JP2578476Y2 - 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡カバー方式の内視鏡装置

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JP2578476Y2
JP2578476Y2 JP1993001956U JP195693U JP2578476Y2 JP 2578476 Y2 JP2578476 Y2 JP 2578476Y2 JP 1993001956 U JP1993001956 U JP 1993001956U JP 195693 U JP195693 U JP 195693U JP 2578476 Y2 JP2578476 Y2 JP 2578476Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内視鏡カバー拡張器を
使用して内視鏡カバーに内視鏡を装着する内視鏡カバー
方式の内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療分野等において広く
用いられるようになった。医療分野に使用される内視鏡
は、生体内に挿入させた場合、挿入部の先端部に設けら
れた観察窓が体液等の付着により、十分に観察できなく
なることがある。このため、手元側での操作により、観
察窓に流体を吹き付けて観察窓に付着した体液等を除去
できるように送気管路とか送水管路が設けてある。ま
た、不用な体液等を吸引して排出する吸引管路が設けら
れているものもある。
【0003】また、生検鉗子による組織の採取とか、処
置具による治療処置等を行うことができるように鉗子チ
ャンネル(処置具チャンネル)が設けられているものも
ある。
【0004】上記送気管路等の管路とか、鉗子チャンネ
ルが設けられた内視鏡では、患者等に使用した場合に
は、感染症等を確実に防ぐために洗浄とか滅菌処理が施
される。しかしながら、完全に洗浄とか滅菌処理を施こ
すためには時間がかかるため、内視鏡の使用効率が低下
するとか滅菌処理などの作業が面倒であるの問題があ
る。
【0005】このため、内視鏡自体を内視鏡カバーで覆
った状態で使用することにより、使用後においても内視
鏡自体は不潔にならないようにして洗浄とか滅菌処理を
施こすことを必要としない内視鏡カバー方式の内視鏡が
提案されており、従来例として例えば特公2ー547
34号がある。
【0006】上記公報などの従来例では内視鏡挿入部を
カバー或いはシース内に挿入して、内視鏡挿入部を覆う
ようにしたカバーが開示されている。カバー内に内視鏡
挿入部を着脱する操作を容易にするために、拡張器から
内視鏡挿入部が挿入されるカバー内に空気を送り込ん
で、カバー内を膨らますことが行われる。
【0007】このため、カバーには拡張器から送られる
空気を内視鏡挿入部が挿入される部分にガイドする口体
が設けられており、この口体にチューブを接続して拡張
器から供給される空気により、カバー内を膨らませるよ
うにして着脱操作を容易に行えるようにしている。
【0008】一方、カバーの内、特に内視鏡挿入部を覆
う部分に穴があいていると、カバーで覆われた内部の内
視鏡が汚染されてしまう。このため、内視鏡検査に使用
される前にカバーの穴あきの有無を確認するため、専用
の穴あきチェック装置が用いられる。
【0009】上記穴あきチェック装置による穴あき検知
の方法は、内視鏡が装着されたカバー内に空気を送り込
み、カバー内の圧力がある一定値になったら送気を停止
し、穴あきチェック装置に設けられている圧力検知部に
より、カバー内の圧力変化を調べる方法である。
【0010】もし、カバーに穴があいていると、そこか
ら空気が漏れ、カバーの内部の圧力が下がるので、容易
に穴あきの有無を検知できる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記穴
あきチェック装置を用いての穴あき検知は、以下に述べ
るように穴あきチェック装置とカバー拡張器との2つが
必要になる。
【0012】すなわち、カバーに内視鏡を装着した状態
で行うため、最初にカバー拡張器に接続されている拡張
チューブをカバーに取付け、カバー拡張器からの空気を
