JP5434177B2 - 成形性の優れた樹脂組成物 - Google Patents

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本発明は、樹脂組成物と、その樹脂組成物を用いた家電製品用部材、及び車両用部材と、に関する。
従来、ポリカーボネート樹脂は、エンジニアリングプラスチックの中でも最高の耐衝撃性を有し、耐熱性も良好な樹脂として知られており、これらの特徴を生かして種々の分野に使用されているが、耐薬品性、成形加工性がよくなく、衝撃強度の厚さ依存性を有するなどの欠点を有している。
一方、熱可塑性ポリエステルは、耐薬品性、成形加工性に優れているが、耐衝撃性、寸法安定性等に劣る欠点を有している。
このようなそれぞれの材料の特徴を生かし、欠点を補完することを目的として種々の樹脂組成物が提案されているが、自動車部品等に要求される耐衝撃性、耐熱性、耐薬品性、耐候性、成形性等を同時に満足させる観点からは十分ではない。
また、ポリカーボネート樹脂と、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリーコール等で変性されたポリエステルとからなる樹脂組成物も提案されているが、成形性は改善されるものの、耐熱性が自動車外装部品には不十分である。
さらに、ポリカーボネート樹脂、及びビスフェノール類のポリアルキレングリコール付加物をブロック単位として含有するポリエステル−ポリエーテル共重合体と、からなる樹脂組成が提案されており、例えば、特許文献1は、分子量1000のビスフェノールAポリエチレンオキシド付加物を30%含有するポリエチレンテレフタレートブロック共重合体5部、及びポリカーボネート95部からなる組成物の透明性、耐溶剤性に優れた成形体を開示している。
特公平05−077704号公報
現在、携帯電話、パソコンハウジングなどの電化製品や、自動車のフェンダー、ドアパネル、バックドアパネルなどの車両用部材には、軽量化が求められており、成形品形状の薄肉化が進められている。このような複雑樹脂組成物に対して、成形性、耐衝撃性の更なる向上が望まれている。
従来より、ポリカーボネート樹脂、及び熱可塑性ポリエステルを含む樹脂組成物において耐衝撃性改良剤の配合により耐衝撃性が改良される事が知られている。
しかし、薄肉化が求められている携帯電話、パソコンハウジングなどの電化製品や自動車フェンダー、ドアパネル、バックドアパネル等の大型体に、例えば、特許文献1の組成物を用いた場合には、成形性が十分でなく、その結果成形品外観が悪くなり、付随して、耐衝撃性・耐熱性が低下する結果となった。
このようなことから、本発明の目的は、ポリカーボネート樹脂、及び熱可塑性ポリエステルを含む樹脂組成物において、その成型品の表面外観を損なわずに、成形性・耐熱性・耐衝撃性のバランスが優れた樹脂組成物を提供することである。
本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、特許文献1の組成物の成形性が十分でないのは、組成物中のポリエステル−ポリエーテル共重合体のポリアルキレングリコール付加物の重合度が低く、成形性の改善効果が不十分であること、及び、ポリエステル−ポリエーテル共重合体を得るために使用していた触媒であるアンチモン化合物が、成形時に組成物中のポリカーボネート樹脂に悪影響を与えていること、が原因であることを見出した。
本発明者らは、上述の究明された原因に対処し、ポリカーボネート樹脂、及び特定のポリエステル−ポリエーテル共重合体を主成分とする樹脂組成物とすることで、成形性を向上させ、機械的特性も改良しうることを見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明の樹脂組成物は、ポリカーボネート樹脂50重量部以上、90重量部未満、及びポリエステル−ポリエーテル共重合体10重量部以上、50重量部未満を含む樹脂組成物であって、
前記ポリエステル−ポリエーテル共重合体が、ゲルマニウム化合物の触媒を用いて重合された、芳香族ポリエステル単位、及び下記一般式1で表される変性ポリエーテル単位からなる共重合体であることを特徴とする樹脂組成物である。
Figure 0005434177
(式中、−A−は、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、炭素数1〜20のアルキレン基、又は炭素数6〜20のアルキリデン基であり、R、R、R、R、R、R、R、およびRは、いずれも水素原子、ハロゲン原子、または炭素数1〜5の1価の炭化水素基であり、R、R10はいずれも炭素数1〜5の2価の炭化水素基であり、それらはそれぞれ同一であっても異なっていても良い。m、及びnはオキシアルキレン単位の繰り返し単位数を示し、18≦m+n≦50である。)
