないし
33Cで示す如く各操作レバー毎に多段列設状態
で配置されている。)従つて、操作レバー32の
回動操作(矢印R−L方向)により、油圧モータ
36が右あるいは左回転してポスト11とともに
ブーム3が矢印R′−L′方向に旋回動せしめられる
と同時に、ロツド33Cは車幅方向(矢印A−B
方向)に進退変位せしめられることとなる。
尚、この実施例においては、固定フレーム13
を含むトラツク1側部分が実用新案登録請求の範
囲中の基台Pに該当し、また旋回座12により旋
回動自在に支持されたポスト11、ブーム3等が
実用新案登録請求の範囲中の可動部材Qに該当す
ることになる。
ところで、この照明車Zにおいては、給電ケー
ブル23が車体フレーム2上の発電機ユニツト2
1と該車体フレーム2に対して旋回動自在に支持
されたブーム3との間に張設配置されているた
め、ブーム3が全旋回すると該給電ケーブル23
がブーム3あるいはポスト11に捲きついて損傷
し、場合によつては破断事故に至るおそれのある
ことは既述の通りである。従つて、この給電ケー
ブル23の損傷を招くことなくしかも可及的に広
範囲の旋回角度が得られるようにするためには、
ブーム3の旋回範囲を第1図及び第2図に示す如
くブーム3を車体後方に延出させた状態(以下の
説明においてはこの時のブーム3の旋回位置を中
立旋回位置という)から、右方向に約180゜、左方
向に約180゜の範囲内に規定することが望ましい。
このため、この実施例においては本考案を適用
して基台Pを構成する前側アウトリガ14と可動
部材Qを構成するポスト11との間にブーム3の
旋回角を上記設定範囲に規制するための規制手段
Xを設けている。
規制手段Xは、第2図ないし第5図に示す如
く、ブーム3の軸方向に合致する如くポスト11
の外周縁部から外方に向けて延設配置した適宜長
さの延出杆(実用新案登録請求の範囲中の可動部
材側係合部材に該当する)と、前側アウトリガ1
4側に上下方向に向けて立設配置された係合軸
(実用新案登録請求の範囲中の基台側係合部材に
該当する)とを有している。
この係合軸45は、前側アウトリガ14から車
体前方側に向けて延設した支持基台41に立設固
定された支軸42を支点として回動自在とされた
筒体43にブラケツト44,44を介して固定さ
れている。また、この筒体43の上記支軸42を
挟んで上記係合軸45に対向する位置には、ブラ
ケツト46,46が突設されている。さらに、こ
のブラケツト46,46は、連結ピン48を介し
て上記ロツド33Cに突設したブラケツト47に
係合せしめられている。従つて、上記係合軸45
は、操作レバー32の回動操作に連動してロツド
33Cが軸方向(矢印A−B方向)に進退変位す
るとき、第4図において鎖線図示(符号45′,
45″)する如く左右方向(矢印C−D方向)に
回動せしめられることとなる。尚、この係合軸4
5の回動支点となる支軸42は、第2図に示す如
くブーム3を中立旋回位置に位置決めした状態に
おけるブーム軸心線L上でしかも旋回中心をはさ
んで延出杆39と対向する位置に配置される。
又、上記制御弁31が中立位置に設定されている
時には、係合軸45と支軸42と連結ピン48は
上記ブーム軸心線L上に一列に配置される(以
下、この状態における係合軸45の位置を中立回
動位置という)。従つて、第4図に示す如くロツ
ド33Cが中立位置から矢印A方向(即ち、ブー
ム3を矢印L′方向に旋回させる方向)に移動した
場には、係合軸45′は上記軸心線Lよりも適宜
寸法だけ矢印B側に位置し(以下、この時の係合
軸45の位置を第1回動位置という)、またロツ
ド33Cが中立位置より矢印B方向(即ち、ブー
ム3を矢印R′方向に旋回させる方向)に移動し
た場合には、係合軸45″は上記ブーム軸心線L
よりも適宜寸法だけ矢印A側に位置することとな
る。即ち、操作レバー32が左右どちらかの作動
位置に位置決めされている場合には、上記係合軸
45は必ず上記ブーム軸心線Lよりも適宜寸法だ
けブーム3の旋回方向に対向する側に偏位せしめ
られることになる。
(:作動並びにその作用) 続いて、この照明車Zのブーム3の旋回動並び
