JPH09127960A - カラオケ選曲装置及びバーコード印刷出力装置 - Google Patents

カラオケ選曲装置及びバーコード印刷出力装置

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Publication number
JPH09127960A
JPH09127960A JP7281880A JP28188095A JPH09127960A JP H09127960 A JPH09127960 A JP H09127960A JP 7281880 A JP7281880 A JP 7281880A JP 28188095 A JP28188095 A JP 28188095A JP H09127960 A JPH09127960 A JP H09127960A
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JP
Japan
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music
karaoke
selecting
song
music selection
Prior art date
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Pending
Application number
JP7281880A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Urano
隆好 浦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
Priority to JP7281880A priority Critical patent/JPH09127960A/ja
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自分の所望する曲を簡単な操作で登録してお
くことができ、個人所有にも適しており、使い勝手を向
上させたカラオケ選曲装置を提供する。 【解決手段】 液晶表示盤52に表示された「削除・変
更・追加」の3項目のうち、「追加」を選択すると、C
PUは、液晶表示盤52に「追加したい曲番号を入力し
て下さい」と表示させる。そして、テンキー部61によ
って、曲番号が入力され、確定キー69を押下すること
により、そのデータがRAMの選曲用データ記憶領域に
追加登録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指定された曲の演
奏データに基づいてカラオケ演奏を行なうカラオケ装置
に対して曲識別情報を送信してリクエストをするための
カラオケ選曲装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラオケの選曲装置は、曲を指定
するための識別情報(曲番号を示すコード等)自体は記
憶しておらず、識別情報すなわち選曲番号を利用者がテ
ンキー等を操作して直接入力することにより選曲を行っ
ていた。
【0003】選曲番号のみを入力する場合には、曲名と
選曲番号との対応関係を記載したいわゆる早見本を利用
者が参照して選曲行為を行っていた。選択できる曲数が
1万曲以上もあるような場合、たとえ50音順に配列さ
れていても、同じ頭文字(例えば「あ」)で始まる曲数
も相当あり、そのなかから希望する曲を見つけ出すには
それなりの時間が必要である。また、新曲が登録される
都度、早見本を作成し直さなければならず、印刷経費の
増大及び紙資源の大量消費にもつながってしまう。
【0004】このような点を鑑み、カラオケ選曲装置に
予め全ての曲に対する識別情報をリストとして記憶させ
ておき、利用者がその識別情報リストを検索して所望の
選曲番号を探し出し、それをカラオケ装置に転送して選
曲を行うようにしたものが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】カラオケ選曲装置は基
本的にカラオケ装置本体の付属品であり、通常は1台の
カラオケ装置本体について配備されている選曲装置は2
〜3台程度である。そのため、各人がリクエストしたい
ときにすぐにリクエストすることができるようにするた