好ましい実施態様は、前記ポリエステル−ポリエーテル共重合体を、芳香族ポリエステル単位95〜45重量%、及び前記変性ポリエーテル単位5〜55重量%からなるポリエステル−ポリエーテル共重合体とすることである。
好ましい実施態様は、前記芳香族ポリエステル単位を、ポリエチレンテレフタレート単位、ポリブチレンテレフタレート、及びポリプロピレンテレフタレート単位よりなる群から選ばれる1種以上とすることである。
好ましい実施態様は、前記変性ポリエーテル単位を、下記一般式2で表される変性ポリエーテル単位とすることである。
Figure 0005434177
好ましい実施態様は、本発明の組成物を、更に耐衝撃改良剤0.5〜40重量部を含む樹脂組成物とすることである。
好ましい実施態様は、前記耐衝撃性改良剤を、コア/シェル型グラフト重合体であって、ポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合体、及びブタジエン−アクリル酸エステル共重合体から選ばれる1種以上のゴムコア重合体10〜90重量%、及び該ゴムコア重合体を覆う芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物、(メタ)アクリル酸エステル化合物よりなる群から選ばれる1種以上の単量体の重合体であるシェル重合体10〜90重量%、からなるコア/シェル型グラフト重合体、ポリオレフィン系重合体、及びオレフィン−不飽和カルボン酸エステル共重合体よりなる群から選ばれた1種以上とすることである。
本発明の樹脂組成物の成形体は、家電製品用部材、及び車両用部材として好適である。即ち、本発明の樹脂組成物を成形してなる家電製品用部材、及び車両用部材は、優れた表面外観・耐熱性・耐衝撃性を有する。
本発明の樹脂組成物は、優れた成形性を有し、その成形体は、優れた表面外観・耐熱性・耐衝撃性を有する。
(樹脂組成物)
本発明の樹脂組成物は、ポリカーボネート樹脂40重量部以上、95重量部未満、及びポリエステル−ポリエーテル共重合体5重量部以上、60重量部未満(合計100重量部)を含む樹脂組成物であって、耐衝撃性、耐熱性、寸法安定性、耐薬品性、及び成形加工性のバランスの観点から、より好ましくは、ポリカーボネート樹脂50重量部以上、90重量部未満、及びポリエステル−ポリエーテル共重合体10重量部以上、50重量部未満からなるポリカーボネート系樹脂であり、さらに好ましくは、ポリカーボネート樹脂60重量部以上、80重量部未満、及びポリエステル−ポリエーテル共重合体20重量部以上、40重量部未満である。
本発明の組成物は、上述の如きポリカーボネート樹脂、及び特定のポリエステル−ポリエーテル共重合体を主成分とする樹脂組成物なので、特に大型の射出成型品につき優れた外観の成形体が得られ、また、好ましくはフィラーを添加して使用されるが、フィラーを添加しない場合でも、流動性や熱安定性に優れるという効果がある。
本発明の樹脂組成物は、耐衝撃性を更に向上させるために、耐衝撃改良剤をさらに0.5〜40重量部含むことが好ましく、耐熱性、剛性、成形性等の観点からより好ましくは1〜20重量部であり、本発明の樹脂組成物の成形体を好ましい用途である車両用部材として用いる場合に、必要な耐衝撃強度と耐熱性と得る観点からは、2〜10重量部がさらに好ましい。
前記耐衝撃改良剤としては、コア/シェル型グラフト重合体、ポリオレフィン系重合体、オレフィン−不飽和カルボン酸エステル共重合体、及び熱可塑性ポリエステル系エラストマーからなる群から選ばれる1種以上が好ましい。
本発明の樹脂組成物は、成型加工時の熱劣化を防止するために、安定材をさらに0.01〜4重量部含むことが好ましく、より好ましくは0.1〜2重量部含むことである。
前記安定材としては、フェノール系安定材、リン系安定材、硫黄系安定材からなる群から選ばれる1種以上が好ましく、難燃性に優れることから、これらの安定材を組み合わせて使用することがより好ましい。
前記リン系安定材としては、より好ましくはホスファイト系安定材であり、例えば、サイクリックネオペンタンテトライルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)フォスファイト(例えば、旭電化株式会社製アデカブスタPEP36(登録商標))である。
