JPH1032506A - 放送波受信装置 - Google Patents

放送波受信装置

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JPH1032506A
JPH1032506A JP18763196A JP18763196A JPH1032506A JP H1032506 A JPH1032506 A JP H1032506A JP 18763196 A JP18763196 A JP 18763196A JP 18763196 A JP18763196 A JP 18763196A JP H1032506 A JPH1032506 A JP H1032506A
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JP
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predetermined
broadcast wave
detecting
data
power
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JP18763196A
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English (en)
Inventor
Katsunori Shirosako
勝則 城迫
Shigeru Yamada
茂 山田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省電力化が可能な文字情報信号を含む放送波
を受信して表示する放送波受信装置を提供すること。 【解決手段】 メインマイコン406は、信号処理LS
I405から必要なデータを受けた後、電源コントロー
ル信号417を制御して信号処理LSI405への電源
の供給を停止する。その後、所定の時間が経過すれば電
源コントロール信号417を制御して信号処理LSI4
05への電源の供給を再開し、信号処理LSIからのデ
ータの入力を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字情報信号と音
声情報信号とが多重された放送波を受信して、文字情報
信号による文字や図形を表示する放送波受信装置に関
し、特に、電池動作が可能な可搬性のある放送波受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、現行のテレビ放送に比べて随時
性、速報性、選択性等に優れた情報の取得が可能なFM
(Frequency Modulation)多重放送のサービスが行なわ
れており、その番組内容もさまざまなものが含まれてい
る。また、FM多重放送を受信するための受信装置も小
型化が進んでいる。受信装置を小型化するためには電源
の小型化が不可欠であり、そのために省電力化が重要な
テーマとなっている。
【0003】従来のFM多重放送の受信のためのFM受
信機として、実開平2−28153号公報に示されるも
のがある。このFM受信機は、FM多重放送に含まれる
パイロット信号を検出することによりFM多重復調回路
の電源を制御するものであり、パイロット信号がない場
合すなわちFM文字多重信号がない場合はFM多重復調
回路の電源をオフにし、パイロット信号がある場合すな
わちFM文字多重信号がある場合はFM多重復調回路の
電源をオンにして省電力を行なっている。また、この従
来のFM受信機は、FM文字多重の信号処理回路と表示
器についても同時に電源を切るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のFM受
信機は、FM文字多重を受信していない場合には省電力
となるが、FM文字多重を受信中はFM多重復調回路、
FM文字多重の信号処理回路および表示器の電源がすべ
てオンとなり省電力にならない。また、このFM受信機
は、パイロット信号(FM文字多重信号)を受信してい
ないと、表示器の電源がオフになるため、以前入力して
メモリに蓄積していた文字情報を表示することができ
ず、使用者は文字情報を見ることができなかった。
【0005】上記問題点を解決するために、請求項1か
ら15に記載の発明は、操作性を損なうことなく省電力
化を図ることを目的とする。
【0006】また、請求項8および請求項9に記載の発
明は、省電力化中であることを使用者に知らせることを
も目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、文字情報信号を含む放送波を受信して表示する放送
波受信装置であって、所定のデータグループ群(1また
は複数のデータグループ)を受信したことを検出するた
めの検出手段と、検出手段の検出に基づいて所定の電気
部品への電源の供給を制御するための制御手段とを含
む。
【0008】所定のデータグループ群を受信した後、所
定の電気部品への電源の供給を停止して省電力化を行な
っている。その1つとして、電源を供給する必要のない
電気部品への電源を停止している。
【0009】請求項2に記載の発明は、文字情報信号を
含む放送波を受信して表示する放送波受信装置であっ
て、所定のデータグループ群を受信したことを検出する
ための検出手段と、検出手段の検出に基づいて所定の電
気部品へのクロック信号の周波数を切換えるための切換
手段とを含む。
【0010】所定のデータグループ群を受信した後、所
定の電気部品へのクロック信号の周波数を切換えること
により省電力化を行なっている。その1つとして、動作
速度を下げても問題とならない電気部品へのクロック信
号の周波数を下げている。
【0011】請求項3に記載の放送波受信装置は、請求
項1に記載の放送波受信装置であって、制御手段は、所
定の時間を計時するための計時手段と、検出手段の検出
時に所定の電気部品への電源の供給を停止して計時手段
による計時を開始し、計時手段が所定の時間を計時した
ときに所定の電気部品への電源の供給を再開するための
電源制御手段とを含む。
【0012】所定の電気部品への電源の供給を停止した
後、所定の時間がくるとその所定の電気部品への電源の
供給を再開することによって、操作性を損なうことなく