拡張チューブを介してカバー内に送り込み、カバーを膨
らまして内視鏡を挿入してカバーに内視鏡を装着する必
要がある。
【0013】そしてこの装着の後、拡張チューブをカバ
ーから取り外して、次に穴あきチェック装置に接続され
たチューブをカバーに接続しなければならない。このよ
うに穴あき検知を行うには穴あきチェック装置とカバー
拡張器との2つの装置が必要になるため、それらを設置
する場所が必要になる。また、カバー拡張器による拡張
の作業の他に、穴あき検知の作業が必要になるため作業
量が多くなる。
【0014】本考案は、上述した点に鑑みてなされたも
ので、場所をとらないで穴あき検知を行うことのできる
内視鏡カバー方式の内視鏡装置を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】本考案による内
視鏡カバー方式の内視鏡装置は、内視鏡と、前記内視鏡
が装着される内視鏡カバーと、前記内視鏡を前記内視鏡
カバーに着脱するために用いられる拡張チューブを介し
て内視鏡カバーに送気する内視鏡カバー拡張器と、少な
くとも前記内視鏡カバーの穴あき検知時に、前記内視鏡
カバーに設けた前記内視鏡が挿入される開口部と前記内
視鏡との間から空気が漏れないように前記拡張チューブ
内への送気圧力を設定する圧力制御部と前記拡張チュ
ーブ内の圧力の変化を検出することにより、前記内視鏡
カバー及び/又は前記内視鏡の穴あきを検知する穴あき
検知手段とを設けたことを特徴とし、内視鏡と内視鏡カ
バーとの間から空気が漏れない状態で内視鏡カバーの穴
あき検知を行う
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1ないし図5は本考案の第1実施例に係り、図
1は第1実施例の内視鏡カバー方式の内視鏡装置の構成
を示す全体図、図2は内視鏡カバー方式の内視鏡の構造
を示す断面図、図3は図2のA−A′線断面で挿入部カ
バー部の断面構造を示す断面図、図4は拡張チューブ口
体に拡張チューブを接続して拡張及び穴あき検知を行う
カバー拡張器の構成を示す説明図、図5は内視鏡カバー
の拡張チューブ口体とカバー拡張器とに接続される拡張
チューブを示す側面図である。
【0017】図1に示すように第1実施例の内視鏡カバ
ー方式の内視鏡装置(カバー方式の内視鏡装置と略記す
る)1はチャンネル付き内視鏡カバー(以下、カバーと
略記する)2A及びこのカバー2Aに装着されるカバー
用内視鏡2Bからなるチャンネル付き内視鏡カバー方式
の内視鏡(以下、カバー方式の内視鏡と略記する)2
と、このカバー用内視鏡2Bに照明光を供給する光源装
置3と、カバー用内視鏡2Bに内蔵された撮像手段に対
する信号処理を行うビデオプロセッサ4と、カバー2A
に設けたチューブを介して送気・送水などを行う流体制
御装置5と、カバー2Aにカバー用内視鏡2Bを装着す
るために使用されるチャンネル付き内視鏡カバー拡張器
(以下、カバー拡張器と略記する)6と、前記ビデオプ
ロセッサ4により信号処理された映像信号を表示するモ
ニタ7とから構成され、光源装置3、ビデオプロセッサ
4、流体制御装置5、カバー拡張器6はカート8に収納
され、カート8の上面にモニタ7が載置されるようにな
っている。
【0018】図2は図1のカバー方式の内視鏡2の一部
を拡大して示す。内視鏡検査が行われる場合、清潔なカ
バー2Aによって清潔なカバー用内視鏡2Bは覆われ、
検査の後にはカバー2Aは廃棄され、一方、カバー用内
視鏡2Bは、新しい清潔なカバー2Aによって覆われ、
繰り返し使用されることが特徴となる。
【0019】カバー2Aを構成する挿入部カバー部11
Aに、カバー用内視鏡2Bの挿入部11Bを装着する場
合及び挿入部カバー部11Aからカバー用内視鏡2Bの
挿入部11Bを取り外す場合には図1に示すカバー保持
具10を用い、例えばカバー2Aの基端側をカバー保持
具10に引っかけた状態にしてカバー用内視鏡2Bの内
視鏡挿入部11Bを装着したり、取り外したりする。
【0020】また、穴あき検知はカバー用内視鏡2Bの
挿入部11Bを装着を行った後、拡張チューブを接続し
た状態で簡単に行うことができるようにしている。
【0021】上記カバー用内視鏡2Bは、細長で可撓性