前記フェノール系安定材としては、より好ましくはヒンダードフェノール系安定材であり、例えば、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオナート(例えば、チバスペシャルティケミカルズ製イルガノックス1010(登録商標))である。
(ポリカーボネート樹脂)
本発明に用いるポリカーボネート樹脂とは、フェノール性水酸基を2個有する化合物(以下、2価フェノールという)より誘導されるポリカーボネート樹脂であり、通常2価フェノールとホスゲン、あるいは2価フェノールと炭酸ジエステルとの反応により得られる樹脂のことである。
前記2価フェノールとしては、とくにビスフェノールAが好適であるが、これに限定されるものではない。
前記ポリカーボネート樹脂の分子量としては、耐衝撃性、耐薬品性、成形加工性等の観点から、粘度平均分子量で10,000〜60,000範囲のものが好ましい。
(ポリエステル−ポリエーテル共重合体)
本発明に係るポリエステル−ポリエーテル共重合体は、成形性の改善効果の観点、及び耐熱性維持の観点から、芳香族ポリエステル単位95〜45重量%、及び前記一般式1で表される変性ポリエーテル単位5〜55重量%からなる重合体であることが好ましく、より好ましくは芳香族ポリエステル単位90〜50重量%、及び前記変性ポリエーテル単位10〜50重量%からなる重合体である。
前記ポリエステル−ポリエーテル共重合体の分子量にはとくに限定はないが、通常テトラクロロエタン/フェノール=50/50(重量比)の混合溶剤中、25℃、0.5g/dlでの対数粘度(IV)が0.3〜2.0の範囲にあるような分子量であることが好ましく、より好ましくは0.5〜1.5の範囲である。
ポリエステル−ポリエーテル共重合体の製造方法は、ゲルマニウム化合物の触媒を用いて、(1)芳香族ジカルボン酸、ジオール、変性ポリエーテルの三者の直接エステル化法、(2)芳香族ジカルボン酸ジアルキル、ジオール、変性ポリエーテル、及び/又は、変性ポリエーテルのエステルの三者のエステル交換法、(3)芳香族ジカルボン酸ジアルキル、ジオールのエステル交換中、又は、エステル交換後に変性ポリエーテルを加えて、重縮合する方法、(4)高分子の芳香族ポリエステルを用い、変性ポリエーテルと混合後、溶融減圧下でエステル交換する方法等が挙げられ、これらに限定されるものではないが、組成コントロール性の観点から、前記(4)の製造法が好ましい。
後述する比較例で示すように、ポリエステル−ポリエーテル共重合体を製造するための触媒をアンチモン化合物とした場合には、組成物中に残存し成形等の加熱時に、アンチモン化合物によりポリカーボネート樹脂が炭酸ガスを放出しながら加水分解され、その結果、得られた成形体の外観に、銀条や発泡が発生する。
ポリエステル−ポリエーテル共重合体を製造するための触媒として、アンチモン化合物と同程度以上の活性を有し、アンチモン化合物で発生するポリカーボネート樹脂の加水分解の問題を起きない触媒として本発明者らが選定した触媒が、ゲルマニウム化合物である。
このような本発明に係る触媒として用いられるゲルマニウム系化合物としては、二酸化ゲルマニウム等のゲルマニウム酸化物、ゲルマニウムテトラエトキシド、ゲルマニウムテトライソプロポキシド等のゲルマニウムアルコキシド、水酸化ゲルマニウム及びそのアルカリ金属塩、ゲルマニウムグリコレート、塩化ゲルマニウム、酢酸ゲルマニウム等が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられる。これらのゲルマニウム系化合物の中では、二酸化ゲルマニウムが特に好ましい。重合時に投入する二酸化ゲルマニウム触媒量は、反応速度の観点、及び経済的観点から、樹脂量の50〜2000ppmとするのが好ましく、より好ましくは100〜1000ppmとすることである。
前記芳香族ジカルボン酸は、特にテレフタル酸が好ましく、その他イソフタル酸、ジフエニルジカルボン酸、ジフエノキシエタンジカルボン酸等が例示される。これら芳香族ジカルボン酸の他に、少ない割合(15%以下)のオキシ安息香酸等の他の芳香族オキシカルボン酸、あるいは、アジピン酸、セバチン酸、シクロヘキサン1・4−ジカルボン酸等の脂肪族、又は肪環族ジカルボン酸を併用してもよい。
