JPH09132534A - アンチトロンビン−iiiの液状製剤およびその保存 安定化方法 - Google Patents
アンチトロンビン−iiiの液状製剤およびその保存 安定化方法Info
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- JPH09132534A JPH09132534A JP7293160A JP29316095A JPH09132534A JP H09132534 A JPH09132534 A JP H09132534A JP 7293160 A JP7293160 A JP 7293160A JP 29316095 A JP29316095 A JP 29316095A JP H09132534 A JPH09132534 A JP H09132534A
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Abstract
ン酸もしくはその塩を含有するアンチトロンビン−III
の液状製剤であり、好適には、アンチトロンビン−III
、グルコン酸もしくはその塩、クエン酸もしくはその
塩、糖および界面活性剤を含有するアンチトロンビン−
III の液状製剤である。 【効果】 本発明の製剤は、長期間保存しても安定であ
り、投与しても血圧の低下や心臓障害が生じなく、臨床
面でも薬理効果および安全性において何ら問題がない。
また乾燥製剤に比べると注射用蒸留水への溶解の必要も
なく、簡便に投与できる等の利点がある。従って、臨床
的に極めて有用な製剤である。
Description
安定で、かつ投与しても血圧の低下や心臓障害の生じる
ことがほとんどないアンチトロンビン−III の液状製剤
およびアンチトロンビン−III 液状製剤の安定化方法に
関する。
III という。)は血漿中に存在するα 2 グロブリンに属
する糖蛋白質の一種で、その分子量は65000〜68
000である。AT−III はプロテアーゼ阻害活性を有
しており、トロンビンの凝固活性に対する強い阻害作
用、およびその他の血液凝固因子、活性化X因子、活性
化IX因子などに対する阻害作用をも有している。その
他、プラスミンやトリプシンに対する阻害作用があるこ
とも報告されている。これらの阻害作用は、一般にヘパ
リンの共存下でより速やかに進行することが知られてい
る。
は、凝固異常亢進の補正、具体的には汎発性血管異常症
(DIC)の治療を目的として用いられるものである。
ところで、AT−III は溶解状態では安定性が悪く、重
合化により静注投与における副作用の原因ともなること
から、これまで凍結乾燥の態様で製剤化されていた。一
方、液状製剤は、乾燥製剤に比べると使用時における注
射用蒸留水への溶解の必要もなく簡便に投与でき、また
製造工程で凍結乾燥操作を必要とせず製造上経済的であ
るなどの利点があるが、上記の如く、AT−III は溶液
状態では安定性に劣ることからAT−III 液状製剤の実
用化は遅れていた。僅かに試薬の分野で、AT−III を
ヘパリンの共存下、溶液状態で4℃7日間保存可能であ
ったことを確認したにすぎない(特開昭55−1034
63号)。
O94/22471に、安定化剤としてクエン酸もしく
はその塩を含有するAT−III 液状製剤が開示されてい
る。このAT−III 液状製剤は、加熱処理時および長期
保存時におけるAT−III の活性の低下および重合化が
防止され、安定性が良好である。しかし、上記AT−II
I 液状製剤はクエン酸もしくはその塩を含有しているた
め、この液状製剤を投与すると血圧の低下や心臓障害が
生じるという問題があった。
−III の溶液状態での安定性を改善し、長期保存が可能
で、特に4℃から室温での長期保存において安定であ
り、かつ投与しても血圧の低下や心臓障害が生じること
がほとんどなく、さらには投与の簡易なAT−III液状
製剤およびその保存安定化方法を提供することである。
ける問題を解消するため本発明者らは、溶液状態でのA
T−III の安定化および心臓障害の低減について広範な
検討を試みてきたところ、安定化剤としてグルコン酸も
しくはその塩を配合することにより、AT−III の溶液
状態での安定性が良好で長期保存においてもAT−III
