JPS5815720Y2 - 電磁弁の電流制御装置 - Google Patents

電磁弁の電流制御装置

Info

Publication number
JPS5815720Y2
JPS5815720Y2 JP1976121565U JP12156576U JPS5815720Y2 JP S5815720 Y2 JPS5815720 Y2 JP S5815720Y2 JP 1976121565 U JP1976121565 U JP 1976121565U JP 12156576 U JP12156576 U JP 12156576U JP S5815720 Y2 JPS5815720 Y2 JP S5815720Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
electromagnetic coil
solenoid valve
valve
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976121565U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5338026U (ja
Inventor
力也 半田
Original Assignee
西北産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 西北産業株式会社 filed Critical 西北産業株式会社
Priority to JP1976121565U priority Critical patent/JPS5815720Y2/ja
Publication of JPS5338026U publication Critical patent/JPS5338026U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5815720Y2 publication Critical patent/JPS5815720Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁弁の電流制御装置、さらに詳しくは、電磁
弁の電磁コイルへの通電を弁を引き上げた後は通電電流
値が低下せしめられるようになした電磁弁の電流制御装
置の改良に関するものである。
電磁弁は、通電により弁を引き上げる際には負荷に応じ
た電流が必要であるが、一度引き上げた弁をそのlまり
状態に保持するには小さな電流で充分であり、そのため
、通電瞬時は大きな電流が流れ、弁を引き上げた後は小
さな電流しか流れないように制御すると、電磁コイルは
大電流が長時間流れることがないため小型化できる利点
を有することが知られている。
従来、この種の電磁弁の電流制御装置の代表例ば、第1
図のごとく構成されてなり、スイッチ2を閉じたときは
電磁弁の電磁コイル5へはリレー3の常閉接点3aを介
して電源部1の高電圧側回路C1の電流が流れ電磁コイ
ル5に図示しない弁を引き上げるに充分な電磁力が生じ
、また、該スイッチ2が閉じることにより同時にタイマ
ー4へも通電され、このタイマー4に通電されると該タ
イマー4の設定時間後はリレーコイル3cに通電され、
このリレーコイル3cが通電により励磁されると、リレ
ー3の常閉接点3aはOFF、常開接点3b?−j:O
Nとなり、電磁コイル5へは常開接点3bを介した電源
部1の低電圧側回路C2の電流が流れるように切り換え
られ、以後は弁を開位置に保持するに必要な小電流しか
流れないようになしである。
このように構成すると、電磁コイル5の定格電流は弁保
持に必要な小電流値に設定して釦き、通電瞬時は定格以
上の電流を電磁コイル5へ通電しても、それはきわめて
短時間であるため電磁コイル5の断線、発熱には問題が
なく、小型の電磁コイルで充分その役をはたせるもので
ある。
しかし、上記のごとき、電磁コイル5への供給電源を切
り換える従来方式は、複雑な構成を必要とし、また有接
点切り換えであるため故障の原因ともなる欠点を有して
いる。
本考案は、上記欠点を解決すべくなされたもので、正特
性温度係数を有した抵抗素子は、通常は温度条件により
電流を制御するために使用されるが、この正特性温度係
数を有した抵抗素子に所定以上の電流が流れると、瞬時
は抵抗値が小さいため大きな電流が流れるが、一定の時
間を径過すると自己発熱により抵抗値が増加し電流が減
少する電流制限特性を有することに着目し、電磁コイル
−の通電回路に、該電磁コイルの定格電流値以上の電磁
が流れると自己発熱する正特性温度係数を有した抵抗素
子を直列に連結し、該電磁コイルの定格以上の供給電源
に連結してなるものである。
以下、本考案を第2図実施例にもとすいて説明する。
図に釦いて、5は電磁弁の電磁コイル、Cは該電磁コイ
ルへの通電回路である。
上記通電回路Cには、電磁コイル5の定格電流値以上の
電流が流れると自己発熱する正特性′@度係数を有した
抵抗素子6を直列に連結しである。
そして、この通電回路Cは、該電磁コイル5の定格以上
の電流を供給する電源1aに連結し、電磁コイル5へは
定格以上の電流が供給されるようになっている。
な釦、図中2は通電回路Cの開閉用スイッチを示すもの
である。
しかして、スイッチ2を閉じると、始めは抵抗素子6の
抵抗値が小さいため電磁コイル5へは、定格以上の図示
しない弁を引き上げるに充分な大きな電流が流れる。
しかし、通電後時間とともに該抵抗素子6は自己発熱し
て抵抗値は増加するため電流は制御され電磁コイル5へ
流れる電流は減少する。
この電流の減少を、抵抗6gの温度係数の大きな正特性
の抵抗素子と、直流抵抗が20!2で定格電流が0.8
アンペア−の電盤コイル5を使用して、供給電源が4ア
ンペア−として実測すると第3図図示のごとくであった
本案は、上記のごときであるため、通電瞬時には電磁コ
イル5に定格以上の電流が流れ弁を引き上げることがで
き、その後は電磁コイル5へは弁を開位置に保持するに
必要なだけの電流が流れるため、電磁コイル5は小型な
もので充分弁を引き上げることができ、長時間電磁コイ
ル5へ通電し続けても該電磁コイル5に流れる電流は小
さいため、耐久性、発熱等の問題は生じない。
また、本案は、抵抗素子6を単に電磁コイル50通電回
路Cに直列に連結するのみでよいため、きわめて簡易な
構成でよく、さらに電磁コイル5への通電制御は無接点
で行なわれるため故障の心配も少ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例電磁弁の電流側(財)装置回路図、第2
図は本案の電磁弁の電流制御装置回路図、第3図は本案
に使用される抵抗素子の時間対電流値曲線図の一例であ
る。 1a・・・電源部、2・・・スイッチ、5・・・電磁コ
イル6・・・抵抗素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁弁の電磁コイルへの通電回路に、該電磁コイルの定
    格電流値以上の電流が流れると自己発熱する正特性温度
    係数を有した抵抗素子を直列に連結し、該電磁コイルの
    定格以上の供給電源に連結してなる電磁弁の電流制御装
    置。
JP1976121565U 1976-09-08 1976-09-08 電磁弁の電流制御装置 Expired JPS5815720Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976121565U JPS5815720Y2 (ja) 1976-09-08 1976-09-08 電磁弁の電流制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976121565U JPS5815720Y2 (ja) 1976-09-08 1976-09-08 電磁弁の電流制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5338026U JPS5338026U (ja) 1978-04-03
JPS5815720Y2 true JPS5815720Y2 (ja) 1983-03-30

