JPH09131047A - 小電力用dc/dcコンバータ - Google Patents
小電力用dc/dcコンバータInfo
- Publication number
- JPH09131047A JPH09131047A JP28299895A JP28299895A JPH09131047A JP H09131047 A JPH09131047 A JP H09131047A JP 28299895 A JP28299895 A JP 28299895A JP 28299895 A JP28299895 A JP 28299895A JP H09131047 A JPH09131047 A JP H09131047A
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- JP
- Japan
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- converter
- current
- contact
- electric power
- circuit
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小電力用DC/DCコンバータにおいて、必
要以上の余剰電流を通電させることなく高効率を維持し
た小電力用DC/DCコンバータを提供することを目的
とする。 【解決手段】 入力側に接点を備えた小電力用の表示灯
や半導体回路を動作させるDC/DCコンバータにおい
て、前記接点に必要とする7〜10mA以上、30〜100msec
以上の電流を一時的に通電させ、その後、表示灯や半導
体回路の動作に必要なだけの電力を供給する入力側電流
を通電することを特徴とする小電力用DC/DCコンバ
ータとした。
要以上の余剰電流を通電させることなく高効率を維持し
た小電力用DC/DCコンバータを提供することを目的
とする。 【解決手段】 入力側に接点を備えた小電力用の表示灯
や半導体回路を動作させるDC/DCコンバータにおい
て、前記接点に必要とする7〜10mA以上、30〜100msec
以上の電流を一時的に通電させ、その後、表示灯や半導
体回路の動作に必要なだけの電力を供給する入力側電流
を通電することを特徴とする小電力用DC/DCコンバ
ータとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小電力用DC/D
Cコンバータに関し、特にDC/DCコンバータの入力
側にAg 等の接点を有する際に使用して好適な小電力用
DC/DCコンバータについてのものである。
Cコンバータに関し、特にDC/DCコンバータの入力
側にAg 等の接点を有する際に使用して好適な小電力用
DC/DCコンバータについてのものである。
【0002】
【従来の技術】リレーなど、接点による回路の制御は、
接点の開閉の確実性が要求される回路においては不可欠
なものであり、接点による回路の制御は種々な分野で多
用されている。このような状況下において、昨今、接点
により制御される負荷の電子化等に対応して、接点を有
する回路で負荷回路駆動用の小電力用DC/DCコンバ
ータが利用されているが、入力電流が 0.5〜6mAになる
ようなDC/DCコンバータにおいては、通常接点にお
いて必要とされる7〜10mAの電流が得られない状況にあ
るため、DC/DCコンバータの使用が制限されてい
る。
接点の開閉の確実性が要求される回路においては不可欠
なものであり、接点による回路の制御は種々な分野で多
用されている。このような状況下において、昨今、接点
により制御される負荷の電子化等に対応して、接点を有
する回路で負荷回路駆動用の小電力用DC/DCコンバ
ータが利用されているが、入力電流が 0.5〜6mAになる
ようなDC/DCコンバータにおいては、通常接点にお
いて必要とされる7〜10mAの電流が得られない状況にあ
るため、DC/DCコンバータの使用が制限されてい
る。
【0003】そこでDC/DCコンバータの入力側にお
いて、抵抗等によるパイパス回路を形成することにより
接点における電流を7〜10mA以上確保してきた。
いて、抵抗等によるパイパス回路を形成することにより
接点における電流を7〜10mA以上確保してきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この回路による接点電
流の確保は余剰電流を通電するものであり、DC/DC
コンバータの効率が、本来の性能より低下させられるこ
とになり効率改善に相反するものとなっている。
流の確保は余剰電流を通電するものであり、DC/DC
コンバータの効率が、本来の性能より低下させられるこ
とになり効率改善に相反するものとなっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
上記の事情に鑑み、具体的には 100Vの電源における接
点制御回路に使用される小電力用DC/DCコンバータ
において、その回路構成に入力電流を30〜100msec の間
のみ7〜10mAの電流を通電させる機能を持たせることに
より、必要以上の余剰電流を通電させることなく高効率
を維持した、小電力用DC/DCコンバータを可能とす
る。
上記の事情に鑑み、具体的には 100Vの電源における接
点制御回路に使用される小電力用DC/DCコンバータ
において、その回路構成に入力電流を30〜100msec の間
のみ7〜10mAの電流を通電させる機能を持たせることに
より、必要以上の余剰電流を通電させることなく高効率
を維持した、小電力用DC/DCコンバータを可能とす
る。
【0006】本発明は、電源における接点を閉じた際、
DC/DCコンバータの入力電流を一時的に増加させ、
その後、通常動作に必要な入力電流にしてDC/DCコ
ンバータを駆動させる。例えば、従来 100V回路におい
て入力電流を10mAとしたDC/DCコンバータで、接点
に必要な電流が5mAとすると5mAは余剰電流として熱消
費により損失とされてきた。このDC/DCコンバータ
の損失を除いた効率が50%であったものとすると、入力
側で 500mWの電力消費、出力側で 250mWの電力消費とな
る。実際には、入力側におけるバイパス回路の抵抗によ
る消費も含め1000mWの電力消費をしており、効率は25%
となり半減してしまうことを解消することが可能とな
る。
DC/DCコンバータの入力電流を一時的に増加させ、
その後、通常動作に必要な入力電流にしてDC/DCコ
ンバータを駆動させる。例えば、従来 100V回路におい
て入力電流を10mAとしたDC/DCコンバータで、接点
に必要な電流が5mAとすると5mAは余剰電流として熱消
費により損失とされてきた。このDC/DCコンバータ
の損失を除いた効率が50%であったものとすると、入力
側で 500mWの電力消費、出力側で 250mWの電力消費とな
る。実際には、入力側におけるバイパス回路の抵抗によ
る消費も含め1000mWの電力消費をしており、効率は25%
となり半減してしまうことを解消することが可能とな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面に基づいて