が安定であり、かつこのように調製したAT−III 液状
製剤を投与しても血圧の低下や心臓障害を生じることが
ほとんどないことを見出した。そしてこのAT−III 液
状製剤は、臨床面でも薬理効果および安全性において何
ら問題のないことを見出し本発明を完成したものであ
る。
I 、およびグルコン酸もしくはその塩とを含有すること
を特徴とするアンチトロンビン−III の液状製剤に関す
る。また、本発明は、アンチトロンビン−III 液状製剤
に安定化剤としてグルコン酸もしくはその塩を添加する
ことを特徴とするアンチトロンビン−III 液状製剤の保
存安定化方法に関する。
薬として使用できる程度に精製されたものであれば特に
制限されるものではなく、例えばヒトの全血、血漿、血
清または凝固した血液から圧搾された血清などから精製
することができる。使用される血液としては、特にHB
s抗原、抗HIV抗体、抗ATLV抗体、抗HCV抗体
に対して陰性であり、GTPが正常値の2倍以下である
ものが好ましい。血液,血漿からのAT−III の精製法
としては、例えば特開昭48−35017号公報(米国
特許3842061号)、特公昭59−7693号公報
(米国特許4340589号)、特開平1−27560
0号公報(EP339919)、EP551084に開
示の方法等が例示される。例えば、血漿からクリオプリ
シピテートを除去した上清の低温エタノール画分IV−
1、画分IVまたは画分II+III を、更にヘパリンアフィ
ニティークロマトグラフィーなどの操作を経て精製する
方法などが挙げられる。また、細胞培養法〔例えば、特
表昭57−500768号公報(EP53165)参
照〕、遺伝子工学法〔例えば、特開昭58−16252
9号公報(EP90505)参照〕などにより調製され
るAT−III も使用できる。
ルコン酸もしくはその塩とを含有する液状製剤である。
本発明のAT−III 液状製剤は、AT−III を通常10
〜500単位/ml、好ましくは1〜200単位/m
l、より好ましくは25〜100単位/mlの割合で含
有するものである。本明細書においてAT−III 1単位
とは、正常人血漿1ml中に含まれるAT−III 量に相
当するAT−III の量をいう。
例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属
塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金
属塩、アンモニウム塩等の有機塩等が例示される。好ま
しくはナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、
マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩
であり、特に好ましくはカルシウム塩、ナトリウム塩で
ある。
剤中、好ましくは0.5〜3.0w/v%、より好まし
くは0.5〜2.0w/v%、特に好ましくは1.0〜
1.5w/v%の範囲となるように添加される。この添
加量が0.5w/v%未満の場合、AT−III の安定化
効果が不十分であり、逆に添加量が3.0w/v%を超
える場合、クエン酸ナトリウムとのキレート作用によ
り、沈殿物を生じたり、AT−III の安定化効果が低下
して好ましくない。
外の有機酸を含有していてもよい。本明細書において有
機酸とは、分子内に少なくとも1個、好ましくは1〜3
個のカルボキシル基(−COOH)を有する化合物をい
う。一塩基酸、二塩基酸、三塩基酸とは、それぞれカル
ボキシル基を1、2または3個有する化合物をいう。
酸は、脂肪族または芳香族、飽和または不飽和、一塩基
酸(モノカルボン酸)、二塩基酸(ジカルボン酸)また
は三塩基酸(トリカルボン酸)のいずれでもよい。好ま
しくは炭素数2〜10、より好ましくは炭素数2〜6の
ものが挙げられる。一塩基酸としては、酢酸、プロピオ
ン酸、酪酸、吉草酸などの飽和脂肪族モノカルボン酸、
グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン
などの一塩基酸のアミノ酸が例示される。二塩基酸とし
ては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、ア
