JPH09132969A - 立体駐車塔 - Google Patents

立体駐車塔

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JPH09132969A
JPH09132969A JP32615695A JP32615695A JPH09132969A JP H09132969 A JPH09132969 A JP H09132969A JP 32615695 A JP32615695 A JP 32615695A JP 32615695 A JP32615695 A JP 32615695A JP H09132969 A JPH09132969 A JP H09132969A
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JP
Japan
Prior art keywords
turntable
car
parking
lift
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP32615695A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Go
純一 郷
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Fuj Hensokuki Co Ltd
Original Assignee
Fuj Hensokuki Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入出庫を連続操作するときのターンテーブル
の転換方向を判断しやすくする。 【解決手段】 リフト2が昇降する昇降路Eを設け、昇
降路Eに隣接する駐車室X・Yを設け、車の出入する乗
込場10にターンテーブル6を回転可能に昇降路Eに軸
支する。駐車室X・Yには車のフロントFと車のリヤR
方向を交互に入替えて横行トレイ14を配設する。リフ
ト2は横行トレイ14とターンテーブル6に車を受け渡
し可能にしてある。操作パターン26によってコントロ
ーラ27が判断し、制御盤28へ転換方向と入庫車の駐
車室を指令して、ターンテーブル6の回転を少なく処理
時間の短い駐車塔を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車を入出庫すると
きにターンテーブルの回転方向を判断する立体駐車塔に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の駐車塔では、中央にリフトが昇降
する昇降路と、昇降路に隣接した駐車室を複数階に設
け、各駐車室に昇降路まで往復動する横行トレイを配設
し、リフトと横行トレイによって、昇降路で車を受け渡
し可能に構成されている。車の出入口を備えた乗込場に
は、車をリフトと受け渡し及び転換可能にしたターンテ
ーブルが設けられている。
【0003】図7で示し説明すると、図は四角状の乗込
場10を示し、左側を出入口9にして、中央には回転可
能なターンテーブル6が配設してある。乗込場10の上
方階には図の縦方向に車を略3台分を分列した位置の左
右側を駐車室X・Yとし、車のフロントFを同一方向
(図7の上方向)に決めている。ターンテーブル6の動
作について説明すると、図7(a)は駐車室X・Yに収
納された車方向と出入口9に出入する車とは直角方向で
あり、ターンテーブル6が出入口9方向を向いている。
入庫車はターンテーブル6上に乗り入れると、車のフロ
ントFを右側の位置にしている。
【0004】入庫するためターンテーブル6は90°の
左回転をして車の方向を図7(b)のように決められた
位置にし、リフト2の上昇により入庫階の横行トレイ1
4に受け渡し収納される。続いて、出庫車があると、リ
フト2は横行トレイ14より出庫車を受取りターンテー
ブル6上に受け渡す。ターンテーブル6は図7(c)の
ように左回転を90°行い、出庫車を出入口9の方向へ
向け乗り出しやすくする。
【0005】出庫車が乗り出した後に、入庫車がターン
テーブル6上に乗り入れて来ると、図7(d)のように
なり、入庫するために図7(e)のように右回転270
°しなければならない。ターンテーブル6は中心に軸2
2で軸支され、軸22内を駆動輪20を回転させるモー
タ21とか図示略のセンサ等の配線がしてあり、その配
線の断線を防止するのに回転角を180゜までとしてい
る。ターンテーブルの回転角は、基準点Kマークを付け
説明すると、図7(a)のKマークを基準位置にして左
回転180゜を限度にしている。従って、図7(d)の
入庫は出来ずターンテーブル6を空車のまま図7(a)
の位置まで右回転180°させて新に図7(a)のよう
に乗り込みを行い図7(b)のように左回転90°して
リフトを上昇させ入庫することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】駐車塔に入庫車を連続
して行う場合に、入庫車の順序が不順であるため、その
処理状態によりターンテーブルの回転角も大小有り、時
には空車のままターンテーブルを転換させなければなら
なかった。そのため、入出庫に時間がかかり利用者を待
たせていた。本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので第1の目的は、車の入出庫時のターンテーブ
ル6の回転方向を最小の回転角で処理することにある。
第2の目的は、ターンテーブル6の回転方向を選びやす
くした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、車の出入する乗込場にリ
