JPH09129801A - リードフレームのエッチング加工装置 - Google Patents

リードフレームのエッチング加工装置

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JPH09129801A
JPH09129801A JP7300429A JP30042995A JPH09129801A JP H09129801 A JPH09129801 A JP H09129801A JP 7300429 A JP7300429 A JP 7300429A JP 30042995 A JP30042995 A JP 30042995A JP H09129801 A JPH09129801 A JP H09129801A
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JP
Japan
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etching
metal plate
resist
lead frame
coating
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JP7300429A
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English (en)
Inventor
Junichi Yamada
淳一 山田
Masaru Sasaki
賢 佐々木
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体素子の多端子化、高集積度化に伴う、
リードフレームの高精細化、多ピン化に対応できるリー
ドフレームの加工が可能で、且つ、枚葉の金属板を素材
とし一貫してエッチング加工によりリードフレームの外
形加工が行えるエッチング加工装置を提供する。 【解決手段】 枚葉の金属板を素材として、これをロー
ラ等により連続的ないし間欠的に移動させながら、イン
ナーリード先端を薄肉にしてリードフレームをエッチン
グにより外形加工する装置であって、少なくとも、順
に、レジストコーティング手段と、乾燥手段と、露光手
段と、現像手段と、第1のエッチング手段と、エッチン
グ抵抗層塗布手段と、第2のエッチング手段とを有し、
少なくとも、前記レジストコーティング手段、第1のエ
ッチング手段、エッチング抵抗層塗布手段、第2のエッ
チング手段には、枚葉の金属板の位置を制御する位置決
め機構を設けており、且つ、少なくとも、レジストコー
ティング手段、第1のエッチング手段、エッチグ抵抗層
塗布手段、第2のエッチング手段には、その動作のタイ
ミングを制御するタイミング制御手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,半導体装置用のリード
フレームのエッチング加工装置に関し、特に、枚葉の薄
い金属板を素材として、これを連続的ないし間欠的に移
動させながら、高精細なリードフレームの外形加工を一
貫して行えるエッチング加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、樹脂封止型の半導体装置(プ
ラスチックパッケージ半導体装置)は、一般に、図13
(a)に示されるような構造であり、半導体装置130
0は、半導体素子1310をリードフレームに搭載し、
半導体素子1310の電極パッド1311とリードフレ
ームのインナーリード1322の先端部とをワイヤ(金
線)1330で接続し、樹脂1340により封止したも
のである。そして、上記樹脂封止型の半導体装置の組立
部材として用いられているリードフレーム(単層リード
フレームと言う)は、一般に図13(b)に示すよう
に、半導体素子を搭載するためのダイパッド1321
と、ダイパッド1321の周囲に設けられ、半導体素子
と結線を行うためのインナーリード1322と、該イン
ナーリード1322に連結して一体となった外部回路と
の結線を行うためのアウターリード1323と、樹脂を
封止する際のダムとなるダムバー1324、リードフレ
ーム1320を支えるフレーム(枠)部1325等を備
えていた。このような単層リードフレームは、通常、コ
バール、42合金(52%ニッケル−鉄合金)、銅系合
金等の導電性に優れ、且つ強度が大きい金属をフォトリ
ソグラフィ技術を用いたエッチング加工方法やスタンピ
ング加工方法等により、加工されていた。
【0003】このような、リードフレームを用いた半導
体装置においても、電子機器の軽薄短小の時流に伴う半
導体素子の高集積化が進み、小型化、薄型化、電極端子
の増大化(多端子化)等の要求が著しくなり、これらの
要求に応えて樹脂封止型半導体装置、特にQFP、TQ
FP等ではリードフレームの高精細化、多ピン化の要求
が大きくなってきている。特に、半導体素子の信号処理
の高速化、高機能化は、更に多くの端子数を必要とする
