JPH09131302A - カバー式内視鏡 - Google Patents

カバー式内視鏡

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JPH09131302A
JPH09131302A JP7291344A JP29134495A JPH09131302A JP H09131302 A JPH09131302 A JP H09131302A JP 7291344 A JP7291344 A JP 7291344A JP 29134495 A JP29134495 A JP 29134495A JP H09131302 A JPH09131302 A JP H09131302A
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flexibility
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Hiroki Moriyama
宏樹 森山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加圧装置を使用することなく、内視鏡挿入部に
対する内視鏡カバーの装着が容易なカバー式内視鏡を提
供すること。 【解決手段】挿入部カバー22の手元口体部25には直
線部を形成した内視鏡挿通用透孔29が設けられてお
り、この内視鏡挿通用透孔29の中途部にはOリングな
どを配設したシール部40が設けられている。このシー
ル部40は、内視鏡挿入部31を気密的に保持するため
のものであり、内視鏡挿入部31を構成する軟性部36
などが内視鏡挿通用透孔29を通過するとき直線状態に
して、シール部40とこの軟性部36とが密着して気密
状態を保持するようになっている。一方、シール部40
に気密的に保持される軟性部36の手元側端部近傍に
は、シール部40と軟性部36との密着状態を解除し、
内視鏡挿通用透孔29と外部とを連通する隙間部を形成
するリーク部41が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カバー用内視鏡
と、このカバー用内視鏡に着脱自在な内視鏡カバーとで
構成され、挿入部カバーの内視鏡挿入部への装着性を向
上させるカバー式内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野で用いられる内視鏡は、この内
視鏡の挿入部を生体内に挿入して患部の観察や処置を行
なうようになっている。このため、内視鏡の挿入部先端
に設けられている観察窓に患者の体液や粘液などが付着
して患部の観察を充分に行えなくなることがある。した
がって、内視鏡装置を構成する際には、前記内視鏡の観
察窓に送水して洗浄を行ったり、観察窓の残水を送気に
て吹飛ばすことのできる送気・送水機能が設けられてい
る。また、内視鏡には生体内の汚物や粘液などを吸引し
て体外に排出する吸引管路や治療処置などを行うために
処置具を挿通する処置具管路(鉗子管路)を設けている
ものがある。
【0003】検査・処置に用いられた使用済みの内視鏡
は、速やかに洗浄、或は、滅菌処理を施して次の患者に
使用することができるようにしなければならなかった。
しかし、上述のように送気管路や送水管路あるいは鉗子
管路を設けた内視鏡を確実に洗浄する作業は煩わしく、
時間を要するものであり、内視鏡の使用効率を低下させ
る要因になっていた。
【0004】このため、最近では、内視鏡自体をカバー
で覆い、このカバーで覆った内視鏡を床例毎に使用し
て、処置終了後に内視鏡を覆っていたカバーを廃棄する
ことによって内視鏡の洗浄、消毒を簡略化したカバー式
内視鏡が提案されている。
【0005】例えば、カバー用内視鏡の挿入部に挿入部
カバーを被覆して検査を行なう場合、生体内への挿通性
を考慮すると、前記内視鏡カバーが前記挿入部に対して
密着していることが、把持性や捻り操作性を向上させる
うえで望ましい。このため、挿入部カバーの内径とカバ
ー用内視鏡の外径との間のクリアランスを小さく設定し
ていた。
【0006】しかし、前記クリアランスが小さい場合、
前記カバー用内視鏡の挿入部に、挿入部カバーを装着す
る作業が手間のかかる煩わしいものになっていた。この
