JPH08245419A - ショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤 - Google Patents
ショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤Info
- Publication number
- JPH08245419A JPH08245419A JP7045748A JP4574895A JPH08245419A JP H08245419 A JPH08245419 A JP H08245419A JP 7045748 A JP7045748 A JP 7045748A JP 4574895 A JP4574895 A JP 4574895A JP H08245419 A JPH08245419 A JP H08245419A
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- Japan
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- iii
- shock
- therapeutic agent
- caused
- preventive
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ヒト由来アンチトロンビン−III を有効成分
とするショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤。 【効果】 ヒト由来アンチトロンビン−III は、ショッ
クに起因する胃粘膜障害に対して優れた保護作用を有
し、特に出血性ショックに起因する胃粘膜障害の改善作
用を有する。
とするショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤。 【効果】 ヒト由来アンチトロンビン−III は、ショッ
クに起因する胃粘膜障害に対して優れた保護作用を有
し、特に出血性ショックに起因する胃粘膜障害の改善作
用を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒト由来アンチトロン
ビン−III (以下、単にAT−III という)を有効成分
とするショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤に関す
る。
ビン−III (以下、単にAT−III という)を有効成分
とするショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤に関す
る。
【0002】
【従来技術・発明が解決しようとする課題】AT−III
は血漿中に存在するα2 グロブリンに属する糖蛋白質の
一種で、その分子量は65,000〜68,000であ
り、血液凝固系のプロテアーゼ阻害活性を有し、トロン
ビンの凝固活性を強く阻害する。また、トロンビンに対
する阻害作用のみならず、その他の凝固因子、例えば活
性化X因子、活性化IX因子などに対する阻害作用をも有
している。その他、プラスミンやトリプシンに対する阻
害作用があることも報告されている。これらの阻害作用
は、一般にヘパリンの共存下でより速やかに進行するこ
とが知られている。このような薬理作用を有するAT−
III は、凝固異常亢進の補正、具体的には汎発性血管内
凝固症候群(DIC)の治療を目的として用いられてい
る。
は血漿中に存在するα2 グロブリンに属する糖蛋白質の
一種で、その分子量は65,000〜68,000であ
り、血液凝固系のプロテアーゼ阻害活性を有し、トロン
ビンの凝固活性を強く阻害する。また、トロンビンに対
する阻害作用のみならず、その他の凝固因子、例えば活
性化X因子、活性化IX因子などに対する阻害作用をも有
している。その他、プラスミンやトリプシンに対する阻
害作用があることも報告されている。これらの阻害作用
は、一般にヘパリンの共存下でより速やかに進行するこ
とが知られている。このような薬理作用を有するAT−
III は、凝固異常亢進の補正、具体的には汎発性血管内
凝固症候群(DIC)の治療を目的として用いられてい
る。
【0003】本発明は、AT−III の従来知られていな
かった作用を利用した新規な薬剤を提供することを目的
とする。すなわち、AT−III の新規な医薬用途を提供
することを目的とする。
かった作用を利用した新規な薬剤を提供することを目的
とする。すなわち、AT−III の新規な医薬用途を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、AT−III にショ
ックに起因する胃粘膜障害の改善作用があることを見出
し、本発明を完成するに至った。
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、AT−III にショ
ックに起因する胃粘膜障害の改善作用があることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明はAT−III を有効成分とす
るショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤に関する。
るショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤に関する。
【0006】本発明で使用されるAT−III は、ヒト由
来のもので、医薬として使用できる程度に精製されたも