省電力化を図っている。
【0013】請求項4に記載の放送波受信装置は、請求
項2に記載の放送波受信装置であって、切換手段は、所
定の時間を計時するための計時手段と、検出手段の検出
時に所定の電気部品へのクロック信号の周波数を下げて
計時手段による計時を開始し、計時手段が所定の時間を
計時したときに所定の電気部品へのクロック信号の周波
数を元の周波数に戻すためのクロック切換手段とを含
む。
【0014】所定の電気部品へのクロック信号の周波数
を下げた後、所定の時間が過ぎたときにその所定の電気
部品のクロック信号の周波数を元に戻すことによって操
作性を損なうことなく省電力化を図っている。
【0015】請求項5に記載の放送波受信装置は、請求
項3または4に記載の放送波受信装置であって、放送波
受信装置は、放送波受信装置の操作頻度を検出するため
の頻度検出手段をさらに含み、計時手段は、操作頻度に
基づいて所定の時間を変更する。
【0016】放送波受信装置の操作頻度が低い場合に
は、所定の電気部品への電源を停止する時間あるいはク
ロック信号の周波数を低くする時間を長くしてさらに省
電力化を行なっている。
【0017】請求項6に記載の放送波受信装置は、請求
項1、2、3または4に記載の放送波受信装置であっ
て、所定のデータグループ群は放送波受信装置が表示し
ているデータグループである。
【0018】放送波受信装置は表示画面に表示している
データグループのみを受信することによって、所定の電
気部品の電源を停止する時間あるいはクロック信号の周
波数を下げる時間を長くしてさらに省電力化を行なって
いる。
【0019】請求項7に記載の放送波受信装置は、請求
項1、2、3または4に記載の放送波受信装置であっ
て、放送波受信装置は音声情報信号を受信して音声に変
換して出力するための音声出力手段と、電気部品の中か
ら所定の電気部品を選択するための選択手段とをさらに
含む。
【0020】使用者は、電源を停止する電気部品あるい
はクロック信号の周波数を下げる電気部品を適宜選択す
ることにより、さらに省電力化を図っている。
【0021】請求項8に記載の放送波受信装置は、請求
項1に記載の放送波受信装置であって、放送波受信装置
は制御手段が所定の電気部品への電源の供給を停止して
いるときに、表示画面の所定の位置に所定の表示を行な
うための表示制御手段をさらに含む。
【0022】放送波受信装置は、省電力化を行なってい
るときに表示画面の所定の位置に所定の表示を行なうこ
とによって使用者にそのことを知らせている。
【0023】請求項9に記載の放送波受信装置は、請求
項2に記載の放送波受信装置であって、放送波受信装置
は切換手段が所定の電気部品へのクロック信号の周波数
を切換えているときに、表示画面の所定の位置に所定の
表示を行なうための表示制御手段をさらに含む。
【0024】放送波受信装置は、省電力化を行なってい
るときに、表示画面の所定の位置に所定の表示を行なっ
て使用者にそのことを知らせている。
【0025】請求項10に記載の発明は、文字情報信号
を含む放送波を受信して表示する放送波受信装置であっ
て、所定のデータグループ群を受信したことを検出する
ための検出手段と、音声情報信号を受信して音声に変換
して出力するための音声出力手段と、音声の音量を調節
するための音量調節手段と、音量が所定の時間、所定の
音量以下であることを検出するための低音量検出手段
と、検出手段の検出に基づいて第1の所定の電気部品へ
の電源の供給を制御し、低音量検出手段の検出に基づい
て第2の所定の電気部品への電源の供給を制御するため
の制御手段とを含む。
【0026】放送波受信装置は、所定のデータグループ
群を受信した後第1の所定の電気部品への電源の供給を
停止し、さらに音量が所定の時間、所定の音量以下であ
った場合に使用者が音声を聞いていないものと判断し第
2の所定の電気部品への電源の供給を停止することによ
り省電力化を行なっている。
【0027】請求項11に記載の発明は、文字情報信号
を含む放送波を受信して表示する放送波受信装置であっ
て、所定のデータグループ群を受信したことを検出する
ための検出手段と、音声情報信号を受信して音声に変換
して出力するための音声出力手段と、音声の音量を調節
するための音量調節手段と、音量が所定の時間、所定の
音量以下であることを検出するための低音量検出手段
と、検出手段の検出に基づいて第1の所定の電気部品へ
のクロック信号の周波数を切換え、低音量検出手段の検
出に基づいて第2の所定の電気部品への電源の供給を制
御するための制御手段とを含む。
【0028】放送波受信装置は、所定のデータグループ
群を受信した後に第1の所定の電気部品へのクロック信
号の周波数を低くし、さらに音量が所定の時間、所定の
音量以下である場合に使用者が音声を聞いていないもの
と判断し第2の所定の電気部品への電源の供給を停止し
て省電力化を行なっている。
【0029】請求項12に記載の放送波受信装置は、請
求項10または11に記載の放送波受信装置であって、
制御手段は第2の所定の電気部品への電源を停止してい
るときに、音量調節手段による音量の変更があれば第2
の所定の電気部品への電源の供給を再開する。
【0030】第2の所定の電気部品への電源の供給を停
止しているときに使用者による音量の変更があった場合
には、操作者が音声を聞くものと判断し第2の所定の電
気部品への電源の供給を再開している。
【0031】請求項13に記載の発明は、文字情報信号
を含む放送波を受信して表示する放送波受信装置であっ
て、所定のデータグループ群を受信したことを検出する
ための検出手段と、表示の操作を行なうための操作手段
と、操作手段が所定の時間操作されないことを検出する
ための非操作検出手段と、所定の時間を計時するための
計時手段と、検出手段の検出時に第1の所定の電気部品
への電源の供給を停止して計時手段による計時を開始
し、計時手段が所定の時間を計時したときに第1の所定
の電気部品への電源の供給を再開し、非操作検出手段の
検出時に第2の所定の電気部品への電源の供給を停止す
るための制御手段とを含む。
【0032】放送波受信装置は、所定のデータグループ
群を受信した後第1の所定の電気部品への電源の供給を
停止して所定の時間経過後第1の所定の電気部品への電