を有する内視鏡挿入部(以下、挿入部と略記する)11
Bと、この挿入部11Bの基端側に形成された内視鏡操
作部(以下、操作部と略記する)12Bと、この操作部
12Bの側部から延出されたユニバーサルコード13B
とからなり、このユニバーサルコード13Bの末端に設
けたコネクタ14を光源装置3に着脱自在で接続するこ
とができ、この光源装置3に接続することにより、ライ
トガイド15(図2参照)の末端には光源装置3内部の
ランプからの照明光が供給される。
【0022】操作部12Bにはユニバーサルコード13
Bの基端が突出される側面と反対側に湾曲操作ノブが設
けられ、この湾曲操作ノブを操作することにより、挿入
部11Bの先端側に設けた湾曲部20を湾曲できるよう
になっている。また、操作部12Bには送気・送水スイ
ッチ、吸引スイッチ、フリーズスイッチ等が設けてあ
り、それぞれのスイッチを操作することにより、送気・
送水、吸引、画像のフリーズを行うことができるように
なっている。
【0023】上記コネクタ14からケーブル16が延出
され、このケーブル16の末端の信号コネクタ17をビ
デオプロセッサ4に着脱自在で接続することができる。
【0024】一方、カバー2Aはカバー用内視鏡2Bの
挿入部11B、操作部12B、ユニバーサルコード13
Bをそれぞれ被覆する挿入部カバー部11A、操作部カ
バー部12A、ユニバーサルコードカバー部13Aとか
ら構成される。
【0025】挿入部カバー部11Aは、挿入部11Bを
覆う挿入部カバー外皮17Aと、この挿入部カバー外皮
17Aの基端に気密的に設けられた内視鏡操作部固定用
口体部18と、挿入部カバー外皮17Aの末端に気密的
に設けられたカバー先端部19Aとから構成される。ま
た、カバー2Aは、例えば挿入部カバー部11Aの挿入
部カバー外皮17A、操作部カバー部12A、ユニバー
サルコードカバー部13Aがポリウレタン、ポリエステ
ル、シリコン等の合成樹脂で形成される。
【0026】上記光源装置3内の図示しないランプから
ライトガイド15の一方の端面に供給された照明光は、
このライトガイド15により伝送され、挿入部11Bの
先端部19Bの照明窓(図示せず)に取り付けた他方の
端面から、この他方の端面に対向するカバー照明窓の透
明板を経て前方の被写体側に出射される。
【0027】照明された患部等の被写体はカバー照明窓
に隣接して設けられたカバー観察窓23Aの透明板と、
このカバー観察窓23Aに対向してその内側に設けられ
た観察窓23Bに取り付けられた対物光学系24を経て
この対物光学系24の焦点面に光学像を結ぶ。
【0028】この焦点面にはCCD25が配置され、光
学像は光電変換され、挿入部11B及びユニバーサルコ
ード13B内を挿通された信号ケーブル26と、信号ケ
ーブル16を経てビデオプロセッサ4に入力され、信号
処理された後、標準的な映像信号が生成され、この映像
信号はモニタ7に入力され、表示画面に被写体像を表示
する。
【0029】図2に示すように挿入部カバー部11A内
には送気・送水チューブと、吸引チューブとが設けら
れ、それぞれ送気・送水管路27と吸引管路28とが形
成されている。送気・送水管路27の先端はカバー先端
部19Aのノズル29と連通し、このノズル29の先端
開口はカバー観察窓23Aの外表面に対向している。
【0030】また、送気・送水チューブの基端側は内視
鏡操作部固定用口体部18の上方に延出され、ユニバー
サルコード13Bと共に、ユニバーサルコードカバー部
13Aで覆われた状態で流体制御装置5側に延出され、
基端部は流体制御装置5に接続される。従って、カバー
観察窓23Aに体液等が付着した場合には送気・送水管
路27を介して送気とか送水することによって除去でき
る。
【0031】上記内視鏡操作部固定用口体部18の側面
には鉗子を挿入するための鉗子挿入口31と、カバー拡
張器6に接続された拡張チューブ32の末端を接続する
ための拡張チューブ口体33とが設けられている。この
鉗子挿入口31は吸引管路28と合流しており、カバー
先端部19Aで吸引口の機能も兼ねる鉗子出口30で開
口している。拡張チューブ口体33は鉗子挿入口31に
対して、径方向に90゜以上離れた位置に設けられてお