ようになってきた。
【0004】このような状況のもと、QFP等では、イ
ンナーリードのピッチ、アウターリードのピッチを狭め
ることにより、パッケージサイズを大きくすることなく
多端子化に対応してきた。
【0005】従来、リードフレームの外形加工は、比較
的高精なものはフォトリソグラフィー技術を用いた図1
2に示すエッチング加工により行われ、そうでないもの
はスタンピング法により行なわれていたが、半導体装置
の多端子化に伴う、インナリードのピッチの一層の狭ピ
ッチ化加工に対応し、リードフレーム素材の板厚を薄く
して、エッチング加工することにより微細化を達成する
方法が採られようになってきた。ここで、簡単に図12
に示すエッチング加工方法を説明しておく。先ず、銅合
金、42合金(42%ニッケル−鉄合金)等からなる薄
板の、リードフレーム素材1210の両表面を洗浄処理
し(図12(a))、重クロム酸カリウムを感光剤とし
た水溶性カゼインレジスト等のフォトレジスト1220
をリードフレーム素材1210の表裏の面に塗布する。
(図12(b)) 次いで、所定形状のパターンが形成された露光マスク基
板を介して、高圧水銀灯でフォトレジスト1220を露
光した後、所定の現像液でフォトレジストを現像して所
定のリードフレーム形状と同じレジストパターン123
0を形成する。(図12(c)) この後、レジストの硬膜処理、洗浄処理等を必要に応じ
て行った後、塩化第2鉄水溶液を主成分とするエッチン
グ液をスプレイにてリードフレーム素材1210の両面
に吹きつけ、レジストパターン1230にしたがった形
状にエッチングして貫通させる。(図12(d)) このようにしてエッチングにより外形加工されていた
が、作製されたリードフレームは、この後、所定のエリ
アに銀めっきが施され、洗浄、乾燥等の処理を経て、イ
ンナーリード部を固定用接着剤付きポリイミドテープに
てテーピング処理したり、必要に応じて所定の量だけタ
ブ吊りバーを曲げ加工しダイパッド部をダウンセットし
ていた。しかしながら、上記エッチング加工方法の場
合、アウターリード部の板厚の薄肉化と狭ピッチ化を伴
い、アウターリード自体が薄く、幅が細くなり、強度が
低下するため、フォーミング等の後工程におけるアウタ
ーリードのスキュー対応やコープラナリイティー(平坦
性)維持が難しくなり、実装に際しては、パッケージ搭
載精度維持が難しくなるという実装面での問題を抱えて
いた。
【0006】これに対応するため、インナーリード部の
みをプレスにより薄肉に形成する方法、またはリードフ
レームを外形加工した後にインナーリード先端をハーフ
エッチングによりリードフレーム素材より薄肉に形成す
る方法が提案されている。プレスによる方法において
は、インナーリード先端の平坦性、寸法精度に問題があ
り、上記ハーフエッチングによる方法の場合には、製版
工程が難しく、高精度が得られないという問題があっ
た。
【0007】また、図12に示す製造方法の場合、各工
程は、分離独立した装置にて行われ、各装置間では半製
品が搬送されたり、滞留したりしていた為、リードフレ
ームの外形加工までを一貫して行えるエッチング加工装
置が求められていた。尚、特開平6−53384号公報
には、プレスによりアウターリード部の外形加工を行っ
た後に、ラミネーターでフォトレジストフィルムを貼付
け、レジストパターンを形成した後にインナーリードを
エッチングにより外形加工し、更に、めっき装置にてリ
ードフレームの必要箇所にめっきを施し、ダウンセット
等の後加工部を備えた「リードフレームの連続製造装
置」が開示されていが、この連続製造装置の場合には、
リードフレームの加工をプレスとエッチングの両方で行
うため、工程が複雑となり、各品種にも対応が難しいと
言う欠点がある。特に、小ロット、多品種に対応でき
る、枚葉の金属板を素材としてリードフレームの外形加
工が一貫して行えるエッチング加工装置が求められてい
たが、金属板1枚毎の管理が難しく、実用には至ってい
ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、樹脂封
止型半導体装置、特にQFP、TQFPにおいては、リ
ードフレームの高精細化、多ピン化の要求が著しく、近
年では、インナーリードピッチが0.15〜0.12m
mまでの狭ピッチ化の要求がでてきており、その対応が
求められていた。本発明は、このような状況のもと、半
導体素子の多端子化、高集積度化に伴う、リードフレー
ムの高精細化、多ピン化に対応でき、且つ、枚葉の金属
板を素材として、一貫してエッチングにより外形加工ま
で作製できるエッチング加工装置を提供しようとするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のリードフレーム
のエッチング加工装置は、枚葉の金属板を素材として、
これをローラ等により連続的ないし間欠的に移動させな
がら、リードフレームをエッチングにより外形加工する
装置であって、少なくとも、順に、金属板の表裏にレジ