源の供給を再開し、さらに表示画面の操作が所定の時間
以上行なわれない場合は使用者が表示画面を見ていない
ものと判断し第2の所定の電気部品への電源の供給を停
止することによって省電力を行なっている。
【0033】請求項14に記載の発明は、文字情報信号
を含む放送波を受信して表示する放送波受信装置であっ
て、所定のデータグループ群を受信したことを検出する
ための検出手段と、表示の操作を行なうための操作手段
と、操作手段が所定の時間操作されないことを検出する
ための非操作検出手段と、所定の時間を計時するための
計時手段と、検出手段の検出時に第1の所定の電気部品
へのクロック信号の周波数を切換えて計時手段による計
時を開始し、計時手段が所定の時間を計時したときに第
1の所定の電気部品へのクロック信号の周波数を元に戻
し、非操作検出手段の検出時に第2の所定の電気部品へ
の電源の供給を停止するための制御手段とを含む。
【0034】放送波受信装置は、所定のデータグループ
群を受信した後第1の所定の電気部品へのクロック信号
の周波数を下げ、所定の時間経過後第1の所定の電気部
品へのクロック信号の周波数を元に戻し、さらに表示画
面の操作が所定の時間以上なされない場合には使用者が
表示画面を見ていないものと判断し第2の所定の電気部
品への電源の供給を停止することによって省電力を行な
っている。
【0035】請求項15に記載の放送波受信装置は、請
求項13または14に記載の放送波受信装置であって、
制御手段は第2の所定の電気部品への電源の供給を停止
しているときに、操作手段による操作があれば第2の所
定の電気部品への電源の供給を再開する。
【0036】放送波受信装置は、第2の所定の電気部品
への電源を停止しているときに表示画面の操作が使用者
によって行なわれた場合には、第2の所定の電気部品へ
の電源の供給を再開している。
【0037】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、文字多重放送標準方式の階層
表現を示す図である。図1の階層1(伝送路)からわか
るように、FM多重信号の伝送帯域は、ベースバンド周
波数76KHz±4KHzであり、FM多重信号のビッ
トレートは16kbit/sである。階層1の右図はL
MSK(Level controlled Minimum Shift Keying )の
レベルコントロール特性を示しており、FM多重信号に
含まれるデータのビットレートとして16kbit/s
という高い値を実現しつつも、それによるステレオ放送
への妨害が検知できないレベルに抑えられていることが
わかる。
【0038】階層2(誤り訂正)は、フレーム構成を示
している。誤り訂正に関しては、1つの符号を横方向お
よび縦方向に適用する積符号が優れた性能を示すことが
知られており、データの横方向および縦方向にパリティ
を付加したフレーム構成となっている。1フレームは2
72パケットを含み、データパケットが190およびパ
リティパケットが82パケットとなっている。1つのデ
ータパケットは、ブロックを識別するための同期信号が
16ビット、データが176ビット、CRC(Cyclic R
edundancy Check )が14ビット、およびパリティが8
2ビットで構成される。
【0039】階層3(データパケット)に示されるよう
に、データパケット内の176ビットのデータは、文字
や図形が符号化された文字、図形符号化の場合には32
ビットのプリフィックス101と144ビットのデータ
ブロック102とを含む。また、データパケットが放送
局識別や時刻等を符号化した付加情報符号化の場合に
は、16ビットのプリフィックス103と160ビット
のデータブロック104とを含む。
【0040】図2は、プリフィックス101の構成を示
しており、プリフィックス101はサービス情報20
1、復号識別202、情報識別203、更新204、番
組番号205、ページ番号206、およびパケット番号
207を含む。サービス識別201は4ビットからな
り、番組番号の種別(文字、図形、付加情報等)を示す
とともに、データパケットの構成を指定する(付加情報
の場合には異なる構成となる)。復号識別202は1ビ
ットからなり、積符号を復号する場合には「0」とな
り、誤り訂正回路が横方向のみの復号で出力する必要が
ある場合には「1」となる。すなわち、横方向のみの復
号の場合にはデータパケット内の82ビットのパリティ
のみによって訂正を行なう。
【0041】情報識別203は1ビットからなり、デー
タグループの最後のデータパケットである場合には
「1」となり、その他のデータパケットの場合には
「0」となる。更新204は2ビットからなり、データ
グループが更新された際にインクリメントされる。
【0042】番組番号205とページ番号206とは併
せてデータグループ番号と呼ばれ、データグループが送
出される際に割当てられるデータグループ番号である。
番組番号は8ビットからなり、0から255までの番号
が付される。番組番号0の番組データにはメニュー情報
が入っている。また、ページ番号206は番組のページ
の番号を示している。
【0043】パケット番号207は、各データグループ
番号ごとに伝送されるデータパケットの番号を示してい
る。
【0044】また、図1の階層4(データグループ)に
示されるように、データグループは1つまたは複数のデ
ータブロックで構成される。すなわちデータパケットに
おいて、同一のサービス情報と、同一のデータグループ
番号と、同一の更新フラグとを有するデータブロックを
データパケット番号の順番にデータパケット番号が
「0」から、プリフィックス101内の情報識別203
が「1」であるデータブロックまで並べる。これが1つ
のデータグループということになる。1つのデータグル
ープは1表示単位、すなわち1ページのデータに対応す
る。
【0045】階層5(番組)は、番組データの構成を示
している。番組は、複数のデータグループを含む。先頭
のデータグループは番組管理データとして番組の番号、
ページ総数など番組全体に関わる情報を符号化してい
る。番組管理データに引続いて、ページデータが複数個
ある。各ページデータは、1ページごとのデータが符号
化されている。
