JPH09130343A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH09130343A
JPH09130343A JP7283334A JP28333495A JPH09130343A JP H09130343 A JPH09130343 A JP H09130343A JP 7283334 A JP7283334 A JP 7283334A JP 28333495 A JP28333495 A JP 28333495A JP H09130343 A JPH09130343 A JP H09130343A
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JP
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Application number
JP7283334A
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English (en)
Inventor
Kenji Miwa
健次 三輪
Yukio Kawamoto
幸生 河本
Naoki Fukuda
直樹 福田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 FM多重放送受信装置において、電源オフ時
の消費電力を削減する。 【解決手段】 電源オフ時において間欠受信動作を実施
する。具体的にはステップS1においてパケットデータ
に含まれるBICとサービス識別情報とを間欠的に受信
する。サービス識別情報が番組索引データを示したとき
(S2でYES)、パケットデータの受信を行ない誤り
訂正を実施する(S3)。その結果誤り訂正の行なわれ
たデータが緊急情報を示すデータであると判定されたと
き(S4でYES)、連続受信処理が行なわれる。これ
らの間欠的な受信動作により、連続的な受信を行なうよ
りも消費電力が削減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は受信装置に関し、
特にFM多重ラジオ放送などで放送局から送出されるデ
ジタルデータを受信するFM多重放送の受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりFM放送に文字や図形などのデ
ジタル情報を多重して放送するFM多重放送が知られて
いる。FM多重放送の受信を行なう受信装置は、受信さ
れた複数の情報(番組)を記憶する記憶装置(メモリ)
と、文字や図形などを表示する表示手段と、表示装置に
表示される番組を選択するキーなどから構成される入力
装置(選択装置)とから構成される。
【0003】これらのFM多重放送受信機は、地震や津
波などの緊急事態が発生した場合の緊急情報を伝達する
システムとして用いられる。このようなシステムとして
用いられる背景には、FM多重放送が以下の(1)およ
び(2)の利点を有していることが挙げられる。
【0004】(1) 受信された情報はメモリに記憶さ
れるため、装置使用者は任意の時点で受信された緊急情
報を参照することが可能である。すなわち従来のテレビ
放送やラジオ放送などにおいては、受信された情報の記
憶が行なわれなかったため、情報を見損なったり、聞き
損なったりする場合があった。
【0005】(2) 記憶された情報は、装置使用者の
選択によりディスプレイに表示されるため、たとえば複
数の緊急情報が入力された場合に、装置使用者は任意の
情報を選択的に表示させることが可能である。従来のテ
レビ放送やラジオ放送などでは、情報は一方的に流され
るため、装置使用者は所望の情報を選択的に入手するこ
とができない。
【0006】FM多重放送において、情報とともに、番
組内容を示す番組番号が送信される。たとえば緊急情報
には番組番号255が割当てられている。
【0007】FM多重放送受信装置において、緊急情報
の受信が行なわれた場合には、他の情報を表示中であっ
ても緊急情報の優先的な表示が行なわれていた。また緊
急情報の受信が行なわれた場合には、ビープ音などの警
告音が出力され、装置使用者に緊急情報の受信が行なわ
れたことを知らせていた。
【0008】なおFM多重放送以外の放送(たとえばA
MバンドやFMバンドであっても多重放送を行なってい
ない放送局による放送)が受信されている間は、緊急情
報の受信を行なうことはできなかった。
【0009】またこれらのFM多重放送受信装置におい
ては、受信されたデータに誤り訂正、誤り検出が施され
た後、番組内容などの情報解析が実行されるため、受信
データから番組の情報を判定するために連続して受信を
行なう必要があった。
【0010】このため、緊急情報の受信を行なうために
受信機の電源スイッチがオフにされている場合であって
も、装置に含まれるチューナ部では受信周波数がFM多
重放送の行なわれている周波数にセットされて連続的な
受信が行なわれていた。
【0011】あるいは、消費電力を削減するために、電
源スイッチオフ時にこれら放送の受信を行なうことのな
い装置も知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うに電源スイッチオフ時に受信動作を連続して行なうF
M多重放送受信装置においては、当然のことながら消費
電力が大きくなる。そのため安定して受信装置の動作を
行なわせるためには、大容量の電池による駆動を行なう
か、またはAC電源による電源が必要とされていた。