り、一方を操作する場合、他方がじゃまにならないよう
に離して設けている。
【0032】また、内視鏡操作部固定用口体部18の上
面にはカバー用内視鏡2Bの挿入部11Bを挿抜(装
脱)するための内視鏡挿入チャンネル34の開口部35
が設けられている。内視鏡挿入チャンネル34とは、カ
バー先端部19Aと、挿入部カバー外皮17Aと、内視
鏡操作部固定用口体部18で囲まれた内部空間の内、図
3のように、送気・送水管路27と吸引管路28を除い
たものであり、カバー用内視鏡2B(の挿入部11B)
が挿入される部分のことである。
【0033】図3では送気・送水管路27は2つ設けら
れており、一方が送気管路で他方が送水管路として用い
られる。尤も、カバー先端部19A付近では、合流して
1本となる。従って、1本の送気・送水管路27にして
も良い。この場合には流体制御装置5の付近で2本に分
岐され、一方が送気、他方が送水に使用される。
【0034】内視鏡操作部固定用口体部18に設けられ
た内視鏡挿入チャンネル34の開口部35は、拡張チュ
ーブ口体33と連通している。
【0035】挿入部カバー部11Aにカバー用内視鏡2
Bを挿入(抜去)する場合には、図4に示すように拡張
チューブ口体33に拡張チューブ32の末端接続され
る。
【0036】例えば、挿入する場合には内視鏡操作部固
定用口体部18の上端のフランジ部がカバー保持具10
に設けた半円状の保持部39(図1参照)で保持した状
態にして、内視鏡操作部固定用口体部18の上面の開口
部35からカバー用内視鏡2Bの挿入部11Bを挿入す
る操作を行う。また、取り外す場合にも同様に保持した
状態にして、カバー内視鏡2Bを容易に取り外すことが
できる。
【0037】図4の概略構成図に示すようにこのカバー
拡張器6は送気ポンプ41、送気管路42、圧力検知部
43、圧力制御部44が設けてある。送気管路42は送
気ポンプ41にその基端部が接続され、その末端部には
口金42aが設けてあり、拡張チューブ32の基端側が
接続され、送気ポンプ41による空気を送気管路42を
介して拡張チューブ32側に供給する。
【0038】また、送気管路42は途中で分岐され、圧
力検知部43に接続され、この圧力検知部43は送気管
路42内の圧力を検知する。圧力制御部44は送気ポン
プ41と圧力検知部43に接続されており、外部からの
操作又は圧力検知部43からの信号によって送気ポンプ
41の送気動作を制御する。
【0039】なお、カバー拡張器6の機能を使用しない
場合には、図1に示すように拡張チューブ32の末端は
拡張チューブ口体33とは接続されないで、外気に開口
し、送気ポンプ41からの空気を外部にリークする。
【0040】図5に示すように拡張チューブ32の一方
の端部にはカバー拡張器6の送気管路42の端部に設け
た口金42aに着脱可能な口体46を設けられ、他端に
拡張チューブ口体33に着脱可能な口体47が設けてあ
る。口体46、47はワンタッチジョイントとか竹の子
タイプのジョイント(コネクタ)でも良い。
【0041】このように拡張チューブ32の両端に口体
46、47を設けて着脱が容易な構造にすることによ
り、拡張チューブ32を容易に交換できる。例えば、拡
張チューブ32を2本用意し、1本を装着用の拡張チュ
ーブとして使用し、その後この拡張チューブを外しても
う1本を装着し、取り外し用の拡張チューブとして使用
することが簡単にできるようにしている。また、拡張チ
ューブ32を取り外すことにより、消毒することができ
るようにしている。
【0042】挿入部カバー部11Aにカバー用内視鏡2
Bを挿入する場合には、図4に示すように拡張チューブ
口体33に拡張チューブ32の末端が気密的に接続さ
れ、送気ポンプ41による空気が拡張チューブ口体33
を経て内視鏡挿入チャンネル34に送り込まれ、内視鏡
挿入チャンネル34を膨らますことにより、内視鏡挿入
部11Bの挿入を容易にする。
【0043】なお、図に示すように操作部カバー12
Aの一方の開口部は内視鏡操作部固定用口体部18の上
端のフランジ部の下側の位置で、径方向に伸縮する弾性
リング48で固定される。この操作部カバー12Aのユ
ニバーサルコードカバー部13A側となる開口部は、ユ