ため、特開平2−57228号公報には、挿入部に装着
するカバーを膨脹させることによって、内視鏡の挿入部
とカバーとの間のクリアランスを大きくして、内視鏡挿
入部にカバーを装着する方法が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平2−57228号公報に示されている方法で内視鏡
の挿入部にカバーを装着するためには、カバーを膨張さ
せるための加圧装置が必要になる。また、内視鏡カバー
自体に前記加圧装置との接続部を設けなくてはならな
い。このため、使い捨てである内視鏡カバーの構成が複
雑になるばかりでなく、内視鏡装置を構成する装置が増
えて、検査・処置前の準備作業が複雑化すると共に、コ
ストアップの要因になっていた。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、加圧装置を使用することなく、内視鏡挿入部に対
する内視鏡カバーの装着が容易なカバー式内視鏡を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のカバー式内視鏡
は、カバー用内視鏡と、このカバー用内視鏡の挿入部を
覆う挿入部カバーとを少なくとも備えるカバー式内視鏡
であって、前記挿入部カバーの手元側端部に、前記カバ
ー用内視鏡の挿入部に対して密着して且つスライド可能
なシール部を設ける一方、前記カバー用内視鏡の挿入部
の手元側端部に前記挿入部カバーのシール部との密着状
態を解除するリーク部を設けている。
【0010】この構成によれば、内視鏡の挿入部の先端
側から手元側に向かって挿入部カバーを装着していく
際、内視鏡カバーに設けたシール部が挿入部に密着する
ことにより、挿入部カバー内が膨脹する。この状態で、
さらに内視鏡カバーを手元側に進めて装着していくと、
手元側へ挿入されていくにしたがって、内視鏡カバーが
大きく膨脹して挿入部とカバーとの間のクリアランスが
大きくなって容易に挿入される。そして、内視鏡カバー
の挿入がほぼ完了するところで、前記シール部がリーク
部に到達して、カバー内の加圧された空気がこのリーク
部を通って内視鏡カバー外部に排気されて、内視鏡カバ
ーが内視鏡の挿入部に密着して装着を完了する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の一実施
形態に係り、図1はカバー式内視鏡の概略構成を説明す
る断面図、図2は内視鏡挿入部へ挿入部カバーを装着し
ている状態を説明する断面図、図3は挿入部カバー内の
加圧された空気を排気している状態を説明する断面図で
ある。
【0012】図1に示すようにカバー式内視鏡1は、送
気・送水管路,吸引管路,処置具チャンネル21などの
複数の管路を設けた内視鏡カバー2と、この内視鏡カバ
ー2が装着されるカバー用内視鏡3とを備えている。
【0013】前記カバー用内視鏡3は、細長の内視鏡挿
入部31と、この内視鏡挿入部31の基端部に連設した
把持部を兼ねた操作部32とで構成されており、この操
作部32の側部からはユニバーサルコード33を延出し
ている。なお、このユニバーサルコード33の端部には
外部装置である光源装置に着脱自在に接続されるコネク
タ(不図示)が設けられている。
【0014】前記内視鏡挿入部31は、図示しない照明
窓や観察窓などを設けた先端部34と、複数の湾曲駒を
連接して形成される湾曲部35と、可撓性を有する軟性
部36とで構成されている。そして、前記先端部34の
照明窓に臨まれるライトガイドや観察窓でとらえた被写
体像を伝送する伝送部材などが前記湾曲部35、軟性部
36、操作部32、ユニバーサルコード33内を挿通し
て外部装置に接続されるようになっている。
【0015】前記内視鏡カバー2は、前記内視鏡挿入部
31を被覆する挿入部カバー22と、前記操作部32を
覆う操作部カバー23とで主に構成されている。前記挿
入部カバー22は、硬質な樹脂材料などで形成され、先
端側に配設される先端構成部材24と手元側に配設され
る手元口体部25とを、薄肉で軟らかな例えば塩化ビニ
ルなどの高分子材料で形成したシース26を気密的に連
結して構成されている。なお、前記操作部カバー23
は、前記手元口体部25の後端部に一体的に設けられて
いる。
【0016】前記先端構成部材24には透明な光学部材
