JPH09132704A - ポリカーボネート系樹脂組成物および該組成物からなる自動車外装部品 - Google Patents

ポリカーボネート系樹脂組成物および該組成物からなる自動車外装部品

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JPH09132704A
JPH09132704A JP31749495A JP31749495A JPH09132704A JP H09132704 A JPH09132704 A JP H09132704A JP 31749495 A JP31749495 A JP 31749495A JP 31749495 A JP31749495 A JP 31749495A JP H09132704 A JPH09132704 A JP H09132704A
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ethylene
polycarbonate
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JP31749495A
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Katsutoyo Fujita
克豊 藤田
Yoshitaka Oono
良貴 大野
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、耐衝撃性、成形加工性、成形流動性
耐混合溶剤性をバランス良く備えたポリカーボネード系
樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 (A1)粘度平均分子量が19000〜
28000のポリカーボネート樹脂と、(A2)フェノ
ール/テトラクロロエタン=1/1(重量比)混合溶媒
中、25℃で測定したときの固有粘度(IV)が0.55
〜0.95dl/gであるポリエチレンテレフタレート系樹脂
とからなり、(A1)/(A2)が80/20〜50/
50である樹脂組成物100重量部に対し、(B)ブタ
ジエン単位が60重量%以上であるコアシェル型グラフ
ト共重合体を2〜10重量部、(C)メルトインデック
ス(MI)値が、10〜300g/10minであるエ
チレン−エチルアクリレート共重合体を2〜10重量部
配合してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリカーボネート系
樹脂組成物に関し、更に詳しくは、耐熱性、耐衝撃性、
成形加工性、成形流動性に優れ、成形品とした場合にガ
ソリンや灯油、有機溶剤、界面活性剤等による混合溶
剤、例えば、ワックスリムーバーに対して優れた耐性を
示す新規なポリカーボネート系樹脂組成物、および、そ
れを用いて成形された自動車外装成形部品に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート系樹脂は、エンジニア
リングプラスチックの中でも最高の耐衝撃性を有し、耐
熱変形性も良好な樹脂として知られており、これらの特
徴を生かし種々の分野に利用されているが、耐薬品性、
成形加工性、衝撃強度の厚み依存性等の欠点を有してい
る。一方、ポリエチレンテレフタレート系樹脂は、耐薬
品性、成形加工性に優れているが、耐衝撃性、寸法安定
性に劣る等の欠点を有している。それぞれの特徴を生か
しながらお互いの欠点を補完することを目的として、種
々の樹脂組成物が開示されている。例えば、特公昭36
−14035号、特公昭39−20434号、特公昭5
5−94350号、特公昭58−13588号、特公平
5−87540号、特開昭59−176345号、特開
昭62−48760号、特開昭62−48761号、特
開平3−140359号、特開平4−85360号等が
例示される。これらの技術によって優れた機械的強度と
ガソリンに対する耐性を有し、自動車外装部品用途に適
したポリカーボネート系樹脂/ポリエチレンテレフタレ
ート系樹脂組成物が実現されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に近
年におけるの強いコストダウンの要請により、自動車外
装用途においてメッキ、塗装等の廃止が検討されてきて
いる。メッキ、塗装は、成形品にとっては、外観向上と
共に保護膜としての機能も有している。したがって、メ
ッキ、塗装を省略すると成形品と溶剤が直に接触するこ
とになり、要求される耐溶剤性は、従来要求されていた
レベルよりもはるかに高度なレベルなものになってき
た。例えば、従来より必要とされていたガソリンへの耐