【0013】しかしながら、このような大容量の電池を
装置に実装する場合には、受信機の形状が大きくなり、
かつ重量も重くなる。そのため、災害時での運搬などに
おいて不便であった。
【0014】また、AC電源を用いる受信装置において
は、実際に災害が起きたときに停電などが発生すること
により、緊急情報の受信を行なうことができない可能性
もあった。
【0015】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、電源スイッチオフ時に緊急情報
の受信を行なう受信装置であって、消費電力が少ない受
信装置を提供することを目的としている。
【0016】この発明の他の目的は、電源オフ時に緊急
情報の受信を行なう受信装置であって、効率的に緊急情
報の受信を行なうことのできる装置を提供することを目
的としている。
【0017】この発明のさらに他の目的は、緊急情報を
受信する受信装置において、その形状を小さくまた重量
を軽くすることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の受信装置は、識別情報を含む放
送データを受信する受信装置であって、放送データに含
まれる識別情報のみを間欠的に受信する第1の受信手段
と、受信された識別情報が所定の情報であることに応じ
て、放送データを連続的に受信する第2の受信手段とを
備える。
【0019】すなわち請求項1に記載の受信装置におい
ては、放送データに含まれる識別情報のみが間欠的に受
信され、その受信された識別情報に基づいて放送データ
の連続的な受信が行なわれる。
【0020】これにより受信装置の消費電力を削減する
ことが可能となる。さらに、消費電力を抑えることによ
り装置に積載する電池を小さくすることができ、これに
より形状の小さくかつ重量の軽い受信機を提供すること
が可能となる。
【0021】請求項2に記載の受信装置は、請求項1に
記載の受信装置であって、識別情報は第1の識別情報
と、第1の識別情報より大きい第2の識別情報とを含
み、第1の受信手段は、放送データに含まれる第1の識
別情報のみを間欠的に受信する第3の受信手段と、受信
された第1の識別情報が所定の情報であることに応じ
て、放送データに含まれる第2の識別情報のみを間欠的
に受信する第4の受信手段とを含み、第2の受信手段
は、受信された第2の識別情報が所定の情報であること
に応じて、放送データを連続的に受信する。
【0022】請求項2に記載の受信装置では、請求項1
に記載の受信装置の作用に加えて、階層的に構成された
第1の識別情報と第2の識別情報とにより放送データの
連続的な受信が決定されるため、さらに所望の放送デー
タを選択する効率を向上させることができる。
【0023】請求項3に記載の受信装置は、請求項2に
記載の受信装置であって、第3の受信手段は第1の識別
情報を受信する第1の時間のみにおいてオンとなる間欠
受信動作を行ない、第4の受信手段は、第2の識別情報
を受信する第1の時間より長い第2の時間においてのみ
オンとなる間欠受信動作を行なう。
【0024】請求項4に記載の受信装置は請求項1から
3のいずれかに記載の受信装置であって、FM放送以外
のバンドを受信中に、電源がオフにされたことを検知す
る検知手段と、検知手段の検知出力に応じて受信するバ
ンドをFM放送のバンドに切換える切換え手段とをさら
に備え、第1の受信手段は電源オフ時において切換えら
れたFMバンドによりFM多重放送の緊急情報の受信を
行なう。
【0025】請求項4に記載の受信装置によると、電源
オフ時において、自動的にFMバンドにおいてFM多重
放送の緊急情報の受信が行なわれるため、緊急情報の取
りこぼしがなくなり、使い勝手が向上する。
【0026】請求項5に記載の受信装置は請求項1から
3のいずれかに記載の受信装置であって、FM放送のバ
ンドを受信中に、電源がオフにされたことを検知する検
知手段と、検知手段の検知出力に応じて、オートチュー
ニングによりFM多重放送の行なわれている周波数を設
定する設定手段とをさらに備え、第1の受信手段は電源
オフ時において設定された周波数によりFM多重放送の
受信を行なう。
【0027】請求項5に記載の受信装置においては、オ
ートチューニングによりFM多重放送の行なわれている
周波数において受信が行なわれるため、より確実に放送
の受信を行なうことが可能となり、使い勝手がさらに向
上する。
【0028】請求項6に記載の受信装置は、請求項1か
ら3のいずれかに記載の受信装置であって、FM多重放
送の行なわれている周波数を記憶する記憶手段と、電源
がオフにされたことを検知する検知手段とをさらに備
え、第1の受信手段は、電源オフ時において、記憶され
た周波数によりFM多重放送の受信を行なう。
【0029】請求項6に記載の受信装置では、電源オフ
時において予め記憶された周波数におけるFM多重放送
の受信が行なわれるため、さらに使い勝手が向上する。
【0030】
【発明の実施の形態】次にこの発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して詳しく説明する。図中同一符号は同
一または相当部分を示す。
【0031】(第1の実施の形態)まず本発明の第1の
実施の形態における受信装置の特徴とする点について説
明する。
【0032】図2は本発明の第1の実施の形態における
受信装置が受信を行なうFM多重放送の放送データを説
明するための図である。
【0033】FM多重放送の放送データは、1パケット
(288ビット)単位でデータが構成される。パケット