めには利用者各人がカラオケ選曲装置を1台ずつ持つよ
うにする必要がある。
【0006】しかしながら、カラオケ選曲装置内に全て
の曲識別情報を蓄積する方式では、1万曲以上というよ
うな大量の曲に対するデータを記憶しておく必要がある
ので記憶容量の大きなメモリが必要となり、また、多く
の選択候補の中から選択するためには表示装置の面積も
大きなものが必要となる等、カラオケ選曲装置のサイズ
の小型化や低コスト化の面で問題がある。そして、その
ような問題のため、利用者各人が1台ずつ所有するとい
う面でも不利である。
【0007】また、自分のよく歌う曲だけを選択して予
め登録しておくことも考えられるが、その登録する際
に、いちいち曲番号を入力しなくてはならず面倒であ
る。、本発明は、上述した問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、自分の所望
する曲を簡単な操作で登録しておくことができ、個人所
有にも適しており、使い勝手を向上させたカラオケ選曲
装置を提供することを第1の目的とする。
【0008】また、そのカラオケ選曲装置にて読み取り
可能なバーコードを印刷出力することのできる装置を提
供することを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記第1
の目的を達成するために成された請求項1に記載のカラ
オケ選曲装置は、曲の識別情報を含む選曲用データを記
憶しておく選曲用データ記憶手段と、該選曲用データ記
憶手段に記憶された選曲用データを表示するための表示
手段と、該表示手段に表示された選曲用データの中から
任意のものを選択する選択手段と、該選択手段によって
選択された選曲用データの内の前記曲識別情報を、指定
された曲識別情報に対応する演奏データに基づいてカラ
オケ演奏を行なうカラオケ装置に対して送信する送信手
段とを備え、前記カラオケ装置とは別体のカラオケ選曲
装置であって、バーコード化された選曲用データを読み
取り可能なバーコード読取手段と、該バーコード読取手
段によって読み取った選曲用データを、前記選曲用デー
タ記憶手段に新規に記憶させる新規登録手段とを備えて
いることを特徴とする。
【0010】上記構成を有する本カラオケ選曲装置は、
選曲用データ記憶手段に記憶された選曲用データを表示
手段に表示させることができ、その表示された選曲用デ
ータの中から選択手段によって任意のものを選択する
と、送信手段が、その選択された選曲用データの内の曲
識別情報を、指定された曲識別情報に対応する演奏デー
タに基づいてカラオケ演奏を行なうカラオケ装置に対し
て送信する。
【0011】このようにして、カラオケ装置に対してカ
ラオケ曲のリクエストができるのであるが、次のように
選曲用データ記憶手段に選曲用データを記憶させること
ができる。すなわち、バーコード化された選曲用データ
をバーコード読取手段で読み取ることができ、新規登録
手段は、そのバーコード読取手段によって読み取った選
曲用データを、選曲用データ記憶手段に新規に記憶させ
ることができる。
【0012】そのため、例えば、早見本において番号や
文字で記載された選曲用データに加えてバーコード化し
たものを印刷しておけば、その選曲用データをバーコー
ド読取手段で読み取って新規に記憶させることができ
る。このように新しい選曲用データを登録させる場合の
操作が非常に簡単になる。そして、一度読み取ったもの
は、次回の選曲操作においては、表示手段に表示させた
中から選択するだけでよいので、非常に簡便になる。
【0013】これにより、カラオケ装置1台につきカラ
オケ選曲装置を1台あるいは2台ということではなく、
利用者各人が1台ずつ持ち、各人がリクエストしたいと
きにすぐにリクエストすることができるようになる。そ
して、各カラオケ選曲装置はカラオケ装置において演奏
可能な全ての曲についての選曲用データを記憶する必要
がなく、各人が必要とする選曲用データだけを記憶して
おけばよいので、メモリの記憶容量もそう大きく設定し
なくてもよい。そのため、小型化・低コスト化が図ら
れ、各人が所有しておくのに負担が少ない。
【0014】また、請求項2に示すように、少なくとも
前記曲の識別情報を含む選曲用データを手入力するため
の手入力手段を備え、前記新規登録手段は、該手入力手
段によって入力された選曲用データも、前記選曲用デー