前記ジオールは、エステル単位を形成する低分子量グリコール成分であり、炭素数2〜10の低分子量グリコール、例えば、エチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサンジオール、デカンジオール、シクロヘキサンジメタノール等である。特にエチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコールが、入手のし易さの点から好ましい。
前記芳香族ジカルボン酸ジアルキルのアルキル基としては、メチル基がエステル交換反応性の観点から好ましい。
前記高分子の芳香族ポリエステルの溶液粘度としては、得られる成形品の耐衝撃性、耐薬品性や成形加工性の観点から、フェノール/テトラクロロエタン=1/1(重量比)混合溶媒中、25℃で濃度0.5g/dlにおける対数粘度(IV)が0.3〜2.0、さらには0.5〜1.5の範囲のものが好ましい。
(変性ポリエーテル単位)
本発明に係る変性ポリエーテル単位は、前記一般式1で表される単位であり、一般式1中のオキシアルキレン単位の繰り返し単位数m、nにつき、(m+n)の数平均が18未満では、衝撃性の改善が少なく、(m+n)の数平均が50を越えると、成形性が悪くなるので、18以上、50以下であることを要し、更に、好ましくは25以上、40以下である。
前記変性ポリエーテル単位は、入手のし易さの観点から、好ましくは前記一般式2で表される単位であり、(m+n)が18の場合の式量は1018、(m+n)が50の場合の式量は2426である。従って、一般式2で表される単位を分子として本発明に係るポリエステル−ポリエーテル共重合体に導入する場合の好ましい分子量は1020以上、2430以下であり、さらに好ましくは、1330以上、2000以下である。
(芳香族ポリエステル単位)
本発明に用いる芳香族ポリエステルの単位は、芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体とジオールまたはそのエステル形成性誘導体とからえられる重合体ないし共重合体であって、通常、交互重縮合体である。
前記芳香族ポリエステル単位の好ましい具体例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート共重合体、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート共重合体、ポリトリメチレンテレフタレート、あるいはポリトリメチレンテレフタレート共重合体が挙げられ、より好ましくは、ポリエチレンテレフタレート単位、ポリブチレンテレフタレート、及びポリプロピレンテレフタレート単位よりなる群から選ばれる1種以上である。
(コア/シェル型グラフト重合体)
前記コア/シェル型グラフト重合体とは、ゴム状弾性体にビニル系化合物をグラフト重合させたものである。
前記ゴム状弾性体としては、ガラス転移温度が0℃以下のものが好ましく、より好ましくは−40℃以下のものである。
このようなゴム状弾性体の具体例としては、たとえばポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合体、ブタジエン−アクリル酸エステル共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体などのジエン系ゴム、ポリアクリル酸ブチル、ポリアクリル酸2−エチルヘキシル、ジメチルシロキサン−アクリル酸ブチルゴム、シリコン系/アクリル酸ブチル複合ゴムなどのアクリル系ゴム、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体などのオレフィン系ゴム、が例示され、ブタジエン−アクリル酸エステル共重合体の具体的なゴムとしてブタジエン−アクリル酸ブチル共重合体、ブタジエン−アクリル酸2エチルヘキシル共重合体が例示出来る。耐衝撃性の面より、ポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合体、ブタジエン−アクリル酸ブチル共重合体が好ましく使用される。
前記ブタジエン−アクリル酸ブチル共重合体のうちでも、アクリル酸ブチル50〜70重量%とブタジエン30〜50重量%との共重合体が耐候性、耐衝撃性から好ましい。
ゴム状弾性体の平均粒子径にもとくに限定はないが、0.05〜2.00μmの範囲のものが好ましく、小粒子ゴムを肥大して0.1〜2μmにして使用しても良い。また、ゲル含有量についてもとくに限定はないが、10〜90重量%、さらには40〜90重量%の範囲のものが好ましく使用される。