は先頭から同期をとるためのブロック識別符号(以下
「BIC」という。)16ビット、BICに続く190
ビットの情報ビット、および情報ビットに続く82ビッ
トのチェック符号とから構成される。
【0034】また190ビットの情報ビットのうち、先
頭の4ビットはそのパケットの内容を識別するためのサ
ービス識別データを形成する。
【0035】サービス識別データは、0から15(16
進数における0から0F)のいずれかの値を示し、その
値により当該パケットの情報が示す番組の種別が特定さ
れる。番組の種別としてたとえば一般情報、交通情報、
付加情報、補助信号および運用信号などが含まれる。
【0036】サービス識別データが14(16進数にお
ける0E)であれば、そのパケットの情報は補助信号を
示すデータである。補助信号には番組を索引するための
番組索引データ等が含まれる。
【0037】番組索引データの本来の用途は、番組の受
信時における番組選択を補助するためのデータである。
すなわち番組索引データは放送中の番組番号をサービス
識別データとともに送信するものである。また番組索引
データは受信機の受信が開始された直後などには、選択
対象の特定番組が放送中であるか否かを判定するために
も使用される。
【0038】番組索引データの送信されるタイミングは
特に規定されていない。番組索引データは他の情報番組
の送信中にインターリーブされて送信される。なお番組
索引データは、補助信号であるため、全情報量に占める
番組索引データの割合は他の情報の占める割合に比較し
て明らかに小さい。
【0039】本実施の形態における受信装置にあって
は、電源オフ時に288ビットから構成されるパケット
のうち、BICとサービス識別データのみの間欠受信が
行なわれる。その結果、サービス識別データが“14”
である場合には、当該パケットは番組索引データなどか
らなる補助信号であるため、そのときにパケットの誤り
訂正が実施され、パケットに含まれる番組索引データの
解析が行なわれる。
【0040】より具体的には、図1を参照して、電源オ
フ時の間欠受信モードにおいて、ステップS1で第1の
オン時間による間欠受信が行なわれる。第1のオン時間
による間欠受信とは、上述のとおりBIC信号とサービ
ス識別データのみをパケットから受信する処理である。
【0041】ステップS2において、サービス識別デー
タが“14”であるか否か判定される。サービス識別デ
ータが“14”である場合には、そのパケットのデータ
は番組索引データであることを示すため、ステップS3
において第2のオン時間による間欠受信が行なわれる。
すなわち情報ビットおよびチェック符号を含むパケット
のデータが受信され、そのデータの誤り訂正が実施され
る。これにより番組索引データの解析が行なわれる。
【0042】ステップS4において、番組索引データに
緊急情報を示す番組番号の“255”のデータが割当て
られているか否かにより、当該パケットが緊急情報を放
送中であることを示すパケットであるか否かの判定が行
なわれる。
【0043】ステップS4でYESであると判定された
ときには、間欠受信を中断し、連続的にパケットデータ
を受信する連続受信処理が行なわれる。
【0044】一方ステップS2またはS4のいずれかで
NOであると判定されたときには、ステップS1から第
1のオン時間による間欠受信が繰り返し行なわれる。
【0045】以上の処理により、番組索引データの受信
時以外は、1つのパケットの288ビット中の20ビッ
ト(BIC16ビット+サービス識別データ4ビット)
のみの間欠的な受信が行なわれる。これに対して番組索
引データが受信されているときには、パケットの誤り訂
正が行なわれ、緊急情報の放送が行なわれているか否か
の判定が行なわれる。
【0046】その結果、緊急情報が放送されていなけれ
ば再び間欠受信処理が行なわれ、緊急情報が放送されて
いるのであれば連続受信処理(緊急情報受信モード)が
実施される。
【0047】これにより本実施の形態における受信装置
においては、電源オフ時においても緊急情報の受信が可
能であると同時に、電源オフ時における消費電力を削減
することが可能である。
【0048】図3は本実施の形態における受信装置の装
置構成を示すブロック図である。図を参照して、受信装
置は、通常の連続受信と間欠受信の切換えを行なうと同
時に、装置全体の制御を行なうCPU10と、アンテナ
を介して入力される電波の処理を行なうチューナ13
と、FM放送に多重された信号を復調し、受信の同期状
況(ブロック同期状況、フレーム同期状況)の判定、誤
り訂正、および誤り検出などを行なうFM多重デコーダ
IC14と、電源のオン/オフやチューニングなどの装
置使用者からの要求を受付けるスイッチ17と、FM放
送に多重された信号の表示を行なう表示ユニット21
と、プログラムなどを記憶するROM19と、受信され
た記憶などを行なうRAM20と、ROM19あるいは
RAM20のいずれかの動作の選択を行なうセレクタ1
8と、FM多重デコーダIC14からの信号RMSL2
およびCPU10からの信号RMSL1の和信号を出力
するOR回路16と、OR回路16からの信号に基づい
てチューナ13に対して電源を供給するチューナ電源1
5とから構成される。
【0049】OR回路16から出力される信号が“1”
であるときに、チューナ電源15はチューナ13に対し
て電源を供給する。
【0050】反対にOR回路16より出力される信号が
“0”であれば、チューナ電源15はチューナ13へ電
源の供給を行なわない。
【0051】これによりアンテナを介して入力される信
