JPH09133152A - 自在継ぎ手 - Google Patents
自在継ぎ手Info
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- JPH09133152A JPH09133152A JP7311641A JP31164195A JPH09133152A JP H09133152 A JPH09133152 A JP H09133152A JP 7311641 A JP7311641 A JP 7311641A JP 31164195 A JP31164195 A JP 31164195A JP H09133152 A JPH09133152 A JP H09133152A
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- JP
- Japan
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- arm
- hole
- universal joint
- guide groove
- sphere
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/26—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
- F16D3/44—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected the intermediate member being connected to the coupling parts by ridges, pins, balls, or the like guided in grooves or between cogs
- F16D3/46—Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected the intermediate member being connected to the coupling parts by ridges, pins, balls, or the like guided in grooves or between cogs each coupling part embracing grooves or ridges on the intermediate member
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部に配線を挿通することができ、2つの接
続アームを相対的に所定の変位位置に維持させることの
できる自在継ぎ手を提供する。 【解決手段】 赤道上に周回させて第1ガイド溝2が設
けられ、経線上に周回させて第2ガイド溝3が設けら
れ、各ガイド溝2,3の交差点を繋ぐ貫通孔4が設けら
れた球体1と、球体1を保持する状態で第1ガイド溝2
に係合する二股状の腕部13が一端に設けられ、他端に
ボックスアンカー部14が設けられたアーム部12に、
一端と他端とを繋ぐ挿通孔12が設けられた第1接続ア
ーム11と、球体1を保持する状態で第2ガイド溝3に
係合する二股状の腕23部が一端に設けられ、他端にボ
ックスアンカー部24が設けられたアーム部22に、一
端と他端とを繋ぐ挿通孔22aが設けられた第2接続ア
ーム21とを備える。
続アームを相対的に所定の変位位置に維持させることの
できる自在継ぎ手を提供する。 【解決手段】 赤道上に周回させて第1ガイド溝2が設
けられ、経線上に周回させて第2ガイド溝3が設けら
れ、各ガイド溝2,3の交差点を繋ぐ貫通孔4が設けら
れた球体1と、球体1を保持する状態で第1ガイド溝2
に係合する二股状の腕部13が一端に設けられ、他端に
ボックスアンカー部14が設けられたアーム部12に、
一端と他端とを繋ぐ挿通孔12が設けられた第1接続ア
ーム11と、球体1を保持する状態で第2ガイド溝3に
係合する二股状の腕23部が一端に設けられ、他端にボ
ックスアンカー部24が設けられたアーム部22に、一
端と他端とを繋ぐ挿通孔22aが設けられた第2接続ア
ーム21とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内部に配線を挿
通できる自在継ぎ手に関するものである。
通できる自在継ぎ手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軸同士を屈曲可能に連結するもの
として、種々の自在継ぎ手が提案されている。
として、種々の自在継ぎ手が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自在継ぎ手は、