で形成した観察窓を構成するレンズカバー24aが配設
されており、前記手元口体部25には前記処置具チャン
ネル21に連通する鉗子口25aが形成され、この鉗子
口25aに鉗子栓27、吸引管路を構成する吸引チュー
ブ28が設けられている。
【0017】また、前記手元口体部25には直線部を形
成した内視鏡挿通用透孔29が設けられており、この内
視鏡挿通用透孔29の中途部にはOリングなどのパッキ
ン部材を配設したシール部40が設けられている。
【0018】このシール部40は、前記内視鏡挿入部3
1を気密的に保持するためのものであり、前記内視鏡挿
入部31を構成する先端部34,湾曲部35及び軟性部
36が内視鏡挿通用透孔29を通過するとき直線状態に
なることによって、前記シール部40と少なくとも内視
鏡挿入部31を構成する軟性部36とが密着して気密状
態を保持するようになっている。
【0019】一方、前記内視鏡挿通用透孔29に設けた
シール部40に気密的に保持される前記内視鏡挿入部3
1を構成する軟性部36の手元側端部近傍には、前記シ
ール部40と軟性部36との密着状態を解除し、前記内
視鏡挿通用透孔29と外部とを連通する隙間部を形成す
るリーク部41が設けられている。このリーク部41
は、前記軟性部36の外周部を細径に形成した凹部41
aになっている。
【0020】なお、前記シース26が軟性部36にぴっ
たりと装着されて、シース26と軟性部36との一体感
が強まって把持性及び捻り操作性を向上させるため、前
記内視鏡挿入部を挿入する前のシース26の外径寸法
が、前記内視鏡挿入部を挿入した後の外径寸法より小径
になるように形成されている。
【0021】また、前記シール部40を内視鏡挿通用透
孔29の端面近傍に配置すると、前記内視鏡挿入部31
の軟性部36が曲がってしまったとき、気密状態を保持
し難くなるので、前記シール部40の配設位置は前記軟
性部36の湾曲を考慮して設けられている。
【0022】さらに、前記処置具チャンネル21には中
途部に太径部51を有し、一端部にリング52を設けた
スタイレット50が挿通されて、内視鏡カバー2を直線
状態に保持している。このスタイレット50は例えば外
径寸法がφ0.8mm〜φ1.6mmの単線ワイヤで形
成されており、前記リング52が先端構成部材24に当
接した際、前記スタイレット50の他端部が前記手元口
体部25の中に位置するように長さが調整されている。
【0023】上述のように構成したカバー式内視鏡1の
作用を説明する。まず、図1に示すようにカバー用内視
鏡3の内視鏡挿入部31に内視鏡カバー2の挿入部カバ
ー22を一体的に装着するため、スタイレット50を処
置具チャンネル21に挿通して挿入部カバー22を略直
線状態に保持しておく。この状態で、前記手元口体部2
5に設けた内視鏡挿通用透孔29を通して前記カバー用
内視鏡3の内視鏡挿入部31の先端部34、湾曲部3
5、軟性部36を順にシース26内空間部に挿通させて
いく。
【0024】このとき、前記シース26内空間部と内視
鏡挿入部31との間には十分なクリアランスが設けられ
ていないが、前記内視鏡挿通用透孔29に設けたシール
部40と前記軟性部36とが密着して気密状態になるこ
とから図2に示すように内視鏡挿入部31の先端部34
を内視鏡カバー2の先端構成部材24側に挿入していく
にしたがってシース26内が加圧され、このシース26
が外周方向に向かって膨張していく。
【0025】前記シース26が膨脹することにより、シ
ース26内空間部と内視鏡挿入部31とのクリアランス
が大きくなって、内視鏡挿入部31が容易に先端構成部
材24側に挿入されていく。
【0026】そして、図3に示すように前記内視鏡挿入
部31の先端部34が先端構成部材24に到達すると
き、前記シール部40に前記軟性部36に設けたリーク
部41が到達して前記シール部40とリーク部41との
間に隙間が生じる。すると、シース26内の加圧された
空気が、前記シール部40とリーク部41との間に生じ
た隙間より外部に排気されていって、図2に示したよう
に膨張していたシース26が元の状態に戻って、前記シ
ース26が内視鏡挿入部31に密着する。
【0027】この状態で、内視鏡挿入部31をわずかに
押し込み、挿入部カバー22の内視鏡挿入部31への装
着が完了する。このとき、前記シール部40が、前記リ