スト膜を形成するレジストコーティング手段と、金属板
の表裏に形成されたレジスト膜を乾燥する乾燥手段と、
乾燥されたレジスト膜に対し、金属板の表裏でそれぞれ
所望の領域に露光する露光手段と、露光されたレジスト
膜を現像する現像手段と、金属板の表面およびまたは裏
面から現像されたレジスト膜を耐エッチングマスクとし
て、金属板をエッチングし、金属板を貫通させずに所定
量だけエッチング加工した後にエッチングを止める第1
のエッチング手段と、金属板のエッチング加工により形
成された表裏面のいずれか一方の加工孔にエッチング抵
抗層を埋め込み塗布するエッチング抵抗層塗布手段と、
金属板のエッチング抵抗層を埋め込んだ側でない面より
金属板をエッチングする第2のエッチング手段とを有
し、少なくとも、前記レジストコーティング手段、第1
のエッチング手段、エッチング抵抗層塗布手段、第2の
エッチング手段には、枚葉の金属板の位置を制御する位
置決め機構を設けており、且つ、少なくとも、レジスト
コーティング手段、第1のエッチング手段、エッチング
抵抗層塗布手段、第2のエッチング手段には、その動作
のタイミングを制御するタイミング制御手段を設けてい
ることを特徴とするものである。そして、上記の位置決
め機構は、金属板をその間に通して所定の位置に誘導す
るための一対の対向した板材からなる第1の位置決め部
材と、第1の位置決め部材により所定の位置に誘導され
たれた金属板の位置を保持する一対のローラからなる第
2の位置決め部材とからなり、前記一対の対向した板材
は、金属板が進む方向に漸次その間隔を狭くし、進行方
向の最終位置で略金属板の幅で所定の位置に配置されて
いるもので、前記一対のローラは金属板の両端を回転し
ながら抑えるものであることを特徴とするものである。
そして、上記のレジストコーティング装置は、レジスト
液を吐出するダイコータ等のコーティングヘッドによ
り、金属板の両面からレジストを塗布する方式のもので
あることを特徴とするものである。そしてまた、上記の
第1のエッチング手段ないし第2のエッチング手段は、
金属板の表裏面を挾み金属板を搬送する一対の搬送ロー
ラと、該一対の搬送ローラ間に金属板を所定の圧で押圧
する押圧部を設けていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明のリードフレームのエッチング加工装置
は、上記のような構成にすることにより、リードフレー
ムの高精細化、多ピン化に対応でき、且つ、枚葉の金属
板を用いて一貫してエッチングにより外形加工ができる
エッチング加工装置の提供を可能としている。詳しく
は、少なくとも、前記レジストコーティング手段、第1
のエッチング手段、エッチング抵抗層塗布手段、第2の
エッチング手段には、枚葉の金属板の位置を制御する位
置決め機構を設けており、且つ、少なくとも、レジスト
コーティング手段、第1のエッチング手段、エッチング
抵抗層塗布手段、第2のエッチング手段には、その動作
のタイミングを制御するタイミング制御手段を設けてい
ることによりこれを達成している。具体的には、位置決
め機構は、金属板をその間に通し、且つ、金属板が進む
方向に間隔が漸次狭くなり進行方向の最終位置で略金属
板の幅で所定の位置に配置された、一対の対向して板材
からなる第1の位置決め部材と、第1の位置決め部材に
より位置決めされ金属板を進行方向に対して位置を保持
するように、金属板の両端を回転しながら抑える第2の
部材とからなることにより、金属板の進行方向の所定の
位置に制御しながら各手段にて処理を適切に行うことを
可能とている。また、レジストコーティング装置は、金
属板の両面からダイコータ等のコーティングヘッドによ
りレジストを塗布するものであることにより、比較的簡
単な構成で枚葉の金属板の塗布が行え、一貫した連続処
理に対応できるものとしている。そしてまた、第1のエ
ッチング手段ないし第2のエッチングにおいては、金属
板は、その表裏(上下)面を搬送ローラにて押圧されな
がら搬送されることにより、枚葉の金属板のエッチング
工程を安定した状態で行うことを可能としている。特
に、位置決め装置を設けたことにより、レジストコーテ
ィング手段においてレジストをコーティングする際に、
レジストの金属板からのはみ出しを防止でき、金属板の
搬送ローラを汚さずに済むものとしており、これによ
り、金属板からはみ出したレジストが搬送ローラに付着
して汚れの原因になったり、正常にコーティングされた
レジスト膜を傷つけることを防止できるものとしてい
る。
【0011】
【実施例】本発明のリードフレームのエッチング加工装
置の実施例を図にそって説明する。実施例は、カゼイン
等のレジストを用い、枚葉の金属板からなる素材を移動
させながら、リードフレームをエッチングにより外形加
工する装置である。図1は、実施例1のリードフレーム
のエッチング加工装置の概略図である。図1中、110
は金属板、111は前処理手段、112はレジストコー
ティング手段、113は乾燥手段、114は露光手段、