性に加え、新たに混合溶剤(ワックスリムーバー等)へ
の耐性等が要求されることになった。ちなみにワックス
リムーバーとは、メーカーにて自動車を製造後、販売店
に輸送する際に傷つき防止のため塗布される保護ワック
スを剥がす際に使用する混合溶剤のことであり、灯油、
有機溶剤、界面活性剤等の成分で構成されている。ま
た、コストダウンという観点では、部品点数の減数のた
めの部品の一体化も進められ、それによって、より複雑
かつ大きな形状にも対応できるような成形加工性、成形
流動性についても同時に要求されるようになってきた。
【0004】これらの要求に対して、特公昭36−14
035号、特公昭39−20434号、特公昭55−9
435号、特公平5−87540号、特開平3−140
359号、特開平4−85360号においては、ポリカ
ーボネートとポリエステル、さらにポリオレフィン、ゴ
ム成分を加えた樹脂組成物が提案され、耐溶剤性につい
て改良効果を得られることが記載されているが、それら
の技術だけでは、混合溶剤であるワックスリムーバーへ
の耐性については充分ではなく、無塗装、無メッキで外
装部品用材料として使用できるレベルではなかった。
【0005】また、さらに特開昭59−176345号
においては、ポリカーボネートと固有粘度が1.0dl/g以
上のポリエチレンテレフタレートを使用することが提案
されており、これらの技術により耐溶剤性の改良効果を
得られることが記載されているが、このような技術で
は、ポリカーボネート樹脂の欠点である成形加工性を改
良する効果は得られない為、近年の自動車外装部品用途
に求められるような非常に高い成形流動性を実現できる
ものではなかった。
【0006】また、さらに特公昭58−13588、特
開昭62−48760、特開昭62−48761では、
ポリカーボネートとポリエステルとエチレン−エチルア
クリレートをそれぞれ特定の比率にて配合することによ
り、成形性、熱安定性、耐衝撃性、耐熱性に優れた組成
物が得られることが示されている。しかしながら、前述
の様に近年より高度化した耐溶剤性、耐熱性、耐衝撃性
に対して充分ではなく、より改良されたものが求められ
てきた。
【0007】以上のように、従来の技術では、無塗装、
メッキ無しにおける自動車外装用途に適した、耐熱性、
耐衝撃性、成形加工性、成形流動性、耐混合溶剤性を同
時に満足する優れたポリカーボネート系樹脂組成物を得
ることはできなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上のよ
うな問題点を解決するため鋭意検討を行った結果、(A
1)特定のポリカーボネート樹脂と、(A2)特定のポ
リエチレンテレフタレート系樹脂との特定の比率からな
る(A)樹脂組成物100重量部に対して、(B)特定
のコアシェル型グラフト共重合体2〜10重量部、
(C)特定のエチレン−エチルアクリレート共重合体2
〜10重量部添加することにより、耐熱性、耐衝撃性、
低温衝撃性、成形加工性、成形流動性、耐混合溶剤性に
優れた新規なポリカーボネート系樹脂組成物、およびそ
れを用い成形することにより、優れた自動車外装部品が
得られることを見いだし、本発明に至った。
【0009】すなわち本発明は、(A)下記成分(A
1)および(A2)からなり(A2)に対する(A1)
の重量比(A1)/(A2)が80/20〜50/50
である樹脂組成物100重量部に対して、下記成分
(B)を2〜10重量部、下記成分(C)を2〜10重
量部配合してなることを特徴とするポリカーボネート系
樹脂組成物を内容とするものである。 (A1)粘度平均分子量が19000〜28000の範
囲であるポリカーボネート樹脂、(A2)エチレンテレ
フタレート繰り返し単位を主要構成成分とし、かつフェ
ノール/テトラクロロエタン=1/1(重量比)混合溶
媒中、25℃で測定したときの固有粘度(IV)が0.5
5〜0.95dl/gであるポリエチレンテレフタレート系樹
脂、 (B)下記のコアシェル型グラフト共重合体 ブタジエン単位が60重量%以上であるブタジエン系共
重合体10〜90重量部に対し、シアン化ビニル化合
物、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルからな
る群から選択されたモノマーの1種以上90〜10重量
部をグラフト重合してなるコアシェル型グラフト共重合
体、 (C)下記のエチレン−エチルアクリレート共重合体 メルトインデックス(MI)値が、190℃、2kg荷重
条件(ASTM K6730に準拠)において、10〜
300g/10minであるエチレン−エチルアクリレ
ート共重合体。
【0010】本発明で使用する(A)成分中の(A1)