【0046】番組管理データおよびページデータは、デ
ータヘッダ部とデータユニット群とを含む。データユニ
ット群は、階層6で示される文字データ部、フォトグラ
フィック図形データ部、ジオメトリック図形データ部な
ど、各符号化ごとに分割された複数のデータユニットに
より構成される。
【0047】番組管理データ内の番組番号は0〜255
まであり、番組番号0の番組データにはメニュー情報が
入っている。メニュー情報を解析することによって、メ
ニュー内容(各番組の内容)と、メニュー総数と、各メ
ニューを構成するページデータが挿入されている番組番
号とを知ることができる。
【0048】図3は、メニュー情報(番組番号0)と各
番組データとの関係を示す図である。番組番号0の番組
データ(メニュー情報)には、各メニュー(番組1〜
N)を構成するページデータがどの番組番号(A〜D)
の番組データに含まれているかを示すデータが格納され
ている。たとえば、メニュー情報を調べることによっ
て、番組2のページデータが番組番号Bの番組データに
含まれることがわかるので、番組管理データ内の番組番
号がBである番組データを抽出すれば、番組2を構成す
るデータを得ることができる。また、抽出した番組番号
Bの番組管理データにはページ総数も含まれるので番組
2は何ページであるかも知ることができる。なお、デー
タ更新の識別情報として、番組管理データごと、ページ
データごと、パケットデータごとに判別用ビットがあ
り、その変化によりデータ更新を識別することができ
る。
【0049】上述した番組データの抽出をまとめると以
下のようになる。 (1) データパケット内のプリフィックス101の番
組番号、ページ番号、パケット番号を抽出することによ
り、データグループ(番組管理データ、ページデータ)
ごとにデータを蓄積する。
【0050】(2) 同じ番組番号の複数のデータグル
ープをページ番号順に並べて番組データを構成する。
【0051】(3) 番組番号0の番組データを解析
し、メニュー内容と、メニュー総数と、各メニューを構
成するページデータが挿入されている番組番号とを知
る。
【0052】(4) メニューごとに、メニューを構成
するページデータが挿入されている番組番号の番組管理
データを解析して、そのページデータを取込むことによ
り、番組ごとにページデータを取込む。この処理はすべ
ての番組に対して行なう。
【0053】(5) 番組管理データ、ページデータご
とにデータ更新の有無を識別し、データ更新があったペ
ージデータの更新を行なう。
【0054】図4は、実施の形態1における放送波受信
装置の全体構成を示す図である。放送波受信装置は、F
Mフロントエンド401、FM検波器402、バンドパ
スフィルタ403、データ検波器404、信号処理LS
I405、メインマイコン406、データメモリ40
7、表示メモリ408、漢字ROM(Read Only Memor
y) 409、表示用ドライバ410、表示器411およ
び表示画面の操作等を行なうコントロールスイッチ41
2からなる。
【0055】FMフロントエンド401およびFM検波
器402を介して受信した放送波は、バンドパスフィル
タ403によってFM多重信号のみが検出される。検出
されたFM多重信号は、データ検波器404においてF
M多重データに変換され、信号処理LSI405に入力
される。信号処理LSI405は、入力されたデータパ
ケットおよびパリティパケット(階層2)に対して前述
したように誤り訂正、およびCRCチェックを行なった
後、データパケット内のデータをメインマイコン406
へ出力する。
【0056】メインマイコン406は、信号処理LSI
(Large Scale Integration )405からのデータを受
け、前述したように番組データを抽出してデータメモリ
407に格納する。全番組データを取込んだ後は各デー
タグループ(番組管理データ、ページデータ)の更新が
されない限りデータメモリ407に格納されているデー
タは保持される。なお、メインマイコン406は定期的
にデータグループの更新の有無をチェックし、データグ
ループが更新された場合は、更新されたデータグループ
のみデータの更新を行なう。
【0057】次に、データメモリ407に格納されたペ
ージデータを表示器411に表示させるまでの手順を説
明する。たとえば、表示器411には既にメニュー情報
が表示されており、使用者はコントロールスイッチ41
2を操作して番組を選択するとする。選択された番組の
ページデータがデータメモリ407に格納されている場
合、メインマイコン406はデータメモリ407から1
ページデータを読出し、そのページデータに含まれる文
字コードを解析する。その解析結果に従って、漢字RO
M409から該当する文字データを読出し、表示メモリ
408にその文字データを格納する。1ページデータに
含まれる文字コードをすべて解析し表示メモリ408へ
の格納を終了すると、メインマイコン406は表示メモ
リ408に格納された文字データを読出し、表示ドライ
バ410へ転送して表示器411に表示する。なお、表
示メモリ408を使用せず漢字ROM409から文字デ
ータを読出し、そのデータを直接表示ドライバ410に
転送して表示することも可能である。
【0058】番組データに含まれる全ページデータの受
信が終了したか否かの判断は、メインマイコン406が
番組管理データに含まれるページ総数を抽出し、受信し
たページデータの数をチェックすることにより可能であ
る。すべての番組データが必要であれば、すべての番組
に対してこの処理を行なえばよい。また特定のページデ
ータのみが必要であれば、その特定のページデータが含
まれる番組データを検出し、そのページデータのみを抽
出すればよい。
【0059】メインマイコン406は、すべての番組デ
ータ、所定の番組データ、あるいは所定のページデータ
の受信を終了した後、電源コントロール信号417を切
換えることによって信号処理LSI405への電源の供
給を停止して動作を停止させるとともに、メインマイコ
ン406のクロック周波数を低くして処理スピードを遅
くすることにより省電力化を行なう。信号処理LSI4
05の動作を制御する必要がないことにより、メインマ
イコン406は表示動作のみを行なえばよいので、処理