ジピン酸などの飽和脂肪族ジカルボン酸、マレイン酸、
フマル酸などの不飽和脂肪族ジカルボン酸、フタル酸な
どの芳香族ジカルボン酸、アスパラギン酸、グルタミン
酸などの二塩基酸のアミノ酸、リンゴ酸、酒石酸などの
二塩基酸のヒドロキシ酸が例示される。三塩基酸として
は、クエン酸などの三塩基酸のヒドロキシ酸が例示され
る。好ましくは、リンゴ酸、酒石酸、マレイン酸、アス
パラギン酸、クエン酸であり、より好ましくはリンゴ
酸、クエン酸である。
てもよい。有機酸の塩としては、例えばナトリウム塩、
カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩等のアル
カリ土類金属塩、アンモニウム塩等の有機塩等が例示さ
れる。好ましくは、ナトリウム塩またはカルシウム塩で
ある。本発明で使用される有機酸塩として、より好まし
くはリンゴ酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムであり、
特に好ましくはクエン酸ナトリウムである。
中、好ましくは2〜20w/v%、より好ましくは2〜
10w/v%、特に好ましくは3〜5w/v%の範囲と
なるように添加される。この添加量が2w/v%未満の
場合、AT−III の安定化効果が低下し、逆に添加量が
20w/v%を超える場合、AT−III の安定化効果は
良好となるが、浸透圧比が高くなり毒性による血圧の低
下をきたすので好ましくない。特に有機酸がクエン酸で
ある場合、得られる製剤を投与すると血圧の低下や心臓
障害が生じる。
剤として糖を添加してもよい。糖の添加により、有機酸
の添加量を低くし、AT−III 活性の失活の原因となる
二峰性を防ぐことができる。本発明で使用される糖とし
ては、例えば単糖類、二糖類、糖アルコール、アミノ糖
等が挙げられる。単糖類としてはグルコース、フルクト
ース、ガラクトース、マンノース、アラビノース、イノ
シトール等が、二糖類としてはサッカロース、ラクトー
ス、マルトース等が、また糖アルコールとしてはマンニ
トール、ソルビトール、キシリトール等が例示される。
またアミノ糖としては、グルコサミンおよびアミノ糖誘
導体であるN−アセチル−D−グルコサミンなどが例示
される。好ましくは、サッカロース、ラクトース、ソル
ビトール、イノシトール、マルトース、N−アセチル−
D−グルコサミン、マンニトールである。
0w/v%、より好ましくは0.5〜20w/v%、特
に好ましくは5〜10w/v%の範囲となるように添加
される。この添加量が0.1w/v%未満の場合、AT
−III の安定化効果が低下し、逆に添加量が40w/v
%を超える場合、AT−III の安定化効果は良好となる
が、浸透圧比が高くなり粘性が増すので好ましくない。
として界面活性剤をさらに添加してもよい。界面活性剤
の添加により、保存中の不溶性異物の発生を防止するこ
とができる。界面活性剤としては、非イオン系界面活性
剤が好ましく、例えばポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル(例えば商品名:トウィーン)、ポリオキ
シエチレン−ポリオキシプロピレン共重合体(例えば商
品名:プルロニック)、ポリアルキレングリコール(例
えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール等)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(例え
ば商品名:トリトン)等が例示される。これらの界面活
性剤の分子量は2,000〜20,000が好ましい。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの脂肪酸
としては、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン
酸、ラウリン酸、オレイン酸等の炭素数12〜18の脂
肪酸が挙げられる。
0.005〜0.1w/v%、より好ましくは0.01
〜0.05w/v%、特に好ましくは0.01〜0.0
3w/v%の範囲となるように添加される。この添加量
が0.005w/v%未満の場合、AT−III の安定化
効果が低下し、また振盪すると蛋白の変性による不溶性