ニバーサルコードカバー部13Aと一体化され、コネク
タ14側で開口している。
【0044】なお、鉗子挿入口31は図示しない鉗子栓
がかぶせられ、鉗子が使用される場合にはスリットを押
し広げるようにして鉗子が挿入されることになる。次に
この第1実施例の作用を説明する。
【0045】カバー2の挿入部カバー部11Aにカバー
用内視鏡2Bを挿入(装着)する場合には、図1に示す
ようにカバー保持具10に設けた半円状の保持部39
で、内視鏡操作部固定用口体部18の上端のフランジ部
を保持する。
【0046】そして、拡張チューブ口体33に拡張チュ
ーブ32の末端を接続すると、内視鏡挿入チャンネル3
4にはカバー拡張器6から空気が送り込まれ、この空気
は開口部35から外部にリークする。
【0047】この開口部35にカバー用内視鏡2Bを挿
入すると、開口部35側はほぼ閉塞され、空気は内視鏡
挿入チャンネル34を経て挿入部カバー外皮17Aを膨
らませる状態となり、挿入部11Bを円滑に挿入でき、
先端部19Bの前面がカバー先端部19の内側の面に接
する状態の装着状態に設定できる。
【0048】挿入部カバー部11Aの穴あき検知を行う
時は、(拡張チューブ32が拡張チューブ口体33に接
続された状態のままで)圧力制御部43を操作して送気
圧を調整する。この調整で、送気圧を下げられるので、
開口部35とカバー用内視鏡2Bとの間から空気が漏れ
ないようになる。
【0049】内視鏡挿入チャンネル34内の圧力、即ち
送気管路42内の圧力がある一定の圧力になったら、圧
力検知部43からの信号で圧力制御部44は送気ポンプ
41を止める。その後、圧力検知部43で内視鏡挿入チ
ャンネル34内の圧力変化、即ち送気管路42内の圧力
変化を調べることにより、挿入部カバー部11の穴あ
き検知を行う。
【0050】穴あき検知で穴が開いていないことが確認
できたら、拡張チューブ口体33から拡張チューブ32
の末端を外し操作部カバー部12A、ユニバーサルコー
ドカバー部13Aでそれぞれ操作部12B、ユニバーサ
ルコード13を覆うことにより、内視鏡検査に使用で
きる状態となる。
【0051】この実施例によれば、カバー拡張器6内に
穴あき検知を行う手段が設けてあるので、カバー拡張器
6のみで穴あきの検知も行うことができ、場所を取らな
い。又、拡張チューブ32を一度拡張チューブ口体33
に取り付ければ、カバー2Aの装着も、穴あき検知ので
きるので、チューブの交換を必要としないで、手間が省
けるし、作業時間の短縮も可能になる。
【0052】上記カバー2Aと共に使用される内視鏡は
カバー用内視鏡2Bに限定されるものでなく、カバー2
Aで覆われないで使用される、つまり裸で使用される内
視鏡を用いることもできる。
【0053】なお、穴あき検知の後、拡張チューブ口体
33に拡張チューブ口体カバー(図示せず)を取り付け
ることにより、拡張チューブ口体33を覆い、内視鏡検
査を行っている最中などに患者に使用したことにより汚
染された(術者の)手とか手袋が誤って、拡張チュー
ブ口体33部分を触れることによる汚染の広がりを防止
できる状態にしても良い。
【0054】図6は本考案の第2実施例の主要部を示
す。この実施例は挿入部カバー部11Aにカバー用内視
鏡2Bを装着するときと、挿入部カバー部11Aに装着
されたカバー用内視鏡2Bを取り外すときとで、異なる
拡張チューブを用いるようにして、感染症などの発生を
防ぐようにしたものである。
【0055】図6に示すようにこの実施例における拡張
器6は、第1実施例の構成の他に、さらに第2の送気ポ
ンプ51と、第2の送気管路52とを設けている。第2
の送気管路52は第2の送気ポンプ51と基端部が接続
され、その末端部には第2の拡張チューブ53が接続さ
れる口金52aが設けてあり、第2の送気ポンプ51に
よる空気を送気管路52を介して第2の拡張チューブ5
3側に供給するようになっている。この拡張チューブ5
3の端部にも口体46、47が取り付けてある。
【0056】また、第2の送気ポンプ51は圧力制御部
44に接続されており、この第2の送気ポンプ51は圧
力制御部44によって送気動作が制御される。この実施
例では、例えば送気管路42に接続される拡張チューブ
32は、装着の際と穴あき検知に用いられ、第2の送気