タ記憶手段に新規に記憶可能に構成してもよい。上述し
たようにバーコードから読み取ることが基本であるが、
バーコード化されていない場合には、読み込めなくなる
ので、その場合にはこの手入力手段を用いればよい。そ
して、この場合にも記憶されるので、次回からは手入力
する必要がなくなる。特に、新曲が登録されて間もない
場合で、バーコードが印刷された早見本が準備されてい
ない場合等に有効である。
【0015】また、請求項3に示すように、前記選択手
段によって選択された選曲用データの履歴を記憶してお
く選曲履歴記憶手段と、該選曲履歴記憶手段に記憶され
た履歴に基づき、前記選曲用データを、その選択回数が
多い順あるいは選択時期が新しい順に前記表示手段に一
覧表示させる表示制御手段とを備えるようにしてもよ
い。この場合には、選曲履歴記憶手段が、選択手段によ
って選択された選曲用データの履歴を記憶しており、表
示制御手段が、その履歴に基づき、選曲用データを、そ
の選択回数が多い順あるいは選択時期が新しい順に表示
手段に一覧表示させることができる。
【0016】このように、選択回数が多い順あるいは選
択時期が新しい順に一覧表示させれば曲を選択する際に
便利である。つまり、選択回数が多いということは、自
分の得意な曲(いわゆる十八番)であることが多く、ま
た選択時期が新しいということは、最近よく歌っている
曲であるため、歌いたい曲を早く見つけるのに役立つこ
ととなる。
【0017】また、請求項4に示すカラオケ選曲装置
は、表示手段に一覧表示された選曲用データの中から選
択手段によって選択された任意の選曲用データを、選曲
用データ記憶手段から削除する削除手段を備えている。
この削除手段によって不要となった選曲用データを削除
していけば、記憶容量が小さいメモリであっても、自分
の希望する曲だけを記憶させておくことができる。これ
はカラオケ選曲装置の小型化・低コスト化につながり、
結果として各人が所有しておくのに好ましい。
【0018】また、請求項5に記載の発明は、前記カラ
オケ選曲装置から得た選曲履歴またはカラオケ装置から
得た演奏履歴に基づいて、当該選曲履歴あるいは演奏履
歴に対応する選曲用データをバーコード化して印刷出力
可能なバーコード印刷出力装置である。
【0019】いわゆる早見本において、選曲用データを
バーコード化したものを記載しておくことが望ましいこ
とは上述した。それ以外にも、例えばカラオケボックス
等の料金を徴収して他人にカラオケを使用させるような
場合には、本バーコード印刷出力装置を使用して、料金
明細書(いわゆるレシート)等に自分達が歌った曲のバ
ーコードを印刷することが考えられる。つまり、カラオ
ケボックス等において複数人でカラオケを楽しんだ場
合、そのボックスの利用者に対し、精算を行う場合にそ
こで歌った曲の選曲用データをバーコード化してレシー
トとして利用者に渡せば、各利用者は、上記カラオケ選
曲装置を用いて、自分が歌っていない曲でも気に入った
曲があればレシートから選曲用データを入力することが
できる。このように、カラオケ選曲装置を有効に利用す
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例
であるカラオケ選曲装置の外観図である。本カラオケ選
曲装置50は、個人が所有するための利便を考慮して薄
いカード型にされており、そのケースには表示手段とし
ての液晶表示盤52、「0〜9」の数字を入力可能なテ
ンキー部61、読込キー63、選曲キー65、編集キー
67及び確定キー69からなるキー群60、バーコード
読取手段としてのバーコード読取部55、送信手段とし
ての通信部78を備えている。
【0021】上述したテンキー部61は、液晶表示盤5
2に表示された複数の項目の中から所定のものを選択す
るためのカーソル移動を指示するカーソルキーとしても
機能する。本実施例では、テンキー部61の数字「2」
が上方への移動、数字「8」が下方への移動、数字
「4」が左方への移動、数字「6」が右方への移動をそ
れぞれ指示するように構成されている。もちろん、別途
カーソルキーを設けてもよいが、なるべくキーの総数を
減らす方がカラオケ選曲装置50の小型化のために有利
であるので、本実施例ではそのようにしてある。また、
同様に、上述したキー群60はいわゆるシートキーボー
ド状にされており、カラオケ選曲装置50自体がなるべ