以下詳細に説明する。図1で 100V回路において微小電
流で駆動するDC/DCコンバータ1には、負荷2が接
続され、また、DC/DCコンバータ1をON・OFF
する銀でメッキされた接点3が接続されている。
以下詳細に説明する。図1で 100V回路において微小電
流で駆動するDC/DCコンバータ1には、負荷2が接
続され、また、DC/DCコンバータ1をON・OFF
する銀でメッキされた接点3が接続されている。
【0008】DC/DCコンバータ1は常時動作におい
ては、図2に示すように、 0.5〜 6.0mAの電流供給によ
り駆動するが、接点が開放状態から閉じられるときに
は、図3に示すとおり30〜 100msecの間のみ7〜10mAの
電流を通電させるものとする。このDC/DCコンバー
タにおいては、入力部111 においては、従来のスイッチ
ング方式を用いることができ、例えばその入力部111 に
おいて、抵抗101 、102 、103 、コンデンサ104 、トラ
ンジスタ105 を接続した図4のような構成が考えられ
る。
ては、図2に示すように、 0.5〜 6.0mAの電流供給によ
り駆動するが、接点が開放状態から閉じられるときに
は、図3に示すとおり30〜 100msecの間のみ7〜10mAの
電流を通電させるものとする。このDC/DCコンバー
タにおいては、入力部111 においては、従来のスイッチ
ング方式を用いることができ、例えばその入力部111 に
おいて、抵抗101 、102 、103 、コンデンサ104 、トラ
ンジスタ105 を接続した図4のような構成が考えられ
る。
【0009】この入力部111 の回路動作は、接点3が閉
じられた瞬間に、まずコンデンサ104 に充電が始まる。
この時の充電時間は抵抗101 、102 により設定でき、こ
の時間を30〜 100msecにして接点に通電させる電流増加
分の通電時間とする。また、この設定された時間におい
てトランジスタ105 がONされ、抵抗103 を通じてその
間だけ接点3に必要な電流が通電される。その値は周知
の通り抵抗103 により決定される。
じられた瞬間に、まずコンデンサ104 に充電が始まる。
この時の充電時間は抵抗101 、102 により設定でき、こ
の時間を30〜 100msecにして接点に通電させる電流増加
分の通電時間とする。また、この設定された時間におい
てトランジスタ105 がONされ、抵抗103 を通じてその
間だけ接点3に必要な電流が通電される。その値は周知
の通り抵抗103 により決定される。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上述のようであるので、接点
に接続されるDC/DCコンバータにおいて、接点に必
要な電流を所定の時間のみ通電することにより、小電力
用DC/DCコンバータの効率を上げることを可能とせ
しめ、また、そのことにより省電力で低発熱な小電力用
DC/DCコンバータとなる。
に接続されるDC/DCコンバータにおいて、接点に必
要な電流を所定の時間のみ通電することにより、小電力
用DC/DCコンバータの効率を上げることを可能とせ
しめ、また、そのことにより省電力で低発熱な小電力用
DC/DCコンバータとなる。
【0011】また、本発明は、この入力部における回路
構成については、上記の他にも、例えばフォトカプラ回
路等の小電力の回路を制御する際に有効である。
構成については、上記の他にも、例えばフォトカプラ回
路等の小電力の回路を制御する際に有効である。
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】本発明の常時作動時の電流と時間との関係を表
すグラフである。
すグラフである。
【図3】本発明の接点閉時の電流と時間との関係を表す
グラフである。
グラフである。
【図4】本発明のDC/DCコンバータ入力部の実施例
の回路図である。
の回路図である。
1…DC/DCコンバータ 3…接点 111 …入力部
Claims (1)
- 【請求項1】 入力側に接点を備えた小電力用の表示灯
や半導体回路を動作させるDC/DCコンバータにおい
て、前記接点に必要とする7〜10mA以上、30〜100msec
以上の電流を一時的に通電させ、その後、表示灯や半導
体回路の動作に必要なだけの電力を供給する入力側電流
を通電することを特徴とする小電力用DC/DCコンバ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28299895A JPH09131047A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 小電力用dc/dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28299895A JPH09131047A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 小電力用dc/dcコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09131047A true JPH09131047A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17659897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28299895A Pending JPH09131047A (ja) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | 小電力用dc/dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09131047A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02297818A (ja) * | 1989-05-10 | 1990-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | 接点の電流制御装置 |
JPH0664963A (ja) * | 1991-11-22 | 1994-03-08 | Lubrizol Corp:The | 焼結形状品の調製方法およびそれらに用いられる組成物 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP28299895A patent/JPH09131047A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02297818A (ja) * | 1989-05-10 | 1990-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | 接点の電流制御装置 |
JPH0664963A (ja) * | 1991-11-22 | 1994-03-08 | Lubrizol Corp:The | 焼結形状品の調製方法およびそれらに用いられる組成物 |
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