115は現像手段、116は硬膜、水洗、乾燥手段、1
17は第1のエッチング手段、118は水洗乾燥手段、
119はエッチング抵抗層塗布手段、120は第2のエ
ッチング手段、121は水洗手段、122は剥膜手段、
123は水洗乾燥手段である。本実施例装置は、枚葉の
金属板110の処理を行うもので、金属板が必ずしも連
続的に等間隔で搬送されてくるとは限らないので、各処
理手段ないし各処理手段間の動作については金属板の進
行方向位置に対応したタイミング制御を伴うものであ
る。また、本実施例装置は、枚葉の金属板を搬送ローラ
ないし搬送コロにて搬送し、各処理手段の位置にて各処
理を行うものであるが、搬送中に金属板の位置が所定の
位置からズレてしまうことがあるため、特に、レジスト
コーティング手段112、第1のエッチング手段11
7、エッチング抵抗層塗布手段119、第2のエッチン
グ手段120には、枚葉の金属板の位置を制御する位置
決め機構を併設して、金属板110を所定の位置で処理
できるようにしている。
【0012】以下、図1に示す本実施例の製造装置を処
理工程順に説明する。尚、説明を分かり易くするため
に、本実施例により作製されるリードフレームを図2に
挙げ、図2(a)のA1−A2に相当する各工程の断面
図を図3に挙げておく。図2(a)は本装置により作製
されるリードフレームの平面図で、図2(b)は図2
(a)のB1−B2における断面図で、図2(c)はイ
ンナリード先端部の断面を示したものである。処理はカ
ゼインレジストを使用した場合とする。先ず、金属板1
10は、前処理手段111にて、脱脂、洗浄、乾燥等の
処理を行い、この後レジストコーティング手段112に
て、金属板111の両面にカゼインレジストを塗布す
る。前処理手段111は、とくにその態様を限定されな
い、従来の脱脂液、洗浄液、水等金属板の両側から吹き
かけるようなもので良い。図9に示す位置制御手段によ
り所定の位置に制御された後、図5に示すレジストコー
ティング手段112により、金属板110の両面に、そ
れぞれコーティングヘッド510にてレジストが塗布さ
れる。次いで、乾燥手段113を通し、金属板110に
塗布されたレジストを乾燥する。ここで、レジストコー
ティング手段112を図5に基づいて説明する。尚、図
5(a)はレジストコーティング手段112の側面図で
あり、図5(b)は上面図であり、矢印は金属板100
の進行方向を示している。コーティングは、センサー5
30にてコーティングすべき金属板110が通過するタ
イミングをとらえ、金属板110がコーティングヘッド
位置にあるタイミング算出して、制御部は、コーティン
グヘッド510、510Aにそれぞれポンプ513、5
13Aを介してレジストを送り金属板110にレジスト
のコーティングを開始させる。そして、制御部は、金属
板の長さから算出してレジストのコーティングを開始し
てから所定の時間でコーティングを停止させる。乾燥手
段113も制御部の指示により、金属板110のレジス
ト塗膜処理に合わせ動作するように制御されており、塗
膜後、金属板110が乾燥手段113を通過した後、セ
ンサ531にて通過を確認された後、引き続く処理を必
要としない場合には、動作を停止する。例えば、金属板
1枚の処理については、図11(a)に示すように、タ
イミング制御し、複数の金属板を処理する場合には、セ
ンサ530からの信号をセンサ531からの信号に優先
させるようにする。そして、必要に応じ、それぞれの動
作に遅延時間をもたせると良い。尚、図5中、搬送ロー
ラ511は金属板110の上下に設けられ、金属板幅よ
りも広く、金属板110の上下を挾み回転して金属板1
10を搬送するもので、レジストのコーティング前まで
はこれで搬送される。そして、搬送コロ512は金属板
110の通過する位置の上下に設けられ、金属板110
の最終的に不要部となる両端部の上下を挾み回転して金
属板110を搬送するもので、レジストコーティングの
後はこれで搬送される。また、ポンプ513、513A
は、それぞれは制御部540の指示に従いレジスト(塗
布液)をコーティングヘッド510、510Aへ送り、
塗布を行うもので、コーティンクヘッド510と510
Aとは互いに金属板110を介して向かい合うように設
けられている。乾燥手段113としては、温風を送風し
ながら所定の温度で乾燥を行うが、できれば、ほぼ密閉
構造として温度、湿度等をコントロールできることが好
ましい。
【0013】次いで、露光手段114にて、金属板11
0の両面から所定のパターン形状をもつパターン版を介
して、レジストの所定の領域にのみ露光する。露光手段
114としては、金属板の表裏にそれぞれ露光するため
のパターン版を密着させ、且つ、表裏のパターン版を正
確に位置合わせできるもので、高圧水銀灯にて露光す
る。
【0014】次いで、現像手段115にて、レジストを
現像して所定形状のカゼインレジストパターンを得る。
(図3(a)) 現像手段115は、チャンバー内で金属板110の両側