く厚くならないように工夫してある。
【0022】次に、図2を参照してカラオケ選曲装置5
0の電気的構成についてさらに説明する。カラオケ選曲
装置50は、制御手段としてのCPU70、そのCPU
70で使用されるプログラム等を記憶する記憶手段とし
てのROM72、選曲用データ記憶手段としての選曲用
データ記憶領域及び選曲履歴記憶手段としての選曲履歴
記憶領域を備えるRAM74が備えられており、これら
はバスライン76により互いに接続されている。また、
バスライン76にはカラオケ装置30の通信制御装置3
2との間で無線通信を実行可能な通信部78が接続され
ている。
【0023】CPU70には上述のキー群60が接続さ
れており、キー群60を介して入力された各種指令等を
CPU70に入力できる。また、液晶ドライバ82には
上述した液晶表示盤52が接続されており、液晶ドライ
バ82は、CPU70から送出される指令およびデータ
に従って液晶表示盤52を駆動し、表示させることがで
きる。さらに、バーコード読取部55もCPU70に接
続されており、バーコードから読み取ったデータをRA
M74に記憶させることができるように構成されてい
る。
【0024】続いて、このカラオケ選曲装置50を利用
してカラオケリクエストを行なう対象であるカラオケ装
置30について図3を参照して説明する。カラオケ装置
30は、各種の演算処理が可能でカラオケ装置30の各
部を制御するための制御手段としての中央制御装置3
1、カラオケ装置30の外部との無線通信を実行するた
めの通信手段としての通信制御装置32、カラオケ曲デ
ータや中央制御装置31の動作プログラム等を格納する
ための記憶手段としてのハードディスク33、中央制御
装置31によりハードディスク33から読み出されて転
送されてくるディジタルデータをアナログの演奏信号に
変換する演奏音再生回路34、演奏音再生回路34から
送られてくる演奏信号を電気的に増幅しマイクロフォン
43を介して入力される音声と適度な割合でミキシング
し、スピーカ44に出力するミキサアンプ35、カラオ
ケ曲データに含まれる歌詞データを背景映像用の背景映
像データと合成して表示手段としてのテレビモニタ45
に表示させる画面表示制御装置36、カラオケ装置30
に各種指示入力を行うための入力手段としての多目的入
力キー38等を備えている。
【0025】ハードディスク33には、予め数千曲程度
のカラオケ曲データが記憶されている。1曲分のカラオ
ケ曲データは、曲同士を識別するための識別情報である
曲番号データと、実体情報とから構成されている。この
内の実体情報は、伴奏音楽の情報であるMIDI(Musi
cal Instrument Digital Interface)規格の演奏データ
および歌詞を文字表示するための歌詞データを含み、曲
に対応した映像情報を符号化した背景映像データが含ま
れることもある。
【0026】このカラオケ装置30においては、利用者
は、前述の多目的入力キー38を操作することにより、
リクエスト曲を入力できるが、カラオケ装置30とは別
体の前記カラオケ選曲装置50を介してもリクエストす
ることができる。続いて、本実施例のカラオケ選曲装置
50の動作について説明する。
【0027】上述したように、本実施例のカラオケ選曲
装置50は、キー群60の中に読込キー63、選曲キー
65及び編集キー67を備えており、それぞれを押下す
る事によって、バーコードの読込処理、リクエストした
い曲を指定する選曲処理及びデータの編集を行なう編集
処理を実行することができる。これらの処理について図
5〜図8のフローチャートを参照して説明する。図5は
カラオケ選曲装置50におけるメイン処理、図6は読込
処理、図7は編集処理、図8は選曲処理をそれぞれ示す
フローチャートである。
【0028】図5のメイン処理においては、まずステッ
プS10にて読込キー63が押下されたか否かを判断
し、押下されていればS20へ移行して読込処理を実行
する。一方、読込キー63の押下でない場合は(S1
0:NO)、S30へ移行して編集キー67が押下され
たか否かを判断し、押下されていればS40へ移行して
編集処理を実行する。また、編集キー67の押下でない
場合は(S30:NO)、S50へ移行して選曲キー6
5が押下されたか否かを判断し、押下されていればS6
0へ移行して選曲処理を実行する。