のであれば特に制限されるものではなく、例えばヒトの
全血、血漿、血清または凝固した血液から圧搾された血
清等から精製することができる。使用される血液として
は、特にHBs抗原、抗HIV抗体に陰性であり、GT
Pが正常値の2倍以下であるものが好ましい。
来のもので、医薬として使用できる程度に精製されたも
のであれば特に制限されるものではなく、例えばヒトの
全血、血漿、血清または凝固した血液から圧搾された血
清等から精製することができる。使用される血液として
は、特にHBs抗原、抗HIV抗体に陰性であり、GT
Pが正常値の2倍以下であるものが好ましい。
【0007】AT−III を調製するための出発原料とし
ては、例えば血漿のコーン分画法における画分IV−1、
画分IV、上清Iまたは上清II+III が使用される。AT
−III の精製法としては、例えば特開昭48−3501
7号明細書、特公昭59−7693号明細書に開示の方
法等が例示される。また、AT−III は細胞培養法(例
えば、特表昭57−500768号公報参照)、遺伝子
工学法(例えば、特開昭58−162529号公報参
照)などにより調製されるものであってもよい。また、
市販のAT−III 製剤(例えば商品名:ノイアート/
(株)ミドリ十字等)を用いることもできる。
ては、例えば血漿のコーン分画法における画分IV−1、
画分IV、上清Iまたは上清II+III が使用される。AT
−III の精製法としては、例えば特開昭48−3501
7号明細書、特公昭59−7693号明細書に開示の方
法等が例示される。また、AT−III は細胞培養法(例
えば、特表昭57−500768号公報参照)、遺伝子
工学法(例えば、特開昭58−162529号公報参
照)などにより調製されるものであってもよい。また、
市販のAT−III 製剤(例えば商品名:ノイアート/
(株)ミドリ十字等)を用いることもできる。
【0008】本発明の有効成分であるAT−III は、ヒ
ト、イヌ、ウシ、ウマ、マウス、ラット等の哺乳動物に
おけるショックに起因する胃粘膜障害に対して微小循環
改善作用等の保護作用を有し、特に出血性ショックに起
因する胃粘膜障害の改善作用を有する。より具体的に
は、例えば、外傷性出血によるショック等に合併する胃
粘膜障害に対して、微小循環の円滑化による胃粘膜の虚
血の防止等の改善作用を有する。従って、AT−III は
ショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤(例えば、シ
ョックに合併する吐・下血に対する予防治療剤)として
有用であり、特に出血性ショックに起因する胃粘膜障害
予防治療剤(例えば、外傷性出血ショック時の急性胃粘
膜病等に対する予防治療剤)として有用である。
ト、イヌ、ウシ、ウマ、マウス、ラット等の哺乳動物に
おけるショックに起因する胃粘膜障害に対して微小循環
改善作用等の保護作用を有し、特に出血性ショックに起
因する胃粘膜障害の改善作用を有する。より具体的に
は、例えば、外傷性出血によるショック等に合併する胃
粘膜障害に対して、微小循環の円滑化による胃粘膜の虚
血の防止等の改善作用を有する。従って、AT−III は
ショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤(例えば、シ
ョックに合併する吐・下血に対する予防治療剤)として
有用であり、特に出血性ショックに起因する胃粘膜障害
予防治療剤(例えば、外傷性出血ショック時の急性胃粘
膜病等に対する予防治療剤)として有用である。
【0009】本発明の予防治療剤は、本発明の目的に反
しない限り通常医薬品に用いられる薬理的に許容される
添加剤(例えば、担体、賦形剤、希釈剤等)、安定化剤
または製薬上必要な成分を配合していてもよい。添加
剤、安定化剤としては、糖類、例えばブドウ糖、果糖等
の単糖類、ショ糖、乳糖、麦芽糖等の二糖類、マンニト
ール、ソルビトール等の糖アルコール;クエン酸、リン
ゴ酸、酒石酸などの有機酸またはその塩(例えばナトリ
ウム塩、カリウム塩、カルシウム塩);グリシン、アス
パラギン酸、グルタミン酸等のアミノ酸またはその塩
(例えば、ナトリウム塩等);ポリエチレングリコー
ル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン共重合
体、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の
界面活性剤;ヘパリン、アルブミン等が挙げられる。
しない限り通常医薬品に用いられる薬理的に許容される
添加剤(例えば、担体、賦形剤、希釈剤等)、安定化剤
または製薬上必要な成分を配合していてもよい。添加
剤、安定化剤としては、糖類、例えばブドウ糖、果糖等
の単糖類、ショ糖、乳糖、麦芽糖等の二糖類、マンニト
ール、ソルビトール等の糖アルコール;クエン酸、リン
ゴ酸、酒石酸などの有機酸またはその塩(例えばナトリ
ウム塩、カリウム塩、カルシウム塩);グリシン、アス
パラギン酸、グルタミン酸等のアミノ酸またはその塩
(例えば、ナトリウム塩等);ポリエチレングリコー
ル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン共重合
体、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の
界面活性剤;ヘパリン、アルブミン等が挙げられる。
【0010】本発明製剤は、AT−III と上記成分とを
適宜混合し、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、シロップ