管路52に接続される第2の拡張チューブ53は取り外
しに用いられる。なお、装着用に用いられる拡張チュー
ブ32は十分に滅菌処理されたものを使用する。
【0057】また、装着用に用いられる拡張チューブ3
2と、取り外し用に用いられる拡張チューブ53は区別
できるように異なる色とか、識別用の印を付けてある。
【0058】挿入部カバー部11Bにカバー用内視鏡2
Bを装着する時、及び穴あき検知を行う時は装着用拡張
チューブ32を拡張チューブ口体33に接続し、圧力制
御部44を操作して、送気ポンプ41を作動させる。挿
入部カバー部11Bからカバー用内視鏡2Bを外す時
は、取り外し用拡張チューブ53を拡張チューブ口体3
3に接続し、圧力制御部44を操作して、送気ポンプ5
1を作動させる。
【0059】この実施例によれば、1本の拡張チューブ
32で挿入部カバー部11Bへの装着、取り外しを行う
と、以下の問題がある。挿入部カバー部11Bからカバ
ー用内視鏡2Bを外す時は、カバー方式の内視鏡2は使
用後であり、体液等で汚染されている。
【0060】そのため、拡張チューブ口体33も汚染さ
れており、この拡張チューブ口体33に接続される拡張
チューブ32も汚染される。この汚染された拡張チュー
ブ32を今度は新しい挿入部カバー部11Aにカバー用
内視鏡2Bを装着する時に使用すると、清潔であるべき
挿入部カバー部11Aが汚染された拡張チューブ32に
よって汚染されてしまう。
【0061】そこで、この実施例では、装着用拡張チュ
ーブ32と取り外し用拡張チューブ53を使い分けるこ
とによって、装着用拡張チューブ32を常に清潔な状態
に維持できる。従って、挿入部カバー部11Aにカバー
用内視鏡2Bを装着する時における拡張チューブ32を
介して挿入部カバー部11Aの汚染を防止できる。
【0062】図7は本考案の第3実施例の主要部を示
す。この実施例は内視鏡挿入チャンネル34以外のチュ
ーブの穴あきを検知できるようにしたものである。
【0063】図7に示すように挿入部カバー部11Aは
図2に示す挿入部カバー部11Aにおいて、挿入部カバ
ー外皮17Aの内側に内視鏡挿入チャンネルチューブ6
1を設けている。このチャンネルチューブ61は例え
ば、軟性の樹脂で構成されている。 このチャンネルチ
ューブ61の上端は、内視鏡操作部固定用口体部18の
下端に気密的に固定され、このチャンネルチューブ61
は開口部35及び拡張チューブ口体33と連通してい
る。
【0064】この内視鏡挿入チャンネルチューブ61の
下端は、カバー観察窓23Aを設けたカバー先端部19
Aに気密的に固定されている。従って、第1実施例と同
様に、拡張チューブ口体33から送気することにより、
この内視鏡挿入チャンネルチューブ61を膨らませて内
視鏡挿入部11Bを装着したり、取り外したりできる。
【0065】カバー用内視鏡2Bを内視鏡挿入チャンネ
ルチューブ61内に挿入することによって、送気・送水
管路27とか吸引管路28に引っかかることなく、挿入
部カバー部11A内に挿入して装着できるようにしてい
る。
【0066】上記内視鏡挿入チャンネルチューブ61を
設けているので、図7のB−B′断面は図8に示すよう
になる。つまり、挿入部カバー外皮17Aの内側の内側
空間62内に内視鏡挿入部11Bが挿通される内視鏡挿
入チャンネル34を形成する内視鏡挿入チャンネルチュ
ーブ61と、送気・送水管路27及び吸引管路28をそ
れぞれ形成する送気・送水チューブ及び吸引チューブが
配置された構造となる。
【0067】この内側空間62とは、カバー先端部19
Aと挿入部カバー外皮17Aと、内視鏡操作部固定用口
体部18で囲まれた空間の内、送気・送水管路27及び
内視鏡挿入チャンネルチューブ61を除いた空間であ
る。
【0068】また、この実施例では上記内側空間62と
連通するように内視鏡操作部固定用口体部18には、拡
張チューブ32を接続できる通気口体63を設けてあ
り、この通気口体63に拡張チューブ32を接続して挿
入部カバー部11Aの穴あきを検知できるようにしてい
る。次に作用を説明する。
【0069】挿入部カバー部11Aにカバー用内視鏡2
Bを装着する場合には、拡張チューブ口体33に拡張チ
ューブ32の末端を接続し、内視鏡挿入チャンネルチュ