異物が出現し、逆に添加量が0.1w/v%を超える場
合、毒性による血圧の低下をきたすので好ましくない。
他の安定化剤を添加することもできる。例えば、無機
塩、アルブミン、アプロチニン、エチレンジアミン四酢
酸(EDTA)またはその塩などが挙げられる。無機塩
としては特に限定されないが、塩化ナトリウム、塩化カ
リウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリ
ウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン
酸二水素カリウム、リン酸カリウム等が例示される。
に反しない限り、通常液状製剤に用いられる添加剤、例
えば等張化剤(ソルビトール、マンニトール、グリセリ
ン、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
グルコース、塩化ナトリウム等)、防腐殺菌剤(塩化ベ
ンザルコニウム、パラオキシ安息香酸エステル類、ベン
ジルアルコール、パラクロルメタキセノール、クロルク
レゾール、フェネチルアルコール、ソルビン酸またはそ
の塩、チメロサール、クロロブタノール等)、キレート
剤(エデト酸ナトリウム、縮合リン酸ナトリウム等)、
粘稠剤(ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリル
酸ナトリウム等)等を通常使用される添加量で配合する
ことができる。
硫酸エステルを添加することもできる。糖硫酸エステル
としては、ヘパリン、デキストラン硫酸等が例示され、
好ましくはヘパリンである。ヘパリンの含有量は、液状
製剤中、好ましくは1〜1000単位/ml、より好ま
しくは10〜100単位/mlである。またAT−III
に対する割合は、AT−III 1単位当たり好ましくは
0.1〜100単位、より好ましくは1〜5単位が例示
される。
0〜10.0、より好ましくはpH7.0〜9.0、特
に好ましくはpH7.0〜8.0であり、この範囲にお
いて安定であり、就中pH7.0〜7.8においては長
期保存に安定である。またpH7.0〜8.0の製剤
は、注射時の疼痛が緩和されるので、注射剤として使用
するのに適している。
き、例えば調整剤として水酸化物または適当な緩衝液な
どを用いて行ってもよい。水酸化物としては水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等が例示される。緩衝液として
はリン酸塩緩衝液、重炭酸塩緩衝液、トリス緩衝液等が
例示される。
しない限りAT−III 以外の薬効成分を配合することが
できる。例えば血漿分画製剤(トロンビン、ヘパリンコ
ファクター、フィブリノゲン)等が例示される。
III が他の成分と共に水中に溶解された態様であれば特
に制限されるものではなく、例えば注射剤、点滴剤など
の態様のものが例示される。溶解させる水としては、例
えば注射用蒸留水、滅菌精製水等が例示される。
自体既知の手段を用いて調製することができる。また所
望により加熱処理、除菌濾過などの処理を施すことがで
きる。
は、通常4℃〜室温において長期保存が可能である。通
常15℃以下で少なくとも24ヵ月間、室温で少なくと
も6ヵ月間の保存が可能であり、製剤調製時におけるA
T−III 活性の少なくとも80%、好ましくは90%以
上保持する。
乏に起因する血栓形成傾向およびAT−III 低下を伴う
汎発性血管内凝固症候群(DIC)の治療に有用であ
る。本剤の投与方法は、従来のAT−III 注射剤もしく
は点滴剤の処方に準じることができ、例えば、本発明液
状製剤を緩徐に静注もしくは点滴静注する方法が挙げら
れる。通常、本発明液状製剤は1日1,000〜3,0
00単位(又20〜60単位/kg)の割合で投与される
が、かかる投与量は年齢、体重、症状などにより適宜増
減してもよい。なお、産科的、外科的DICなどで緊急
処置として本剤を使用する場合は、1日1回40〜60
単位/kgを投与することが好ましい。本発明の液状製
剤の浸透圧は、ヒトおよび動物の生理的条件と同じかも
しくはそれに近いことが好ましい。
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
ない。 実施例1 AT−III 500単位、グルコン酸カルシウム300m