単に、軸同士を屈曲可能に連結するものである。したが
って、例えば天井からスピーカを吊り下げるのに自在継
ぎ手を利用した場合、天井からスピーカまでの信号線は
自在継ぎ手の外側に配設しなければならないので、スピ
ーカの向きを変化させると、信号線が関節部分に絡みつ
くため、見栄えおよび信号線保護の観点から問題があ
る。また、自在継ぎ手は、円滑に変位できるように構成
されているので、スピーカを所定の変位位置に維持させ
ることができないという不都合もある。
単に、軸同士を屈曲可能に連結するものである。したが
って、例えば天井からスピーカを吊り下げるのに自在継
ぎ手を利用した場合、天井からスピーカまでの信号線は
自在継ぎ手の外側に配設しなければならないので、スピ
ーカの向きを変化させると、信号線が関節部分に絡みつ
くため、見栄えおよび信号線保護の観点から問題があ
る。また、自在継ぎ手は、円滑に変位できるように構成
されているので、スピーカを所定の変位位置に維持させ
ることができないという不都合もある。
【0004】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、内部に配線を挿通すること
ができ、2つの接続アームを相対的に所定の変位位置に
維持させることのできる自在継ぎ手を提供するものであ
る。
するためになされたもので、内部に配線を挿通すること
ができ、2つの接続アームを相対的に所定の変位位置に
維持させることのできる自在継ぎ手を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の自在継ぎ手
は、赤道上に周回させて第1ガイド溝が設けられ、経線
上に周回させて第2ガイド溝が設けられるとともに、各
ガイド溝の交差点を繋ぐ貫通孔が設けられた球体と、球
体を保持する状態で第1ガイド溝に係合する二股状の腕
部が一端に設けられ、他端に取付用係合手段が設けられ
たアーム部に、一端と他端とを繋ぐ挿通孔が設けられた
第1接続アームと、球体を保持する状態で第2ガイド溝
に係合する二股状の腕部が一端に設けられ、他端に取付
用係合手段が設けられたアーム部に、一端と他端とを繋
ぐ挿通孔が設けられた第2接続アームとを備えるもので
ある。
は、赤道上に周回させて第1ガイド溝が設けられ、経線
上に周回させて第2ガイド溝が設けられるとともに、各
ガイド溝の交差点を繋ぐ貫通孔が設けられた球体と、球
体を保持する状態で第1ガイド溝に係合する二股状の腕
部が一端に設けられ、他端に取付用係合手段が設けられ
たアーム部に、一端と他端とを繋ぐ挿通孔が設けられた
第1接続アームと、球体を保持する状態で第2ガイド溝
に係合する二股状の腕部が一端に設けられ、他端に取付
用係合手段が設けられたアーム部に、一端と他端とを繋
ぐ挿通孔が設けられた第2接続アームとを備えるもので
ある。
【0006】そして、各腕部の貫通孔と対向する面に、
一端部から挿通孔を経由して他端部まで連なる収容溝を
設けたり、各ガイド溝の底に、貫通孔の一端から他端ま
で連なる収容溝を設けるのが望ましい。さらに、各ガイ
ド溝の底と対向する各腕部の両端に係合突起を設け、各
ガイド溝の底に、各係合突起が係脱する係止部部を所定
間隔で設けるのが望ましい。
一端部から挿通孔を経由して他端部まで連なる収容溝を
設けたり、各ガイド溝の底に、貫通孔の一端から他端ま
で連なる収容溝を設けるのが望ましい。さらに、各ガイ
ド溝の底と対向する各腕部の両端に係合突起を設け、各
ガイド溝の底に、各係合突起が係脱する係止部部を所定
間隔で設けるのが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の自在継ぎ手の一実
施形態における各構成部品の斜視図、図2は図1におけ
る球体のA−A線またはB−B線による断面図、図3は
図1における第1接続アームのC−C線による断面図で
ある。
基づいて説明する。図1はこの発明の自在継ぎ手の一実
施形態における各構成部品の斜視図、図2は図1におけ
る球体のA−A線またはB−B線による断面図、図3は
図1における第1接続アームのC−C線による断面図で
ある。
【0008】これらの図において、1で示す球体は、赤
道上に周回させて第1ガイド溝2が設けられ、経線上に
周回させて第2ガイド溝3が設けられるとともに、各ガ
イド溝2,3の交差点を繋ぐ貫通孔4が設けられてい
る。そして、各ガイド溝2,3の底に、貫通孔4の一端
から他端まで連なり、配線を収容する収容溝2a,3a
と、この収容溝2a,3aの両側に位置し、後述する係
合突起13b,23bが係脱する鋸歯状の凹凸2b,3
bとが設けられている。
道上に周回させて第1ガイド溝2が設けられ、経線上に