号の受信処理はオン/オフされる。信号RMSL1は通
常の連続受信が行なわれている状態においては“1”と
なり、間欠受信か行なわれている間においては、“0”
とされる。
【0052】また信号RMSL2はFM多重デコーダI
C14の有するタイマのタイミングにより“1”とさ
れ、サービス識別データが所定のデータでないと判定さ
れた場合、BICまたは内部クロックカウンタによりパ
リティパケットと判定した場合などに“0”とされる。
【0053】なおCPUが連続動作モードに移行した場
合には信号RMSL1は“1”となるが、このとき信号
RMSL2が“1”または“0”であるかは任意でよ
い。
【0054】またCPU10は内蔵ROM11と内蔵R
AM12とを含む。次に図3のブロック図と、図5のフ
ローチャートとを参照して受信装置の動作について説明
する。
【0055】電源オン時には受信装置は通常の連続的な
受信動作を行なう。CPU10は電源スイッチ(たとえ
ばスイッチ17に含まれるSW0)のオフを検出する
と、間欠受信モードに移行する。
【0056】図5を参照して、間欠受信モードではステ
ップS10において以下の(1)および(2)の処理が
行なわれる。
【0057】(1) 音声出力の停止、および表示ユニ
ット21での表示の停止 (2) 現在の設定されている受信モードである受信バ
ンドおよび周波数のRAM20への記憶 ステップS11において受信バンドがFMバンドに切換
えられる。
【0058】ステップS12においてチューナ13はオ
ートチューニングによりFM多重放送の行なわれている
周波数を検出する。これは従来と同様にPLLを用いた
オートチューニングでFM放送の周波数をサーチし、F
M多重デコーダIC14からの受信同期信号(図3にお
けるブロック同期信号およびフレーム同期信号)により
FM多重放送の有無をCPU10が判定することにより
行なわれる。
【0059】ステップS13においてFM多重放送の同
期がとられたと判定された場合にはステップS14にお
いて、装置は間欠受信モードに設定される。間欠動作モ
ードが設定されているときには、CPU10より出力さ
れる信号(受信モード切換信号)RMSL1は“0”と
される。
【0060】なお連続受信モードにおいては受信モード
切換信号RMSL1は“1”となる。
【0061】これによりCPUのスタンバイモード(間
欠受信モードまたは低消費電力モードともいう。)に処
理は移行し、動作は停止する。なお図3においてブロッ
ク同期信号およびフレーム同期信号はFM多重デコーダ
IC14から直接CPU10に入力されているが、これ
らの信号をデータバスにより経由させ、CPUがリード
するようにしてもよい。
【0062】さらに信号RMSL1についてもデータバ
スを経由させる方法をとってもよい。また、ORゲート
はブロック図に示したように、単独で用いても、FM多
重デコーダICに組み込んでもよい。
【0063】間欠受信モードにおいては、図6のフロー
チャートを参照して、ステップS20において受信動作
は停止される。このときCPU10はFM多重デコーダ
IC14からの割込要求信号INTの入力待ちとなる。
【0064】ステップS21において割込要求信号IN
TがFM多重デコーダIC14からCPU10へ出力さ
れたのであれば、ステップS22において受信モード切
換信号RMSL1は“1”とされる。
【0065】これにより、図3のORゲート16の出力
は“1”となり、チューナ電源15はチューナ13へ電
源の供給を行なう。
【0066】これによりチューナ13ではアンテナから
入力される信号の処理が行なわれる。ステップS23で
FM多重デコーダIC14はFM多重の同期がとれてい
るか否かを判定する。
【0067】ステップS23でYESであればステップ
S24でFM多重データのリードが行なわれる。このと
きまずサービス識別信号の受信が行なわれ、サービス識
別信号の内容が“14”であるときには、そのパケット
が番組索引データのパケットであることが判定され、さ
らに、ステップS26においてパケットのデータ受信と
誤り訂正が行なわれ、番組索引データの解析がなされ
る。その結果当該番組索引データが緊急情報の番組を示
すものである場合には、緊急情報受信モードが起動され
る。
【0068】なおステップS21においてNOであれば
ステップS20からの処理が行なわれる。
【0069】またステップS23でNOであれば図5の
ステップS11からの処理が行なわれる。
【0070】またステップS25またはS26でNOで
あれば図5のステップS14からの処理が行なわれる。
【0071】緊急情報受信モードにおいては、図7に示
されるフローチャートが実行される。
【0072】すなわちステップS31で緊急情報の受信
が行なわれる。このとき信号RMSL1は“1”とな
り、FM多重デコーダICは信号RMSL2として
“1”の信号を出力する。これによりOR回路16より
出力される信号は“1”となり、チューナ電源15はチ
ューナ13に対して連続的に電源を供給する。これによ
りFM多重デコーダIC14はFM多重放送の連続的な
受信を行なう。
【0073】FM多重デコーダICの間欠受信中の受信
データ列の中から特定の情報(たとえばサービス識別情
報)を判別する方法として以下の(1)から(3)の3
種類の方法がある。
【0074】(1) 誤り訂正を実行する前に、前判定
(誤り許容実施)を行ない、特定の情報であると判定し
たときに誤り訂正を実行し、誤り訂正を行なった後再判
定を行なう。
【0075】この方法によると、誤り許容数により特定