gを注射用水10mlに溶解し、pHを7.5に調整し
てAT−III 液状製剤とした。
g、クエン酸ナトリウム300mgを注射用水10ml
に溶解し、pHを7.5に調整してAT−III液状製剤
とした。
g、クエン酸ナトリウム500mgを注射用水10ml
に溶解し、pHを7.5に調整してAT−III液状製剤
とした。
g、リンゴ酸ナトリウム300mgを注射用水10ml
に溶解し、pHを7.5に調整してAT−III液状製剤
とした。
g、サッカロース2000mgを注射用水10mlに溶
解し、pHを7.5に調整してAT−III 液状製剤とし
た。
g、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン共重合
体(商品名プルロニックPF−68)1mgを注射用水
10mlに溶解し、pHを7.5に調整してAT−III
液状製剤とした。
g、サッカロース2000mg、ポリオキシエチレン−
ポリオキシプロピレン共重合体(商品名プルロニックP
F−68)1mgを注射用水10mlに溶解し、pHを
7.5に調整してAT−III 液状製剤とした。
g、クエン酸ナトリウム300mg、サッカロース20
00mg、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン
共重合体(商品名プルロニックPF−68)1mgを注
射用水10mlに溶解し、pHを7.5に調整してAT
−III 液状製剤とした。
g、クエン酸ナトリウム500mg、サッカロース10
00mg、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン
共重合体(商品名プルロニックPF−68)1mg、ヘ
パリン5000単位を注射用水10mlに溶解し、pH
を7.5に調整してAT−III 液状製剤とした。
I 液状製剤中のAT−III の安定性を調べた。なお、A
T−III の安定性は、残存するAT−III 活性および/
またはAT−III の重合化の割合から評価した。なお、
以下に述べるように、AT−III 活性はAT−III 活性
測定キット(テストチームAT−III ・2キット:第一
化学薬品製)を用いて測定し、AT−III の重合化の割
合はHPLC(高速液体クロマトグラフィー)分析によ
って測定した。
M トリス−塩酸緩衝液,0.14M NaCl,10
mM EDTA(pH8.4)中〕をチューブに採り、
ヒトトロンビン溶液〔0.9%塩化ナトリウム、0.0
5%ウシ血清アルブミン(BSA),0.05%ポリエ
チレングリコール(PEG)#6000中、1U/ml
トロンビン含有)100μlを加え、37℃で5分間プ
レインキュベートした後、合成基質液(S−2238:
HD−フェニルアラニル−L−ピペコリル−L−アルギ
ニル−p−ニトロアニリド・二塩酸塩)100μlを加
え、さらに37℃で5分間インキュベートした。発色
後、クエン酸溶液を1ml加えて反応を停止させ、分光
光度計で波長405nmの吸光度を測定した。測定検体
と同時に正常ヒト血漿(1U AT−III /ml)を測
定し、その検量線から検体のAT−III 含量を測定し
た。
NaCl加0.05Mリン酸塩緩衝液(pH7.0)で
平衡化した後、流速0.7ml/分で測定を行った。
社製)濃縮バルク液(AT−III 力価:50U/ml)
を2%クエン酸ナトリウム、pH7.5で一夜透析した
後、表1に示す各種安定化剤を添加し、除菌濾過後、6
0℃で1時間または55℃で10時間加熱処理を行い、
HPLC分析を行った。結果を表1に示す。
トリウムを安定化剤の1つとして添加した製剤は対照と
同等の安定化効果を示した。
社製)濃縮バルク液(AT−III 力価:50U/ml)
を2%クエン酸ナトリウム、pH7.5で一夜透析した
後、表2に示す安定化剤を添加し、除菌濾過後、55℃
で10時間または60℃で30分間加熱処理を行い、H
PLC分析を行った。結果を表2に示す。
用いた例は、有機酸としてクエン酸ナトリウムのみを用
いた例と同等の安定化効果を示し、有機酸としてグルコ
ン酸カルシウムとクエン酸ナトリウムを併用した例は、
有機酸としてクエン酸ナトリウムのみを用いた例よりも
良好な安定化効果を示した。