【0029】なお、S50にて選曲キー65も押下され
ていないと判断された場合はS10へ戻る。また、S2
0での読込処理、S40での編集処理、S60での選曲
処理が終了した後はそれぞれS10へ戻る。続いて、S
20での読込処理の詳細について図6を参照して説明す
る。
【0030】読込キー63が押下されるとこの読込処理
が実行されるのであるが、具体的には、読込キー63が
押下されるとバーコード読取部55が作動してバーコー
ドを読取可能になる。そこで、この状態でバーコード読
取部55を図4に示すようなバーコードに近づければ読
み取ることができるようになる。
【0031】したがって、S110で早見本やレシート
等に印刷されたバーコードを読み取り、S120ではそ
の読み取ったバーコードに対応する曲データをRAM7
4の選曲用データ記憶領域に記憶させる。続くS130
では液晶表示盤52に確認表示をして本処理を一旦終了
して図5のS10へ移行する。この確認表示は、実際に
読み取ったか否かを使用者が確認するためのものであ
り、例えばその読み取った曲番号と曲名程度を表示する
ようにする。もちろん曲番号だけでも構わない。
【0032】上記S110では早見本やレシート等に印
刷されたバーコードを読み取る旨を説明したが、このバ
ーコードは図4に示すように印刷されている。すなわ
ち、図4(A)に示すものはいわゆる早見本であり、従
来と同様に曲番号と曲名等が記載されている。したがっ
て、この曲番号を直接カラオケ装置30の多目的入力キ
ー38を介して入力してもリクエストは可能である。そ
してこの早見本は、その曲番号と曲名等に加えてそれら
の情報をバーコード化したものも印刷されているのであ
る。したがって、このバーコードを読み取れば、それだ
けで曲番号や曲名等の情報をカラオケ選曲装置50が取
り込むことができるのである。なお、例えば早見本には
同じ曲名の場合の区別や曲内容の特定のために、その歌
い出しの歌詞を記載しているものも多いが、バーコード
化するものとしては最低限曲番号と曲名があれば十分で
ある。もちろん、液晶表示盤52がその歌い出しの歌詞
も表示できるサイズであれば、それもバーコード化して
おいてもよい。
【0033】また、図4(B)に示すものは、例えばカ
ラオケボックス等において複数人でカラオケを楽しんだ
場合、そのボックスの利用者に対し、精算を行う場合の
レシート(料金明細書)等に記載した場合である。もち
ろん、単に自分達が歌った曲の実績をバーコードと共に
印刷するだけでもよいが、レシートを渡すようなシステ
ムの場合には、それに記載すれば合理的である。
【0034】続いて、S40での編集処理の詳細につい
て図7を参照して説明する。編集キー67の押下によっ
て移行した本編集処理においては、まずS210にて編
集項目の一覧表示を行なう。本実施例の場合には削除・
変更・追加の3種類が設定されており、この項目を液晶
表示盤52に表示するのである。そして、上述したよう
に、テンキー部61の数字「2,4,6,8」がカーソ
ルキーとしても機能するので、これを操作して所望の項
目にカーソルを移動させることができる。そして、カー
ソルを所望の位置に移動させた後で確定キー69(図1
参照)を押下するとその項目に確定する。これで選択完
了となり、それをS220で判断している。
【0035】選択が完了すると( S220:YE
S)、S230へ移行しその項目を判断する。「削除」
であればS240へ移行し、「変更」であればS270
へ移行し、「追加」であればS300へ移行する。各処
理について順番に説明する。まず削除の場合には、S2
40にて登録曲データの一覧表示を行なう。これはRA
M74の選曲用データ記憶領域に登録されている選曲用
データを液晶表示部52に一覧表示する。もちろん全て
を一度に表示できない場合には、テンキー部61の数字
「2」や「8」を使用してスクロールさせて順次表示さ
せることができる。
【0036】そして、同じくテンキー部61の数字
「2」や「8」を使用して削除したい選曲用データの位
置にカーソルを移動させ、確定キー69を押下すると選
択対象がその項目に確定する。これをS250で判断し
ており、選択対象が確定すると(S250:YES)、
S260へ移行しその選択された選曲用データをRAM
74の選曲用データ記憶領域から削除する。