前記コア/シェル型グラフト重合体の製造に使用されるビニル系化合物としては、たとえば芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルなどがあげられる。これらは単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい。前記芳香族ビニル化合物の例としてはスチレン、αメチルスチレン、シアン化ビニル化合物の例としてはアクリロニトリル、メタアクリロニトリル、アクリル酸エステルの例としてはブチルアクリレート、2エチルヘキシルアクリレート、メタクリル酸エステルの例としてはメチルメタクリレートがとくに好ましいものとしてあげられる。
コア型/シェル型グラフトポリマーを調製する際のゴム状弾性体とビニル系化合物との使用割合はゴム状弾性体10〜90重量%、さらには30〜85重量%に対して、ビニル系化合物90〜10重量%、さらには15〜70重量%が好ましい。ゴム状弾性体の割合が10重量%未満では耐衝撃性が低下しやすくなり、一方、90重量%をこえると耐熱性が低下する傾向が生ずる。
(ポリオレフィン系重合体)
前記ポリオレフィン系重合体の具体例としては、たとえばポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げられ、好適に使用されうるが、これらに限定されるものではない。該ポリオレフィン系重合体はホモポリマーでも、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−4−メチルペンテン共重合体、エチレン−ヘキセン共重合体、エチレン−オクテン共重合体、プロピレン−ブテン共重合体等のコポリマーでもよく、また、該ポリオレフィン系重合体の重合度についてもとくに制限はなく、通常メルトインデックスが0.05〜50g/10分の範囲のものであれば任意に選択・使用しうる。特にエチレン−ブテン共重合体、エチレン−ヘキセン共重合体、エチレン−オクテン共重合体が衝撃強度の発現から好ましい。
(オレフィン−不飽和カルボン酸エステル共重合体)
前記オレフィン−不飽和カルボン酸エステル共重合体におけるオレフィンとして、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンなどが挙げられる。これらのオレフィンは単独であるいは、2種以上を組み合わせて使用され得る。とくに好ましいオレフィンはエチレンである。
前記オレフィン−不飽和カルボン酸エステル共重合体における不飽和カルボン酸エステルとしての具体例としては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、i−プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、アクリル酸グリシジル、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、i−プロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、メタクリル酸グリシジルなどが挙げられる。これらは、単独で、あるいは、2種以上を組み合わせて使用され得る。特に好ましい(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、メチルアクリレートおよびエチルアクリレート、メタクリル酸グリシジルである。
前記オレフィン−不飽和カルボン酸エステル共重合体中における、上記オレフィン単位と上記不飽和カルボン酸エステル単位との共重合比は、重量比で、好ましくは40/60〜95/5、より好ましくは50/50〜90/10である。共重合体中の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単位の重量比が5未満では、耐薬品性改良効果が不十分である場合が多い。共重合体中の不飽和カルボン酸エステル単位の重量比が60を超えると、溶融時(例えば、成形加工時)の熱安定性が不十分である場合が多い。
前記オレフィン−不飽和カルボン酸エステル共重合体に更に酢酸ビニル、スチレン等を共重合することも出来る。