にこれに伴う規制手段Xによる旋回動作規制作用
を、ブーム3をその中立旋回位置から矢印L′方向
に旋回させる場合を例にとつて説明する。
ブーム3の矢印L′方向への旋回は、作業者が操
作レバー32をその中立位置(第2図実線図示位
置あるいは第3図鎖線図示位置、符号32′)か
ら矢印L方向に傾動操作して制御弁31を中立位
置から作動位置(右旋回位置)に位置決めし且つ
そのまま保持することにより行われる。
このブーム旋回時には、ロツド33Cが中立位
置から矢印A方向に移動し係合軸45は第4図に
おいて鎖線図示(符号45′)で示す第1回動位
置に位置決めされている。
旋回動作が進行して第3図に示す如くブーム3
が車体前方側近くまで旋回せしめられると、先ず
第4図において鎖線図示(符号39′)する如く
ブーム3と一体的に旋回してきた延出杆39′が
その旋回方向において第1回動位置に位置決めさ
れている係合軸45′に当接し、該係合軸45′を
その中立回動位置側に移動させる如く作用する。
この時、該延出杆39と係合軸45との当接時
における衝撃がロツド33C及び制御弁31のス
プールを介して操作レバー32に伝達される。従
つて、作業者はブーム3の旋回位置に注目せずに
その旋回操作を行つていた時でも操作レバー32
に伝達された衝撃を直に手で感知することにより
ブーム3が最大旋回角付近に達したことを知るこ
とができる。従つて、作業者が操作レバー32に
対する操作力を弱めることにより、制御弁31
は、そのスプールの戻しスプリングによる復帰力
と上記延出杆39を介して係合軸45に負荷され
るブーム3の慣性力による作動位置から中立位置
への復帰力とにより、スムーズに且つ所定の作動
時間をもつて(即ち、瞬間的でなく)作動位置か
ら中立位置に位置決めされ、大きなシヨツクを伴
うことなくブーム3の旋回動作が停止される。
このように規制手段Xが作動してブーム3の旋
回動作が停止された状態においては、ほぼ中立回
動位置に位置決めされている係合軸45と延出杆
39とが相互に係合し且つそのまま保持される。
従つて、この状態では、操作レバー32を矢印L
方向に操作してブーム3をさらに矢印L′方向に旋
回させようとしてもロツド33Cが矢印A方向に
おいて固定されているためその旋回動作は不可能
である。即ち、ブーム3の最大旋回範囲を越える
旋回が確実に阻止される。
一方、この状態においてはロツド33Cに対す
る矢印B方向への規制力は皆無である。従つて、
上記のブーム旋回停止状態からブーム3の矢印
R′方向への復帰は、上記操作レバー32をその
まま矢印R方向に傾動操作することにのみにより
実現される。即ち、規制手段としてリミツトスイ
ツチを用いた従来のもののようにリミツトスイツ
チをリセツトしてアンロード弁の作動を無効とす
るような余分な手数が不要であり、それだけ操作
性が良好である。
尚、上記説明においては、ブーム3の旋回によ
り係合軸45を延出杆39とがブーム旋回方向に
おいて係合したことを操作レバー32に伝達され
る衝撃力で作業者が知つた時には該操作レバー3
2に対する操作力を弱めるように操作するように
したが、必ずしも操作レバー32に対する操作力
を弱める必要はなく、例えば、該操作レバー32
に対する操作力(通常の操作力はさほど大きな力
ではない)をそのままにしていてもブーム3の旋
回慣性によりロツド33Cが強制的に中立位置側
に戻されて該ブーム3の旋回動作が自動的に停止
されるため何ら支障を生じない。
(考案の効果) 本考案の油圧駆動装置は、基台と該基台に対し
て相対変位自在に取付けられた可動部材とを適宜
に相対変位させるための油圧アクチユエータと、
上記基台に取付けられて該油圧アクチユエータの
作動を制御する制御弁とを備えるとともに、上記
制御弁が、操作レバーの操作力を受けて上記油圧
アクチユエータを作動させる作動位置と該油圧ア
クチユエータの作動を停止させる中立位置とに択
一的に位置決めされる手動弁で構成された油圧駆
動装置において、上記基台と可動部材の間に、上
記制御弁に連動連結されて上記操作レバーによる