周回させて第2ガイド溝3が設けられるとともに、各ガ
イド溝2,3の交差点を繋ぐ貫通孔4が設けられてい
る。そして、各ガイド溝2,3の底に、貫通孔4の一端
から他端まで連なり、配線を収容する収容溝2a,3a
と、この収容溝2a,3aの両側に位置し、後述する係
合突起13b,23bが係脱する鋸歯状の凹凸2b,3
bとが設けられている。
【0009】11で示す第1接続アームは、球体1を保
持する状態で第1ガイド溝2に係合する二股状の腕部1
3が一端に設けられ、他端に取付用係合手段としてのボ
ックスアンカー部14が設けられたアーム部12に、一
端と他端とを繋いで貫通する挿通孔12aが設けられて
いる。そして、腕部13の貫通孔4と対向する面に一端
から挿通孔12aを経由して他端まで連なる収容溝13
aが設けられ、第1ガイド溝2の底と対向する腕部13
の両端に、凹凸2bに係脱する三角形状の係合突起13
bが設けられている。
持する状態で第1ガイド溝2に係合する二股状の腕部1
3が一端に設けられ、他端に取付用係合手段としてのボ
ックスアンカー部14が設けられたアーム部12に、一
端と他端とを繋いで貫通する挿通孔12aが設けられて
いる。そして、腕部13の貫通孔4と対向する面に一端
から挿通孔12aを経由して他端まで連なる収容溝13
aが設けられ、第1ガイド溝2の底と対向する腕部13
の両端に、凹凸2bに係脱する三角形状の係合突起13
bが設けられている。
【0010】また、ボックスアンカー部14には、アー
ム部12方向へ拡開する係止爪14aが側面から突出す
る状態で設けられている。なお、図示した係止爪14a
が設けられた面と反対側の図示されていない面にも、係
止爪14aが設けられている。
ム部12方向へ拡開する係止爪14aが側面から突出す
る状態で設けられている。なお、図示した係止爪14a
が設けられた面と反対側の図示されていない面にも、係
止爪14aが設けられている。
【0011】21で示す第2接続アームは、球体1を保
持する状態で第2ガイド溝3に係合する二股状の腕部2
3が一端に設けられ、他端に取付用係合手段としてのボ
ックスアンカー部24が設けられたアーム部22に、一
端と他端とを繋いで貫通する挿通孔22aが設けられて
いる。そして、腕部23の貫通孔4と対向する面に一端
から挿通孔22aを経由して他端まで連なる収容溝23
aが設けられ、第2ガイド溝3の底と対向する腕部23
の両端に、凹凸3bに係脱する三角形状の係合突起23
bが設けられている。
持する状態で第2ガイド溝3に係合する二股状の腕部2
3が一端に設けられ、他端に取付用係合手段としてのボ
ックスアンカー部24が設けられたアーム部22に、一
端と他端とを繋いで貫通する挿通孔22aが設けられて
いる。そして、腕部23の貫通孔4と対向する面に一端
から挿通孔22aを経由して他端まで連なる収容溝23
aが設けられ、第2ガイド溝3の底と対向する腕部23
の両端に、凹凸3bに係脱する三角形状の係合突起23
bが設けられている。
【0012】また、ボックスアンカー部24には、アー
ム部22方向へ拡開する係止爪24aが側面から突出す
る状態で設けられている。なお、図示した係止爪24a
が設けられた面と反対側の図示されていない面にも、係
止爪24aが設けられている。
ム部22方向へ拡開する係止爪24aが側面から突出す
る状態で設けられている。なお、図示した係止爪24a
が設けられた面と反対側の図示されていない面にも、係
止爪24aが設けられている。
【0013】上述した第1接続アーム11と第2接続ア
ーム21とは同一構成のものであり、第2接続アーム2
1のD−D線による断面図は、図3を左右反転させたも
のとなる。そして、収容溝2aと収容溝13a、収容溝
3aと収容溝23aとは重なるように設けられている。
ーム21とは同一構成のものであり、第2接続アーム2
1のD−D線による断面図は、図3を左右反転させたも
のとなる。そして、収容溝2aと収容溝13a、収容溝
3aと収容溝23aとは重なるように設けられている。
【0014】図4はこの発明の一実施形態の自在継ぎ手
を組み立てた状態における平断面部分図、図5は動作説
明図である。これらの図において、31で示す信号線な
どのコードは、一点鎖線で表示してある。
を組み立てた状態における平断面部分図、図5は動作説
明図である。これらの図において、31で示す信号線な
どのコードは、一点鎖線で表示してある。
【0015】次に、組立、動作などについて説明する。
まず、組立について説明するが、第1接続アーム11の
二股状の腕部13の両端を球体1の第1ガイド溝2に当
て、球体1を腕部13の間へ押し込むと、腕部13は自
身の弾性で拡開した後に縮閉するので、係合突起13b