フトと受け渡し可能にしたターンテーブルを配設する。
各駐車室には車の前後方向を入替えた横行トレイを配設
しておき、入庫車と出庫車とターンテーブルの方向とタ
ーンテーブルの回転方向を確認して判断する判断手段を
設けることにある。請求項2の発明では、収納する車の
方向をどちらの方向でも搭載可能にする。
【0008】即ち、第1の発明はターンテーブルの回転
位置と出庫車の転換方向により入庫車又は出庫車をどの
方向の駐車室に入出庫したら効率がよいか判断するコン
トローラを設け、駐車室には車の前後方向を入替えて配
設することでターンテーブルの回転方向を選択しやすく
でき、処理能力をあげることができる。更に、第2の発
明は、横行トレイ上に搭載する車の方向を自由にするこ
とで、ターンテーブル回転方向の選択を容易に早く判断
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の駐車塔1の一実施
形態を図1〜図6に従って説明する。図1は地上面GL
に立設した駐車塔1であり、1階を車の乗込場10とし
て出入口9を側面に設け、中央には車をリフト2と受け
渡し可能にしたターンテーブル6を回転可能に軸支して
配設してある。リフト2は櫛歯状にリフトホーク11を
内側へ向け突出させ車長方向にリフト部材12を伸ばし
た部材で、車のタイヤを支持するように左右一対で水平
に形成し、車の前後方向を自由に搭載可能にして、ピッ
トPから駐車室X6・Y6まで昇降する。リフト2の昇
降する空間は、車を収納する寸法を確保した長方形状の
平面の空洞化した昇降路Eとしている。
【0010】ターンテーブル6は中心に軸受23を備
え、ピットPの上面を塞ぐように備えられた固定床19
に固定された軸22によって軸支され、ターンテーブル
6の内部に設けられたモータ21の回転により駆動輪2
0が円周面に設けられたターンレール面18を転動す
る。軸22は中空状で内部をモータ21に供給するリー
ド線が挿通されている。リード線はピットP内から配管
24で保護され、出入口9付近にある制御盤28と操作
盤25へ配線されている。なお、制御盤28にはコント
ローラ27が内設され、操作盤25の上方には雨・雷等
を防ぐひさしが設けられている。
【0011】リフト2は駐車塔1の上部にある機械室5
aの昇降装置5から吊下げられたチェン4に両端を係止
された左右一対のものである。リフト2の吊下部材13
は昇降路Eの4隅に立設されたガイドレール3のコ字状
の断面内を案内され、図4に示すリフト部材によって水
平に固着され、左右のリフトホーク11を水平に内側方
向へ突出させている。リフトホーク11はターンテーブ
ル6の長手方向と昇降路Eの長手方向と同方向のときタ
ーンテーブル6の中央に配置された枠から外側の方向へ
突出したホークとすれ違い可能となり図2に示すように
車の受け渡しができる。
【0012】駐車室X・Yには横行トレイ14が昇降空
間Eまで往復動可能に配設され、各階又は各室ごとに車
の搭載方向を替えてある。図3に示すものは右側の駐車
室Yに車のフロントFが図で上向に収納され、左側の駐
車室Xに車のフロントFが下向に収納されている。横行
トレイ14のホークは車のタイヤを支持すると共にリフ
トホーク11とすれ違い可能に配設し、中央に配置され
た枠から外側へ突出している。横行トレイ14の昇降路
Eまでの往復移動は、トレイ受16に軸着されたローラ
17の回転により、横行トレイ14の前後端に設けられ
たコ字形状のトレイレール15内を転動することで移動
する。前後端に設けられたローラ17は、複数個を水平
に一線状にして軸着したものでモータ17aの駆動力で
回転する。
【0013】本発明の動作を図1の車を入出庫させて説
明すると、入庫車R6を乗込場10のターンテーブル6
上に乗り入れ、操作盤25で入庫操作をする。図6のよ
うに操作パターン26からコントローラ27によりター
ン方向と駐車室X・Yを選択して制御盤28から指令を
出す。ターンテーブル6は図5(a)の乗り入れ状態か
ら図5(b)のように左回転へ90°回転させ、リフト
2の上昇で入庫R6を搭載して駐車室Y6の上方まで行
き、駐車室Y6から横行トレイ14を昇降路Eへ移動さ
せリフト2を下降させると、リフトホーク11と横行ト
レイ14のホークとがすれ違い車R6を横行トレイ14
に移載し、横行トレイが駐車室Y6に戻ることで収納さ
れる。そしてリフト2は一時乗込場10まで下降する。
【0014】続いて出庫の指令が駐車室X3である時、
駐車室X3から横行トレイ14が昇降路Eへ移動し、リ
フト2が乗込場10から駐車室X3まで上昇して出庫車
F3を受け取り、横行トレイ14が駐車室X3に戻ると
リフト2は下降してターンテーブル6へ移載するために
ピットP内まで行く。ターンテーブル6は出庫車F3を
左回転90°して、出入口9方向へ車のフロントFを向
け乗り出し易く図5(c)のようにする。続けて入庫車
F2が乗り込んで来たとすると、入庫の指令が操作盤2
5からあり、コントローラ27はターンテーブル6の位
置を図5(d)の状態であることを入庫の指令で確認で
き、図5(e)のように右回転90°を選択し駐車室X
2を指令して入庫車F2を収納する。次に出庫車F6が
あれば前車F2を処理後リフト2はF6を受け取りに上
昇し、上述した動作を横行トレイ14とリフト2が行
う、受け取り後下降してターンテーブル6に受け渡す。
【0015】ターンテーブル6は車F6を受け取り、図
5(f)のように90°右回転して出入口9から乗り出
し完了する。前出庫車F6に換え出庫車R2であるとリ
フト2は出庫車R2を搭載してターンテーブル6に受け
渡し図5(b)の状態となる。ターンテーブル6は出庫
車R2を出庫するため図5(c)のように左回転90゜