Family

ID=28731034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976121565U Expired JPS5815720Y2 (ja) 1976-09-08 1976-09-08 電磁弁の電流制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5815720Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340745Y2 (ja) * 1972-12-09 1978-10-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5338026U (ja) 1978-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5815720Y2 (ja) 電磁弁の電流制御装置
US4724504A (en) Rapid turn-on, slow drop-out control arrangement
JP4911847B2 (ja) 電磁弁制御装置および電磁弁制御装置を備えた空気調和機
JP2523932Y2 (ja) 配電線路用開閉器の開放遅延回路
JPS5840427B2 (ja) サイリスタの位相制御回路
JPS6264256A (ja) リレ−駆動回路
JP2901309B2 (ja) 遅延開放機能付き自動開閉器
JPH0244627A (ja) 電磁接触器の直流電磁石制御方式
US1929745A (en) Motor controller
JPH09161637A (ja) 電磁石励磁コイル用電源供給回路
SU520639A1 (ru) Реле времени
JPS6347022Y2 (ja)
JPH0512809Y2 (ja)
JP2564605Y2 (ja) 常時通電型ソレノイドの過通電防止装置
JPH08266800A (ja) アイロン
JPS6343740Y2 (ja)
JPH08153439A (ja) 負荷制御装置
JPS60133620A (ja) タイマ−スイツチ装置
JPH0633615Y2 (ja) 負荷切替装置
JP2001160345A (ja) ヒーター駆動回路
JPH047557B2 (ja)
JPS63164185A (ja) リレ−駆動装置
JPH053118A (ja) ラツチ型電磁石の保護回路
JPH0347133Y2 (ja)
JP3906495B2 (ja) タイマ装置