ポリカーボネート樹脂とは、具体的には、1種以上のビ
スフェノール化合物とホスゲンまたはジフェニルカーボ
ネートのような炭酸エステルを反応させて得られるもの
である。ビスフェノール化合物の具体例としては、ハイ
ドロキノン、4,4′−ジヒドロキシフェニル、1,1
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)スルホン、4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルエーテルなどが挙げられ、これらは単独又は2種
以上組み合わせて用いられる。特に本発明にとって好ま
しいビスフェニール化合物は、広く市販されている2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンである。
ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は19000〜
28000であることが必要であり、特に20000〜
27000であることが好ましい。粘度平均分子量が1
9000未満であると、得られた成形品の耐混合溶剤性
が低下し、また、28000を越えると、樹脂加工時の
成形加工性、成形流動性が低下する。
【0011】本発明で使用する(A)成分中の(A2)
ポリエチレンテレフタレート系樹脂は、酸成分としてテ
レフタル酸またはそのエステル形成能を有する誘導体を
用い、グリコール成分としてエチレングリコールまた
は、そのエステル形成能を有する誘導体を用いて得られ
るエチレンテレフタレート繰り返し単位を主たる構成成
分とするものであり、かつ、フェノール/テトラクロロ
エタン=1/1(重量比)混合溶媒中、25℃で固有粘
度(IV)が0.55〜0.95dl/gであるポリエチレンテ
レフタレート系樹脂である。エチレンテレフタレート繰
り返し単位は80モル%以上が好ましい。80モル%未
満では耐熱性が低下する傾向がある。また固有粘度(I
V)が0.55dl/g未満では耐混合溶剤性が低下し、0.9
5dl/gを越えると加工流動性が低下する。成形加工性に
おいて、成形品の外観を考慮すれば、(IV)は0.60
〜0.85dl/gであることが好ましい。
【0012】また、このポリエチレンテレフタレート系
樹脂には、耐混合溶剤性、成形加工性、流動性を損なわ
ない範囲で、共重合可能な公知の成分が使用できる。該
成分としては、炭素数8〜22の2価以上の芳香族カル
ボン酸、炭素数4〜12の2価以上の脂肪族カルボン
酸、さらには、炭素数8〜15の2価以上の脂環式カル
ボン酸、などのカルボン酸類およびこれらのエステル形
成性誘導体、炭素数3〜15の脂肪族化合物、炭素数6
〜20の脂環式化合物、炭素数6〜40の芳香族化合物
であって分子内に2個以上の水酸基を有する化合物類、
およびこれらのエステル形成性誘導体などが挙げられ
る。
【0013】具体的には、カルボン酸類としては、テレ
フタル酸以外に、例えば、イソフタル酸、ナフタレンジ
カルボン酸、ビス(p−カルボシフェニル)メタンアン
トラセンジカルボン酸、4,4′−ジフェニルジカルボ
ン酸、1,2−ビス(フェノキシ)エタン−4,4′−
ジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン
酸、ドデカンジオン酸、マレイン酸、トリメシン酸、ト
リメリット酸、ピロメリット酸、1,3−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸、デカヒドロナフタレンジカルボン酸などのカルボン
酸またはそのエステル形成能を有する誘導体が挙げら
れ、水酸基含有化合物類としては、エチレングリコール
の他に、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキ
サンジオール、デカンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサンジオ
ール、2,2′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、2,2′−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)プロパン、ハイドロキノン、グリセリン、ペンタエ
リスリトールなどの化合物またはそのエステル形成能を
有する誘導体が挙げられる。また、p−オキシ安息香
酸、p−ヒドロキシ安息香酸のようなオキシ酸およびこ
れらのエステル形成性誘導体、ε−カプロラクトンのよ
うな環状エステル、等も使用可能である。さらに、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリ
(エチレンオキサイド・プロピレンオキサイド)ブロッ
ク及び/又はランダム共重合体、ビスフェノールA共重
合ポリエチレンオキシド付加重合体、同プロピレンオキ
シド付加重合体、同テトラヒドロフラン付加重合体、ポ
リテトラメチレングリコール、等のポリアルキレングリ
コール単位を高分子鎖中に一部共重合させたものを用い
ることもできる。
【0014】上記成分の共重合量としては、概ね20重
量%以下であり、好ましくは15重量%以下、さらに好
ましくは10重量%である。該ポリエチレンテレフタレ
ート系樹脂は、単独又は、共重合成分及び/又は固有粘
度の異なる2種以上を混合して用いられる。
【0015】これら(A2)ポリエチレンテレフタレー
ト系樹脂の製造方法に関しては、特に制限はなく、溶融
重合、固相重合などの通常公知の方法が用いられる。
(A2)ポリエチレンテレフタレート系樹脂に対する
(A1)ポリカーボネート樹脂の重量比(A1)/(A
2)は、80/20〜50/50であり、好ましくは7
5/25〜55/45である。(A2)に対する(A
1)の重量比が、50/50未満であると得られた成形
品の耐熱性が低下し、80/20を越えると耐混合溶剤
性、成形流動性が低下する。本発明で使用する(B)コ
アシェル型グラフト共重合体は、ブタジエン単位が60
重量%以上であるブタジエン系共重合体10〜90重量
部に対し、シアン化ビニル化合物、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステルからなる群から選択されるモ
ノマーの少なくとも1種90〜10重量部をグラフト重
合してなるものである。前記コアシェル型グラフト共重
合体の製造に用いるブタジエン系共重合体としては、ガ
ラス転移温度が0℃以下が好ましく、−40℃以下のも
のが更に好ましい。
【0016】前記ブタジエン系共重合体の具体例として
は、例えば、ポリブタジエン、ブタジエン−アクリル酸
エステル共重合体、ブタジエン−メタアクリル酸エステ
ル共重合体等のジエン系ゴム等が挙げられ、これらは単
独又は2種以上組み合わせて用いられる。ブタジエン−
アクリル酸エステル共重合体、ブタジエン−メタアクリ
ル酸エステル共重合体中のブタジエン量は、60重量%
以上が必要であり、60重量%未満では、耐衝撃性、特
に低温衝撃性が低下する。
【0017】前記コアシェル型グラフト共重合体の製造
に用いるモノマーとしては、シアン化ビニル化合物、ア
クリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルからなる
群から選択される1種以上が使用される。前記、シアン
化ビニル化合物としてはアクリロニトリルが、アクリル
酸エステルとしてはアクリル酸ブチル、およびメタクリ
ル酸エステルとしてはメタクリル酸メチル等が好ましく
使用される。前記ゴム状弾性体とモノマーの割合は、重
量比で10/90〜90/10、さらには、30/70
〜80/20が好ましい。ゴム状弾性体の割合が10/
90未満または、90/10を越えると耐衝撃性の向上
効果が充分でなくなる。前記の如き(B)コアシェル型
グラフト共重合体の配合量は、(A)樹脂組成物100
重量部に対し2〜10重量部、好ましくは2〜5重量部
である。2重量部未満では、耐混合溶剤性、耐衝撃性改
良効果が得られず、10重量部を越えると剛性、耐熱性
などが低下する。上記のコアシェル型グラフト共重合体
としては、例えば、「パラロイド EXL−2602」
(呉羽化学株式会社の商品名)が挙げられる。
【0018】本発明で使用する(C)エチレン−エチル
アクリレート共重合体は、エチレンとエチルアクリレー
トを一般的には、ラジカル開始剤の存在下で高温、高圧
で重合して得られるものであり、メルトインデックス
(MI)値が、190℃、2kg荷重条件(ASTM K
6730に準拠)において、10〜300g/10mi
nであることが必須である。好ましくは、10〜100
g/10minである。10g/10min未満である
と、耐混合溶剤性の改良効果は小さく、また300g/
10minを越えると成形加工性、とくに熱安定性が低
下する。エチレン−エチルアクリレート共重合体中のエ
チルアクリレートの量は、10重量%以上が好ましい。
前記の如き(C)エチレン−エチルアクリレート共重合
体の配合量は、(A)樹脂組成物100重量部に対して
2〜10重量部、好ましくは3〜8重量部である。2重
量部未満では、耐混合溶剤性、耐衝撃性改良効果が得ら
れず、10重量部を越えると剛性、耐熱性の低下に加
え、成形品表面がムラ状になり外観不良となる。
【0019】また、必要に応じて、上記に通常良く知ら