が凹凸2bに係脱するものの、図4に示すように、球体
1を腕部13で保持することができる。このように球体
1を腕部13に保持させると、腕部13の側面は第1ガ
イド溝2の側面と接し、第1ガイド溝2の底と対向する
腕部13の周面は凹凸2bに接し、腕部13の両端に設
けた係合突起13bは凹凸2bに係合する。
まず、組立について説明するが、第1接続アーム11の
二股状の腕部13の両端を球体1の第1ガイド溝2に当
て、球体1を腕部13の間へ押し込むと、腕部13は自
身の弾性で拡開した後に縮閉するので、係合突起13b
が凹凸2bに係脱するものの、図4に示すように、球体
1を腕部13で保持することができる。このように球体
1を腕部13に保持させると、腕部13の側面は第1ガ
イド溝2の側面と接し、第1ガイド溝2の底と対向する
腕部13の周面は凹凸2bに接し、腕部13の両端に設
けた係合突起13bは凹凸2bに係合する。
【0016】また、第2接続アーム21の二股状の腕部
23の両端を球体1の第2ガイド溝3に当て、球体1を
腕部23の間へ押し込むと、腕部23は自身の弾性で拡
開した後に縮閉するので、係合突起23bが凹凸3bに
係脱するものの、第1接続アーム11と同様に、球体1
を腕部23で保持することができる。このように球体1
を腕部23に保持させると、腕部23の側面は第2ガイ
ド溝3の側面と接し、第2ガイド溝3の底と対向する腕
部23の周面は凹凸3bに接し、腕部23の両端に設け
た係合突起23bは凹凸3bに係合する。
23の両端を球体1の第2ガイド溝3に当て、球体1を
腕部23の間へ押し込むと、腕部23は自身の弾性で拡
開した後に縮閉するので、係合突起23bが凹凸3bに
係脱するものの、第1接続アーム11と同様に、球体1
を腕部23で保持することができる。このように球体1
を腕部23に保持させると、腕部23の側面は第2ガイ
ド溝3の側面と接し、第2ガイド溝3の底と対向する腕
部23の周面は凹凸3bに接し、腕部23の両端に設け
た係合突起23bは凹凸3bに係合する。
【0017】そして、上述したように組み立てた後、例
えば球体1に対して第1接続アーム11を回動させる
と、係合突起13が凹凸2bに係脱する度にクリックが
発生し、係合突起13bが凹凸2bに係合することによ
り、球体1に対して第1接続アーム11を多段階にロッ
クさせることができる。なお、球体1に対して第2接続
アーム21を回動させた場合も、同様にクリックが発生
し、球体1に対して第2接続アーム21を多段階にロッ
クさせることができる。
えば球体1に対して第1接続アーム11を回動させる
と、係合突起13が凹凸2bに係脱する度にクリックが
発生し、係合突起13bが凹凸2bに係合することによ
り、球体1に対して第1接続アーム11を多段階にロッ
クさせることができる。なお、球体1に対して第2接続
アーム21を回動させた場合も、同様にクリックが発生
し、球体1に対して第2接続アーム21を多段階にロッ
クさせることができる。
【0018】次に、球体1の貫通孔4、第1接続アーム
11の挿通孔12aおよび第2接続アーム21の挿通孔
22aを、図4に示すように、直線状に位置させて連通
させると、自在継ぎ手の内部にコード31を挿通させる
ことができる。そして、内部にコード31を挿通させた
状態で球体1に対して第1接続アーム11を、図5に示
すように、回動させると、貫通孔4と挿通孔12aとは
対向しなくなるが、収容溝2a,13aで貫通孔4と挿
通孔12aとを連通し、この収容溝2a,13a内にコ
ード31が収容されるので、コード31は損傷しなくな
る。
11の挿通孔12aおよび第2接続アーム21の挿通孔
22aを、図4に示すように、直線状に位置させて連通
させると、自在継ぎ手の内部にコード31を挿通させる
ことができる。そして、内部にコード31を挿通させた
状態で球体1に対して第1接続アーム11を、図5に示
すように、回動させると、貫通孔4と挿通孔12aとは
対向しなくなるが、収容溝2a,13aで貫通孔4と挿
通孔12aとを連通し、この収容溝2a,13a内にコ
ード31が収容されるので、コード31は損傷しなくな
る。
【0019】なお、内部にコード31を挿通させた状態
で球体1に対して第2接続アーム21を回動させた場合
も、収容溝3a,23a内にコード31が収容されるの
で、コード31は損傷しなくなる。
で球体1に対して第2接続アーム21を回動させた場合
も、収容溝3a,23a内にコード31が収容されるの
で、コード31は損傷しなくなる。
【0020】次に、取付について説明する。まず、第1
接続アーム11のボックスアンカー部14を、例えば天
井材の角孔へ挿入し、アーム部12とボックスアンカー
部14との境に形成された段部を天井材の表面へ当接さ