して車のフロントFを出入口9方向に向け車R2が乗り
出し完了する。その時のターンテーブル6の回転は図5
(a)から180゜左回転したことになる。
【0016】更に、そこへ入庫車を乗り入れられるとコ
ントローラ27は駐車室X4を選択して右回転90°す
ることで入庫車F4を収納することができる。この場合
の駐車室X4は横行トレイ14に搭載する車方向の前後
をどちら向きでも搭載できる形状にしてあり、ターンテ
ーブル6の回転方向のよい方を選択できる。なお、本実
施形態では、地上面に立設した駐車塔1で説明したが地
下に駐車室XYを設けたものでも同様な効果を得ること
ができる。また、ターンテーブル6を昇降路E内に配設
したが、横行トレイ14のようにターンテーブル6を内
蔵した横行ターンテーブルとして昇降路Eへ移動しても
よい。
【0017】本実施例では駐車室X・Yを昇降路Eの左
右に配設したが前後に配設してもよい。出入口9を駐車
室X・Yと直角方向にしたが、同一方向でもよい。駐車
室X・Yを地上面と地下内に分けて、地上と地下とに車
の方向を入替えて収納してもよい。また、駐車室X・Y
の横行トレイ14に搭載する方向を定めた横行トレイ1
4と方向を定めない自由に搭載可能の横行トレイ14で
説明したが、車の方向は入庫時に車のフロントFが決定
され、出庫時にも車のフロントFが出入口9を向くよう
に決定されているためコントローラのメモリで処理可能
にしている。
【0018】
【発明の効果】本発明は入庫と出庫の車の前後方向と、
ターンテーブルの回転位置をコントローラにより、判断
させると共に各駐車室の回転位置をコントローラによ
り、各駐車室ごとの車の前後方向を入れ替えることで選
択し易くして処理時間を短縮することができ、ターンテ
ーブルの回転を90゜で処理可能にし、入庫と出庫を早
くして利用者を待たせることがない効果がある。また、
複雑な入出庫の繰り返しでも、車の前後方向を自由にし
た横行トレイではそのターンテーブル回転状況によりど
ちら方向にしても処理できるため、より処理時間を短縮
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車室の配置を示す駐車塔の正面断面図。
【図2】ターンテーブルとリフトが重なった状態を示す
斜視図。
【図3】駐車室とリフトを示す平面図。
【図4】ピット内のリフトとターンテーブルを示す断面
図。
【図5】乗込場のターンテーブルの回転位置を示す平面
図。
【図6】操作パターンとコントローラと制御盤の指令を
示すブロック図。
【図7】従来の乗込場のターンテーブルの回転位置を示
す平面図。
【符号の説明】
1 駐車塔 2 リフト 6 ターンテーブル 9 出入口 10 乗込場 14 横行トレイ 25 操作盤 26 操作パターン 27 コントローラ 28 制御盤 GL 地上面 P ピット間 X・Y駐車室 E 昇降路 F 車のフロント R 車のリヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフトが昇降する昇降路と昇降路に隣接
    する駐車室を複数階に設け、駐車室に車を載置する横行
    トレイを配設し入出庫可能にした駐車装置において、車
    が出入する乗込場に車を回転させるターンテーブルを設
    け、各駐車室に横行トレイの車の前後方向を交互に入替
    えて配置し、駐車室に入庫又は駐車室から出庫時に車の
    前後方向を判別してターンテーブルの回転方向を判断す
    る判断手段を設けることを特徴とする立体駐車塔。
  2. 【請求項2】 横行トレイは車の前後方向のどちらでも
    搭載可能である請求項1記載の立体駐車塔。
JP32615695A 1995-11-08 1995-11-08 立体駐車塔 Pending JPH09132969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32615695A JPH09132969A (ja) 1995-11-08 1995-11-08 立体駐車塔

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JP32615695A JPH09132969A (ja) 1995-11-08 1995-11-08 立体駐車塔

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JPH09132969A true JPH09132969A (ja) 1997-05-20

Family

ID=18184684

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JP32615695A Pending JPH09132969A (ja) 1995-11-08 1995-11-08 立体駐車塔

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JP (1) JPH09132969A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103867012A (zh) * 2014-04-01 2014-06-18 靳职雄 一种太阳能立体停车库
TWI460691B (zh) * 2012-01-03 2014-11-11 Kun Lieh Huang 多樓層停車場之管控系統和管理方法
CN107269070A (zh) * 2017-06-14 2017-10-20 江苏普腾停车设备有限公司 一种新型平面移动车库

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