れた酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、可塑剤、難燃剤、難
燃助剤、紫外線吸収剤、顔料、帯電防止剤、分散剤、充
填剤、強化剤、他のポリマー等、各種無機系ないし有機
系化合物の1種以上を本発明の目的を損なわない程度で
配合することができる。
【0020】本発明のポリカーボネート系樹脂組成物
は、種々の方法で製造することができ、その方法には特
に限定はないが、(A1)ポリカーボネート系樹脂、
(A2)ポリエチレンテレフタレート系樹脂、(B)コ
アシェル型グラフト共重合体、(C)エチレン−エチル
アクリレート共重合体のペレットやパウダーなどに、必
要に応じ各種添加剤を添加し、2軸押出機で溶融混練す
る方法などにより製造される。また、配合剤が液体であ
る場合は、液体供給ポンプなどを用いて2軸押出機に途
中添加して製造することもできる。本発明のポリカーボ
ネート系樹脂組成物は、耐熱性、耐衝撃性、低温衝撃
性、成形加工性、成形流動性、耐混合溶剤性に優れてい
ることから、特に自動車外装部品に好適に使用される。
【0021】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
るが、本発明は、これらに限定されるものではない。
【0022】実施例1 粘度平均分子量が21600で充分に乾燥したビスフェ
ノールAのポリカーボネート樹脂(出光石化株式会社
タフロンA2200、以下A2200と略す。)60重
量部と固有粘度が0.75dl/gで充分に乾燥したポリエチ
レンテレフタレート樹脂(鐘紡株式会社 ベルペットE
FG−70、以下EFG−70と略す。)40重量部、
エチレン−エチルアクリレート共重合体(MI=25g
/10min、三井・デュポンポリケミカル株式会社
EEA A707、以下A707と略す)を5重量部、
コアシェル型グラフト共重合体(呉羽化学株式会社 パ
ラロイドEXL−2602:ゴム弾性体中のブタジエン
含有量=80重量%、以下EXL2602と略す。)を
3重量部加え予備混合した後、それぞれ280℃で2軸
押出機(東芝株式会社 TEX−44S)にて溶融混練
し、ペレット化した。得られたペレットを用い、耐溶剤
性、成形加工性、耐熱性、成形流動性、衝撃強度を下記
の方法で評価した。結果を表1に示す。
【0023】(耐溶剤性)得られたペレットを120℃
にて5時間乾燥後、75t射出成形機を用い、シリンダ
ー温度280℃、金型温度70℃にて1/8インチ厚み
バー(幅12mm、長さ127mm)試験片を作成し、得ら
れた試験片について、所定の歪み(0.75%、1.00
%、1.50%)を与えた後、下記の方法により耐溶剤性
(混合溶剤性、ガソリン性)を評価した。 混合溶剤性 ワックスリムーバーST−7(ユシロ化学株式会社製)
を塗布し、それを熱風乾燥機にて80℃×24時間処理
を実施した後、成形品の外観変化を目視にて評価した
(ワックスリムーバーが実際に使用される温度は、約8
0℃である。)。 ○:外観変化なし ×:クラック発生あり ガソリン性 ガソリン(日本石油株式会社製 レギュラーガソリン)
を塗布し、23℃×10min後、成形品の外観変化を
目視にて評価した。 ○:外観変化なし ×:クラック発生あり
【0024】(成形加工性)得られたペレットを120
℃にて5時間乾燥後、35t射出成形機を用い、シリン
ダー温度280℃、射出圧力98MPa、金型温度70
℃にて下記成形品を100ショット連続成形し、得られ
た成形品について外観を調べ、目視にて評価した。 成形品:自動車ドアハンドル部の外枠部品(形状:約1
60×80×30mm、平均肉厚3.5m、概略を図1に
示す。) ○:外観良好である。 ×:フラッシュ、シルバー、ガスによる表面性不良等の
外観不良有り。
【0025】(耐熱性)得られたペレットを120℃に
て5時間乾燥後、75t射出成形機を用い、シリンダー
温度280℃、金型温度70℃にて1/4インチ厚みバ
ー(幅12mm、長さ127mm)を作成し、得られた試験
片について、ASTM D−648に従い、HDT(熱
変形温度、荷重0.45MPa)を測定した。
【0026】(成形流動性)得られたペレットを120
℃にて5時間乾燥後、150t射出成形機およびゲート
4×4mm、幅10mm、厚さ3mmの渦巻き状金型を用い、
シリンダー温度280℃、射出圧力98MPa、金型温
度70℃にて成形を行い、流動長(mm)を評価した。
【0027】(衝撃強度)得られたペレットを120℃
にて5時間乾燥後、75t射出成形機を用い、シリンダ
ー温度280℃、射出圧力98MPa、金型温度70℃
にて成形を行い1/8インチ厚みバー(幅12.7mm、