せると、係止爪14aは自身の弾性で縮閉した後に拡開
し、天井材の裏面に係合するので、自在継ぎ手を天井に
取り付けることができる。また、第2接続アーム21の
ボックスアンカー部24をスピーカの筺体に設けた角孔
へ挿入し、アーム部22とボックスアンカー部24との
境に形成された段部を筺体の表面へ当接させると、係止
爪24aが自身の弾性で縮閉した後に拡開し、筺体の裏
面に係合するので、スピーカを自在継ぎ手に取り付ける
ことができる。
接続アーム11のボックスアンカー部14を、例えば天
井材の角孔へ挿入し、アーム部12とボックスアンカー
部14との境に形成された段部を天井材の表面へ当接さ
せると、係止爪14aは自身の弾性で縮閉した後に拡開
し、天井材の裏面に係合するので、自在継ぎ手を天井に
取り付けることができる。また、第2接続アーム21の
ボックスアンカー部24をスピーカの筺体に設けた角孔
へ挿入し、アーム部22とボックスアンカー部24との
境に形成された段部を筺体の表面へ当接させると、係止
爪24aが自身の弾性で縮閉した後に拡開し、筺体の裏
面に係合するので、スピーカを自在継ぎ手に取り付ける
ことができる。
【0021】このように、この発明の一実施形態の自在
継ぎ手を用いてスピーカを天井に取り付け、前述したよ
うに、球体1に対して第1および/または第2接続アー
ム11,21を回動させ、第1接続アーム11と第2接
続アーム21との相対的位置を所定の変位位置にする
と、係合突起13b,23bと凹凸2b,3bとの係合
により、その変位位置を維持することができる。
継ぎ手を用いてスピーカを天井に取り付け、前述したよ
うに、球体1に対して第1および/または第2接続アー
ム11,21を回動させ、第1接続アーム11と第2接
続アーム21との相対的位置を所定の変位位置にする
と、係合突起13b,23bと凹凸2b,3bとの係合
により、その変位位置を維持することができる。
【0022】なお、上述した実施形態では、収容溝2
a,3a,13a,23a、凹凸2b,3bおよび係合
突起13b,23bを設けたが、コード31が細く、第
1接続アーム11と第2接続アーム21との相対的位置
を所定の変位位置に維持する必要のない場合は、収容溝
2a,3a,13a,23a、凹凸2b,3bおよび係
合突起13b,23bを設けなくともよく、コード31
が太く、第1接続アーム11と第2接続アーム21との
相対的位置を所定の変位位置に維持する必要のない場合
は、収容溝2a,3aと収容溝13a,23aとの少な
くとも一方を設け、凹凸2b,3bおよび係合突起13
b,23bを設けなくともよい。また、取付用係合手段
としてボックスアンカー部14,24を示したが、取付
孔を設けた取付片をアーム部12,22の端の両側に設
けてもよい。
a,3a,13a,23a、凹凸2b,3bおよび係合
突起13b,23bを設けたが、コード31が細く、第
1接続アーム11と第2接続アーム21との相対的位置
を所定の変位位置に維持する必要のない場合は、収容溝
2a,3a,13a,23a、凹凸2b,3bおよび係
合突起13b,23bを設けなくともよく、コード31
が太く、第1接続アーム11と第2接続アーム21との
相対的位置を所定の変位位置に維持する必要のない場合
は、収容溝2a,3aと収容溝13a,23aとの少な
くとも一方を設け、凹凸2b,3bおよび係合突起13
b,23bを設けなくともよい。また、取付用係合手段
としてボックスアンカー部14,24を示したが、取付
孔を設けた取付片をアーム部12,22の端の両側に設
けてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、球体
に貫通孔、第1および第2接続アームに挿通孔を設けた
ので、内部に配線を挿通することができる。したがっ
て、関節部分に配線が絡みつかず、見栄えがよくなると
ともに、配線を保護することができる。
に貫通孔、第1および第2接続アームに挿通孔を設けた
ので、内部に配線を挿通することができる。したがっ
て、関節部分に配線が絡みつかず、見栄えがよくなると
ともに、配線を保護することができる。
【0024】そして、各ガイド溝に収容溝を設け、また
は各ガイド溝の底と対向する各腕部に収容溝を設けたの
で、太い配線であっても、配線を損傷させることがなく
なる。さらに、各ガイド溝の底に係止部を設け、各腕部
に係止部に係脱する係合突起を設けたので、2つの接続
アームを相対的に所定の変位位置に維持させることがで
きる。
は各ガイド溝の底と対向する各腕部に収容溝を設けたの
で、太い配線であっても、配線を損傷させることがなく
なる。さらに、各ガイド溝の底に係止部を設け、各腕部
に係止部に係脱する係合突起を設けたので、2つの接続