剤、注射剤等の態様に調製されて、経口的または非経口
的に投与される。好ましくは、静脈内投与の態様であ
る。本製剤は、特にAT−III を薬理的に許容される添
加剤とともに凍結乾燥品として調製しておき、用時溶解
して使用する態様の製剤とすることが好ましい。かかる
製剤は、使用時に注射用蒸溜水や滅菌精製水等によって
約1〜100AT−III 単位/ml溶液として、より好
ましくは生理的に等張な塩濃度および生理的に好ましい
pH値(pH6〜8)に調整される。
適宜混合し、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、シロップ
剤、注射剤等の態様に調製されて、経口的または非経口
的に投与される。好ましくは、静脈内投与の態様であ
る。本製剤は、特にAT−III を薬理的に許容される添
加剤とともに凍結乾燥品として調製しておき、用時溶解
して使用する態様の製剤とすることが好ましい。かかる
製剤は、使用時に注射用蒸溜水や滅菌精製水等によって
約1〜100AT−III 単位/ml溶液として、より好
ましくは生理的に等張な塩濃度および生理的に好ましい
pH値(pH6〜8)に調整される。
【0011】投与量は症状、体重、性別、動物種等によ
って適宜選択すればよく、一般的にヒトの成人に対して
は、AT−III として通常1〜1000単位/kg体重
/日、好ましくは10〜500単位/kg体重/日を1
日1〜数回に分けて投与する。例えば、静脈内投与の場
合10〜300単位/kg体重/日の投与量で投与する
ことが好ましい。本明細書において、AT−III の力価
は、1単位が正常人血漿1ml中に含まれるAT−III
量に相当する。
って適宜選択すればよく、一般的にヒトの成人に対して
は、AT−III として通常1〜1000単位/kg体重
/日、好ましくは10〜500単位/kg体重/日を1
日1〜数回に分けて投与する。例えば、静脈内投与の場
合10〜300単位/kg体重/日の投与量で投与する
ことが好ましい。本明細書において、AT−III の力価
は、1単位が正常人血漿1ml中に含まれるAT−III
量に相当する。
【0012】
【実験例・実施例】以下、本発明を詳細に説明するため
実験例および実施例を挙げるが、本発明はこれらによっ
て何ら限定されるものではない。
実験例および実施例を挙げるが、本発明はこれらによっ
て何ら限定されるものではない。
【0013】実験例1 (1)実験動物 雄性ウィスター系ラット(18/30時間絶食)を使用
した。 (2)実験方法 ショック プロトコール:フェノバルビタールナトリウ
ム塩40−50mg/Kgを腹腔内投与して麻酔し、カット
ダウン法にて大腿動脈および大腿静脈にカテーテル留置
した。 時間スケジュール:0時間・・大腿動脈より脱血開
始。5分間で21ml/kgの脱血(全血液量の約30%) 15分・・ Volume replacement 開始。45分間で6
3ml/kg の乳酸リンゲル液を輸液。 180分・・胃摘出 AT III投与群(n=10):250U/kgを総量1ml
として、輸液開始直前に1分間で静注。 コントロール群(n=10):1mlの生理食塩水を同様
に静注。 胃粘膜面に形成された線状潰瘍の長径の和を潰瘍指数と
して評価した。
した。 (2)実験方法 ショック プロトコール:フェノバルビタールナトリウ
ム塩40−50mg/Kgを腹腔内投与して麻酔し、カット
ダウン法にて大腿動脈および大腿静脈にカテーテル留置
した。 時間スケジュール:0時間・・大腿動脈より脱血開
始。5分間で21ml/kgの脱血(全血液量の約30%) 15分・・ Volume replacement 開始。45分間で6
3ml/kg の乳酸リンゲル液を輸液。 180分・・胃摘出 AT III投与群(n=10):250U/kgを総量1ml
として、輸液開始直前に1分間で静注。 コントロール群(n=10):1mlの生理食塩水を同様
に静注。 胃粘膜面に形成された線状潰瘍の長径の和を潰瘍指数と
して評価した。
【0014】(3)結果 潰瘍指数を表1および図1に示す。AT−III 投与群に
おいて、出血性ショックにおける胃粘膜障害発現が抑制
されることが明らかである。
おいて、出血性ショックにおける胃粘膜障害発現が抑制
されることが明らかである。
【0015】
【表1】
【0016】実験例2 急性毒性(LD50)はマウス、ラットの雌雄による差は
なく、静脈内投与、経口投与とも15000単位/kg
体重以上、皮下投与では20000単位/kg体重以上
であった。また、サル(雄)では静脈内投与で6000
単位/kg体重以上であった。
なく、静脈内投与、経口投与とも15000単位/kg
体重以上、皮下投与では20000単位/kg体重以上
であった。また、サル(雄)では静脈内投与で6000
単位/kg体重以上であった。
【0017】実施例1 コーンの冷アルコール分画法で得られた画分IV−1のペ
ースト10kgを生理食塩水100リットルに懸濁し、
硫酸バリウムを5(w/v)%になるように加え、室温
で30分間撹拌し、微量に存在するプロトロンビンを硫
酸バリウムに吸着させて除去した。この上清液をpH
6.5に調整し、ポリエチレングリコール#4000を
13(w/v)%になるように加え、生じた沈澱を遠心
分離して除き、さらにポリエチレングリコール#400
0を30(w/v)%になるように加え、さらに生じた
沈澱を遠心分離して回収した。この沈澱を冷生理食塩水
約20リットルに溶解し、予め生理食塩水で調製された
ヘパリンセファロースを充填したカラムへ注入し、AT