情報の欠落を防ぐことが可能であるが、たとえばサービ
ス識別(4ビットで構成される)で1ビットの許容数を
設定した場合には、他の4のサービス識別に関しても誤
り訂正を実施するため、消費電力が増える結果となる。
【0076】(2) 誤り訂正前に前判定(誤り許容を
実施しない)を行ない、特定の情報と判定した場合に誤
り訂正を実行し、誤り訂正を実行した後再判定を行な
う。
【0077】この場合、誤り許容を行なわないために、
判定部分に誤り(エラー)があった場合には、特定情報
の受信欠落が発生するという問題点が生じる。
【0078】但し特定の情報は複数回数送信(再送信)
されるため、実際に受信を欠落する可能性は少ない。判
別の3つの方法のうち(2)の方法は消費電力が最も少
ない。
【0079】(3) FM多重デコーダICは常時動作
し、誤り訂正を実行し、誤り訂正後再判定を行なう方
法。
【0080】この方法では回路規模が小さく済むが、消
費電力は大きい。上記3方式のうち、AC電源による駆
動を行なう場合は方式(1)が、電池駆動を行なう場合
には方式(2)が有効である。
【0081】なおステップS31において緊急情報の受
信が行なわれる場合に、その情報をRAM20に格納
し、かつスピーカアンプを介して警報音(ビープ音な
ど)を鳴らすようにしてもよい。
【0082】なお緊急情報の受信時において一定時間使
用者の操作が行なわれない場合、また補助信号を解析す
ることにより緊急情報が出力されなくなった場合には自
動的に間欠受信モードに移行するようにしてもよい。
【0083】さらに緊急情報の表示ユニット21への表
示は使用者のキー操作により行なうようにしてもよい
し、または自動的に表示ユニット21に緊急情報を表示
させるようにしてもよい。
【0084】また装置使用者によって電源スイッチ(た
とえばSW0)のオンが検出された場合には、図8に示
されるフローチャートの処理が行なわれる。
【0085】ステップS41において、電源スイッチが
オフとされたときのモード(受信バンドおよび周波数)
がRAM20から読出される。そしてこれらのモードの
設定が行なわれる。
【0086】さらに音声出力と表示出力が再開され、通
常の連続受信状態に処理は移行する。すなわち連続受信
処理状態においては、CPU10より出力される信号R
MSL1は“1”となり、チューナ13に電源が恒常的
に供給されるようになる。
【0087】なお間欠受信時においてFM多重放送が終
了した場合(これらの判定はFM多重デコーダICの判
定するブロック同期状態およびフレーム同期状態で識別
される。)は、FM多重デコーダIC14からCPU1
0へ割込要求信号INTが出力される。CPU10では
このINT信号をトリガとしてCPU10を動作モード
に移行させ、再度オートチューニング処理を実施し、異
なるチャンネルのFM多重放送を間欠受信する。
【0088】次に信号RMSL1およびRMSL2と割
込要求信号INTの出力タイミングについて説明する。
【0089】図9を参照して、(a)は信号RMSL1
を、(b)は信号RMSL2示す。なお(c)は(b)
に示される信号RMSL2の一部を拡大した図であり、
(d)はRMSL2に同期して制御されるチューナ電源
のオン/オフのタイミングを、(e)はチューナの出力
を、(f)はFM多重デコーダICの復調を行なうタイ
ミングを示している。
【0090】時刻t0において信号RMSL1が“1”
レベルから“0”レベルへ変化することにより間欠受信
動作が実行される。このときCPUより出力される信号
RMSL2は時刻t0より一定周期でのオンオフを繰り
返す。
【0091】具体的には、信号RMSL2が“1”レベ
ルである期間は、チューナを介して入力される放送デー
タのBIC受信期間とサービス識別データ受信期間に相
当する。
【0092】図9(c)を参照して、RMSL2が
“1”レベルである間で、*2で表わされる期間にBI
Cの16ビットのデータが受信される。また*3で示さ
れる期間にサービス識別データである4ビットの情報が
受信される。
【0093】なおRMSL2の“1”となる期間の間に
おいては、チューナとFM多重デコーダICの復調部を
セットアップするための期間である*1で示される時間
t1が設定されている。
【0094】図9(d)から(f)を参照して、チュー
ナ電源、チューナ出力およびFM多重デコーダICの復
調部は信号RMSL2の“1”レベルである間に動作を
行なう。
【0095】なお図9はサービス識別データの受信期間
の間に受信されたサービス識別データが番組索引データ
を示すものではないと判定されたときにおける処理であ
る。
【0096】サービス識別データが番組索引データを示
す符号である場合には、図10に示されるタイミングで
信号RMSL1と信号RMSL2と割込要求信号INT
との出力が行なわれる。
【0097】より具体的には(a)を参照して、RMS
L1が“0”レベルである間欠受信動作中に、(b)に
示されるように信号RMSL2は上述のごとく間欠受信
動作を実施する。
【0098】ここに*1で示される時点において、サー
ビス識別データが番組索引データを示す符号であること
が判定されたのであれば、信号RMSL2は継続して*
2で示される期間“1”レベルである状態を維持する。
同時に信号RMSL1も“1”とされる。
【0099】*2で示される期間の開始として、(c)
で示されるようにFM多重デコーダIC14よりCPU
10へ割込要求信号INTが出力される。すなわち*1
で示される時点における割込要求信号INTは番組索引