スピードを遅くしても処理が可能となる。
【0060】信号処理LSI405の電源供給の制御
は、メインマイコン406が出力する電源コントロール
信号417により行なう。たとえば、信号処理LSI4
05への電源をトランジスタを介して供給し、電源コン
トロール信号417を切換えてそのトランジスタをオン
/オフすることにより電源の供給の停止/再開を行な
う。また、メインマイコン406はソフトタイマあるい
は図示しないタイマからの出力信号により所定の時間を
計時することができる。したがって、信号処理LSI4
05への電源供給の停止後あるいはメインマイコン40
6の処理スピードを遅くした後、所定時間経過後に信号
処理LSI405への電源供給の再開するか、あるいは
メインマイコン406の処理スピードを元に戻すことが
できる。
【0061】また、メインマイコン406はコントロー
ルスイッチ412の押下状況をI/Oポートにより読む
ことができるので、コントロールスイッチ412の状態
によっても信号処理LSI405の電源供給の制御、ま
たはメインマイコン406の処理スピードの制御が可能
である。
【0062】通常、各メニューデータおよび番組データ
内のページデータの更新は数十分から数時間の間隔で行
なわれる。したがって、全番組データ、必要とする番組
データ、あるいは必要なページデータがデータメモリ4
07に格納された後、メインマイコン406は電源コン
トロール信号417を切換えて信号処理LSI405へ
の電源供給を停止させるとともに、メインマイコン40
6へのクロック信号のクロック周波数を下げて処理スピ
ードを遅くする。所定時間(たとえば、約10分程度)
経過後に、メインマイコン406は信号処理LSI40
5への電源供給を再開して動作を開始させ、それととも
にメインマイコン406の処理スピードを元に戻し、信
号処理LSI405からのパケットごとのデータを入力
してデータメモリ407に格納されているデータの更新
の有無および新規データがあるか否かのチェックを実行
し、あればデータメモリ407に更新されたデータを格
納する。この処理が終了した後、再度電源コントロール
信号417を切換えて信号処理LSI405の動作を停
止させるとともに、メインマイコン406の処理スピー
ドを遅くすることにより省電力化を行なう。この動作
は、上述したように約10分間隔で行なう。
【0063】なお、メインマイコン406がデータメモ
リ407に格納された全データをチェックするのではな
く、現在表示器411に表示中のページデータのみの更
新のチェックを行ない、更新があればページデータの更
新を行なった後、上述した処理を行なうようにすること
も可能である。
【0064】メインマイコン406は、さらに省電力化
を行なうために、使用者によるコントロールスイッチ4
12の操作頻度を監視しており、その操作頻度によって
上述したタイマの設定を変更する。すなわち、使用者に
よる操作頻度が多ければ信号処理LSI405への電源
供給を停止してから再開するまでの時間、あるいはメイ
ンマイコン406へのクロック信号の周波数を下げてか
ら元の周波数に戻すまでの時間を短くする。この処理
は、タイマに設定する値を小さくすることによって行な
う。また、逆に使用者による操作頻度が少なければ、タ
イマに設定する値を大きくすればよい。
【0065】以上の説明は、信号処理LSI405の電
源供給の制御とメインマイコン406のクロック周波数
の制御についてであったが、信号処理LSI405への
電源供給を制御するのと同様の方法で、データメモリ4
07、表示メモリ408、漢字ROM409、および表
示ドライバ410への電源供給の制御を行なうことが可
能である。この場合、データメモリ407は電源コント
ロール信号413で、表示メモリ408は電源コントロ
ール信号414で、漢字ROM409は電源コントロー
ル信号415で、また表示ドライバ410は電源コント
ロール信号416で制御を行なう。これらの電源供給の
制御は、たとえば、使用者がコントロールスイッチ41
2を操作して多重放送受信モードを選択していない場
合、信号処理LSI405、データメモリ407、表示
メモリ408、漢字ROM409および表示ドライバ4
10への電源供給を停止し、その後使用者が多重放送受
信モードを選択した場合に、これらの電気部品への電源
供給を再開すればよい。
【0066】以上説明したように、必要なデータを受け
た後所定の時間使用しない電気部品への電源供給を停止
し、あるいはクロック信号で動作する電気部品に対して
は処理スピードを遅くしても動作上問題がない場合にク
ロック周波数を下げることによって、省電力化が可能と
なる。特に、放送波受信装置が電池あるいは充電可能な
バッテリで動作する場合には、動作時間を長くすること
が可能である。
【0067】[実施の形態2]図5は、実施の形態2に
おける放送波受信装置の全体構成を示す図である。放送
波受信装置は、チューナ501、文字多重デコーダ50
2、コントローラ503、ディスプレイ504、RAM
(Random Access Memory)505、ROM506、キー
入力部507、電子ボリューム508、音声増幅器50
9、スピーカ510、操作キー511、および電源制御
用トランジスタ512〜515からなる。
【0068】チューナ501は、受信した放送波から映
像信号516を抽出し、文字多重デコーダ502へ出力
する。文字多重デコーダ502は、映像信号516から
多重された文字情報信号を抽出し、データの誤り訂正、
CRCチェックを行なってデータパケット内のデータ5
23をコントローラ503へ出力する。コントローラ5
03は、文字多重デコーダ502からのデータを受け、
実施の形態1で説明したように番組データを抽出してR
AM505へ書込む。コントローラ503は、ディスプ
レイ505に表示を行なう際、RAM505に格納され
た所定のページデータ(使用者によって選択されたペー
ジデータ)を読出し、そのデータ(文字コード)に対応
する文字フォントをROM506から読出して、ディス
プレイ504にビットマップ方式で表示する。また、コ
ントローラ503はキー入力部507を介して操作キー
511の状態を読出すことができ、使用者が押している