ーク部近傍手元側で軟性部36に密着している。
【0028】次に、前記挿入部カバー22の内視鏡挿入
部31への装着が完了した後、前記手元口体部25の端
部に設けられている挿入部カバー22を操作部32に被
せて装着作業を終了する。
【0029】次いで、検査直前に処置具挿通用チャンネ
ル26からスタイレット50を抜き去って検査を行な
う。なお、カバー式内視鏡を用いての検査が終了した時
点で内視鏡カバーをカバー用内視鏡から抜去して廃棄す
る。
【0030】このように、内視鏡カバーの挿入部カバー
を構成する手元口体部に内視鏡挿入部の軟性部に密着す
るシール部を設けることによって、内視鏡挿入部をシー
ス内に徐々に挿入していくに従って、シース内を加圧
し、シースを膨張させて、内視鏡挿入部と挿入部カバー
とのクリアランスを大きくすることができる。このこと
により、外部装置を設けることなくシースを膨張させて
内視鏡挿入部と挿入部カバーとのクリアランスを大きく
して、内視鏡挿入部への挿入部カバーの装着作業が容易
に行なえる。
【0031】また、前記シール部に対応するように、前
記挿入部カバーが装着される内視鏡挿入部を構成する軟
性部の手元側端部にリーク部を設けることによって、前
記シール部とリーク部との位置が一致したとき、挿入部
カバーのシース内を加圧している空気を外部に排気する
ことができる。このことにより、挿入部カバーを形成す
るシースが内視鏡挿入部に対して一体的に装着される。
【0032】さらに、前記軟性部の手元側端部の全周を
細径にして凹部を設けることにより、前記シール部が凹
部にはまりこんで挿入部カバー部とカバー用内視鏡とが
略一体的に保持することができる。このことにより、手
元口体部とカバー用内視鏡との固定が容易に行なえる。
【0033】なお、前記リーク部41は、外径寸法を細
径にして形成した凹部41aに限定されるものではな
く、図4Aに示すように外周部の一部を削除して切り欠
き部41bを形成したリーク部41Aであったり、図4
Bに示すように溝41cを設けたリーク部41Bなどで
あってもよい。このことにより、軟性部の一部を細径に
形成することによってリーク部近傍の剛性が著しく低下
するのを防止することができる。
【0034】また、図5に示すように軟性部36の手元
側端部に硬質部材43を連設し、この硬質部材43内に
内視鏡挿通用透孔29と外部とを連通するリーク管路4
3aをリーク部41Cとして設けることにより、前記内
視鏡挿入部31を構成する軟性部36にリーク部41を
設ける必要が無くなる。このことにより、リーク部近傍
の耐久性を大幅に向上させることができる。また、前記
硬質部材43に切り欠き部41bや溝41cを設けてリ
ーク部としても同様の効果を得ることができる。
【0035】尚、本実施形態において、内視鏡は、内視
鏡挿入部に軟性部を有するカバー用内視鏡に限定される
ものではなく、カバーで被った状態で使用される内視鏡
であれば、内視鏡挿入部が軟質であっても硬質であって
もよい。
【0036】ところで、従来より大腸への内視鏡の挿入
性を向上させるため、内視鏡の鉗子チャンネルの中に可
撓性調整具を挿通し、鉗子チャンネルの外に設けた可撓
性調整操作部で挿入部の可撓性調整を行うようにしたも
のがある。また、実開平3−43802号公報には内視
鏡の挿入部に、一般的に設けられている送気・送水チャ
ンネルや鉗子チャンネルなどとは別に可撓性調整具を設
けるようにしたものが示されている。
【0037】しかしながら、内視鏡の鉗子チャンネルや
この鉗子チャンネル以外のチャンネルを介して内視鏡挿
入部内に可撓性調整具を挿通して挿入部を硬質化させた
場合、前記挿入部が曲がった状態であると、前記可撓性
調整具によって内視鏡挿入部内に内設されている他の内
蔵物が圧迫されることがあり、このことによってライト
ガイドやイメージガイドまたは、信号ケーブルなどが損
傷するおそれがあった。このため、内視鏡と可撓性調整
具とを組み合わせて使用する場合に、内視鏡内蔵物に損
傷を与えないように組み合わせが可能なものが望まれて
いた。
【0038】図6に示すように前記図1に示した内視鏡
カバー2を略直線状態に保つために処置具挿通用チャン
ネル21に挿通していたスタイレット50を、挿入部カ
バー22の鉗子栓27側から処置具チャンネル21内に