データを検出したことを示す信号である。また*3で出
力される割込要求信号はFM多重デコーダIC14が誤
り訂正を終了し、誤り訂正の行なわれたデータをCPU
がリードするための信号である。
【0100】*3で示される割込要求信号に応答して、
CPUは時刻*4で示される時点において番組索引デー
タのチェックを終了する。この後、チェックの結果に応
じて番組索引データが緊急情報番組を示すデータであれ
ば、信号RMSL1およびRMSL2は連続受信動作を
行なうために点線で示される“1”レベルとなる。これ
により引続き緊急番組情報が受信装置により受信され
る。
【0101】これに対して*4で示される時刻において
CPUが番組索引データを緊急情報のものではないと判
定した場合においては、信号RMSL1およびRMSL
2は実線で示されるように“0”レベルとなり、再び間
欠受信動作が繰り返されることとなる。
【0102】次に図3に示されるFM多重デコーダIC
14の具体的構成について説明する。
【0103】図4を参照して、FM多重デコーダIC1
4は、チューナからのパケットデータを入力するFM多
重復調部30と、データ信号SDATAとクロック信号
SCLOCKとをFM多重復調部30より入力するBI
C用S/P(シリアル−パラレル変換レジスタ)31
と、BIC用S/P31の内容を検出することにりBI
Cが検出されたか否かを判定するBIC検出部32と、
BIC検出部32からの信号に基づいてブロック同期を
判定するブロック同期判定回路39と、BIC検出部3
2からの信号に基づいてフレーム同期を判定するフレー
ム同期判定回路40と、BICの検出回数をカウントす
るブロックカウンタ33と、BIC検出タイミング信号
を出力するタイミング回路43と、FM多重復調部30
で復調されたデータ信号SDATAのスクランブルを解
除するデスクランブル部34と、デスクランブルされた
データの誤りを訂正する誤り訂正回路35と、デスクラ
ンブルされた情報のサービスを識別するサービス識別判
定用S/P36と、サービス識別判定用S/Pの内容に
基づいてサービス識別判定を行なうサービス識別判定部
37と、サービス識別判定における誤り許容数を設定す
る誤り許容数設定回路38と、CPUで出力される信号
RMSL1およびサービス識別判定部37が出力する判
定結果に基づいて間欠動作を行なうかまたは連続動作を
行なうかなどの制御を行なう動作モード制御部44と、
FM多重復調部が出力する多重信号のクロックに基づい
て、タイマ用クロックを発生させる分周器41と、分周
器41より出力されるクロックとFM多重放送に含まれ
るクロック信号SCLOCKのクロックのうちいずれか
一方のクロックを動作モード制御部44からの信号に基
づいて選択的に出力するセレクタ42と、動作モード制
御部44からの割込要求信号INTや図示しない他の構
成部分より出力される割込要求信号INTの和信号を出
力するORゲート45とから構成される。
【0104】上述したBIC用S/P31は16ビット
のレジスタより構成され、サービス識別判定部S/P3
6は4ビットのレジスタより構成され、誤り許容数設定
回路は1ビットの情報を記憶する回路から構成される。
【0105】ブロック同期判定回路39よりブロック同
期信号が出力され、フレーム同期判定回路40よりフレ
ーム同期信号がCPUに対してそれぞれ出力される。
【0106】また動作モード制御部44はFM多重復調
部30に対してイネーブル信号を出力する。このイネー
ブル信号が“0”レベルである間は、D−CLOCKの
クロックで駆動するタイミング回路以外の回路の動作は
停止する。これによりイネーブル信号が“0”レベルで
ある期間において、消費電力は削減される。
【0107】次に図4に示されるFM多重デコーダIC
14の動作について説明する。FM多重デコーダIC1
4は、分周器より出力されるタイマ用のクロックD−C
LOCKと、多重信号(受信された信号)から復調され
る受信クロックSCLOCKの2つのクロックを有す
る。
【0108】タイマ用クロックは受信動作が行なわれて
いる時には受信クロックに同期される。これにより連続
受信動作時においてはタイマ用クロックと受信クロック
とは同一のタイミングでオン/オフを繰り返す。
【0109】これに対して間欠動作において受信が行な
われていない間は、タイマ用クロックは独立に動作す
る。また間欠動作時において受信が行なわれている間
は、受信クロックSCLOCKとタイマ用クロックD−
CLOCKとは再び同期される。
【0110】このとき受信クロックとタイマ用クロック
との間の誤差が大きい場合には、タイマ用クロックの起
動のタイミングの誤差を許容するように回路を設計する
必要がある。たとえば誤差を許容する方法としてBIC
の検出タイミングを瞬時にとどまらず、一定の時間に拡
張させることなどが考えられる。
【0111】なお図9に示されるセットアップ期間t1
はチューナ部の電源を起動し、チューナ部のPLLおよ
びFM多重デコーダICの復調部30が安定するまでに
必要となる時間である。すなわち時刻t1はBICの1
ビット目に対する信号RMSL2のセットアップ時間と
して必要である。
【0112】時刻t1は、チューナ部の電源オンからチ
ューナ部の動作安定までの時間およびチューナ部の動作
安定時点からFM多重デコーダICの復調部20の動作
安定までの時間の和により規定される時間である。
【0113】なお図4において、BIC検出によりデー
タブロックの先頭のタイミングを検出する処理、またブ
ロック同期およびフレーム同期判定などの受信状態の判