キー511a〜511cを検出することができる。さら
にコントローラ503は、電子ボリューム508の制御
信号520によって、電子ボリューム508の音量を制
御することができる。
【0069】チューナ501からの音声情報信号517
は電子ボリューム508に入力される。電子ボリューム
508は、コントローラ503による制御によって音声
の音量を変更し、音声増幅器509を介してスピーカ5
10へ出力することによって音声を再生している。トラ
ンジスタ515は音声をミュートするためのもので、音
声をミュートする場合にはコントローラ503が制御信
号521を制御してトランジスタ515をオンする。
【0070】また、コントローラ503は電源コントロ
ール信号518、519および522を制御して、トラ
ンジスタ512〜514をオン/オフすることによっ
て、チューナ501、文字多重デコーダ502およびデ
ィスプレイ504への電源供給をそれぞれ別々に制御す
ることができる。
【0071】コントローラ503は、文字多重デコーダ
502からのデータ523を受け、すべての番組デー
タ、所定の番組データ、または所定のページデータを受
信した後、所定の電気部品への電源の供給を停止する
(省電力モード)。そして、所定の時間が経過した後コ
ントローラ503は所定の電気部品への電源の供給を再
開して省電力モードを解除する。省電力モード時に、チ
ューナ501および文字多重デコーダ502の電源の供
給を停止することが考えられる。しかしチューナ501
の電源供給が停止されたり再開されたりすると音声が出
たり出なかったりすることになり、使用者にとっては非
常に煩わしいことになる。その場合は、トランジスタ5
15をオンにしてミュートすることにより常に音声を出
力しないようにし、使用者が音声を聞きたいときにのみ
トランジスタ515をオフしてミュートを解除すればよ
い。
【0072】図6は、省電力モードを選択するためのキ
ー入力を示す図である。スイッチ601は、省電力モー
ドの切換スイッチであり、接点601aは省電力モード
にしない通常モード、接点601bは文字多重デコーダ
502のみ電源の供給を停止する第1省電力モード、接
点601cは文字多重デコーダ502およびチューナ5
01への電源供給を停止しかつ音声ミュートを行なう第
2省電力モードにするスイッチである。スイッチ601
の状態は、コントローラ503がキー入力部507から
データを読出すことによって知ることができる。
【0073】スイッチ601が通常モードの場合には、
コントローラ503は文字多重デコーダ502から必要
なデータを入力しても文字多重デコーダ502およびチ
ューナ501の電源供給を停止せず、また音声ミュート
も行なわない。スイッチ601が第1省電力モードの場
合には、コントローラ503は文字多重デコーダ502
から必要なデータを入力した後、所定の時間文字多重デ
コーダ502のみ電源供給を停止する。またスイッチ6
01が第2省電力モードの場合には、コントローラ50
3は文字多重デコーダ502から必要なデータを入力し
た後、所定の時間文字多重デコーダ502およびチュー
ナ501の電源供給を停止する。そしてこの第2省電力
モードにした場合、コントローラ503が必要なデータ
を入力したか否かにかかわらず音声をミュートして文字
情報表示専用として機能する。
【0074】図7は、クロック信号の切換回路を示す図
である。通常、ディジタル回路(特に、CMOS(Comp
lementary MOS )の処理スピードと消費電力との間に
は、処理スピードが速くなるほど消費電力は増加すると
いう関係がある。したがって、コントローラ503のク
ロック信号の周波数を下げることによっても省電力化が
可能になる。コントローラ503には水晶発振子701
が外付けで取付けられ、水晶発振子701とインバータ
702によって水晶発振子の周波数で発振を行なう。通
常は、電気スイッチ(セレクタ)704は接点704b
からの出力を選択しており、原発振のクロック信号がコ
ントローラ503に供給される。この原発振は分周器7
03にも入力されており、分周器703がN分周するこ
とによって1/Nの周波数のクロックが出力される。コ
ントローラ503は、省電力モードにする場合にセレク
タ704が接点704aを選択するようにして、1/N
の周波数のクロックをコントローラ503に供給するこ
とによって、省電力化が可能となる。上述した省電力モ
ードの場合に、放送波受信装置内の文字多重デコーダ5
02およびチューナ501への電源供給を停止している
ことを使用者に知らしめる必要がある。その方法とし
て、ディスプレイ504にその旨を表示することが考え
られる。放送波受信装置は、携帯ラジオとしての利用も
考慮されており、文字情報のための表示領域が一般的に
1行あたり15.5文字の2行表示となっている。図8
は、ディスプレイ504上に省電力モードの表示をする
一例を示す図である。コントローラ503は、文字多重
デコーダ502から必要なデータ523を受けた後、文
字多重デコーダ502およびチューナ501への電源供
給を停止すると、ディスプレイ504の表示領域の最も
下のラインにアンダーバーを予め設定されている時間間
隔で点滅するように表示する。または、省電力モードを
選択するためのスイッチ601により省電力モードが選
択された場合は、選択された時点で省電力を示す表示を
行なう。この例のように、アンダーバーで表示すること
によって、文字が表示されてもアンダーバーが邪魔にな
ることはほとんどない。
【0075】次に、音声が必要か否かを自動的に検出す
る方法について説明する。コントローラ503は、音量
ボリューム用キー511の状態を読むことで、音声の音
量を調節している。使用者によってアップキー511a
が押されている場合には、コントローラ503は電子ボ
リューム508を制御することによって音量を徐々に大
きくし、ダウンキー511bが押されている場合には電
子ボリューム508を制御して音量を徐々に小さくす
る。また、ミュートキー511cが押されている場合に
は、トランジスタ515をオンすることによって音声を
ミュートする。そして、音量ボリューム用キーのダウン
キー511bが押され続けて音量が0になると、コント
ローラ503はタイマを作動させる。そして、所定時間