挿通させることによって、このスタイレット50が内視
鏡挿入部31の軟性部36の硬さを調整する可撓性調整
具になる。
【0039】すなわち、前記スタイレット50が挿通さ
れる処置具チャンネル21と軟性部36とはシース26
により一体化されているので、前記処置具チャンネル2
1とが軟性部36から離反することがない。このため、
カバー式内視鏡1では処置具チャンネル21にスタイレ
ット50を挿通させることにより、前記軟性部36を硬
くしたのと同様の効果が得られる。
【0040】なお、スタイレット50は、軟性部36の
外周に対して外側に配置されている処置具挿通用チャン
ネル21内を挿通しているので軟性部36に内設されて
いる内蔵物を損傷することがない。
【0041】また、前記スタイレット50を鉗子栓27
側から挿入するとき、スタイレット50に設けられてい
る太径部24の位置を適宜設定しておくことによって、
この太径部24が鉗子栓27に当接したとき、スタイレ
ット50の先端部50aが湾曲部35の手元側にとどま
るようにすることができる。このことにより、スタイレ
ット50の先端が湾曲部35まで挿通されてしまうこと
により発生する湾曲力量が重くなる現象が無くなると共
に、小さい曲げ半径で湾曲させたときに発生する処置具
挿通用チャンネル21の座屈が防止される。
【0042】具体的な内視鏡とスタイレットとの組み合
わせによる作用を図7を参照して説明する。図に示すよ
うに例えば大腸にカバー式内視鏡1を挿入する際、ま
ず、図7Aに示すように内視鏡挿入部を軟らかい状態に
したままで、S状結腸71を通過させていく。そして、
カバー式内視鏡先端が脾湾曲72あるいは下行結腸73
に到達したところで、内視鏡挿入部を引き戻すように操
作して図7Bに示すように前記内視鏡挿入部を直線化さ
せて、S状結腸32を略直線化する。
【0043】この内視鏡挿入部を略直線化させたところ
で、前記図6に示したようにスタイレット50を処置具
チャンネル21に挿通させて軟性部36の剛性を高め
る。このスタイレット50が内挿されたことによって前
記内視鏡挿入部は、S状結腸71の弾力に負けて撓むこ
となく、また横行結腸74の撓みにも負けることなく、
図7Cに示すように肝湾曲75を通過して、上行結腸7
6または盲腸77まで到達することができる。
【0044】このように、内視鏡カバー直線化治具であ
るスタイレットを可撓性調整具としてカバー式内視鏡に
用いることにより、カバー用内視鏡の内視鏡挿入部内に
内設されている内蔵物を損傷することなく、カバー式内
視鏡の可撓性を調整することができる。このことによ
り、カバー式内視鏡の大腸などへの挿通性が大幅に向上
する。
【0045】図8及び図9を参照してカバー式内視鏡と
可撓性調整具との組み合わせについて説明する。本実施
形態においては挿入部カバー22のシース26内に可撓
性調整具80がカバー用内視鏡3とは別に挿通されてい
る。
【0046】すなわち、前記可撓性調整具80は、細長
なコイル81とワイヤ82とで構成されており、前記コ
イル81とワイヤ82とは先端部で例えばろう83で固
着されている。この可撓性調整具80の先端面は、湾曲
部35より手元側にとどまるようにコイル81の長さが
設定されている。
【0047】図9に示すように前記コイル81及びワイ
ヤ82は、手元口体部25の一部に設けられている挿通
口25bを介して外部に延出している。すなわち、可撓
性調整具80は、この挿通口25bを介して、手元口体
部25及びシース26内に挿抜自在である。
【0048】前記コイル81の手元側端部には接続具8
4が設けられており、この接続具84が操作部32に設
けられているピン32aに着脱自在に構成されている。
一方、前記ワイヤ82は、先端部でコイル81にろう8
3で一体的に固着されているが、それ以外の部分では前
記コイル81に対して軸方向に多少移動可能であり、手
元側端部には略円柱形状で外周部に凹凸部を形成したラ
ック85が取り付けられている。
【0049】前記ラック85は、例えば操作部32に設
けられている台32bに載置されるようになっており、
この台32b上を長手方向に移動可能である。また、操
作部32にはピニオンを一部に設けたノブ32cが回動
自在に設けられている。
【0050】図9に示すように初期状態ではラック85