からノズルにより所定温度の湯水を流しかけて行う。現
像手段115としては、後述する図6に示す第1のエッ
チング手段に準じた構造で良い。この後、硬膜、水洗、
乾燥手段116にて、カゼインレジストの硬膜処理を行
った後、水洗、乾燥処理を行う。次に、第1のエッチン
グ手段117にて、金属板の両側から第1のエッチング
を行い、貫通孔があかない所定量のエッチングをした
後、エッチングを停止する(図3(b))。そして、エ
ッチング後、水洗、乾燥手段118にて、エッチング液
を除去し、乾燥する。第1のエッチング手段117は、
チャンバー内で、図6(a)、図6(b)に示すよう
に、枚葉の金属板110の上下を搬送ローラ630と搬
送ローラ640とで抑え移動させながら、エッチング液
610を所定圧でノズル(スプレー)620から金属板
110へ吹きかけるもので、金属板110を略水平にし
ながら金属板の上下からエッチング液を所定の圧で吹き
かける。ノズルは、エッチングが均一にはいるように、
所定の位置に、複数設け、且つ、金属板110の進行方
向に直交する方向に所定の角度で所定の周期にて首を振
るようにして吹きつけるものが好ましい。尚、搬送ロー
ラ640はバネ650によりローラ支持板641を介し
て金属板110を所定の圧で押し、搬送ローラ630と
搬送ローラ640間に金属板110を挟むようになって
いる。このように上下の搬送ローラで、挾み込むように
押圧すると、金属板がばたつかずに高精細なエッチング
加工ができる。さらに、上のローラを金属板110の端
又はヘリ部のみを抑える構造、例えばコロにすると金属
板110上面のエッチングのはけ具合がよくなり、エッ
チング加工精度が向上する。また、このコロは金属板の
幅により移動可能としておくと良い。尚、図6(c)
に、図6(b)の搬送ローラ630に代え、コロ631
を用いた場合の図を示しておく。水洗は、チャンバ内に
て、ノズルにて水を吹きかけるもので、十分水を除去し
た後、チャンバー内で、熱風(ヒータ)にて乾燥するも
のである。
【0015】第1のエッチング手段117、水洗、乾燥
手段118は、図7に示すように、配置され、各手段の
動作は、制御部680により制御されている。センサ6
70は金属板110が第1のエッチング手段117の手
前に設けられ、エッチングすべき金属板110が通過す
るタイミングをとらえ、金属板110がエッチングされ
るべき位置にあるタイミング算出して、制御部680は
ノズル620へポンプを介してエッチング液を供給して
エッチングを開始する。そして、金属板110が乾燥手
段118Bを通過した後、センサ671にて通過を確認
された後、引き続く処理を必要としない場合には、第1
のエッチング手段117、水洗手段118A、乾燥手段
118Bは動作を停止する。例えば、図11(b)に示
すように、タイミング制御する。図11(b)は5枚の
金属板を処理する場合であり、センサ670、センサ6
71における数値は処理する金属板の番号であり、番号
順に処理するものである。1番目の金属板が検知され、
初めてセンサ671がONになりOFFなる際にエッチ
ング手段117のエッチング液用ポンプ(図示していな
い)が動作し、これにt1 の遅延時間をおいて水洗手段
118Aの水洗用ポンプ(図示していない)が動作する
さらに、水洗ポンプが動作するとこの時間からt2 の遅
延時間をおいて、乾燥手段118Bが動作する。引続き
2番目〜5番目の金属板が検知されるが、センサ671
で5番目の金属板が検知されるまで、各処理の動作状態
は継続される。そして、センサ671により5番目の金
属板が検知された後、第1のエッチング手段117のエ
ッチング液用ポンプ、水洗手段118Aの水洗用ポンプ
の動作は停止され、それからt3 の遅延時間をおいて乾
燥手段の動作が停止される。尚、タイミングの制御の仕
方や遅延時間は適宜変えると良い。
【0016】次に、エッチング抵抗層塗布手段119に
て、金属板110の一方のエッチング孔に耐エッチング
性のあるエッチング抵抗層を埋め込む。(図3(c)) エッチング抵抗層塗布手段119は、図8(a)に示す
ように、コーティングヘッド810を用い、耐エッチン
グ性のあるホットメルト型ワックス(ザ・インクテック
社製の酸ワックス、型番MR−WB6)等をエッチング
孔に埋め込み、後述する2回目のエッチングに対するエ
ッチング抵抗層とするものである。尚、エッチング抵抗
層を、埋め込まれた金属板の面全面を覆うようできるも
のが好ましい。エッチング抵抗層塗布手段119として
は、図8(b)に示すように、第1のコーティングヘッ
ド820A、第2のコーティングヘッド820Bを持
ち、初めに第1のコーティングヘッド820Aにより、
エッチング孔824にエッチング抵抗層822を埋め込
み、これを押し込み部材825で確実に押し込み、且
つ、平坦状にした後、第2のコーティングヘッド820
Bにて全面に塗布する方式のものでも良い。この方式の
ものは図8(a)に示すものに比べ、エッチング抵抗層