ーブ61を膨らませながらカバー用内視鏡2Bを挿入
し、装着する。
【0070】挿入部カバー部11Aの穴あき検知を行う
時は、拡張チューブ32を通気口体63に接続し、内側
から挿入部カバー外皮17Aを加圧することによって穴
あき検知を行うことができる。
【0071】従来は拡張チューブ32が接続する場所は
拡張チューブ口体33しかなかったので、内視鏡挿入チ
ャンネルチューブ61を有する挿入部カバー部11Aの
場合、内視鏡挿入チャンネルチューブ61のみしか加圧
できないため、挿入部カバー外皮17Aを加圧すること
ができなかった。
【0072】それに対し、この実施例では、通気口体6
3が設けてあるので、挿入部カバー外皮17Aを加圧す
ることができ、穴あき検知を行うことが可能になった。
【0073】図9は本考案の第4実施例におけるカバー
用内視鏡2Bを示す。この実施例はカバー用内視鏡2B
の穴あきを検知できるようにしたものである。図9に示
すカバー用内視鏡2Bはユニバーサルコード13Bのコ
ネクタ14にはケーブル16が接続されるケーブル接続
部65が設けられ、このケーブル接続部65には固定ピ
ン66が突設されている。このケーブル接続部65の内
側は、カバー用内視鏡2Bの内部に連通しており、図示
しない接点ピンが設けてある。
【0074】操作部12Bには送気・送水スイッチ67
と、吸引スイッチ68と、静止画像等の切換を行う画像
切換スイッチ69が設けられており、さらに湾曲操作ノ
ブ71が着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0075】挿入部11Bはフレキシブルで長尺の可撓
部72と、この可撓部72の先端に設けられた湾曲部2
0と、この湾曲部20の先端に設けられた先端部19B
とからなり、湾曲部20は湾曲操作ノブ71を操作する
ことにより、湾曲操作を行うことができる。
【0076】図10はケーブル接続部65に気密的に取
り付けられる防水キャップ75の断面を示す。この防水
キャップ75は硬質の樹脂で構成され、拡張チューブ3
2が取り付けられる通気口金76と、ケーブル接続部6
5の固定ピン66に嵌合するカム溝77が設けてあり、
更にケーブル接続部65との間を気密保持するため、弾
性リング78が設けてある。
【0077】図11はコネクタ14のケーブル接続部6
5に防水キャップ75を取付け、かつ通気口金76に拡
張チューブ32を接続した状態を示す。なお、拡張チュ
ーブ32の基端側はカバー拡張器6に接続されており、
さらに防水キャップ75は固定ピン66によってケーブ
ル接続部65に固定されている。
【0078】この実施例ではカバー拡張器6からでた空
気は通気口金76を通ってケーブル接続部65からカバ
ー用内視鏡2B内に流され、カバー用内視鏡2B内を加
圧する。この実施例によれば、カバー用内視鏡2Bの穴
あき検知がカバー拡張器6で行うことができる。
【0079】尚、上述した各実施例において、鉗子挿入
口と拡張チューブ口体とは90゜以上の角度に設けてあ
る。また、拡張チューブ口体33をカバーで覆うように
して拡張チューブ口体33が汚染されることによる汚染
の広がりを防止するようにしても良い。また、上述した
各実施例を部分的等で組み合わせて異なる実施例を構成
することもできる。
【0080】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、カ
バー拡張器内に穴あき検知する手段を設けてあるので、
カバー拡張器のみでカバー用内視鏡の着脱と穴あき検知
を行うことができ、場所をとらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のカバー方式の内視鏡装置
の構成を示す全体図。
【図2】カバー方式の内視鏡の主要部を示す断面図。
【図3】図2のA−A′線断面で挿入部カバー部を示す
断面図。
【図4】カバー拡張器の概略の構成を示す説明図。
【図5】カバー拡張器と拡張チューブ口体を接続する拡
張チューブを示す側面図。
【図6】本考案の第2実施例におけるカバー拡張器の概
略の構成を示す説明図。
【図7】本考案の第3実施例におけるカバー方式の内視
鏡の主要部を示す断面図。