【0037】S260の処理終了後はS330へ移行す
る。一方、変更の場合には、S270にて登録曲データ
の一覧表示を行ない、S280で選択されるのを待つ。
これは上記S240,S250の処理と同じなので説明
は省略する。こうして選択対象が確定すると(S28
0:YES)、S290へ移行し、その選択された選曲
用データの変更処理を実行する。
【0038】S290での変更処理について説明する。
この変更処理は、曲番号や曲名については当然変更する
ことができず、それ以外の付属情報について変更するも
のである。例えば、どこで歌ったかを記憶させておいた
り、曲の歌い出しの歌詞を記憶させておくメモ情報であ
る。こうして変更された選曲用データはRAM74の選
曲用データ記憶領域に更新登録される。
【0039】S290の処理終了後はS330へ移行す
る。また追加の場合には、S300にて新規データの入
力を促す表示を行なう。この追加は、曲番号を直接入力
するものであり、例えば液晶表示盤52に「追加したい
曲番号を入力して下さい」と表示し、その下に所定の桁
数分(例えば4桁)の空欄を表示すること等が考えられ
る。
【0040】そして、続くS310では入力を待つ。入
力はもちろんテンキー部61によって行なうことができ
る。なお、この場合、間違えて入力した場合に訂正でき
るように、テンキー部61の数字「4」や「6」を使用
してカーソルを移動させて訂正した部分の数字を上書き
できるようにすると共に、確定キー69の押下によって
はじめて入力事項が確定するようにするとよい。
【0041】このようにして所定の曲番号が入力される
と(S310:YES)、S320へ移行し、その入力
された曲番号を選曲用データとしてRAM74の選曲用
データ記憶領域に追加登録する。S320の処理終了後
はS330へ移行する。
【0042】S330では、液晶表示盤52に「続行」
と「終了」の2つの項目を表示し、いずれかの選択を促
す表示をする。再度上述したいずれかの編集を行いたい
場合には「続行」を選択すればよいし、編集処理をこれ
で終了したい場合には「終了」を選択すればよい。S3
40では選択されたか否かを判断する。これも上述の選
択と同様に、テンキー部61のカーソルキー機能によっ
て選択され、確定キー69によって確定されることによ
って選択完了となる。
【0043】S350では、その選択結果が「続行」で
あるか否かを判断し、続行であれば(S350:YE
S)、S210へ戻るが、続行でなければ(S350:
NO)本編集処理を終了し、図5のS10へ移行する。
続いて、S60での選曲処理の詳細について図8を参照
して説明する。
【0044】まずS410においては、RAM74の選
曲用データ記憶領域に登録されている選曲用データを、
その選曲回数が多い順番に一覧表示する。もちろん全て
を一度に表示できない場合には、テンキー部61の数字
「2」や「8」を使用してスクロールさせて順次表示さ
せることができる。なお、ここで選曲回数が多い順番と
しているが、これはRAM74の選曲履歴記憶領域に記
憶された選曲履歴に基づいている。具体的には曲毎の過
去の選曲回数が記憶されており、その回数の多い順にソ
ートして表示するのである。また、この履歴は後述する
S440の処理で記憶されていくものである。
【0045】続くS420では、選択されたかどうかを
判断する。テンキー部61の数字「2」や「8」を使用
して所望の選曲用データの位置にカーソルを移動させ、
確定キー69を押下すると選択が完了する。したがっ
て、選択が完了するとS430へ移行して、その選択さ
れた曲データの内の曲コード(すなわち曲番号を示すデ
ータ)を通信部78を介してカラオケ装置30に出力す
る。
【0046】そしてS440にてその選曲履歴を上述し
たRAM74の選曲履歴記憶領域に記憶するのである。
上述したように、曲毎の選曲回数をカウントして記憶さ
せたりする処理である。S440の処理終了後は、図5
のS10へ移行する。
【0047】以上説明したように、本実施例のカラオケ
選曲装置50によれば、カラオケ装置30に対してカラ
オケ曲のリクエストができるのであるが、バーコード化
された選曲用データをバーコード読取部55で読み取る
ことができ、その読み取った選曲用データを、RAM7
4の選曲用データ記憶領域に新規に記憶させることがで
きる。そのため、例えば、図4(A)に示すような早見