822の孔部への充填を確実にするとともに、全体の被
膜も確実なものとできる。尚、図8(a)、図8(b)
において、コーティングヘッドと対向する金属板110
の反対側の位置、押し込み部材825と対向する金属板
110(リードフレーム素材)の反対側の位置には、こ
れらからの圧に対向できるように支持ローラ(813、
823A、823B、823C)が設けられている。
【0017】次いで、第2のエッチング手段120によ
り、金属板110のエッチング抵抗層が埋め込まれてい
ない面側から金属板110をエッチングする2回目のエ
ッチングを行い、金属板110を貫通させる。(図3
(d)) 第2のエッチング手段120は、第1のエッチング手段
と同様で、チャンバー内で、ノズルからエッチング液を
吹きかけるものである。次いで、水洗手段121にて、
エッチング液を除去した後、剥膜手段122にて、カゼ
インレジスト、エッチング抵抗層を除去し、水洗乾燥手
段123にて洗浄し、乾燥して、図2に示すリードフレ
ームを得る。(図3(e)) 水洗手段121はノズルにより水を吹きかけるもので、
剥膜手段122は槽内にアルカリ溶液を貯めて、この中
に金属板110を通すもので、アルカリ可溶のエッチン
グ抵抗層とカゼインレジストの剥膜を行うものである。
水洗乾燥装置123は、ノズルにより水を吹きて洗浄
し、熱風(ヒータ?)にて乾燥するものである。
【0018】上記実施例の装置においては、図3に示す
エッチング方法に代え、図4に示すエッチング方法を用
いても良い。尚、図4も図3に相当する位置でのエッチ
ング工程を示すものである。図4に示すエッチング加工
方法は、第1回目のエッチング工程までは、図3に示す
方法と同じであるが、エッチング抵抗層380を第二の
凹部360側に埋め込んだ後、第位置の凹部350側か
ら第2回目のエッチングを行い、貫通させる点で異なっ
ている。但し、第1回目のエッチングにて第二開口部3
40からのエッチングを十分行っておく。図3や図4に
示す方法のようにエッチングを2段階にわけて行う方法
を、一般には2段をエッチング加工方法と言っており、
特に、微細加工に有利な加工方法である。図3や図4に
示す方法の場合は、2段エッチング加工方法と、パター
ン形状を工夫することにより部分的にリードフレーム素
材を薄くしながら外形加工する方法とが共に用いられて
いる。図3、図4に示すエッチング加工方法によるイン
ナーリード先端薄肉部210Aの微細加工は、第二の凹
部360の形状と、最終的に用いられるインナーリード
先端薄肉部の厚さtに左右されるもので、例えば、板厚
tを50μmまで薄くすると、図3(e)に示す平坦幅
W1を100μmとして、インナーリード先端薄肉部2
10Aのピッチpが0.15mmまで微細加工可能とな
る。板厚tを30μm程度まで薄くし、平坦幅W1を7
0μm程度とすると、インナーリード薄肉部210Aの
ピッチpが0.12mm程度まで微細加工できるが、板
厚、平坦幅W1のとり方次第ではインナーリード先端薄
肉部210Aのピッチpは更に狭いピッチまで作製可能
となる。
【0019】次いで、本実施例における位置制御手段
を、図9に基づいて説明する。図9(a)は位置制御手
段の平面図を、図9(b)は側面図を示している。図9
において、矢印は金属板の進行する方向を示し、金属板
110Aは、位置制御される前の状態を示し、金属板1
10Bは位置制御手段により位置制御された後の状態を
示している。図9中、910は第1の位置決め部材、9
20は第2の位置決め部材、930は搬送ローラを示し
ている。尚、矢印は金属板の進行方向を示し、一点鎖線
は金属板の板進行方向に直交する幅の中心が通るべき所
定の位置を示している。図9に示すように、位置制御手
段は、金属板の挾み、且つ、金属板が進む方向に間隔が
漸次狭くなり進行方向の最終位置で略金属板の幅で所定
の位置に配置された、一対の対向して板材910A、9
10Bからなる第1の位置決め部材910と、第1の位
置決め部材910により位置決めされた金属板を進行方
向に対して位置を保持するように、金属板の両端を回転
しながら抑える一対の回転ローラ920A、920Bか
らなる第2の部材920とを持つ。図9(a)に示すよ
うに、金属板の進行方向に対して直交する方向に、所望
の位置からDだけズレた金属板110Aは、第1の位置
決め部910の板材910Aに沿い、その位置を次第に
所望の位置に近づけながら進行する。そして、第2の位
置決め部材910のE1、E2を通り、金属板の先端
は、一対の回転ローラ920A、920Bに挟まれ、所
望の位置を保持するように進行する。尚、点線は第1の
位置決め部材910により位置制御されている時の状態
を示している。
【0020】次に、上記実施例によって作製されるリー
ドフレームについて、図2に基づいて説明する。図2に
示すように、インナーリード210の先端は、リードフ
レームの素材の厚さより薄肉に形成され、それ以外の部
分はリードフレームの素材に形成されている。インナー