音量ボリュームが0のままであることを検出する。所定
時間音量ボリュームが0ならば、コントローラ503は
使用者が音声を聞いていないものとみなし、チューナ5
01への電源供給を停止する第2省電力モードにするこ
とができる。このとき、コントローラ503は文字多重
デコーダ502から必要なデータ523を入力した後、
コントローラ503は電源コントロール信号519を制
御して文字多重デコーダ502への電源の供給を停止
し、電源コントロール信号518を制御してチューナ5
01への電源供給を停止することによって第2省電力モ
ードの処理を行なう。
【0076】また、音量ボリューム用キーによる省電力
方法とは別の方法として、音声ミュートキー511cに
より音声がミュートされる場合も同様に、第2省電力モ
ードの処理を自動で行なうことができる。音声ミュート
キー511cが押されている場合、コントローラ503
は制御信号521を制御してトランジスタ515をオン
にし電子ボリューム508から音声増幅器509への音
声信号をミュートする。次に、コントローラ503はタ
イマを作動させて所定時間音声がミュートされているこ
とを検出する。所定時間音声がミュートされていれば、
コントローラ503は使用者が音声を聞いていないもの
とみなし、上述した第2省電力モードの処理を行なう。
【0077】第2省電力モードの状態で、音量ボリュー
ム用キーのアップキー511aかまたはミュートキー5
11cが押されたならば、コントローラ503はまずト
ランジスタ512をオンにしてチューナ501を動作さ
せ、次に音量ボリュームの設定値を電子ボリューム50
8に設定して音声を出力する。そして文字デコーダ50
2が停止状態であれば、所定時間経過するのを待ち、ト
ランジスタ513をオンにして文字多重デコーダ502
を作動させる。これにより、使用者が音声を聞きたいと
きは音量ボリューム用キーのアップキー511aを押す
か、あるいはミュートキー511cを解除するだけでチ
ューナ501への電源供給の停止を解除して音声を聞く
ことが可能になる。
【0078】なお、音量ボリュームは電子ボリューム5
08を例にして説明したが、アナログ式のボリュームを
使用した場合も同様である。たとえばつまみの回転ある
いはスライド式ボリュームのスライドによって、音量が
0になる位置でスイッチがオンまたはオフになるゼロ検
出スイッチを設けた音量ボリュームを使用しても上述し
た方法と同様に省電力モードへ自動的に切換えることが
可能になる。
【0079】図9は、ディスプレイの電源供給を自動的
に停止する方法を示すフローチャートである。まず、キ
ー511(表示操作用キーとして前述したアップキー5
11a、ダウンキー511bを共用してもよいし、別の
キーであってもよい)による入力があったか否かを判定
する(S1)。入力があればステップS1に戻り、入力
がなければタイマに時間を設定する(S2)。タイマに
設定した時間が経過していなければ(S3,NO)、ス
テップS4でキー入力があるか否かを判定し、入力があ
ればステップS1へ戻り入力がなければステップS3へ
戻る(S4)。
【0080】所定時間が経過すると(S3,YES)、
使用者がディスプレイ504を見ていないものと判断
し、トランジスタ514をオフしてディスプレイの電源
供給を停止する(S5)。その後、キー入力があるまで
ステップS6を繰返す。キー入力があれば、トランジス
タ514をオンしてディスプレイの電源供給を再開し、
表示を行なう(S7)。
【0081】また、この処理を行なっている最中にも、
上述した文字多重デコーダ502への電源供給の停止/
再開、あるいは文字多重デコーダ502とチューナ50
1とへの電源供給の停止/再開と音声のミュートとを行
なって省電力化を行なっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】文字多重放送標準方式の階層表現を示す図であ
る。
【図2】データパケット内のプリフィックスの構成を示
す図である。
【図3】メニュー情報と各番組データとの関係を示す図
である。
【図4】実施の形態1における放送波受信装置の全体構
成を示す図である。
【図5】実施の形態2における放送波受信装置の全体構
成を示す図である。
【図6】省電力モードの切換を行なうスイッチを示す図
である。
【図7】クロック信号の切換回路を示す図である。
【図8】ディスプレイにアンダーバーを表示して省電力
モードであることを示している図である。
【図9】ディスプレイの電源供給を自動的に停止する方
法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
401 FMフロントエンド 402 FM検波器 403 バンドパスフィルタ 404 データ検波器 405 信号処理LSI 406 メインマイコン 407 データメモリ 408 表示メモリ 409 漢字ROM 410 表示ドライバ 411 表示器 412 コントロールスイッチ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字情報信号を含む放送波を受信して表
    示する放送波受信装置であって、 所定のデータグループ群を受信したことを検出するため
    の検出手段と、 前記検出手段の検出に基づいて、所定の電気部品への電
    源の供給を制御するための制御手段とを含む放送波受信
    装置。
  2. 【請求項2】 文字情報信号を含む放送波を受信して表
    示する放送波受信装置であって、 所定のデータグループ群を受信したことを検出するため
    の検出手段と、 前記検出手段の検出に基づいて、所定の電気部品へのク
    ロック信号の周波数を切換えるための切換手段とを含む
    放送波受信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、所定の時間を計時する
    ための計時手段と、 前記検出手段の検出時に前記所定の電気部品への電源の
    供給を停止して前記計時手段による計時を開始し、前記
    計時手段が所定の時間を計時したときに前記所定の電気
    部品への電源の供給を再開するための電源制御手段とを