前記オレフィン−不飽和カルボン酸エステル共重合体の具体例として、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸プロピル共重合体、エチレン−アクリル酸ブチル共重合体、エチレン−アクリル酸ヘキシル共重合体、エチレン−アクリル酸2−エチルヘキシル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、エチレン−メタクリル酸ヘキシル共重合体、エチレン−メタクリル酸2−エチルヘキシル共重合体、エチレン−アクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−アクリル酸グリシジル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタクリル酸グリシジル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸グリシジル−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸グリシジル−アクリル酸メチル共重合体等が挙げられる。特にエチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸グリシジル共重合体、エチレン−メタクリル酸グリシジル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタクリル酸グリシジル−アクリル酸メチル共重合体が衝撃強度の発現から好ましい。
(熱可塑性ポリエステル系エラストマー)
前記熱可塑性ポリエステル系エラストマーとは、芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体とジオールまたはそのエステル形成性誘導体および数平均分子量700〜3000のポリエーテルとからなる共重合体であり、ポリエーテルに由来する成分の割合が5〜80重量%、さらには10〜70重量%の範囲のものが好ましい。ポリエーテルに由来する成分の割合が5重量%未満では耐衝撃性が低下する傾向が生じ、80重量%をこえると耐熱性が低下しやすくなる。
前記熱可塑性ポリエステル系エラストマーの溶液粘度はフェノール/テトラクロロエタン=1/1(重量比)混合溶媒中、25℃で濃度0.5g/dlにおける対数粘度(IV)が0.3〜2.0、さらには0.4〜1.5の範囲のものが好ましい。該対数粘度が0.3未満では耐衝撃性、耐薬品性などが低下しやすくなり、一方、2.0をこえると成形加工性などが低下する傾向が生ずる。
前記熱可塑性ポリエステル系エラストマーの製造に使用される芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体の具体例としては、たとえばテレフタル酸、イソフタル酸、それらのエステル形成性誘導体などが例示される。これらは単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい。一方、ジオールまたはそのエステル形成性誘導体の具体例としては、たとえばエチレングリコール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコール、それらのエステル形成性誘導体などが例示される。これらは単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい。さらに、前記ポリエーテルの具体例としては、たとえばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドとの共重合体などが例示される。これらは単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい。前記ポリエーテルの数平均分子量としては、前述のごとく700〜3000の範囲が好ましい。該分子量が700未満では耐熱性が低下し、一方、3000をこえると熱安定性が低下する傾向が生じる。
(添加剤)
本発明の樹脂組成物には、光安定剤、難燃剤、可塑剤、滑剤、離型剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、顔料・染料、無機充填剤、アクリロニトリル−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどを配合しうる。
(混練)
本発明の樹脂組成物の製造は任意の方法で行なうことができる。たとえば、ブレンダー、スーパーミキサーなどを用いての混合、単軸または多軸のスクリュー押出機などでの混練により製造される。
(用途)
このようにして得られた樹脂組成物は、既知の種々の方法、たとえば射出成形法、押出し成形法などにより、自動車部品、電気・電子部品、雑貨などに成形され、成形品は、耐熱性、耐衝撃性、剛性、寸法安定性、耐薬品性、成形加工性、耐候性ならびに熱安定性に優れ、成形品の表面光沢、外観に優れたものとなる。