本において曲番号や曲名等の文字で記載された選曲用デ
ータに加えてバーコード化したものを印刷しておけば、
その選曲用データをバーコードから読み取って新規に記
憶させることができる。このように新しい選曲用データ
を登録させる場合の操作が非常に簡単になる。
【0048】そして、一度読み取ったものは、次回の選
曲操作においては、表示手段に表示させた中から選択す
るだけでよいので、非常に簡便になる。そのため、1台
のカラオケ装置30につきカラオケ選曲のための装置を
1台あるいは2台ということではなく、本実施例のカラ
オケ選曲装置50は利用者各人が1台ずつ持ち、各人が
リクエストしたいときにすぐにリクエストすることがで
きるようになる。そして、選択可能な全ての曲について
の選曲用データを記憶する必要がなく、各人が必要とす
る選曲用データだけを記憶しておけばよいので、RAM
74の記憶容量もそう大きく設定しなくてもよい。その
ため、小型化・低コスト化が図られ、各人が所有してお
くのに負担が少ない。
【0049】また、図6に示す編集処理の一部として選
曲用データをテンキー部61を使用して手入力で追加す
ることも可能とされている。上述したようにバーコード
から読み取ることが基本であるが、バーコード化されて
いない場合には、読み込めなくなるので、その場合には
この手入力手段を用いればよい。そして、この場合にも
記憶されるので、次回からは手入力する必要がなくな
る。特に、新曲が登録されて間もない場合で、バーコー
ドが印刷された早見本が準備されていない場合等に有効
である。
【0050】また、図8に示す選曲処理で最初のステッ
プS410にて過去の選曲回数が多い順番に一覧表示さ
せている。このように、選択回数が多い順に一覧表示さ
せれば曲を選択する際に便利である。つまり、選択回数
が多いということは、自分の得意な曲(いわゆる十八
番)であるため、歌いたい曲を早く見つけるのに役立つ
こととなる。
【0051】なお、上記実施例では、選曲回数でソート
したが、それ以外にも選択時期が新しい順番に一覧表示
させてもよい。選択時期が新しいということは、最近よ
く歌っている曲であるため、やはり歌いたい曲を早く見
つけるのに役立つこととなる。場合に、まず過去の選曲
回数でソートするのか選択時期でソートするのかを利用
者が選択できるようにしてもよい。
【0052】また、編集処理の一つとして削除がある、
不要となった選曲用データを削除していけば、RAM7
4の記憶容量が小さいものであっても、自分の希望する
曲だけを記憶させておくことができる。これはカラオケ
選曲装置50の小型化・低コスト化につながり、結果と
して各人が所有しておくのに好ましい。
【0053】また、図4(B)でバーコードを印刷した
レシートを示したが、この場合には、バーコード印刷出
力装置によって印刷・出力される。例えば、カラオケ装
置30から得た演奏履歴に基づいて、その演奏履歴に対
応する選曲用データをバーコード化して印刷出力するの
である。もちろん、レシートの場合には利用料金等も併
せて印刷されることとなる。なお、カラオケ装置30か
ら得た演奏履歴ではなく、各人の所有するカラオケ選曲
装置50から選曲履歴を読み出して行ってもよい。但し
その場合には、その都度各人のカラオケ選曲装置50を
渡してもらって処理を行なう必要があるので面倒である
ため、カラオケ装置30からの演奏履歴に基づく方が現
実的ではある。
【0054】このようにレシート等に自分達が歌った曲
のバーコードを印刷する場合には、特に次のような利点
がある。つまり、カラオケボックス等において複数人で
カラオケを楽しんだ場合、そのボックスの利用者に対
し、精算を行う場合にそこで歌った曲の選曲用データを
バーコード化してレシートとして利用者に渡せば、各利
用者は、カラオケ選曲装置50を用いて、自分が歌って
いない曲でも気に入った曲があればレシートから選曲用
データを入力することができる。このように、カラオケ
選曲装置を有効に利用することができる。
【0055】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、上記実施例で
はカラオケ選曲装置50とカラオケ装置30との間の通
信を無線通信としているが、これを有線通信とすること
もできる。例えば、カラオケ選曲装置50にコネクタ部