    含む、請求項1に記載の放送波受信装置。
  4. 【請求項4】 前記切換手段は、所定の時間を計時する
    ための計時手段と、 前記検出手段の検出時に前記所定の電気部品へのクロッ
    ク信号の周波数を下げて前記計時手段による計時を開始
    し、前記計時手段が所定の時間を計時したときに前記所
    定の電気部品へのクロック信号の周波数を元の周波数に
    戻すためのクロック切換手段とを含む、請求項2に記載
    の放送波受信装置。
  5. 【請求項5】 前記放送波受信装置は、該放送波受信装
    置の操作頻度を検出するための頻度検出手段をさらに含
    み、 前記計時手段は、前記操作頻度に基づいて前記所定の時
    間を変更する、請求項3または4に記載の放送波受信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記所定のデータグループ群は、前記放
    送波受信装置が表示しているデータグループである、請
    求項1、2、3または4に記載の放送波受信装置。
  7. 【請求項7】 前記放送波受信装置は、音声情報信号を
    受信して音声に変換して出力するための音声出力手段
    と、 電気部品の中から前記所定の電気部品を選択するための
    選択手段とをさらに含む、請求項1、2、3または4に
    記載の放送波受信装置。
  8. 【請求項8】 前記放送波受信装置は、前記制御手段が
    前記所定の電気部品への電源の供給を停止しているとき
    に、表示画面の所定の位置に所定の表示を行なうための
    表示制御手段をさらに含む、請求項1に記載の放送波受
    信装置。
  9. 【請求項9】 前記放送波受信装置は、前記切換手段が
    前記所定の電気部品へのクロック信号の周波数を切換え
    ているときに、表示画面の所定の位置に所定の表示を行
    なうための表示制御手段をさらに含む、請求項2に記載
    の放送波受信装置。
  10. 【請求項10】 文字情報信号を含む放送波を受信して
    表示する放送波受信装置であって、 所定のデータグループ群を受信したことを検出するため
    の検出手段と、 音声情報信号を受信して音声に変換して出力するための
    音声出力手段と、 前記音声の音量を調節するための音量調節手段と、 前記音量が所定の時間、所定の音量以下であることを検
    出するための低音量検出手段と、 前記検出手段の検出に基づいて、第1の所定の電気部品
    への電源の供給を制御し、前記低音量検出手段の検出に
    基づいて、第2の所定の電気部品への電源の供給を制御
    するための制御手段とを含む放送波受信装置。
  11. 【請求項11】 文字情報信号を含む放送波を受信して
    表示する放送波受信装置であって、 所定のデータグループ群を受信したことを検出するため
    の検出手段と、 音声情報信号を受信して音声に変換して出力するための
    音声出力手段と、 前記音声の音量を調節するための音量調節手段と、 前記音量が所定の時間、所定の音量以下であることを検
    出するための低音量検出手段と、 前記検出手段の検出に基づいて、第1の所定の電気部品
    へのクロック信号の周波数を切換え、前記低音量検出手
    段の検出に基づいて、第2の所定の電気部品への電源の
    供給を制御するための制御手段とを含む放送波受信装
    置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記第2の所定の電
    気部品への電源を停止しているときに、 前記音量調節手段による音量の変更があれば、前記第2
    の所定の電気部品への電源の供給を再開する、請求項1
    0または11に記載の放送波受信装置。
  13. 【請求項13】 文字情報信号を含む放送波を受信して
    表示する放送波受信装置であって、 所定のデータグループ群を受信したことを検出するため
    の検出手段と、 前記表示の操作を行なうための操作手段と、 前記操作手段が所定の時間操作されないことを検出する
    ための非操作検出手段と、 所定の時間を計時するための計時手段と、 前記検出手段の検出時に第1の所定の電気部品への電源
    の供給を停止して前記計時手段による計時を開始し、前
    記計時手段が所定の時間を計時したときに前記第1の所
    定の電気部品への電源の供給を再開し、前記非操作検出
    手段の検出時に第2の所定の電気部品への電源の供給を
    停止するための制御手段とを含む放送波受信装置。
  14. 【請求項14】 文字情報信号を含む放送波を受信して
    表示する放送波受信装置であって、 所定のデータグループ群を受信したことを検出するため
    の検出手段と、 前記表示の操作を行なうための操作手段と、 前記操作手段が所定の時間操作されないことを検出する
    ための非操作検出手段と、 所定の時間を計時するための計時手段と、 前記検出手段の検出時に第1の所定の電気部品へのクロ
    ック信号の周波数を切換えて前記計時手段による計時を
    開始し、前記計時手段が所定の時間を計時したときに前
    記第1の所定の電気部品へのクロック信号の周波数を元
    に戻し、前記非操作検出手段の検出時に第2の所定の電
    気部品への電源の供給を停止するための制御手段とを含
    む放送波受信装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記第2の所定の電
    気部品への電源の供給を停止しているときに、前記操作
    手段による操作があれば前記第2の所定の電気部品への
    電源の供給を再開する、請求項13または14に記載の
    放送波受信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005277867A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Hitachi Ltd 携帯端末

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