以下、本発明の樹脂組成物を実施例に基づき具体的に説明する。
下記測定条件や実施例などにおける「部」および「%」は、それぞれ「重量部」および「重量%」を表す。
まず、使用した材料、及び測定条件につき以下説明する。
(ポリカーボネート樹脂)
ポリカーボネート樹脂としては、粘度平均分子量22,000である出光興産(株)製のタフロンA2200(登録商標)を用いた。表2中では、PC(A−1)と表記している。
(ポリエステル−ポリエーテル共重合体:B1〜B8)
攪拌機、ガス排出出口を備えた反応器に、ゲルマニウム系触媒で製造されたポリエチレンテレフタレート(IV=0.65)、二酸化ゲルマニウム、安定材(チバ・スペシャリティーケミカルズ製のイルガノックス1010)と、表1に示す変性ポリエーテル、又はポリエーテルとを仕込み270℃で2時間保持した後、真空ポンプで減圧し、1torrで3時間保持した後、製造されたポリエステル−ポリエーテル共重合体B−1〜B−8取り出し、更に、更に、水槽で冷却したストランドを粉砕器に投入してペレット化する事で、ペレット状態のポリエステル−ポリエーテル共重合体B−1〜B−8を得た。
Figure 0005434177
表1中の、
PET−1は、ゲルマニウム系触媒で重合されたIV=0.65のポリエチレンテレフタレートであり、樹脂中に残留したゲルマニウム金属濃度は50ppmであった。
PET−2は、アンチモン系触媒で重合されたIV=0.66のポリエチレンテレフタレートであり、樹脂中に残留したゲルマニウム金属濃度は100ppmであった。
ビスオール18ENは、一般式2の構造における(m+n)の数平均が18のものである。
ビスオール30ENは、一般式2の構造における(m+n)の数平均が30のものである。
ビスオール10ENは、一般式2の構造における(m+n)の数平均が10のものである。
PEGは、分子量1000のポリエチレングリコールである。
また、表1中の重合時に投入した触媒量は、重合時に用いた触媒の添加量である。重合後の残触媒量は、製造されたポリエステル−ポリエーテル共重合体B−1〜B−8中の触媒に用いた金属の濃度であり、プラズマ発光分析(ICP分析)、具体的には、島津製作所製ICP発光分析装置ICPS−8100を用いて、定量することにより測定した。
(耐衝撃性改良剤)
下記C−1〜C−5の耐衝撃性改良剤を以下の実施例、及び比較例で使用した。
C−1:乳化重合法により、ブチルアクリレート67%およびブタジエン33%からなる平均粒子径0.15μmのゴム状弾性体60部に、アクリロニトリル20%、メチルメタクリレート30%およびスチレン50%からなる混合物40部をグラフト共重合させたコア/シェル型グラフト重合体
C−2:乳化重合法により、ブタジエン98%及ジビニルスチレン2%からなる平均粒子径0.2μmのゴム状弾性体70部に、アクリロニトリル15%、メチルメタクリレート35%およびスチレン50%からなる混合物30部をグラフト共重合させたコア/シェル型グラフト重合体
C−3:線状低密度ポリエチレン(出光興産株式会社製モアテック0168)
C−4:エチレン−エチルアクリレート共重合体(日本ユニカー株式会社製、NUC6570:エチルアクリレート含有量=35重量%)
C−5:エチレン−メタクリル酸グリシジル−アクリル酸メチル共重合体(住友化学株式会社製、ボンドファースト 7M:メタクリル酸グリシジル含有量=6重量%、アクリル酸メチル含有量=27重量%)
(安定剤)
旭電化工業株式会社製のPEP−36(ホスファイト系安定剤)
チバ・スペシャリティーケミカルズ製のイルガノックス1010(ヒンダードフェノール)
(アイゾット衝撃値)
ASTM D−256、1/4インチ、ノッチ付、23℃で測定した。
(耐熱性)
ASTM D−696で測定した。
(滞留試験後の外観)
日精樹脂工業株式会社製射出成形機FN−1000を用い、シリンダー温度280℃、金型温度80℃で5分滞留させて成形した120×120×3mmの平板の成形品の外観を肉眼で観察して、つぎの基準にしたがって評価した。
○:表面のフラッシュがほとんど認められないもの
△:表面のフラッシュが少し認められるもの
×:表面のフラッシュが著しいもの
(実施例1〜13、及び比較例1〜4)