長さ127mm)試験片を作成し、得られた試験片につい
て、ASTM D−256に従い、アイゾット衝撃強度
を評価した。
【0028】実施例2 A2200を70重量部、EFG−70を30重量部、
A707を5重量部、EXL2602を3重量部を実施
例1と同様の方法にてペレット化、及び評価を行った。
結果を表1に示す。
【0029】実施例3 A2200を70重量部とEFG−70を30重量部、
エチレン−エチルアクリレート共重合体(MI=20g
/10min、三井・デュポンポリケミカル株式会社
EEA A713、以下A713と略す。)を5重量
部、EXL2602を3重量部を実施例1と同様の方法
にてペレット化及び評価を行った。結果を表1に示す。
【0030】実施例4 A2200を75重量部、固有粘度が0.85dl/gである
ポリエチレンテレフタレート樹脂(鐘紡株式会社 ベル
ペットEFG−85A、以下EFG−85Aと略す。)
を25重量部、A713を5重量部、EXL2602を
5重量部を実施例1と同様の方法にてペレット化及び評
価を行った。結果を表1に示す。
【0031】実施例5 A2200を55重量部、固有粘度が0.60dl/gである
ポリエチレンテレフタレート樹脂(鐘紡株式会社 EF
G−6、以下EFG−6と略す。)を45重量部、A7
07を5重量部、EXL2602を3重量部を実施例1
と同様の方法にてペレット化及び評価を行った。結果を
表1に示す。
【0032】実施例6 ポリカーボネート樹脂を粘度平均分子量19000のP
C(出光石化株式会社A1900、以下A1900と略
す。)55重量部、EFG−6を45重量部、A713
を5重量部、EXL2602を3重量部を実施例1と同
様の方法にてペレット化及び評価を行った。結果を表1
に示す。
【0033】実施例7 粘度平均分子量が23500のポリカーボネート樹脂
(出光石化株式会社 タフロンA2500、以下A25
00と略す。)60重量部と、EFG−85Aを40重
量部、A713を5重量部、EXL2602を5重量部
を実施例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0034】実施例8 A2500を60重量部と、EFG−85Aを40重量
部、A713を3重量部、EXL2602を5重量部を
実施例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0035】実施例9 A2500を60重量部と、EFG−85Aを40重量
部、A713を2重量部、EXL2602を5重量部を
実施例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0036】実施例10 A2200を75重量部と、EFG−85Aを25重量
部、A713を8重量部、EXL2602を3重量部を
実施例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0037】実施例11 A2200を75重量部と、EFG−85Aを25重量
部、A713を10重量部、EXL2602を3重量部
を実施例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0038】実施例12 粘度平均分子量が26300のポリカーボネート樹脂
(出光石化株式会社 タフロンA2700、以下A27
00と略す。)60重量部とEFG−6を40重量部、
A707を5重量部、EXL2602を5重量部を実施
例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行った。結
果を表1に示す。
【0039】実施例13 A2500を60重量部と、EFG−85Aを40重量
部、A707を7重量部、EXL2602を8重量部を
実施例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0040】実施例14 A2200を70重量部とEFG−85Aを30重量
部、エチレン−エチルアクリレート共重合体(MI=2
75g/10min、三井・デュポンポリケミカル株式
会社 EEA A704、以下A704と略す。)を5
重量部、EXL2602を3重量部を実施例1と同様の
方法にてペレット化及び評価を行った。結果を表1に示
す。
【0041】比較例1 A2200を85重量部とEFG−70を15重量部、
A707を5重量部、EXL2602を3重量部を実施
例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行った。結
果を表2に示す。
【0042】比較例2 A2200を40重量部とEFG−70を60重量部、