リード先端薄肉部210Aは、既に述べたように、図3
(b)に示すように1回目のエッチングにより、薄肉と
して、図3(d)に示すようにエッチング抵抗層を埋め
た状態で2回目のエッチングにより貫通されるため、高
精細な加工が可能で、これにより、図2に示すリードフ
レー200は、インナーリードの狭ピッチ化に対応で
き、半導体素子の多端子化に対応できるものである。具
体的には、リードフレーム素材の厚さを0.15mmと
した場合に、インナーリード先端薄肉部310Aの厚さ
tは40μmとすることができ、インナーリードピッチ
を0.12mmとすることができた。また、図2(c)
に示すように、インナーリード先端薄肉部210Aの断
面は、エッチングによる平坦面210Abとリードフレ
ームの素材の面をもち、しかも、エッチング面210A
c、210Abがリード側に凹んだ形状であるため、ボ
ンディングの平坦幅を大きくとれる構造となっている。
また、インナーリード先端薄肉部210Aを除き、アウ
ターリード230他がリードフレーム素材と同じ厚さに
形成されているため、半導体装置に用いられ回路基板に
実装される際には、インナーリード210の狭ピッチ化
を達成するとともに、リードフレーム200全体を強固
なものとしている。
【0021】更に、図2に示す、インナーリード210
の先端をリードフレーム素材よりも薄肉としたリードフ
レーム200を用い、1例として、図10に示すLOC
タイプの半導体装置を作製した場合について、簡単に説
明する。図10に示す半導体装置は、半導体素子101
0の1面側をダイパッド1021からインナーリード1
022にかけて搭載したもので、半導体素子1010の
リードフレーム側面の、ダイパッド1021とインナー
リード1022との間に電極パッド1011を設けてお
り、電極パッド1011とインナーリード先端薄肉部2
10Aとをワイヤ1030にてボンディングして電気的
に結線したものである。図10に示すような、LOCタ
イプの半導体装置1000は、図13に示す半導体装置
1300の場合のように、半導体素子1310周辺のイ
ンナーリード1322側が限定されることないため、電
極パッド1011の数を多くとれるものであるが、図2
に示すリードフレームの場合は狭ピッチ化が可能である
ため、このような構造にも対応できる。
【0022】
【発明の効果】本発明のリードフレームの製造装置は、
上記のように、リードフレームの高精細化、多ピン化に
対応でき、且つ、実装にも耐えるリードフレームの外形
加工を、枚葉の金属板を素材として一貫して行えるエッ
チング加工装置の提供を可能としている。結果として、
樹脂封止型半導体装置、特にQFP、TQFPの多端子
化、高集積度化に対応できるものとしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のリードフレームの製造装置の概略構
成図
【図2】実施例装置により作製されるリードフレームの
【図3】実施例装置におけるリードフレーム製造工程を
説明するための断面図
【図4】実施例装置におけるリードフレーム製造工程を
説明するための断面図
【図5】レジストコーティング手段の概略図
【図6】エッチング手段の概略図
【図7】エッチング手段、水洗、乾燥手段の動作を説明
するための図
【図8】エッチング抵抗層コーティング手段の概略図
【図9】位置制御手段の概略図
【図10】本実施例装置にて作製された半導体装置の断
面図
【図11】タイミング図
【図12】従来のエッチング方法を説明するための図
【図13】半導体装置とリードフレームを説明するため
の図
【符号の説明】
110 金属板 111 前処理手段 112 レジストコーティン
グ手段 113 乾燥手段 114 露光手段 115 現像手段 116 硬膜、水洗、乾燥手
段 117 第1のエッチング手
段 118 水洗乾燥手段 118A 水洗手段 118B 乾燥手段 119 エッチング抵抗層塗
布手段 120 第2のエッチング手
段 121 水洗手段 122 剥膜手段 123 水洗乾燥手段 200 リードフレーム 210 インナーリード 210A インナーリード先端
薄肉部 220 ダイパッド 230 アウターリード 240 ダムバー 250 フレーム(枠部) 310 リードフレーム素材 320A、320B レジストパターン 330 第1の開口部 340 第2の開口部 350 第一の凹部 360 第二の凹部 370 平坦部 380 エッチング抵抗層 510、510A コーティングヘッド 511 搬送ローラ 512 搬送コロ 513、513A ポンプ 520 乾燥装置 530、531 センサ 540 制御部 550 レジスト 610 エッチング液 611 水洗用水 620 ノズル(スプレー) 621 配管 630、640 搬送ローラ 631 コロ 641 ローラ支持板 650 バネ 660A、660B、660C チャンバー 670、671 センサ 680 制御部 810 塗布ヘッド 820A 第1の塗布ヘッド 820B 第2の塗布ヘッド 811、821 レジスト層 812、822 エッチング抵抗層 813、823A、823B、723C 支持ローラ 814、824 孔部 825 押し込み部材(へ