定を行なう処理については従来技術における受信装置と
実質的に同一であるのでここでの説明は省略する。
【0114】上述した装置構成により本実施の形態にお
ける受信装置における間欠受信処理および連続受信処理
は実行される。
【0115】なお、本実施の形態における受信装置にお
いては、番組索引データを用い緊急情報の判定を行なっ
たが、番組索引データを使用せずに緊急情報を選別受信
することは間欠受信には適していない。その理由は以下
のとおりである。
【0116】緊急情報番組は、サービス識別の1〜6で
情報番組中の1番組として送信されるため、予め緊急番
組だけを選択受信するためには、全情報番組から緊急番
組だけを抜き出す機能が必要である。
【0117】この緊急番組だけを抜き出す機能は、サー
ビス識別4ビット、データパケット番号10ビット、お
よび番組番号8ビットからなる計22ビットの情報を判
定する機能である。番組番号は複数のパケットに分割さ
れた番組情報のうち、先頭のパケットに格納されるため
先頭パケットの判定が必要となる。
【0118】この判定機能により判定される22ビット
の情報は、情報ビットの先頭から72ビットまでに含ま
れる。そのため、この22ビットの情報を受信するため
には、同期信号の16ビット分の情報と合わせて88ビ
ット分の情報の受信が必要となる。
【0119】さらに、その22ビットの情報の信頼性を
保つには誤り訂正を行なうことが必要となり、受信部の
間欠受信には適していない。
【0120】(第2の実施の形態)第2の実施の形態に
おける受信装置の装置構成は第1の実施の形態における
受信装置と実質的に同一であるのでここでの説明を繰り
返さない。
【0121】第2の実施の形態における受信装置は、電
源オフが行なわれたとき、オートチューニングによりF
M多重放送を受信する、第1の実施の形態における処理
に代えて、ユーザが任意に設定した受信周波数を電源オ
フ時において設定するようにしたものである。
【0122】装置使用者の所望の周波数の設定として以
下の(1)から(3)までの手順により設定が可能であ
る。
【0123】(1) 設定モードの起動 たとえば機能キーなどを用いることにより、間欠受信時
の受信周波数の設定モードを起動する。
【0124】(2) 受信周波数の決定 たとえば通常の受信周波数の決定の手順(たとえば数字
キーによる直接的な周波数の入力またはダイヤルキーも
しくはアップ/ダウンキーなどを用いることによる決
定)と同様の方法により受信周波数を決定する。
【0125】(3) 受信周波数の設定 たとえば通常の受信周波数設定手順(たとえば決定キー
などを押すこと)と同様の方法により決定された受信周
波数が間欠受信時の周波数格納メモリ(具体的にはRA
M内)に格納される。
【0126】このような方法により格納された周波数デ
ータは間欠受信時に読出され、その周波数において間欠
受信が行なわれる。
【0127】より具体的には、図11を参照して、電源
スイッチがオフにされたときにステップS61において
音声出力停止、表示停止、受信バンドおよび受信周波数
の記憶が行なわれる。
【0128】ステップS62において受信バンドとして
FMのバンドが設定される。ステップ63において、受
信周波数に上述の設定方法により設定(プリセット)さ
れた周波数が設定される。
【0129】ステップS64においてFM多重放送の同
期がとれているか否かが判定される。
【0130】ステップS64でYESであれば、ステッ
プS67で信号RMSL1は“0”レベルとなり間欠受
信動作がプリセットされた周波数において実施される。
【0131】一方ステップS64でNOであると判定さ
れたときには、第1の実施の形態における受信装置と同
様に、ステップS65でオートチューニングが実施され
る。
【0132】ステップS66でオートチューニングによ
り設定された周波数においてFM多重放送の同期がとら
れているか否かが判定される。
【0133】ステップS66でYESであればステップ
S67からの処理が、反対にステップS66でNOであ
ると判定されたときにはステップS65からの処理が行
なわれる。
【0134】このように第1の実施の形態および第2の
実施の形態において、受信装置は緊急情報受信用の間欠
受信機能を持つことが可能となる。そして間欠受信機能
において電源スイッチオフ時に自動的にFM多重放送用
のバンドおよび周波数が設定される。この設定されたバ
ンドおよび周波数により緊急情報の受信が行なわれる。
このとき間欠受信により消費電力は削減される。
【0135】したがって、本実施の形態における受信装
置においては、小容量の電池電源とAC電源とを共用さ
せた場合、たとえば平常時においてはAC電源を使用し
て間欠受信を行ない、災害時(停電時を含む)では電池
電源において長時間の使用が可能となる。またこのとき
受信装置自体の持ち運びも可能となる。
【0136】このように電池電源とAC電源とを併用す
ることにより、電池の容量切れなどの心配を可能な限り
減少させることができる。また電池電源とAC電源とを
併用させることにより、たとえば停電時などにおいても
装置の使用をすることが可能となる。
【0137】これにより緊急情報の伝達手段としてFM
多重放送受信装置がより有効的に活用できる。
【0138】さらに第2の実施の形態における受信装置
のように電源スイッチオフ時の間欠受信周波数を予め装
置使用者が設定することができるようにすることによ
り、装置使用者は所望の放送局のFM多重放送を間欠受