該制御弁の切換操作に連動して適宜に変位せしめ
られる基台側係合部材と、上記可動部材側に設け
られて上記基台側係合部材に対して該可動部材の
変位方向において係合することにより該可動部材
の変位を上記基台側係合部材に伝達して該基台側
係合部材をして上記制御弁を作動位置から中立位
置に強制的に位置変更せしめる如く作用する可動
部材側係合部材よりなる規制手段を設けたもので
ある。
従つて、本考案の油圧駆動装置によれば、 (1) 基台に対して可動部材を油圧アクチユエータ
の駆動力によつて相対変位させている状態にお
いて、基台と可動部材との相対位置が所定位置
に達すると、規制手段が該可動部材の変位に連
動して自動的に作動して制御弁を該可動部材の
変位力によつて強制的に作動位置から中立位置
側に切換えるため、該可動部材の作動状態から
の停止動作が、油圧アクチユエータの作動をソ
レノイド式のアンロード弁によつて切換える場
合の如く瞬間的に行われる(即ち、急減速状
態)のではなく、徐々に行なわれる(緩減速の
実現)、 (2) 基台と可動部材との相対変位に伴つて規制手
段の基台側係合部材と可動部材側係合部材とが
相対変位方向において相互に係合し、さらにそ
の係合状態が進行するに従つて制御弁が作動位
置から中立位置に徐々に切換えられるが、その
場合、該基台側係合部材と可動部材側係合部材
との係合時の衝撃が、両者の係合開始信号とし
て操作レバーを介して作業者に直接伝達される
ため、作業者は基台と可動部材との相対位置が
予じめ定めた規制位置(たとえば許容最大旋回
角)付近に達したことを事前にしかも的確に感
知できる、 (3) 規制手段が構造簡単且つ安価な基台側係合部
材と可動部材側係合部材とで構成されているた
め、従来のもののように該規制手段を比較的高
価で且つ電気配線等を必要とするソレノイド式
のアンロード弁とリミツトスイツチで構成する
場合に比して装置の構造の簡略化並びにコスト
の低廉化を図り得る、 等の効果が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案適用の対象となる作業装置の一
例としての照明車の全体概略図、第2図は第1図
の−横断面図、第3図は第2図に示した照明
車の状態変化図、第4図は第2図の部拡大図、
第5図は第4図の−矢視図である。 31……制御弁、32……操作レバー、36…
…油圧モータ(油圧アクチユエータ)、39……
延出杆(可動部材側係合部材)、45……係合軸
(基台側係合部材)、P……基台、Q……可動部
材、X……規制手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台Pと該基台Pに対して相対変位自在に取付
    けられた可動部材Qとを適宜に相対変位させるた
    めの油圧アクチユエータ36と、上記基台Pに取
    付けられて該油圧アクチユエータ36の作動を制
    御する制御弁31とを備えるとともに、上記制御
    弁31が、操作レバー32の操作力を受けて上記
    油圧アクチユエータ36を作動させる作動位置と
    該油圧アクチユエータ36の作動を停止させる中
    立位置とに択一的に位置決めされる手動弁で構成
    された油圧駆動装置であつて、上記基台Pと可動
    部材Qの間に、上記制御弁31に連動連結されて
    上記操作レバー32による該制御弁31の切換操
    作に連動して適宜に変位せしめられる基台側係合
    部材45と、上記可動部材Q側に設けられて上記
    基台側係合部材45に対して該可動部材Qの変位
    方向において係合することにより該可動部材Qの
    変位を上記基台側係合部材45に伝達して該基台
    側係合部材45をして上記制御弁31を作動位置
    から中立位置に強制的に位置変更せしめる如く作
    用する可動部材側係合部材39よりなる規制手段
    Xが設けられていることを特徴とする油圧駆動装
    置。
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