ら) 910 第1の位置決め部材 910A、910B 板材 920 第2の位置決め部材 920A、920B 回転ローラ 930 搬送ローラ 1000 半導体装置 1010 半導体素子 1011 電極(パッド) 1021 ダイパッド 1022 インナーリード 1023 アウターリード 1030 ワイヤ 1040 樹脂 1210 リードフレーム 1220 フォトレジスト 1230 レシストパターン 1240 インナーリード 1300 半導体装置 1310 半導体素子 1311 電極(パッド) 1320 単層リードフレーム 1321 ダイパッド部 1322 インナーリード 1323 アウターリード 1324 ダムバー 1325 フレーム(枠)部 1330 ワイヤ 1340 樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/306 H01L 21/306 R

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枚葉の金属板を素材として、これをロー
    ラ等により連続的ないし間欠的に移動させながら、リー
    ドフレームをエッチングにより外形加工する装置であっ
    て、少なくとも、順に、金属板の表裏にレジスト膜を形
    成するレジストコーティング手段と、金属板の表裏に形
    成されたレジスト膜を乾燥する乾燥手段と、乾燥された
    レジスト膜に対し、金属板の表裏でそれぞれ所望の領域
    に露光する露光手段と、露光されたレジスト膜を現像す
    る現像手段と、金属板の表面およびまたは裏面から現像
    されたレジスト膜を耐エッチングマスクとして、金属板
    をエッチングし、金属板を貫通させずに所定量だけエッ
    チング加工した後にエッチングを止める第1のエッチン
    グ手段と、金属板のエッチング加工により形成された表
    裏面のいずれか一方の加工孔にエッチング抵抗層を埋め
    込み塗布するエッチング抵抗層塗布手段と、金属板のエ
    ッチング抵抗層を埋め込んだ側でない面より金属板をエ
    ッチングする第2のエッチング手段とを有し、少なくと
    も、前記レジストコーティング手段、第1のエッチング
    手段、エッチング抵抗層塗布手段、第2のエッチング手
    段には、枚葉の金属板の位置を制御する位置決め機構を
    設けており、且つ、少なくとも、レジストコーティング
    手段、第1のエッチング手段、エッチング抵抗層塗布手
    段、第2のエッチング手段には、その動作のタイミング
    を制御するタイミング制御手段を設けていることを特徴
    とするリードフレームのエッチング加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の位置決め機構は、金属板をそ
    の間に通して所定の位置に誘導するための一対の対向し
    た板材からなる第1の位置決め部材と、第1の位置決め
    部材により所定の位置に誘導されたれた金属板の位置を
    保持する一対のローラからなる第2の位置決め部材とか
    らなり、前記一対の対向した板材は、金属板が進む方向
    に漸次その間隔を狭くし、進行方向の最終位置で略金属
    板の幅で所定の位置に配置されているもので、前記一対
    のローラは金属板の両端を回転しながら抑えるものであ
    ることを特徴とするリードフレームのエッチング加工装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2のレジストコーティン
    グ装置は、レジスト液を吐出するダイコータ等のコーテ
    ィングヘッドにより、金属板の両面からレジストを塗布
    する方式のものであることを特徴とするリードフレーム
    のエッチング加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の第1のエッチング手
    段ないし第2のエッチング手段は、金属板の表裏面を挾
    み金属板を搬送する一対の搬送ローラと、該一対の搬送
    ローラ間に金属板を所定の圧で押圧する押圧部を設けて
    いることを特徴とするリードフレームのエッチング加工
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100246585B1 (ko) * 1997-07-21 2000-03-15 유무성 비지에이 반도체 리이드프레임과 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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