−III をカラムに吸着させた。このカラムを0.4Mの
塩化ナトリウム溶液で洗浄して不純蛋白を除いたのち、
2.0Mの塩化ナトリウム溶液をカラムに流して溶出し
てくる部分を回収した。
ースト10kgを生理食塩水100リットルに懸濁し、
硫酸バリウムを5(w/v)%になるように加え、室温
で30分間撹拌し、微量に存在するプロトロンビンを硫
酸バリウムに吸着させて除去した。この上清液をpH
6.5に調整し、ポリエチレングリコール#4000を
13(w/v)%になるように加え、生じた沈澱を遠心
分離して除き、さらにポリエチレングリコール#400
0を30(w/v)%になるように加え、さらに生じた
沈澱を遠心分離して回収した。この沈澱を冷生理食塩水
約20リットルに溶解し、予め生理食塩水で調製された
ヘパリンセファロースを充填したカラムへ注入し、AT
−III をカラムに吸着させた。このカラムを0.4Mの
塩化ナトリウム溶液で洗浄して不純蛋白を除いたのち、
2.0Mの塩化ナトリウム溶液をカラムに流して溶出し
てくる部分を回収した。
【0018】このAT−III の水溶液にクエン酸ナトリ
ウムを0.6Mの濃度に加え、pH7.8に調整した後
60℃で10時間の加熱処理を施し、続いて0.9%塩
化ナトリウム溶液に対し1夜透析を行いつつ濃縮してA
T−III の1(w/v)%水溶液を得、必要に応じて濾
過または遠心分離を行って透明な液とした。このAT−
III の1(w/v)%水溶液にマンニトール2(w/
v)%とクエン酸ナトリウム0.2(w/v)%を加
え、塩化ナトリウムが0.5%になるように少量の冷蒸
溜水で希釈し、1Nの水酸化ナトリウムでpH7.6に
調整した後、滅菌したミリポアフィルターで除菌濾過
し、500単位づつ分注し、凍結乾燥を行って乾燥製剤
とした。
ウムを0.6Mの濃度に加え、pH7.8に調整した後
60℃で10時間の加熱処理を施し、続いて0.9%塩
化ナトリウム溶液に対し1夜透析を行いつつ濃縮してA
T−III の1(w/v)%水溶液を得、必要に応じて濾
過または遠心分離を行って透明な液とした。このAT−
III の1(w/v)%水溶液にマンニトール2(w/
v)%とクエン酸ナトリウム0.2(w/v)%を加
え、塩化ナトリウムが0.5%になるように少量の冷蒸
溜水で希釈し、1Nの水酸化ナトリウムでpH7.6に
調整した後、滅菌したミリポアフィルターで除菌濾過
し、500単位づつ分注し、凍結乾燥を行って乾燥製剤
とした。
【0019】実施例2 1バイアル中、 AT−III 500単位 マンニトール 200mg 塩化ナトリウム 50mg クエン酸ナトリウム 52mg よりなる凍結乾燥品を用時20mlの注射用蒸溜水に溶
解して、静注用製剤とした。
解して、静注用製剤とした。
【0020】
【発明の効果】AT−III は、哺乳動物におけるショッ
クに起因する胃粘膜障害に対して微小循環改善による胃
粘膜虚血の防止等の優れた保護作用を有し、特に出血性
ショックに起因する胃粘膜障害の改善作用を有する。シ
ョックに起因する胃粘膜障害予防治療剤として有用であ
る。
クに起因する胃粘膜障害に対して微小循環改善による胃
粘膜虚血の防止等の優れた保護作用を有し、特に出血性
ショックに起因する胃粘膜障害の改善作用を有する。シ
ョックに起因する胃粘膜障害予防治療剤として有用であ
る。
【図1】実験例1におけるAT−III とコントロールと
の潰瘍指数を示すグラフである。
の潰瘍指数を示すグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 ヒト由来アンチトロンビン−III を有効
成分とするショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤。 - 【請求項2】 ショックが出血性ショックである請求項
1記載の胃粘膜障害予防治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7045748A JPH08245419A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | ショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7045748A JPH08245419A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | ショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08245419A true JPH08245419A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12727938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7045748A Pending JPH08245419A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | ショックに起因する胃粘膜障害予防治療剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08245419A (ja) |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP7045748A patent/JPH08245419A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060801 |