とノブ32cとの間に十分な隙間があるが、ノブ32c
を回動操作することによって、ノブ32cのピニオンと
ラック85の凹凸部とが噛合してラック85が図中矢印
方向に移動するようになっている。なお、前記手元口体
部25の挿通口25bの開口近傍にはこの挿通口開口を
塞ぐように柔軟な膜86などの弾性部材が配設されてい
る。
【0051】上述のように構成されているカバー式内視
鏡と可撓性調整具との組み合わせによる作用を説明す
る。まず、挿入部カバー22に内視鏡挿入部31を挿入
する。このとき、手元口体部86の膜86は挿通口25
bを塞いだ状態になっている。
【0052】次に、可撓性調整具80を挿通口25bか
らシース26内に挿通するため、膜86に可撓性調整具
80の当てがい、膜86を徐々に開口させてシース26
内に挿通して、接続具84をピン32aに配設し、ラッ
ク85を第32b上に配設して操作部カバー23で操作
部32を覆う。
【0053】次いで、この状態でカバー式内視鏡1を大
腸などの処置部に挿通していく。このカバー式内視鏡1
の可撓性を調整する際は、操作部32に設けられている
ノブ32cを操作部カバー23上から操作する。このこ
とによって、前記ラック85が矢印方向に移動してワイ
ヤ82を牽引して、ピン32aに手元側端部が固定され
ているコイル81が圧縮されて曲げ剛性が増し、この結
果、軟性部36を硬質化させたのと同様の効果が得られ
る。その他の構成は上述の実施形態と同様であり、同部
材には同符号を付して説明を省略する。
【0054】このように、可撓性調整具は、シース,手
元口体部及び操作部カバーに覆われているので、カバー
用内視鏡同様に、検査中に汚染されることを防止するこ
とができる。このことにより、検査終了後、内視鏡カバ
ーは廃棄されるが、カバー用内視鏡及び可撓性調整具は
洗浄・消毒することなく新しいカバーを装着して次の検
査に使用される。
【0055】また、可撓性調整具を挿入部カバーに設け
た処置具チャンネルに挿通させることによって発生して
いた、処置具が使えなくなってしまうという不都合や、
吸引チャンネルを兼ねる処置具チャンネルの吸引機能が
低下するなどといった不都合を無くして使い勝手が大幅
に向上する。
【0056】さらに、可撓性調整具は操作部に対して一
体的に密着するように配置されているので、操作部の把
持性に悪影響を及ぼさない。その他の作用及び効果は上
述のスタイレットを可撓性調整具として用いるときと同
様である。
【0057】なお、図10及び図11に示すように可撓
性調整具80を先端側に蓋86を有する調整具挿通管路
87内に挿通するようにしてもよい。なお、この調整具
調整具挿通管路87の手元側端部は手元口体部25に気
密的に配設されている。
【0058】このように、挿入部カバーに調整具挿通管
路を設けることによりシース内の加圧された空気が外部
にもれることを無くすことができると共に、可撓性調整
具のシース内へのセットを容易に行なうことができる。
このことにより、シースの膨張がスムーズに行われると
共に、可撓性調整具をシース内に挿通されせる作業が大
幅に簡略化される。また、可撓性調整具をシース内に挿
通させる際、前記可撓性調整具が調整具挿通管路内を挿
通されていくので、軟性部の外表面に傷がつくことを防
止することができる。その他の作用及び効果は図8及び
図9に示した実施形態と同様である。
【0059】図12を参照して内視鏡と可撓性調整具と
の組み合わせについて説明する。図に示すように本実施
形態のカバー91は、内視鏡挿入部全体を覆うものでな
く、ここで使用される内視鏡もいわゆるカバー用内視鏡
3ではなく、通常の内視鏡92である。
【0060】すなわち、カバー91を構成する口体部9
3には前記可撓性調整具80を挿通する挿通口94、調
整具管路95が設けられている。なお、鉗子チャンネル
は内視鏡92側に設けられている。また、可撓性調整具
80は前記図8及び図9に示したものと同様の構造であ
る。
【0061】このように、通常の内視鏡に対して容易に
可撓性調整具を組み合わせることができると共に、内視
鏡内蔵物を損傷することがない。
【0062】図13を参照して内視鏡と可撓性調整具と
の別の組み合わせについて説明する。図に示すように可
撓性調整具80は図8及び図9に示したものと同様の構