A707を5重量部、EXL2602を3重量部を実施
例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行った。結
果を表2に示す。
【0043】比較例3 粘度平均分子量が15000のポリカーボネート樹脂
(出光石化株式会社 タフロンA1500、以下A15
00と略す。)70重量部、EFG−70を30重量
部、A707を5重量部、EXL2602を3重量部を
実施例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行っ
た。結果を表2に示す。
【0044】比較例4 粘度平均分子量が29000のポリカーボネート樹脂
(出光石化株式会社 タフロンA3000、以下A30
00と略す。)70重量部、EFG−70を30重量
部、A713を5重量部、EXL2602を3重量部を
実施例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行っ
た。結果を表2に示す。
【0045】比較例5 A2200を70重量部、固有粘度が0.51dl/gである
ポリエチレンテレフタレート樹脂(鐘紡株式会社 EF
G−00、以下EFG−00と略す。)を30重量部、
A707を5重量部、EXL2602を3重量部を実施
例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行った。結
果を表2に示す。
【0046】比較例6 A2200を70重量部、固有粘度が1.20dl/gである
ポリエチレンテレフタレート樹脂(クラレ株式会社 K
S−215R、以下KS−215Rと略す。)を30重
量部、A707を5重量部、EXL2602を3重量部
を実施例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行っ
た。結果を表2に示す。
【0047】比較例7 A2200を70重量部、EFG−70を30重量部、
A707を5重量部、EXL2602を1重量部を実施
例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行った。結
果を表2に示す。
【0048】比較例8 A2200を70重量部、EFG−70を30重量部、
A713を5重量部、EXL2602を15重量部を実
施例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行った。
結果を表2に示す。
【0049】比較例9 A2200を70重量部、EFG−70を30重量部、
A707を1重量部、EXL2602を3重量部を実施
例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行った。結
果を表2に示す。
【0050】比較例10 A2200を70重量部、EFG−70を30重量部、
A707を15重量部、EXL2602を3重量部を実
施例1と同様の方法にてペレット化及び評価を行った。
結果を表2に示す。
【0051】比較例11 A2200を70重量部とEFG−70を30重量部、
エチレン−エチルアクリレート共重合体(MI=800
g/10min、三井・デュポンポリケミカル株式会社
EEA A715、以下A715と略す。)を5重量
部、EXL2602を3重量部を実施例1と同様の方法
にてペレット化及び評価を行った。結果を表2に示す。
【0052】比較例12 A2200を70重量部とEFG−70を30重量部、
エチレン−エチルアクリレート共重合体(MI=5.0
g/10min、三井・デュポンポリケミカル株式会社
EEA A703、以下A703と略す。)を5重量
部、EXL2602を3重量部を実施例1と同様の方法
にてペレット化及び評価を行った。結果を表2に示す。
【0053】比較例13 A2200を70重量部とEFG−70を30重量部、
エチレン−エチルアクリレート共重合体(MI=0.5g
/10minである三井・デュポンポリ ケミカル株式
会社 EEA A714、以下A714と略す。)を5
重量部、EXL2602を3重量部を実施例1と同様の
方法にてペレット化及び評価を行った。結果を表2に示
す。
【0054】比較例14 A2200を70重量部とEFG−70を30重量部、
線状低密度ポリエチレン(MI=40g/10min、
出光石化株式会社 5034G、以下5034Gと略
す。)を5重量部、EXL2602を3重量部を実施例
1と同様の方法にてペレット化及び評価を行った。結果
を表2に示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】上記表1及び表2にから、次のことが明ら