上記の乾燥した、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル−ポリエーテル共重合体B−1〜B−8(但し、比較例4では、ポリエステル−ポリエーテル共重合体に代えてゲルマニウム系触媒で重合されたIV=0.65のポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)を用いた)、耐衝撃性改良剤、強化剤、ホスファイト系安定剤、ヒンダードフェノール系安定剤を、表2に示す割合で予備混合し、それぞれ280℃で2軸押出機を用いて溶融混練し、ペレットを製造した。得られたペレットを用いて日精樹脂工業株式会社製射出成形機FN−1000を用いシリンダー温度280℃、金型温度80℃にて試験片を作製し、上記方法により評価した。結果を表2、及び表3に示す。
Figure 0005434177
Figure 0005434177
表2、及び表3に示されるとおり、本発明の樹脂組成物によれば、成形性・耐熱性・耐衝撃性のバランスが優れた樹脂組成物を提供することができる。
(実施例14、及び比較例5)
実施例1、及び比較例1で得られたペレットを用いて、三菱製大型射出成形機850−MG160を用いシリンダー温度280℃、金型温度80℃にて試験片として、800×40×3mmの大型射出成型品である自動車のバックドアパネルを作製し、上記方法により評価した。その結果、実施例1のペレットを用いた実施例14のバックドアパネルは、表面のフラッシュがほとんど認められず良好な外観を有していたのに対して、比較例1のペレットを用いた比較例5のバックドアパネルは、ゲート周辺部に著しいフラッシュが発生し、外観不良であった。

Claims (7)

  1. ポリカーボネート樹脂50重量部以上、90重量部未満、及びポリエステル−ポリエーテル共重合体10重量部以上、50重量部未満を含む樹脂組成物であって、
    該ポリエステル−ポリエーテル共重合体が、ゲルマニウム化合物の触媒を用いて重合された、芳香族ポリエステル単位、及び下記一般式1で表される変性ポリエーテル単位からなる共重合体であることを特徴とする樹脂組成物。
    Figure 0005434177
    (式中、−A−は、−O−、−S−、−SO−、−SO2−、−CO−、炭素数1〜20のアルキレン基、又は炭素数6〜20のアルキリデン基であり、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、およびR8は、いずれも水素原子、ハロゲン原子、または炭素数1〜5の1価の炭化水素基であり、R9、R10はいずれも炭素数1〜5の2価の炭化水素基であり、それらはそれぞれ同一であっても異なっていても良い。m、及びnはオキシアルキレン単位の繰り返し単位数を示し、18≦m+n≦50である。)
  2. 前記ポリエステル−ポリエーテル共重合体が、芳香族ポリエステル単位95〜45重量%、及び前記変性ポリエーテル単位5〜55重量%からなる、請求項1に記載の樹脂組成物。
  3. 前記芳香族ポリエステル単位が、ポリエチレンテレフタレート単位、ポリブチレンテレフタレート、及びポリプロピレンテレフタレート単位よりなる群から選ばれる1種以上である、請求項1、又は2に記載の樹脂組成物。
  4. 前記変性ポリエーテル単位が、下記一般式2で表される変性ポリエーテル単位である、請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂組成物。
    Figure 0005434177
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂組成物であって、更に耐衝撃改良剤0.5〜40重量部を含む樹脂組成物。
  6. 前記耐衝撃性改良剤が、コア/シェル型グラフト重合体であって、ポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合体、及びブタジエン−アクリル酸エステル共重合体から選ばれる1種以上のゴムコア重合体10〜90重量%、及び該ゴムコア重合体を覆う芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物、(メタ)アクリル酸エステル化合物よりなる群から選ばれる1種以上の単量体の重合体であるシェル重合体10〜90重量%、からなるコア/シェル型グラフト重合体、ポリオレフィン系重合体、及びオレフィン−不飽和カルボン酸エステル共重合体よりなる群から選ばれた1種以上である、請求項に記載の樹脂組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の樹脂組成物を成形してなる家電製品用部材、又は車両用部材。
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