アームを相対的に所定の変位位置に維持させることがで
きる。
【図1】この発明の自在継ぎ手の一実施形態における各
構成部品の斜視図である。
構成部品の斜視図である。
【図2】図1における球体のA−A線またはB−B線に
よる断面図である。
よる断面図である。
【図3】図1における第1接続アームのC−C線による
断面図である。
断面図である。
【図4】この発明の一実施形態の自在継ぎ手を組み立て
た状態における平断面部分である。
た状態における平断面部分である。
【図5】動作説明図である。
1 球体 2 第1ガイド溝 3 第2ガイド溝 2a,3a 収容溝 2b,3b 凹凸 4 貫通孔 11 第1接続アーム 12,22 アーム部 12a,22a 挿通孔 13,23 腕部 13a,23a 収容溝 13b,23b 係合突起 14,24 ボックスアンカー部 14a,24a 係止爪 21 第2接続アーム 31 コード
Claims (4)
- 【請求項1】 赤道上に周回させて第1ガイド溝が設け
られ、経線上に周回させて第2ガイド溝が設けられると
ともに、前記各ガイド溝の交差点を繋ぐ貫通孔が設けら
れた球体と、 前記球体を保持する状態で前記第1ガイド溝に係合する
二股状の腕部が一端に設けられ、他端に取付用係合手段
が設けられたアーム部に、一端と他端とを繋ぐ挿通孔が
設けられた第1接続アームと、 前記球体を保持する状態で前記第2ガイド溝に係合する
二股状の腕部が一端に設けられ、他端に取付用係合手段
が設けられたアーム部に、一端と他端とを繋ぐ挿通孔が
設けられた第2接続アームと、 を備える自在継ぎ手。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自在継ぎ手において、 前記各腕部の前記貫通孔と対向する面に、一端部から前
記挿通孔を経由して他端部まで連なる収容溝が設けられ
ている、 ことを特徴とする自在継ぎ手。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の自在継
ぎ手において、 前記各ガイド溝の底に、前記貫通孔の一端から他端まで
連なる収容溝が設けられている、 ことを特徴とする自在継ぎ手。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の自在継
ぎ手において、 前記各ガイド溝の底と対向する前記各腕部の両端に係合
突起が設けられ、 前記各ガイド溝の底に、前記各係合突起が係脱する係止
部が所定間隔で設けられている、 ことを特徴とする自在継ぎ手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7311641A JPH09133152A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 自在継ぎ手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7311641A JPH09133152A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 自在継ぎ手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09133152A true JPH09133152A (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=18019723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7311641A Pending JPH09133152A (ja) | 1995-11-07 | 1995-11-07 | 自在継ぎ手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09133152A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2017120321A1 (en) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | Ccty Usa Bearing Co. | Universal joint with central element |
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-
1995
- 1995-11-07 JP JP7311641A patent/JPH09133152A/ja active Pending
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