造であり、調整具挿通管路87内に納められるようにな
っている。そして、この調整具挿通管路87を1つ以上
の結束用のバンド96で軟性部97に一体的に取り付け
ている。なお、前記調整具挿通管路87の手元側端部は
前記図9同様接続具84などにより内視鏡92の操作部
に取り付けられている。また、バンド96及び接続具8
4は、内視鏡92に対して着脱自在であっても、一体的
に取り付けられているものであってもよい。
【0063】このように、可撓性調整具を挿通する処置
具挿通管路を内視鏡の軟性部に対して着脱自在に構成す
ることによって、可撓性調整具の内視鏡への装着作業が
簡潔化される。なお、内視鏡に処置具挿通管路を一体的
に取り付けることによって着脱作業の手間を省くように
してもよい。また、上述のように前記処置具挿通管路は
先端が蓋で水密的に塞いでいるので、手元側に位置する
接続部材に設け、ノブを水密的に操作可能にすることに
よって、検査の際、可撓性調整具が汚染されるのを防止
することができる。
【0064】ところで、カバー式内視鏡1での検査終了
後に内視鏡カバー2をカバー用内視鏡3から抜去する
際、シース26内が陰圧になっていることから内視鏡挿
入部31を挿入部カバー22から強引により引き抜くこ
とがある。このとき、カバーが破れたりしても問題は起
こらないが、強引に引き抜くことにより、カバーの周り
に付着していた体液などが周囲に飛び散るおそれがあ
る。このため、シース26内の陰圧を解消するために挿
入部カバー22に気密状態を解除する気密解除部を設け
ることによって挿入部カバー22を内視鏡挿入部31か
らスムーズに引き抜くことができる。
【0065】また、図14及び図15に示すように使用
済みの内視鏡カバー2を廃棄袋101に捨てる際、この
廃棄袋101を台付きスタンド102や袋支持スタンド
103に斜めに保持することによって廃棄作業性が大幅
に向上する。なお、廃棄袋101をこれらスタンドに配
設する際、廃棄袋101の手元側開口部近傍を折り返し
て、内視鏡カバー2を廃棄後に作業者の手を汚すことな
く開口部の封印作業が行えるようにしている。
【0066】[付記] 1.カバー用内視鏡と、このカバー用内視鏡の挿入部を
覆う挿入部カバーとを少なくとも備えるカバー式内視鏡
において、前記挿入部カバーの手元側端部に前記カバー
用内視鏡の挿入部に対して密着して且つスライド可能な
シール部を設ける一方、前記カバー用内視鏡の挿入部の
手元側端部に前記挿入部カバーのシール部との密着状態
を解除するリーク部を設けたカバー式内視鏡。
【0067】2.前記リーク部は挿入部手元側端部の一
部を細径に形成した凹部である付記1記載のカバー式内
視鏡。
【0068】3.前記リーク部は挿入部手元側端部の外
周部の一部を切り欠いて形成した切欠部である付記1記
載のカバー式内視鏡。
【0069】4.前記リーク部は挿入部手元側端部の外
周部に設けた溝部である付記1記載のカバー式内視鏡。
【0070】5.前記リーク部を挿入部端部に連設され
る硬質部材に設けた付記1記載のカバー式内視鏡。
【0071】6.前記挿入部カバーを前記カバー用内視
鏡の内視鏡挿入部に挿入完了したとき、前記挿入部カバ
ーに設けたシール部が、前記内視鏡挿入部手元側端部の
リーク部近傍で挿入部に密着する付記1記載のカバー式
内視鏡。
【0072】7.前記挿入部カバーを構成する手元口体
部に、前記内視鏡挿入部を直線状態に保つ直線部を設け
た付記1記載のカバー式内視鏡。
【0073】8.前記挿入部カバーの内径寸法を、カバ
ー用内視鏡の内視鏡挿入部を挿入する前の内径寸法が、
前記挿入部を挿入した後の内径寸法より小径である付記
1記載のカバー式内視鏡。
【0074】9.内視鏡挿入部に軟性部を有する内視鏡
において、前記軟性部の可撓性を調整する可撓性調整具
が、前記軟性部の外周面に沿って一体的に配設される内
視鏡。
【0075】10.前記可撓性調整具が内視鏡に対して
着脱自在である付記9記載の内視鏡。
【0076】11.前記可撓性調整具が内視鏡と別体の
処置具挿通チャンネルに着脱自在である付記10記載の
内視鏡。
【0077】12.前記可撓性調整具が挿通されるチャ
ンネル又は管路と内視鏡挿入部の軟性部との離反を防止
する離反防止手段を設けた付記11記載の内視鏡。
【0078】13.前記離反防止手段がシースである付