社製)濃縮バルク液(AT−III 力価:50U/ml)
を2%クエン酸ナトリウム、pH7.5で一夜透析した
後、表3に示す安定剤を添加し、除菌濾過後、55℃で
10時間加熱処理を行い、1時間、3時間、5時間およ
び10時間のAT−III 活性の残存率の測定およびHP
LC分析を行った。結果を表3、図1および図2に示
す。
c-Ca, 0.01w/v%P.F.-68 pH7.5の組成の安定化剤を使用
した製剤が安定化効果が最も良好であることがわかっ
た。
社製)濃縮バルク液(AT−III 力価:50U/ml)
を2%クエン酸ナトリウム、pH7.5で一夜透析した
後、表4に示す安定剤を添加し、除菌濾過後、11℃で
3、6、12、15、18、22ヵ月後のAT−III 活
性の残存率の測定およびHPLC分析を行った。結果を
表4に示す。
0.01w/v%P.F.-68 pH7.5 の組成、 3w/v%Cit-Na, 20w/v%
Sacc., 1w/v%Gluc-Ca, 0.01w/v%P.F.-68 pH7.5の組成、
および 5w/v%Cit-Na, 20w/v%Sacc., 1w/v%Gluc-Ca, 0.0
1w/v%P.F.-68 pH7.5の組成の液状製剤はいずれも22ヵ
月でも安定性が良好であることがわかった。
ン酸ナトリウム、Sacc. はサッカロース、P.F.-68 はプ
ルロニックPF−68、 Lact.はラクトース、 Dext.は
デキストロース、 Sorb.はソルビトール、Gly.はグリシ
ン、 Mann.はマンニトール、Malt.はマルトース、 Ino
s.はイノシトール、lys はリジン、Arg はアルギニン、
Phe はフェニルアラニン、Gluc-Na はグルコン酸ナトリ
ウム、Ala はアラニン、Sali-Na はサリチル酸ナトリウ
ム、Gluc-Ca はグルコン酸カルシウム、Glu-Naはグルタ
ミン酸ナトリウムを示す。
す影響を調べた。なお、試験にはイヌ(雑種、雄性、体
重9.0〜11.0kg、予備飼育期間1週間以上)を
7頭使用し、温度19±2℃、湿度65±10%の条件
で飼育した。この雄性雑犬を1群3頭使用し、ペントバ
ルビタール−Na塩の静脈内投与(25mg/kg)で
麻酔し後背位に固定した。呼吸、血圧、心拍数、血流量
および心電図を測定し、平均値±標準偏差を求めた。呼
吸は気管にチューブ(商品名トラキロン、テルモ製)に
サーミスター型呼吸センサー(日本光電製、TR−61
2T)を介し、血圧は大腿動脈にカテーテルを挿入しデ
ィスポ血圧トランスデュサー(日本光電製、DX−36
0)および圧ランプ(日本光電製、AP−641G)を
介して、心拍数は脈圧をトリガーして心拍計(日本光電
製、AT−601G)を介して、血流量は大腿動脈に血
流量測定用プローブを装着し電磁流量計(日本光電製、
MFV−3100)を介して、いずれもポリグラフ(日
本光電製、RM−6000)に連結し同時記録した。心
電図(PR、QRS、QT、T、S−T)は標準四肢第
II誘導にて心電計(日本光電製、ECG−8110)上
に記録した。被検薬剤として、AT−III (50U/m
l)、3w/v%グルコン酸カルシウム、20.0w/
v%サッカロースおよび0.01w/v%プルロニック
PF−68からなるpH7.5のAT−III 液状製剤
(A)、AT−III(50U/ml)、3w/v%クエ
ン酸ナトリウム、20.0w/v%サッカロースおよび
0.01w/v%プルロニックPF−68からなるpH
7.5のAT−III 液状製剤(B)、およびAT−III
(50U/ml)、3w/v%クエン酸ナトリウム、2
0.0w/v%サッカロース、1.0w/v%、グルコ
ン酸カルシウムおよび0.01w/v%プルロニックP
F−68からなるpH7.5のAT−III 液状製剤
(C)を使用し、その投与量は0.6ml/kgとし、
大腿静脈内に留置したカテーテルを介してマルチホルダ
ー付シリンジポンプ(Harverd22−M)を用
い、投与速度0.25ml/kg/minとした。な
お、観察時間は投与前、投与中間、投与後1分、5分、
15分および30分とした。その結果を表5〜表7に示
す。
は、血圧が低下し、心電図に変化が認められたが、液状
製剤(A)においては、液状製剤(B)に比べて血圧の
低下および心電図の変化はかなり抑えられ、液状製剤