【図8】図7のB−B′線断面で挿入部カバー部を示す
断面図。
【図9】本考案の第4実施例に使用されるカバー用内視
鏡を示す側面図。
【図10】第4実施例に使用される防水キャップを示す
断面図。
【図11】カバー用内視鏡のコネクタに拡張チューブを
介してカバー拡張器と接続した様子を示す図。
【符号の説明】
1…カバー方式の内視鏡装置 2A…カバー 2B…カバー用内視鏡 3…光源装置 4…ビデオプロセッッサ 5…流体制御装置 6…カバー拡張器 7…モニタ 8…カート 10…カバー保持具 11A…挿入部カバー部 11B…挿入部 12A…操作部カバー部 12B…操作部 13A…ユニバーサルコードカバー部 13B…ユニバーサルコード 14…コネクタ 17A…挿入部カバー外皮 18…内視鏡操作部固定用口体部 19A…カバー先端部 19B…先端部 20…湾曲部 23A…観察窓 24…対物光学系 25…CCD 27…送気・送水管路 28…吸引管路 31…鉗子挿入口 32…拡張チューブ 33…拡張チューブ口体 34…内視鏡挿入チャンネル 35…開口部 41…送気ポンプ 42…送気管路 43…圧力検知部 44…圧力制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田代 芳夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 鈴木 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 山崎 稔 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 端田 修 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−37029(JP,A) 特開 昭56−100037(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 1/00 - 1/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡と、 前記内視鏡が装着される内視鏡カバーと、 前記内視鏡を前記内視鏡カバーに着脱するために用いら
    れる拡張チューブを介して内視鏡カバーに送気する内視
    鏡カバー拡張器と、少なくとも前記内視鏡カバーの穴あき検知時に、前記内
    視鏡カバーに設けた前記内視鏡が挿入される開口部と前
    記内視鏡との間から空気が漏れないように前記拡張チュ
    ーブ内への送気圧力を設定する圧力制御部と前記拡張チューブ内の圧力の変化を検出することによ
    、前記内視鏡カバー及び/又は前記内視鏡の穴あきを
    検知する穴あき検知手段と、 を設けたことを特徴とする内視鏡カバー方式の内視鏡装
    置。
JP1993001956U 1993-01-27 1993-01-28 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 Expired - Lifetime JP2578476Y2 (ja)

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US08/024,082 US5431150A (en) 1993-01-27 1993-03-01 Covered endoscope having a cap cover for shielding a dilation tube cap with which a dilation tube is coupled

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JPS56100037A (en) * 1980-01-17 1981-08-11 Olympus Optical Co Air tightness detector of endoscope
JP2745233B2 (ja) * 1989-07-04 1998-04-28 旭光学工業株式会社 内視鏡用シース装置

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