記1記載のカバー式内視鏡。
【0079】14.前記離反防止手段が結束バンドであ
る付記9記載の内視鏡。
【0080】15.前記可撓性調整具を挿通する管路が
処置具チャンネル以外の内視鏡の外側に設けた管路であ
る付記9記載のカバー式内視鏡。
【0081】16.前記可撓性調整具を挿入部カバーで
覆った付記1記載のカバー式内視鏡。
【0082】17.前記可撓性調整具の手元側の一部を
内視鏡の操作部に着脱自在とした付記16記載のカバー
式内視鏡。
【0083】18.前記可撓性調整具の一部を内視鏡の
操作部に設けたノブに接続・解除自在にした付記16記
載のカバー式内視鏡。
【0084】19.前記可撓性調整具の一部と操作部と
の接続がラック・ピニオン方式である付記18記載のカ
バー式内視鏡。
【0085】20.前記ノブが初期位置にあるとき、こ
のノブとラックとの接続が解除され、前記ノブを回転操
作したときノブのピニオンとラックの凹凸部とが接続さ
れる付記18記載のカバー式内視鏡。
【0086】21.前記可撓性調整具の手元側が操作部
に接するように配設されている付記18記載のカバー式
内視鏡。
【0087】22.前記挿入部カバー内で可撓性調整具
を、内視鏡挿入部を挿通する挿入路内に設けた付記16
記載のカバー式内視鏡。
【0088】23.前記挿入部カバー内で可撓性調整具
を、内視鏡挿入部を挿通する挿入路と隔離して設けた別
管路に挿通する付記16記載のカバー式内視鏡。
【0089】24.前記管路の先端部が密閉されている
付記15記載のカバー式内視鏡。
【0090】25.前記可撓性調整具の先端が内視鏡湾
曲部より手元側に位置する付記9記載の内視鏡。
【0091】26.前記可撓性調整具を軟性部に対して
部分的に取り付けた付記9記載の内視鏡。
【0092】27.前記可撓性調整具の全体を外部環境
から遮断するカバー部材で覆った付記9記載のカバー式
内視鏡。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、加
圧装置を使用することなく、内視鏡挿入部に対する内視
鏡カバーの装着が容易なカバー式内視鏡を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の一実施形態に係り、
図1はカバー式内視鏡の概略構成を説明する断面図
【図2】内視鏡挿入部へ挿入部カバーを装着している状
態を説明する断面図
【図3】挿入部カバー内の加圧された空気を排気してい
る状態を説明する断面図
【図4】軟性部に設けたリーク部の別の形状を説明する
断面図
【図5】リーク部の別の構成を説明する断面図
【図6】スタイレットの別の作用を説明する図
【図7】スタイレットをカバー式内視鏡に用いたときの
具体的作用を示す図
【図8】図8及び図9はカバー式内視鏡と組合わせて使
用される可撓性調整具の説明図に係り、図8は可撓性調
整具を示す図
【図9】可撓性調整具と操作部との関係を示す図
【図10】図10及び図11はカバー式内視鏡と組合わ
せて使用される可撓性調整具の別の構成を示す説明図に
係り、図10は可撓性調整具と調整具挿通管路とを示す
【図11】可撓性調整具及び調整具挿通管路と操作部と
の関係を示す図
【図12】内視鏡と可撓性調整具との組み合わせを説明
する図
【図13】内視鏡と可撓性調整具との別の組み合わせを
説明する図
【図14】廃棄袋を支持するスタンドの1例を示す図
【図15】廃棄袋を支持するスタンドの他の例を示す図
【符号の説明】
1…カバー式内視鏡 2…内視鏡カバー 3…カバー用内視鏡 40…シール部 41…リーク部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー用内視鏡と、このカバー用内視鏡
    の挿入部を覆う挿入部カバーとを少なくとも備えるカバ
    ー式内視鏡において、 前記挿入部カバーの手元側端部に、前記カバー用内視鏡
    の挿入部に対して密着して且つスライド可能なシール部
    を設ける一方、前記カバー用内視鏡の挿入部の手元側端
    部に前記挿入部カバーのシール部との密着状態を解除す
    るリーク部を設けることを特徴とするカバー式内視鏡。
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