(C)においては、血圧の低下および心電図の変化はほ
とんど認められなかった。
ースト10kgを生理食塩水100リットルに懸濁し、
硫酸バリウムを5w/v%になるように加え、室温で3
0分間攪拌し、微量に存在するプロトロンビンを硫酸バ
リウムに吸着させて除去した。この上清液をpH6.5
に調整し、ポリエチレングリコール#4,000を13
w/v%となるように加え、生じた沈澱を遠心分離して
除き、さらにポリエチレングリコール#4,000を3
0w/v%になるように加え、生じた沈澱を遠心分離し
て回収した。この沈澱を冷生理食塩水約20リットルに
溶解し、予め生理食塩水で調整されたヘパリンセファロ
ースのカラムに注入し、AT−III をカラムに吸着させ
た。このカラムを0.4Mの塩化ナトリウム溶液で洗浄
して不純蛋白を除いた後、2.0Mの塩化ナトリウム溶
液をカラムに流して溶出してくる部分を回収した。この
AT−III の水溶液にクエン酸ナトリウムを0.6Mの
濃度に加え、pH7.8に調整した後、60℃で10時
間の加熱処理を施した後、塩化ナトリウム(最終濃度3
M)およびクエン酸ナトリウム(最終濃度20mM)を
添加し、pH7.5に調整した。一方、3M塩化ナトリ
ウム含有20mMクエン酸ナトリウム緩衝液(pH7.
5)で平衡化したブチル型ポリビニル系担体(ブチルト
ヨパール650、東洋曹達(株)製)にAT−III 含有
水溶液を接触させたのちに上記緩衝液で展開し、未吸着
画分を回収した。続いて0.5%クエン酸ナトリウム緩
衝液(pH7.5)に対して一夜透析を行い精製AT−
III を得た。
くはその塩、糖硫酸エステルまたは界面活性剤)を配合
してなる本発明のAT−III 液状製剤によれば、加熱処
理時および長期保存時におけるAT−III 活性の低下、
重合化を防止することができ、かつ投与しても血圧の低
下や心臓障害が生じることがほとんどない。このため、
本発明の液状製剤はそのまま商品(注射剤など)として
提供することができる。従って、使用に際して用時溶解
することなく、そのまま注射剤等として患者に投与する
ことができるため、投与時の操作が簡略化でき臨床使用
上有用である。また製造工程において、凍結乾燥工程を
省くことができるため、製造の効率化、および経済化を
図ることができる。
スを示すグラフである。
グラフである。
Claims (24)
- 【請求項1】 アンチトロンビン−III 、およびグルコ
ン酸もしくはその塩を含有することを特徴とするアンチ
トロンビン−III の液状製剤。 - 【請求項2】 さらに糖を含有することを特徴とする請
求項1に記載のアンチトロンビン−III の液状製剤。 - 【請求項3】 さらに界面活性剤を含有することを特徴
とする請求項1または2に記載のアンチトロンビン−II
I の液状製剤。 - 【請求項4】 さらにグルコン酸以外の有機酸もしくは
その塩を含有することを特徴とする請求項1〜3に記載
のアンチトロンビン−III の液状製剤。 - 【請求項5】 グルコン酸以外の有機酸がクエン酸であ
ることを特徴とする請求項4に記載のアンチトロンビン
−III の液状製剤。 - 【請求項6】 グルコン酸もしくはその塩の濃度が、液
状製剤中0.5〜3.0w/v%の範囲であることを特
徴とする請求項1〜5に記載のアンチトロンビン−III
の液状製剤。 - 【請求項7】 有機酸もしくはその塩の濃度が、液状製
剤中2〜20w/v%の範囲であることを特徴とする請
求項4または5に記載のアンチトロンビン−III の液状
製剤。 - 【請求項8】 アンチトロンビン−III の濃度が、10
〜500単位/mlであることを特徴とする請求項1〜
7に記載のアンチトロンビン−III の液状製剤。 - 【請求項9】 pHが7〜10の範囲であることを特徴
とする請求項1〜8に記載のアンチトロンビン−III の
液状製剤。 - 【請求項10】 さらに糖硫酸エステルを含有すること
を特徴とする請求項1〜9に記載のアンチトロンビン−
III の液状製剤。 - 【請求項11】 糖硫酸エステルがヘパリンであること
を特徴とする請求項10に記載のアンチトロンビン−II
I の液状製剤。 - 【請求項12】 ヘパリンの濃度が、1〜1000単位
/mlであることを特徴とする請求項11に記載のアン