を設け、カラオケ装置30との間を通信用コード等で接
続するようにしても使用できる。また、無線通信におい
ても、電波、赤外線、レーザ光線、超音波など任意の媒
介手段を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のカラオケ選曲装置の外観図である。
【図2】 実施例のカラオケ選曲装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【図3】 実施例のカラオケ装置の概要構成を示すブロ
ック図である。
【図4】 (A)はバーコードが印刷された早見本の説
明図、(B)はバーコードが印刷されたレシートの説明
図である。
【図5】 実施例のカラオケ選曲装置におけるメイン処
理を示すフローチャートである。
【図6】 実施例のカラオケ選曲装置における読込処理
を示すフローチャートである。
【図7】 実施例のカラオケ選曲装置における編集処理
を示すフローチャートである。
【図8】 実施例のカラオケ選曲装置における選曲処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
30…カラオケ装置 32…通信制御装置 50…カラオケ選曲装置 52…液晶表示盤 55…バーコード読取部 60…キー群 61…テンキー部 63…読込キー 65…選曲キー 67…編集キー 69…確定キー 70…CPU 74…RAM 76…バスライン 78…通信部 82…液晶ドライバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲の識別情報を含む選曲用データを記憶
    しておく選曲用データ記憶手段と、 該選曲用データ記憶手段に記憶された選曲用データを表
    示するための表示手段と、 該表示手段に表示された選曲用データの中から任意のも
    のを選択する選択手段と、 該選択手段によって選択された選曲用データの内の前記
    曲識別情報を、指定された曲識別情報に対応する演奏デ
    ータに基づいてカラオケ演奏を行なうカラオケ装置に対
    して送信する送信手段とを備え、前記カラオケ装置とは
    別体のカラオケ選曲装置であって、 バーコード化された選曲用データを読み取り可能なバー
    コード読取手段と、 該バーコード読取手段によって読み取った選曲用データ
    を、前記選曲用データ記憶手段に新規に記憶させる新規
    登録手段とを備えていることを特徴とするカラオケ選曲
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラオケ選曲装置にお
    いて、 少なくとも前記曲の識別情報を含む選曲用データを手入
    力するための手入力手段を備え、前記新規登録手段は、
    該手入力手段によって入力された選曲用データも、前記
    選曲用データ記憶手段に新規に記憶可能に構成されてい
    ることを特徴とするカラオケ選曲装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のカラオケ選曲装
    置において、 前記選択手段によって選択された選曲用データの履歴を
    記憶しておく選曲履歴記憶手段と、 該選曲履歴記憶手段に記憶された履歴に基づき、前記選
    曲用データを、その選択回数が多い順あるいは選択時期
    が新しい順に前記表示手段に一覧表示させる表示制御手
    段とを備えていることを特徴とするカラオケ選曲装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のカラオ
    ケ選曲装置において、 前記表示手段に一覧表示された選曲用データの中から前
    記選択手段によって選択された任意の選曲用データを、
    前記選曲用データ記憶手段から削除する削除手段を備え
    ていることを特徴とするカラオケ選曲装置。
  5. 【請求項5】 前記カラオケ選曲装置から得た選曲履歴
    またはカラオケ装置から得た演奏履歴に基づいて、当該
    選曲履歴あるいは演奏履歴に対応する選曲用データをバ
    ーコード化して印刷出力可能なバーコード印刷出力装
    置。
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