かである。すなわち、本発明の樹脂組成物(実施例1〜
14)は、いずれも耐熱性、耐衝撃性、成形加工性、成
形流動性、耐混合溶剤性に優れている。一方、ポリエチ
レンテレフタレート系樹脂/ポリカーボネート系樹脂の
重量比が20/80より小さいもの(比較例1)は、耐
混合溶剤性、成形流動性が劣る。また50/50より大
きいもの(比較例2)は、耐熱性が劣る。ポリカーボネ
ート系樹脂の粘度平均分子量が19000より小さいも
の(比較例3)は、耐混合溶剤性が劣り、また粘度平均
分子量が280000より大きいもの(比較例4)は、
成形流動性が劣る。
【0058】ポリエチレンテレフタレート系樹脂の固有
粘度(IV)が0.55よりも小さいもの(比較例5)
は、耐混合溶剤性が劣り、また固有粘度(IV)が0.9
5よりも大きいもの(比較例6)は成形流動性が劣る。
コアシェル型グラフト共重合体の添加量が2重量部より
も少ないもの(比較例7)は耐衝撃性が劣り、また10
重量部より大きいもの(比較例8)は、耐混合溶剤性、
耐熱性が劣る。エチレン−エチルアクリレートの添加量
が、2重量部未満のもの(比較例9)は、混合溶剤性が
劣り、また10重量部を越えるもの(比較例10)は成
形加工性が劣る。
【0059】エチレン−エチルアクリレートのMIが、
300g/10minを越えるもの(比較例11)は、
成形加工性が劣り、またMIが10g/10min未満
であるもの(比較例12、13)は、耐混合溶剤性が劣
る。MIが、10g/10minを越えるオレフィンで
あっても、エチレンエチルアクリレートでなく線状低密
度ポリエチレンを使用したもの(比較例14)は、耐混
合溶剤性が劣る。
【0060】
【発明の効果】叙上のとおり、本発明によれば、耐熱
性、耐衝撃性、成形加工性、成形流動性、耐混合溶剤性
のいずれにおいても優れた組成物及び自動車外装部品が
得られ、工業的にも頗る有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】成形加工性を評価するために成形した自動車ド
アハンドル部の外枠部を示す概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 53:00)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記成分(A1)および(A2)
    からなり(A2)に対する(A1)の重量比(A1)/
    (A2)が80/20〜50/50である樹脂組成物1
    00重量部に対して、下記成分(B)を2〜10重量
    部、下記成分(C)を2〜10重量部配合してなること
    を特徴とするポリカーボネート系樹脂組成物。 (A1)粘度平均分子量が19000〜28000の範
    囲であるポリカーボネート樹脂、(A2)エチレンテレ
    フタレート繰り返し単位を主要構成成分とし、かつフェ
    ノール/テトラクロロエタン=1/1(重量比)混合溶
    媒中、25℃で測定したときの固有粘度(IV)が0.5
    5〜0.95dl/gであるポリエチレンテレフタレート系樹
    脂、 (B)下記のコアシェル型グラフト共重合体ブタジエン
    単位が60重量%以上であるブタジエン系共重合体10
    〜90重量部に対し、シアン化ビニル化合物、アクリル
    酸エステル、メタクリル酸エステルからなる群から選択
    されたモノマーの1種以上90〜10重量部をグラフト
    重合してなるコアシェル型グラフト共重合体、 (C)下記のエチレン−エチルアクリレート共重合体メ
    ルトインデックス(MI)値が、190℃、2kg荷重条
    件(ASTM K6730に準拠)において、10〜3
    00g/10minであるエチレン−エチルアクリレー
    ト共重合体。
  2. 【請求項2】 (A1)成分のポリカーボネート樹脂
    が、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニルプロパン)
    およびホスゲンより得られたものである請求項1記載の
    ポリカーボネート系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の樹脂組成物を成形
    してなる自動車外装部品。
JP31749495A 1995-11-09 1995-11-09 ポリカーボネート系樹脂組成物および該組成物からなる自動車外装部品 Withdrawn JPH09132704A (ja)

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