チトロンビン−III の液状製剤。 - 【請求項13】 アンチトロンビン−III 液状製剤に安
定化剤としてグルコン酸もしくはその塩を添加すること
を特徴とするアンチトロンビン−III 液状製剤の保存安
定化方法。 - 【請求項14】 さらに補助安定化剤として糖を添加す
ることを特徴とする請求項13に記載のアンチトロンビ
ン−III 液状製剤の保存安定化方法。 - 【請求項15】 さらに補助安定化剤として界面活性剤
を添加することを特徴とする請求項13または14に記
載のアンチトロンビン−III 液状製剤の保存安定化方
法。 - 【請求項16】 安定化剤としてさらにグルコン酸以外
の有機酸もしくはその塩を添加することを特徴とする請
求項13〜15に記載のアンチトロンビン−III の液状
製剤の保存安定化方法。 - 【請求項17】 グルコン酸以外の有機酸がクエン酸で
あることを特徴とする請求項16に記載のアンチトロン
ビン−III の液状製剤の保存安定化方法。 - 【請求項18】 グルコン酸もしくはその塩を、液状製
剤中0.5〜3.0w/v%の範囲の濃度となるように
添加することを特徴とする請求項13〜17に記載のア
ンチトロンビン−III の液状製剤の保存安定化方法。 - 【請求項19】 有機酸もしくはその塩を、液状製剤中
2〜20w/v%の範囲の濃度となるように添加するこ
とを特徴とする請求項17または18に記載のアンチト
ロンビン−III の液状製剤の保存安定化方法。 - 【請求項20】 アンチトロンビン−III の濃度が1〜
1000単位/mlであることを特徴とする請求項13
〜19に記載のアンチトロンビン−III の液状製剤の保
存安定化方法。 - 【請求項21】 pHが7〜10の範囲に調整すること
を特徴とする請求項13〜20に記載のアンチトロンビ
ン−III の液状製剤の保存安定化方法。 - 【請求項22】 さらに糖硫酸エステルを添加すること
を特徴とする請求項13〜21に記載のアンチトロンビ
ン−III の液状製剤の保存安定化方法。 - 【請求項23】 糖硫酸エステルがヘパリンであること
を特徴とする請求項22に記載のアンチトロンビン−II
I の液状製剤の保存安定化方法。 - 【請求項24】 ヘパリンの濃度が、1〜1000単位
/mlであることを特徴とする請求項23に記載のアン
チトロンビン−III の液状製剤の保存安定化方法。
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JP29316095A JP3820607B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | アンチトロンビン−iiiの液状製剤およびその保存安定化方法 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998042371A1 (de) * | 1997-03-25 | 1998-10-01 | Baxter Aktiengesellschaft | Neue verwendung von antithrombin iii |
WO2002022150A3 (de) * | 2000-09-12 | 2004-05-06 | Beate Kehrel | Arzneimittel enthaltend aktiviertes antithrombin iii |
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JP2017014153A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | 日本化薬株式会社 | ペメトレキセドを含有する注射用溶液製剤 |
CN110346357A (zh) * | 2019-07-16 | 2019-10-18 | 山东艾科达生物科技有限公司 | 一种用于抗凝血酶ⅲ测定试剂 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP29316095A patent/JP3820607B2/ja not_active Expired - Lifetime
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