信で選択的に取得することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を説明するためのフローチャート
である。
【図2】本発明の実施の形態の1つにおける受信装置が
受信する放送データの1つのパケットを示した図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるFM多重放
送受信装置の具体的構成を示したブロック図である。
【図4】図3におけるFM多重デコーダIC14の具体
的構成を示したブロック図である。
【図5】図3に示される受信装置の電源スイッチオフ時
における処理を示したフローチャートである。
【図6】間欠受信モードにおける図3に示される受信装
置の処理を示したフローチャートである。
【図7】図3に示される受信装置の緊急情報受信モード
における処理を示したフローチャートである。
【図8】間欠受信モードにおいて電源スイッチがオンと
なった場合における処理を示すフローチャートである。
【図9】番組索引データが検出されない場合における信
号RMSL1,2および装置の各部の動作を示したタイ
ミングチャートである。
【図10】番組索引データが検出された場合における信
号RMSL1,2および割込要求信号INTの出力タイ
ミングを示したタイミングチャートである。
【図11】本発明の第2の実施の形態における受信装置
において電源スイッチオフ時に行なわれる処理を示した
フローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 13 チューナ 14 FM多重デコーダIC 15 チューナ電源 21 表示ユニット 30 FM多重復調部 41 分周器 43 タイミング回路 44 動作モード制御部
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図7】
【図8】
【図4】
【図5】
【図10】
【図11】
【図6】
【図9】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別情報を含む放送データを受信する受
    信装置であって、 前記放送データに含まれる識別情報のみを間欠的に受信
    する第1の受信手段と、 前記受信された識別情報が所定の情報であることに応じ
    て、前記放送データを連続的に受信する第2の受信手段
    とを備えた、受信装置。
  2. 【請求項2】 前記識別情報は、第1の識別情報と、前
    記第1の識別情報より大きい第2の識別情報とを含み、 前記第1の受信手段は、 前記放送データに含まれる前記第1の識別情報のみを間
    欠的に受信する第3の受信手段と、 前記受信された第1の識別情報が所定の情報であること
    に応じて、前記放送データに含まれる第2の識別情報の
    みを間欠的に受信する第4の受信手段とを含み、 前記第2の受信手段は、前記受信された第2の識別情報
    が所定の情報であることに応じて、前記放送データを連
    続的に受信する、請求項1に記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の受信手段は、前記第1の識別
    情報を受信する第1の時間のみにおいてオンとなる間欠
    受信動作を行ない、 前記第4の受信手段は、前記第2の識別情報を受信する
    前記第1の時間より長い第2の時間においてのみオンと
    なる間欠受信動作を行なう、請求項2に記載の受信装
    置。
  4. 【請求項4】 FM放送のバンド以外のバンドを受信中
    に、電源がオフにされたことを検知する検知手段と、 前記検知手段の検知出力に応じて、受信するバンドをF
    M放送のバンドに切換える切換手段とをさらに備え、 前記第1の受信手段は、電源オフ時において、前記切換
    えられたFM放送のバンドによりFM多重放送の受信を
    行なう、請求項1から3のいずれかに記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 FM放送のバンドを受信中に、電源がオ
    フにされたことを検知する検知手段と、 前記検知手段の検知出力に応じて、オートチューニング
    によりFM多重放送の行なわれている周波数を設定する
    設定手段とをさらに備え、 前記第1の受信手段は、電源オフ時において前記設定さ
    れた周波数によりFM多重放送の受信を行なう、請求項
    1から3のいずれかに記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 FM多重放送の行なわれている周波数を
    記憶する記憶手段と、 電源がオフにされたことを検知する検知手段とをさらに
    備え、 前記第1の受信手段は、電源オフ時において、前記記憶
    された周波数によりFM多重放送の受信を行なう、請求
    項1から3のいずれかに記載の受信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007318440A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Fujitsu Ltd ディジタル放送受信装置、および受信方法
JP2009118345A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> Tmcc信号受信装置

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